JP2915613B2 - 送信装置 - Google Patents

送信装置

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JP2915613B2
JP2915613B2 JP10582391A JP10582391A JP2915613B2 JP 2915613 B2 JP2915613 B2 JP 2915613B2 JP 10582391 A JP10582391 A JP 10582391A JP 10582391 A JP10582391 A JP 10582391A JP 2915613 B2 JP2915613 B2 JP 2915613B2
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春茂 浦田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線機器や光伝送機器
等における入力信号給電間欠送信方式の送信装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の送信装置としては、例え
ば図2のようなものがあった。以下、その構成を図を用
いて説明する。
【0003】図2は、従来の送信装置の一構成例を示す
ブロック図である。
【0004】この送信装置は、例えば無線機器内に設け
られるもので、送信すべき入力信号Sを整流回路1で整
流して電源電力を作り、該電源電力を送信回路2へ供給
する。送信回路2では、整流回路1から供給される電源
電力に基づき動作し、入力信号Sを変調及び増幅して送
信信号を生成し、その生成した送信信号をアンテナ3よ
り放射する。
【0005】この種の送信装置では、電源電力生成用の
バッテリを持たないため、バッテリ交換の必要がなく、
携帯等に適している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の送信装置では、微弱な入力信号自身を電源電力生成
のエネルギーとして利用するので、送信電力に制限があ
り、それによって信号の伝送距離が短くなるという問題
があり、それを解決することが困難であった。
【0007】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、送信電力(伝送距離)に制限を受ける点につい
て解決した入力信号給電間欠送信方式の送信装置を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明(第1の
発明)の送信装置を示す構成ブロック図である。
【0009】この送信装置は、入力信号給電間欠送信方
式を用いて入力信号Sを送信する装置であり、入力信号
Sより電力を抽出し、該抽出した電力を蓄積して電源電
力を出力する電力蓄積手段10を有している。この電力
蓄積手段10の出力側には、信号蓄積手段20及び送信
手段30が接続されている。信号蓄積手段20は、電力
蓄積手段10から供給された電源電力により動作し、入
力信号Sを蓄積し、該蓄積した入力信号を所定のタイミ
ングで送信手段30へ送る機能を有している。送信手段
30は、電力蓄積手段10から供給された電源電力によ
り動作し、信号蓄積手段20で蓄積した信号を間欠的に
外部へ送信する機能を有している。
【0010】電力蓄積手段10は、例えば入力信号を整
流する整流回路、及び該整流回路の出力を蓄積する二次
電池等で構成されている。信号蓄積手段20は、例えば
入力信号Sを一時記憶するバッファメモリで構成されて
いる。送信手段30は、信号蓄積手段20に対して書込
み速度よりも速い速度で、データの読出しを行い、その
読出したデータを送信信号の形で出力する機能を有して
いる。
【0011】
【作用】図1の送信装置では、送信すべき入力信号Sが
電力蓄積手段10及び信号蓄積手段20に入力される
と、該電力蓄積手段10では、入力信号Sより電力を抽
出し、該抽出した電力を直流電圧等に変換して蓄積し、
電源電力を信号蓄積手段20及び送信手段30へ供給す
る。信号蓄積手段20では、電力蓄積手段10から電源
電力が供給されると、動作を開始し、入力信号Sを順次
記憶する。そして、送信手段30では、電力蓄積手段1
0から供給される電源電力により動作し、信号蓄積手段
20で記憶した信号を例えば高速に読出し、変調及び増
幅等によって送信信号を生成し、該送信信号を間欠的に
外部へ送信する。
【0012】これにより、従来に比べて高い送信電力で
送信が行え、信号の伝送距離の増大化が図れる。従っ
て、前記課題を解決できるのである。
【0013】
【実施例】図3は、図1における本発明の一実施例を示
すもので、入力信号給電間欠送信方式を用いた送信装置
の概略の構成ブロック図である。
【0014】この送信装置は、例えば無線送信機内に設
けられるもので、電力蓄積手段10、信号蓄積手段2
0、及び送信手段30より構成され、その送信手段30
の出力側にアンテナ40が接続されている。電力蓄積手
段10は、入力信号Sを直流電圧に変換するダイオード
等で構成された整流回路11を有し、その整流回路11
の出力側には、二次電池12が接続されている。二次電
池12は、整流回路11の出力電圧を蓄積し、直流の電
源電力を信号蓄積手段20及び送信手段30へ供給する
ものである。
【0015】信号蓄積手段20は、入力信号Sを一時記
憶するバッファメモリ21で構成され、その出力側に送
信手段30が接続されている。送信手段30は、バッフ
ァメモリ21に対するデータの書込み及び読出しを制御
する制御回路31と、バッファメモリ21の出力に対し
て変調及び増幅等を行って送信信号Stをアンテナ40
へ出力する送信回路32とを、備えている。制御回路3
1は、バッファメモリ21に対して書込み速度よりも速
い速度でデータの読出しを行い、その読出したデータを
間欠的に送信回路32へ送るアクセス速度変換機能を有
し、CPU(中央処理装置)等で構成されている。
【0016】以上のように構成される送信装置の動作を
図4を参照しつつ説明する。
【0017】図4は、図3の入力信号S及び送信信号S
tの波形図である。この図において、CLKは信号蓄積
手段20及び送信手段30を同期動作させるためのクロ
ック、Tinは入力信号Sの入力期間、Tは遅延時間を
考慮した入力最大時間、Tout(=Tin/5)は送
信期間を示す。
【0018】入力信号Sが電力蓄積手段10及び信号蓄
積手段20に供給されると、該電力蓄積手段10内の整
流回路11は、入力信号Sを直流電圧に変換し、二次電
池12を充電する。すると、二次電池12から直流の電
源電力が出力され、信号蓄積手段20及び送信手段30
が動作する。
【0019】送信手段30内の制御回路31では、クロ
ックCLKに基づき、入力期間Tinの間、入力信号S
を信号蓄積手段20のバッファメモリ21へ順次記憶さ
せる。制御回路31は、入力期間Tin後、遅延時間を
考慮した入力最大時間Tが経過すると、バッファメモリ
21の記憶データを高速に読出し、送信回路32へ送
る。送信回路32では、バッファメモリ21からの記憶
データに対して変調及び増幅等を行って送信信号Stを
生成し、入力期間Tinの例えば1/5の送信期間To
utで送信信号Stをアンテナ40を介して放射する。
【0020】この実施例では、入力信号Sを電力蓄積手
段10で蓄積し、電源電力を生成して信号蓄積手段20
及び送信手段30を動作させる。そして、送信手段30
では、信号蓄積手段20に入力信号Sを一時記憶させ、
その記憶した入力信号を高速に読出して、間欠的に送信
信号Stをアンテナ40へ出力する。そのため、微弱な
入力信号Sから、大きな電源電力が生成され、しかも入
力期間Tinの例えば1/5の送信期間Toutで高速
に、送信信号Stが大きな送信電力で出力される。従っ
て、信号の伝送距離を従来のものよりも増大させること
ができる。
【0021】また、電力蓄積手段10を整流回路11及
び二次電池12で構成しているので、簡単な回路で、微
弱な入力信号Sから大きな電源電力を生成できる。さら
に、信号蓄積手段20をバッファメモリ21で構成する
と共に、送信手段30を制御回路31及び送信回路32
で構成しているので、簡単な回路構成で、クロックCL
Kに同期した送信電力の大きな送信信号Stを短時間に
出力することができる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。
【0023】(a) 上記実施例では、電力蓄積手段1
0を整流回路11及び二次電池12で構成しているが、
整流平滑回路及び容量の大きなコンデンサ等を用いた他
の回路で構成することもできる。
【0024】(b) 上記実施例の送信装置は、無線送
信機に適用した例を示したが、例えばアンテナ40を発
光素子や超音波素子等に変えれば、光送信機や超音波発
信機等の他の装置にも適用可能である。この際、発信素
子及び超音波素子等に応じて、送信手段30の回路構成
を変形すればよい。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、電力蓄積手段を設けたので、微弱な入力信号
から大きな電源電力を生成することができる。しかも、
送信手段により、入力信号を信号蓄積手段に記憶させ、
その記憶したデータを高速に読出して間欠的に送信する
ので、電力蓄積手段から供給された電源電力を短時間
で、かつ効率よく使用し、より大きな送信電力で送信信
号を出力でき、それによって長距離伝送が可能となる。
従って、入力信号の電力を利用して動作する無線機器や
光伝送機器等と行った種々の送信装置に適用できる。
【0026】第2の発明によれば、整流回路及び二次電
池で電力蓄積手段を構成したので、簡単な回路構成で、
大きな電源電力を生成することができる。
【0027】第3の発明によれば、信号蓄積手段をバッ
ファメモリで構成し、そのバッファメモリに対するデー
タの読み書きを送信手段で制御するようにしたので、バ
ッファメモリに対するデータの書込み速度よりも速い速
度で記憶データが読出され、短時間で送信信号が出力さ
れる。そのため、電力蓄積手段で生成された電源電力を
効率よく使用し、より高い送信電力で送信信号を出力す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す送信装置の構成ブロック図であ
る。
【図2】従来の送信装置の構成ブロック図である。
【図3】本発明の実施例を示す送信装置の概略の構成ブ
ロック図である。
【図4】図3における入力信号及び送信信号の波形図で
ある。
【符号の説明】
10 電力蓄積手段 11 整流回路 12 二次電池 20 信号蓄積手段 21 バッファメモリ 30 送信手段 31 制御回路 32 送信回路 S 入力信号 St 送信信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の電力により動作する送信装置
    において、前記入力信号より電力を抽出し、該抽出した
    電力を蓄積して電源電力を出力する電力蓄積手段と、前
    記電源電力により動作して前記入力信号を蓄積する信号
    蓄積手段と、前記電源電力により動作して前記信号蓄積
    手段で蓄積した信号を間欠的に送信する送信手段とを、
    備えたことを特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の送信装置において、前記
    電力蓄積手段は、整流回路及び二次電池で構成した送信
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の送信装置において、前記
    信号蓄積手段は、バッファメモリで構成し、前記送信手
    段は、前記バッファメモリに対して書込み速度よりも速
    い速度でデータの読出しを行うアクセス速度変換機能を
    有する送信装置。
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