JP3068586B1 - 荷卸作業時の音声による液種確認装置 - Google Patents
荷卸作業時の音声による液種確認装置Info
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Abstract
ローリー車金具とが連結されたことを確実に確認するこ
とができる荷卸作業時の音声による液種確認装置の提
供。 【解決手段】 注液口金具1とローリー車側金具6との
連結により音声を発生させる音声発生装置を備えた荷卸
作業時の液種確認装置。注液口金具1に取り付けたリミ
ットスイッチ2とローリー車側金具6との連結により、
リミットスイッチ2が作動し、リミットスイッチ2の信
号により、液種情報を含む音声が音声発生装置から発声
する。
Description
ンクに液体を荷卸する際に注液口金具に対応する液種を
音声で確認するための荷卸作業時の音声による液種確認
装置に関する。
作業においては、注液口金具とローリー車側金具とを連
結する際、タンク内での混液を防ぐために、注液口金具
に対応する液種の確認が必要である。
火塀等に設置されたスイッチ制御盤に設けられた液種ご
とのタンクの注液口金具に対応したスイッチを作業員が
押すと、制御盤内のスピーカーから液種に関する情報が
音声で流れ、作業員は音声により液種を確認した後、注
液口金具とローリー車側金具とを連結している。
ローリー車側金具との連結に連動して、液種名プレート
が機械式に立ち上がり、作業員が液種名プレートから目
視により液種を確認する方法も提案されている。
うち、スイッチ制御盤による方法は、スイッチ制御盤と
注液口金具とは直接関連がないため、スイッチ制御盤の
スイッチを押さなくても、注液口金具とローリー車側金
具とを連結して荷卸作業が行える。そのため、作業員に
よってはスイッチの表示を目視確認するのみで、スイッ
チを押さず音声を発生させないで、荷卸作業する場合が
あり、音声による確認という目的が確実に達せられない
ため、間違った注液口金具とローリー車側金具とを連結
する場合がある。
当するスイッチの照合は作業員に委ねられるため、液種
の勘違いやスイッチの選択間違い等の人為的ミスが起こ
りやすく、さらに、作業員によっては、スイッチを選択
して金具を連結させるまでに時間がかかる場合もあり、
そのため、液種の確認が曖昧となり、音声発生の効果が
弱まる。
確認は、液種名プレートが注液口金具近辺にあるため、
液体により液種名プレートが汚れやすく、目視確認に適
さない場合がある。さらに、液種名プレートを立ち上げ
るための可動スペースが必要となるが、現場によっては
効果的な大きさの液種名プレートを用意できない場合が
ある。
される液種と同一の液種に対応した注液口金具とローリ
ー車側金具が連結されたことを確実に確認することがで
きる荷卸作業時の音声による液種確認装置を提供するも
のである。
種確認装置は、注液口金具ごとに対応したスイッチを備
えたスイッチ制御盤と、選択したスイッチに対応した注
液口金具とローリー車側金具に連結させた注液口金具が
一致したときに注液口金具に該当する液種の音声を発生
させる装置とを備えたことを特徴とする。
具との連結により、液種情報を含む音声が音声発生装置
から発生するので、音声により液種を聞いて、ローリー
車の液種とローリー車側金具と連結した注液口金具に対
応する液種との一致あるいは不一致を確認することがで
きる。
その近辺に取り付けられ、注液口金具とローリー車側金
具とを連結させた時に作動するスイッチと、スイッチの
作動による出力信号により音声を発生させる音声発生装
置とを備える。
に対応したスイッチを備えたスイッチ制御盤と、選択し
たスイッチに対応した注液口金具とローリー車側金具に
連結させた注液口金具が一致したときに音声を発生させ
るようにしてもよい。また、選択したスイッチに対応し
た注液口金具とローリー車側金具に連結させた注液口金
具が一致しないとき、警報を発する警報装置を備えても
よい。前記構成により、確実に液種との一致あるいは不
一致を確認することができ、混液を防止することができ
る。
イッチ付注油口金具の正面図、図2は本発明の油種確認
装置の注油金具とローリー車側口金を連結した状態を示
す全体図である。
て、リミットスイッチ2を取り付ける。なお、給油所側
注油口金具1には鎖3でキャップ4がつながれている。
に、給油所側注油口金具1がローリーホース5の先端の
ローリー車側口金6に連結された時に、リミットスイッ
チ2のプランジャー7がローリー車側口金6に押圧され
て、リミットスイッチ2内のスイッチがONされるよう
に取り付ける。なお、スイッチは、給油所側注油口金具
1だけでなく、給油所側注油口金具1がローリーホース
5の先端のローリー車側口金6に連結された時に、作動
する位置、例えば、給油所側注油口金具1近辺に設けれ
ばよい。
置を示す概略図である。スイッチ制御盤7は防火壁8に
配置され、スイッチ制御盤7には、油種ごとのタンクの
給油所側注油口金具1に対応したスイッチ9が設けられ
ている。スイッチ制御盤7には、給油所側注油口金具1
に取り付けたリミットスイッチ2の出力信号が入力する
制御回路、音声発生装置、警報灯や警報ブザー等の警報
装置、残量表示計等が設けられている。音声発生装置に
ついては、従来から使用されている、カセットテープ、
CD等に録音して音声を発生させる方式やパルス符号変
換での音声合成方式を採用することができる。
ための制御回路の一例を示す概略図である。油種ごとの
各給油所側注油口金具1に取り付けたリミットスイッチ
2a,2b,2c,2dの信号は、音声発生装置10に
入力され、各給油所側注油口金具1にそれぞれに対応す
る油種、例えば、ハイオク、レギュラー、灯油あるいは
軽油の音声を発生する。
スイッチ制御盤の各スイッチ9a,9b,9c,9dの
それぞれの信号とともにEx−OR回路11a,11
b,11c,11dにそれぞれ入力され、さらに、NO
R回路12に入力される。
c,11dの出力はOR回路13に入力し、OR回路1
3の出力はNAND回路14に入力される。さらに、N
AND回路14には、各リミットスイッチ2a〜2dの
信号が入力されるNOR回路12からの信号も入力され
る。NAND回路14の出力は警報ブザー15に入力さ
れる。
ば、リミットスイッチ2aを取り付けた給油所側注油口
金具とローリー車側口金を連結する場合、スイッチ制御
盤の荷卸を行う当該スイッチ9aを押す。次いで、給油
所側注油口金具とローリー車側口金を連結すると、リミ
ットスイッチ2aがONされ、信号は音声発生装置10
に入力され、リミットスイッチ2aを取り付けた給油所
側注油口金具に該当する油種をスイッチ制御盤のスピー
カーから発生する。
2aの出力信号はEx−OR回路11aに入力され、E
x−OR回路11aでは、スイッチ9aに該当する給油
所側注油口金具とリミットスイッチ2aを取り付けた給
油所側注油口金具の一致あるいは不一致を判定する。本
例では、一致しているので、Ex−OR回路11aから
信号が出力されず、したがって、OR回路13、NAN
D回路14から信号が出力されないので、警報ブザー1
5は発報しない。
注油口金具とローリー車側金具に連結させた給油所側注
油口金具が一致し、タンクとローリー車の油種が一致し
ていることが確認できる。
て説明する。例えば、リミットスイッチ2aを取り付け
た給油所側注油口金具とローリー車側口金を連結する場
合、スイッチ制御盤の荷卸を行う当該スイッチの選択を
誤り、他のスイッチ9b押し、次いで、給油所側注油口
金具とローリー車側口金を連結すると、リミットスイッ
チ2aがONされ、信号は音声発生装置10に入力さ
れ、リミットスイッチ2aを取り付けた給油所側注油口
金具に該当する油種をスイッチ制御盤のスピーカーから
発生する。
2aの出力信号はEx−OR回路11aに入力され、E
x−OR回路11aでは、スイッチ9bに該当する給油
所側注油口金具とリミットスイッチ2aを取り付けた給
油所側注油口金具が不一致であることを判定し、Ex−
OR回路11aから信号が出力される。したがって、O
R回路13から信号が出力され、NAND回路14から
も信号が出力されるので、警報ブザー15が発報する。
したがって、操作が間違っていることが確認できる。
場合について説明する。例えば、リミットスイッチ2a
を取り付けた給油所側注油口金具とローリー車側口金を
連結する場合、スイッチ制御盤の荷卸を行う当該スイッ
チ9aを押し、次いで、選択を誤って、リミットスイッ
チ2bを取り付けた給油所側注油口金具とローリー車側
口金を連結すると、リミットスイッチ2aがONされ、
信号は音声発生装置10に入力され、リミットスイッチ
2aを取り付けた給油所側注油口金具に該当する油種を
スイッチ制御盤のスピーカーから発生する。
2bの出力信号はEx−OR回路11a及び11bに入
力され、Ex−OR回路11a及び11bでは、スイッ
チ9aに該当する給油所側注油口金具とリミットスイッ
チ2bを取り付けた給油所側注油口金具が不一致である
ことを判定し、Ex−OR回路11a及び11bから信
号が出力される。したがって、OR回路13から信号が
出力され、NAND回路14からも信号が出力されるの
で、警報ブザー15が発報する。したがって、操作が間
違っていることが確認できる。
一致の場合は警報のみを発するように制御回路を構成し
てもよい。
具とを連結すれば、自動的に注液口金具に該当する液種
の音声が発生されるので、従来のスイッチ制御盤のよう
なスイッチの選択ミス等の人為的ミスによる混液が防止
される。
させているため、注液口金具と音声の液種情報が必ず一
致する。
型であるため、装置のみを既存の装置に容易に追加設置
することができる。
リミットスイッチとの併用により、二重の確認が可能と
なり、混液事故を確実に防止することができる。
イッチ付注油口金具の正面図である。
車側口金を連結した状態を示す全体図である。
概略図である。
御回路の一例を示す概略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 注液口金具ごとに対応したスイッチを備
えたスイッチ制御盤と、選択したスイッチに対応した注
液口金具とローリー車側金具に連結させた注液口金具が
一致したときに注液口金具に該当する液種の音声を発生
させる装置とを備えたことを特徴とする荷卸作業時の音
声による液種確認装置。 - 【請求項2】 選択したスイッチに対応した注液口金具
とローリー車側金具に連結させた注液口金具が一致しな
いとき、警報を発する装置を備えたことを特徴とする請
求項1記載の荷卸作業時の音声による液種確認装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11017964A JP3068586B1 (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 荷卸作業時の音声による液種確認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11017964A JP3068586B1 (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 荷卸作業時の音声による液種確認装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3068586B1 true JP3068586B1 (ja) | 2000-07-24 |
JP2000211699A JP2000211699A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11958434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11017964A Expired - Lifetime JP3068586B1 (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 荷卸作業時の音声による液種確認装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3068586B1 (ja) |
-
1999
- 1999-01-27 JP JP11017964A patent/JP3068586B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000211699A (ja) | 2000-08-02 |
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