JP2915661B2 - 船舶の海図表示及び座礁警報装置 - Google Patents

船舶の海図表示及び座礁警報装置

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JP2915661B2 JP34887391A JP34887391A JP2915661B2 JP 2915661 B2 JP2915661 B2 JP 2915661B2 JP 34887391 A JP34887391 A JP 34887391A JP 34887391 A JP34887391 A JP 34887391A JP 2915661 B2 JP2915661 B2 JP 2915661B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は船舶の海図表示及び座礁
警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】船舶の總合航海装置としては、従来、内
蔵されたデイジタル海図を基に海図を表示するものや、
座礁危険警報を発生するものや、更にはデイジタイザー
により海図を入力,編集して表示するものも知られてい
る。
【0003】しかしながら、これらの装置では、海図表
示装置と座礁警報装置とが直接結合されていない等の理
由により、下記のような欠点がある。 (1) 海図表示装置の記憶装置の容量に基づいて装置に内
蔵される海図の枚数やデータ量が決まるが、このときの
海図1枚当りの情報量は莫大なものであり、これらを表
示端末上に表示するにはかなりの時間を要するので、表
示装置の迅速性が望まれている。 (2) 乗組員が自在に編集した海図を基に使える座礁警報
装置がないので、実態情報が不十分で、従って警報装置
の情報補正機能に問題がある。 (3) 座礁警報装置は自船位と記憶装置内の海図データと
を基に機能するが、船位により海図データ量が非常に多
くなり、座礁危険判定処理に時間を要するので、危険回
避に間に合わない惧れがあり、従って実用性で問題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、画像表示処理や座礁危
険判定が迅速で、かつ関係装置の価格が安い、従って実
用性及び経済性に優れた船舶の海図表示及び座礁警報装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の船
舶の海図表示及び座礁警報装置、海図データの蓄蔵
の大容量記憶装置デイジタイザーを付設され上記海
図データの入力・修正のための入力端末と、同入力端末
の出力を入力されるとともに上記大容量記憶装置に接続
され同大容量記憶装置に海図データを入力したりすでに
蓄えられた上記海図の部分修正を行ったりするための
図入力修正装置と、上記大容量記憶装置に蓄えられた
記海図データをインデックス付海図データに編集する海
図編集装置と、自船の船位データに基づき上記インデッ
クス付海図データから該当する海図データを選択して海
図処理装置に送出する海図選択装置と、選択された上記
海図データを一時蓄える主記憶装置とをそなえ、上記海
図処理装置に、自船ベクトルと上記主記憶装置に蓄えら
れた上記海図データとを表示する表示端末が接続される
とともに、同海図処理装置において、船舶の方位デー
タ,船速データ,測位データおよび上記海図データを重
畳して自船と上記海図データ上の危険等深線の各点との
距離を計算し、同距離が所定値以下のとき座礁警報装置
を作動させる演算が行われるように構成されていること
を特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、下記の作用が行われ
る。 (1) デイジタイザーを付設された海図データの入力,修
正用入力端末と、上記海図データ蓄蔵用の大容量記憶
装置に入出力可能な海図入力修正装置とを設けているの
で、乗組員がデイジタイザーにより自在に編集した海図
を作ることができ、実態に即した海図を得ることが可能
となる。 (2) 大容量記憶装置上の海図データを海図編集装置で
ンデックス付(ID化された)海図データに編集し、
船の船位データに基づき該当するインデックス付海図デ
ータすなわち必要とされる自船周りのID化された海図
データを海図選択装置で選択できるので、自船位周辺の
限定された海図データを素早く表示端末上に取出すこと
ができる。 (3) 海図処理装置に接続された表示端末に、主記憶装置
に蓄えられた該当する海図データを自船ベクトルと重畳
して表示でき、さらに、海図処理装置では、当該海図デ
ータと自船との位置関係に基づき座礁危険時に座礁警報
発生装置を作動させる演算が行われるので、座礁判定時
間が短縮化する。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、まず、図1ブロック線図において、符号1は新しい
海図の入力や海図の一部修正を行う入力端末を示してお
り、この入力端末には、海図をセットし、同海図上の海
岸線,等深線をカーソルを用いて一点一点プロット入力
するデイジタイザー1aが付設されている。 力端末1
と海岸線,等深線,標識等の海図データ3等を蓄える大
容量記憶装置4との間に海図入力修正装置2が介装さ
、さらに大容量記憶装置4の海図データ3をインデッ
クス付海図データ6に再編成する海図編集装置6が設け
られている。 符号8は測位装置を示しており、この測位
装置8から後述の海図処理装置10を経由して到来した
自船の船位データに基づいて、インデックス付海図デー
タ6の船位が含まれる格子とその周辺の格子に含まれる
データを大容量記憶装置4から抽出し海図処理装置1
0経由で主記憶装置9に一時蓄える海図選択装置7が設
けられている。上記の海図処理装置10は、主記憶装置
9内のインデックス付海図データ6と重畳してジヤイロ
11からの方位データ,速度計12からの船速度データ
及び測位装置8からの船位データにより計算される自船
ベクトルを表示端末13に表示する。符号15は自船と
インデックス付海図データ6内の危険等深線の各点の距
離を計算し、許容値以下の点があると警報を発する座礁
警報発生装置を示している。次に、図2表図はインデッ
クス付海図データ6のデータ構造を示している。すなわ
、海図は点列として与えられ、点の緯度,経度データ
が基本データで、連続した海岸線,等深線,標識ごとに
同一IDを持っている。なおIDは特有な番号である。
例えば、緯度20′,経度20′の格子ごとに各特有の
インデックス(ID番号)をもっており、その格子に含
まれる海岸線,等深線,標識線のIDリストを指示し、
この内にはID番号と各点の緯度,経度である点列デー
タへのポインターが納められている。したがって、これ
を辿ることによって、その格子内の海図データ参照,
読み出しができる。3線図は表示端末13に表示され
る画面例を示していて、符号16は自船、17は海岸
線、18は座礁危険を示す座礁危険等深線、19は座礁
危険判定円、20は座礁危険判定円19と座礁危険等深
線18とに囲まれた警報発生水域をそれぞれ示してい
【0008】上述の装置において、座礁警報の発生は
図1の矢印の流れに従って行われる。そのときの要装
置での演算処理装置は次の通りである。 (1) 海図入力装置2での処理は図4流れ図に示すよ
うに、海図入力は入力端末1に付属しているデイジタイ
ザー1aに海図をセットし、同海図の海岸線,等深線を
カーソルを用いて一点一点プロットして入力する。ま
た、入力済の海図データに対しては、同じくデイジタイ
ザー1aを用いて修正対象箇所をカーソルにより削除,
プロットすることにより修正が行われる。なお、海図入
力修正装置2で作成される海図データ3のデータ構造
図5表図に示すような形態で大容量記憶装置4に蓄
えられ、同図において、IDは連続した海岸線,等深
線,標識ごとに同一番号を有し、従って、点の種類は海
岸線,等深線,標識の3種である。 (2) 海図編集装置5での処理は図6流れ図に示すと
おりであり、また海図データ3をインデックス付海図デ
ータ6に変換する要領図7表図に示すとおりである。 (3) 海図選択装置7での処理は図8流れ図に示す手順
により、図9線図に示すように、海図選択装置7によ
り自船14を中心とした斜線で示す1°×1°の範囲の
9枚のインデックス付海図データ6が選択される。 (4) 海図処理装置10では図10流れ図に示す処理が
行われる。 すなわち、自船ベクトルと主記憶装置9に蓄
えられた該当する海図データとを表示端末13に表示し
(ステップA 1 )、自船の方位データ,船速データ,測
位データと海図データとを重畳して自船と危険等深線の
各点との距離を計算する(ステップA 2 )。 自船と各点
との距離が許容値以下かどうかを判断(ステップA 3
し、それが許容値以下(「NO」)のときには座礁警報
発生装置15を作動し警報を発生させる(ステップ
4 )。 ステップA 3 の結果が「YES」のときは、ステ
ップA 1 に戻り、これを繰り返す。
【0009】この実施例の装置によれば、下記効果が奏
せられる。 (1) デイジタイザーを付設され同デイジタイザーを介し
海図データの入力,修正が可能な入力端末と、上記海
図データ用の大容量記憶装置に入出力可能な海図入力修
正装置とを設けているので、乗組員が自在に編集した海
図を作ることができ、実態に即した海図をリアルタイム
得ることが可能となり、従って座礁警報装置の精度が
向上する。 (2) 大容量記憶装置上の海図データをインデックス付海
図データに編集する海図編集装置と、自船の船位データ
に基づき該当するインデックス付海図データを選定する
海図選択装置とを設け、インデックス管理・検索は、必
要とされる自船周りのID化されたデータのみを検査す
るので、高速処理が可能となり、自船位周辺の限定され
た海図データを素早く表示端末上に取出すことができ、
従って海図表示の迅速性が向上するとともに関係装置の
価格が低減する。 (3) 海図処理装置に接続された表示端末に、主記憶装置
に蓄えられた該当する海図データを自船ベクトルと重畳
して表示でき、さらに、海図処理装置では、当該海図デ
ータと自船との位置関係に基づき座礁危険時に座礁警報
発生装置を作動させる演算が行われるので、座礁判定時
間が短縮化する。
【0010】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば次
のような効果が得られる。 (1) デイジタイザーを付設された海図データの入力,修
正用の入力端末と、上記海図データ蓄蔵用の大容量記憶
装置に入出力可能な海図入力修正装置とを設けているの
で、乗組員がデイジタイザーにより自在に編集した海図
を作ることができ、実態に即した海図を得ることが可能
となる。 (2) 大容量記憶装置上の海図データを海図編集装置でイ
ンデックス付(ID化された)海図データに編集し、自
船の船位データに基づき該当するインデックス付海図デ
ータすなわち必要とされる自船周りのID化された海図
データを海図選択装置で選択できるので、自船位周辺の
限定された海図データを素早く表示端末上に取出すこと
ができる。 (3) 海図処理装置に接続された表示端末に、主記憶装置
に蓄えられた該当する海図データを自船ベクトルと重畳
して表示でき、さらに、海図処理装置では、当該海図デ
ータと自船との位置関係に基づき座礁危険時に座礁警報
発生装置を作動させる演算が行われるので、座礁判定時
間が短縮化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック線図である。
【図2】図1のインデックス付海図データ6の説明用表
図である。
【図3】図1の装置の表示端末13による海図表示画面
の一例を示す線図である。
【図4】図1の海図入力修正装置2の処理要領を示す流
れ図である。
【図5】図1の海図入力修正装置2で作成される海図デ
ータ3のデータ構造を示す表図である。
【図6】図1の海図編集装置5の処理要領を示す流れ図
である。
【図7】図1の海図編集装置5で海図データ3をインデ
ックス付海図データ6に変換する一例を示す表図であ
る。
【図8】図1の海図選択装置7の処理要領を示す流れ図
である。
【図9】図1の海図選択装置7により選択されたインデ
ックス付海図データ6の範囲を示す線図である。
【図10】図1の海図処理装置10の処理要領を示す流
れ図である。
【符号の説明】
1 入力端末 2 海図入力修正装置 3 海図データ 4 大容量記憶装置 5 海図編集装置 6 インデックス付海図データ 7 海図選択装置 8 測位装置 9 主記憶装置 10 海図処理装置 11 ジヤイロ 12 速度計 13 表示端末 15 座礁警報発生装置 16 自船 17 海岸船 18 座礁危険等深線 19 座礁危険判定用 20 警報発生水域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G01S 7/48 G01S 7/48 Z (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 21/00 B63B 43/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図データの蓄蔵用の大容量記憶装置
    と、デイジタイザーを付設され上記海図データの入力・
    修正のための入力端末と、同入力端末の出力を入力され
    るとともに上記大容量記憶装置に接続され同大容量記憶
    装置に海図データを入力したりすでに蓄えられた上記海
    図の部分修正を行ったりするための海図入力修正装置
    と、上記大容量記憶装置に蓄えられた上記海図データを
    インデックス付海図データに編集する海図編集装置と、
    自船の船位データに基づき上記インデックス付海図デー
    から該当する海図データを選択して海図処理装置に送
    する海図選択装置と、選択された上記海図データを一
    時蓄える主記憶装置とをそなえ、上記海図処理装置に、
    自船ベクトルと上記主記憶装置に蓄えられた上記海図デ
    ータとを表示する表示端末が接続されるとともに、同海
    図処理装置において、船舶の方位データ,船速データ,
    測位データおよび上記海図データを重畳して自船と上記
    海図データ上の危険等深線の各点との距離を計算し、同
    距離が所定値以下のとき座礁警報装置を作動させる演算
    が行われるように構成されていることを特徴とする
    舶の海図表示及び座礁警報装置。
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