JP2916999B2 - 掃除機における通電性ホースの補強用金属線と電気コネクターとの接続構造 - Google Patents

掃除機における通電性ホースの補強用金属線と電気コネクターとの接続構造

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JP2916999B2
JP2916999B2 JP7225848A JP22584895A JP2916999B2 JP 2916999 B2 JP2916999 B2 JP 2916999B2 JP 7225848 A JP7225848 A JP 7225848A JP 22584895 A JP22584895 A JP 22584895A JP 2916999 B2 JP2916999 B2 JP 2916999B2
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勝久 森
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掃除機のフレキシ
ブル螺旋ホースに組み込まれた補強兼通電用金属線と、
該ホースに連結して使用する合成樹脂製の吸引ダクトに
設置される電気コネクターとの接続構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、電気絶縁性のプラスチック材料で
成型されたケーシングに被覆電線圧入用スリットを備え
た接続部材を装着し、この接続部材のスリットに被覆電
線の端部を圧入してこれの被覆を破り、導線と接続部材
との電気的接続を行うようにしたものは既に知られい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】他方、掃除機の吸引用
フレキシブルパイプの補強線として硬鋼線、ステンレス
線、ピアノ線等の硬質金属線(以下ピアノ線と略称す
る)を通電線として使用することも古くから行われてい
る。しかしながら、従来のこのような補強用のピアノ線
を電気コネクターに接続させるには、ピアノ線の硬度が
硬く反発力が大きいことと半田との接着性が悪いことか
ら、半田付け作業が困難で熟練を必要とし、コネクター
との電気的接続に手数がかかるという課題を有するもの
であった。
【0004】そこで本発明の目的は、ホースに組み込ま
れた補強兼通電ピアノ線と、該ホースに連なる吸引ダク
トに設置された電気コネクターとを確実且つ強固に接続
することのできる新規な接続構造を提供することにあ
る。
【0005】更に加えて本発明の重要な目的は、一方に
おいて前記ピアノ線を接続し、他方において手元スイッ
チやコンセントに連なる被覆電線を接続する電気コネク
ターを含む接続構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち本
発明にあっては、掃除機の吸引ダクト3の外周面に取り
付けられた電気コネクターAを含み、該電気コネクター
は、両端が貫通し上面に向かって開口した複数の平行な
凹溝11・・を有する電気絶縁性ケーシング1と、前記凹
溝11・・に夫々嵌合保持された金属板製接続部材2・・
とから成り、前記接続部材2は、長尺の水平な基盤21の
長さ方向に沿った両端部分で基盤両側から垂直に上方に
向かって折り曲げられた夫々一対の平行な側壁22、22、
22'、22'を含み、該側壁22、22、22'、22'はその両端部
に内側に折り曲げられた端板23・・を夫々備え、この相
対する左右の端板の間に電線挿入用のスリット24、24、
24'、24'が形成されており、これにより夫々長さ方向に
適当な間隔をへだてた2つの電線挿入用スリットを持つ
電線保持部25、25'が接続部材2の両端部分に形成さ
れ、この一方の電線保持部25のスリット24、24の中間に
電線仮保持用穴部26が設けられており、前記ダクトに連
なるフレキシブルな螺旋ホース4に組み込まれた補強兼
通電用金属線Bの露出端を前記一方の電線保持部25の穴
部26に挿入仮保持させて、該電線保持部25の側壁22並び
に端板23によって囲まれた空間に溶融ハンダ材Cを流し
込むことにより金属線Bと電線保持部25とが一体的に結
合されており、更に他方の電線保持部25'のスリット2
4'、24'は、被覆電線Kを圧入したときに被覆部分が破
れて内部の導線がスリット端縁に接触するようにその寸
法が設定されている構造としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照にして説明する。図1乃至図5において、符号
1は掃除機の円筒状吸引ダクト3の外周面に取り付けら
れた電気コネクターAのケーシングであって、電気絶縁
性のプラスチック材料で平面四角形に形成されている。
該ケーシング1には平行に配設された複数の、例えば図
示するような4列の細長い凹溝11・・が設けられてい
る。この凹溝11・・はケーシング1の長さ方向に沿って
延び、その上面が開口し両端が貫通している。
【0008】而して符号2・・は前記凹溝11・・に嵌入
保持された導体金属から成る板金製接続部材であって、
該接続部材2は、長尺の水平な基盤21の長さ方向両端部
分で基盤両側から垂直に上方に折り曲げられた夫々一対
の平行な側壁22、22、22’、22'を含み、該側壁22、22、2
2'、22'はその前後端部に内側に折り曲げられた端板23・
・を夫々備え、これら相対する左右の端板23、23の間に
電線を挿入する為のスリット24、24、24'、24'が形成さ
れている。これにより夫々長さ方向に適当な間隔を隔て
た2つの電線挿入用スリットを持つ被覆電線保持部25、
25'が接続部材2の前後両端部分に形成されている。
【0009】前記一方の電線保持部25のスリット24、24
の中間に電線仮保持用穴部26が設けられている。この穴
部26は、前記ダクト3に連なるフレキシブルな螺旋ホー
ス4に組み込まれた補強兼用通電ピアノ線Bの露出端を
仮保持できる寸法で形成されている。また、他方の電線
保持部25'のスリット24'、24'は、図示は省略するがダ
クト先端部に設置された手元スイッチやコンセントに連
なる被覆電線Kを圧入したときに被覆電線Kの被覆部分
が破れて内部の導線がスリット端縁に接触して電気的接
続が成されるように、その隙間の寸法が被覆電線の直径
に合わせて予め設定されている。
【0010】前記凹溝11の開口縁部には前記接続部材2
の側壁22、22'の上端を係止する抜け止め用係合突起12
が形成されている。この抜け止め用係合突起12は接続部
材2を凹溝11に装着する時において、上方から容易に挿
入することは出来るが、一旦挿入すると、上方への抜脱
が阻止されるように指向性を持たせて形成されている。
【0011】更に、前記ケーシング1の中心部には穴13
が設けられていて、これに円筒状吸引ダクト3の外周面
に突出したボス31を嵌入することにより電気コネクター
Aがダクト3に固定されている。
【0012】而して、図4並びに図5に示すように、前
記した一方の電線保持部25の穴部26に、螺旋ホース4の
補強兼用通電ピアノ線Bの露出端を挿入仮保持させ、該
電線保持部25の側壁22並びに端板23によって囲まれた空
間にハンダ材Cを、例えば熱線投射器Dで加熱して流し
込み、ピアノ線Bと電線保持部25とを一体的に結合させ
てある。また、他方の電線保持部25'のスリット24'、2
4'には、ダクト先端部に設置された手元スイッチやコン
セントに連なる被覆電線Kを圧入して電気的接続が成さ
れている。
【0013】図6は、本発明にかかる電気コネクターの
別実施例について示したもので、金属板製接続部材2を
嵌入するケーシング1の凹溝11・・をそれぞれスペース
溝14、14を介して離れて形成したものであって、相隣る
金属線B、Bが互いに接触する危険性を排除するように
したものである。その他の構造については、前記の実施
例に準じた構造としてある。
【0014】以上本発明の代表的な実施例について説明
したが、本発明は必ずしも上記の実施例構造のみに限定
されるものでなく、本発明の構成要件並びに効果を有す
る範囲内で適宜変更して実施出来ることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記の如く構成されたものであ
るから、ホースに組み込まれた補強兼通電用金属線と、
該ホースに連なる吸引ダクトに設置された電気コネクタ
ーとを確実且つ強固に接続することのできると共に、一
方において前記金属線を接続するものでありながら、他
方において前記金属線と異なる径や硬度を持つ被覆電線
を接続することができるといった優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接続構造に於ける電気コネクターの分
解斜視図。
【図2】上記電気コネクターの平面図。
【図3】本発明に係る接続構造の平面図。
【図4】本発明に係る接続構造の説明図。
【図5】本発明に係る接続構造の断面図。
【図6】別実施例を示す図2に相当する平面図。
【符号の説明】
1 電気コネクター 2 接続部材 3 ダクト 4 螺旋パイプ 11 凹溝 21 接続部材の基盤 22、22' 接続部材の側壁 23、23' 接続部材の端板 24、24' 接続部材のスリット 25、25' 接続部材の電線保持部 26 穴部 A 電気コネクター B ピアノ線 C ハンダ材 K 被覆電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 9/24 H01R 4/02 H01R 4/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機の吸引ダクト3の外周面に取り付
    けられた電気コネクターAを含み、該電気コネクター
    は、両端が貫通し上面に向かって開口した複数の平行な
    凹溝11・・を有する電気絶縁性ケーシング1と、前記凹
    溝11・・に夫々嵌合保持された金属板製接続部材2・・
    とから成り、前記接続部材2は、長尺の水平な基盤21の
    長さ方向に沿った両端部分で基盤両側から垂直に上方に
    向かって折り曲げられた夫々一対の平行な側壁22、22、
    22'、22'を含み、該側壁22、22、22'、22'はその両端部
    に内側に折り曲げられた端板23・・を夫々備え、この相
    対する左右の端板の間に電線挿入用のスリット24、24、
    24'、24'が形成されており、これにより夫々長さ方向に
    適当な間隔をへだてた2つの電線挿入用スリットを持つ
    電線保持部25、25'が接続部材2の両端部分に形成さ
    れ、この一方の電線保持部25のスリット24、24の中間に
    電線仮保持用穴部26が設けられており、前記ダクトに連
    なるフレキシブルな螺旋ホース4に組み込まれた補強兼
    通電用金属線Bの露出端を前記一方の電線保持部25の穴
    部26に挿入仮保持させて、該電線保持部25の側壁22並び
    に端板23によって囲まれた空間に溶融ハンダ材Cを流し
    込むことにより金属線Bと電線保持部25とが一体的に結
    合されており、更に他方の電線保持部25'のスリット2
    4'、24'は、被覆電線Kを圧入したときに被覆部分が破
    れて内部の導線がスリット端縁に接触するようにその寸
    法が設定されている掃除機における通電性ホースの補強
    用金属線と電気コネクターとの接続構造。
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JPS63239785A (ja) * 1987-03-27 1988-10-05 東芝テック株式会社 電気接続装置
JPH02142079A (ja) * 1988-11-22 1990-05-31 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd コネクタの結線方法

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