JP2919081B2 - 往復式電気かみそり - Google Patents

往復式電気かみそり

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JP2919081B2
JP2919081B2 JP40453290A JP40453290A JP2919081B2 JP 2919081 B2 JP2919081 B2 JP 2919081B2 JP 40453290 A JP40453290 A JP 40453290A JP 40453290 A JP40453290 A JP 40453290A JP 2919081 B2 JP2919081 B2 JP 2919081B2
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正和 喜多
重左エ門 岩崎
秀一 末吉
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は往復式電気かみそり、特
に刃ヘッドが複数設けられているタイプの往復式電気か
みそりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】往復式電気かみそりでは、通常刃ヘッド
が一つだけであり、このために本体ケースを握る手に
は、往復動方向の振動が伝わり、不快感が生じてしま
う。この点を解決するものとして、刃ヘッドを二つと
し、各刃ヘッドにおける互いに平行に配設された一対の
可動刃を逆位相で往復動させることで、往復動方向の振
動が互いに打ち消されるようにしたものがある。
【0003】この場合、各刃ヘッドにおける可動刃に往
復動を行わせるための駆動子を複数個設けて、これら駆
動子に位相の異なる往復動を行わせるわけであるが、本
体におけるこれら駆動子が貫通する部分の防塵(防水)
のためのシール部材には、次のような問題が生じてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、第9図に示
すように、複数の駆動子41,42が挿通される挿通部
73,73をシール部材70に設けた場合、両駆動子4
1,42の動作位相が同じであればさほど問題はないの
であるが、両駆動子41,42の動作位相が180°ず
れていると、図に示すように、ねじれが生じるものであ
り、これが原因でシール部材70に破れが発生してごみ
や毛屑、水が本体内部に侵入してしまうことがある。ま
た髭屑等の清掃の際に、シール部材70が本体内に落ち
込んでしまうことがある。
【0005】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところはシール部材が破れてし
まうようなことがない往復式電気かみそりを提供するに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、往復
駆動される複数の駆動子を備えるとともに、隣接する駆
動子の動作位相がずらされている往復式電気かみそりに
おいて、駆動子が本体を貫通する部分に配設されて各駆
動子が挿通される複数個の挿通部を有する撓み自在なシ
ール部材を備えるとともに、このシール部材は上記挿通
部の間を通る方向の両端部に肉厚が挿通部周辺の肉厚よ
りも厚い厚肉部を有していることに主たる特徴を有して
おり、また両端の厚肉部間をつなぐ肉厚の厚い連結部が
挿通部の間に設けられていること、本体における駆動子
貫通用の開口部に、シール部材における挿通部の間の部
分の下面を受ける桟が設けられていること、更にはシー
ル部材の周縁を本体に固定する押さえ金具がシール部材
における挿通部の間の部分の上面に位置する桟を備え
て、本体側の桟と押さえ金具の桟とでシール部材におけ
る挿通部の間の部分が挟み込まれていることに特徴を有
している。
【0007】本発明によれば、シール部材における厚肉
部の存在が各挿通部の周囲を分離して、各挿通部周囲が
互いに影響を与えることを防ぐために破れの原因となる
ねじれが生じるのを防ぐ。上記連結部を設けた場合に
は、互いに影響を及ぼすことが更に防がれるものであ
り、本体に設けた桟はシール部材の本体内の落ち込みを
防ぎ、押さえ金具に設けられて本体側の桟との間でシー
ル部材を挟む桟は、シール部材における各挿通部を完全
に分離するものとなる。
【0008】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、この往復式電気かみそりは、第2図〜第4図に示
すように、本体2の上端に二つの刃ヘッド1,1が平行
並列に配設されるとともに、本体2の表面に沿って上下
動自在に配設されたトリマーハンドル60の上端にトリ
マー刃6が取り付けられたものとして構成されている。
【0009】本体2の上端に配される上記刃ヘッド1
は、第4図から明らかなように、本体2に対してフレー
ム18と保持枠15とを介して取り付けられるものであ
って、矩形枠状のキャリア10にアーチ状に屈曲させた
外刃12を取り付けたものとして構成されており、そし
て二つの刃ヘッド1,1が矩形枠状の保持枠15の内部
に収められるとともに、第3図に示すように、各刃ヘッ
ド1におけるキャリア10の端面から突設された突起1
1,11が保持枠15に形成された上下に長い長孔16
に夫々係合することで、両刃ヘッド1,1が互いに独立
して上下にフロート自在となっている。図中17は保持
枠15をフレーム18に対して着脱自在に係止するフッ
クである。
【0010】一方、本体2内には取付ベース20を介し
てモータ3とモータ3の回転を往復動に変換する一対の
駆動子41,42とが配設されており、各刃ヘッド1,
1における外刃12の内面に摺接する可動刃13は、平
行並列に配された各駆動子41,42の連結筒部43に
夫々押し上げばね44を介して連結されている。モータ
3による両駆動子41,42の駆動は次のようにしてな
されている。すなわち、第5図に示すように、モータ3
の出力軸には基台31を介して偏心軸32が突設されて
おり、この偏心軸32と駆動子41から突設されたピン
46とがリンク35で連結されている。また上記偏心軸
32の上端には基台33が固着されており、基台33か
ら更に突設された偏心軸34に駆動子42から突設され
たピン47がリンク36で連結されており、モータ3に
よって上記両偏心軸32,34が回転する時、リンク3
5,36は取付ベース20にビス39で両端が固着され
るとともに一方向にのみたわみ易くなっている駆動子4
1,42に往復動を行わせる。尚、両駆動子41,42
の動きが相反する方向となるように、つまり両駆動子4
1,42の往復動の位相が180°異なるように、各偏
心軸32,34の位置を180°ずらすとともに各ピン
46,47の位置を定めている。
【0011】第4図及び第5図において、図中25はフ
レーム18に取り付けられるヒンジ板26を受ける受け
金具、27はヒンジ板26によって本体2に対して一側
端が回動自在に連結されるフレーム18の他端を係止す
るフック、28はこのフック27を付勢するばねであ
る。また第2図中の7はスイッチハンドル、30は電池
である。
【0012】トリマー刃6は前述のように、本体2の表
面に上下スライド自在に配設されたトリマーハンドル6
0の上端に設けられたもので、ここにおけるトリマーハ
ンドル60は、第2図に示すように、上部内面にトリマ
ー刃6における可動刃に連結されたトリマー駆動子62
を軸61で軸支している。このトリマー駆動子62は、
トリマーハンドル60を上動させた時、駆動子42の連
結筒43に取り付けられた継手45に下端の係合部63
が係合して、駆動子42の往復動をトリマー刃6の可動
刃に伝達する。また、トリマーハンドル60はその内面
にクリックばね65が固着されたものとなっており、本
体2表面から突設されたクリック突起との係合でトリマ
ーハンドル60の上下動に対して複数位置においてクリ
ックを発生させ、各位置でのトリマーハンドル60の位
置決め保持がなされる。
【0013】さて、上記一対の駆動子41,42は各連
結筒43,43の部分が本体2の上面開口部を貫通して
本体2の上方に突出し、各連結筒43,43の上端に前
述のように可動刃13,13が取り付けられるわけであ
るが、この本体2における上記開口部には本体2にビス
72で固定される押さえ金具71によって周縁部が固着
されたゴムパッキンからなるシール部材70が配設され
て、上記連結筒43,43はこのシール部材70におけ
る挿通部73,73に夫々挿通されている。
【0014】ここにおけるシール部材70は、上記一対
の挿通部73,73の間を通る方向の両端部に、肉厚が
挿通部73周辺の肉厚よりも厚くなった厚肉部74,7
4を一体に備えたものとなっている。これら厚肉部7
4,74は、挿通部73に夫々挿通された駆動子41,
42が前述のように相反する方向に動く時、一方の挿通
部73の動きが他方の挿通部73に影響を与えてシール
部材70にねじれが生じてしまうことを防ぐ。
【0015】第6図に示すように、両端の厚肉部74,
74間をつなぐ肉厚の厚い連結部75を挿通部73,7
3の間に設けた場合には、挿通部73,73が互いに影
響を及ぼすことが更になくなるものとなる。第7図に示
すように、本体2における駆動子貫通用の開口部に、シ
ール部材70における挿通部73,73の間の部分の下
面を受ける桟201を設けたならば、シール部材70が
本体2内に落ち込んでしまうことがなくなる。特に同図
(b) に示すように、桟201の上面に溝を設けてシール
部材71がこの溝に嵌まるようにしておけば、単に落ち
込みの防止だけでなく、一対の挿通部73,73間の相
互影響の遮断にも有効となる。
【0016】更に第8図に示すように、押さえ金具71
にも桟76を設けて、この桟76と本体2側の桟201
との間でシール部材71に設けた連結部75を上下から
挟むようにすれば、一対の挿通部73,73間の相互影
響の遮断が完全になされることになる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明においては、シール
部材における厚肉部の存在が異なる位相で往復動を行う
各駆動子が挿通されている各挿通部を分離し、各挿通部
周囲が互いに影響を与えることを防ぐために破れの原因
となるねじれが生じるのを防ぐものであり、このために
破れに起因するごみや毛屑、水等の内部侵入がなくなる
ものである。
【0018】そして厚肉部間をつなぐ厚肉の連結部を設
けた場合には、互いに影響を及ぼすことが更に防がれる
ものであり、本体にシール部材の下面を受ける桟を設け
れば、シール部材の本体内の落ち込みを防ぐことがで
き、更に本体側の桟との間でシール部材を挟む桟を押さ
え金具に設ければ、シール部材における各挿通部を完全
に分離して挿通部間の相互影響を完全に遮断し、ねじれ
の発生の原因をなくす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例のシール部材の斜視図である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】同上の横断面図である。
【図4】同上の刃ブロックの分解斜視図である。
【図5】同上の駆動ブロックのブロック斜視図である。
【図6】シール部材の他の実施例の斜視図である。
【図7】更に他の実施例における駆動ブロックの分解斜
視図である。
【図8】別の実施例における駆動ブロックの分解斜視図
である。
【図9】従来例のシール部材の斜視図である。
【符号の説明】
41 駆動子 42 駆動子 70 シール部材 73 挿通部 74 厚肉部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B26B 19/38 B26B 19/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復駆動される複数の駆動子を備えると
    ともに、隣接する駆動子の動作位相がずらされている往
    復式電気かみそりにおいて、駆動子が本体を貫通する部
    分に配設されて各駆動子が挿通される複数個の挿通部を
    有する撓み自在なシール部材を備えるとともに、このシ
    ール部材は上記挿通部の間を通る方向の両端部に肉厚が
    挿通部周辺の肉厚よりも厚い厚肉部を有していることを
    特徴とする往復式電気かみそり。
  2. 【請求項2】 両端の厚肉部間をつなぐ肉厚の厚い連結
    部が挿通部の間に設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の往復式電気かみそり。
  3. 【請求項3】 本体における駆動子貫通用の開口部に、
    シール部材における挿通部の間の部分の下面を受ける桟
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の往復
    式電気かみそり。
  4. 【請求項4】 シール部材の周縁を本体に固定する押さ
    え金具がシール部材における挿通部の間の部分の上面に
    位置する桟を備えて、本体側の桟と押さえ金具の桟とで
    シール部材における挿通部の間の部分が挟み込まれてい
    ることを特徴とする請求項3記載の往復式電気かみそ
    り。
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EP3542975B1 (en) * 2018-03-23 2020-12-30 Braun GmbH Electrically driven device

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