JP2915683B2 - 給油所における油種確認装置 - Google Patents

給油所における油種確認装置

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JP2915683B2
JP2915683B2 JP4064092A JP6409292A JP2915683B2 JP 2915683 B2 JP2915683 B2 JP 2915683B2 JP 4064092 A JP4064092 A JP 4064092A JP 6409292 A JP6409292 A JP 6409292A JP 2915683 B2 JP2915683 B2 JP 2915683B2
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lubrication
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cap
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sound
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JP4064092A
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宗三郎 前芝
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Showa Kiki Kogyo Co Ltd
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Showa Kiki Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンクローリ車から給
油所の注油口に給油を行うときの油種を確認する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】給油所には、レギュラー,ハイオクタ
ン,軽油,灯油等の異なったタンクが複数埋設されてお
り、そのタンクに油を補完するため、複数種の油を積載
したローリー車を手配して荷卸しを行っているが、油種
の確認は、給油所に設置している注油口鎖に取り付けら
れた油種ラベルのみで行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな作業者の注意力に頼る確認作業では、見落とし、勘
違い等による、異油種の荷卸しが多発している。
【0004】本発明が解決すべき課題は、作業者の注意
力のみによる確認作業の負担を軽減し、より確実な油種
の確認を可能にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、給油所に設置
された複数の注油口の近傍に備えられ、それぞれの注油
つながる地下タンクに貯蔵すべき油種を表示する油
種確認装置であって、 注油口のキャップの開放を検知す
る検知手段と、 この検知手段によって注油口のキャップ
の開放が検知されたとき、その注油口がつながる地下タ
ンクに貯蔵すべき油種を音声を発することによって表示
する音声表示手段と 給油ホース先端の金具を注油口に
接続したときに音声を停止する音声停止手段とを設けた
ことを特徴とする
【0006】音声の停止は、荷卸し後、キャップを閉め
たときか、タンクローリ車の給油ホース先端のローリ金
具を接続したときか、手動によるか、あるいはタイマー
によることができる。
【0007】
【作用】タンクローリ車から給油をするとき、該当する
油を貯留している地下タンクの注油口のキャップを開け
ると、その油種を表示する音声が発生する。これによ
り、係員がうっかり別の油種の油を注油しようとして
も、注意が喚起され、確認を促すため、混油の防止が図
られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図1は本発明に係る油種確認装置の
実施例の構成を示す概略図、図2は屋外表示盤取付耐火
壁の正面図である。
【0009】これらの図において、1は地下タンク、2
は注油管、3は注油口金具、4はタンクローリ車、5は
給油ホース、6はローリ金具、7は注油口金具のキャッ
プの開閉を検知するスイッチ、8はスイッチ7の接点出
力を伝える信号ケーブル、9は耐火壁、10は耐火壁9
内に埋設された電線管、11は屋外表示盤、12は10
0V用電線管である。
【0010】注油口金具3は、図2に3−1〜3−nで
示すように、複数の地下タンクに対してそれぞれ設けら
れており、それぞれ屋外表示盤11に接点出力がつなが
れている。
【0011】図3および図4は屋外表示盤11の例を示
す正面図および側面図である。図3に示すように、屋外
表示盤11には、各注油口金具3−1〜3−nに対応す
る表示ランプ13−1〜13−n(図示例ではn=7)
が設けられており、その下には油種を表すステッカー1
4−1〜14−nが貼り付けられている。また、注油口
のキャップを開いたときに点灯する警告灯15およびそ
の注油口に対応する油種を表す音声を発するスピーカ1
6が設けられている。この音声は「この注油口はレギュ
ラーです。ご確認下さい。」といった音声を、合成音ま
たはPCM録音信号で予め記憶させておく。図中17は
屋外表示盤11の扉、18は開閉用ハンドルである。
【0012】図5〜図7は注油口金具3のキャップの開
閉を検知するスイッチ7の第1実施例を示すものであ
り、図5は閉蓋時の一部切欠正面図、図6はその平面
図、図7はローリ金具6を装着した状態の一部切欠正面
図である。これらの図において、19は注油口金具3に
ヒンジによって開閉可能に取り付けられたキャップであ
り、キャップ19の先端部に押圧片19aが形成されて
いて、閉蓋時にはスイッチ7のアクチュエータ7aを押
すようになっている。このような構成の注油口金具3の
キャップ19を開けると、押圧片19aがアクチュエー
タ7aを解放するためスイッチ7が作動し、その接点出
力により屋外表示盤11における該当する表示ランプ1
3−i(iは1からnまでのいずれか)が点灯するとと
もに、警告灯15が点灯し、またスピーカ16からは、
その油種がレギュラーの場合には、「この注油口はレギ
ュラーです。ご確認下さい。」という音声が出力され
る。タンクローリ車の担当者は注油しようとしているタ
ンクローリ車からの給油ホース5の油種が正しいかどう
かを確認した上で、ローリ金具6を注油口金具3に連結
する。そうすると、図7に示すように、ローリ金具6の
連結レバー20の先端がスイッチ7のアクチュエータ7
aを押すので、接点出力がオフになり、警告灯15が消
灯し、またスピーカ16からの音声も停止する。
【0013】図8は以上のシステムをマイクロコンピュ
ータで構成した場合の処理のフローチャートである。同
図において、注油口金具3のキャップを開いて防爆型ス
イッチ7がオンになるとCPU、音声ボードにその信号
が伝達され、表示盤を作動させて注油管番号表示ランプ
を点灯させるとともに、スピーカーから音声を発信す
る。タンクローリ車の注油管を接続すると防爆型スイッ
チ7がオフになり、音声の発信が停止する。
【0014】図9〜図11は注油口金具3のキャップの
開閉を検知するスイッチ7の第2実施例を示すものであ
り、図9は閉蓋時の一部切欠正面図、図10はその平面
図、図11はローリ金具6を装着した状態の一部切欠正
面図である。これらの図において、キャップ19の側部
に突出部19bを形成し、この突出部19bによって、
閉蓋時にはスイッチ7のアクチュエータ7aを押すよう
にしている。この実施例では、キャップ19を開けると
スイッチ7が作動することについては第1実施例と同じ
であるが、ローリ金具6を装着しても、図11に示すよ
うにアクチュエータ7aが押されない。これは、第1実
施例における警告灯15やスピーカ16からの音声にも
拘わらず誤った油種の供給をした場合には第1実施例で
は警告や音声は停止してしまうのに対し、第2実施例で
は、警告灯15の点灯やスピーカ16からの音声を他の
手段によって停止させるようにしたものである。
【0015】これには、たとえば手動停止ボタンを設け
て油種確認後手動停止ボタンを押すことによって停止さ
せることができる。この場合のフローチャートを図12
に示す。また、タイマーによって、充分長い時間警報を
出し、所定時間後停止させることもできる。あるいは、
油種毎の合勘を設けてそれを挿入しなければ停止しない
ようにすると、異種の油の場合には停止しないことにな
る。
【0016】特別な手段を設けない場合には、タンクロ
ーリ車からの給油が終わってキャップ19を閉じた時に
スイッチ7の接点出力がなくなって警報が停止する。な
お、スイッチ7の取付位置は上述の実施例に限定される
ことはなく、キャップ19を開いた時に作動する場所で
あればいずれでもよいことは勿論である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記の効果を奏する。 音声による確実な油種の確認ができる。 複雑なシステムが不要であり、安価である。 既存の給油所にも簡単に取り付け可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る油種確認装置の実施例の構成を
示す概略図である。
【図2】 屋外表示盤取付耐火壁の正面図である。
【図3】 屋外表示盤の例を示す正面図である。
【図4】 図3の側面図である。
【図5】 注油口金具のキャップの開閉を検知するスイ
ッチの第1実施例を示す閉蓋時の一部切欠正面図であ
る。
【図6】 図5の平面図である。
【図7】 図5の開蓋時の一部切欠正面図である。
【図8】 本実施例に係るシステムのフローチャートで
ある。
【図9】 注油口金具のキャップの開閉を検知するスイ
ッチの第2実施例を示す閉蓋時の一部切欠正面図であ
る。
【図10】 図9の平面図である。
【図11】 図9の開蓋時の一部切欠正面図である。
【図12】 本実施例に係るシステムのフローチャート
である。
【符号の説明】
1 地下タンク、2 注油管、3,3−1〜3−n 注
油口金具、4 タンクローリ車、5 給油ホース、6
ローリ金具、7 スイッチ、7a アクチュエータ、8
信号ケーブル、9 耐火壁、10 電線管、11 屋
外表示盤、12電線管、13−1〜13−n 表示ラン
プ、14−1〜14−n ステッカー、15 警告灯、
16 スピーカ、17 扉、18 開閉用ハンドル、1
9 キャップ、19a 押圧片、19b 突出部、20
連結レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−124299(JP,A) 特開 平4−57798(JP,A) 特開 平1−226592(JP,A) 特開 平1−294498(JP,A) 特開 昭58−11696(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67D 5/06 B67D 5/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油所に設置された複数の注油口の近傍
    に備えられ、それぞれの注油口につながる地下タンクに
    貯蔵すべき油種を表示する油種確認装置であって、 注油口のキャップの開放を検知する検知手段と、 この検知手段によって注油口のキャップの開放が検知さ
    れたとき、その注油口がつながる地下タンクに貯蔵すべ
    き油種を音声を発することによって表示する音声表示手
    段と、 給油ホース先端の金具を注油口に接続したときに音声を
    停止する音声停止手段とを設けた油種確認装置。
  2. 【請求項2】 音声停止手段が、注油口のキャップに設
    けられ、給油ホース先端の金具が注油口に接続したとき
    作動する請求項1に記載の油種確認装置。
JP4064092A 1992-03-19 1992-03-19 給油所における油種確認装置 Expired - Lifetime JP2915683B2 (ja)

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JP4064092A JP2915683B2 (ja) 1992-03-19 1992-03-19 給油所における油種確認装置

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JPH0640494A JPH0640494A (ja) 1994-02-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59124299A (ja) * 1982-12-29 1984-07-18 昭和機器工業 株式会社 タンクロ−リ−車の油積込み積降し作業管理システム
JPH0457798A (ja) * 1990-06-20 1992-02-25 Showa Kiki Kogyo Kk 誤給油防止装置

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