JP2916248B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2916248B2
JP2916248B2 JP2326293A JP32629390A JP2916248B2 JP 2916248 B2 JP2916248 B2 JP 2916248B2 JP 2326293 A JP2326293 A JP 2326293A JP 32629390 A JP32629390 A JP 32629390A JP 2916248 B2 JP2916248 B2 JP 2916248B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ遊技機,コイン遊技機あるいはス
ロットマシン等で代表される遊技機に関する。詳しく
は、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置
と、該可変表示装置を可変開始させた後表示結果を導出
表示させる制御を行なう可変表示制御手段と、前記可変
表示装置の表示結果が予め定められた特定の識別情報に
なった場合に遊技者にとって有利な遊技状態に制御可能
な遊技制御手段とを含む遊技機に関する。
[従来の技術] この種の遊技機において、従来から一般的に知られて
いるものに、たとえば予め定められた可変表示開始条件
が成立すれば可変表示装置が可変表示され、所定時間の
経過や遊技者の停止操作等の予め定められた停止条件が
成立すれば前記可変表示装置が停止制御され、その停止
時の表示結果が予め定められた特定の識別情報(たとえ
ば777)になった場合に、遊技者にとって有利な遊技状
態に制御可能となり所定の遊技価値を付与可能な状態と
なるものがあった。このように、この種の従来の遊技機
においては、可変表示装置の停止時の表示結果いかんで
遊技者に遊技価値が付与可能な状態になるようにし、遊
技者に可変表示装置の表示状態を注目させて可変表示装
置の可変表示の面白みを提供できるように構成されてい
た。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この種の従来の技術の遊技機において、せっ
かく遊技者が可変表示装置の表示状態を興味を持って注
目したとしても、その可変表示装置が予め定められた1
種類の表示順序にしたがって複数種類の識別情報を可変
表示するだけのものであったために、可変表示態様が単
純となり可変表示装置の可変表示の面白みを十分には遊
技者に提供できない欠点があった。
本発明は、かかる実情に鑑み、可変表示装置が予め定
められた1種類の表示順序にしたがって複数種類の識別
情報を可変表示するだけのものであることに起因した遊
技者に提供できる可変表示の面白みの不十分さを解決
し、より一層面白みのある可変表示を行なうことのでき
る遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、複数種類の識別情報を可
変表示可能な可変表示装置と、 該可変表示装置を可変開始させた後表示結果を導出表
示させる制御を行なう可変表示制御手段と、 前記可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の
識別情報になった場合に遊技者にとって有利な遊技状態
に制御可能な遊技制御手段とを含む遊技機において、 前記可変表示制御手段は、 予め定められた第1の表示順序に従って前記複数種類
の識別情報を可変表示制御する第1の表示制御と前記第
1の表示順序とは逆の第2の表示順序で前記複数種類の
識別情報を可変表示制御する第2の表示制御とからなる
少なくとも2態様の表示制御が可能な複数態様表示制御
装置と、 リーチ状態が発生していることを必要条件として、前
記複数態様表示制御手段の表示制御態様とを切換える表
示制御態様切換手段とを含むことを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明の
構成に加えて、第1の所定条件が成立するごとに数値デ
ータを更新する数値データ変更手段をさらに含み、 前記表示制御態様切換手段は第2の所定条件が成立し
た場合に、前記数値データ更新手段から数値データを抽
出し、その数値データに基づいて決まるタイミングで前
記表示制御態様の切換を行なうことを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2
に記載の発明の構成に加えて、前記表示制御態様切換手
段は、リーチ状態が発生している場合に前記表示制御態
様の切換を複数回行なうことが可能であることを特徴と
する。
請求項4に記載の本発明は、請求項1〜請求項3のい
ずれかに記載の発明の構成に加えて、前記複数態様表示
制御手段は、表示制御態様切換手段により切換えられた
後の表示制御態様の可変表示制御における表示状態の変
化量をランダムに制御することを特徴とする。
請求項5に記載の本発明は、請求項1〜請求項4のい
ずれかに記載の発明の構成に加えて、前記可変表示制御
手段は、リーチ状態をランダムに発生させることを特徴
とする。
請求項6に記載の本発明は、請求項1〜請求項5のい
ずれかに記載の発明の構成に加えて、前記可変表示制御
手段は、前記表示制御態様の切換を行なう場合に、表示
制御態様切換手段による表示制御態様の切換タイミング
と、その切換後の複数態様表示制御手段による表示制御
態様の可変表示制御における表示状態の変化量とを表示
制御態様の切換前においてランダムに決定する切換態様
決定手段をさらに含むことを特徴とする。
[作用] 請求項1に記載の本発明によれば、可変表示装置を可
変開始させた後表示結果を導出表示させる制御を行なう
可変表示制御手段が、複数態様表示制御手段と表示制御
態様切換手段とを含んでいる。複数態様表示制御手段の
働きにより、予め定められた第1の表示順序に従って前
記複数種類の識別情報を可変表示制御する第1の表示制
御と前記第1の表示順序とは逆の第2の表示順序で前記
複数種類の識別情報を可変表示制御する第2の表示制御
とからなる少なくとも2態様の表示制御が可能となる。
そして、表示制御態様切換手段の働きにより、リーチ状
態が発生していることを必要条件として、前記複数態様
表示制御手段の表示制御態様が切換えられる。
請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載の
発明の作用に加えて、数値データ更新手段の働きにより
第1の所定条件が成立するごとに数値データが更新され
る。そして、前記表示制御態様切換手段の働きにより、
第2の所定条件が成立した場合に、前記数値データ更新
手段から数値データを抽出し、その数値データに基づい
て決まるタイミングで前記表示制御態様の切換が行なわ
れる。
請求項3に記載の本発明によれば、請求項1または請
求項2に記載の作用に加えて、表示制御態様切換手段の
働きにより、リーチ状態が発生している場合に前記表示
制御態様の切換を複数回行なうことが可能となる。
請求項4に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項
3のいずれかに記載の発明の作用に加えて、複数態様表
示制御手段の働きにより、表示制御態様切換手段により
切換えられた後の表示制御態様の可変表示制御における
表示状態の変化量がランダムに制御される。
請求項5に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項
4のいずれかに記載の発明の作用に加えて、可変表示制
御手段の働きにより、リーチ状態がランダムに発生す
る。
請求項6に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項
5のいずれかに記載の発明の作用に加えて、可変表示制
御手段に含まれている切換態様決定手段の働きにより、
前記表示制御態様の切換を行なう場合に、表示制御態様
切換手段による表示制御態様の切換タイミングと、その
切換後の複数態様表示制御手段による表示制御態様の可
変表示制御における表示状態の変化量とが、表示制御態
様の切換前においてランダムに決定される。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、本実施例においては、遊技機の一例としてパ
チンコ遊技機を取り上げて説明するが、遊技機の種類と
してはパチンコ遊技機に限らずたとえばコイン遊技機や
スロットマシン等であってもよい。
第1図は、本発明にかかる遊技機の一例のパチンコ遊
技機1を示す全体正面図である。
パチンコ遊技機1には商品玉貯留皿4が設けられてお
り、この商品玉貯留皿4内にパチンコ玉が貯留される。
パチンコ遊技機1の右下すみには、パチンコ玉を弾発発
射させるために遊技者によって操作される打球操作ハン
ドル2が設けられており、打球操作ハンドル2を遊技者
が回動操作することにより、図示しない打球ハンマが間
欠揺動して賞品玉貯留皿4内のパチンコ玉が1つずつ弾
発発射される。その弾発発射されたパチンコ玉は、遊技
盤5の前面側に形成された遊技領域6内に打ち込まれ
る。なお、図中25は余剰玉貯留皿であり、商品玉貯留皿
4内の貯留玉が満杯となりそれ以上貯留できなくなった
余剰玉が余剰玉貯留皿25内に放出されて貯留される。
遊技領域6内には、複数種類の識別情報が可変表示可
能な可変表示装置9と、可動部材24a,24bが開閉するこ
とにより打ち玉が入賞しやすい第1の状態と打ち玉が入
賞しにくいまたは入賞しない第2の状態とに変化する可
変入賞球装置10とが一体的に取付けられた遊技装置11が
設けられている。この遊技装置11の下方には、始動入賞
口12a,12b,12cが配設されている。さらに遊技領域6に
は、入賞口13等も設けられている。遊技領域6内に打ち
込まれたパチンコ玉が前記始動入賞口12a〜12cのいずれ
かに入賞すれば、始動入賞玉検出器55a,55b,55cのうち
の対応する始動入賞玉検出器によって検出され、その検
出出力に基づいて前記可変表示装置9が可変表示を開始
する。なお、本実施例では、左図柄,中図柄、右図柄の
3つの図柄を表示する可変表示装置9を示したが、1つ
または2つの図柄または4つ以上の図柄を表示するもの
であってもよい。この可変表示装置9の停止制御は、可
変表示の開始から一定時間が経過した後に、まず向かっ
て左の図柄が停止され、所定時間(たとえば1〜2秒)
経過した後に中央の図柄が停止され、さらに所定時間
(たとえば1〜2秒)経過した後に右の図柄が停止さ
れ、左,中央,右の順番で行なわれる。なお、この停止
順序は左,中央,右以外の順序であってもよい。さら
に、この可変表示装置9は、常時可変表示させておき、
始動入賞により改めて可変開始するものであってもよ
い。その場合には、始動入賞により可変表示の明るさや
速さを切替えて可変開始を報知するように構成すること
が望ましい。また、可変表示装置の停止操作スイッチを
1個設けその停止操作スイッチを遊技者が操作すること
により所定の順番で図柄が停止されるものでもよく、ま
た、表示部の図柄に対応する数だけ停止操作スイッチを
設けそのスイッチ操作により対応する表示部の図柄が停
止制御されるものでもよい。そして、この可変表示装置
9の停止時の表示結果があらかじめ定められた特定の識
別情報の組合せ(たとえば777)になれば、大当り状態
が発生し可変入賞球装置10の可動部材24a,24bを開成さ
せて打ち玉が入賞しやすい第1の状態に制御される。こ
の可動部材24a,24bを開成させる大当り制御は、所定時
間(たとえば30秒間)の経過かまたは打ち玉の所定個数
(たとえば10個)の入賞のうちいずれか早いほうの条件
が成立するまで行なわれる。
打込み玉が可変入賞球装置10や始動入賞口12a〜12cあ
るいは入賞口13等に入賞すれば、商品払出装置(図示せ
ず)から所定個数の商品玉が賞品玉貯留皿4内に払出さ
れる。
図中21はスピーカであり、前記大当り状態の発生時等
に効果音を発生させたり、不正遊技が発生した場合に警
報音を発生させたりするものである。
第2図は、遊技装置11の一部内部構造を示す全体正面
図である。
遊技装置11は、取付基板50により遊技盤5(第1図参
照)に取付けられる。遊技装置11の上方部分に形成され
ている可変表示装置9は、ドットマトリックスLEDで構
成されており、左図柄表示LED30a、中図柄表示LED30b,
右図柄表示LED30cからなる。この各図柄表示LED30a〜30
cの下方には、始動入賞記憶表示器31が設けられてお
り、前記始動入賞口12a〜12c(第1図参照)に入賞した
入賞玉の入賞個数の記憶値をこの始動入賞記憶表示器31
により表示する。その始動入賞記憶は、始動入賞がある
毎に「1」ずつ加算され可変表示装置9の可変表示が行
なわれる毎に1ずつ減算され、その始動入賞記憶の上限
値は「4」に定められている。
遊技装置11の下方部分に形成された可変入賞球装置10
には、一対の可動部材24a,24bがそれぞれ平行リンク機
構40a、40bを介して取付けられている。そして、一対の
ソレノイド32a,32bが取付基板50の裏面側に設けられて
おり、このソレノイド32a,32bのそれぞれのプランジャ4
3a,43bが連動部材42を介して前記平行リンク機構40a,40
bの上方のリンク部に連動連結されている。その結果、
ソレノイド32a,32bが励磁されて連動部材42が上方に引
き上げられれば、平行リンク機構40a、40bの上方のリン
ク部分が支点46a,436bを回動中心として回動され、可動
部材24a,24bが起立姿勢を保った状態で下方に移動され
て半開き状態(2点鎖線で示された可動部材24aと実線
で示された可動部材24b)となる。一方、取付基板50の
裏面側位置には、別のソレノイド33a,33bが設けられて
おり、このソレノイド33a,33bのプランジャ44a,44bが前
記平行リンク機構40a,40bの下方のリンク部分の回動支
点41a,41bに連結されている。この状態で、ソレノイド3
3a,33bが励磁されると、一対の可動部材24a,24bがそれ
ぞれ外方に回動して倒状姿勢となり、前記ソレノイド32
a,32bが励磁された状態でさらにこのソレノイド33a,33b
が励磁されると可変入賞球装置10が全開状態(実線で示
した可動部材24aと2点鎖線で示した可動部材24b)とな
る。
可動部材24a,24bが開成した状態でパチンコ玉が可変
入賞球装置10内に進入すれば、可変入賞球装置内に設け
られている玉転動板48上に落下して玉が転動され、さら
に下方に落下してその一部の玉が特定入賞口34内に入賞
する。この特定入賞口34内にパチンコ玉が入賞すればそ
の入賞玉は特定入賞玉検出器35により検出され、遊技制
御に用いられる。さらに、この特定入賞口34に入賞した
特定入賞玉およびこの特定入賞口34に入賞しなかった通
常の入賞玉は共に合流されて入賞個数検出器36により検
出され遊技制御に用いられる。前記大当りが発生すれ
ば、前記ソレノイド32a,32bとソレノイド33a,33bとの両
方のソレノイドが励磁されて可動部材24a,24bが全開状
態となる。その状態で、パチンコ玉が可変入賞球装置10
内に進入して特定入賞口34内に入賞すれば、特定入賞玉
検出器35の検出出力に基づいて前記ソレノイド33a,33b
の励磁が解除され、可動部材24a,24bが半開き状態に切
替えられる。一方、可変入賞球装置10内に進入したパチ
ンコ玉が前記入賞個数検出器36により検出されその検出
出力に基づいて入賞個数が所定個数(たとえば10個)に
達したと判断された場合または可動部材24a,24bが開成
されてから所定時間(たとえば30秒間)経過した場合の
うちいずれか早いほうの条件が成立した場合には前記ソ
レノイド32a,32bおよびソレノイド33a,33bの両方のソレ
ノイドの励磁が解除されて可動部材24a,24bが閉成され
る。この可動部材24a,24bが開成している最中に、可変
入賞球装置10内に進入したパチンコ玉が1個でも前記特
定入賞口34内に入賞すれば、その回の前記可動部材24a,
24の開成が終了した後さらに可動部材24a,24bを繰り返
し開成させる繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し
継続制御の回数が開成回数表示器37により表示される。
この繰返し継続制御の上限回数は「10」に定められてい
る。なお、図中45は通常の入賞口であり、38は飾りLED
であり、39は遊技盤裏面に取り付けられる裏カバー板で
ある。なお、可動部材24a,24bが半開き状態の場合に
は、上方から落下してきてその半開き状態の可動部材24
a,24b外側面に衝突したパチンコ玉が横外方に跳返りそ
の下方外方に設けられた盤面上の入賞口方向(たとえば
第1図の下方両側の入賞口13方向)にパチンコ玉が誘導
される。本実施例では、可変表示装置をドットマトリッ
クスLEDにより構成したが、セグメント表示器や液晶表
示器であってもよい。また、回転ドラム式の可変表示装
置であってもよい。また、可変入賞球装置10は、電動ア
タッカーやて電動チューリップのように電気的に開成す
るものはもちろんのこと、チューリップのように機械的
に開成するものであってもよい。
第3A図はパチンコ遊技機に用いられる制御回路をしめ
すブロック図である。
マイクロコンピュータ60は以下に述べるような各種機
器の動作を制御する機能を有する。このため、マイクロ
コンピュータ60は、たとえば数チップのLSIで構成され
ており、その中には制御動作を所定の手順で実行するこ
とができるMPU61と、MPU61の動作プログラムデータを格
納するROM62と必要なデータの書込みおよび読出しがで
きるRAM63とを含む。
さらに、マイクロコンピュータ60は入力信号を受けて
MPU61に入力データを与えるとともにMPU61からの出力デ
ータを受けて外部に出力する入出力回路64を、MPU61か
ら音データを受けるサウンドジェネレータ69と、電源投
入時にMPU61にリセットパルスを与えるパワーオンリセ
ット回路65と、MPU61にクロック信号を与えるクロック
発生回路66と、クロック発生回路66からのクロック信号
を分周してリセットパルスを定期的(たとえば2msec
毎)にMPU61に与えるパルス分周回路(定期リセット回
路)67と、MPU61からのアドレスデータをデコードする
アドレスデコード回路68とを含む。
アドレスデコード回路68はMPU61からのアドレスデー
タをデコードし、ROM62,RAM63,入出力回路64,サウンド
ジェネレータ69にそれぞれチップセレクト信号を与え
る。
なお、この実施例では、ROM62は、その内容の書替
え、すなわち、必要が生じた場合には、その中に格納さ
れたMPU61のためのプログラムデータを変更することが
できるようにプログラマブルROMが用いられる。そし
て、MPU61がこのROM62内に格納されたプログラムデータ
に従って、かつ以下に述べる各制御信号の出力に応答し
て、種々の機器に対し制御信号を与える。
マイクロコンピュータ60は、入力信号として、次のよ
うな信号が与えられる。
まず、パチンコ玉の始動入賞に伴って始動入賞玉検出
器55a〜55cがONしたことに応答して、検出回路70から始
動入賞玉検出信号がマイクロコンピュータ60に与えられ
る。パチンコ玉が特定入賞口34(第2図参照)に入賞し
たことにともなって特定入賞玉検出器35がONになり、そ
れに応答して検出回路71から特定入賞玉検出信号がマイ
クロコンピュータ60に与えられる。パチンコ玉が可変入
賞球装置10内に入賞したことに伴って入賞個数検出器36
がONになり、それに応答して検出回路72から入賞個数検
出信号がマイクロコンピュータ60に与えられる。
次に、マイクロコンピュータ60は以下の回路および装
置に制御信号を与える。まず、ソレノイド駆動回路73を
介してソレノイド32a,32b,33a,33bにソレノイド駆動用
制御信号を与える。これにより、可変入賞球装置の可動
部材24a,24b(第2図参照)が動かされ、パチンコ玉が
入賞しやすい第1の状態とパチンコ玉が入賞しにくいま
たは入賞しない第2の状態とに変化する。LED駆動回路7
4を介してそれぞれの図柄表示LED30a〜30cに図柄表示用
制御信号を与える。LED駆動回路74を介して、開成回数
表示器37に開成回数表示用制御信号を与え、始動入賞記
憶表示器31に始動入賞記憶表示用制御信号を与え、飾り
LED38にLED駆動制御信号を与える。ランプ駆動回路75を
介してそれぞれのランプ22,23にランプ点灯用制御信号
を与える。アンプ76を介してスピーカー21に音発生用制
御信号を与える。なお、前記各種機器および制御回路に
は電源回路77から所定の直流電流が供給される。前記マ
イクロコンピュータ60,ソレノイド駆動回路73により、
前記可変表示装置の停止時の表示結果が予め定められた
特定の識別情報になった場合に遊技者にとって有利な遊
技状態に制御可能な遊技制御手段が構成されている。
第3B図は、LED駆動回路およびそれに接続された各種L
EDを示すブロック図である。
LED駆動回路74には、左図柄表示LED30a,中図柄表示LE
D30b,右図柄表示LED30cが接続されている。これら各図
柄表示LED30a〜30cは、それぞれ7ドット×5ドットの3
5ドットで構成されている。図中80は遊技盤に取り付け
られた状態で向かって左上のドットであり、81は向かっ
て右下のドットである。図中31は始動入賞記憶表示器、
38は飾りLED、37は開成回数表示器である。
第4A図ないし第4K図は第3A図および第3B図に示した動
作を説明するためのフローチャートである。第4A図はメ
インルーチンを示したとえば2msec毎に1回実行され
る。まずステップS(以下単にSという)1により、RA
Mエラーがあったか否かの判断がなされ、ない場合にはS
3に進が、プログラムの暴走や電源投入時等にはYESの判
断がなされてS2に進み、初期データがセットされた後に
S3に進む。S3およびS4でスイッチチェック処理が行わ
れ、S5に進み音・ランプ・LEDコントロール処理が行わ
れ、S6に進みソレノイドコントロール処理が行われ、S7
に進み図柄LEDコントロール処理が行なわれ、S8に進み
前記S3ないしS7の処理によってセットされたデータを出
力する処理が行なわれ、S9に進み当り外れ決定用カウン
タを「1」インクリメントする。このメインルーチンが
たとえば2msec毎に実行されるごとにS9により当り外れ
決定用カウンタが「1」ずつインクリメントされる。こ
の当り外れ決定用カウンタの上限値はたとえば「234」
に定められいる。次にS10に進み、当り外れ決定用カウ
ンタが「235」に達したか否かの判断がなされ、達して
いない場合にはそのままS12に進むが、達した場合にはS
11に進み、当り外れ決定用カウンタをクリアして「0」
にした後にS12に進む。このように、当り外れ決定用カ
ウンタは「0」からカウントアップされて235に達すれ
ばクリアされて再度0からカウントアップしなおすので
ある。そして、後述するように始動入賞チェック時に当
り外れ決定用カウンタが「0」の場合に大当たりが発生
するように定められている。その結果、実際のプログラ
ム上の大当りの発生確率は1/235となる。一方、大当り
が発生する図柄は、図柄表示LED30a,30b,30c(第2図参
照)によって表示される3つの図柄が一致した場合であ
り、さらに図柄の種類は、0〜9,♪,F,Ω,V,人のマーク
の15種類であるために、見掛上の大当りの発生確率は15
/153=1/225となる。
次にS12では、図柄表示用カウンタの1桁目に「11」
を加算する処理が行なわれる。図柄表示用カウンタと
は、前記15種類の図柄に対応した値をカウントするもの
であり、1桁目とは左図柄表示LED30a(第2図参照)に
よって表示される図柄である。そして、図柄表示用カウ
ンタの値が「0」ないし「9」の場合にはそれぞれ
「0」ないし「9」の図柄が表示され、カウント値が
「10」の場合には「♪」の図柄が表示され、カウント値
が「11」の場合には「F」の図柄が表示され、カウント
値が「12」の場合には「Ω」の図柄が表示され、カウン
ト値が「13」の場合には「V」の図柄が表示され、カウ
ント値が「14」の場合には「人のマーク」の図柄が表示
されるように定められている。
次に、S13に進み、前記図柄表示用カウンタの1桁目
が「15」以上であるか否かの判断がなされ、以上でない
場合には再びS12に進み図柄表示用カウンタの1桁目に
「11」が加算される処理がなされる。一方、S13により
1桁目が「15」以上であると判断された場合にはS14に
進み、1桁目のカウント値から「15」を減算する処理が
なされるとともに図柄表示用カウンタの2桁目に「1」
を加算する処理がなされる。次にS15に進み、図柄表示
用カウンタの2桁目が「15」になったか否かの判断がな
され、なっていない場合には再びS12に戻るが、なった
場合にはS16に進み、2桁目のカウント値から「15」を
減算する処理を行ない、図柄表示用カウンタの3桁目に
「1」を加算する。次にS17に進み、3桁目が「15」に
なったか否かの判断がなされ、なっていない場合には前
記S12に戻るが、なった場合にはS18に進み、3桁目のカ
ウント値から「15」を減算する。このS12ないしS18によ
る処理は、前記S1ないしS11までの処理を行なった後に
残っているリセット待ち時間の間繰返して行なわれるの
であり、パルス分周回路67(第3A図参照)からのリセッ
トパルスが出力された段階でS12ないしS18の処理を終了
させてS1に戻る。本実施例の場合には、2msec毎にリセ
ットパルスが出力されるために、2msecから前記S1ない
しS11までの処理時間を減算したり残り時間を利用してS
12ないしS18の処理が繰返し行われる。なお、S5およびS
6のコントロール処理の詳細な説明は省略する。
第4B図は、第4A図のS3,S4によって定義されたサブル
ーチンプログラムを示すフローチャートである。まずS1
9によりカウントスイッチ(入賞個数検出器36)のチェ
ック処理が行なわれ、S20によりVスイッチ(特定入賞
玉検出器35)のチェック処理が行なわれ、S21によりス
タートスイッチA(始動入賞玉検出器55a)のチェック
処理が行なわれ、S22によりスタートスイッチB(始動
入賞玉検出器55b)のチェック処理が行なわれ、S23によ
りスタートスイッチC(始動入賞玉検出器55c)のチェ
ック処理が行われてサブルーチンプログラムが終了す
る。なお、前記S19,S20,S22,S23のチェック処理の詳細
な説明は省略するが、S22,S23の詳細は第4C図と同様の
内容である。
第4C図は、第4B図のS21により示したチェック処理の
サブルーチンプログラムを示すフローチャートである。
まずS24により、スタートスイッチAがONになっている
か否かの判断がなされる。そしてパチンコ玉が始動入賞
口12a(第1図参照)に入賞すれば、S24によりYESの判
断がなされ、S26に進み、スタートスイッチAチェック
カウンタが最大か否かの判断がなされる。このスタート
スイッチAチェックカウンタは、このスタートスイッチ
Aチェックサブルーチンプログラムが実行される毎にS2
7により「1」ずつ加算されるものであり、その最大値
はたとえば「255」である。そして未だに最大に達して
いない場合にはS27に進み、チェックカウンタが「1」
インクリメントされ、S28に進み、スタートスイッチA
チェックカウンタ=「2」であるか否かの判断がなされ
る。そして未だに「2」達していない場合にはそのまま
サブルーチンプログラムが終了するが、「2」に達した
場合にはS22に進み、逆転図柄数カウンタを「1」イン
クリメントする処理がなされる。この逆転図柄数カウン
タとは、いわゆるリーチ時おいて可変表示装置を逆方向
に可変表示する際の逆転させる図柄の数を決定するのに
用いられるカウンタである。リーチ時とは、可変表示部
の最後の1つがまだ停止していない状態においてその最
後の可変表示部の停止時の識別情報如何によっては大当
りが発生する可能性がある場合をいう。この逆転図柄数
カウンタは、本実施例では始動入賞があるごとにその始
動入賞の有効無効にかかわらずカウントアップされる。
なおカウンタは2ビットで構成されており、0〜3の値
を取り得るようになっている。たとえば、逆転図柄数カ
ウンタの値が「0」のときにはリーチ時において1図柄
だけ逆転させる。カウント値が「1」のときにはリーチ
時において2図柄だけ逆転させる。カウント時が「2」
の場合にはリーチ時において3図柄だけ逆転される。カ
ウント値が「3」のときにはリーチ時において4図柄だ
け逆転される。カウント値が「3」になっている状態で
さらにS29により「1」インクリメントされれば逆転図
柄数カウンタの値は再び「0」に戻る。
次にS30に進み、始動記憶カウンタ=「4」であるか
否かの判断がなされる。始動記憶カウンタの上限値が
「4」であるため、既にその上限値である「4」に達し
ている場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了
するのであるが、未だに「4」に達していない場合には
S31に進み、始動入賞が発生したことに伴う始動記憶カ
ウンタの「1」の加算処理がなされる。次にS32に進
み、当り外れ決定用カウンタのカウント値が「0」であ
るか否かの判断がなされる。この当り外れ決定用カウン
タはS9により「1」ずつ加算されS11によりクリアされ
るものである。そして、当り外れ決定用カウンタが
「0」である場合にはS34に進み、始動記憶カウンタの
値に対応するデータ記憶エリアに大当りデータを記憶し
てサブルーチンプログラムが終了する。一方、当り外れ
決定用カウンタが「0」でなかった場合にはS33に進
み、始動記憶カウンタの値に対応するデータ記憶エリア
に外れデータを記憶させてサブルーチンプログラムが終
了する。たとえば、始動記憶カウンタが「1」の場合に
は、データ記憶エリアのエリア1に大当りデータまたは
外れデータが記憶され、始動記憶カウンタが「2」の場
合にはデータ記憶エリアのエリア2に大当りデータまた
は外れデータが記憶され、始動記憶カウンタが[3]の
場合にはエリア3に、始動記憶カウンタが「4」の場合
にはエリア4に記憶されることになる。
次に、S24によりスタートスイッチAがONになってい
ないと判断された場合にはS25に進みスタートスイッチ
Aチェックカウンタをクリアしてそのままサブルーチン
プログラムが終了する。結局、このスタートスイッチA
チェックサブルーチンプログラムが2回実行されてその
2回ともスタートスイッチがONになっている場合にのみ
S28によりYESの判断がなされてS29以降の処理がなされ
るのであり、遊技場に発生するノイズ等により瞬間的に
スタートスイッチAがONになったとしてもただちにS29
以降の処理が行なわれないようにし、ノイズによる誤動
作を極力防止し得るように構成している。
第4D図は、第4A図のS7により定義されている図柄LED
コントロールのサブルーチンプログラムを示すフローチ
ャートである。まずS35により図柄変形処理が行なわれ
る。この図柄変形処理の具体的な処理内容は第4E図に示
されている。
まず、第4E図により図柄変形処理のサブルーチンプロ
グラムを説明する。S56により図柄LED表示切替条件が成
立したか否かの判断がなされる。図柄LED表示切替条件
とは、図柄表示LEDによって表示される図柄の外形を変
形させるためのあらかじめ定められた条件であり、具体
的には、たとえば大当り中に前記繰返し継続条件が成立
したことや、左図柄表示LED30aと中図柄表示LED30b(第
2図参照)の表示が停止し右図柄表示LEDのみが可変表
示している状態で前記左図柄と中図柄との図柄の種類が
一致したいわゆるリーチ状態の発生等が考えられる。こ
の図柄LED表示切替条件が成立した場合にはS57に進み、
表示切替タイマが終了したか否かの判断がなされる。こ
の表示切替タイマはS58においてセットされるものであ
り、たとえば100ms程度の短い時間である。そしてこの
表示切替タイマが終了していない場合にはそのままサブ
ルーチンプログラムが終了するが、終了した場合にはS5
8に進み、表示切替タイマがセットされるとともに表示
切替カウンタが「1」インクリメントされる。この表示
切替カウンタは、図柄表示LEDで表示される図柄の外形
がそれぞれ異なる5種類の図柄用LEDデータのうちその
カウント値に対応する種類の図柄用LEDデータを抽出す
るために用いられるものであり、抽出された図柄用LED
データに対応する図柄が図柄表示LEDにより表示される
ことになる。次にS59に進み、表示切替カウンタが
「5」に達したか否かの判断がなされ、未だに達してい
ない場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了す
る。一方、表示切替カウンタが「5」に達した場合には
S60に進み、表示切替カウンタがクリアされてそのカウ
ント値が「0」になる。また、図柄LED表示切替条件が
成立していない場合には前記S56によりNOの判断がなさ
れてS60に進み、表示切替カウンタがクリアされてサブ
ルーチンプログラムが終了する。
つまり、いわゆるリーチ状態や大当り中の繰返し継続
条件の成立等の図柄LED表示切替条件が成立していない
場合には、表示切替カウンタの値が「0」となり、図柄
LED表示切替条件が成立した場合には、まず表示切替カ
ウンタの値が「0」からスタートし表示切替タイマ(た
とえば100ms)が終了した後に表示切替カウンタが
「1」となり、さらに表示切替タイマ(たとえば100m
s)が終了した後に表示切替カウンタが「2」となり、
表示切替タイマが終了する毎に表示切替カウンタがカウ
ントアップされて「5」までカウットアップされた瞬間
S60によりクリアされて再び「0」となり「0」からカ
ウントアップを再度繰返すのである。この表示切替カウ
ンタの値に応じた外形を有する図柄を表示するための外
形制御信号が前記S8において出力されて各図柄表示LED
により表示されるのであり、前記表示切替カウンタの値
の変化に応じて各図柄表示LEDにより表示される図柄の
外形が変化する。
前記S56により、あらかじめ定められた遊技状態が成
立したことを検出する遊技状態検出手段が構成されてい
る。前記S56ないしS60ならびにS8により、前記遊技状態
検出手段の検出出力に基づいて前記図柄の外形を変形さ
せるための変形制御信号を出力する図柄変形制御手段が
構成されている。さらに、この図柄変形制御手段からの
変形制御信号に基づいて前記図柄表示LED30a〜30cによ
り表示図柄の外形を変形させて表示させるのであり、そ
の図柄表示LED30a〜30cにより、前記図柄変形制御手段
の変形制御信号に基づいて表示する図柄の外形を変形表
示可能な可変形表示手段が構成されている。
この図柄変形処理のサブルーチンが行なわれた後はS3
6以降の処理が行なわれ、S36ないしS38によりそれぞ
れ、右図柄停止フラグがセットされているか否か、中図
柄停止フラグがセットされているか否か、左図柄停止フ
ラグがセットされているか否かの判断が行なわれ、全て
の図柄停止フラグがセットされていない場合にはS39に
進む。前記左図柄停止フラグは後述するS55によりセッ
トされS67によりクリアされ、中図柄停止フラグは後述
するS67によりセットされS78によりクリアされ、右図柄
停止フラグは後述するS78によりセットされS92によりク
リアされる。次にS39では、大当りフラグがセットされ
ているか否かの判断が行なわれる。この大当りフラグ
は、後述するS91によりセットされるものである。そし
て大当りフラグがセットされている場合にはそのままサ
ブルーチンプログラムが終了するが、大当りフラグがセ
ットされていない場合にはS40に進み、始動記憶カウン
タが「0」であるか否かの判断がなされ、「0」である
場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了する
が、「0」でない場合にはS41に進む。S41では、はずれ
インターバルタイマが終了したか否かの判断がなされ
る。この外れインターバルタイマは、後述するS90によ
りセットされる0.6秒程度の短い時間を計時するタイマ
であり、可変表示装置の表示結果が外れの場合にその外
れた事実を遊技者に視認させるために必要なものであ
る。この外れインターバルタイマが終了していない場合
にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、終
了した場合にはS42に進み、図柄表示用カウンタの現在
値を呼び出す制御が行なわれる。この図柄表示用カウン
タは前述したS12ないしS18により繰返しそのカウント値
が変化するように制御されており、S42により現在の図
柄表示用カウンタのカウント値が呼び出される。次にS4
3に進み、データ記憶エリア(S33,S34参照)のエリア1
のデータを呼び出す処理がなされる。次にS44に進み、
始動記憶カウンタを1減算し、S45に進み、データ記憶
エリアの記憶データをそっくりエリア4からエリア1の
方向に1つずつシフトさせる処理がなされる。たとえば
今までデータ記憶エリアのエリア2に記憶されていた当
り,外れデータがこのS45の処理がなされるとデータ記
憶エリアのエリア1に記憶されることとなる。次にS46
に進み、前記S43により呼び出したデータが大当りのデ
ータであるか否かの判断がなされ、大当りのデータであ
った場合にはS47に進み、呼出図柄の中・右の値を左の
値に合わせて左=中=右にし、次にS53に進み左=中=
右にした値を今回の予定停止図柄として記憶する処理が
なされる。つまり、前記S43により呼び出したデータが
大当りのものであった場合には、S47により、中図柄と
右図柄を強制的に左図柄に一致させる処理がなされ、可
変表示装置を強制的に大当りの図柄で停止させる制御が
なされる。次に、呼び出したデータが大当たりでなかっ
た場合にはS48に進み、データ記憶エリアに大当たりデ
ータがあるか否かの判断が行なわれる。データ記憶エリ
アに大当りデータがある場合にはS49に進み、呼出図柄
の中の値を左の値に合わせて左=中にする処理がなされ
る。次にS50に進み、S49の処理がなされた結果が表示結
果が左=中=右になるか否かの判断がなされ、左=中=
右にならない場合にはS53に進み、その結果を予定停止
図柄として記憶する処理がなされる。一方、結果が左=
中=右になった場合にはS52に進み、右の値に「3」を
加算する処理がなされた後にS53に進む。つまり、デー
タ記憶エリアに大当たりデータが記憶されている場合に
は、S49によってリーチ状態が発生するように中図柄の
変換を行なう。ただし、その結果が左=中=右となって
しまう場合には大当り状態が発生しないようにS52によ
り右図柄の変換を行なう。データ記憶エリアに大当たり
データがない場合にはS51に進み、呼出図柄が左=中=
右であるか否かの判断がなされ、左=中=右でない場合
にはそのままS53に進むが、左=中=右の場合にS52によ
り右の値に「3」を加算する処理がなされて強制的に大
当りでない状態にした後にS53に進む。
次にS54では、各図柄用変動速度制御カウンタがクリ
アされる。この各図柄用変動速度制御カウンタは、可変
表示装置によって行なわれる図柄のスクロール表示の速
度を調整するためのカウンタであり、たとえば、カウン
ト値が「0」の場合には16ms毎に図柄が1ドット分移り
変わり、カウント値が「1」の場合には48ms毎に図柄が
1ドット分移り変わり、カウント値が「2」の場合には
32ms毎に図柄が1ドット分移り変わる。この各図柄用変
動速度制御カウンタは、後述するS64,S70,S74,S83によ
り「1」ずつ加算される。次にS55に進み、基本タイマ
がセットされ、左図柄停止フラグがセットされてサブル
ーチンプログラムが終了する。この基本タイマは、それ
ぞれの図柄表示LEDを順番通り停止させる際の最初の図
柄表示LEDの停止までの基本時間を定めるものであり、
たとえば5秒程度の時間がセットされる。
この第4D図に示す図柄LEDコントロールサブルーチン
プログラムの次回の実行に際しては、前記S55により左
図柄停止フラグがセットされているために、S38によりY
ESの判断がなされて第4F図のS61に進む。S61では、左図
柄LED変動処理,中図柄LED変動処理ならびに右図柄LED
変動処理がなされ、S62に進む。S62では、前記基本タイ
マが終了したか否かの判断がなされ、終了していない場
合にはその図柄LEDコントロールサブルーチンプログラ
ムがそのまま終了する。一方、基本タイマが終了してい
る場合にはS63に進み、左予定停止図柄の3図柄手前で
あるか否かの判断がなされる。このS63は、左図柄表示L
EDにより図柄を表示するための左図柄用LEDデータ(第
5図に基づいて後述する)の現在のアドレスが予定停止
図柄よりも3つ手前の図柄に対応するアドレスか否かを
判定するものであり、この処理を行なうことによりどの
図柄で停止させる場合であっても減速させてから停止さ
せることができる。そして、左予定停止図柄の3図柄手
前であると判断された場合にはS64に進み、左図柄用変
動速度制御カウンタを「1」インクリメントした後にS6
5に進む。この左図柄用変動速度制御カウンタが「1」
インクリメントされることにより、可変表示装置のスク
ロール表示の速度が16msから32msに切り替わり図柄の変
動速度が遅くなる。次にS65で、左図柄変動が遅くなっ
たか否かの判断がなされ、遅くなっていない場合にはそ
のままサブルーチンプログラムが終了するが、遅くなっ
ている場合にはS66に進み、左図柄が予定停止図柄か否
かの判断が行なわれる。この66は、左図柄用LEDデータ
の現在のアドレスが予定停止図柄に対応するアドレスか
否かを判定するものである。そして、左図柄が予定停止
図柄でなかった場合にはそのままサブルーチンプログラ
ムが終了する。そしてこの図柄LEDコントロールサブル
ーチンプログラムが繰返し実行されてS66の判断が繰返
し行なわれるのであり、その間に左図柄LEDが変動して
左図柄が予定停止図柄となった場合にはS66によりYESの
判断がなされてS67に進み、左図柄停止フラグがクリア
され、中図柄停止フラグがセットされてサブルーチンプ
ログラムが終了する。
次回の図柄LEDコントロールサブルーチンプログラム
が実行されるに際し、前記S67により中図柄停止フラグ
がセットされているためにS37によりYESの判断がなされ
S68に進み、中図柄LEDの変動処理および右図柄LEDの変
動処理が行なわれる。その結果、左図柄LEDの変動処理
は行なわれないために左図柄は停止制御されることにな
る。次にS69に進み、中予定停止図柄の3図柄手前であ
るか否かの判断が行なわれ、3図柄手前でないと判断さ
れた場合にはS71に進むが、3図柄手前であると判断さ
れた場合にはS70に進み、中図柄用変動速度制御カウン
タを1インクリメントし、S71に進み、中図柄用変動が
遅くなったか否かの判断がなされ、遅くなっていない場
合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが遅
くなった場合にはS72に進む。S72では、中図柄が予定停
止図柄か否かの判断が行なわれ、予定停止図柄でない場
合にはそのままサブルーチンプログラムが終了し、予定
停止図柄になった段階でS72によりYESの判断がなされ、
S73に進み、予定停止図柄が左=中であるか否かの判断
が行なわれる。つまり、このS73によりいわゆるリーチ
状態が成立しているか否かの判断が行なわれるのであ
り、リーチ状態が成立していない場合にはS78に進む
が、リーチ状態が成立している場合にはS74に進み、右
図柄停止用基本タイマがセットされ、右図柄用変動速度
制御カウンタを「1」インクリメントする処理がなされ
る。この右図柄停止用基本タイマはリーチ状態が成立し
た場合に右図柄の変動を所定時間行なわせるためのもの
であり、たとえば3秒程度の時間をセットするものであ
る。そして、右図柄用変動速度制御カウンタが「1」イ
ンクリメントされるために、右図柄の変動速度が16msか
ら48msに減速される。次にS75に進み、右予定停止図柄
と逆転図柄数カウンタの値とにより逆転開始図柄を決定
する処理がなされる。たとえば、逆転図柄数カウンタの
カウント値が「0」の場合には、予定停止図柄に対し1
つ先の図柄が逆転開始図柄となる。逆転図柄数カウンタ
のカウント値が「1」の場合には予定停止図柄に対して
2つ先の図柄が逆転開始図柄となる。逆転図柄数カウン
タのカウント値が「2」の場合には予定停止図柄に対し
て3つ先の図柄が逆転開始図柄となる。逆転図柄数カウ
ンタのカウント値が「3」の場合には予定停止図柄に対
して4つ先の図柄が逆転開始図柄となる。次にS76に進
み、逆転開始図柄が左・中予定停止図柄と同じであるか
否かの判断がなされる。もし同じでなければS78に進
み、中図柄停止フラグをクリアし、右図柄停止フラグを
セットしてサブルーチンプログラムが終了する。一方、
逆転開始図柄が左・中予定停止図柄と同じである場合に
はS77に進み、逆転開始図柄を1つ先の図柄に変更した
後にS78に進む。これは、大当り(たとえば777)となる
図柄の組合わせの状態から逆転させてしまうと遊技者に
不満を与えてしまうためにそれを防止するためである。
また1つ手前でなく1つ先の図柄に変更するように制御
することにより、順方向のスクロール時と逆方向のスク
ロール時とで2回左=中=右となる状態が生ずるので遊
技者の期待感をよりいっそう高めることができる。
次回の図柄LEDコントロールサブルーチンプログラム
が実行されるに際し、前記S78により右図柄停止フラグ
がセットされているために、S36によりYESの判断がなさ
れて、S79に進む。S79では、右図柄LEDの変動処理が行
なわれる。その結果、左図柄LEDと中図柄LEDの変動処理
が行なわれないために、左図柄表示LEDと中図柄表示LED
は停止制御される。次にS80に進み、右図柄停止用基本
タイマが終了したか否かの判断が行なわれる。この右図
柄停止用基本タイマは前記S73によりYESの判断がなされ
た場合に前記S74によりセットされるものであり、タイ
マが終了していなければそのままサブルーチンプログラ
ムが終了する。この右図柄停止用基本タイマが終了する
までの間、右図柄用変動速度制御カウンタの値は「1」
(S74参照)となっているために、右図柄表示LEDが48ms
のゆっくりとした変動速度で表示図柄を変動させる。そ
して、右図柄停止用基本タイマが終了した段階でS80に
よりYESの判断がなされてS81に進む。
また、左図柄LEDと中図柄LEDとの停止時の識別情報が
一致していなかった場合について述べる。S81によりま
ず右図柄用変動速度制御カウンタが「0」であるか否か
の判断がなされる。「0」である場合にはS82に進み、
右予定停止図柄の3図柄手前であるか否かの判断がなさ
れ、未だに3図柄手前に達していない場合にはそのまま
サブルーチンプログラムが終了する。そして、右予定停
止図柄の3図柄手前に達した段階でS83に進み、右図柄
用変動速度御制御カウンタを「1」インクリメントする
処理がなされ、右図柄LEDの変動速度が48msとなる。次
にS88に進み、右図柄が予定停止図柄であるか否かの判
断がなされる。この段階では右図柄が右予定停止図柄の
3図柄手前となっているためにS88により必ずNOの判断
がなされてサブルーチンプログラムが終了する。次回の
サブルーチンプログラムの実行に際しては、S83により
右図柄用変動速度制御カウンタが「1」インクリメント
されているために、S81によりNOの判断がなされてS84に
よりYESの判断がなされてS85に進み、予定停止図柄が左
=中になっているか否かの判断がなされる。そして、予
定停止図柄が左=中になっていない場合にはS88に進
み、右図柄が予定停止図柄になっているか否かの判断が
なされ、予定停止図柄になっていない場合にはそのまま
サブルーチンプログラムが終了する。そして、短図柄が
予定停止図柄になった段階でS89に進み、予定停止図柄
が左=中=右となっているか否かの判断がなされ、左=
中=右になっていない場合にはS90に進み、はずれイン
ターバルタイマがセットされ、S92により右図柄停止フ
ラグがクリアされた後にサブルーチンプログラムが終了
する。なおこのはずれインターバルタイマは例えば0.6
秒程度の短い時間を計時するものであり、可変表示装置
の停止時の表示結果がはずれである旨を遊技者に視認さ
せるための猶予期間を計時するためのものである。
次に左図柄LEDと中図柄LEDとの停止時の表示結果が一
致している場合について説明する。まずS81により右図
柄用変動速度制御カウンタが「0」であるか否かの判断
がなされる。予定停止図柄が左=中の場合には前記S72
により右図柄用変動速度制御カウンタがすでに「1」イ
ンクリメントされているために、S81では必ずNOの判断
がなされてS84に進む。S84では、右図柄用変動速度制御
カウンタが「1」であるか否かの判断がなされ、「1」
である場合にはS85に進み、予定停止図柄が左=中にな
っているか否かの判断がなされ、左=中になっている場
合にはS86に進み、右図柄が逆転開始図柄か否かの判断
がなされ、右図柄が逆転開始図柄でない場合にはそのま
まサブルーチンプログラムが終了する。一方、右図柄が
逆転開始図柄になった場合にはS87に進み、右図柄用変
動速度制御カウンタを「1」インクリメントする処理が
なされてサブルーチンプログラムが終了する。その結
果、右図柄用変動速度カウンタの値が「2」となり32ms
の変動速度になる。次回のサブルーチンプログラム実行
に際しては、S87によりすでに右図柄用変動速度制御カ
ウンタの値が「2」となっているためにS84によりNOの
判断がなされてS88に進み、右図柄が予定停止図柄であ
るか否かの判断がなされ、未だに予定停止図柄になって
いない場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了
する。そして、右図柄が予定停止図柄になった段階でS8
9に進み、予定停止図柄が左=中=右になっているか否
かの判断がなされ、なっていない場合にはS90に進みは
ずれインターバルタイマがセットされた後にS92に進
む。一方、予定停止図柄が左=中=右になっている場合
にはS91に進み、大当りフラグをセットし大当りインタ
ーバルタイマをセットする処理がなされる。この大当り
インターバルタイマは、たとえば4秒程度の時間を計時
するものであり大当りが発生することに伴う遊技者の期
待感を盛り上げるためのものである。次にS92に進み、
右図柄停止フラグがクリアされてサブルーチンプログラ
ムが終了する。
第4I図,第4J図,第4K図は、前記S61,S68,S79により
定義されたサブルーチンプログラムをしめすフローチャ
ートであり、第4I図は左図柄変動処理サブルーチンプロ
グラムを示すフローチャートであり、第4J図は中図柄変
動処理サブルーチンプログラムを示すフローチャートで
あり、第4K図は右図柄変動処理サブルーチンプログラム
を示すフローチャートである。
第4I図のS93により、左図柄LED用タイマが終了したか
否かの判断がなされる。そして終了していない場合には
そのままサブルーチンプログラムが終了し、終了した段
階でS93によりYESの判断がなされ、S94に進み、左図柄
用変動速度制御カウンタの値に応じた左図柄LED用タイ
マがセットされ、次データアドレスがセットされる。こ
のS94によりセットされる左図柄LED用タイマは、前述し
たように、左図柄用変動速度制御カウンタのカウント値
が「0」のときには16ms、カウント値が「1」のときに
は48msにタイマセットされる。その結果、たとえば左図
柄用変動速度制御カウンタのカウント値が「0」の場合
には、16msにセットされているために、16msが経過する
までS93により繰返しNOの判断がなされ、16msが経過し
た段階でS93によりYESの判断がなされ再びS94により左
図柄LED用タイマがセットされ、次データアドレスがセ
ットされるのである。この次データアドレスとは、図柄
用LEDデータ(第5図に基づいて後述する)のアドレス
のうち、現在図柄表示用LEDで表示している図柄用LEDデ
ータのアドレスに対し1ドット分変動した次のアドレス
のことである。次にS95に進み、左図柄用LEDデータが終
了したか否かの判断がなされ、未だに終了していない場
合にはそのままサブルーチンプログラムが終了し、左図
柄用LEDデータが終了した段階でS95によりYESの判断が
なされてS96に進む。具体的には、図柄表示LEDで全ての
種類の図柄を1通り表示させるのに必要な図柄用LEDデ
ータのアドレスは、第5図にも示されているように本実
施例では7029〜729Fからなり、S94により逐一次データ
アドレスがセットされて左図柄が変動しアドレスが7281
(第5図参照)になった時にS95によりYESの判断がなさ
れる。そしてS96に進み、トップアドレスが(本実施例
では7029)がセットされてサブルーチンプログラムが終
了する。このトップアドレスとは、「0」の図柄を表示
させるのに必要な8アドレスのうち一番若いアドレスを
言い、詳しくは後述する。
第4J図は、中図柄変動処理サブルーチンプログラムを
示すフローチャートであり、第4I図の処理と同様である
ためにここでは詳細な説明を省略する。
次に、右図柄変動処理サブルーチンプログラムを第4K
図に基づいて説明する。まずS101により右図柄LED用タ
イマが終了したか否かの判断がなされ、終了していない
場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了する。
そして、右図柄LED用タイマが終了した段階でS102に進
み、右図柄用変動速度制御カウンタが「2」であるか否
かの判断がなされる。そして、右図柄用変動速度制御カ
ウンタが「2」でない場合にS103に進み、右図柄用変動
速度制御カウンタの値に応じた右図柄LED用タイマがセ
ットされ、次データアドレスがセットされる。右図柄用
変動速度制御カウンタの値はこの場合「0」または
「1」となっており、「0」の場合は16ms、「1」の場
合は48msがそれぞれ右図柄LED用タイマにセットされ
る。次にS104に進み、右図柄用LEDデータが終了したか
否かの判断がなされ、終了していない場合にはそのまま
サブルーチンプログラムが終了するが、右図柄用LEDデ
ータが第5図におけるデータ終了アドレス7281の欄のデ
ータになった場合にはS105に進み、トップアドレスがセ
ットされてサブルーチンプログラムが終了する。このト
ップアドレスは前述と同様に第5図に示す7029の図柄用
LEDデータトップアドレスのことである。S102におい
て、右図柄用変動速度制御カウンタが「2」である場合
にはS106に進み、右図柄用変動速度制御カウンタの値に
応じた右図柄LED用タイマがセットされ、前データアド
レスがセットされる。右図柄用変動速度制御カウンタの
値が「2」であるためにS106よりセットされる右図柄LE
D用タイマは32msである。また、前データアドレスがセ
ットされるために、32ms毎に以前表示した右図柄に遡っ
て表示されることになる。その結果、右図柄LEDにより
逆スクロール表示が行なわれる。次にS107に進み、トッ
プアドレスに達したか否かの判断が行なわれ、未だに達
していない場合にはそのままサブルーチンプログラムが
終了するが、トップアドレスに達した場合にはS108に進
み、データ終了アドレスがセットされてサブルーチンプ
ログラムが終了する。このS108によりデータ終了アドレ
スがセットされればその終了アドレスのデータから順次
前データに遡って表示される。前記S29,S75,S76,S77,S8
6,S87,S102,S106,S107ならびにS108により、予め定めら
れた表示態様切換条件が成立したことに基づいて前記複
数態様表示制御手段の表示制御態様を切換える表示制御
態様切換手段が構成されている。なお、本実施例では、
逆転する図柄数が変化するようにしたが、逆転する図柄
数を固定させてもよい。また、リーチ状態における右図
柄についてのみ逆転させるようにしたが、リーチ状態で
ない場合においても逆転させてもよい。また1回の可変
表示において順方向スクロールと逆方向スクロールとの
切換を複数回行わせてもよい。また、右図柄だけでなく
左図柄や中図柄についても逆転させてもよい。さらには
所定の条件(たとえば始動記憶数)によってその回の可
変表示におけるスクロール方向を変化させてもよい。
第5図は、マイクロコンピュータのROM62(第3A図参
照)に記憶されている図柄用LEDデータおよびそのアド
レスを示す図である。第5図における一番左の列に示さ
れた数字や文字(たとえば7029,702E,7033等)が、図柄
用LEDデータのアドレスを示したものであり、そのアド
レスの右に示されている0,1からなる2進法表記の数字
が図柄用LEDデータである。1種類の図柄(たとえば
「0」)は、図柄用LEDデータの8ビット×7行のデー
タにより表示される。そして、「0」のデータに相当す
る図柄表示LEDのドット部分はOFFに制御され、「1」の
データに相当する図柄表示LEDのドット部分はONに制御
されて発光する。たとえば、第5図のXLED0の欄の一番
左の図柄用LEDデータ群では、「0」の図柄が表示され
ることになる。なお、8ビット×7行からなる図柄用LE
Dデータ群のうち、下位5ビット×7行の部分を利用し
て図柄表示LEDにより図柄が表示される。一方、8ビッ
ト×7行からなる図柄用LEDデータ群が図示するように
横方向に5列にわたって記憶されており、この一番左の
列の図柄用LEDデータ群は、前記表示切替カウンタのカ
ウント値が「0」のときに用いられ、左から2番目の列
の図柄用LEDデータ群は表示切替カウンタが「1」のと
きに用いられ、左から3列目の図柄用LEDデータ群はカ
ウント値が「2」のときに用いられ、左から4列目の図
柄用LEDデータ群はカウント値が「3」のときに用いら
れ、一番右列の図柄用LEDデータ群はカウント値が
「4」のときに用いられる。たとえば、XLED0の欄の5
種類の図柄用LEDデータ群のデータ「1」で表わされた
「0」の図柄は、表示切替カウンタが「0」のときに背
の高い「0」の図柄となっており、カウント値が「1」
のときに1ドット分背の低い「0」となり、カウント値
が「2」のときにさらに1ドット分背の低い「0」とな
っており、カウント値が「3」になれば1ドット分背の
高い「0」となり、カウント値が「4」となれば、背の
高さは変化することなく全体が1ドット分縦方向にシフ
トした「0」となる。
次に、前記第4I図,第4J図,第4k図で説明した図柄の
スクロール表示に際しては、たとえばS94によりセット
された次データアドレスから7行分のアドレスに相当す
る図柄用LEDデータによって図柄が表示されるのであり
このS94によってセットされる次データアドレスが逐一
更新されるために、表示される図柄がスクロールする。
たとえば、前記S94によってセットされた次データアド
レスが「7029」の場合には、7029〜7047の7アドレスに
相当する図柄用LEDデータで図柄が表示され、S94の次回
の処理によってセットされた7アドレスが702Eの場合に
は、702E〜704Cの7アドレスに相当する図柄用LEDデー
タにより図柄が表示され、さらにS94の次回の処理によ
ってセットされた次データアドレスが7033の場合には、
7033〜7051の7アドレスに相当する図柄用LEDデータに
よって図柄が表示され、最終的に、7281〜729Fの7アド
レスに相当する図柄用LEDデータによって図柄が表示さ
れ、再び7029〜7047の7アドレスに相当する図柄用LED
データによって図柄が表示され、以上のアドレスを繰返
し巡回しながらスクロール表示がなされるものである。
なお、実際の図柄表示LED30a〜30c(第2図参照)で
は、たとえば7029〜7047のアドレスによって図柄を表示
する場合に、最下行のLEDは7029のアドレスに相当する
図柄用LEDデータに基づき発光し、最上行のLEDは7047の
アドレスに相当する図柄用LEDデータに基づき発光する
ことになる。また、たとえばアドレス704Cや7074さらに
は727C等の図柄用LEDデータは必ず「0」となってお
り、スクロール表示の際に図柄と図柄の間をくぎるよう
に構成されている。なお、第5図のアドレス7281ないし
729Fに相当する図柄用LEDデータ群は、アドレスが7263
から727Cの間になったときに図柄用LEDによってスクロ
ール表示される図柄の変化に連続性を持たせるために設
けられているものである。ゆえに、このアドレスの図柄
用LEDデータ群は、前記アドレス7029〜7047に相当する
図柄用LEDデータと同じ内容のデータで構成されてい
る。そして、アドレスが7281になったときにデータが終
了したと判定され、トップアドレス7029に戻る。
表示切替カウンタのカウント値に基づいた図柄の外形
の変形制御は、図柄が「1」〜「8」,「♪」,「Ω」
の場合には、前記「0」の図柄の場合と同様に上下方向
の変形制御が行なわれる。しかし、図柄が「9」,
「V」の場合には、図柄が横方向に伸び縮みして変形制
御が行なわれる。さらに、図柄が「F」の場合には、左
方向へ図柄がスクロール表示される。
なお、本実施例では、前述したように各図柄が変動中
の場合には表示切替カウンタのカウント値が「0」に対
応する図柄用LEDデータ群が用いられるように制御され
るが、各図柄が変動しているときに表示切替カウンタを
カウントアップさせることにより、変動中の図柄を変形
させてもよい。
次に、表示切替カウンタのカウント値に基づいて図柄
の外形を変形させる制御の具体例を説明する。
通常の可変表示中には、図柄が「0」→「1」→…
→「人のマーク」のようにスクロール表示され、いわゆ
るリーチ状態が成立すれば、第6図に示すように、左図
柄表示LEDと中図柄表示LEDとの図柄(図面では「7」)
が前記表示切替えカウンタの値に応じた外形になるよう
に制御される。まず(A)に示した一番背の高い外形の
図柄が表示されて表示切替タイマが終了されたときに表
示図柄が(B)図に示すように1ドット分背が低くな
り、さらに表示切替タイマが終了すると(C)に示すよ
うにもう1ドット分背が低くなり、次に表示切替タイマ
が終了すれば(D)に示すように逆に1ドット分背が高
くなり、さらに表示切替タイマが終了すれば(E)に示
すように図柄の背の高さはそのままの状態で図柄全体が
上方に1ドット分シフトする。このような図柄の伸縮上
下動を(F)〜(O)に示すように右図柄表示LEDが停
止するまで繰返し行なう。このように外形を変形制御す
れば、遊技機前方側から見た場合に、図柄があたかも上
方に繰返しジャンプしているように見えて遊技効果が高
まる。なお、前記リーチ状態では右図柄表示LEDは順方
向スクロール表示から逆方向スクロール表示に切換わる
表示を行う。たとえば、第7図の(A)では「0」から
「1」へのスクロール途中が示されており、(B)では
「1」から「2」へ、(C)では「2」から「3」へ、
(D)では「3」から「4」へ、(E)では「4」から
「5」へ、(F)では「5」から「6」へ、(G)では
「6」から「7」へ、(H)では「7」から「8」へ、
(I)では「8」から「9」へ、(J)では「9」から
「♪」への順方向スクロール途中が表示される。また
(K)では逆転開始図柄「♪」が表示される。(L)で
は「 」から「9」へ、(M)では「9」から「8」
へ、(N)では「8」から「7」への逆方向スクロール
途中が示されている。
次に、大当りの図柄が成立した後可変入賞球装置が
開成するまでの大当りインターバル時間の間は、左,
中,右の3つの図柄表示LEDの表示図柄が前述したリー
チ状態と同じようにその外形が変化する。
次に、可変入賞球装置が開成した後は、中図柄表示
LEDではその可変入賞球装置内に入賞した入賞玉の個数
が表示されるのであり、可変入賞球装置内への入賞玉が
「0」の間は図柄の外形の変更制御は行なわれない。
一方、開成した可変入賞球装置内にパチンコ玉が1
個入賞してから8個入賞するまでの間は、左,中,右の
図柄表示LEDで表示される図柄が前記リーチ状態で説明
したのと同様の外形の変形制御が行なわれる。前述した
図柄の伸縮上下動は、「0」〜「8」、「♪」、「Ω」
の図柄のみでありそれぞれ以外の図柄については他の態
様で外形の変形制御が行なわれる。たとえば入賞個数が
9個になれば、その「9」が中図柄表示LEDで表示され
るのであるが、その「9」の表示図柄の場合、横幅方向
の変形制御が行なわれる。具体的には、始めは横幅5ド
ット分いっぱいに「9」が表示されるのであるが、次の
段階では横幅3ドット分に「9」が表示されスリムな
「9」となり、次の段階では横方向中央の1ドットによ
り「1」が表示され、次の段階では横方向3ドット分を
利用して「9」が表示され、次の段階では横方向5ドッ
ト文を利用して「9」が表示される。
可変入賞球装置が第1の状態になっている期間中に
繰返し継続条件が成立し、前回の可変入賞球装置の第1
の状態を終了させた後の次の可変入賞球装置の第1の状
態が再開されるまでのインターバル時間中においては、
前記と同じ態様で図柄の外形の変形制御を行なう。
なお、図柄が「9」あるいは「V」でリーチ状態が発
生した場合には、前述した図柄の上下方向での変形制御
に代えて、前記で説明した入賞個数表示で「9」が表
示されたときと同様に横方向の変形制御を行なう。さら
に、図柄は「F」でリーチ状態が発生し大当りとなった
場合には、上下方向あるいは横方向の変形制御を行わ
ず、たとえば左方向へのスクロール表示を行なう。前述
した伸縮上下動や横方向の変形制御は、遊技者が図柄の
原形を認識できかつ再び可変開始したと誤認しない程度
に行なうのが望ましい。
なお、本発明は、所定の有価価値を特定可能な情報が
記録されたカード等の記録媒体を用いて遊技が可能なカ
ード式遊技機であってもよい。パチンコ遊技機であって
もよい。
また、本発明における遊技制御手段としては、前記可
変入賞球装置10を開成することに代えて以下のことを行
なうものであってもよい。
パチンコ球技機における賞品玉やコイン遊技機におけ
る賞品コイン等の遊技媒体を払出す。
カード式遊技機、コイン投入式遊技機や貨幣投入式遊
技機等のように得点があることに基づいて遊技可能な遊
技機において、得点を付与する。
アレンジボールやアレパチにおいて、役物を開いてそ
の役物内を打玉が通過したことにより通常時比較的通過
が困難な通過口を打玉が通過したものと見なして組合わ
せ判定を行なったり、役物を作動させることにより通常
時比較的通過が困難な通過口方向に打玉を誘導して通過
させやすくするなど、組合わせ成立が容易になるように
薬物を制御する。
アレンジボール,アレパチにおいて、直接得点を付与
する。この場合に、付与された得点に基づき、1ケーム
終了後に賞品玉,賞品コインを打出してもよく、また、
付与された得点に基づき、直ちに賞品玉や賞品コインを
払出してもよい。
前記表示制御態様切換手段は、リーチ状態が発生して
いることを必要条件として表示制御態様の切換を行なう
(S73〜S81,S84〜S87)。図7に示されたS24〜S29によ
り更新される逆転図柄数カウンタにより、第1の所定条
件が成立(始動入賞あり)するごとに数値データ(逆転
図柄数)を更新する数値データ更新手段が構成されてい
る。前記表示制御態様切換手段は、S73〜S77に示される
ように、第2の所定条件が成立した場合(リーチ状態を
発生させる決定がなされた場合)に、前記数値データ更
新手段から数値データを抽出し、その数値データに基づ
いて決まるタイミング(表示されている図柄が逆転開始
図柄になったタイミングであり、その逆転開始図柄は、
予定停止図柄と逆転図柄数とに基づいて決まる。)で前
記表示制御態様の切換えが行なわれる。
さらに、前述した変形例で示すように、前記表示制御
態様切換手段は、リーチ状態が発生している場合に前記
表示制御態様の切換を複数回行なうことが可能である。
前記S29およびS73〜S75に示されるように、前記複数
態様表示制御手段は、表示制御態様切換手段により切換
えられた後の表示制御態様の可変表示制御における表示
状態の変化量(逆転される図柄の数)をランダムに制御
する。具体的には、逆転させる図柄の数が、抽出値にラ
ンダムになる逆転図柄数カウンタの値により決まるた
め、切換えられた後の表示制御態様の可変表示制御にお
ける表示状態の変化量がランダムになるのである。
前記S42,S47,S49,S53等に示されるように前記可変表
示制御手段は、リーチ状態をランダムに発生させる。具
体的には、リーチ状態が発生するか否かは、抽出値がラ
ンダムとなる当り外れ決定用ランダムカウンタの値と、
抽出値がランダムとなる図柄表示用カウンタの値とに基
づいて決まるため、リーチ状態がランダムに発生される
ようになっているのである。
前記S75〜S77により、前記表示制御態様の切換を行な
う場合に、表示制御態様切換手段による表示制御態様の
切換タイミングと、その切換後の複数態様表示制御手段
による表示制御態様の可変表示制御における表示状態の
変化量とを表示制御態様の切換前においてランダムに決
定する切換態様決定手段が構成されている。具体的に
は、逆転図柄数が決まれば、それによって、逆転表示開
始後の逆転表示される図柄数(表示制御態様の切換後の
表示状態の変化量)と、逆転表示を行なうタイミング
(表示制御態様の切換タイミング)としての逆転開始図
柄とが決まるのである。
[発明の効果] 請求項1に記載の本発明によれば、可変表示装置の複
数種類の識別情報の可変表示順序が逆の順序に切換えら
れるために、表示順序が異なるバラエティに富んだ可変
表示が可能となり、より一層面白味のある可変表示を行
なうことができる。さらに、表示制御態様の切換がリー
チ状態が発生していることを必要条件として、すなわ
ち、遊技者の期待感が高まるリーチ状態が発生している
ことを必要条件として行なわれるため、リーチ状態を特
別な状態として演出することができ、遊技者の期待感を
さらに高めて遊技者の注目を可変表示にさらに強く引付
けることができる。その結果、可変表示の面白味をさら
により一層向上させることができ、より一層面白味のあ
る遊技を遊技者に提供することができる。
請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載の
発明の効果に加えて、表示制御態様の切換がランダムな
タイミングで行なわれるため、その切換タイミングを遊
技者が簡単に予測することが困難になる。このように可
変表示態様がいつ切換わるか簡単には予測できないこと
により、遊技者が常に表示内容に期待感を持って可変表
示に注目するようになる。
請求項3に記載の本発明によれば、請求項1または請
求項2に記載の発明の効果に加えて、表示制御態様の切
換が複数回行なわれることにより、さらに複雑で変化に
富んだ可変表示を遊技者に提供することができる。した
がって、表示制御態様の切換を行なうことによる表示の
意外性およびその切換を複数回行なうことによる複雑な
変化によって、より一層面白味のある可変表示を遊技者
に提供することができ、その結果として、より一層面白
味のある遊技を遊技者に提供することができる。
請求項4に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項
3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、切換えられ
た後の表示制御態様の可変表示制御における表示状態の
変化量がランダムに制御されることにより、表示制御態
様の切換後の可変表示制御の態様が変化に富むようにな
るため、より一層面白味のある可変表示を遊技者に提供
することができ、その結果として、より一層面白味のあ
る遊技を遊技者に提供することができる。
請求項5に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項
4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、リーチ状態
がランダムに発生されるため、リーチ状態に付随して生
じる表示である表示制御態様の切換表示の発生のランダ
ム性が向上する。これにより、切換表示が行なわれるタ
イミングがより一層予測困難となり、遊技者の注目をよ
り一層可変表示に強く引付けることができる。
請求項6に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項
5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、表示制御態
様切換手段による表示制御態様の切換タイミングと、そ
の切換後の複数態様表示制御手段による表示制御態様の
可変表示制御における表示状態の変化量とが、表示制御
態様の切換前においてまとめて決定されるため、表示制
御態様の切換中に切換後の表示状態の変化量を決める必
要がなくなり、表示制御態様の切換中の制御を簡素化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる遊技機の一例のパチンコ遊技
機を示す全体正面図である。 第2図は、遊技装置の一部内部構造を示す全体正面図で
ある。 第3A図は、パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示す
ブロック図である。 第3B図は、LED駆動回路およびそれに接続された各種LED
の制御回路を示すブロック図である。 第4A図ないし第4K図は、第3A図および第3B図の制御回路
の動作を説明するためのフローチャートである。 第5図は、図柄用LEDデータおよびそのアドレスを示す
説明図である。 第6図は、図柄の外形が変形していく過程を示した説明
図である。 図中、1は遊技機の一例のパチンコ遊技機、5は遊技
盤、6は遊技領域、9は可変表示装置、10は可変入賞球
装置、12a〜12cは始動入賞口、17は得点表示器、24a,24
bは可動部材、30aは左図柄表示LED、30bは中図柄表示LE
D、30cは右図柄表示LED、34は特定入賞口、35は特定入
賞玉検出器、36は入賞個数検出器、60はマイクロコンピ
ュータ、74はLED駆動回路である。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の識別情報を可変表示可能な可変
    表示装置と、 該可変表示装置を可変開始させた後表示結果を導出表示
    させる制御を行なう可変表示制御手段と、 前記可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の識
    別情報になった場合に遊技者にとって有利な遊技状態に
    制御可能な遊技制御手段とを含む遊技機において、 前記可変表示制御手段は、 予め定められた第1の表示順序に従って前記複数種類の
    識別情報を可変表示制御する第1の表示制御と前記第1
    の表示順序とは逆の第2の表示順序で前記複数種類の識
    別情報を可変表示制御する第2の表示制御とからなる少
    なくとも2態様の表示制御が可能な複数態様表示制御手
    段と、 リーチ状態が発生していることを必要条件として、前記
    複数態様表示制御手段の表示制御態様とを切換える表示
    制御態様切換手段とを含むことを特徴とする、遊技機。
  2. 【請求項2】第1の所定条件が成立するごとに数値デー
    タを更新する数値データ更新手段をさらに含み、 前記表示制御態様切換手段は第2の所定条件が成立した
    場合に、前記数値データ更新手段から数値データを抽出
    し、その数値データに基づいて決まるタイミングで前記
    表示制御態様の切換を行なうことを特徴とする、請求項
    1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記表示制御態様切換手段は、リーチ状態
    が発生している場合に前記表示制御態様の切換を複数回
    行なうことが可能であることを特徴とする、請求項1ま
    たは請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記複数態様表示制御手段は、表示制御態
    様切換手段により切換えられた後の表示制御態様の可変
    表示制御における表示状態の変化量をランダムに制御す
    ることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに
    記載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記可変表示制御手段は、リーチ状態をラ
    ンダムに発生させることを特徴とする、請求項1〜請求
    項4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】前記可変表示制御手段は、前記表示制御態
    様の切換を行なう場合に、表示制御態様切換手段による
    表示制御態様の切換タイミングと、その切換後の複数態
    様表示制御手段による表示制御態様の可変表示制御にお
    ける表示状態の変化量とを表示制御態様の切換前におい
    てランダムに決定する切換態様決定手段をさらに含むこ
    とを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載
    の遊技機。
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