JP2918539B1 - 内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法及びシステム装置 - Google Patents
内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法及びシステム装置Info
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- JP2918539B1 JP2918539B1 JP16400798A JP16400798A JP2918539B1 JP 2918539 B1 JP2918539 B1 JP 2918539B1 JP 16400798 A JP16400798 A JP 16400798A JP 16400798 A JP16400798 A JP 16400798A JP 2918539 B1 JP2918539 B1 JP 2918539B1
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Abstract
【要約】
【課題】円筒形ドーム貯水槽を含む円筒形貯水槽のコー
ティング作業するに当り、作業員の作業環境の悪化を防
ぎ、作業精度の高い作業を短期間に行うことができる内
表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法及びシステム装
置の提供。 【解決手段】円筒形ドーム貯水槽α1の平面円軸心に垂
直設置された枢軸部Aと、前記枢軸部Aを前記円筒形ド
ーム貯水槽α1と接地固定するアンダーリガ部Bと、前
記枢軸部Aから前記円筒形ドーム貯水槽α1の内面まで
の位置決めを行う延縮自在な作業アーム部Cと、前記作
業アーム部Cに搭載された作業装置部Dと、前記作業ア
ーム部C基端と接続されて前記枢軸部Aに沿った昇降運
動及び前記枢軸部Aを中心とした回転運動を行う昇降回
転部Eと、前記枢軸部Aの最上端に設置されて前記昇降
回転部Eの昇降を制御する昇降制御部Fと、前記昇降制
御部Fを内部に設置する図示しない機械室Gと、前記円
筒形ドーム貯水槽α1の外部に設置された外部設置装置
群部Hとを備える特徴。
ティング作業するに当り、作業員の作業環境の悪化を防
ぎ、作業精度の高い作業を短期間に行うことができる内
表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法及びシステム装
置の提供。 【解決手段】円筒形ドーム貯水槽α1の平面円軸心に垂
直設置された枢軸部Aと、前記枢軸部Aを前記円筒形ド
ーム貯水槽α1と接地固定するアンダーリガ部Bと、前
記枢軸部Aから前記円筒形ドーム貯水槽α1の内面まで
の位置決めを行う延縮自在な作業アーム部Cと、前記作
業アーム部Cに搭載された作業装置部Dと、前記作業ア
ーム部C基端と接続されて前記枢軸部Aに沿った昇降運
動及び前記枢軸部Aを中心とした回転運動を行う昇降回
転部Eと、前記枢軸部Aの最上端に設置されて前記昇降
回転部Eの昇降を制御する昇降制御部Fと、前記昇降制
御部Fを内部に設置する図示しない機械室Gと、前記円
筒形ドーム貯水槽α1の外部に設置された外部設置装置
群部Hとを備える特徴。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業構造物であ
る、円筒形ドーム貯水槽を含む竪向円筒形貯水槽及び横
向トンネルの内面を表面加工や塗装等一連の表面再生処
理作業をするに当り、直接人手作業を行う作業員を省人
化して、遠隔操作で行う省人化作業方法及びシステム装
置に関するものである。
る、円筒形ドーム貯水槽を含む竪向円筒形貯水槽及び横
向トンネルの内面を表面加工や塗装等一連の表面再生処
理作業をするに当り、直接人手作業を行う作業員を省人
化して、遠隔操作で行う省人化作業方法及びシステム装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上水道配水池、貯水池、下水道処理層等
の貯水槽であるPCタンクは、竪向円筒形又は卵形が多
く、上水道の貯水の場合には、使用する塩素により貯水
槽内部のコンクリートの酸化、劣化等が著しく、下水道
の貯水の場合には、使用する消毒液、又は発生する硫化
水素により、貯水槽内部のコンクリートの酸化、劣化、
腐食等が著しく、内面のライニング、劣化部分又は酸化
した部分のコンクリートの中性化、耐震用補強カーボン
クロス貼り等の内表面再生処理作業を行う。
の貯水槽であるPCタンクは、竪向円筒形又は卵形が多
く、上水道の貯水の場合には、使用する塩素により貯水
槽内部のコンクリートの酸化、劣化等が著しく、下水道
の貯水の場合には、使用する消毒液、又は発生する硫化
水素により、貯水槽内部のコンクリートの酸化、劣化、
腐食等が著しく、内面のライニング、劣化部分又は酸化
した部分のコンクリートの中性化、耐震用補強カーボン
クロス貼り等の内表面再生処理作業を行う。
【0003】従来は、前記内表面再生処理作業は、以下
に示すような順に行われていた。先ず、事前に貯水槽内
の水を排し又は排せずして、作業員が貯水槽の天井穴か
ら猿梯子を使って貯水槽に入り、目視、又は手に届く範
囲の打診により調査を行い、もし費用と工期があえば、
仮設足場を組んで当該事前調査処理を行っていた。
に示すような順に行われていた。先ず、事前に貯水槽内
の水を排し又は排せずして、作業員が貯水槽の天井穴か
ら猿梯子を使って貯水槽に入り、目視、又は手に届く範
囲の打診により調査を行い、もし費用と工期があえば、
仮設足場を組んで当該事前調査処理を行っていた。
【0004】次に、貯水槽内に工事用の仮設電力を引き
込み工事用の現場事務所が設置され、仮設足場が無い場
合には仮設足場の資材搬入及び組立を複数の鳶職人等が
直接手作業により組立てていた。
込み工事用の現場事務所が設置され、仮設足場が無い場
合には仮設足場の資材搬入及び組立を複数の鳶職人等が
直接手作業により組立てていた。
【0005】次に、鉄筋部分の劣化、酸化で鉄筋が露出
している場合には、その鉄筋の周りのコンクリートを電
動又はエアーブレーカにより直接手作業ではつり取り、
サンダー掛けをする。その後に貯水槽内の高圧水洗浄を
する。
している場合には、その鉄筋の周りのコンクリートを電
動又はエアーブレーカにより直接手作業ではつり取り、
サンダー掛けをする。その後に貯水槽内の高圧水洗浄を
する。
【0006】次に、錆止めの塗布として、鉄筋に錆落と
しケレンの塗布、はつり取った後の躯体コンクリートに
中和剤を塗布をし、その後貯水槽内を事前乾燥し、場合
により直接手作業でジェットヒータ等で強制乾燥し、は
つり取った後の躯体コンクリート及び不陸部分に樹脂モ
ルタルや高硬度コンクリートを作業員が直接手作業によ
り充填する。
しケレンの塗布、はつり取った後の躯体コンクリートに
中和剤を塗布をし、その後貯水槽内を事前乾燥し、場合
により直接手作業でジェットヒータ等で強制乾燥し、は
つり取った後の躯体コンクリート及び不陸部分に樹脂モ
ルタルや高硬度コンクリートを作業員が直接手作業によ
り充填する。
【0007】また、場合により、耐震補強用のカーボン
クロスをエポキシ樹脂等で充填部に直接手作業で貼り付
ける。
クロスをエポキシ樹脂等で充填部に直接手作業で貼り付
ける。
【0008】次に、エポキシ樹脂塗布の下地用にプライ
マーを貯水槽の内面に手作業で塗布して、一連の内表面
下地前処理を終了し、エポキシ樹脂を同じく手作業で上
塗りコーティング処理する。
マーを貯水槽の内面に手作業で塗布して、一連の内表面
下地前処理を終了し、エポキシ樹脂を同じく手作業で上
塗りコーティング処理する。
【0009】また、塗布の均一性をチェックするため、
膜厚計測板を塗布前に予め塗布範囲内に設置し、塗布後
に、前記膜厚計測板上の膜厚を電磁膜厚測定機で事後測
定し、塗布部分の任意の箇所の引っ張り強度測定を行
い、塗布の塗り斑、前記高圧水洗浄の乾燥しきれなかっ
た水分及び貯水槽内の湿度により生じた塗布部分の浮き
や膨れを目視により検査していた。
膜厚計測板を塗布前に予め塗布範囲内に設置し、塗布後
に、前記膜厚計測板上の膜厚を電磁膜厚測定機で事後測
定し、塗布部分の任意の箇所の引っ張り強度測定を行
い、塗布の塗り斑、前記高圧水洗浄の乾燥しきれなかっ
た水分及び貯水槽内の湿度により生じた塗布部分の浮き
や膨れを目視により検査していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の内表面
再生処理作業方法では、先ず直接の目視、打診による調
査により作業員の負担は多大なものであり、調査作業の
精度を上げるのは困難であり、また補修箇所の調査にお
いては、仮設足場が組立てられるのは、予算及び時間の
関係上、ほぼ内表面再生処理作業が決定している場合に
限られ、仮設足場が無い場合には、調査員が調査箇所に
届かないため詳しい調査が行えなく、調査が不完全な場
合にはその後の作業に大きく影響し、工期及び工事費の
増加を招き、場合により再調査の必要があった。
再生処理作業方法では、先ず直接の目視、打診による調
査により作業員の負担は多大なものであり、調査作業の
精度を上げるのは困難であり、また補修箇所の調査にお
いては、仮設足場が組立てられるのは、予算及び時間の
関係上、ほぼ内表面再生処理作業が決定している場合に
限られ、仮設足場が無い場合には、調査員が調査箇所に
届かないため詳しい調査が行えなく、調査が不完全な場
合にはその後の作業に大きく影響し、工期及び工事費の
増加を招き、場合により再調査の必要があった。
【0011】また、仮設足場の設置には、直接の手作業
によるため、多大な時間、費用、労働力が必要であり、
仮設足場の設置及び仮設足場での作業は、ほとんど上を
向いて、かつ高所でも行われ、また作業員自身が移動し
なければならない為、熟練した作業員でも大きな負担及
び危険が伴うものであった。
によるため、多大な時間、費用、労働力が必要であり、
仮設足場の設置及び仮設足場での作業は、ほとんど上を
向いて、かつ高所でも行われ、また作業員自身が移動し
なければならない為、熟練した作業員でも大きな負担及
び危険が伴うものであった。
【0012】また、従来のはつりの処理は、直接の手作
業で大変きついものであり、その上、コンクリートの破
片が飛散し作業員を痛めつけ、舞い上がる埃は視界を悪
くして作業の危険度が増加し、かつ作業員の呼吸器にダ
メージを与えるような作業環境の悪化を招き、舞い上が
った埃が内面に付いた場合はコーティング用の塗料と内
面の密着不良を招く原因となっていた。
業で大変きついものであり、その上、コンクリートの破
片が飛散し作業員を痛めつけ、舞い上がる埃は視界を悪
くして作業の危険度が増加し、かつ作業員の呼吸器にダ
メージを与えるような作業環境の悪化を招き、舞い上が
った埃が内面に付いた場合はコーティング用の塗料と内
面の密着不良を招く原因となっていた。
【0013】従来の高圧水洗浄、錆止め塗布、強制乾
燥、充填の処理は、やはり直接の手作業で作業員に負担
が大きく、特に強制乾燥も手作業のため内面のコンクリ
ートに水分が残ってしまうとコーティング塗料の浮きや
膨れの原因となり、またはつり後の部分及び不陸部分の
深さがある場合には重労働である重ね塗りにより充填作
業を行わなければならなく、また充填処理、塗布処理に
おいては有機溶剤の揮発による気化溶剤、ミスト状の塗
料等により、貯水槽内の空気が悪くなり作業員は悪い環
境中での作業を強いられていた。
燥、充填の処理は、やはり直接の手作業で作業員に負担
が大きく、特に強制乾燥も手作業のため内面のコンクリ
ートに水分が残ってしまうとコーティング塗料の浮きや
膨れの原因となり、またはつり後の部分及び不陸部分の
深さがある場合には重労働である重ね塗りにより充填作
業を行わなければならなく、また充填処理、塗布処理に
おいては有機溶剤の揮発による気化溶剤、ミスト状の塗
料等により、貯水槽内の空気が悪くなり作業員は悪い環
境中での作業を強いられていた。
【0014】従来のカーボンクロス貼り、プライマー及
びエポキシ樹脂の塗布も、直接の手作業のため作業員の
負担は大きく、同じく気化溶剤による悪い空気下での作
業を強いられ、特にプライマー及びエポキシ樹脂の塗布
は人間の手作業のため、塗布の厚さの均一化を行うにも
限界があるため、塗り斑が生じていた。
びエポキシ樹脂の塗布も、直接の手作業のため作業員の
負担は大きく、同じく気化溶剤による悪い空気下での作
業を強いられ、特にプライマー及びエポキシ樹脂の塗布
は人間の手作業のため、塗布の厚さの均一化を行うにも
限界があるため、塗り斑が生じていた。
【0015】また膜厚の検査結果を良好なものとする
為、作業員が塗布を行う際に、前記膜厚計測板上の塗布
だけは意識的に厚く塗布し、規定以下の薄さになること
はほとんどない傾向にあり、その他の部分の塗布の厚さ
の信頼性は薄かった。また、塗り斑、浮き、膨れの目視
による検査は、作業員が行うため重労働となり、仮設足
場があろうと検査部分までの距離の確保も完全にはでき
ず、見落としも生じていた。
為、作業員が塗布を行う際に、前記膜厚計測板上の塗布
だけは意識的に厚く塗布し、規定以下の薄さになること
はほとんどない傾向にあり、その他の部分の塗布の厚さ
の信頼性は薄かった。また、塗り斑、浮き、膨れの目視
による検査は、作業員が行うため重労働となり、仮設足
場があろうと検査部分までの距離の確保も完全にはでき
ず、見落としも生じていた。
【0016】以上の作業は、仮設足場設置のため貯水槽
の内壁部分に対して行い、仮設足場撤去後にしか貯水槽
の床部分の内表面再生処理作業及び検査を行えず、内壁
部分と床部分と一巡の工程をそれぞれ行わなければなら
なかった
の内壁部分に対して行い、仮設足場撤去後にしか貯水槽
の床部分の内表面再生処理作業及び検査を行えず、内壁
部分と床部分と一巡の工程をそれぞれ行わなければなら
なかった
【0017】よって、従来の処理作業工程は、熟練した
作業員による負担の大きく危険な作業が必要であるが、
作業員の高齢化、若年層の作業員確保の困難等により、
作業員の確保自体が困難で、また作業員の安全衛生面で
高所作業、有機溶剤の揮発、粉塵等による悪い作業環境
での作業を強いられ、苛酷な労働環境条件の下、仮設足
場の設置及びほとんどの作業工程が手作業によるので、
作業スピードが遅く、工期が長くなってしまい、また人
間の手作業では作業精度に限界があり、作業精度に斑が
あるという問題があった。
作業員による負担の大きく危険な作業が必要であるが、
作業員の高齢化、若年層の作業員確保の困難等により、
作業員の確保自体が困難で、また作業員の安全衛生面で
高所作業、有機溶剤の揮発、粉塵等による悪い作業環境
での作業を強いられ、苛酷な労働環境条件の下、仮設足
場の設置及びほとんどの作業工程が手作業によるので、
作業スピードが遅く、工期が長くなってしまい、また人
間の手作業では作業精度に限界があり、作業精度に斑が
あるという問題があった。
【0018】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は次の通りである。
目的は次の通りである。
【0019】本発明の第1の目的は、工期の短縮を図る
ことができる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法
及びシステム装置を提供せんとするものである。
ことができる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法
及びシステム装置を提供せんとするものである。
【0020】本発明の第2の目的は、作業の安全性を図
ることができる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方
法及びシステム装置を提供せんとするものである。
ることができる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方
法及びシステム装置を提供せんとするものである。
【0021】本発明の第3の目的は、貯水槽等の作業構
造物の内部の環境をコントロールすることができる内表
面再生処理遠隔操作式省人化作業方法及びシステム装置
を提供せんとするものである。
造物の内部の環境をコントロールすることができる内表
面再生処理遠隔操作式省人化作業方法及びシステム装置
を提供せんとするものである。
【0022】本発明の第4の目的は、作業精度を高く行
うことができる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方
法及びシステム装置を提供せんとするものである。
うことができる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方
法及びシステム装置を提供せんとするものである。
【0023】本発明の第5の目的は、作業の様子をテレ
ビ画像で監視することができる内表面再生処理遠隔操作
式省人化作業方法及びシステム装置を提供せんとするも
のである。
ビ画像で監視することができる内表面再生処理遠隔操作
式省人化作業方法及びシステム装置を提供せんとするも
のである。
【0024】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らか
となろう。
特に特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らか
となろう。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題の解
決に当り、作業構造物の内面を外部からの遠隔操作、監
視により三次元的な位置決め移動自在に、事前調査処
理、高圧水洗浄処理、はつり処理、旧塗装剥離処理、減
圧乾燥処理、錆止めの塗布処理、不陸充填処理、耐震用
カーボンクロス貼り処理、コーティングの塗布処理、検
査処理の順に行う内表面再生処理遠隔操作式省人化作業
方法を提供する。
決に当り、作業構造物の内面を外部からの遠隔操作、監
視により三次元的な位置決め移動自在に、事前調査処
理、高圧水洗浄処理、はつり処理、旧塗装剥離処理、減
圧乾燥処理、錆止めの塗布処理、不陸充填処理、耐震用
カーボンクロス貼り処理、コーティングの塗布処理、検
査処理の順に行う内表面再生処理遠隔操作式省人化作業
方法を提供する。
【0026】また、作業構造物に設置して当該作業構造
物の内表面を再生処理する装置であって、前記作業構造
物の軸心又は横方向に延在する枢軸部と、前記枢軸部を
接地固定するアンダーリガ部又は左右リガ部と、前記枢
軸部から作業構造物の内面までの半径方向位置決めを行
う延縮自在な作業アーム部と、前記作業アーム部に搭載
されて作業を行う作業装置部と、前記作業アーム部と接
続されて前記枢軸部に沿った移動及び前記枢軸部を中心
とした回転を行う昇降回転部又は枢軸方向移動回転部
と、前記枢軸部に設置されて前記昇降回転部又は前記枢
軸方向移動回転部の前記枢軸部に沿った移動を制御する
昇降制御部又は枢軸方向移動制御部と、前記作業構造物
の外部に設置されて遠隔操作、監視及び各処理用物質の
供給を行う前記外部設置装置部とを有する内表面再生処
理遠隔操作式省人化作業システム装置を提供する。
物の内表面を再生処理する装置であって、前記作業構造
物の軸心又は横方向に延在する枢軸部と、前記枢軸部を
接地固定するアンダーリガ部又は左右リガ部と、前記枢
軸部から作業構造物の内面までの半径方向位置決めを行
う延縮自在な作業アーム部と、前記作業アーム部に搭載
されて作業を行う作業装置部と、前記作業アーム部と接
続されて前記枢軸部に沿った移動及び前記枢軸部を中心
とした回転を行う昇降回転部又は枢軸方向移動回転部
と、前記枢軸部に設置されて前記昇降回転部又は前記枢
軸方向移動回転部の前記枢軸部に沿った移動を制御する
昇降制御部又は枢軸方向移動制御部と、前記作業構造物
の外部に設置されて遠隔操作、監視及び各処理用物質の
供給を行う前記外部設置装置部とを有する内表面再生処
理遠隔操作式省人化作業システム装置を提供する。
【0027】更に具体的詳細に述べると、当該課題の解
決では、本発明が次に列挙する上位概念から下位概念に
亙る新規な特徴的構成手段又は手法を採用することによ
り、前記目的を達成するよう為される。
決では、本発明が次に列挙する上位概念から下位概念に
亙る新規な特徴的構成手段又は手法を採用することによ
り、前記目的を達成するよう為される。
【0028】即ち、本発明作業方法の第1の特徴は、作
業構造物である、円筒形ドーム貯水槽を含む竪向円筒形
貯水槽の内表面再生処理作業を行うに当り、先ず、当該
円筒形貯水槽の軸心に延架する枢軸部を中心とする可逆
回転運動と、当該枢軸部に沿った昇降運動と、当該枢軸
部から半径方向への延縮運動との三次元運動を制御され
かつ当該枢軸部から片持突設する作業アーム部上での位
置決め進退運動を調整して、当該位置決め進退運動自在
に当該作業アーム部上に選択装架された各種作業手段を
前記円筒形貯水槽の外部からの三次元位置移動の遠隔操
作により目的の内面に臨ませて位置決めしつつ、前記内
面の全体に亙る事前の調査である事前調査処理、当該内
面の全体に亙るコーティング下地前処理、当該内面の全
体に亙るコーティング塗料の塗布を行うコーティング処
理、当該内面の全体に亙る検査である事後検査処理の順
に各処理を可及的に外部から監視しながらそれぞれ行っ
てなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成
採用にある。
業構造物である、円筒形ドーム貯水槽を含む竪向円筒形
貯水槽の内表面再生処理作業を行うに当り、先ず、当該
円筒形貯水槽の軸心に延架する枢軸部を中心とする可逆
回転運動と、当該枢軸部に沿った昇降運動と、当該枢軸
部から半径方向への延縮運動との三次元運動を制御され
かつ当該枢軸部から片持突設する作業アーム部上での位
置決め進退運動を調整して、当該位置決め進退運動自在
に当該作業アーム部上に選択装架された各種作業手段を
前記円筒形貯水槽の外部からの三次元位置移動の遠隔操
作により目的の内面に臨ませて位置決めしつつ、前記内
面の全体に亙る事前の調査である事前調査処理、当該内
面の全体に亙るコーティング下地前処理、当該内面の全
体に亙るコーティング塗料の塗布を行うコーティング処
理、当該内面の全体に亙る検査である事後検査処理の順
に各処理を可及的に外部から監視しながらそれぞれ行っ
てなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成
採用にある。
【0029】本発明作業方法の第2の特徴は、作業構造
物の横向トンネルの内表面再生処理作業を行うに当り、
先ず、前記トンネル内横方向に延架する枢軸部を中心と
する可逆回転運動と、当該枢軸部に沿った枢軸方向移動
運動と、当該枢軸部から半径方向への延縮運動との三次
元運動を制御されかつ当該枢軸部から片持突設する作業
アーム部上での位置決め進退運動を調節して、当該位置
決め進退運動自在に当該作業アーム部上に選択装架され
た各種作業手段を前記トンネルの外部からの位置移動の
遠隔操作により目的の内面に臨ませて位置決めしつつ、
前記内面の全体に亙る事前の調査である事前調査処理、
前記内面の全体に亙るコーティング下地前処理、当該内
面の全体に亙るコーティング塗料の塗布を行うコーティ
ング処理、当該内面の全体に亙る検査である事後検査処
理の順に処理を可及的に外部から監視しながらそれぞれ
行ってなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の
構成採用にある。
物の横向トンネルの内表面再生処理作業を行うに当り、
先ず、前記トンネル内横方向に延架する枢軸部を中心と
する可逆回転運動と、当該枢軸部に沿った枢軸方向移動
運動と、当該枢軸部から半径方向への延縮運動との三次
元運動を制御されかつ当該枢軸部から片持突設する作業
アーム部上での位置決め進退運動を調節して、当該位置
決め進退運動自在に当該作業アーム部上に選択装架され
た各種作業手段を前記トンネルの外部からの位置移動の
遠隔操作により目的の内面に臨ませて位置決めしつつ、
前記内面の全体に亙る事前の調査である事前調査処理、
前記内面の全体に亙るコーティング下地前処理、当該内
面の全体に亙るコーティング塗料の塗布を行うコーティ
ング処理、当該内面の全体に亙る検査である事後検査処
理の順に処理を可及的に外部から監視しながらそれぞれ
行ってなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の
構成採用にある。
【0030】本発明作業方法の第3の特徴は、上記本発
明方法の第1又は第2の特徴における前記コーティング
下地前処理が、前記内面の全体に亙る高圧水による洗浄
である高圧水洗浄処理、前記内面のコンクリートの腐食
部分のはつり処理、前記内面の全体に亙る旧塗装の剥離
及びはつり部分のサンダー掛けを行う旧塗装剥離処理、
前記内面の全体に亙る乾燥を行う減圧乾燥処理、はつり
部分の錆止め塗料の塗布を行う錆止めの塗布処理、不陸
部分の充填を行う不陸充填処理、充填部分及び補強部分
の耐震用カーボンクロス貼りを行う耐震用カーボンクロ
ス貼り処理、前記内面の全体に亙るプライマー塗布を行
うプライマー塗布処理、の順に各処理をそれぞれ行って
なる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成採
用にある。
明方法の第1又は第2の特徴における前記コーティング
下地前処理が、前記内面の全体に亙る高圧水による洗浄
である高圧水洗浄処理、前記内面のコンクリートの腐食
部分のはつり処理、前記内面の全体に亙る旧塗装の剥離
及びはつり部分のサンダー掛けを行う旧塗装剥離処理、
前記内面の全体に亙る乾燥を行う減圧乾燥処理、はつり
部分の錆止め塗料の塗布を行う錆止めの塗布処理、不陸
部分の充填を行う不陸充填処理、充填部分及び補強部分
の耐震用カーボンクロス貼りを行う耐震用カーボンクロ
ス貼り処理、前記内面の全体に亙るプライマー塗布を行
うプライマー塗布処理、の順に各処理をそれぞれ行って
なる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成採
用にある。
【0031】本発明作業方法の第4の特徴は、上記本発
明作業方法の第3の特徴における前記コーティング下地
前処理が、前記不陸充填処理、前記プライマー塗布処理
を必須の処理とし、前記高圧水洗浄処理、前記はつり処
理、前記旧塗装剥離処理、前記減圧乾燥処理、前記錆止
めの塗布処理、前記耐震用カーボンクロス貼り処理は必
要な場合に選択的に行ってなる内表面再生処理遠隔操作
式省人化作業方法の構成採用にある。
明作業方法の第3の特徴における前記コーティング下地
前処理が、前記不陸充填処理、前記プライマー塗布処理
を必須の処理とし、前記高圧水洗浄処理、前記はつり処
理、前記旧塗装剥離処理、前記減圧乾燥処理、前記錆止
めの塗布処理、前記耐震用カーボンクロス貼り処理は必
要な場合に選択的に行ってなる内表面再生処理遠隔操作
式省人化作業方法の構成採用にある。
【0032】本発明作業方法の第5の特徴は、上記本発
明作業方法の第1、第2、第3又は第4の特徴における
前記各処理が、前記作業手段部のモニタカメラからの映
像により、作業状態及び作業構造物の処理対象部分を、
当該作業構造物の外部から監視して行ってなる内表面再
生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成採用にある。
明作業方法の第1、第2、第3又は第4の特徴における
前記各処理が、前記作業手段部のモニタカメラからの映
像により、作業状態及び作業構造物の処理対象部分を、
当該作業構造物の外部から監視して行ってなる内表面再
生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成採用にある。
【0033】本発明作業方法の第6の特徴は、上記本発
明作業方法の第5の特徴における前記監視が、前記映像
の録画を行い、詳しい解析が必要な場合に、当該映像の
コンピュータによる画像解析を行ってなる内表面再生処
理遠隔操作式省人化作業方法の構成採用にある。
明作業方法の第5の特徴における前記監視が、前記映像
の録画を行い、詳しい解析が必要な場合に、当該映像の
コンピュータによる画像解析を行ってなる内表面再生処
理遠隔操作式省人化作業方法の構成採用にある。
【0034】本発明作業方法の第7の特徴は、上記本発
明作業方法の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の
特徴における前記各処理が、前記作業手段に有する吸引
手段により、前記各処理で生じる埃、ミスト状塗料及び
気化溶剤を吸引しつつ行ってなる内表面再生処理遠隔操
作式省人化作業方法の構成採用にある。
明作業方法の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の
特徴における前記各処理が、前記作業手段に有する吸引
手段により、前記各処理で生じる埃、ミスト状塗料及び
気化溶剤を吸引しつつ行ってなる内表面再生処理遠隔操
作式省人化作業方法の構成採用にある。
【0035】本発明作業方法の第8の特徴は、上記本発
明作業方法の第3、第4、第5、第6又は第7の特徴に
おける前記高圧水洗浄処理が、前記作業アーム部上に選
択装架した前記作業手段の放水手段での放水により行っ
てなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成
採用にある。
明作業方法の第3、第4、第5、第6又は第7の特徴に
おける前記高圧水洗浄処理が、前記作業アーム部上に選
択装架した前記作業手段の放水手段での放水により行っ
てなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成
採用にある。
【0036】本発明作業方法の第9の特徴は、上記本発
明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7又は第8の
特徴における前記はつり処理が、前記作業アーム部上に
選択装架した前記作業手段のショット手段によるはつり
用の弾の発射により行ってなる内表面再生処理遠隔操作
式省人化作業方法の構成採用にある。
明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7又は第8の
特徴における前記はつり処理が、前記作業アーム部上に
選択装架した前記作業手段のショット手段によるはつり
用の弾の発射により行ってなる内表面再生処理遠隔操作
式省人化作業方法の構成採用にある。
【0037】本発明作業方法の第10の特徴は、上記本
発明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7、第8又
は第9の特徴における前記旧塗装剥離処理が、前記作業
アーム部上に選択装架した前記作業手段のサンダー手段
でのサンダー掛けにより行ってなる内表面再生処理遠隔
操作式省人化作業方法の構成採用にある。
発明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7、第8又
は第9の特徴における前記旧塗装剥離処理が、前記作業
アーム部上に選択装架した前記作業手段のサンダー手段
でのサンダー掛けにより行ってなる内表面再生処理遠隔
操作式省人化作業方法の構成採用にある。
【0038】本発明作業方法の第11の特徴は、上記本
発明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7、第8、
第9又は第10の特徴における前記減圧乾燥処理が、前
記作業構造物の内面を減圧乾燥し、乾燥が十分でない部
分には、前記作業アーム部上に選択装架した前記作業手
段のブロア手段での高圧の空気の吹き付けにより行って
なる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成採
用にある。
発明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7、第8、
第9又は第10の特徴における前記減圧乾燥処理が、前
記作業構造物の内面を減圧乾燥し、乾燥が十分でない部
分には、前記作業アーム部上に選択装架した前記作業手
段のブロア手段での高圧の空気の吹き付けにより行って
なる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成採
用にある。
【0039】本発明作業方法の第12の特徴は、上記本
発明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7、第8、
第9、第10又は第11の特徴における前記不陸充填処
理及び前記耐震用カーボンクロス貼り処理が、前記作業
アーム部上に選択装架した前記作業手段の搭乗籠に作業
員が搭乗してそれぞれの処理を行ってなる内表面再生処
理遠隔操作式省人化作業方法の構成採用にある。
発明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7、第8、
第9、第10又は第11の特徴における前記不陸充填処
理及び前記耐震用カーボンクロス貼り処理が、前記作業
アーム部上に選択装架した前記作業手段の搭乗籠に作業
員が搭乗してそれぞれの処理を行ってなる内表面再生処
理遠隔操作式省人化作業方法の構成採用にある。
【0040】本発明作業方法の第13の特徴は、上記本
発明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7、第8、
第9、第10、第11又は第12の特徴における前記錆
止め塗布処理前記プライマー塗布処理及び前記コーティ
ング処理が、前記作業アーム部上に選択装架された前記
作業手段のスプレー手段による各種塗料の噴霧により行
ってなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構
成採用にある。
発明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7、第8、
第9、第10、第11又は第12の特徴における前記錆
止め塗布処理前記プライマー塗布処理及び前記コーティ
ング処理が、前記作業アーム部上に選択装架された前記
作業手段のスプレー手段による各種塗料の噴霧により行
ってなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構
成採用にある。
【0041】本発明作業方法の第14の特徴は、上記本
発明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7、第8、
第9、第10、第11、第12又は第13の特徴におけ
る前記錆止め塗布処理が、前記錆止め塗料の塗布を前記
はつり部分だけでなく、前記内面全体に亙り行なってな
る内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成採用
にある。
発明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7、第8、
第9、第10、第11、第12又は第13の特徴におけ
る前記錆止め塗布処理が、前記錆止め塗料の塗布を前記
はつり部分だけでなく、前記内面全体に亙り行なってな
る内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成採用
にある。
【0042】本発明作業方法の第15の特徴は、上記本
発明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7、第8、
第9、第10、第11、第12、第13又は第14の特
徴における前記事前調査処理、前記高圧水洗浄処理、前
記はつり処理、前記旧塗装剥離処理、前記減圧乾燥処
理、前記錆止めの塗布処理、前記コーティング処理及び
前記事後検査処理が、作業員による直接の作業処理が必
要な場合に、前記作業アーム部上に選択装架した作業手
段の搭乗籠に作業員が搭乗して作業処理を行ってなる内
表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成採用にあ
る。
発明作業方法の第3、第4、第5、第6、第7、第8、
第9、第10、第11、第12、第13又は第14の特
徴における前記事前調査処理、前記高圧水洗浄処理、前
記はつり処理、前記旧塗装剥離処理、前記減圧乾燥処
理、前記錆止めの塗布処理、前記コーティング処理及び
前記事後検査処理が、作業員による直接の作業処理が必
要な場合に、前記作業アーム部上に選択装架した作業手
段の搭乗籠に作業員が搭乗して作業処理を行ってなる内
表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成採用にあ
る。
【0043】本発明作業方法の第16の特徴は、上記本
発明作業方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、
第7、第8、第9、第10、第12、第13、第14又
は第15の特徴における前記内表面再生処理作業が、前
記作業アーム部を放射方向に複数本片持突設し、それぞ
れの作業アーム部の各作業手段に前記各処理を担当させ
て行わせてなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方
法の構成採用にある。
発明作業方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、
第7、第8、第9、第10、第12、第13、第14又
は第15の特徴における前記内表面再生処理作業が、前
記作業アーム部を放射方向に複数本片持突設し、それぞ
れの作業アーム部の各作業手段に前記各処理を担当させ
て行わせてなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方
法の構成採用にある。
【0044】本発明作業方法の第17の特徴は、上記本
発明作業方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、
第7、第8、第9、第10、第11、第12、第13、
第14、第15又は第16の特徴における前記遠隔操作
が、操作手順をプログラミングしたプログラムをコンピ
ュータの実行によって自動的に行なわせてなる内表面再
生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成採用にある。
発明作業方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、
第7、第8、第9、第10、第11、第12、第13、
第14、第15又は第16の特徴における前記遠隔操作
が、操作手順をプログラミングしたプログラムをコンピ
ュータの実行によって自動的に行なわせてなる内表面再
生処理遠隔操作式省人化作業方法の構成採用にある。
【0045】本発明装置の第1の特徴は、作業構造物で
ある、円筒形ドーム貯水槽を含む竪向円筒形貯水槽に設
置して当該円筒形貯水槽の内表面を再生処理する装置で
あって、前記円筒形貯水槽の軸心に延架し前記円筒形貯
水槽の天井穴に最上端を固定する枢軸部と、前記枢軸部
最下端を前記円筒形貯水槽の床に接地固定するアンダー
リガ部と、前記枢軸部と前記円筒形貯水槽の内面までの
半径方向位置決めを行う延縮自在な作業アーム部と、当
該作業アーム部上に進退移動自在に搭載装架されて作業
を行う作業装置部と、当該作業アーム部基端を片持突設
して前記枢軸部に沿った昇降運動及び前記枢軸部を中心
とした回転運動を行う昇降回転部と、前記枢軸部の最上
端に設置されて当該昇降回転部の昇降を制御する昇降制
御部と、前記円筒形貯水槽の外部に設置されて遠隔操
作、監視及び各種処理用物質の供給を行う前記外部設置
装置群部とを有してなる内表面再生処理遠隔操作式省人
化作業システム装置の構成採用にある。
ある、円筒形ドーム貯水槽を含む竪向円筒形貯水槽に設
置して当該円筒形貯水槽の内表面を再生処理する装置で
あって、前記円筒形貯水槽の軸心に延架し前記円筒形貯
水槽の天井穴に最上端を固定する枢軸部と、前記枢軸部
最下端を前記円筒形貯水槽の床に接地固定するアンダー
リガ部と、前記枢軸部と前記円筒形貯水槽の内面までの
半径方向位置決めを行う延縮自在な作業アーム部と、当
該作業アーム部上に進退移動自在に搭載装架されて作業
を行う作業装置部と、当該作業アーム部基端を片持突設
して前記枢軸部に沿った昇降運動及び前記枢軸部を中心
とした回転運動を行う昇降回転部と、前記枢軸部の最上
端に設置されて当該昇降回転部の昇降を制御する昇降制
御部と、前記円筒形貯水槽の外部に設置されて遠隔操
作、監視及び各種処理用物質の供給を行う前記外部設置
装置群部とを有してなる内表面再生処理遠隔操作式省人
化作業システム装置の構成採用にある。
【0046】本発明装置の第2の特徴は、作業構造物で
ある横向トンネルに設置して当該トンネルの内表面を再
生処理する装置であって、前記トンネルの横方向に延架
する枢軸部と、前駆枢軸部の両端をそれぞれ支架自在に
前記トンネルの内面に接触固定して相対峙する2基の左
右リガ部と、前記枢軸部と前記トンネルの内面までの半
径方向位置決めを行う延縮自在な作業アーム部と、当該
作業アーム部上に進退移動自在に搭載装架されて作業を
行う作業装置部と、当該作業アーム部基端を片持突設し
て前記枢軸部に沿った往復移動運動及び前記枢軸部を中
心とした回転運動を行う枢軸方向移動回転部と、前記リ
ガ部に設置して当該枢軸方向移動回転部の枢軸方向の移
動を制御する枢軸方向移動制御部と、前記トンネルの外
部に設置されて遠隔操作、監視及び各種処理用物質の供
給を行う外部設置装置群部とを有してなる内表面再生処
理遠隔操作式省人化作業システム装置の構成採用にあ
る。
ある横向トンネルに設置して当該トンネルの内表面を再
生処理する装置であって、前記トンネルの横方向に延架
する枢軸部と、前駆枢軸部の両端をそれぞれ支架自在に
前記トンネルの内面に接触固定して相対峙する2基の左
右リガ部と、前記枢軸部と前記トンネルの内面までの半
径方向位置決めを行う延縮自在な作業アーム部と、当該
作業アーム部上に進退移動自在に搭載装架されて作業を
行う作業装置部と、当該作業アーム部基端を片持突設し
て前記枢軸部に沿った往復移動運動及び前記枢軸部を中
心とした回転運動を行う枢軸方向移動回転部と、前記リ
ガ部に設置して当該枢軸方向移動回転部の枢軸方向の移
動を制御する枢軸方向移動制御部と、前記トンネルの外
部に設置されて遠隔操作、監視及び各種処理用物質の供
給を行う外部設置装置群部とを有してなる内表面再生処
理遠隔操作式省人化作業システム装置の構成採用にあ
る。
【0047】本発明装置の第3の特徴は、上記本発明装
置の第1又は第2の特徴における前記枢軸部が、枢軸と
なる複数の枢軸パイプと、当該枢軸パイプの一端内側に
取付けられた雌型スリーブ継手と、当該雌型スリーブ継
手の外向端縁等間隔に陥設した凹型切り込みと、前記枢
軸パイプの他端内側に嵌合取付けられて前記雌型スリー
ブと嵌合する雄型スリーブ継手と、当該雄型スリーブ継
手の外周に前記枢軸パイプ他端から外出形成して前記凹
型切り込みと嵌合する凸型嵌め込みと、前記枢軸パイプ
の外側全長に亙って周方向等間隔に放射状に延在して取
付けられたガイドレールと、前記枢軸パイプの中を通り
前記枢軸パイプ群を緊張により棒状固定するセンターワ
イヤとセンターチェーンのうちの1つとを有し、前記枢
軸パイプ相互を前記雌雄型スリーブ継手で一直線上に連
結し、前記センターワイヤ又はセンターチェーンを緊張
して棒状固定して構成されてなる内表面再生処理遠隔操
作式省人化作業システム装置の構成採用にある。
置の第1又は第2の特徴における前記枢軸部が、枢軸と
なる複数の枢軸パイプと、当該枢軸パイプの一端内側に
取付けられた雌型スリーブ継手と、当該雌型スリーブ継
手の外向端縁等間隔に陥設した凹型切り込みと、前記枢
軸パイプの他端内側に嵌合取付けられて前記雌型スリー
ブと嵌合する雄型スリーブ継手と、当該雄型スリーブ継
手の外周に前記枢軸パイプ他端から外出形成して前記凹
型切り込みと嵌合する凸型嵌め込みと、前記枢軸パイプ
の外側全長に亙って周方向等間隔に放射状に延在して取
付けられたガイドレールと、前記枢軸パイプの中を通り
前記枢軸パイプ群を緊張により棒状固定するセンターワ
イヤとセンターチェーンのうちの1つとを有し、前記枢
軸パイプ相互を前記雌雄型スリーブ継手で一直線上に連
結し、前記センターワイヤ又はセンターチェーンを緊張
して棒状固定して構成されてなる内表面再生処理遠隔操
作式省人化作業システム装置の構成採用にある。
【0048】本発明装置の第4の特徴は、上記本発明装
置の第1又は第3の特徴における前記アンダーリガ部
が、前記枢軸部下端を固定するアンダーリガフレーム
と、当該アンダーリガフレームに放射状に設置された支
脚と、当該支脚の先端それぞれに設置されて水平及び垂
直レベルを調整するスクリュージャッキを有してなる内
表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置の構成
採用にある。
置の第1又は第3の特徴における前記アンダーリガ部
が、前記枢軸部下端を固定するアンダーリガフレーム
と、当該アンダーリガフレームに放射状に設置された支
脚と、当該支脚の先端それぞれに設置されて水平及び垂
直レベルを調整するスクリュージャッキを有してなる内
表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置の構成
採用にある。
【0049】本発明装置の第5の特徴は、上記本発明装
置の第2又は第3の特徴における前記左右リガ部が、前
記枢軸部の両端に取付けるリガフレームと、当該リガフ
レームに放射状に設置されて段階的抜挿により延縮自在
な延縮支脚と、当該延縮支脚の先端それぞれに設けられ
て前記トンネルとの接触固定をする弾性体を有してなる
内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置の構
成採用にある。
置の第2又は第3の特徴における前記左右リガ部が、前
記枢軸部の両端に取付けるリガフレームと、当該リガフ
レームに放射状に設置されて段階的抜挿により延縮自在
な延縮支脚と、当該延縮支脚の先端それぞれに設けられ
て前記トンネルとの接触固定をする弾性体を有してなる
内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置の構
成採用にある。
【0050】本発明装置の第6の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前
記作業アーム部が、先端に向けて段階的に細くし段階的
抜挿により延縮自在な延縮ビームと、前記延縮ビームの
先端に設置されて前記作業アーム部の旋回時に前記作業
構造物の内面と接触回転走行するプッシャローラを有し
てなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装
置の構成採用にある。
置の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前
記作業アーム部が、先端に向けて段階的に細くし段階的
抜挿により延縮自在な延縮ビームと、前記延縮ビームの
先端に設置されて前記作業アーム部の旋回時に前記作業
構造物の内面と接触回転走行するプッシャローラを有し
てなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装
置の構成採用にある。
【0051】本発明装置の第7の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴にお
ける前記作業装置部が、前記作業アーム部上に搭載し位
置決め進退移動自在な跨座型フレーム台車と、コーティ
ング処理時には当該フレーム台車に選択的に装架され前
記作業構造物の内面への噴霧を行うスプレーガンと、前
記フレーム台車にそれぞれ装架される、前記作業構造物
の内面及び作業状態の撮影を行うモニタカメラと、前記
フレーム台車の前記延縮ビームからの取付け高さを調節
する高さ調整シリンダと、埃、気化溶剤及び前記スプレ
ーガンから出たミスト状塗料を吸引する吸引フードを有
してなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム
装置の構成採用にある。
置の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴にお
ける前記作業装置部が、前記作業アーム部上に搭載し位
置決め進退移動自在な跨座型フレーム台車と、コーティ
ング処理時には当該フレーム台車に選択的に装架され前
記作業構造物の内面への噴霧を行うスプレーガンと、前
記フレーム台車にそれぞれ装架される、前記作業構造物
の内面及び作業状態の撮影を行うモニタカメラと、前記
フレーム台車の前記延縮ビームからの取付け高さを調節
する高さ調整シリンダと、埃、気化溶剤及び前記スプレ
ーガンから出たミスト状塗料を吸引する吸引フードを有
してなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム
装置の構成採用にある。
【0052】本発明装置の第8の特徴は、上記本発明装
置の第7の特徴における前記作業装置部が、前記フレー
ム台車に着脱自在かつ回転自在に装架されたガンアーム
棒と、当該ガンアーム棒に一体連設されたガンアーム板
を有し、前記スプレーガン及び前記モニタカメラを当該
ガンアーム板を中に挟んで仕切りとしてそれぞれ設置し
てなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装
置の構成採用にある。
置の第7の特徴における前記作業装置部が、前記フレー
ム台車に着脱自在かつ回転自在に装架されたガンアーム
棒と、当該ガンアーム棒に一体連設されたガンアーム板
を有し、前記スプレーガン及び前記モニタカメラを当該
ガンアーム板を中に挟んで仕切りとしてそれぞれ設置し
てなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装
置の構成採用にある。
【0053】本発明装置の第9の特徴は、上記本発明装
置の第8の特徴における前記ガンアーム棒が、前記フレ
ーム台車に沿って回転自在に枢支され、設置された前記
スプレーガン及び前記モニタカメラと一体的に回転自在
としてなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システ
ム装置の構成採用にある。
置の第8の特徴における前記ガンアーム棒が、前記フレ
ーム台車に沿って回転自在に枢支され、設置された前記
スプレーガン及び前記モニタカメラと一体的に回転自在
としてなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システ
ム装置の構成採用にある。
【0054】本発明装置の第10の特徴は、上記本発明
装置の第7、第8又は第9の特徴における前記外部設置
装置群部が、前記モニタカメラからの画像を映す画像モ
ニタと、前記モニタカメラからの画像データを記録する
ビデオ装置と、前記円筒形貯水槽内表面再生処理遠隔操
作式省人化作業システム装置の操業を制御する遠隔操作
盤を有してなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業シ
ステム装置の構成採用にある。
装置の第7、第8又は第9の特徴における前記外部設置
装置群部が、前記モニタカメラからの画像を映す画像モ
ニタと、前記モニタカメラからの画像データを記録する
ビデオ装置と、前記円筒形貯水槽内表面再生処理遠隔操
作式省人化作業システム装置の操業を制御する遠隔操作
盤を有してなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業シ
ステム装置の構成採用にある。
【0055】本発明装置の第11の特徴は、上記本発明
装置の第7、第8、第9又は第10の特徴における前記
スプレーガンが、各種処理作業に応じて、放水ガン、発
射ガン、サンダー装置、ブロアガンのうちの1つに選択
交換可能である内表面再生処理遠隔操作式省人化作業シ
ステム装置の構成採用にある。
装置の第7、第8、第9又は第10の特徴における前記
スプレーガンが、各種処理作業に応じて、放水ガン、発
射ガン、サンダー装置、ブロアガンのうちの1つに選択
交換可能である内表面再生処理遠隔操作式省人化作業シ
ステム装置の構成採用にある。
【0056】本発明装置の第12の特徴は、上記本発明
装置の第11の特徴における前記外部設置装置群部が、
前記放水ガンに接続して水を供給する水圧送装置と、前
記発射ガンに接続してはつり用の弾を供給するショット
ブラストと、前記スプレーガンに接続して塗料を供給す
る塗布圧送装置と、前記スプレーガンに接続して空気を
供給するコンプレッサと、前記ブロアガンに接続して空
気を供給する高圧ブロアとを有してなる内表面再生処理
遠隔操作式省人化作業システム装置の構成採用にある。
装置の第11の特徴における前記外部設置装置群部が、
前記放水ガンに接続して水を供給する水圧送装置と、前
記発射ガンに接続してはつり用の弾を供給するショット
ブラストと、前記スプレーガンに接続して塗料を供給す
る塗布圧送装置と、前記スプレーガンに接続して空気を
供給するコンプレッサと、前記ブロアガンに接続して空
気を供給する高圧ブロアとを有してなる内表面再生処理
遠隔操作式省人化作業システム装置の構成採用にある。
【0057】本発明装置の第13の特徴は、上記本発明
装置の第1、第3、第4、第6、第7、第8、第9、第
10、第11又は第12の特徴における前記昇降回転部
が、前記枢軸部に沿って昇降するインナーフレームであ
る昇降フレームと、前記昇降フレームに取付けられて前
記枢軸部の前記ガイドレールに沿って回転移動するガイ
ドローラと、前記枢軸部を中心に回転するアウターフレ
ームである回転フレームと、前記昇降フレームの外周に
取付けられて外周に無端チェーンを巻着固定したチェー
ンスプロケットと、前記回転フレームに取付けられて当
該チェーンスプロケットとの直接の噛合回転により前記
回転フレームを回転するモータ駆動の小スプロケットを
有してなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システ
ム装置の構成採用にある。
装置の第1、第3、第4、第6、第7、第8、第9、第
10、第11又は第12の特徴における前記昇降回転部
が、前記枢軸部に沿って昇降するインナーフレームであ
る昇降フレームと、前記昇降フレームに取付けられて前
記枢軸部の前記ガイドレールに沿って回転移動するガイ
ドローラと、前記枢軸部を中心に回転するアウターフレ
ームである回転フレームと、前記昇降フレームの外周に
取付けられて外周に無端チェーンを巻着固定したチェー
ンスプロケットと、前記回転フレームに取付けられて当
該チェーンスプロケットとの直接の噛合回転により前記
回転フレームを回転するモータ駆動の小スプロケットを
有してなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システ
ム装置の構成採用にある。
【0058】本発明装置の第14の特徴は、上記本発明
装置の第13の特徴における前記昇降回転部が、前記回
転フレームに設置された装置設置台取付部と、前記装置
設置台取付部に設置されて装置を設置する装置設置台
と、前記装置設置台に取付けられて、前記吸引フードに
接続されて埃、ミスト状塗料及び気化溶剤を回収する乾
式集塵装置を有してなる内表面再生処理遠隔操作式省人
化作業システム装置の構成採用にある。
装置の第13の特徴における前記昇降回転部が、前記回
転フレームに設置された装置設置台取付部と、前記装置
設置台取付部に設置されて装置を設置する装置設置台
と、前記装置設置台に取付けられて、前記吸引フードに
接続されて埃、ミスト状塗料及び気化溶剤を回収する乾
式集塵装置を有してなる内表面再生処理遠隔操作式省人
化作業システム装置の構成採用にある。
【0059】本発明装置の第15の特徴は、上記本発明
装置の第7、第8、第9、第10、第11、第12又は
第13の特徴における前記外部設置装置群部が、前記吸
引フードに接続されて埃、ミスト状塗料及び気化溶剤を
回収する乾式集塵装置を有してなる内表面再生処理遠隔
操作式省人化作業システム装置の構成採用にある。
装置の第7、第8、第9、第10、第11、第12又は
第13の特徴における前記外部設置装置群部が、前記吸
引フードに接続されて埃、ミスト状塗料及び気化溶剤を
回収する乾式集塵装置を有してなる内表面再生処理遠隔
操作式省人化作業システム装置の構成採用にある。
【0060】本発明装置の第16の特徴は、上記本発明
装置の第1、第3、第4、第6、第7、第8、第9、第
10、第11、第12、第13又は第15の特徴におけ
る前記昇降制御部が、前記枢軸部の最上部に取付けられ
る機械ベースフレームと、前記機械ベースフレームに設
置されるとともに前記枢軸部上端を前記円筒形貯水槽の
天井穴のカラー部中心に固定をする放射状に設置された
トップリガと、前記機械ベースフレーム上に設置され前
記昇降回転部の昇降と前記センターワイヤ又は前記セン
ターチェーンの緊張を制御する昇降緊張制御装置と、前
記昇降回転部と前記昇降緊張制御装置に亙って接続され
て昇降の動力を伝達する昇降チェーン又は昇降ワイヤと
を有してなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業シス
テム装置の構成採用にある。
装置の第1、第3、第4、第6、第7、第8、第9、第
10、第11、第12、第13又は第15の特徴におけ
る前記昇降制御部が、前記枢軸部の最上部に取付けられ
る機械ベースフレームと、前記機械ベースフレームに設
置されるとともに前記枢軸部上端を前記円筒形貯水槽の
天井穴のカラー部中心に固定をする放射状に設置された
トップリガと、前記機械ベースフレーム上に設置され前
記昇降回転部の昇降と前記センターワイヤ又は前記セン
ターチェーンの緊張を制御する昇降緊張制御装置と、前
記昇降回転部と前記昇降緊張制御装置に亙って接続され
て昇降の動力を伝達する昇降チェーン又は昇降ワイヤと
を有してなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業シス
テム装置の構成採用にある。
【0061】本発明装置の第17の特徴は、上記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10、第11、第12、第13、第14、
第15又は第16の特徴における前記作業装置部が、前
記フレーム台車に作業員が搭乗する搭乗籠を設置可能で
ある内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置
の構成採用にある。
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10、第11、第12、第13、第14、
第15又は第16の特徴における前記作業装置部が、前
記フレーム台車に作業員が搭乗する搭乗籠を設置可能で
ある内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置
の構成採用にある。
【0062】本発明装置の第18の特徴は、上記本発明
装置の第17の特徴における前記搭乗籠が、吊下げ式に
設置されてなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業シ
ステム装置の構成採用にある。
装置の第17の特徴における前記搭乗籠が、吊下げ式に
設置されてなる内表面再生処理遠隔操作式省人化作業シ
ステム装置の構成採用にある。
【0063】本発明装置の第19の特徴は、上記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10、第11、第12、第13、第14、
第15、第16、第17又は第18の特徴における前記
作業アーム部が、複数本設置されてなる内表面再生処理
遠隔操作式省人化作業システム装置の構成採用にある。
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10、第11、第12、第13、第14、
第15、第16、第17又は第18の特徴における前記
作業アーム部が、複数本設置されてなる内表面再生処理
遠隔操作式省人化作業システム装置の構成採用にある。
【0064】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る装置例
1及びこれに対応適用する作業方法例1、装置例2及び
これに対応適用する作業方法2を図面を参照して順に説
明する。
1及びこれに対応適用する作業方法例1、装置例2及び
これに対応適用する作業方法2を図面を参照して順に説
明する。
【0065】(装置例1)本装置例を図1乃至図8を参
照して説明する。図1は、円筒形ドーム貯水槽に設置さ
れた本装置例を示した概略図であり、図2は、竪向円筒
形貯水槽に設置された本装置例の構成及び作動図であ
り、図3は、本装置例における枢軸部の説明図であり、
(a)は枢軸パイプの拡大水平断面図であり、(b)は
枢軸パイプの拡大下部垂直断面図であり、(c)は枢軸
パイプの拡大上部垂直断面図であり、図4は、本装置例
における作業装置部の拡大側面図である。
照して説明する。図1は、円筒形ドーム貯水槽に設置さ
れた本装置例を示した概略図であり、図2は、竪向円筒
形貯水槽に設置された本装置例の構成及び作動図であ
り、図3は、本装置例における枢軸部の説明図であり、
(a)は枢軸パイプの拡大水平断面図であり、(b)は
枢軸パイプの拡大下部垂直断面図であり、(c)は枢軸
パイプの拡大上部垂直断面図であり、図4は、本装置例
における作業装置部の拡大側面図である。
【0066】図5は、同じく作業装置部の拡大正面図で
あり、図6は、図2中VI−VI線視断面図であり、図7
は、本装置例における昇降回転部の一部垂直破断拡大側
面図であり、図8は、本装置例における昇降回転部の説
明図であり、(a)は昇降回転部の拡大平面図であり、
(b)は昇降回転部の装置設置台取付部の拡大正面図で
ある。
あり、図6は、図2中VI−VI線視断面図であり、図7
は、本装置例における昇降回転部の一部垂直破断拡大側
面図であり、図8は、本装置例における昇降回転部の説
明図であり、(a)は昇降回転部の拡大平面図であり、
(b)は昇降回転部の装置設置台取付部の拡大正面図で
ある。
【0067】図1乃至図8を参照して、本装置例を含む
円筒形貯水槽内表面再生処理遠隔操作式省人化作業シス
テムは、再生処理の作業構造物である円筒形ドーム貯水
槽α1と、本装置例である円筒形貯水槽内表面再生処理
遠隔操作式省人化作業システム装置からなる。
円筒形貯水槽内表面再生処理遠隔操作式省人化作業シス
テムは、再生処理の作業構造物である円筒形ドーム貯水
槽α1と、本装置例である円筒形貯水槽内表面再生処理
遠隔操作式省人化作業システム装置からなる。
【0068】なお、図1では、塗布の対象構造物である
円筒形ドーム貯水槽α1であり、図2においては、円筒
形ドーム貯水槽α1に代えて円錐屋根の竪向円筒形貯水
槽α2としてあり、本装置例の場合にはどちらも同様に
適用されて、竪向円筒形貯水槽α2には円筒形ドーム貯
水槽α1を含めるものとして説明する。
円筒形ドーム貯水槽α1であり、図2においては、円筒
形ドーム貯水槽α1に代えて円錐屋根の竪向円筒形貯水
槽α2としてあり、本装置例の場合にはどちらも同様に
適用されて、竪向円筒形貯水槽α2には円筒形ドーム貯
水槽α1を含めるものとして説明する。
【0069】前記円筒形貯水槽α2は、塗布対象である
円錐天井aと、塗布対象である内壁bと、塗布対象であ
る円形の床cと、前記床cの円中央に存在する排水ピッ
トdと、前記円錐天井aの中央に空けられた天井穴eと
を有し、前記天井穴eはカラー部e1を有する。なお、
円筒形貯水槽α2の内面は鉄筋コンクリートで構成され
ているとする。
円錐天井aと、塗布対象である内壁bと、塗布対象であ
る円形の床cと、前記床cの円中央に存在する排水ピッ
トdと、前記円錐天井aの中央に空けられた天井穴eと
を有し、前記天井穴eはカラー部e1を有する。なお、
円筒形貯水槽α2の内面は鉄筋コンクリートで構成され
ているとする。
【0070】本装置例は、前記円筒形ドーム貯水槽α1
の平面円軸心に垂直設置された枢軸部Aと、前記枢軸部
Aを前記円筒形ドーム貯水槽α1と接地固定するアンダ
ーリガ部Bと、前記枢軸部Aから前記円筒形ドーム貯水
槽α1の内面までの半径方向位置決めを油圧にて行う延
縮自在な作業アーム部Cと、前記作業アーム部Cに搭載
されて作業を行う作業装置部Dと、前記作業アーム部C
基端と接続されて前記枢軸部Aに沿った昇降運動及び前
記枢軸部Aを中心とした回転運動を行う昇降回転部E
と、前記枢軸部Aの最上端に設置されて前記昇降回転部
Eの昇降を制御する昇降制御部Fと、前記昇降制御部F
を内部に設置する機械室Gと、前記円筒形ドーム貯水槽
α1の外部に設置されて遠隔操作、監視及び各種処理用
物質の供給を行う外部設置装置群部Hとを有する。また
図1では、前記外部設置装置群部Hの説明のため、前記
機械室Gは省略してある。
の平面円軸心に垂直設置された枢軸部Aと、前記枢軸部
Aを前記円筒形ドーム貯水槽α1と接地固定するアンダ
ーリガ部Bと、前記枢軸部Aから前記円筒形ドーム貯水
槽α1の内面までの半径方向位置決めを油圧にて行う延
縮自在な作業アーム部Cと、前記作業アーム部Cに搭載
されて作業を行う作業装置部Dと、前記作業アーム部C
基端と接続されて前記枢軸部Aに沿った昇降運動及び前
記枢軸部Aを中心とした回転運動を行う昇降回転部E
と、前記枢軸部Aの最上端に設置されて前記昇降回転部
Eの昇降を制御する昇降制御部Fと、前記昇降制御部F
を内部に設置する機械室Gと、前記円筒形ドーム貯水槽
α1の外部に設置されて遠隔操作、監視及び各種処理用
物質の供給を行う外部設置装置群部Hとを有する。また
図1では、前記外部設置装置群部Hの説明のため、前記
機械室Gは省略してある。
【0071】前記枢軸部Aは、枢軸となる複数の枢軸パ
イプ1と、前記枢軸パイプ1の内側に取付けられた雌型
スリーブ継手2と、当該雌型スリーブ継手2の下端面等
間隔4箇所陥設した凹型切り込み3と、前記雌型スリー
ブ継手2と結合する雄型スリーブ継手4と、当該雄型ス
リーブ継手4の外周に枢軸パイプ1の上端から外出形成
し、前記凹型切り込み3と嵌合する凸型嵌め込み5と、
前記枢軸パイプ1の外側に放射状に4箇所取付けられ枢
軸方向に突出延在して前記昇降回転部Eを上下にガイド
するガイドレール6と、前記枢軸パイプ1の中を通り前
記枢軸パイプ1を緊張力により棒状固定するセンターワ
イヤ7とを有する。
イプ1と、前記枢軸パイプ1の内側に取付けられた雌型
スリーブ継手2と、当該雌型スリーブ継手2の下端面等
間隔4箇所陥設した凹型切り込み3と、前記雌型スリー
ブ継手2と結合する雄型スリーブ継手4と、当該雄型ス
リーブ継手4の外周に枢軸パイプ1の上端から外出形成
し、前記凹型切り込み3と嵌合する凸型嵌め込み5と、
前記枢軸パイプ1の外側に放射状に4箇所取付けられ枢
軸方向に突出延在して前記昇降回転部Eを上下にガイド
するガイドレール6と、前記枢軸パイプ1の中を通り前
記枢軸パイプ1を緊張力により棒状固定するセンターワ
イヤ7とを有する。
【0072】よって、前記枢軸部Aは、前記凹型切り込
み3と凸型嵌め込み5の嵌結によって複数の前記枢軸パ
イプ1で構成され、前記枢軸パイプ1自体が捩れ回転す
ることはない構造となる。
み3と凸型嵌め込み5の嵌結によって複数の前記枢軸パ
イプ1で構成され、前記枢軸パイプ1自体が捩れ回転す
ることはない構造となる。
【0073】前記アンダーリガ部Bは、最下部の前記枢
軸パイプ1及び前記センターワイヤ7の下端を固定する
アンダーリガフレーム8と、前記アンダーリガフレーム
8に等間隔放射状に4箇所螺着された支脚9と、前記支
脚9の先端それぞれに螺着されて水平及び垂直レベルを
調整するスクリュージャッキ10とを有する。
軸パイプ1及び前記センターワイヤ7の下端を固定する
アンダーリガフレーム8と、前記アンダーリガフレーム
8に等間隔放射状に4箇所螺着された支脚9と、前記支
脚9の先端それぞれに螺着されて水平及び垂直レベルを
調整するスクリュージャッキ10とを有する。
【0074】前記作業アーム部Cは、先端に向けて細く
し図示しない延縮ウインチ及び延縮ワイヤによる段階的
抜挿により延縮自在な延縮ビーム11と、前記延縮ビー
ム11の先端に設置されて図示しないエアプッシャによ
り前記内壁bに接触自在に前記作業アーム部Cの旋回時
に前記内壁bと接触回転して移動するプッシャローラ1
2とを有する。
し図示しない延縮ウインチ及び延縮ワイヤによる段階的
抜挿により延縮自在な延縮ビーム11と、前記延縮ビー
ム11の先端に設置されて図示しないエアプッシャによ
り前記内壁bに接触自在に前記作業アーム部Cの旋回時
に前記内壁bと接触回転して移動するプッシャローラ1
2とを有する。
【0075】前記作業装置部Dは、塗装装置を装架した
場合には、前記延縮ビーム11上に跨架搭載して前後移
動可能な跨座型断面П型フレーム台車13と、フレーム
台車13に沿って回転自在なガンアーム棒14と、前記
ガンアーム棒14先端に斜折方向に連設されたガンアー
ム板15と、着脱板14aを一体的に介した前記ガン回
転式アーム棒14の回転軸であるアーム回転軸16と、
着脱板14aの回転角を検知し、7.5度間隔で回転角
の位置を決める回転角センサ装置17と、アーム回転軸
16の回転の動力をつくる回転モータ18と、前記ガン
アーム板15に設置されたスプレーガン19と、前記ガ
ンアーム板15を中に挟んで仕切りとして前記スプレー
ガン19と反対側に設置されたモニタカメラ20と、前
記モニタカメラ20を防塵する防塵ケース21と、前記
延縮ビーム11上での前記フレーム台車13の延縮ビー
ム11接続段節部11a相互間の移動をスムーズにする
乗移走行ローラ22と、同じく前記延縮ビーム11の上
面跨乗の前記フレーム台車13の移動をスムーズにする
上面走行ローラ23と、同じく前記延縮ビーム11の下
面の前記フレーム台車13の移動をスムーズにする下面
走行ローラ24と、前記フレーム台車13の前記延縮ビ
ーム11からの高さを調節する高さ調整シリンダ25
と、埃、気化溶剤及び前記スプレーガン19から出たミ
スト状塗料を吸引する吸引フード26とを有する。
場合には、前記延縮ビーム11上に跨架搭載して前後移
動可能な跨座型断面П型フレーム台車13と、フレーム
台車13に沿って回転自在なガンアーム棒14と、前記
ガンアーム棒14先端に斜折方向に連設されたガンアー
ム板15と、着脱板14aを一体的に介した前記ガン回
転式アーム棒14の回転軸であるアーム回転軸16と、
着脱板14aの回転角を検知し、7.5度間隔で回転角
の位置を決める回転角センサ装置17と、アーム回転軸
16の回転の動力をつくる回転モータ18と、前記ガン
アーム板15に設置されたスプレーガン19と、前記ガ
ンアーム板15を中に挟んで仕切りとして前記スプレー
ガン19と反対側に設置されたモニタカメラ20と、前
記モニタカメラ20を防塵する防塵ケース21と、前記
延縮ビーム11上での前記フレーム台車13の延縮ビー
ム11接続段節部11a相互間の移動をスムーズにする
乗移走行ローラ22と、同じく前記延縮ビーム11の上
面跨乗の前記フレーム台車13の移動をスムーズにする
上面走行ローラ23と、同じく前記延縮ビーム11の下
面の前記フレーム台車13の移動をスムーズにする下面
走行ローラ24と、前記フレーム台車13の前記延縮ビ
ーム11からの高さを調節する高さ調整シリンダ25
と、埃、気化溶剤及び前記スプレーガン19から出たミ
スト状塗料を吸引する吸引フード26とを有する。
【0076】前記昇降回転部Eは、前記枢軸部Aに沿っ
て昇降するインナーフレームである昇降フレーム27
と、昇降フレーム27上部に設置された上フランジリブ
28と、昇降フレーム27下部に設置された下フランジ
リブ29と、昇降フレーム27の上下フランジリブ2
8,29上にそれぞれ並突した連立ブラケット27a,
27b間に空転自在に設置され前記枢軸部Aの前記ガイ
ドレール6に沿って回転移動するガイドローラ30と、
前記枢軸部Aを中心に回転するアウターフレームである
回転フレーム31と、回転フレーム31に取付けられて
前記作業アーム部C基端を片持取付けるアーム取付ブラ
ケット32と、前記回転フレーム31に取付けられて装
置設置台38を取付ける装置設置台取付部33と、前記
昇降フレーム27の下端部全周囲に亙りローラチェーン
を固定巻き付けたチェーンスプロケット34と、前記回
転フレーム31に取付けられて前記チェーンスプロケッ
ト34との直接の噛合回転により前記回転フレーム31
を旋回するモータ35aの軸端に固着した小スプロケッ
ト35と、前記回転フレーム31に設置されて前記上フ
ランジリブ28及び前記下フランジリブ29の外側で転
接する回転ガイドローラ36と、同じく前記上フランジ
リブ28及び前記下フランジリブ29のそれぞれ下側、
上側でそれぞれ転接する回転ガイドローラ37と、装置
を設置する装置設置台38と、前記吸引フード26に接
続されて埃、ミスト状塗料及び気化溶剤を回収する乾式
集塵装置39とを有する。
て昇降するインナーフレームである昇降フレーム27
と、昇降フレーム27上部に設置された上フランジリブ
28と、昇降フレーム27下部に設置された下フランジ
リブ29と、昇降フレーム27の上下フランジリブ2
8,29上にそれぞれ並突した連立ブラケット27a,
27b間に空転自在に設置され前記枢軸部Aの前記ガイ
ドレール6に沿って回転移動するガイドローラ30と、
前記枢軸部Aを中心に回転するアウターフレームである
回転フレーム31と、回転フレーム31に取付けられて
前記作業アーム部C基端を片持取付けるアーム取付ブラ
ケット32と、前記回転フレーム31に取付けられて装
置設置台38を取付ける装置設置台取付部33と、前記
昇降フレーム27の下端部全周囲に亙りローラチェーン
を固定巻き付けたチェーンスプロケット34と、前記回
転フレーム31に取付けられて前記チェーンスプロケッ
ト34との直接の噛合回転により前記回転フレーム31
を旋回するモータ35aの軸端に固着した小スプロケッ
ト35と、前記回転フレーム31に設置されて前記上フ
ランジリブ28及び前記下フランジリブ29の外側で転
接する回転ガイドローラ36と、同じく前記上フランジ
リブ28及び前記下フランジリブ29のそれぞれ下側、
上側でそれぞれ転接する回転ガイドローラ37と、装置
を設置する装置設置台38と、前記吸引フード26に接
続されて埃、ミスト状塗料及び気化溶剤を回収する乾式
集塵装置39とを有する。
【0077】よって、前記枢軸部Aの前記ガイドレール
6上に沿った前記ガイドローラ30の移動によって、前
記枢軸部Aの前記凹型切り込み3と凸型嵌め込み5の嵌
結と併せて、前記昇降フレーム27自体が前記枢軸パイ
プ1を中心とした捩れ回転をすることはない構造とな
る。
6上に沿った前記ガイドローラ30の移動によって、前
記枢軸部Aの前記凹型切り込み3と凸型嵌め込み5の嵌
結と併せて、前記昇降フレーム27自体が前記枢軸パイ
プ1を中心とした捩れ回転をすることはない構造とな
る。
【0078】前記昇降制御部Fは、前記枢軸部の最上部
に取付けられる機械ベースフレーム40と、前記機械ベ
ースフレーム40に設置され前記カラー部e1との固定
をする放射状に4箇所に設置されたトップリガ41と、
前記機械ベースフレーム40上に設置され前記昇降回転
部Eの昇降及び前記センターワイヤ7の緊張をそれぞれ
制御する昇降緊張制御装置42と、前記昇降回転部Eに
接続されて昇降の動力を介する昇降チェーン43とを有
する。
に取付けられる機械ベースフレーム40と、前記機械ベ
ースフレーム40に設置され前記カラー部e1との固定
をする放射状に4箇所に設置されたトップリガ41と、
前記機械ベースフレーム40上に設置され前記昇降回転
部Eの昇降及び前記センターワイヤ7の緊張をそれぞれ
制御する昇降緊張制御装置42と、前記昇降回転部Eに
接続されて昇降の動力を介する昇降チェーン43とを有
する。
【0079】前記機械室Gは、前記昇降制御部Fを囲覆
するように前記天井穴eの上側に設置される。
するように前記天井穴eの上側に設置される。
【0080】前記外部設置装置群部Hは、前記モニタカ
メラ20からの画像を映す画像モニタ44と、前記モニ
タカメラ20からの画像データを画像モニタ44を通し
て記録するビデオ装置45と、前記円筒形貯水槽内表面
再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置の全体作業
を遠隔操作制御する遠隔操作盤46と、はつりの弾の供
給するショットブラスト47と、塗布の塗料を圧送する
塗布圧送装置48と、前記塗料をスプレーするための圧
縮空気を供給するコンプレッサ49と、乾燥時の高圧空
気を供給する高圧ブロア50とを有する。又、真空乾燥
時の真空ポンプ(図示せず)も含まれる。
メラ20からの画像を映す画像モニタ44と、前記モニ
タカメラ20からの画像データを画像モニタ44を通し
て記録するビデオ装置45と、前記円筒形貯水槽内表面
再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置の全体作業
を遠隔操作制御する遠隔操作盤46と、はつりの弾の供
給するショットブラスト47と、塗布の塗料を圧送する
塗布圧送装置48と、前記塗料をスプレーするための圧
縮空気を供給するコンプレッサ49と、乾燥時の高圧空
気を供給する高圧ブロア50とを有する。又、真空乾燥
時の真空ポンプ(図示せず)も含まれる。
【0081】なお、センターワイヤ7は、センターチェ
ーンに代えてもよく、また、昇降チェーン43は、昇降
ワイヤに代えてもよい。また、昇降回転部Eは、装置設
置台取付部33、装置設置台38を無くして、乾式集塵
装置39を外部設置装置群部Hに入れてもよい。また、
複数の前記作業アーム部Cと、それに合せた作業装置部
D及び外部設置装置群部Hとしてもよい。
ーンに代えてもよく、また、昇降チェーン43は、昇降
ワイヤに代えてもよい。また、昇降回転部Eは、装置設
置台取付部33、装置設置台38を無くして、乾式集塵
装置39を外部設置装置群部Hに入れてもよい。また、
複数の前記作業アーム部Cと、それに合せた作業装置部
D及び外部設置装置群部Hとしてもよい。
【0082】(装置組立解体方法例1)本装置組立解体
方法例は、前記装置例1に対応適用するものであり、同
じく図1乃至図8を参照して説明する。
方法例は、前記装置例1に対応適用するものであり、同
じく図1乃至図8を参照して説明する。
【0083】先ず、天井穴eを各部品の搬出入が行える
ような大きさでなければ広げて、また円筒形貯水槽α2
の排水ピットdによってアンダーリガ部Bが据え置きで
きない場合には、天井穴eから図示しない渡板等をクレ
ーン等で内部へ搬入して、前記排水ピットd上に渡して
足場をつくる。
ような大きさでなければ広げて、また円筒形貯水槽α2
の排水ピットdによってアンダーリガ部Bが据え置きで
きない場合には、天井穴eから図示しない渡板等をクレ
ーン等で内部へ搬入して、前記排水ピットd上に渡して
足場をつくる。
【0084】次に、前記天井穴eから、短縮した作業ア
ーム部C、作業装置部D、装置設置台38、乾式集塵装
置39を内部へ搬入し、前記作業アーム部C上にその都
度作業に合わせた前記作業装置部Dを搭載し、図示しな
い仮設台車上に仮置きし、前記装置設置台38上に前記
乾式集塵装置39を仮置きする。次に同様に折たたんだ
アンダーリガ部Bを搬入し、床cの中央に広げて設置す
る。
ーム部C、作業装置部D、装置設置台38、乾式集塵装
置39を内部へ搬入し、前記作業アーム部C上にその都
度作業に合わせた前記作業装置部Dを搭載し、図示しな
い仮設台車上に仮置きし、前記装置設置台38上に前記
乾式集塵装置39を仮置きする。次に同様に折たたんだ
アンダーリガ部Bを搬入し、床cの中央に広げて設置す
る。
【0085】そして、スクリュージャッキ10で水平及
び垂直レベルを調整し、昇降回転部Eを取付けた最下段
の枢軸パイプ1を搬入し、前記アンダーリガ部Bへ取付
け、同時に前記昇降回転部Eへ前記作業アーム部C及び
前記装置設置台38を取付け、残りの枢軸パイプ1を前
記円筒形貯水槽α2の外部で連結したものを搬入して積
継連結して枢軸部Aとし、センターワイヤ7下端を前記
アンダーリガ部Bの図示しないフックへ接続し、昇降制
御部Fを前記枢軸部Aの最上部へ取付け、トップリガ4
1で前記円筒形貯水槽α2のカラー部e1に固定し、仮
設電気配線を前記昇降制御部Fへ接続する。
び垂直レベルを調整し、昇降回転部Eを取付けた最下段
の枢軸パイプ1を搬入し、前記アンダーリガ部Bへ取付
け、同時に前記昇降回転部Eへ前記作業アーム部C及び
前記装置設置台38を取付け、残りの枢軸パイプ1を前
記円筒形貯水槽α2の外部で連結したものを搬入して積
継連結して枢軸部Aとし、センターワイヤ7下端を前記
アンダーリガ部Bの図示しないフックへ接続し、昇降制
御部Fを前記枢軸部Aの最上部へ取付け、トップリガ4
1で前記円筒形貯水槽α2のカラー部e1に固定し、仮
設電気配線を前記昇降制御部Fへ接続する。
【0086】そして、前記昇降制御部Fの昇降緊張制御
装置42により、前記センターワイヤ7を前記枢軸部A
の中央を通して油圧装置等で巻き上げて緊張により前記
枢軸部Aを棒状固定し、昇降チェーン43の先端を天井
穴eから内部へ入れて、前記昇降回転部Eのフックに接
続し、機械室Gを設置し、外部設置装置群部Hのそれぞ
れと接続して、また全ての仮設電気配線を接続して組立
作業を終了する。
装置42により、前記センターワイヤ7を前記枢軸部A
の中央を通して油圧装置等で巻き上げて緊張により前記
枢軸部Aを棒状固定し、昇降チェーン43の先端を天井
穴eから内部へ入れて、前記昇降回転部Eのフックに接
続し、機械室Gを設置し、外部設置装置群部Hのそれぞ
れと接続して、また全ての仮設電気配線を接続して組立
作業を終了する。
【0087】逆に解体は、先ず、前記機械室Gをクレー
ン等で撤去し、前記作業アーム部Cを短縮し、前記昇降
回転部Eを最下端まで下ろし、前記作業アーム部Cを前
記仮設台車上に仮置きし、全ての配線を撤去し、前記外
部設置装置群部Hのそれぞれと接続を解除して、前記昇
降チェーン43を前記昇降回転部Eのフックから取外し
図示しない収納ボックスへ入れて、前記センターワイヤ
7も前記昇降緊張制御装置42により緊張を解いて前記
アンダーリガ部Bのフックから取外し収納する。
ン等で撤去し、前記作業アーム部Cを短縮し、前記昇降
回転部Eを最下端まで下ろし、前記作業アーム部Cを前
記仮設台車上に仮置きし、全ての配線を撤去し、前記外
部設置装置群部Hのそれぞれと接続を解除して、前記昇
降チェーン43を前記昇降回転部Eのフックから取外し
図示しない収納ボックスへ入れて、前記センターワイヤ
7も前記昇降緊張制御装置42により緊張を解いて前記
アンダーリガ部Bのフックから取外し収納する。
【0088】そして、前記機械ベースフレーム40の前
記トップリガ41を前記カラー部e1から取外して撤去
し、前記作業アーム部C及び前記装置設置台38を前記
昇降回転部Eから取外し、前記枢軸部Aをクレーン等で
吊り下げて前記アンダーリガ部Bを折りたたんで取外
し、前記作業アーム部C上の前記作業装置部Dを取外
し、前記装置設置台38から前記乾式集塵装置39を取
外し、分解した各部品機材を前記天井穴eからクレーン
等で搬出して、必要な場合は、前記渡板も搬出して及び
広げた前記天井穴eを閉鎖して、解体作業を終了する。
記トップリガ41を前記カラー部e1から取外して撤去
し、前記作業アーム部C及び前記装置設置台38を前記
昇降回転部Eから取外し、前記枢軸部Aをクレーン等で
吊り下げて前記アンダーリガ部Bを折りたたんで取外
し、前記作業アーム部C上の前記作業装置部Dを取外
し、前記装置設置台38から前記乾式集塵装置39を取
外し、分解した各部品機材を前記天井穴eからクレーン
等で搬出して、必要な場合は、前記渡板も搬出して及び
広げた前記天井穴eを閉鎖して、解体作業を終了する。
【0089】なお、本装置組立解体方法例に限られるも
のではなく、本発明者による特願平10―17395号
に記載の装置組立方法も適用できる。
のではなく、本発明者による特願平10―17395号
に記載の装置組立方法も適用できる。
【0090】(作業方法例1)次に、前記装置例1に対
応した作業方法例を同じく図1乃至図8を参照して説明
する。先ず、本作業方法例の内表面再生処理作業は、前
記円筒形貯水槽α2の内面において、事前調査処理、高
圧水洗浄処理、コンクリートの腐食部分のはつり処理、
旧塗装剥離(サンダー掛け)処理、減圧乾燥処理、錆止
めの塗布処理、不陸充填処理、耐震用カーボンクロス貼
り処理、プライマー塗布処理、コーティング処理、事後
検査処理の順に行う。
応した作業方法例を同じく図1乃至図8を参照して説明
する。先ず、本作業方法例の内表面再生処理作業は、前
記円筒形貯水槽α2の内面において、事前調査処理、高
圧水洗浄処理、コンクリートの腐食部分のはつり処理、
旧塗装剥離(サンダー掛け)処理、減圧乾燥処理、錆止
めの塗布処理、不陸充填処理、耐震用カーボンクロス貼
り処理、プライマー塗布処理、コーティング処理、事後
検査処理の順に行う。
【0091】但し、前記事前調査処理、前記不陸充填処
理、前記プライマー塗布処理、前記コーティング処理、
事後検査処理以外は、必須の処理でなく、条件によって
必要な場合に選択的に行う。なお、前記床cのアンダー
リガ部Bにより処理不可能な部分だけは、円筒形貯水槽
内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置の搬
出後に作業員が直接各処理を行う。
理、前記プライマー塗布処理、前記コーティング処理、
事後検査処理以外は、必須の処理でなく、条件によって
必要な場合に選択的に行う。なお、前記床cのアンダー
リガ部Bにより処理不可能な部分だけは、円筒形貯水槽
内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置の搬
出後に作業員が直接各処理を行う。
【0092】先ず、前記事前調査処理について説明す
る。前記事前調査処理は、その後の作業に関わるので、
詳細に調べることが必要であり、短期間で容易に設置可
能な前記円筒形貯水槽内表面再生処理遠隔操作式省人化
システム装置を設置し、作業員は外部から画像モニタ4
4及び遠隔操作盤46を用いて円筒形貯水槽内表面再生
処理遠隔操作式省人化作業システム装置を遠隔操作す
る。
る。前記事前調査処理は、その後の作業に関わるので、
詳細に調べることが必要であり、短期間で容易に設置可
能な前記円筒形貯水槽内表面再生処理遠隔操作式省人化
システム装置を設置し、作業員は外部から画像モニタ4
4及び遠隔操作盤46を用いて円筒形貯水槽内表面再生
処理遠隔操作式省人化作業システム装置を遠隔操作す
る。
【0093】前記昇降回転部Eを昇降して、適当な高さ
に調整して、前記作業アーム部C上で前記作業装置部D
を前後に動かして、高さ調整シリンダ25を用いて高さ
を微調整し、回転式ガンアーム棒14を回転してモニタ
カメラ20を三次元の位置移動自在に適当な調査部分の
位置に移動して撮影を行い、前記画像モニタ44で腐食
の程度を調査し、前記円筒形貯水槽α2の円錐天井a、
内壁b、床cに亙り全体的に行う。
に調整して、前記作業アーム部C上で前記作業装置部D
を前後に動かして、高さ調整シリンダ25を用いて高さ
を微調整し、回転式ガンアーム棒14を回転してモニタ
カメラ20を三次元の位置移動自在に適当な調査部分の
位置に移動して撮影を行い、前記画像モニタ44で腐食
の程度を調査し、前記円筒形貯水槽α2の円錐天井a、
内壁b、床cに亙り全体的に行う。
【0094】撮影された映像のデータは、場合によりビ
デオ装置45により記録することもでき、また、コンピ
ュータの画像解析にかけることによって、画像解析によ
るより詳しい調査をすることもでき、また3次元的に表
現することによって全体的に把握することもでき、調査
作業員の負担を大きく減らすことができる。この事項
は、以下の処理工程における作業状況の撮影でも同様で
ある。
デオ装置45により記録することもでき、また、コンピ
ュータの画像解析にかけることによって、画像解析によ
るより詳しい調査をすることもでき、また3次元的に表
現することによって全体的に把握することもでき、調査
作業員の負担を大きく減らすことができる。この事項
は、以下の処理工程における作業状況の撮影でも同様で
ある。
【0095】次に説明の便宜のため、前記コーティング
処理について、ガンアーム板15にモニタカメラ20と
スプレーガン19と吸引フード26とを装着したガンア
ーム棒14を着脱板14aを介してアーム回転軸16に
装架して、図2を参照して説明する。コーティング処理
は、下地用のプライマーの塗布後に仕上げのエポキシ樹
脂を塗布する。先ず、前記円筒形貯水槽α2内に前記円
筒形貯水槽内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システ
ム装置を設置した状態で、作業員は外部から前記画像モ
ニタ44及び前記遠隔操作盤46を用いて遠隔操作す
る。
処理について、ガンアーム板15にモニタカメラ20と
スプレーガン19と吸引フード26とを装着したガンア
ーム棒14を着脱板14aを介してアーム回転軸16に
装架して、図2を参照して説明する。コーティング処理
は、下地用のプライマーの塗布後に仕上げのエポキシ樹
脂を塗布する。先ず、前記円筒形貯水槽α2内に前記円
筒形貯水槽内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システ
ム装置を設置した状態で、作業員は外部から前記画像モ
ニタ44及び前記遠隔操作盤46を用いて遠隔操作す
る。
【0096】前記コーティング処理は、万が一の液垂れ
防止のため前記円筒形貯水槽α2の前記円錐天井a、前
記内壁b、前記床cへの順に行う。先ず前記円錐天井a
については、前記作業アーム部Cを短縮し、前記昇降回
転部Eを昇降して、適当な高さに調整して、前記作業ア
ーム部C上でフレーム台車13により前記作業装置部D
を前後に動かし、前記高さ調整シリンダ25を用いて高
さを微調整する。
防止のため前記円筒形貯水槽α2の前記円錐天井a、前
記内壁b、前記床cへの順に行う。先ず前記円錐天井a
については、前記作業アーム部Cを短縮し、前記昇降回
転部Eを昇降して、適当な高さに調整して、前記作業ア
ーム部C上でフレーム台車13により前記作業装置部D
を前後に動かし、前記高さ調整シリンダ25を用いて高
さを微調整する。
【0097】前記回転式ガンアーム棒14を回転してス
プレーガン19を塗布対象部分への適当な位置に調整し
て、前記昇降回転部Eを水平方向に旋回させつつ、噴霧
して塗布することにより、前記円錐天井aに環状に塗布
することができ、前記作業装置部Dにおける前記枢軸部
Aからの半径を小から大へ変化させて前記昇降回転部E
を水平方向へ旋回をさせることにより、前記円錐天井a
の全体に噴霧して塗布することができる。
プレーガン19を塗布対象部分への適当な位置に調整し
て、前記昇降回転部Eを水平方向に旋回させつつ、噴霧
して塗布することにより、前記円錐天井aに環状に塗布
することができ、前記作業装置部Dにおける前記枢軸部
Aからの半径を小から大へ変化させて前記昇降回転部E
を水平方向へ旋回をさせることにより、前記円錐天井a
の全体に噴霧して塗布することができる。
【0098】前記内壁bへの塗布は、前記作業アーム部
Cの延伸調整に伴い、先端のローラプッシャ12のロー
ラを回転自在に内壁b面に接触させて前記ローラプッシ
ャ12の図示しないエアシリンダにより接触圧の微調整
を行い、同じく前記作業装置部Dの前記スプレーガン1
9の指向位置を調整して、前記昇降回転部Eを高から低
へ漸次変化させて、前記昇降回転部Eを水平方向へ旋回
させることにより前記内壁b全体を噴霧して塗布するこ
とができる。
Cの延伸調整に伴い、先端のローラプッシャ12のロー
ラを回転自在に内壁b面に接触させて前記ローラプッシ
ャ12の図示しないエアシリンダにより接触圧の微調整
を行い、同じく前記作業装置部Dの前記スプレーガン1
9の指向位置を調整して、前記昇降回転部Eを高から低
へ漸次変化させて、前記昇降回転部Eを水平方向へ旋回
させることにより前記内壁b全体を噴霧して塗布するこ
とができる。
【0099】前記床cへの塗布も、前記円錐天井aと同
様にして、前記スプレーガン19を塗布部分へ向けて前
記昇降回転部Eを水平方向へ旋回をさせることにより環
状に噴霧して塗布し、前記作業装置部Dにおける前記枢
軸部Aからの半径を大から小へ変化させて塗布する。ま
た、図6に示すように前記アンダーリガ部Bの周りの塗
布が不可能な部分は塗布を行わない。
様にして、前記スプレーガン19を塗布部分へ向けて前
記昇降回転部Eを水平方向へ旋回をさせることにより環
状に噴霧して塗布し、前記作業装置部Dにおける前記枢
軸部Aからの半径を大から小へ変化させて塗布する。ま
た、図6に示すように前記アンダーリガ部Bの周りの塗
布が不可能な部分は塗布を行わない。
【0100】当該コーティング処理は、塗料は塗布圧送
装置48から供給され、コンプレッサ49の空気を用い
て噴霧して塗布され、また、スプレーした塗料の跳ね返
りが前記モニタカメラ20につくのを防ぐため、塗布対
象部分からスプレーガン19を適度に離して塗布を行
う。
装置48から供給され、コンプレッサ49の空気を用い
て噴霧して塗布され、また、スプレーした塗料の跳ね返
りが前記モニタカメラ20につくのを防ぐため、塗布対
象部分からスプレーガン19を適度に離して塗布を行
う。
【0101】さらに、前記作業装置部Dのモニタカメラ
20により、前記作業員により前記画像モニタ44及び
前記遠隔操作盤46を用いて遠隔で監視され、臨機応変
に塗布作業を再度部分的に行うこと等もできる。
20により、前記作業員により前記画像モニタ44及び
前記遠隔操作盤46を用いて遠隔で監視され、臨機応変
に塗布作業を再度部分的に行うこと等もできる。
【0102】また、直接作業を行う作業員が塗布現場に
いないので、前記スプレーガン19によるミスト状塗料
を吸い込むことがない。その上、ミスト状の塗料が空気
中に漂い前記モニタカメラ20における視界が悪くなる
が、吸引フード26から図示しない管を通り乾式集塵装
置39により回収されるので、視界は良好に保つことが
でき、回収した塗料に適当な処理を加えることによりリ
サイクルをすることもできる。
いないので、前記スプレーガン19によるミスト状塗料
を吸い込むことがない。その上、ミスト状の塗料が空気
中に漂い前記モニタカメラ20における視界が悪くなる
が、吸引フード26から図示しない管を通り乾式集塵装
置39により回収されるので、視界は良好に保つことが
でき、回収した塗料に適当な処理を加えることによりリ
サイクルをすることもできる。
【0103】前記高圧水洗浄処理は、前記コーティング
処理と同様にして、前記画像モニタ44で監視しつつ、
塗料の代りに水を高圧で放水して洗浄する。前記スプレ
ーガン19をそのための放水ガンをガンアーム板15に
装着したガンアーム棒14を着脱板14aを介してアー
ム回転軸16に装架代えして、前記塗布圧送装置48及
び前記コンプレッサ49に代えて図示しない別途外部設
置装置群部Hに用意する水圧送装置に接続して、前記円
筒形貯水槽α2の前記円錐天井a、前記内壁b、前記床
cに全体的に行う。
処理と同様にして、前記画像モニタ44で監視しつつ、
塗料の代りに水を高圧で放水して洗浄する。前記スプレ
ーガン19をそのための放水ガンをガンアーム板15に
装着したガンアーム棒14を着脱板14aを介してアー
ム回転軸16に装架代えして、前記塗布圧送装置48及
び前記コンプレッサ49に代えて図示しない別途外部設
置装置群部Hに用意する水圧送装置に接続して、前記円
筒形貯水槽α2の前記円錐天井a、前記内壁b、前記床
cに全体的に行う。
【0104】前記はつり処理は、前記事前調査処理で検
出された腐食部分について前記画像モニタ44で監視し
つつ行い、前記コーティング処理における前記塗布圧送
装置48及び前記コンプレッサ49に代えてショットブ
ラスト47によりはつり用の弾を供給し、前記スプレー
ガン19に代えて発射ガンと吸引フード26をガンアー
ム板15に装着したガンアーム棒14を着脱板14aを
介して回転アーム軸16に装架交換し、前記作業装置部
Dの前記発射ノズル位置を腐食部分に合せて弾の発射に
よりはつりを行い、はつりで生じた埃は前記吸引フード
26で吸い込みつつ行う。
出された腐食部分について前記画像モニタ44で監視し
つつ行い、前記コーティング処理における前記塗布圧送
装置48及び前記コンプレッサ49に代えてショットブ
ラスト47によりはつり用の弾を供給し、前記スプレー
ガン19に代えて発射ガンと吸引フード26をガンアー
ム板15に装着したガンアーム棒14を着脱板14aを
介して回転アーム軸16に装架交換し、前記作業装置部
Dの前記発射ノズル位置を腐食部分に合せて弾の発射に
よりはつりを行い、はつりで生じた埃は前記吸引フード
26で吸い込みつつ行う。
【0105】前記旧塗装剥離処理は、前記円筒形貯水槽
α2の前記円錐天井a、前記内壁b、前記床cに全体的
に又は必要に応じて任意の場所に前記画像モニタ44で
監視しつつ旧塗装の剥離を行い、また前記はつりの処理
ではつった部分の醜い鉄筋部分のサンダー掛けも行う。
α2の前記円錐天井a、前記内壁b、前記床cに全体的
に又は必要に応じて任意の場所に前記画像モニタ44で
監視しつつ旧塗装の剥離を行い、また前記はつりの処理
ではつった部分の醜い鉄筋部分のサンダー掛けも行う。
【0106】前記コーティング処理における前記スプレ
ーガン19に代えて電気配線接続したサンダー装置と吸
引フード26をガンアーム板15に装着したガンアーム
棒14を着脱板14aを介してアーム回転軸16に装架
交換し、前記作業装置部Dの前記サンダー装置の位置を
処理対象部分に合せて、生じた埃は前記吸引フード26
で吸い込みつつ、旧塗装剥離及びサンダー掛けを行う。
ーガン19に代えて電気配線接続したサンダー装置と吸
引フード26をガンアーム板15に装着したガンアーム
棒14を着脱板14aを介してアーム回転軸16に装架
交換し、前記作業装置部Dの前記サンダー装置の位置を
処理対象部分に合せて、生じた埃は前記吸引フード26
で吸い込みつつ、旧塗装剥離及びサンダー掛けを行う。
【0107】前記乾燥処理は、前記円筒形貯水槽α2内
全体の減圧乾燥を行い、前記円筒形貯水槽α2内を図示
しない減圧装置等で減圧して乾燥させ、前記画像モニタ
44で監視を行い、部分的に乾燥してない部分がある場
合には、前記コーティング処理における前記塗布圧送装
置48及び前記コンプレッサ49に代えて高圧ブロア5
0により高圧の空気を供給し、前記スプレーガン19に
代えてブロアガンと吸引フード26をガンアーム板15
に装着したガンアーム棒14を着脱板14aを介してア
ーム回転軸16に装架交換して、前記作業装置部Dの前
記ブロアノズルの位置を対象部分に合せて高圧の空気を
吹き付けて強制乾燥させる。
全体の減圧乾燥を行い、前記円筒形貯水槽α2内を図示
しない減圧装置等で減圧して乾燥させ、前記画像モニタ
44で監視を行い、部分的に乾燥してない部分がある場
合には、前記コーティング処理における前記塗布圧送装
置48及び前記コンプレッサ49に代えて高圧ブロア5
0により高圧の空気を供給し、前記スプレーガン19に
代えてブロアガンと吸引フード26をガンアーム板15
に装着したガンアーム棒14を着脱板14aを介してア
ーム回転軸16に装架交換して、前記作業装置部Dの前
記ブロアノズルの位置を対象部分に合せて高圧の空気を
吹き付けて強制乾燥させる。
【0108】前記乾燥処理は、生じた埃は前記吸引フー
ド26で吸い込みつつ行う。また、前記高圧水洗浄処理
の後の前記はつり処理及び前記旧塗装剥離処理終了後の
処理になるので、洗浄処理で湿らせてからすぐ後の錆止
めの塗布処理終了後に行う従来の技術の乾燥処理に比べ
ても、本方法例は高圧水洗浄処理の後にはつり処理、旧
塗装剥離処理を間において行うので乾燥の処理が少なく
て済み、また乾燥が十分行われることにより前記コーテ
ィング処理後の塗料の浮き、膨れが発生しにくくなる。
ド26で吸い込みつつ行う。また、前記高圧水洗浄処理
の後の前記はつり処理及び前記旧塗装剥離処理終了後の
処理になるので、洗浄処理で湿らせてからすぐ後の錆止
めの塗布処理終了後に行う従来の技術の乾燥処理に比べ
ても、本方法例は高圧水洗浄処理の後にはつり処理、旧
塗装剥離処理を間において行うので乾燥の処理が少なく
て済み、また乾燥が十分行われることにより前記コーテ
ィング処理後の塗料の浮き、膨れが発生しにくくなる。
【0109】前記錆止めの塗布処理は、前記コーティン
グ処理と全く同様にして、錆落としケレン、中和剤等の
錆止め塗料を前記はつり処理を行った部分等に前記同様
スプレーガン19に代えた噴霧ノズルにより噴霧して塗
布する。錆止めの塗布は、前記円筒形貯水槽α2の内面
のコンクリートの鉄筋部分の錆を防止するだけでなく、
コンクリートの中性化を行うため、全体的に行ってもよ
い。
グ処理と全く同様にして、錆落としケレン、中和剤等の
錆止め塗料を前記はつり処理を行った部分等に前記同様
スプレーガン19に代えた噴霧ノズルにより噴霧して塗
布する。錆止めの塗布は、前記円筒形貯水槽α2の内面
のコンクリートの鉄筋部分の錆を防止するだけでなく、
コンクリートの中性化を行うため、全体的に行ってもよ
い。
【0110】前記不陸充填処理は、前記各種塗布処理に
おける前記作業装置部Dに搭乗籠を設置し作業員が搭乗
して、前記作業装置部Dの位置を自在に前記はつり処理
を行なった部分等の充填対象である不陸部分にあわせ
て、前記吸引フード26により気化溶剤等を吸引して、
前記モニタカメラ20で外部からの監視も併せて行い、
樹脂モルタルや高硬度コンクリートを押し付けるように
摺り込んで充填する。また、前記円筒形貯水槽α2の前
記床cには、前記搭乗籠に搭乗せずに直接処理を行う。
おける前記作業装置部Dに搭乗籠を設置し作業員が搭乗
して、前記作業装置部Dの位置を自在に前記はつり処理
を行なった部分等の充填対象である不陸部分にあわせ
て、前記吸引フード26により気化溶剤等を吸引して、
前記モニタカメラ20で外部からの監視も併せて行い、
樹脂モルタルや高硬度コンクリートを押し付けるように
摺り込んで充填する。また、前記円筒形貯水槽α2の前
記床cには、前記搭乗籠に搭乗せずに直接処理を行う。
【0111】前記耐震用カーボンクロス貼り処理は、前
記充填処理のなされた不陸部分に補強用としてカーボン
クロス又はグラスクロスを接着剤としてのエポキシ樹脂
を介して貼り付ける。これは、前記充填処理のなされた
不陸部分に限られず、補強が必要である部分に対しても
必要に応じて行う。これも、前記搭乗籠に作業員が搭乗
して、前記作業装置部Dの位置を自在に貼付け対象の部
分にあわせて、前記吸引フード26により気化溶剤等を
吸引して、前記モニタカメラ20で外部からの監視も併
せて行い、貼付けを行う。また、前記円筒形貯水槽α2
の前記床cには、前記搭乗籠に搭乗せずに直接処理を行
う。
記充填処理のなされた不陸部分に補強用としてカーボン
クロス又はグラスクロスを接着剤としてのエポキシ樹脂
を介して貼り付ける。これは、前記充填処理のなされた
不陸部分に限られず、補強が必要である部分に対しても
必要に応じて行う。これも、前記搭乗籠に作業員が搭乗
して、前記作業装置部Dの位置を自在に貼付け対象の部
分にあわせて、前記吸引フード26により気化溶剤等を
吸引して、前記モニタカメラ20で外部からの監視も併
せて行い、貼付けを行う。また、前記円筒形貯水槽α2
の前記床cには、前記搭乗籠に搭乗せずに直接処理を行
う。
【0112】前記プライマーの塗布処理は、前記コーテ
ィング処理と全く同様にして、前記コーティング処理で
の前記エポキシ樹脂の代りに、下地用のプライマーの塗
布を行う。
ィング処理と全く同様にして、前記コーティング処理で
の前記エポキシ樹脂の代りに、下地用のプライマーの塗
布を行う。
【0113】前記事後検査処理は、前記作業装置部Dの
位置を自在に前記モニタカメラ20で外部から前記画像
モニタ44による検査を行い、必要に応じて前記ビデオ
装置45により記録、コンピュータの画像解析する。従
来技術のような膜厚測定板を設置してその上の塗装部分
を膜厚測定機により膜厚の検査を行わなくても、指示通
りの膜厚が得られ、また膜厚測定板を取除いた後の補修
処理が必要でなくなる。
位置を自在に前記モニタカメラ20で外部から前記画像
モニタ44による検査を行い、必要に応じて前記ビデオ
装置45により記録、コンピュータの画像解析する。従
来技術のような膜厚測定板を設置してその上の塗装部分
を膜厚測定機により膜厚の検査を行わなくても、指示通
りの膜厚が得られ、また膜厚測定板を取除いた後の補修
処理が必要でなくなる。
【0114】なお、前記不陸充填処理及び前記耐震用カ
ーボンクロス貼り処理を除く上記各処理は、基本的に遠
隔操作で行うのであるが、作業員による直接の作業処理
が必要な場合には、それに応じて前記作業装置部Dの前
記搭乗籠に作業員が搭乗して行うこともできる。
ーボンクロス貼り処理を除く上記各処理は、基本的に遠
隔操作で行うのであるが、作業員による直接の作業処理
が必要な場合には、それに応じて前記作業装置部Dの前
記搭乗籠に作業員が搭乗して行うこともできる。
【0115】よって、コーティング処理作業は、基本的
に前記円筒形貯水槽内表面再生処理遠隔操作式省人化作
業システム装置が無人で作業処理を行い、作業員は遠隔
操作及び監視を行えばよいので、作業員が肉体的に酷な
作業を強いられることがない。
に前記円筒形貯水槽内表面再生処理遠隔操作式省人化作
業システム装置が無人で作業処理を行い、作業員は遠隔
操作及び監視を行えばよいので、作業員が肉体的に酷な
作業を強いられることがない。
【0116】また、作業員が直接の作業処理を行う場合
には作業員が前記作業装置部Dの前記搭乗籠に乗って作
業することになるが、場所の移動は操作によって作業員
自身の移動を伴うことがなく安全で、しかも軽作業とな
り、前記作業装置部Dの前記吸引フード26により、
埃、ミスト状塗料、気化溶剤等を吸い込むので、作業員
の呼吸不良及び視界不良も解消され、また遠隔操作にお
ける視界不良も解消されるので作業環境の悪化は解消さ
れる。
には作業員が前記作業装置部Dの前記搭乗籠に乗って作
業することになるが、場所の移動は操作によって作業員
自身の移動を伴うことがなく安全で、しかも軽作業とな
り、前記作業装置部Dの前記吸引フード26により、
埃、ミスト状塗料、気化溶剤等を吸い込むので、作業員
の呼吸不良及び視界不良も解消され、また遠隔操作にお
ける視界不良も解消されるので作業環境の悪化は解消さ
れる。
【0117】また、人間である作業員が作業を行う場合
に比べて、塗り斑等の人為的な不良処理が防げるので、
高精度な処理をすることができる。また、前記円筒形貯
水槽内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置
により作業の機械化が行われたことで、人員の確保が最
小限に抑える省人化ができ、また人件費の節約になる。
に比べて、塗り斑等の人為的な不良処理が防げるので、
高精度な処理をすることができる。また、前記円筒形貯
水槽内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置
により作業の機械化が行われたことで、人員の確保が最
小限に抑える省人化ができ、また人件費の節約になる。
【0118】更に、前記円筒形貯水槽内表面再生処理遠
隔操作式省人化作業システム装置は指示を与えることに
よって昼夜を問わず作業をさせることができ、工期の短
縮を図ることができ、しかも機械による作業なので更な
るスピードアップが図れ、よって例えば従来で約3ヶ月
ぐらいの工期が必要だった作業は、本作業方法例によっ
て約15日程の工期となり、約6分の1に短縮される。
また操作をプログラム化しておけば、当該プログラムの
実行によって自動化が行なえて、監視及び操作の作業は
更に少なくできて、更なるスピードアップが図れる。
隔操作式省人化作業システム装置は指示を与えることに
よって昼夜を問わず作業をさせることができ、工期の短
縮を図ることができ、しかも機械による作業なので更な
るスピードアップが図れ、よって例えば従来で約3ヶ月
ぐらいの工期が必要だった作業は、本作業方法例によっ
て約15日程の工期となり、約6分の1に短縮される。
また操作をプログラム化しておけば、当該プログラムの
実行によって自動化が行なえて、監視及び操作の作業は
更に少なくできて、更なるスピードアップが図れる。
【0119】また、作業アーム部Cを複数設置して、そ
れぞれの前記作業装置部D及び前記外部設置装置群部H
を前記各処理から選択した処理に対応させて、複数の処
理を一度に行うこともできる。
れぞれの前記作業装置部D及び前記外部設置装置群部H
を前記各処理から選択した処理に対応させて、複数の処
理を一度に行うこともできる。
【0120】(装置例2)本装置例を図9及び図10を
参照して説明する。前記装置例1が円筒形ドーム貯水槽
α1及び竪向円筒形貯水槽α2に適用するものだったの
に対し、本装置例は横向トンネルβ内の内表面再生処理
作業を行うものである。本装置例は、基本的に前記装置
例1の応用装置であり、細かい部分で特に説明のない部
分は装置例1と同様である。図9は、トンネルβに設置
された本装置例の正面概略図であり、図10は、同じく
本装置例の側面概略図である。
参照して説明する。前記装置例1が円筒形ドーム貯水槽
α1及び竪向円筒形貯水槽α2に適用するものだったの
に対し、本装置例は横向トンネルβ内の内表面再生処理
作業を行うものである。本装置例は、基本的に前記装置
例1の応用装置であり、細かい部分で特に説明のない部
分は装置例1と同様である。図9は、トンネルβに設置
された本装置例の正面概略図であり、図10は、同じく
本装置例の側面概略図である。
【0121】本装置例のトンネル内表面再生処理遠隔操
作式省人化作業システム装置は、前記トンネルβの軸方
向に沿って設置された枢軸部Aaと、前記枢軸部Aaの
左右両端に設置して前記トンネルβの内面と接触固定す
る左右両リガ部Ba,Bbと、前記枢軸部Aaから前記
トンネルβの内面までの位置決めを行う延縮自在な作業
アーム部Caと、前記作業アーム部Caに搭載されて作
業を行う作業装置部Daと、前記作業アーム部Ca基端
と接続されて前記枢軸部Aaに沿った枢軸方向移動運動
及び前記枢軸部Aaを中心とした旋回運動を行う枢軸方
向移動回転部Eaと、前記左右両リガ部Ba,Bbに設
置されて前記枢軸方向移動回転部Eaの枢軸方向移動を
制御する枢軸方向移動制御部Faとを有する。また図9
では、前記トンネルβの外部に設置されて遠隔操作、監
視及び各処理用物質の供給を行う外部設置装置群部は省
略してある。
作式省人化作業システム装置は、前記トンネルβの軸方
向に沿って設置された枢軸部Aaと、前記枢軸部Aaの
左右両端に設置して前記トンネルβの内面と接触固定す
る左右両リガ部Ba,Bbと、前記枢軸部Aaから前記
トンネルβの内面までの位置決めを行う延縮自在な作業
アーム部Caと、前記作業アーム部Caに搭載されて作
業を行う作業装置部Daと、前記作業アーム部Ca基端
と接続されて前記枢軸部Aaに沿った枢軸方向移動運動
及び前記枢軸部Aaを中心とした旋回運動を行う枢軸方
向移動回転部Eaと、前記左右両リガ部Ba,Bbに設
置されて前記枢軸方向移動回転部Eaの枢軸方向移動を
制御する枢軸方向移動制御部Faとを有する。また図9
では、前記トンネルβの外部に設置されて遠隔操作、監
視及び各処理用物質の供給を行う外部設置装置群部は省
略してある。
【0122】前記枢軸部Aaは、枢軸となる複数の枢軸
パイプ1aと、前記枢軸パイプ1aの中を通り前記枢軸
パイプ1aを張力により棒状固定するセンターワイヤ7
aを有して、他に前記装置例1と同様に前記枢軸パイプ
1aは雌型スリーブ継手及び雄型スリーブ継手、4箇所
の凹型切り込み及び凸型嵌め込みを有して、捩れ回転不
可能に連結され、前記枢軸方向移動回転部Eaをガイド
するガイドレールとを有する。
パイプ1aと、前記枢軸パイプ1aの中を通り前記枢軸
パイプ1aを張力により棒状固定するセンターワイヤ7
aを有して、他に前記装置例1と同様に前記枢軸パイプ
1aは雌型スリーブ継手及び雄型スリーブ継手、4箇所
の凹型切り込み及び凸型嵌め込みを有して、捩れ回転不
可能に連結され、前記枢軸方向移動回転部Eaをガイド
するガイドレールとを有する。
【0123】前記左右両リガ部Ba,Bbは、前記枢軸
部Aaの両端に取付けるリガフレーム8a,8bと、前
記リガフレーム8aに放射状に4箇所設置されて段階的
抜挿により延縮自在な延縮支脚9a,9bと、前記延縮
支脚9a,9bの先端に設置されて前記トンネルβとの
接触固定をする弾性体10a,10bとを有する。
部Aaの両端に取付けるリガフレーム8a,8bと、前
記リガフレーム8aに放射状に4箇所設置されて段階的
抜挿により延縮自在な延縮支脚9a,9bと、前記延縮
支脚9a,9bの先端に設置されて前記トンネルβとの
接触固定をする弾性体10a,10bとを有する。
【0124】前記作業アーム部Caは、前記装置例1と
同様に、延縮ビーム11aと、前記延縮ビーム11aの
先端に設置されて図示しないエアプッシャにより前記ト
ンネルβの内面に圧接触自在に前記作業アーム部Caの
回転時に前記トンネルβの内面と接触回転して移動する
プッシャローラ12aとを有する。なお、延縮ビーム1
1は油圧により延縮するものとする。
同様に、延縮ビーム11aと、前記延縮ビーム11aの
先端に設置されて図示しないエアプッシャにより前記ト
ンネルβの内面に圧接触自在に前記作業アーム部Caの
回転時に前記トンネルβの内面と接触回転して移動する
プッシャローラ12aとを有する。なお、延縮ビーム1
1は油圧により延縮するものとする。
【0125】前記作業装置部Daは、上下に直角回転姿
勢にした前記装置例1と同様であり、断面方筒形フレー
ム台車13aと、スプレーガン19aと、モニタカメラ
20aとの他に、回転式ガンアーム棒と、ガンアーム板
と、アーム回転軸と、回転角センサ装置と、回転モータ
と、防塵ケースと、乗移走行ローラと、左面走行ローラ
と、右面走行ローラと、吸引フードとを有する。
勢にした前記装置例1と同様であり、断面方筒形フレー
ム台車13aと、スプレーガン19aと、モニタカメラ
20aとの他に、回転式ガンアーム棒と、ガンアーム板
と、アーム回転軸と、回転角センサ装置と、回転モータ
と、防塵ケースと、乗移走行ローラと、左面走行ローラ
と、右面走行ローラと、吸引フードとを有する。
【0126】前記枢軸方向移動回転部Eaは、上下に直
角回転姿勢にした前記装置例1と同様に、枢軸方向移動
フレームと、ガイドローラと、左フランジリブと、右フ
ランジリブと、回転フレームと、アーム取付ブラケット
と、チェーンスプロケットと、小スプロケットと、回転
ガイドローラとを有し、装置設置台取付部と装置設置台
と乾式集塵装置は有しない。
角回転姿勢にした前記装置例1と同様に、枢軸方向移動
フレームと、ガイドローラと、左フランジリブと、右フ
ランジリブと、回転フレームと、アーム取付ブラケット
と、チェーンスプロケットと、小スプロケットと、回転
ガイドローラとを有し、装置設置台取付部と装置設置台
と乾式集塵装置は有しない。
【0127】前記枢軸方向移動制御部Faは、前記右リ
ガ部Bbに設置された機械ベースフレーム40aと、枢
軸方向移動チェーン43aと、自身の回転により前記枢
軸方向移動チェーン43aを無端回動させる前記機械ベ
ースフレーム40aに設置された原動スプロケット51
と、同じく前記左リガ部Baに設置された従動スプロケ
ット52と、モータに接続されて前記原動スプロケット
51に動力を伝えるモータ軸端に固着した小スプロケッ
ト53と、他に前記機械ベースフレーム40aに設置さ
れ前記枢軸方向移動回転部Eaの前記枢軸部Aaに沿っ
た移動及び前記センターワイヤ7aの緊張を制御する枢
軸方向移動緊張制御装置とを有する。
ガ部Bbに設置された機械ベースフレーム40aと、枢
軸方向移動チェーン43aと、自身の回転により前記枢
軸方向移動チェーン43aを無端回動させる前記機械ベ
ースフレーム40aに設置された原動スプロケット51
と、同じく前記左リガ部Baに設置された従動スプロケ
ット52と、モータに接続されて前記原動スプロケット
51に動力を伝えるモータ軸端に固着した小スプロケッ
ト53と、他に前記機械ベースフレーム40aに設置さ
れ前記枢軸方向移動回転部Eaの前記枢軸部Aaに沿っ
た移動及び前記センターワイヤ7aの緊張を制御する枢
軸方向移動緊張制御装置とを有する。
【0128】また、図示されていないが、外部設置装置
群部として、前記モニタカメラ20aからの画像を映す
画像モニタと、前記モニタカメラ20aからの画像デー
タを記録するビデオ装置と、前記トンネル内表面再生処
理遠隔操作式省人化作業システム装置の作業を遠隔操作
制御する遠隔操作盤と、ショットブラストと、塗布圧送
装置と、コンプレッサと、高圧ブロアと、埃、ミスト状
塗料及び気化溶剤を回収する乾式集塵装置とを、前記ト
ンネルβの外部に、前記トンネル内表面再生処理遠隔操
作式省人化作業システム装置と接続されて設置される。
群部として、前記モニタカメラ20aからの画像を映す
画像モニタと、前記モニタカメラ20aからの画像デー
タを記録するビデオ装置と、前記トンネル内表面再生処
理遠隔操作式省人化作業システム装置の作業を遠隔操作
制御する遠隔操作盤と、ショットブラストと、塗布圧送
装置と、コンプレッサと、高圧ブロアと、埃、ミスト状
塗料及び気化溶剤を回収する乾式集塵装置とを、前記ト
ンネルβの外部に、前記トンネル内表面再生処理遠隔操
作式省人化作業システム装置と接続されて設置される。
【0129】なお、センターワイヤ7aは、センターチ
ェーンに代えてもよく、また、移動チェーン43aは、
移動ワイヤに代えてもよい。また、外部設置装置群部の
乾式集塵装置は、枢軸方向移動回転部Eaにおいて前記
作業アーム部Caの反対側に設置してもよい。
ェーンに代えてもよく、また、移動チェーン43aは、
移動ワイヤに代えてもよい。また、外部設置装置群部の
乾式集塵装置は、枢軸方向移動回転部Eaにおいて前記
作業アーム部Caの反対側に設置してもよい。
【0130】(装置組立解体方法例2)次に、前記装置
例2の装置組立解体方法例について述べる。本組立解体
方法例は、前記装置例2に対応したものであり、同じく
図9及び図10を参照して説明する。なお、トンネルβ
の搬出入口は図9において右にある場合とする。
例2の装置組立解体方法例について述べる。本組立解体
方法例は、前記装置例2に対応したものであり、同じく
図9及び図10を参照して説明する。なお、トンネルβ
の搬出入口は図9において右にある場合とする。
【0131】先ず、組立方法を説明する。トンネルβ内
に、短縮した左リガ部Baを搬入して、延縮支脚9aを
延長してリガフレーム8aの位置を自在に前記トンネル
βに設置して、短縮した作業アーム部Ca、作業装置部
Daを搬入し、前記作業アーム部Caに前記作業装置部
Daを取付けて、仮設台車等に仮置きする。
に、短縮した左リガ部Baを搬入して、延縮支脚9aを
延長してリガフレーム8aの位置を自在に前記トンネル
βに設置して、短縮した作業アーム部Ca、作業装置部
Daを搬入し、前記作業アーム部Caに前記作業装置部
Daを取付けて、仮設台車等に仮置きする。
【0132】枢軸パイプ1aの1つに枢軸方向移動回転
部Eaを取付けたものを搬入し、前記作業装置部Daを
取付けた前記作業アーム部Caを前記枢軸方向移動回転
部Eaに片持結合してジャッキやクレーン等を用いて前
記左リガ部Baに一端を支持する。残りの枢軸パイプ1
aを予め前記トンネルβの外部で嵌止連結して搬入して
ジャッキやクレーン等を用いて接続して枢軸部Aaとす
る。
部Eaを取付けたものを搬入し、前記作業装置部Daを
取付けた前記作業アーム部Caを前記枢軸方向移動回転
部Eaに片持結合してジャッキやクレーン等を用いて前
記左リガ部Baに一端を支持する。残りの枢軸パイプ1
aを予め前記トンネルβの外部で嵌止連結して搬入して
ジャッキやクレーン等を用いて接続して枢軸部Aaとす
る。
【0133】右リガ部Bb及び枢軸方向移動制御部Fa
を搬入して、前記枢軸部Aa他端を右リガ部Bbにジャ
ッキやクレーン等を用いて支持して前記トンネルβに右
リガ部Bbを設置し、相対峙する前記左右両リガ部Ba
及びBbに亙り前記枢軸方向移動制御部Faを設置し、
前記枢軸方向移動制御部Faには仮設電気配線を接続す
る。
を搬入して、前記枢軸部Aa他端を右リガ部Bbにジャ
ッキやクレーン等を用いて支持して前記トンネルβに右
リガ部Bbを設置し、相対峙する前記左右両リガ部Ba
及びBbに亙り前記枢軸方向移動制御部Faを設置し、
前記枢軸方向移動制御部Faには仮設電気配線を接続す
る。
【0134】前記左右両リガ部Ba,Bbは、もし、前
記トンネルβがカーブしている場合であっても、前記ト
ンネルβの断面に対して斜めに相対設置することが可能
であり、前記トンネルβに凹凸があるような場合でも、
前記左右両リガ部Ba,Bbの前記延縮支脚9a,9b
の各4本それぞれの長さを変化させれば、相対設置が可
能である。
記トンネルβがカーブしている場合であっても、前記ト
ンネルβの断面に対して斜めに相対設置することが可能
であり、前記トンネルβに凹凸があるような場合でも、
前記左右両リガ部Ba,Bbの前記延縮支脚9a,9b
の各4本それぞれの長さを変化させれば、相対設置が可
能である。
【0135】前記枢軸方向移動制御部Faの枢軸方向移
動緊張制御装置(図示せず)によりセンターワイヤ7a
を油圧装置等で緊張して、前記枢軸部Aaを棒状固定
し、前記枢軸方向移動制御部Faの枢軸方向移動チェー
ン43a端を前記枢軸方向移動回転部Ea左右両端にそ
れぞれセットする。前記トンネルβの外部の外部設置装
置群部を接続して、全ての仮設電気配線を接続して、組
立を終了する。
動緊張制御装置(図示せず)によりセンターワイヤ7a
を油圧装置等で緊張して、前記枢軸部Aaを棒状固定
し、前記枢軸方向移動制御部Faの枢軸方向移動チェー
ン43a端を前記枢軸方向移動回転部Ea左右両端にそ
れぞれセットする。前記トンネルβの外部の外部設置装
置群部を接続して、全ての仮設電気配線を接続して、組
立を終了する。
【0136】次に、同じく解体方法を説明する。先ず、
前記作業アーム部Caを短縮し、前記枢軸方向移動回転
部Eaを前記左リガ部Baの根本まで移動させて、前記
作業アーム部Caを仮設台車等に仮置きし、前記トンネ
ル内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置に
おける前記外部設置装置群部との接続及び仮設電気配線
を解除する。
前記作業アーム部Caを短縮し、前記枢軸方向移動回転
部Eaを前記左リガ部Baの根本まで移動させて、前記
作業アーム部Caを仮設台車等に仮置きし、前記トンネ
ル内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置に
おける前記外部設置装置群部との接続及び仮設電気配線
を解除する。
【0137】前記枢軸方向移動チェーン43aをセット
解除して収納し、前記枢軸方向移動緊張制御装置により
前記センターワイヤ7aの緊張を解除して収納し、前記
枢軸方向移動制御部Faを前記左右両リガ部Ba,Bb
から取外し、前記作業アーム部Caを前記枢軸方向移動
回転部Eaから取外す。
解除して収納し、前記枢軸方向移動緊張制御装置により
前記センターワイヤ7aの緊張を解除して収納し、前記
枢軸方向移動制御部Faを前記左右両リガ部Ba,Bb
から取外し、前記作業アーム部Caを前記枢軸方向移動
回転部Eaから取外す。
【0138】前記右リガ部Bbを枢軸部Aa及び前記ト
ンネルβから取外し、枢軸部Aaを前記左リガ部Baか
ら取外し、前記左リガ部Baを前記トンネルβから取外
し、前記作業アーム部Caから前記作業装置部Daを取
外して、分解した各部品の全てを前記トンネルβから搬
出して解体を終了する。
ンネルβから取外し、枢軸部Aaを前記左リガ部Baか
ら取外し、前記左リガ部Baを前記トンネルβから取外
し、前記作業アーム部Caから前記作業装置部Daを取
外して、分解した各部品の全てを前記トンネルβから搬
出して解体を終了する。
【0139】なお、枢軸部Aaは、組立方法において、
前記枢軸パイプ1aを搬入後、トンネルβの中で連結し
てもよく、解体方法において、トンネルβの中で前記枢
軸パイプ1aを解体してから搬出してもよい。また、枢
軸方向移動回転部Eaに乾式集塵装置を設置する場合
は、組立方法において、作業アーム部Caの搬入時に乾
式集塵装置も搬入し、枢軸方向移動回転部Eaを作業ア
ーム部Caの接続時に乾式集塵装置も枢軸方向移動回転
部に接続し、解体において、枢軸方向移動回転部Eaか
ら作業アーム部Caの取外し時に乾式集塵装置も前記枢
軸方向移動回転部から取外してもよい。
前記枢軸パイプ1aを搬入後、トンネルβの中で連結し
てもよく、解体方法において、トンネルβの中で前記枢
軸パイプ1aを解体してから搬出してもよい。また、枢
軸方向移動回転部Eaに乾式集塵装置を設置する場合
は、組立方法において、作業アーム部Caの搬入時に乾
式集塵装置も搬入し、枢軸方向移動回転部Eaを作業ア
ーム部Caの接続時に乾式集塵装置も枢軸方向移動回転
部に接続し、解体において、枢軸方向移動回転部Eaか
ら作業アーム部Caの取外し時に乾式集塵装置も前記枢
軸方向移動回転部から取外してもよい。
【0140】(作業方法例2)次に、前記装置例2の作
業方法例について述べる。本作業方法例は、前記装置例
2に対応したものであり、同じく図9及び図10を参照
して説明する。
業方法例について述べる。本作業方法例は、前記装置例
2に対応したものであり、同じく図9及び図10を参照
して説明する。
【0141】本作業方法例は、トンネルβ内にトンネル
内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置を設
置した後に、前記作業方法1と同様の手順で内表面再生
処理作業を行い、特に説明の無い事項及び説明の詳細事
項については、前記作業方法1における竪向円筒形貯水
槽α2における作業の説明を横向円筒形トンネルβに適
用したもので代える。
内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置を設
置した後に、前記作業方法1と同様の手順で内表面再生
処理作業を行い、特に説明の無い事項及び説明の詳細事
項については、前記作業方法1における竪向円筒形貯水
槽α2における作業の説明を横向円筒形トンネルβに適
用したもので代える。
【0142】前記トンネルβにおいて、事前調査処理、
高圧水洗浄処理、はつり処理、旧塗装剥離処理、減圧乾
燥処理、錆止めの塗布処理、不陸充填処理、耐震用カー
ボンクロス貼り処理、プライマー塗布処理、コーティン
グ処理、事後検査処理の順に行う。但し、事前調査処
理、前記不陸充填処理、前記プライマー塗布処理、前記
コーティング処理及び事後検査処理以外は、必須の処理
でなく、条件によって必要な場合に選択的に行う。な
お、前記トンネルβの左右両リガ部Ba,Bb周辺の処
理不可能な部分は、処理終了後、前記トンネル内表面再
生処理遠隔操作式省人化作業システム装置を設置し直し
て処理を行う。
高圧水洗浄処理、はつり処理、旧塗装剥離処理、減圧乾
燥処理、錆止めの塗布処理、不陸充填処理、耐震用カー
ボンクロス貼り処理、プライマー塗布処理、コーティン
グ処理、事後検査処理の順に行う。但し、事前調査処
理、前記不陸充填処理、前記プライマー塗布処理、前記
コーティング処理及び事後検査処理以外は、必須の処理
でなく、条件によって必要な場合に選択的に行う。な
お、前記トンネルβの左右両リガ部Ba,Bb周辺の処
理不可能な部分は、処理終了後、前記トンネル内表面再
生処理遠隔操作式省人化作業システム装置を設置し直し
て処理を行う。
【0143】先ず、事前調査処理について説明する。作
業員は外部からモニタカメラ20aを通して画像モニタ
及び遠隔操作盤を用いてトンネル内表面再生処理遠隔操
作式省人化作業システム装置を遠隔操作する。前記枢軸
方向移動回転部Eaを枢軸方向に移動自在にして、前記
作業アーム部Ca上で前記作業装置部Daを進退動し、
適当な位置に三次元的に調整してアーム回転軸を回転し
てモニタカメラ20aを適当な位置に移動して撮影を行
い、前記画像モニタで腐食の程度を調査し、前記トンネ
ルβの内面に亙り全体的に行う。
業員は外部からモニタカメラ20aを通して画像モニタ
及び遠隔操作盤を用いてトンネル内表面再生処理遠隔操
作式省人化作業システム装置を遠隔操作する。前記枢軸
方向移動回転部Eaを枢軸方向に移動自在にして、前記
作業アーム部Ca上で前記作業装置部Daを進退動し、
適当な位置に三次元的に調整してアーム回転軸を回転し
てモニタカメラ20aを適当な位置に移動して撮影を行
い、前記画像モニタで腐食の程度を調査し、前記トンネ
ルβの内面に亙り全体的に行う。
【0144】次に説明の便宜のため、コーティング処理
について説明する。前記コーティング処理は、下地用の
プライマーの塗布後の仕上げのエポキシ樹脂を塗布す
る。先ずトンネルβ内に、スプレーガン19aに塗布圧
送装置及びコンプレッサを接続した前記前記トンネル内
表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置を設置
した状態で、作業員は外部から前記画像モニタ及び前記
遠隔操作盤を用いて遠隔操作する。
について説明する。前記コーティング処理は、下地用の
プライマーの塗布後の仕上げのエポキシ樹脂を塗布す
る。先ずトンネルβ内に、スプレーガン19aに塗布圧
送装置及びコンプレッサを接続した前記前記トンネル内
表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置を設置
した状態で、作業員は外部から前記画像モニタ及び前記
遠隔操作盤を用いて遠隔操作する。
【0145】前記コーティング処理は、例えば図9にお
いては、前記作業アーム部Caのローラプッシャ12a
に塗布した後の塗料が付かないように、左から右への順
に行う。前記枢軸方向移動回転部Eaを枢軸右方向移動
して、前記作業アーム部Ca上で前記作業装置部Daを
進退動し、前記ローラプッシャ12aをローラの回転自
在に前記トンネルβの内面と接触させて図示しないエア
シリンダにより接触圧の微調整を行う。
いては、前記作業アーム部Caのローラプッシャ12a
に塗布した後の塗料が付かないように、左から右への順
に行う。前記枢軸方向移動回転部Eaを枢軸右方向移動
して、前記作業アーム部Ca上で前記作業装置部Daを
進退動し、前記ローラプッシャ12aをローラの回転自
在に前記トンネルβの内面と接触させて図示しないエア
シリンダにより接触圧の微調整を行う。
【0146】さらに、回転式ガンアーム棒を回転して前
記スプレーガン19aを塗布対象部分への適当な位置に
三次元的に位置調整して、万が一液垂れが起ってもいい
ように前記枢軸方向移動回転部Eaを上から下に回転さ
せつつ、また空中に漂うミスト状塗料を吸引フードで吸
い込みつつ、噴霧して塗布することにより、前記トンネ
ルβの内面に環状に塗布することができ、これを繰り返
して前記トンネルβの内面全体に噴霧して塗布する。ま
た、スプレーガン19aは、トンネルβの内面からの塗
料の跳ね返りがモニタカメラ20aに着かないよう適度
に離れている。
記スプレーガン19aを塗布対象部分への適当な位置に
三次元的に位置調整して、万が一液垂れが起ってもいい
ように前記枢軸方向移動回転部Eaを上から下に回転さ
せつつ、また空中に漂うミスト状塗料を吸引フードで吸
い込みつつ、噴霧して塗布することにより、前記トンネ
ルβの内面に環状に塗布することができ、これを繰り返
して前記トンネルβの内面全体に噴霧して塗布する。ま
た、スプレーガン19aは、トンネルβの内面からの塗
料の跳ね返りがモニタカメラ20aに着かないよう適度
に離れている。
【0147】なお、前記トンネルβがカーブしている場
合、不陸部分がある場合等の様な場合にも、前記作業ア
ーム部Caの延縮及び前記スプレーガン19aの回転に
よる向きの調整により、前記トンネルβの内面に自在に
塗布を行うことができる。また、場合により、前記プッ
シャローラ12aの接触を行わずに塗布することもでき
る。
合、不陸部分がある場合等の様な場合にも、前記作業ア
ーム部Caの延縮及び前記スプレーガン19aの回転に
よる向きの調整により、前記トンネルβの内面に自在に
塗布を行うことができる。また、場合により、前記プッ
シャローラ12aの接触を行わずに塗布することもでき
る。
【0148】前記高圧水洗浄処理は、前記コーティング
処理と同様にして、前記画像モニタで監視しつつ、塗料
の代りに水を高圧で吹き出して洗浄する。前記スプレー
ガン19aをそのための放水ガンに代えて、前記塗布圧
送装置及び前記コンプレッサに代えて水圧送装置に接続
して、前記トンネルβの内面に全体的に行う。
処理と同様にして、前記画像モニタで監視しつつ、塗料
の代りに水を高圧で吹き出して洗浄する。前記スプレー
ガン19aをそのための放水ガンに代えて、前記塗布圧
送装置及び前記コンプレッサに代えて水圧送装置に接続
して、前記トンネルβの内面に全体的に行う。
【0149】前記はつり処理は、前記調査の処理で検出
された腐食部分について前記画像モニタで監視しつつ行
い、前記コーティング処理における前記塗布圧送装置及
び前記コンプレッサに代えてショットブラストによりは
つり用の弾を供給し、前記スプレーガン19aに代えて
発射ガンを装架し、前記作業装置部Daの前記発射ノズ
ル位置を腐食部分に合せて弾の発射によりはつりを行
い、はつりで生じた埃等は吸引フードで吸い込みつつ行
う。
された腐食部分について前記画像モニタで監視しつつ行
い、前記コーティング処理における前記塗布圧送装置及
び前記コンプレッサに代えてショットブラストによりは
つり用の弾を供給し、前記スプレーガン19aに代えて
発射ガンを装架し、前記作業装置部Daの前記発射ノズ
ル位置を腐食部分に合せて弾の発射によりはつりを行
い、はつりで生じた埃等は吸引フードで吸い込みつつ行
う。
【0150】前記旧塗装剥離処理は、前記トンネルβの
内面に全体的に又は必要に応じて任意の場所に前記画像
モニタで監視しつつ旧塗装の剥離を行い、また前記はつ
りの処理ではつった部分の醜い鉄筋部分のサンダー掛け
も行う。前記コーティング処理における前記スプレーガ
ン19aに代えて電気配線接続したサンダー装置を装架
し、前記作業装置部Daの前記サンダー装置の位置を対
象部分に合せて、生じた埃は吸引フードで吸い込みつ
つ、旧塗装剥離及びサンダー掛けを行う。
内面に全体的に又は必要に応じて任意の場所に前記画像
モニタで監視しつつ旧塗装の剥離を行い、また前記はつ
りの処理ではつった部分の醜い鉄筋部分のサンダー掛け
も行う。前記コーティング処理における前記スプレーガ
ン19aに代えて電気配線接続したサンダー装置を装架
し、前記作業装置部Daの前記サンダー装置の位置を対
象部分に合せて、生じた埃は吸引フードで吸い込みつ
つ、旧塗装剥離及びサンダー掛けを行う。
【0151】前記減圧乾燥処理は、前記トンネルβ内の
減圧乾燥を行い、前記トンネルβ内を図示しない真空ポ
ンプの減圧装置等で減圧して乾燥させ、前記画像モニタ
で監視を行い、部分的に乾燥してない部分がある場合に
は、前記コーティング処理における前記塗布圧送装置及
び前記コンプレッサに代えて高圧ブロアにより空気を供
給し、前記スプレーガン19aに代えてブロアガンを装
架して、前記作業装置部Daの前記ブロアガンの位置を
対象部分に合せて高圧の空気を吹き付けて、生じた埃は
吸引フードで吸い込みつつ、強制乾燥させる。
減圧乾燥を行い、前記トンネルβ内を図示しない真空ポ
ンプの減圧装置等で減圧して乾燥させ、前記画像モニタ
で監視を行い、部分的に乾燥してない部分がある場合に
は、前記コーティング処理における前記塗布圧送装置及
び前記コンプレッサに代えて高圧ブロアにより空気を供
給し、前記スプレーガン19aに代えてブロアガンを装
架して、前記作業装置部Daの前記ブロアガンの位置を
対象部分に合せて高圧の空気を吹き付けて、生じた埃は
吸引フードで吸い込みつつ、強制乾燥させる。
【0152】前記錆止めの塗布処理は、前記コーティン
グ処理と全く同様にして、錆落としケレン、中和剤等の
錆止め塗料を前記はつり処理を行った部分等に噴霧して
塗布する。錆止めの塗布は、前記円筒形コンクリートの
鉄筋部分の錆を防止し、またコンクリートの中性化を行
うため全体的に行ってもよい。
グ処理と全く同様にして、錆落としケレン、中和剤等の
錆止め塗料を前記はつり処理を行った部分等に噴霧して
塗布する。錆止めの塗布は、前記円筒形コンクリートの
鉄筋部分の錆を防止し、またコンクリートの中性化を行
うため全体的に行ってもよい。
【0153】前記不陸充填処理は、前記コーティング処
理における前記作業装置部Daに吊下げ式の搭乗籠を設
置し作業員が搭乗して、前記作業装置部Daの位置を自
在に充填対象の不陸部分にあわせて、前記モニタカメラ
20aで外部からの監視も併せて行い、気化溶剤等は前
記吸引フードで吸い込みつつ、樹脂モルタルや高硬度コ
ンクリートを押し付けるように摺り込んで充填する。ま
た、前記トンネルβの内面の下部には、前記吊り下げ式
の搭乗籠に搭乗せずに処理を行う。
理における前記作業装置部Daに吊下げ式の搭乗籠を設
置し作業員が搭乗して、前記作業装置部Daの位置を自
在に充填対象の不陸部分にあわせて、前記モニタカメラ
20aで外部からの監視も併せて行い、気化溶剤等は前
記吸引フードで吸い込みつつ、樹脂モルタルや高硬度コ
ンクリートを押し付けるように摺り込んで充填する。ま
た、前記トンネルβの内面の下部には、前記吊り下げ式
の搭乗籠に搭乗せずに処理を行う。
【0154】前記耐震用カーボンクロス貼り処理は、前
記充填処理のなされた不陸部分に補強用としてカーボン
クロス又はグラスクロスを接着剤としてのエポキシ樹脂
を介して貼り付ける。これも、前記吊下げ式の搭乗籠に
作業員が搭乗して、前記作業装置部Daの位置を自在に
貼付け対象の部分にあわせて、前記吸引フードにより気
化溶剤等を吸引して、前記モニタカメラ20aで外部か
らの監視も併せて行い、貼付けを行う。また、前記トン
ネルβの内面の下部には、前記吊り下げ式の搭乗籠に搭
乗せずに処理を行う。
記充填処理のなされた不陸部分に補強用としてカーボン
クロス又はグラスクロスを接着剤としてのエポキシ樹脂
を介して貼り付ける。これも、前記吊下げ式の搭乗籠に
作業員が搭乗して、前記作業装置部Daの位置を自在に
貼付け対象の部分にあわせて、前記吸引フードにより気
化溶剤等を吸引して、前記モニタカメラ20aで外部か
らの監視も併せて行い、貼付けを行う。また、前記トン
ネルβの内面の下部には、前記吊り下げ式の搭乗籠に搭
乗せずに処理を行う。
【0155】前記プライマーの塗布処理は、前記コーテ
ィング処理と全く同様にして、前記コーティング処理で
の前記エポキシ樹脂の代りに、下地用のプライマーの塗
布を行う。
ィング処理と全く同様にして、前記コーティング処理で
の前記エポキシ樹脂の代りに、下地用のプライマーの塗
布を行う。
【0156】前記事後検査処理は、前記作業装置部Da
の位置を自在に前記モニタカメラ20aで外部から前記
画像モニタによる検査を行い、必要に応じて映像を前記
ビデオ装置により記録、コンピュータによる画像解析を
する。
の位置を自在に前記モニタカメラ20aで外部から前記
画像モニタによる検査を行い、必要に応じて映像を前記
ビデオ装置により記録、コンピュータによる画像解析を
する。
【0157】以上、本発明の実施の形態につき説明した
が、本発明は、必ずしも上述した手段及び手法にのみ限
定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本
発明にいう効果を有する範囲内において、適宜に変更実
施することが可能なものである。
が、本発明は、必ずしも上述した手段及び手法にのみ限
定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本
発明にいう効果を有する範囲内において、適宜に変更実
施することが可能なものである。
【0158】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基本的に作業員が直接作業を行なわなくても遠隔操作で
作業を行うため、作業員の重労働化及び作業環境の悪化
を防ぐことができ、また、機械が作業を行うことによ
り、人間が行うよりも精度の高い作業を短期間に行うこ
とができる。また、作業のプログラムの実行により自動
的に作業を行うことができる。
基本的に作業員が直接作業を行なわなくても遠隔操作で
作業を行うため、作業員の重労働化及び作業環境の悪化
を防ぐことができ、また、機械が作業を行うことによ
り、人間が行うよりも精度の高い作業を短期間に行うこ
とができる。また、作業のプログラムの実行により自動
的に作業を行うことができる。
【図1】円筒形ドーム貯水槽に設置された本発明の一実
施形態に係る円筒形貯水槽内表面再生処理遠隔操作式省
人化作業システム装置を示したシステム概略図である。
施形態に係る円筒形貯水槽内表面再生処理遠隔操作式省
人化作業システム装置を示したシステム概略図である。
【図2】円筒形貯水槽に設置された図1における円筒形
貯水槽内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装
置の構成及び作動図である。
貯水槽内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装
置の構成及び作動図である。
【図3】図1における枢軸部の説明図であり、(a)は
枢軸パイプの拡大水平断面図であり、(b)は枢軸パイ
プの拡大下部垂直断面図であり、(c)は枢軸パイプの
拡大上部垂直断面図である。
枢軸パイプの拡大水平断面図であり、(b)は枢軸パイ
プの拡大下部垂直断面図であり、(c)は枢軸パイプの
拡大上部垂直断面図である。
【図4】図1における作業装置部の拡大側面図である。
【図5】図1における作業装置部の拡大正面図である。
【図6】図2中VI−VI線視断面図である。
【図7】図1における昇降回転部の一部垂直破断拡大側
面図である。
面図である。
【図8】図1における昇降回転部の説明図であり、
(a)は昇降回転部の拡大水平断面図であり、(b)は
昇降回転部の装置設置台取付部の拡大正面図である。
(a)は昇降回転部の拡大水平断面図であり、(b)は
昇降回転部の装置設置台取付部の拡大正面図である。
【図9】横向トンネルに設置された本発明の一実施形態
に係るトンネル内表面再生処理遠隔操作式省人化作業シ
ステム装置を示す正面概略図である。
に係るトンネル内表面再生処理遠隔操作式省人化作業シ
ステム装置を示す正面概略図である。
【図10】同上における側面概略図である。
α1…円筒形ドーム貯水槽 α2…円筒形貯水槽 a…円錐天井 b…内壁 c…床 d…排水ピット e…天井穴 e1…カラー部 A…枢軸部 B…アンダーリガ部 C…作業アーム部 D…作業装置部 E…昇降回転部 F…昇降制御部 G…機械室 H…外部設置装置群部 1…枢軸パイプ 2…雌型スリーブ継手 3…凹型切り込み 4…雄型スリーブ継手 5…凸型嵌め込み 6…ガイドレール 7…センターワイヤ 8…アンダーリガフレーム 9…支脚 10…スクリュージャッキ 11…延縮ビーム 12…プッシャローラ 13…フレーム台車 14…回転式ガンアーム棒 14a…着脱板 15…ガンアーム板 16…アーム回転軸 17…回転角センサ装置 18…回転モータ 19…スプレーガン 20…モニタカメラ 21…防塵ケース 22…乗移走行ローラ 23…上面走行ローラ 24…下面走行ローラ 25…高さ調整シリンダ 26…吸引フード 27…昇降フレーム 27a,27b…連立ブラケット 28…上フランジリブ 29…下フランジリブ 30…ガイドローラ 31…回転フレーム 32…アーム取付ブラケット 33…装置設置台取付部 34…チェーンスプロケット 35…小スプロケット 35a…モータ 36,37…回転ガイドローラ 38…装置設置台 39…乾式集塵装置 40…機械ベースフレーム 41…トップリガ 42…昇降緊張制御装置 43…昇降チェーン 44…画像モニタ 45…ビデオ装置 46…遠隔操作盤 47…ショットブラスト 48…塗布圧送装置 49…コンプレッサ 50…高圧ブロア β…トンネル Aa…枢軸部 Ba,Bb…リガ部 Ca…作業アーム部 Da…作業装置部 Ea…枢軸方向移動回転部 Fa…枢軸方向移動制御部 1a…枢軸パイプ 7a…センターワイヤ 8a,8b…リガフレーム 9a,9b…延縮支脚 10a,10b…弾性体 11a…延縮ビーム 12a…プッシャローラ 13a…フレーム台車 19a…スプレーガン 20a…モニタカメラ 40a…機械ベースフレーム 43a…枢軸方向移動チェーン 51…原動スプロケット 52…従動スプロケット 53…小スプロケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 23/02 B05C 7/00 B05D 7/22
Claims (36)
- 【請求項1】作業構造物である、円筒形ドーム貯水槽を
含む竪向円筒形貯水槽の内表面再生処理作業を行うに当
り、 先ず、当該円筒形貯水槽の軸心に延架する枢軸部を中心
とする可逆回転運動と、当該枢軸部に沿った昇降運動
と、当該枢軸部から半径方向への延縮運動との三次元運
動を制御されかつ当該枢軸部から片持突設する作業アー
ム部上での位置決め進退運動を調整して、当該位置決め
進退運動自在に当該作業アーム部上に選択装架された各
種作業手段を前記円筒形貯水槽の外部からの三次元位置
移動の遠隔操作により目的の内面に臨ませて位置決めし
つつ、 前記内面の全体に亙る事前の調査である事前調査処理、
当該内面の全体に亙るコーティング下地前処理、当該内
面の全体に亙るコーティング塗料の塗布を行うコーティ
ング処理、当該内面の全体に亙る検査である事後検査処
理の順に各処理を可及的に外部から監視しながらそれぞ
れ行う、 ことを特徴とする内表面再生処理遠隔操作式省人化作業
方法。 - 【請求項2】作業構造物の横向トンネルの内表面再生処
理作業を行うに当り、 先ず、前記トンネル内横方向に延架する枢軸部を中心と
する可逆回転運動と、当該枢軸部に沿った枢軸方向移動
運動と、当該枢軸部から半径方向への延縮運動との三次
元運動を制御されかつ当該枢軸部から片持突設する作業
アーム部上での位置決め進退運動を調節して、当該位置
決め進退運動自在に当該作業アーム部上に選択装架され
た各種作業手段を前記トンネルの外部からの位置移動の
遠隔操作により目的の内面に臨ませて位置決めしつつ、 前記内面の全体に亙る事前の調査である事前調査処理、
当該内面の全体に亙るコーティング下地前処理、当該内
面の全体に亙るコーティング塗料の塗布を行うコーティ
ング処理、当該内面の全体に亙る検査である事後検査処
理の順に各処理を可及的に外部から監視しながらそれぞ
れ行う、 ことを特徴とする内表面再生処理遠隔操作式省人化作業
方法。 - 【請求項3】前記コーティング下地前処理は、 前記内面の全体に亙る高圧水による洗浄である高圧水洗
浄処理、前記内面のコンクリートの腐食部分のはつり処
理、前記内面の全体に亙る旧塗装の剥離及びはつり部分
のサンダー掛けを行う旧塗装剥離処理、前記内面の全体
に亙る乾燥を行う減圧乾燥処理、はつり部分の錆止め塗
料の塗布を行う錆止めの塗布処理、不陸部分の充填を行
う不陸充填処理、充填部分及び補強部分の耐震用カーボ
ンクロス貼りを行う耐震用カーボンクロス貼り処理、前
記内面の全体に亙るプライマー塗布を行うプライマー塗
布処理、の順に各処理をそれぞれ行う、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の内表面再生処
理遠隔操作式省人化作業方法。 - 【請求項4】前記コーティング下地前処理は、 前記不陸充填処理、前記プライマー塗布処理を必須の処
理とし、 前記高圧水洗浄処理、前記はつり処理、前記旧塗装剥離
処理、前記減圧乾燥処理、前記錆止めの塗布処理、前記
耐震用カーボンクロス貼り処理は必要な場合に選択的に
行う、 ことを特徴とする請求項3に記載の内表面再生処理遠隔
操作式省人化作業方法。 - 【請求項5】前記各処理は、 前記作業手段のモニタカメラからの映像により、作業状
態及び作業構造物の処理対象部分を、当該作業構造物の
外部から監視して行う、 ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の内表
面再生処理遠隔操作式省人化作業方法。 - 【請求項6】前記監視は、 前記映像の録画を行い、 詳しい解析が必要な場合に、当該映像のコンピュータに
よる画像解析を行う、 ことを特徴とする請求項5に記載の内表面再生処理遠隔
操作式省人化作業方法。 - 【請求項7】前記各処理は、 前記作業手段に有する吸引手段により、 前記各処理で生じる埃、ミスト状塗料及び気化溶剤を吸
引しつつ行う、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記
載の内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法。 - 【請求項8】前記高圧水洗浄処理は、 前記作業アーム部上に選択装架した前記作業手段の放水
手段での放水により行う、 ことを特徴とする請求項3、4、5、6又は7に記載の
内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法。 - 【請求項9】前記はつり処理は、 前記作業アーム部上に選択装架した前記作業手段のショ
ット手段によるはつり用の弾の発射により行う、 ことを特徴とする請求項3、4、5、6、7又は8に記
載の内表面遠隔操作式省人化作業方法。 - 【請求項10】前記旧塗装剥離処理は、 前記作業アーム部上に選択装架した前記作業手段のサン
ダー手段でのサンダー掛けにより行う、 ことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8又は9
に記載の内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法。 - 【請求項11】前記減圧乾燥処理は、 前記作業構造物の内面を減圧乾燥し、 乾燥が十分でない部分には、前記作業アーム部上に選択
装架した前記作業手段のブロア手段での高圧の空気の吹
き付けにより行う、 ことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9又
は10に記載の内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方
法。 - 【請求項12】前記不陸充填処理及び前記耐震用カーボ
ンクロス貼り処理は、 前記作業アーム部上に選択装架した前記作業手段の搭乗
籠に作業員が搭乗してそれぞれの処理を行う、 ことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、
10又は11に記載の内表面再生処理遠隔操作式省人化
作業方法。 - 【請求項13】前記錆止め塗布処理、前記プライマー塗
布処理及び前記コーティング処理は、 前記作業アーム部上に選択装架した前記作業手段のスプ
レー手段による各種塗料の噴霧により行う、 ことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、
10、11又は12に記載の内表面再生処理遠隔操作式
省人化作業方法。 - 【請求項14】前記錆止め塗布処理は、 前記錆止め塗料の塗布を前記はつり部分だけでなく、前
記内面全体に亙り行う、 ことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、
10、11、12又は13に記載の内表面再生処理遠隔
操作式省人化作業方法。 - 【請求項15】前記事前調査処理、前記高圧水洗浄処
理、前記はつり処理、前記旧塗装剥離処理、前記減圧乾
燥処理、前記錆止めの塗布処理、前記コーティング処理
及び前記事後検査処理は、 作業員による直接の作業処理が必要な場合に、前記作業
アーム部上に選択装架した作業手段の搭乗籠に作業員が
搭乗して作業処理を行う、 ことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、
10、11、12、13又は14に記載の内表面再生処
理遠隔操作式省人化作業方法。 - 【請求項16】前記内表面再生処理作業は、 前記作業アーム部を放射方向に複数本片持突設し、 それぞれの作業アーム部の各作業手段に前記各処理を担
当させて行わせる、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10、11、12、13、14又は15に記載
の内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法。 - 【請求項17】前記遠隔操作は、 操作手順をプログラミングしたプログラムをコンピュー
タの実行によって自動的に行なわせる、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10、11、12、13、14、15又は16
に記載の内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法。 - 【請求項18】作業構造物である、円筒形ドーム貯水槽
を含む竪向円筒形貯水槽に設置して当該円筒形貯水槽の
内表面を再生処理する装置であって、 前記円筒形貯水槽の軸心に延架し前記円筒形貯水槽の天
井穴に最上端を固定する枢軸部と、 前記枢軸部最下端を前記円筒形貯水槽の床に接地固定す
るアンダーリガ部と、 前記枢軸部から前記円筒形貯水槽の内面までの半径方向
位置決めを行う延縮自在な作業アーム部と、 当該作業アーム部上に進退移動自在に搭載装架されて作
業を行う作業装置部と、 当該作業アーム部基端を片持突設して前記枢軸部に沿っ
た昇降運動及び前記枢軸部を中心とした回転運動を行う
昇降回転部と、 前記枢軸部の最上端に設置されて当該昇降回転部の昇降
を制御する昇降制御部と、 前記円筒形貯水槽の外部に設置されて遠隔操作、監視及
び各種処理用物質の供給を行う外部設置装置群部とを有
する、 ことを特徴とする内表面再生処理遠隔操作式省人化作業
システム装置。 - 【請求項19】作業構造物である横向トンネルに設置し
て当該トンネルの内表面を再生処理する装置であって、 前記トンネルの横方向に延架する枢軸部と、 当該枢軸部の両端をそれぞれ支架自在に前記トンネルの
内面に接触固定して相対峙する2基の左右リガ部と、 前記枢軸部から前記トンネルの内面までの半径方向位置
決めを行う延縮自在な作業アーム部と、 当該作業アーム部上に進退移動自在に搭載装架されて作
業を行う作業装置部と、 当該作業アーム部基端を片持突設して前記枢軸部に沿っ
た往復移動運動及び前記枢軸部を中心とした回転運動を
行う枢軸方向移動回転部と、 前記リガ部に設置して当該枢軸方向移動回転部の枢軸方
向の移動を制御する枢軸方向移動制御部と、 前記トンネルの外部に設置されて遠隔操作、監視及び各
種処理用物質の供給を行う外部設置装置群部とを有す
る、 ことを特徴とする内表面再生処理遠隔操作式省人化作業
システム装置。 - 【請求項20】前記枢軸部は、 枢軸となる複数の枢軸パイプと、 当該枢軸パイプの一端内側に嵌合取付けられた雌型スリ
ーブ継手と、 当該雌型スリーブ継手の外向端縁等間隔に陥設した凹型
切り込みと、 前記枢軸パイプの他端内側に嵌合取付けられて前記雌型
スリーブと嵌合する雄型スリーブ継手と、当該雄型スリ
ーブ継手の外周に前記枢軸パイプ他端から外出形成して
前記凹型切り込みと嵌合する凸型嵌め込みと、 前記枢軸パイプの外側全長に亙って周方向等間隔に放射
状に延在して取付けられたガイドレールと、 前記枢軸パイプの中を通り前記枢軸パイプ群を緊張によ
り棒状固定するセンターワイヤとセンターチェーンのう
ちの1つとを有し、 前記枢軸パイプ相互を前記雌雄型スリーブ継手で一直線
上に連結し、前記センターワイヤ又はセンターチェーン
を緊張して棒状固定して構成される、 ことを特徴とする請求項18又は19に記載の内表面再
生処理遠隔操作式省人化作業システム装置。 - 【請求項21】前記アンダーリガ部は、 前記枢軸部下端を固定するアンダーリガフレームと、 当該アンダーリガフレームに放射状に設置された支脚
と、 当該支脚の先端それぞれに設置されて水平及び垂直レベ
ルを調整するスクリュージャッキを有する、 ことを特徴とする請求項18又は20に記載の内表面再
生処理遠隔操作式省人化作業システム装置。 - 【請求項22】前記左右リガ部は、 前記枢軸部の両端に取付けるリガフレームと、 当該リガフレームに放射状に設置されて段階的抜挿によ
り延縮自在な延縮支脚と、 当該延縮支脚の先端それぞれに設けられて前記トンネル
との接触固定をする弾性体を有する、 ことを特徴とする請求項19又は20に記載の内表面再
生処理遠隔操作式省人化作業システム装置。 - 【請求項23】前記作業アーム部は、 先端に向けて段階的に細くし段階的抜挿により延縮自在
な延縮ビームと、 前記延縮ビームの先端に設置されて前記作業アーム部の
旋回時に前記作業構造物の内面と接触回転走行するプッ
シャローラを有する、 ことを特徴とする請求項18、19、20、21又は2
2に記載の内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システ
ム装置。 - 【請求項24】前記作業装置部は、 前記作業アーム部上に搭載し位置決め進退移動自在な跨
座型フレーム台車と、 コーティング処理時には当該フレーム台車に選択的に装
架され前記作業構造物の内面への噴霧を行うスプレーガ
ンと、 前記フレーム台車にそれぞれ装架される、 前記作業構造物の内面及び作業状態の撮影を行うモニタ
カメラと、 前記フレーム台車の前記延縮ビームからの取付け高さを
調節する高さ調整シリンダと、 埃、気化溶剤及び前記スプレーガンから出たミスト状塗
料を吸引する吸引フードを有する、 ことを特徴とする請求項18、19、20、21、22
又は23に記載の内表面再生処理遠隔操作式省人化作業
システム装置。 - 【請求項25】前記作業装置部は、 前記フレーム台車に着脱自在かつ回転自在に装架された
ガンアーム棒と、 当該ガンアーム棒に一体連設されたガンアーム板を有
し、 前記スプレーガン及び前記モニタカメラを当該ガンアー
ム板を中に挟んで仕切りとしてそれぞれ設置する、 ことを特徴とする請求項24に記載の内表面再生処理遠
隔操作式省人化作業システム装置。 - 【請求項26】前記ガンアーム棒は、 前記フレーム台車に沿って回転自在に枢支され、 設置された前記スプレーガン及び前記モニタカメラと一
体的に回転自在とする、 ことを特徴とする請求項25に記載の内表面再生処理遠
隔操作式省人化システム装置。 - 【請求項27】前記外部設置装置群部は、 前記モニタカメラからの画像を映す画像モニタと、 前記モニタカメラからの画像データを記録するビデオ装
置と、 前記円筒形貯水槽内表面再生処理遠隔操作式省人化作業
システム装置の操業を制御する遠隔操作盤を有する、 ことを特徴とする請求項24、25又は26に記載の内
表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装置。 - 【請求項28】前記スプレーガンは、 各種処理作業に応じて、放水ガン、発射ガン、サンダー
装置、ブロアガンのうちの1つに選択交換可能である、 ことを特徴とする請求項24、25、26又は27に記
載の内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装
置。 - 【請求項29】前記外部設置装置群部は、 前記放水ガンに接続して水を供給する水圧送装置と、 前記発射ガンに接続してはつり用の弾を供給するショッ
トブラストと、 前記スプレーガンに接続して塗料を供給する塗布圧送装
置と、 前記スプレーガンに接続して空気を供給するコンプレッ
サと、 前記ブロアガンに接続して空気を供給する高圧ブロアと
を有する、 ことを特徴とする請求項28に記載の内表面再生処理遠
隔操作式省人化作業システム装置。 - 【請求項30】前記昇降回転部は、 前記枢軸部に沿って昇降するインナーフレームである昇
降フレームと、 前記昇降フレームに取付けられて前記枢軸部の前記ガイ
ドレールに沿って回転移動するガイドローラと、 前記枢軸部を中心に回転するアウターフレームである回
転フレームと、 前記昇降フレームの外周に取付けられて外周に無端チェ
ーンを巻着固定したチェーンスプロケットと、 前記回転フレームに取付けられて当該チェーンスプロケ
ットとの直接の噛合回転により前記回転フレームを回転
するモータ駆動の小スプロケットを有する、 ことを特徴とする請求項18、20、21、23、2
4、25、26、27、28又は29に記載の内表面再
生処理遠隔操作式省人化作業システム装置。 - 【請求項31】前記昇降回転部は、 前記回転フレームに設置された装置設置台取付部と、 前記装置設置台取付部に設置されて装置を設置する装置
設置台と、 前記装置設置台に取付けられて、前記吸引フードに接続
されて埃、ミスト状塗料及び気化溶剤を回収する乾式集
塵装置を有する、 ことを特徴とする請求項30に記載の内表面再生処理遠
隔操作式省人化作業システム装置。 - 【請求項32】前記外部設置装置群部は、 前記吸引フードに接続されて埃、ミスト状塗料及び気化
溶剤を回収する乾式集塵装置を有する、 ことを特徴とする請求項24、25、26、27、2
8、29又は30に記載の内表面再生処理遠隔操作式省
人化作業システム装置。 - 【請求項33】前記昇降制御部は、 前記枢軸部の最上部に取付けられる機械ベースフレーム
と、 前記機械ベースフレームに設置されるとともに前記枢軸
部上端を前記円筒形貯水槽の天井穴のカラー部中心に固
定をする放射状に設置されたトップリガと、 前記機械ベースフレーム上に設置され前記昇降回転部の
昇降と前記センターワイヤ又は前記センターチェーンの
緊張を制御する昇降緊張制御装置と、 前記昇降回転部と前記昇降緊張制御装置に亙って接続さ
れて昇降の動力を伝達する昇降チェーン又は昇降ワイヤ
とを有する、 ことを特徴とする請求項18、20、21、23、2
4、25、26、27、28、29、30又は32に記
載の内表面再生処理遠隔操作式省人化作業システム装
置。 - 【請求項34】前記作業装置部は、 前記フレーム台車に作業員が搭乗する搭乗籠を設置可能
である、 ことを特徴とする請求項18、19、20、21、2
2、23、24、25、26、27、28、29、3
0、31、32又は33に記載の内表面再生処理遠隔操
作式省人化作業システム装置。 - 【請求項35】前記搭乗籠は、 吊下げ式に設置される、 ことを特徴とする請求項34に記載の内表面再生処理遠
隔操作式省人化作業システム装置。 - 【請求項36】前記作業アーム部は、 複数本設置される、 ことを特徴とする請求項18、19、20、21、2
2、23、24、25、26、27、28、29、3
0、31、32、33、34又は35に記載の内表面再
生処理遠隔操作式省人化作業システム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16400798A JP2918539B1 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法及びシステム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16400798A JP2918539B1 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法及びシステム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2918539B1 true JP2918539B1 (ja) | 1999-07-12 |
JPH11350744A JPH11350744A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15785004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16400798A Expired - Lifetime JP2918539B1 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 内表面再生処理遠隔操作式省人化作業方法及びシステム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2918539B1 (ja) |
-
1998
- 1998-06-11 JP JP16400798A patent/JP2918539B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11350744A (ja) | 1999-12-21 |
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