JP2916623B1 - 車の自動分流制御方法及び装置 - Google Patents

車の自動分流制御方法及び装置

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JP2916623B1
JP2916623B1 JP10142875A JP14287598A JP2916623B1 JP 2916623 B1 JP2916623 B1 JP 2916623B1 JP 10142875 A JP10142875 A JP 10142875A JP 14287598 A JP14287598 A JP 14287598A JP 2916623 B1 JP2916623 B1 JP 2916623B1
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Abstract

【要約】 【課題】 自動運転が不可能な車の分流か否かの判断を
することなく、両方の可能性を考慮して走行軌跡の予測
をすることで安全に分流制御できる車の自動分流制御方
法及び装置を提供する。 【解決手段】 混在して走行する自動運転が可能な車と
自動運転が不可能な車のうち、自動運転が可能な車を本
線から分流路へ自動的に分流させるように走行制御する
方法であって、軌跡生成管理装置2を含む混在用分流制
御装置Aは、分流する自動運転が可能な車の直前を走行
する先行車が自動運転が不可能な車である場合には、先
行車が分流する場合と分流しない場合の両方を想定して
その予測軌跡を作成し、その軌跡のいずれとも安全車間
距離をとって後続の自動運転が可能な車の目標軌跡を作
成し、該車を目標軌跡に追従するように走行制御するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車の自動分流制
御方法及び装置、さらに詳しくは高速道路等における本
線と分流路からなる分流部に自動運転が可能な車(AH
S車)と自動運転が不可能な車(非AHS車)が混在し
て走行する際に、該混在する車両の分流を自動的に行な
う制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、自動車交通を高度化するシステム
(ITS:Intelligent Transportation System)の研
究、開発が活発になってきている。米国ではITSアメ
リカを設立しその中で様々なプロジェクトが、ヨーロッ
パでは現在PROMOTEのCHAUFFEURプロジ
ェクトがそして日本でも国家プロジェクトが推進されて
いる。ITSの一分野に自動運転道路システム(AH
S:Automated Highway System)が位置付けられる。A
HSでは、単路部だけでなくインターチェンジなどでの
分合流部での制御が安全性、快適性の確保、交通容量の
確保の観点から重要になってきている。AHSに関する
研究はカリフォルニア大学バークレイ校(UCB:Univ
ersity of California Berkley)が中心となって進めて
いるPATHプロジェクトが有名で、そこでの分合流制
御方式はAHS用の専用車線で隊列走行を基本に路車間
通信および車車間通信を行ないながらインフラと車両が
協調して分合流をスムースに行なうものである。このよ
うなAHSシステムでは対象とする車両は基本的にはA
HSだけであることが望ましいが、現実には、自動運転
がかなり普及するまではAHS車と非AHS車が混在で
走り、AHS車は自動運転が可能で、非AHS車は従来
通りのマニュアル運転と考えるのが妥当である。こうし
た混在型の分合流では非AHS車は制御できるわけでは
ないのでその走行軌跡を予測し、AHS車はその予測結
果を考慮して走行制御をすることになる。予測に必要な
データの一部は道路上の外部センサからある程度計測す
ることができる。例えば、車両の車長、重量、位置、速
度などはかなりの精度で計測できる。合流の場合にはこ
れらのデータで十分であるが、分流の場合には事前に分
流するかどうかの判定が必要になる。前方を走行する車
両が分流するかどうかで自車の走行制御が異なるためで
ある。その車両が分流するのかどうかは、AHS車の場
合は路車間通信等で意志を確認することで可能だが、非
AHS車の場合は外部センサの計測データから判定す
る。しかし、画像処理などでウインカーの点滅で分流か
否かを認識することは天候による影響、点滅の開始と終
了が不規則、運転者のミスの可能性などの理由から確実
な判断が困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように混在型の
自動運転における分流制御では非AHS車の走行軌跡を
予測することが後続のAHS車の走行制御には不可欠で
あるにも係らず、その方法を実現することが困難である
という問題が生じている。この発明が解決しようとする
課題はこのような上記の問題点を解決するために提案さ
れたものであり、その目的は非AHS車の分流か否かの
判断をすることなく、両方の可能性を考慮して走行軌跡
の予測をすることで安全に分流制御できる車の自動分流
制御方法及び装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、混在して走行する自動運転が可
能な車と自動運転が不可能な車のうち、自動運転が可能
な車を本線から分流路へ自動的に分流させるように走行
制御する方法であって、軌跡生成管理装置を含む混在用
分流制御装置を具え、この分流制御装置は、分流する自
動運転が可能な車の直前を走行する先行車が自動運転が
不可能な車である場合には、先行車が分流する場合と分
流しない場合の両方を想定してその予測軌跡を作成し、
その軌跡のいずれとも安全車間距離をとって後続の自動
運転が可能な車の目標軌跡を作成し、該車を目標軌跡に
追従するように走行制御することを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、混在して走行する自動
運転が可能な車と自動運転が不可能な車のうち、自動運
転が可能な車を本線から分流路へ自動的に分流させるよ
うに走行制御する装置であって、分流する自動運転が可
能な車の直前を走行する先行車が自動運転が不可能な車
である場合には、先行車が分流する場合と分流しない場
合の両方を想定してその予測軌跡を作成し、その軌跡の
いずれとも安全車間距離をとって後続の自動運転が可能
な車の目標軌跡を作成し、該車を目標軌跡に追従するよ
うに走行制御する軌跡生成管理装置を含む混在用分流制
御装置を具えたことを特徴とする。請求項3の発明は、
請求項2において、軌跡生成管理装置が、自動運転が可
能な車の目標軌跡生成装置と、自動運転が不可能な車の
予測軌跡生成装置と、からなっている。請求項4の発明
は、請求項3において、混在用分流制御装置が、軌跡生
成管理装置と、走行する車両の状況を管理する車両管理
装置と、からなっており、自動運転が可能な車同士ある
いは車と路側に設けたセンサなどの外部監視装置との通
信を行う通信装置を介して制御するようになっている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて、図面に基づいて具体的に説明する。図1は一実
施の形態の全体構成を示している。同図においてAは混
在用分流制御装置であり、車両管理装置1と、軌跡生成
管理装置2とからなっている。車両管理装置1は図2に
示すような本線と分流路からなる分流部を走行している
車両の状況を管理するためのものである。車両にはAH
S車と非AHS車がある。軌跡生成管理装置2はAHS
車の走行軌跡を生成するAHS車目標軌跡生成装置3
と、非AHS車の走行軌跡を予測する非AHS車予測軌
跡生成装置4から構成される。AHS車目標軌跡生成装
置3は車両管理装置1に登録されているAHS車の時々
刻々の走行すべき目標軌跡を生成する。非AHS車予測
軌跡生成装置3は車両管理装置1に登録されている非A
HS車の時々刻々の走行するであろう予測軌跡を生成す
る。5は通信装置、6はAHS車、7はセンサなどの外
部監視装置である。分流制御装置AはAHS車同士ある
いは外部監視装置7との通信を行う通信装置5を介して
AHS車6の分流制御をする。
【0007】次に車両管理装置1について詳細に説明す
る。分流アルゴリズムで必要な各車両データが車両管理
装置1で一括管理される。各車両に位置、速度等のデー
タが車両テーブルの形で、走行制御に必要な走行軌跡デ
ータはAHS車は目標軌跡、非AHS車は予測軌跡の形
で管理される。車両テーブルの例を図3に、目標軌跡、
予測軌跡の例を図4に示す。これらのデータの登録、更
新、削除および参照がこの装置で実現される。以下、各
項目について説明する。
【0008】(a)車両IDの登録(チェックイン) 本線の分流部始点を車両が通過したら車両テーブルの最
後行に車両ID、車種を新規登録する(非AHS車の場
合は車両IDを発番)。同時に目標軌跡を生成するため
に軌跡生成管理装置2を起動する。分流部始点通過の判
断はAHS車の場合には路車間の通信によって、非AH
S車の場合は通信に対する応答がないことと外部センサ
(例えば、レーザレーダ)による検出を組み合せて判断
する。車両IDはAHS車固有のものがあると仮定す
る。 (b)車両IDの削除(チェックアウト) 走行している本線または分流路の分流部終点を通過した
ら車両テーブルからその車両IDの1行を削除する。同
時にその車両の予測軌跡、目標軌跡のデータも削除す
る。分流部終点通過の判断はチェックインと同様であ
る。 (c)車種 チェックイン時に路車間の通信で車両側から車両IDと
いっしょに車種が送信される。非AHS車の場合は外部
センサで車種を判断して車両デーブルに登録する。 (d)位置、速度 監視系あるいは路車間通信で各車両の位置と速度のデー
タを刻々と更新する。車両の位置は分流地点(一点固
定)を原点として分流前を負の値、分流後を正の値とす
る。車両位置が更新されるたびにAHS車ならば目標軌
跡、非AHS車ならば予測軌跡と比較して一定値以上ず
れがないかどうかをチェックする。ずれが一定値以上あ
る場合は軌跡生成管理装置2を起動し、軌跡の再計算を
行なう。 (e)分流意志 分流するAHS車はyes、分流しないAHS車はno、非
AHS車は未定(tbd:to be determinded)とす
る。ただし、非AHS車は分流地点を通過した直後には
分流の判定が外部センサで容易に可能なのでtbdはye
sかnoに確定するものとする。非AHS車はyesとnoの両
方の場合の予測軌跡を記憶しているので、tbdがyes
かnoに確定したら予測軌跡のデータで不要な方を削除す
る。これに伴って、この非AHS車より後ろを走行して
いる車両の走行軌跡は修正する必要があるので、軌跡生
成管理装置2を起動する。 (f)目標軌跡、予測軌道軌跡(車両毎) 時間距離曲線で表わされる目標軌跡、予測軌跡の曲線は
X=f(t)=at2+bt+cの形の2次関数(また
は直線(a=0))を区分的につなげたもので作成す
る。従って、パラメータa,b,cとそのパラメータが
有効な時間区間で1つの2次関数を、その集まりで目標
軌跡、予測軌跡を表現する(予測軌跡の場合は軌跡に幅
を持たせるので上限と下限の2つの軌跡)。これらの値
の登録、更新を行なう。
【0009】次に軌跡生成管理装置2について詳細に説
明する。軌跡生成管理装置2が起動されるのは次の
(1),(2),(3),(4)のいずれかの場合であ
る。 (1)チェックインで車両が新たに登録された場合 (2)現在の位置が軌跡のデータと一定値以上ずれた場
合 (3)非AHS車の分流か否かが確定して車両テーブル
の分流意志がtbdからyesまたはnoに変更された場合 (4)上記(2),(3)で間接的に後続車に影響がで
る場合 まず、(1)について述べる。新たに登録された車両が
AHS車の場合にはAHS車目標軌跡生成装置3が、非
AHS車の場合には非AHS車予測軌跡生成装置4が起
動される。そこでまず、AHS車の場合のAHS車目標
軌跡生成装置3の動作を図5のフローチャートに従って
説明する。まず、標準軌跡を生成する。図6のように現
在の位置、速度(V0)からなめらかに加速または減速
して分流地点で設定される基準速度(V1)になったら
一定速度で走行する軌跡を生成する。これが分流する車
両の標準軌跡である。直進する車両に対しても標準速度
(V2)を設定して同様に直進する標準軌跡を生成す
る。V2はV1と同じでもよい。この時、車種によって可
能な加減速の最大値が異なるので車両テーブルの車種か
らそれに応じた標準軌跡を生成する。例えば、V1=80k
m/h,V2=100km/h。大型車の加速度は1m/sec2、普
通車の加速度は2m/sec2などと設定して標準軌跡を生
成する。次に先行車判定を行なう。車両テーブルから自
車の分流前と分流後の先行車を求める。分流直前までは
本線の直前の車が先行車であるが、分流する場合、分流
後の先行車は自車に最も近い前方の分流車(非AHS車
を含む)である。分流しない場合、分流地点通過後の先
行車は自車に最も近い前方の直進車である。本線の車両
テーブルにそれが存在しなければ該当なしである。な
お、車両テーブルの分流意志の値がtbdの非AHS車
は分流する非AHS車と直進する非AHS車の2台分と
して扱う。例えば図3の車両テーブルではH0021の先行
車は分流前ではH0020、分流後はH0018である。H0018
は分流かどうかが確定していないので両方を想定するた
めである。H0018は分流地点を通過すると確定する。H
0018が分流しないで分流意志の値がnoになったとする
と、その時点でH0021の先行車は分流前はH0020、分流
後はH0013となる。
【0010】次に今求めた先行車の目標軌跡(または予
測軌跡)と標準軌跡との距離を計算し、それが安全車間
距離より小さければ新たに軌跡生成を行なう。本線ある
いは分流路が渋滞の場合にはその可能性が大きい。2つ
の軌跡の距離とは2曲線の差の絶対値である。予測軌跡
との最接近距離を求める場合は予測軌跡の下限を使う。
先行車が非AHS車で分流意志がtbdの場合は分流す
る予測軌跡の下限の2通りについてそれぞれ最接近距離
を求めてその小さい方が安全車間距離より小さければ新
たに軌跡を生成する。新たに生成する目標軌跡、予測軌
跡は先行車に安全車間距離を確保して追従する軌跡を生
成する。図7のように本線車C2と本線の前方の車両C1
は分流する、しないの4通りのパターンでC2の先行車
が異なる。先行車判定結果から該当するパターンで軌跡
を生成する。以上がAHS車の場合のAHS車目標軌跡
生成装置3の説明である。
【0011】次に非AHS車の場合の非AHS車予測軌
跡生成装置4を図8のフローチャートに従って説明す
る。非AHS車の場合にはまずそれを分流する車両とみ
なして上記のAHS車目標軌跡生成装置3で求めた方法
で軌跡を生成する。この軌跡に一定の幅をもたせた軌跡
を上限、下限の軌跡とする。これら上限、下限の軌跡を
第1の予測軌跡とする。次に非AHS車を直進する車両
とみなして上記AHS車目標軌跡生成装置3で求めた方
法で軌跡を生成する。第1の予測軌跡と同様に幅を持た
せ、上限、下限の軌跡とする。これを第2の予測軌跡と
する。第1と第2の予測軌跡をこの非AHS車の分流す
る場合の予測軌跡、直進する場合の予測軌跡として登録
する。次に(2)の現在の位置が軌跡のデータと一定値
以上ずれた場合について説明する。この場合も対象とな
る車両がAHS車ならAHS車目標軌跡生成装置3、非
AHS車なら非AHS車予測軌跡生成装置4で処理され
る。ずれた位置をチェックインの位置とみなしてこの位
置から新たに目標軌跡あるいは予測軌跡を生成する。次
に(3)の非AHS車の分流か否かが確定して車両テー
ブルの分流意志がtbdからyesまたはnoに変更された
場合について説明する。分流か否かの確定は本線と分流
路に車両が通過したかどうかを判定できるセンサがあれ
ばよい。基本的には現在の位置から新規に目標軌跡を生
成するだけである。例えば、図3の車両テーブルを例に
とるとこれが図9のようになったとする。H0018の非A
HS車が直進が確定して分流意志の項がtbdからnoに
なったこと、各車両の位置がある程度時間が経過して進
んでH0013,H0014はチェックアウトで削除されてい
る。この時点でH0018の予測軌跡を新規に生成する。そ
の方法は現在位置から目標軌跡を作成し、それに幅をも
たせるだけである。最後に(4)の(2),(3)で間
接的に後続車に影響がでる場合について説明する。ある
車両の軌跡が変更されるとこの後続の車両が影響を受け
る。もし、以前に生成された軌跡より遅くなる軌跡が再
計算されたとすると後続車との安全車間がとれなくなる
可能性が生じる。従って、ある車両の軌跡が再計算され
たらその車両から後ろの車両全てについて目標軌跡、予
測軌跡を再計算する。例えば今の例でH0018の分流か否
かが確定するとH0018は当然であるが、その後続車全部
の目標軌跡、予測軌跡を再計算する。図9でH0019,H
0020,H0021の3台のAHS車の目標軌跡が最計算され
る。具体的にH0021を例にとると、H0021の分流前の先
行車はH0020で変らないが、分流後の先行車はこの車両
テーブルにはないことがわかる。つまり、制御対象にな
っている分流路の中には車両が存在しない。従って、分
流地点までは先に求めた軌跡と同じであるが、分流後は
標準軌跡とする。具体的には分流路に設定されている標
準速度になるように加速または減速して標準速度に達し
たら一定速度とするような軌跡を生成する。もし、分流
後の先行車が存在する場合には標準軌跡を生成し、分流
前後の先行車の目標軌跡または予測軌跡との距離を計算
し、その値が安全車間距離より小さければその位置から
新規に目標軌道を生成する。
【0012】この手法ではある車両の軌跡を生成しなお
した場合に先行車の軌跡を再計算する必要は生じない。
なぜならば、もし(2)の場合だと目標軌跡より速く走
行しているとすれば速度を落として目標軌跡に追従でき
るはずなので目標軌跡より速くなることは考えられな
い。非AHS車の場合は予測軌跡より速くなる場合はあ
るが、それでも人間が運転しているので衝突するまで接
近することはないと考えてよい。(3)の場合も先行車
との安全車間をとった軌跡を生成するので先行車の軌跡
を再計算する必要はない。あくまで後続車が必ず安全車
間距離を確保するように軌跡を生成している。
【0013】
【発明の効果】請求項1ないし4の発明は、前記のよう
な構成からなるので、非AHS車の分流するか否かの技
術的に困難な判断を外部センサで行なうことなく、安全
に分流の制御を行なうことができる。また、両方の可能
性を想定して走行軌跡を予測するのはごくわずかな分流
可能区間だけなので交通量の増大で仮想的な予測軌跡が
渋滞を招くようなことにはならないという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す全体構成図であ
る。
【図2】分流部の道路形状を表わす図面である。
【図3】車両管理装置が管理する車両テーブルの例を表
わす図面である。
【図4】車両管理装置が管理する目標軌跡、予測軌跡の
例を表わす図面である。
【図5】AHS車目標軌跡生成装置の処理の流れを表わ
すフローチャートである。
【図6】標準軌跡の模式図である。
【図7】先行車に追従する目標軌跡または予測軌跡の模
式図である。
【図8】非AHS車予測軌跡生成装置の処理の流れを表
わすフローチャートである。
【図9】非AHS車の直進が確定した場合の車両テーブ
ルの例を表わす図である。
【符号の説明】
A 混在用分流制御装置 1 車両管理装置 2 軌跡生成管理装置 3 AHS車目標軌跡生成装置 4 非AHS車予測軌跡生成装置 5 通信装置 6 AHS車 7 外部監視装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08G 1/00 - 1/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混在して走行する自動運転が可能な車と
    自動運転が不可能な車のうち、自動運転が可能な車を本
    線から分流路へ自動的に分流させるように走行制御する
    方法であって、 軌跡生成管理装置を含む混在用分流制御装置を具え、こ
    の分流制御装置は、分流する自動運転が可能な車の直前
    を走行する先行車が自動運転が不可能な車である場合に
    は、先行車が分流する場合と分流しない場合の両方を想
    定してその予測軌跡を作成し、その軌跡のいずれとも安
    全車間距離をとって後続の自動運転が可能な車の目標軌
    跡を作成し、該車を目標軌跡に追従するように走行制御
    することを特徴とする車の自動分流制御方法。
  2. 【請求項2】 混在して走行する自動運転が可能な車と
    自動運転が不可能な車のうち、自動運転が可能な車を本
    線から分流路へ自動的に分流させるように走行制御する
    装置であって、 分流する自動運転が可能な車の直前を走行する先行車が
    自動運転が不可能な車である場合には、先行車が分流す
    る場合と分流しない場合の両方を想定してその予測軌跡
    を作成し、その軌跡のいずれとも安全車間距離をとって
    後続の自動運転が可能な車の目標軌跡を作成し、該車を
    目標軌跡に追従するように走行制御する軌跡生成管理装
    置を含む混在用分流制御装置を具えたことを特徴とする
    車の自動分流制御装置。
  3. 【請求項3】 軌跡生成管理装置が、自動運転が可能な
    車の目標軌跡生成装置と、自動運転が不可能な車の予測
    軌跡生成装置と、からなっている請求項2記載の車の自
    動分流制御装置。
  4. 【請求項4】 混在用分流制御装置が、軌跡生成管理装
    置と、走行する車両の状況を管理する車両管理装置と、
    からなっており、自動運転が可能な車同士あるいは車と
    路側に設けたセンサなどの外部監視装置との通信を行う
    通信装置を介して制御するようになっている請求項3記
    載の車の自動分流制御装置。
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