JP2913840B2 - 集合ディスク装置 - Google Patents

集合ディスク装置

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JP2913840B2
JP2913840B2 JP2405639A JP40563990A JP2913840B2 JP 2913840 B2 JP2913840 B2 JP 2913840B2 JP 2405639 A JP2405639 A JP 2405639A JP 40563990 A JP40563990 A JP 40563990A JP 2913840 B2 JP2913840 B2 JP 2913840B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCPU等の上位装置に接
続され、上位装置が必要とするデータを記録し、また必
要に応じて再生することを目的とした、入出力制御装置
と二次記憶装置からなる外部記憶装置サブシステムに関
する。さらに具体的には、複数の入出力制御装置と複数
の二次記憶装置を有する外部記憶装置サブシステムにお
いて、バツクアツプ処理中でも通常のI/O処理を行う
ことができる集合ディスク装置に関する。バックアップ
処理とは、オペレータの操作ミス,ソフトエラー,ハー
ドエラーなど、なんらかの障害によりサブシステム内部
に格納されたデータへのアクセスが困難になつた場合の
ために、二次記憶装置内部の情報を他の記憶手段に記憶
しておく処理である。
【0002】
【従来の技術】現在のコンピユータシステムにおいては
上位側が必要とするデータは二次記憶装置に格納され、
上位側が必要とするときに応じて二次記憶装置からデー
タを得るようにしている。二次記憶装置としては一般に
不揮発な記憶媒体が使用され、代表的なものとして磁気
ディスク、光ディスクなどのDASD(Direct Access
Strage Device) が使用されている。これらの二次記憶
装置の信頼性はかなり高くなつてはいるが、障害を起こ
し内部に格納されたデータを利用することができなくな
る可能性は無いとはいえない。
【0003】そこで、現在では図6に示すように、外部
からコンピユータシステムを使用していない時間に、二
次記憶装置内の磁気ディスク11に記憶されたデータを
磁気ディスク制御装置(DKC)14を通してCPU1
へ転送し、CPU1から磁気テープ制御装置(MTC)
15、を通して磁気テープ(MT)12に記録したり、
光ディスク制御装置(ODC)16を通して光デイスク
(OD)13に記録する。このようなバツクアツプ処理
方法に関しては公知となつている。
【0004】また、本発明では、複数の比較的容量の小
さなデイスクドライブを用意し、CPU1から転送され
てくるデータを分割して別々のデイスクドライブに格納
するパラレル処理を行うが、このようなシステムについ
てはストリッジ コンセプツ(STRAGE CONCEPTS)社等
の企業から製品発表等されている。また、このようなシ
ステムにおける信頼性の向上を図る方法についてはA.
パーク(Arvin Park)とK.バラスブラマニアン(K.Ba
lasubramanian)が「プロバイディング フォールト
トレランス イン パラレル セコンダリ ストリッジ
システムス」(”Providing Fault Tolerance In Par
allel Secondary Storage Systems”)で説明してお
り、そのシステムの構成についても触れてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコンピユー
タシステムにおける二次記憶装置においては、バツクア
ツプ処理を行つている間は二次記憶装置とのデータのや
り取りを停止していた。今後、さらにコンピユータが普
及し、情報量が増加するため、二次記憶装置へ記憶され
るデータ量も増加の一途をたどると考えられる。そのた
め、現在の二次記憶装置のバツクアツプ処理方法では、
処理にかかる時間が非常に多くなり、コンピユータシス
テムの使用効率を考えた場合大きな問題となる。また、
銀行、証券会社などで24時間のオンライン体制を実現
した場合、バツクアツプにより長時間二次記憶装置の使
用を禁止することは大きなスループツトの低下となる。
そこで、CPUからはバツクアツプを意識すること無
く、また、バツクアツプを行つていても通常のI/O処
理を行うことができるような、バツクアツプ処理の実現
が要求されている。本発明の目的はこの要求に答える集
合ディスク装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上位装置との
データの入出力を行う手段と、上位装置から入力された
データを分割する手段と、分割されたデータからECC
(Error Correction Code)を作成する手段と、上記分割
されたデータ及びECCをそれぞれ格納するディスク装
置のグループと、ディスク装置のグループ内のデータを
順にバツクアツプするバツクアツプ装置と、バツクアツ
プ中のディスク装置を含むグループに対して上位装置か
らリード命令が来たときにグループ中のバックアップ中
でない他のディスク装置からデータ及びECCを読み出
す手段と、読み出したデータ及びECCからバツクアツ
プ中のディスク装置に記憶されているデータを復元する
手段を有する集合ディスク装置として構成される。
【0007】また、本発明は一側面として、CPUと、
CPUから入力されたデータを分割する手段と、分割さ
れたデータからECCを作成する手段と、分割されたデ
ータ及びECCをそれぞれ格納するディスク装置のグル
ープと、ディスク装置のグループ内のデータを順にバツ
クアツプするバツクアツプ装置と、バツクアツプ中のデ
ィスク装置を含むグループに対してCPUからリード命
令が来たときにグループ中の他のディスク装置からデー
タ及びECCを読み出す手段と、該読み出したデータ及
びECCからバツクアツプ中のディスク装置に記憶され
ているデータを復元する手段を有するデータ処理装置と
して構成される。
【0008】また、本発明の他の一側面は上位装置との
データの入出力を行う手段と、上位装置から入力された
データを分割する手段と、分割されたデータからECC
を作成する手段と、分割されたデータ及びECCをそれ
ぞれ格納するディスク装置のグループと、ディスク装置
のグループ内のデータを順にバツクアツプするバツクア
ツプ装置と、バツクアツプ中のディスク装置を含むグル
ープに対して上位装置からライト命令が来たときにグル
ープに書き込むべきデータを記憶する記憶手段と、バツ
クアツプが終了したのちに記憶手段からグループにデー
タを転送して記録する手段を有する集合ディスク装置と
して構成される。
【0009】また、本発明は他の一側面として、上位装
置とのデータの入出力を行う手段と、上位装置から入力
されたデータを分割する手段と、分割されたデータから
ECCを作成する手段と、分割されたデータ及びECC
をそれぞれ格納するディスク装置のグループと、グルー
プからデータ及びECCのバツクアツプを取るバツクア
ツプ装置と、上位装置からの入出力命令を監視する手段
と、入出力命令の頻度が一定値より小さいときにディス
ク装置のグループからバツクアツプ装置にデータを転送
してバツクアツプする手段を有する集合ディスク装置と
して構成される。
【0010】
【作用】CPUから送られてきたデータを分割し、分割
したデータと、データに対して作成されたECCを別々
のデイスクドライブに格納する。ECCとはデータから
生成される符号で、データに関する情報を持つており、
もし、データにエラーが発生した場合、正しいデータと
ECCより、エラーを訂正する事が可能となるものであ
る。具体的に説明すると、例えばCPUより転送された
データはデータ制御部で分割され、そのデータに対しE
CCが作成される。この分割されたデータとECCを別
々のデスィクドライブに格納する。分割したデータの中
で、ある一つのデータが欠けても残りのデータとECC
から欠けたデータを復元することができる。この様なE
CCは公知であり、様々な方法が提案されている。バツ
クアツプ時はデータが分割されて格納されているディス
クドライブを、順番にバツクアツプをとつていく。バツ
クアツプ中にライト要求がきた場合はライトデータを一
旦別の所に退避させ、バツクアツプが終了したら当該デ
ィスクドライブに書き込む。また、リード要求がきた場
合は、バツクアツプ中のディスクドライブを除いたディ
スクドライブから、当該データとECCを読み出し、バ
ツクアツプ中のディスクドライブに格納されている当該
データを復元し、分割されたデータを再編成してCPU
へデータを送る。
【0011】このようにデータを分割して、ECCを作
成し別々のディスクドライブに格納し、個々のディスク
ドライブを順にバツクアツプをとる。このようにするこ
とで、バツクアツプ中でも、ECCを利用してデータを
復元することでCPUからのリード要求を受け付けら
れ、また、ライト要求の場合はバツクアツプ終了までラ
イトデータを一旦退避させバツクアツプ終了後書き込む
ことで、CPUからのI/O要求を受け付けることが可
能となる。
【0012】
【実施例】実施例1 以下本発明の一実施例を図1により説明する。本実施例
はCPU1,データ制御部(DCU)2,データバツフ
ア3,データ復元部4,パス選択スイツチ5,データ格
納用磁気デイスク(以下データデイスク)6,ECC
(Error Correction Code)格納用磁気デイスク(以下
ECCデイスク)7、バツクアツプ用デイスク(以下バ
ツクアツプデイスク)8より構成される。CPU1より
発行されたI/O要求はDCU2を通して各磁気デイス
クに発行される。
【0013】次にこのシステムでの各I/O処理の動作
を図2により説明する。図2は図1のシステムをより模
式的に示したものである。
【0014】まずライト動作について説明する。データ
ディスク6a〜6d,ECCディスク7により構成され
るグループに、CPU1から発行されたI/O要求が受
付けられると、ライト時では、CPU1より転送されて
きたデータはDCU2によりa,b,c,dと4分割さ
れ、さらに各データに対してECCを生成する。ECC
とはデータから生成される符号で、データに関する情報
を持つており、もし、データにエラーが発生した場合、
正しいデータとECCより、エラーを訂正する事が可能
となるものである。
【0015】例えばカリフォルニア大学のパターソンら
による「ア ケース フォー レダンダント アレイス
オブ インエクスペンシブ ディスク」(“A Case f
or Redundant Arrays of Inexpensive Disk.(RAID)”A.
Patterson et.al Unv.of California)においてデータ
の分割,装置,構成等について開示されている。また、
ECCで処理する方法については、カリフォルニア大学
ギブソンなどによる「コーディング テクニックス フ
ォー ハンドリング フェイラース イン ラージ デ
ィスク アレイズ」(”Coding Techniques for Handli
ng Failures in Large Disk Arrays"Garth Gibson et.a
l Report No.UCB/CSD 88/477 Unv.of California)に記
載されている。一例として、データcが何らかの障害に
よりReadできなくなつた場合、データa,b,dおよび
ECCより、データcを復元することが可能となる。E
CCには周知のように、パリテイ[parity check code
s]、ハミングコード[hamming codes]、リードソロモン
コード[read-solomon codes]などがある。なお、本実施
例ではデータを4分割としたが、分割数についてはシス
テムの構成等を考えて数を変更しても問題は無い。
【0016】次に分割したデータ及びECCをそれぞれ
のディスク装置に同時に記録する。分割されたデータa
〜d及びECCはそれぞれデータバッファ36a〜36
d,37に一時格納される。個々のディスク装置では、
従来のディスク装置と同様にデータを格納するトラック
までヘツドを移動するシーク動作[seek]を行う。さら
に、トラツク内の当該データを書き込む部分がヘツドの
下に来るまで回転待ちを行つた後、分割されたデータ
a,b,c,d及びECCは、データバッファ3よりそ
れぞれ所定のデータデイスク6a,6b,6c,6d、
およびECCディスク7に格納される。
【0017】なお本実施例では分割されたデータa〜d
及びECCはそれぞれ異なるディスクドライブ内のディ
スクに記録した。しかし他の例として、複数のディスク
面を有する単一のディスクドライブを用い、分割された
データa〜d及びECCをそれぞれ異なるディスク面に
記録することもできる。
【0018】次に、リード時の動作について説明する。
グループ内の各データディスク6a〜6dにおいてCP
U1からのリード要求を受け付けると、各データディス
ク6a〜6dにおいてシーク、回転待ちを行い、リード
が可能になり次第、データを読み出す。次にバツフア3
に分割されたデータa〜dを転送する。バツフア3内に
格納されたデータはDCU2の管理のもとでデータを再
編成しCPU1へ転送する。次に、何らかの障害が発生
したため、あるデータがリードできない場合におけるリ
ード処理について説明する。例えば、グループ内のデー
タディスク6cがリード不可能になつた場合、データデ
ィスク6a、6b、6dおよび、ECCディスク7か
ら、データa,b,dとECCをバツフア3に転送し、
それらから、データ復元部4によりデータディスク6c
内のデータcを復元してDCU2の管理のもとでデータ
を再編成しCPU1へ転送する。本システムにおいては
このようにしてCPU1からのI/O要求に対してリー
ド/ライト処理を行つている。
【0019】次に、本システムにおけるデータバツクア
ツプ方法について説明する。本システムにおいてはバツ
クアツプ動作はDCU2の管理において行うため、CP
U1はバツクアツプ動作には関与する必要が無い。ま
ず、図10によりDCU2の内部構成について具体的に
述べる。CPU1より発行されてきたI/Oの要求はコ
マンドセレクター18によりデータとコマンドを分け
る。データはデータ分割部19により分割され、各分割
されたデータはそれぞれのデータバツフア36a〜36
dに格納される。また、ECCジエネレータ21により
ECCが作成されECC格納用データバツフア37に格
納される。一方、コマンドはコマンド解読部20により
解読され各データバツフア36a〜36dを経由してデ
ータディスク6a〜6dおよびECCデイスク7に発行
される。また、コマンド解読部20でコマンドを解読す
ると同時にI/Oカウンター22においてI/Oの数を
数える。I/Oカウンター22により数えられたI/O
数はバツクアツププロセツサ23が常に監視しており、
CPU1からのI/O要求が規定値より少ないときに、
バツクアツププロセツサ23によりバツクアツプ命令を
コマンド解読部20を通して各データディスク6a〜6
dに発行する。
【0020】なお、バツクアツププロセツサの機能23
を以下にまとめる。
【0021】1)I/Oカウンター22のI/O数の監
視 2)前回のバツクアツプ時刻の記憶 3)1)2)よりバツクアツプ起動命令の発行 4)バツクアツプ中フラグON 5)ライト要求拒否 6)リード命令発行 このように、CPU1からのI/O要求の状況をDCU
2は常に監視しており、比較的I/O要求が少ない時に
DCU2より、バツクアツプ指令を当該グループに対し
て発行する。バックアッププロセッサ23は、具体的に
はゲートアレイを用いて専用の装置を作ってもよいし、
汎用のマルチプロセッサユニットを用いてもよい。
【0022】図12にバックアップ処理の流れの一例を
示す。バックアッププロセッサ23において、その内部
に記憶されている前回のバックアップ時刻から、所定の
時間が経過したのを認識した場合、または、CPU1か
らのバックアップ指令があった場合、新たにバックアッ
クをチャレンジする(121)。CPU1からバックア
ップ指示があった場合には直にバックアップを開始する
が、それ以外の場合は、バックアッププロセッサ23
は、I/Oカウンタ22の現在のI/Oの状況を参照し
(122)、I/O数が基準値以下の場合(123)バ
ックアップ起動命令を発行し(124)、バックアップ
処理を開始する。また、I/Oカウンタを調べた結果I
/O数が基準値以上の場合には、一定時間経過後に改め
てバックアップの開始をチャレンジする(125)。バ
ックアップ起動命令が発行された後(124)、バック
アッププロセッサ23内ではバックアップグループに対
し、そのグループがバックアップ中であることを示すバ
ックアップ中フラグをONにセットする(126)。そ
の後バックアッププロセッサ23は実際にコマンド解読
部20に対してバックアップ命令を発行し、コマンド解
読部20からバックアップ対象データディスク及びバッ
クアップディスク8に対しバックアップの起動を指示す
る(127)。
【0023】バックアッププロセッサ23から指示され
たデータディスクは、バックアッププロセッサ23の管
理のもとでバックアップディスク8へデータを転送し、
バックアップを行う。この時バックアップ対象データデ
ィスクにとってバックアッププロセッサ23は仮想的に
CPU1に見える。このようにして各データディスクに
対して順番にバックアップを行っていく。なお、各デー
タディスクにおいてバックアップが終了した時点で(1
28)、バックアップしたデータディスクが、バックア
ップを取るグループ内の最後のデータディスクであるデ
ータディスク6dであるかどうかをバックアッププロセ
ッサ23は判定する(129)。もし、データディスク
6dでない場合は(127)に戻り、次のデータディス
クのバックアップを開始する。このように順にバックア
ップをとって行き、データディスク6dまでバックアッ
プを終了すると、バックアッププロセッサ23はバック
アップ中フラグをOFFにする(130)。その後、全
データディスクのバックアップ終了時刻をバックアップ
プロセッサ23が記録する(131)。そして、バック
アップ終了時刻から一定期間経過した後(132)、ま
たはCPU1からバックアップの指示があった場合、バ
ックアッププロセッサ23は再びバックアップのチャレ
ンジを行う(121)。
【0024】次にバックアップ処理中にCPU1からリ
ード/ライト要求が発行された場合の処理について図1
3により説明する。CPU1からI/O要求が発行され
た場合コマンドセレクタ18によりデータとコマンドが
分けられ、コマンドはコマンド解読部20により解読さ
れ、同時にI/Oカウンタ22によりカウントされる
(133)。コマンド解読部20は当該データディスク
が現在バックアップ中かどうかを調べるため、バックア
ッププロセッサ23のバックアップ中フラグを参照する
(134)。バックアップ中フラグがOFFの場合は、
コマンド解読部20は通常のリード/ライト処理を行う
(135)。一方バックアップ中フラグがONの場合、
バックアッププロセッサ23は、バックアップ中のリー
ド制御処理を開始するようにコマンド解読部20へ指示
する(138)。コマンド解読部20ではバックアップ
プロセッサ23からの指示により、バックアップ中のリ
ード処理制御を開始し(139)、バックアップ中以外
のデータディスク、ECCディスクに対してのみコマン
ドを発行する(140)。この指示を受けた各データデ
ィスク、ECCディスクでは、当該データ及びECCを
データバッファ3へ転送する(141)。データバッフ
ァ3に転送されたデータは、データ復元部4によりバッ
クアップ中のデータディスク内に格納されているデータ
を復元し(142)。DCU2内のデータ分割部19で
データを分割前の形に再編成してCPU1にデータを転
送する(143)。
【0025】バックアップ処理中のリード処理は上述し
たように、バックアップを行っていないデータディスク
内のデータとECCディスク内のECCからバックアップ中の
データディスク内のデータを復元して処理するため、通
常のリード処理と比べて多少処理に時間がかかる。この
ため。レスポンス時間が多少大きくなる。また、本実施
例ではバックアップ中のライト要求は受け付けないこと
とした。このように、バックアップ中でもCPU1から
のI/O要求を受け付けられるが、その際に処理能力が
多少低下する。このためバックアップは比較的CPU1
からのI/O要求が少ない時間に処理する方が望まし
い。この要求から本実施例では、上述のようにI/Oカ
ウンタ22のカウント数を調べる。
【0026】本発明はバックアップの管理をバックアッ
ププロセッサ23が行い、リード/ライト処理はコマン
ド解読部20が行う。このようにバックアップの処理を
CPUでなく専用のプロセッサにより制御することによ
って、バックアップ処理とバックアップ中のI/O処理を
同時に行うことができる。
【0027】次に、I/Oの状況を監視する方法につい
て図11により説明する。コマンド解読部20に発行さ
れてきたI/O要求はI/Cカウンター22により数え
られる。図11に示すようにカウント開始タイミングが
セツトされると同時にI/O数のカウントを開始し、一
定時間経過後次のカウント開始タイミングがセツトされ
るまでカウントされる。期間1と2は同じ時間Tで期間
1ではCPU1からのI/O数は4個であるが、期間2
では2個になつている。バツクアツププロセツサ23は
各々の期間におけるI/O数を監視している。バツクア
ツププロセツサ23は前回のバツクアツプ時刻を記憶し
ており、その時刻からの経過時間と期間内のI/O発生
数とが基準に達した場合バツクアツププロセツサ23か
らバツクアツプ起動命令を発行する。バツクアツプ起動
命令が発行されバツクアツプが開始された場合、バック
アッププロセッサ23内でバツクアツプ中を示すフラグ
をONし、バツクアツプ中のライト要求を拒否するよう
にセツトする。図3にタイミングチャートを示すよう
に、バツクアツプ指令を発行されたグループ(データデ
ィスク6a〜6b)においては、データディスク6aよ
りデータをバツクアツプディスク8へ転送する。データ
ディスク6a内のデータを全て転送した後、データディ
スク6bのデータを転送し、データディスク6c、6d
と次々にバツクアツプディスク8へデータを転送してい
く。
【0028】次に、このようなバツクアツプを行つてい
る最中にCPU1よりバツクアツプ中のグループへリー
ド要求が発行された場合の処理について説明する。例え
ば図3に示すように、当該グループ内のデータディスク
6b内のデータをバツクアツプディスク8へ転送中にC
PU1よりリード要求が発行された場合を考える。DC
U2内のバックアッププロセッサ23では当該グループ
がバツクアツプ中であることを認識している。そこでコ
マンド解読部20が、バツクアツプ中のリード処理制御
を行うように切り換え指令を出す。バツクアツプ中のリ
ード処理制御では、バツクアツプ中であるデータディス
ク6bへのリード要求に対してアクセスを拒否する。次
に、データディスク6a、6c、6dおよびECCディ
スク7よりデータa,c,d,ECCをデータバツフア
3に転送する。その後データ復元部4によりデータbを
作成し、DCU2の管理のもとでデータを再編成してC
PU1へデータ転送する。
【0029】なお、本実施例ではデータの統一性からバ
ツクアツプ中のCPU1からのライト要求は受け付けな
いものとする。また、バツクアツプ用ディスクとしては
磁気ディスク、光ディスク等が考えられ、MTでも当然
可能である。
【0030】実施例2 図2に示すようなバツクアツプ用ディスクを備えた集合
ディスクサブシステムにおいて、バツクアツプ時にCP
U1より発行されたI/O要求がライト要求である場合
に、バツクアツプ終了までライトデータを一端格納して
おくライトデータ格納用ディスク9を備えた場合の一実
施例を図4を用いて説明する。
【0031】バツクアツプ中にCPU1よりライト要求
が発行されると、分割したデータを格納してある個々の
ディスクドライブ6a〜6dから、順にバツクアツプ処
理を行つていくため、データの統一性を考えた場合ライ
ト要求を受け付けられない。そこで、本実施例では図3
に示すように、バツクアツプ中にライト要求が発行され
た場合、図4に示したようにDCU2の管理のもとでラ
イトデータをライトデータ格納用ディスク9に格納して
おく。
【0032】DCU2はバツクアツププロセツサ23に
おいてバツクアツプ中のフラグがONになつている時、
コマンド解読部20にライト要求が来た場合コマンドセ
レクタ18によりデータをデータ分割部19に送らずラ
イトデータ格納用ディスク9にそのまま転送、記録す
る。なお、コマンドセレクタ18にバツフアメモリを持
つている場合は、バツフアメモリに格納された時点でラ
イト処理を終了とする。その後、コマンドセレクタ18
内のバツフアメモリからライトデータ格納用ディスク9
に書き込む。このとき、コマンドセレクタ18内のバツ
フアメモリはバツテリによりバツクアツプする必要があ
る。バッファメモリがない場合は、ライト処理はライト
データ格納用ディスク9に格納した時点でCPU1には
ライト処理を終了したと報告する。グループ内の全ての
データディスク6a〜6dのバツクアツプ処理が終了し
た後、ライトデータ格納用ディスク9よりバツクアツプ
期間中に格納されたライトデータをDCU2に転送し、
DCU2の管理のもとでデータの分割およびECCの作成を
行い、通常のライト処理と同様にデータディスク6およ
びECCディスク7に格納する。
【0033】なお、以上述べたようなバツクアツプ処理
はDCU2がCPU1からのI/O要求状態を見ている
ため、比較的I/O要求が少ない時に行い、さらに、バ
ツクアツプ処理についてはCPU1は関与しない。さら
に本実施例ではCPU1からのライト処理とバツクアツ
プ処理をDCU2が別々に独立して処理することが可能
となり、バツクアツプによるスループツトの低下を少な
くすることが可能となる。また、バツクアツプ中のリー
ド処理、及びその他の構成および参照番号については実
施例1と同様である。
【0034】なお、本実施例ではバツクアツプ中に発行
されたライトデータを一時格納するデータ格納用ディス
ク9として磁気ディスク、光ディスクなどを想定した。
しかし、磁気、光ディスクのかわりに不揮発性の半導体
メモリを使用しても構わないことは明らかである。磁
気、光ディスクと比較して、不揮発性の半導体メモリを
使用することは、データの高速転送が可能となるため、
スループツトを向上させることができる。
【0035】実施例3 図2に示されるようなバツクアツプ処理可能な集合ディ
スクシステムにおいては、バツクアツプ処理中はデータ
バツフア3を使用しない。そこで、バツクアツプ中にラ
イト要求がきた場合、通常のライト処理と同様、DCU
2においてライトデータを分割しECC作成を行い、こ
のデータバツフア3に一旦ライトデータを格納し、この
時点でライト処理を終了したとCPU1に報告を出す。
当該グループのバツクアツプ終了後通常のライト処理を
行う。なお、このときデータバツフア3にはバツテリに
よるバツクアツプが必要となる。他の構成については図
2の実施例と同様である。
【0036】実施例4 バツクアツプ中にCPU1よりライト要求が発行された
場合、ライトデータを当該グループのバツクアツプ終了
まで一端格納するライトデータ格納用ディスク9をデー
タバツフア3に接続した場合を図5に示す。
【0037】実施例3で述べたようにバツクアツプ処理
はDCU2の管理のもとで行われ、データバツフア3を
使用しない。そこで、バツクアツプ中にCPU1よりラ
イト要求が発行された場合、DCU2では当該グループ
が現在バツクアツプ中であることを認識しており、ライ
トデータを一時格納し当該グループのバツクアツプが終
了するまで退避させる処理を行う。具体的には、通常の
ライト処理と同様に、DCU2においてライトデータの
分割と、当該データに対するECCの作成を行いデータバ
ツフア3に格納する。分割されてデータバツフア3に格
納されたデータおよびECCは、ライトデータ格納用デ
ィスク9にパラレルに転送される。ライトデータ格納用
ディスク9は複数のディスク面及びこれらに対応する複
数の磁気ヘッドをもっており、データおよびECCはこ
れらのディスク面にパラレルに記録される。当該グルー
プのバツクアツプが終了した後、DCU2の管理のもと
でライトデータ格納用ディスク9から当該データをヘツ
ド単位でパラレルに読みだし、データバツフア3に転送
し、当該グループのそれぞれのデータディスク6a〜6
dおよびECCディスク7に通常のライト処理を行う。
このように、データバツフア3とライトデータ格納用デ
ィスク9との間のデータ転送をパラレルに高速で行うこ
とによりスループツトの向上が図れる。
【0038】なお、上述の実施例ではライト時のタイミ
ング調整のため、データをライトデータ格納用ディスク
9からデータバツフア3へ一度転送してから、ディスク
6a〜6d,7に記録しているが、場合によってはデー
タ格納用ディスク9から直接ディスク6a〜6d,7に
記録することも原理的に可能である。この実施例の他の
構成は図2の実施例と同様である。
【0039】上記した実施例3は、ライトデータ待機用
にバツフアメモリを使つているため、バツテリバツクア
ツプが必要となるが、実施例4ではライトデータ待機用
に磁気ディスクを使つているため、バツテリバツクアツ
プが必要でないという利点がある。
【0040】実施例5 実施例4ではバツクアツプ中にライト要求がきた場合、
ライトデータ及びECCを一端ライトデータ格納用ディ
スク9へパラレルに書き込み、全てのデータディスク6
a〜6dのバツクアツプが終了した後に、ライトデータ
格納用ディスク9より各データディスク6a〜6dへ書
き込む。本実施例では、各データディスクのバツクアツ
プが終了した時点で、そのデータディスクへ格納される
べき当該データを順次格納する。
【0041】図7にそのタイムチヤートを示す。図5に
示すようなシステムにおいて、データディスク6aのバ
ツクアツプ中(期間Ta)にライト要求77aがきた場
合、データディスク6b、6c、6dとECCディスク
7に格納されるべき分割されたデータおよびECCを各
データディスクとECCディスクに格納し(78a)、
6aに格納されるべきデータのみをライトデータ格納用
ディスク9に格納する(78b)。データディスク6a
のバツクアツプが終了次第、ライトデータ格納用ディス
ク9から当該データをデータディスク6aへ書き込む
(78c)。この書き込みが終了次第データディスク6
bのバツクアツプに取りかかる(78d)。なお、ライ
トデータ格納用ディスク9よりデータディスク6aへ書
き込み中(期間Ta′)は、当該ディスクグループへの
ライト要求は受け付けない。次に、データディスク6b
のバツクアツプ中(期間Tb)にライトデータがきた場
合はデータディスク6a、6c、6dおよびECCディ
スク7に、分割されたデータとECCを格納し(78
e,78f)、データディスク6bのバツクアツプが終
了した後ライトデータ格納用ディスク9よりデータディ
スク6bへ書き込む(78g)。同様にデータディスク
6c、6dとバツクアツプを取つていく。
【0042】なお、本実施例では、ライトデータ格納用
ディスク7をバツテリバツクアツプされたような不揮発
な半導体メモリとしても同様なことが可能である。な
お、これ以外の動作及び装置構成は実施例4と同様であ
る。
【0043】実施例6 上位(CPU)1から分割されたデータが転送されて来
る場合の本発明の一実施例を図8を用いて説明する。C
PU1において、ある単位にデータを分割しそのデータ
をパラレルにDCU2に転送する。DCU2ではディス
クサブシステム内へのデータ管理を行つている。ライト
時は、CPU1からパラレルに転送されてきたデータはその
ままDCU2の制御のもとでデータバツフア3へ格納さ
れる。DCU2ではCPU1からパラレルに転送されて
きたデータからECCを作成して同様にデータバツフア
3に転送する。データバツフア3ではパラレルに転送さ
れてくるデータおよびECCの時間的な差(スキユー)を
吸収し、また、データディスク6a〜6dに書き込むタ
イミング(シーク、回転待ち)を調整する。データディ
スク6a〜6dとのパスが空いている場合、各データお
よびECCをデータディスク6a〜6d,7へ転送す
る。リード時は当該データを各データディスクから読み
出し、データバツフア3にパラレルに転送して格納す
る。データバツフア3において分割されている各データ
の時間的な差を吸収し、CPU1との間のタイミング
(パスの状態)を図りデータ転送可能になり次第CPU
1へデータ転送を行う。本実施例においても実施例4,
5に説明されているバツクアツプ方法を取ることは可能
である。
【0044】図9にDCU2のデータ分割部19とEC
Cジェネレータ21を示すように、DCU2では、データを
さらに細分化、または、分割されてきたデータをまとめ
ることも可能である。具体的には、CPU1から2分割
されてきたデータA,Bをさらに2分割し、最終的には
a,b,c,dと4分割して各データディスクに格納す
る。または、CPU1から8分割されてきたデータA−
1,A−2,B−1,B−2,C−1,C−2,D−
1,D−2をまとめ、a,b,c,dと4分割として各
データディスクへ格納する。この分割数についてはシス
テムの性能、管理方法などにより最適なものを選ぶとす
る。他の構成は図2の実施例と同様である。なお、本実
施例1から6までは、磁気ディスクについて述べてきた
が、光ディスク,フロツピイディスクなどの記憶装置に
おいて成り立つ。また、分割されたデータ及びECCを
格納するデータディスク6a〜6d,7は同一のスピン
ドルに固定されて同一のディスクドライブに内蔵されて
もよいし、また別々のディスクドライブに内蔵されてい
てもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではバツク
アツプ処理を上位(CPU)を介さずに行い、しかも、
バツクアツプを行つている際中でも、通常のI/O処理
を行うことができるため、バツクアツプ処理により長時
間I/O要求を受付けられずにスループツトを大きく低
下させるようなことは無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の全体構成図
【図2】図2は本発明の第1の実施例の構成図
【図3】図3は本発明での各処理におけるタイムチヤー
ト図
【図4】図4は本発明の第2の実施例の構成図
【図5】図5は本発明の第4、5の実施例を説明するた
めの構成図
【図6】図6は従来の入出力システムの構成図
【図7】図7は第5の実施例のタイムチャート
【図8】図8は第6の実施例の構成図
【図9】図9は第6の実施例のデータ制御部の動作説明
【図10】図10は本発明のDCUのブロック図
【図11】図11は第1の実施例のタイムチヤート図
【図12】図12は本発明のバックアップ処理を示す流
れ図
【図13】図13は本発明のバックアップ中のリード/
ライト処理を示す流れ図
【符号の説明】
1・・・・CPU 2・・・・データ制御部(DCU) 3・・・・データバッファ 4・・・・データ復元部 5・・・・パス選択スイッチ 6・・・・データ格納用磁気ディスク(データディス
ク) 7・・・・ECC格納用磁気ディスク(ECCディス
ク) 8・・・・バックアップ用ディスク(バックアップディ
スク) 9・・・・ライトデータ格納用ディスク 11・・・磁気ディスク 12・・・磁気テープ(MT) 13・・・光ディスク(OD) 14・・・磁気ディスク制御装置(DKC) 15・・・磁気テープ制御装置(MTC) 16・・・光ディスク制御装置(ODC) 18・・・コマンドセレクタ 19・・・データ分割部 20・・・コマンド解読部 21・・・ECCジェネレータ 22・・・I/Oカンウンタ 23・・・バックアッププロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−297777(JP,A) 特開 平2−291011(JP,A) 特開 平1−128122(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/06

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位装置から入力されたデータを分割する
    データ分割部と、上記分割されたデータのエラー・コレ
    クティング・コード(ECC)を作成するECCジェネ
    レータと、上記分割されたデータ及び上記ECCを格納
    する複数のデータディスクからなるグループと、該グル
    ープから上記データ及び上記ECCのバックアップを取
    るバックアップ装置と、上記上位装置からの入出力命令
    を監視する監視手段と、上記入出力命令の頻度が所定の
    値より小さいときに上記データディスクのグループから
    バックアップ装置にデータを転送してバックアップする
    手段とを有することを特徴とする集合ディスク装置。
  2. 【請求項2】上記監視手段が上記上位装置から上記グル
    ープに格納されたデータに対してリード命令が要求され
    たことを認識し、かつ、該グループがバックアップ中の
    データディスクを含んでいるときに該グループ中のバッ
    クアップ中でないデータディスクから上記分割されたデ
    ータ及び上記ECCを読み出す手段と、該読み出したデ
    ータ及びECCから上記バックアップ中のデータディス
    クに記憶されているデータを復元する手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の集合ディスク装置。
  3. 【請求項3】上記監視手段が上記上位装置から上記グル
    ープに格納されたデータに対してライト命令が要求され
    たことを認識し、かつ、該グループがバックアップ中の
    データディスクを含んでいるときに該ライト命令を拒否
    する手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項
    2の何れかに記載の集合ディスク装置。
  4. 【請求項4】上記監視手段が上記上位装置から上記グル
    ープに格納されたデータに対してライト命令が要求され
    たことを認識し、かつ、該グループがバックアップ中の
    データディスクを含んでいるときに該ライト命令に関す
    るライトデータを記憶するライトデータ記憶装置と、上
    記バックアップ処理が終了した後に上記ライトデータ記
    憶装置に記憶された上記ライトデータを上記グループに
    書き込む書き込み手段とを有することを特徴とする請求
    項1乃至請求項3の何れかに記載の集合ディスク装置。
  5. 【請求項5】上記ライトデータの分割及び該分割された
    上記ライトデータの上記ECC作成前に、上記ライトデ
    ータを上記ライトデータ記憶装置に記憶することを特徴
    とする請求項4記載の集合ディスク装置。
  6. 【請求項6】上記ライトデータの分割及び該分割された
    上記ライトデータの上記ECC作成後に、上記ライトデ
    ータを上記ライトデータ記憶装置に記憶することを特徴
    とする請求項4記載の集合ディスク装置。
  7. 【請求項7】上記分割されたライトデータ及び上記分割
    されたライトデータの上記ECCを、並列に上記ライト
    データ記憶装置に記憶することを特徴とする請求項6記
    載の集合ディスク装置。
  8. 【請求項8】上位装置から入力されたライトデータを分
    割するデータ分割部と、上記分割されたデータのエラー
    ・コレクティング・コード(ECC)を作成するECC
    ジェネレータと、上記分割されたデータ及び上記ECC
    を格納する複数のデータディスクからなるグループと、
    該グループ内のデータをバックアップするバックアップ
    装置と、上記上位装置から上記グループに格納されたデ
    ータに対してリード命令が要求され、かつ、該グループ
    がバックアップ中のデータディスクを含んでいるときに
    該グループ中のバックアップ中でないデータディスクか
    ら上記分割されたデータ及び上記ECCを読み出す手段
    と、該読み出したデータ及びECCから上記バックアッ
    プ中のデータディスクに記憶されているデータを復元す
    る手段とを有することを特徴とする集合ディスク装置。
  9. 【請求項9】上位装置から入力されたライトデータを分
    割するデータ分割部と、上記分割されたデータのエラー
    ・コレクティング・コード(ECC)を作成するECC
    ジェネレータと、上記分割されたデータ及び上記ECC
    を格納する複数のデータデイスクからなるグループと、
    該グループ内のデータをバックアップするバックアップ
    装置と、上記上位装置から上記グループに格納されたデ
    ータに対してライト命令が要求され、かつ、該グループ
    がバックアップ中のデータディスクを含んでいるときに
    該グループに書き込むべきデータを記憶する記憶手段
    と、該データディスクのバックアップが終了した後に上
    記記憶手段に記録された上記グループに書き込むべきデ
    ータを、該グループに転送する手段とを有することを特
    徴とする集合ディスク装置。
  10. 【請求項10】上記記憶手段は磁気ディスクであること
    を特徴とする請求項9記載の集合ディスク装置。
  11. 【請求項11】上記記憶手段はバッテリバックアップさ
    れた半導体メモリであることを特徴とする請求項9記載
    の集合ディスク装置。
  12. 【請求項12】上記バックアップが終了したデータディ
    スクに上記グループに書き込むべきデータのうち上記デ
    ータディスクに書き込むべきデータを記録することを特
    徴とする請求項9乃至請求項11の何れかに記載の集合
    ディスク装置。
  13. 【請求項13】上記グループの全てのデータディスクの
    バックアップが終了した後、該グループに上記グループ
    に書き込むべきデータを記録することを特徴とする請求
    項9乃至請求項11の何れかに記載の集合ディスク装
    置。
  14. 【請求項14】CPUと、該CPUで処理されたデータ
    を分割する手段と、上記分割されたデータのエラー・コ
    レクティング・コード(ECC)を作成する手段と、上
    記分割されたデータ及び上記ECCを格納する複数のデ
    ィスク装置からなるグループと、該グループ内のデータ
    をバックアップするバックアップ装置と、上記CPUか
    ら上記グループに格納されたデータに対してリード命令
    が要求され、かつ、該グループがバックアップ中のディ
    スク装置を含んでいるときに該グループ中のバックアッ
    プ中でないディスク装置から上記分割されたデータ及び
    上記ECCを読み出す手段と、該読み出したデータ及び
    ECCから上記バックアップ中のデータディスクに記憶
    されているデータを復元する手段とを有することを特徴
    とするデータ処理装置。
  15. 【請求項15】CPUと、該CPUで処理されたデータ
    を分割する手段と、上記分割されたデータのエラー・コ
    レクティング・コード(ECC)を作成する手段と、上
    記分割されたデータ及び上記ECCを格納する複数のデ
    ィスク装置からなるグループと、該グループ内のデータ
    をバックアップするバックアップ装置と、上記CPUか
    ら上記グループに格納されたデータに対してライト命令
    が要求され、かつ、該グループがバックアップ中のデー
    タディスクを含んでいるときに該グループに書き込むべ
    きデータを記憶する記憶手段と、該データディスクのバ
    ックアップが終了した後に上記記憶手段に記録された上
    記グループに書き込むべきデータを、該グループに転送
    する手段とを有することを特徴とする集合ディスク装
    置。
  16. 【請求項16】上記分割されたデータは、上記ECCを
    作成する手段に並列に転送されることを特徴とする請求
    項14又は請求項15の何れかに記載のデータ処理装
    置。
  17. 【請求項17】CPUと、該CPUで処理されたデータ
    を分割し、上記分割されたデータのエラー・コレクティ
    ング・コード(ECC)を作成するデータ制御装置と、
    上記分割されたデータ及び上記ECCを格納する複数の
    ディスク装置からなるグループと、該グループ内のデー
    タをバックアップするバックアップ装置と、上記CPU
    から上記グループに格納されたデータに対してリード命
    令が要求され、かつ、該グループがバックアップ中のデ
    ィスク装置を含んでいるときに該グループ中のバックア
    ップ中でないディスク装置から上記分割されたデータ及
    び上記ECCを読み出す手段と、該読み出したデータ及
    びECCから上記バックアップ中のデータディスクに記
    憶されているデータを復元する手段とを有することを特
    徴とするデータ処理装置。
  18. 【請求項18】上位装置から入力されたデータを分割す
    るデータ分割部と、上記分割されたデータのエラー・コ
    レクティング・コード(ECC)を作成するECCジェ
    ネレータと、上記分割されたデータ及び上記ECCを格
    納する複数のデータディスクからなるグループとを有す
    る集合ディスク装置のバックアップ方法において、バッ
    クアップ処理時には上記グループ内のデータ及び上記E
    CCを記録装置にバックアップし、上記上位装置から上
    記グループに格納されたデータに対してリード命令が要
    求され、かつ、該グループがバックアップ中のデータデ
    ィスクを含んでいるときには該グループ中のバックアッ
    プ中でないデータディスクから上記分割されたデータ及
    び上記ECCを読み出し、該読み出したデータ及びEC
    Cから上記バックアップ中のデータディスクに記憶され
    ているデータを復元することを特徴とする集合ディスク
    装置のバックアップ方法。
  19. 【請求項19】上位装置から入力されたデータを分割す
    るデータ分割部と、上記分割されたデータのエラー・コ
    レクティング・コード(ECC)を作成するECCジェ
    ネレータと、上記分割されたデータ及び上記ECCを格
    納する複数のデータディスクからなるグループとを有す
    る集合ディスク装置のバックアップ方法において、バッ
    クアップ処理時には上記グループ内のデータ及び上記E
    CCを記録装置にバックアップし、上記上位装置から上
    記グループに格納されたデータに対してライト命令が要
    求され、かつ、該グループがバックアップ中のデータデ
    ィスクを含んでいるときにはライトデータをライトデー
    タ記憶装置に記録し、該データディスクのバックアップ
    処理が終了した後に上記ライトデータ記憶装置から上記
    ライトデータを上記データディスクに記録することを特
    徴とする集合ディスク装置のバックアップ方法。
  20. 【請求項20】上位装置から入力されたデータを分割す
    るデータ分割部と、上記分割されたデータのエラー・コ
    レクティング・コード(ECC)を作成するECCジェ
    ネレータと、上記分割されたデータ及び上記ECCを格
    納する複数のデータディスクからなるグループと、上記
    上位装置からのI/O命令をカウントとするI/Oカウ
    ンタと、該I/Oカウンタのカウント情報に基づいてバ
    ックアップ命令を発行するバックアッププロセッサと、
    該バックアップ命令に基づいて上記データディスクから
    上記分割されたデータと上記ECCを読み出して記録す
    るバックアップ装置とを有することを特徴とする集合デ
    ィスク。
  21. 【請求項21】複数のデータのエラー・コレクティング
    ・コード(ECC)を作成するECCジェネレータと、
    上記複数のデータと上記ECCを格納する複数のデータ
    ディスクと、上記データディスクへのI/O処理の数を
    カウントするカウンタと、上記I/O処理の数が所定値
    以下の場合に、上記データディスクに所定のオペレーシ
    ョンを実行させる命令プロセッサとを有する集合ディス
    ク装置。
  22. 【請求項22】複数のデータのエラー・コレクティング
    ・コード(ECC)を作成するECCジェネレータと、
    上記複数のデータと上記ECCを格納する複数のデータ
    ディスクと、上記データディスクがI/O不能なオペレ
    ーションを実行している際にデータディスクの何れかに
    書き込み命令が発行された場合、書き込みデータを一時
    格納する書き込みデータ格納手段とを有することを特徴
    とする集合ディスク装置。
  23. 【請求項23】上記オペレーションは、上記データディ
    スクがI/O要求を受け付けなくなるバックアップ処理
    であることを特徴とする請求項21又は請求項22の何
    れかに記載の集合ディスク装置。
  24. 【請求項24】CPUで処理されたデータを分割し、上
    記分割されたデータのエラー・コレクティング・コード
    (ECC)を作成するデータ制御装置と、上記分割され
    たデータ及び上記ECCを格納する複数のディスク装置
    からなるグループと、上記CPUを介さずに該グループ
    内のデータをバックアップするバックアップ装置とを有
    することを特徴とする集合ディスク装置。
  25. 【請求項25】分割されたデータ及び該分割されたデー
    タのエラー・コレクティング・コード(ECC)を格納
    する複数のデータディスクからなるグループと、該グル
    ープから上記データ及び上記ECCのバックアップを取
    るバックアップ装置と、上位装置からの入出力命令の頻
    度に応じて上記データディスクのグループからバックア
    ップ装置にデータを転送してバックアップをする手段と
    を有することを特徴とする集合ディスク装置。
  26. 【請求項26】前記上位装置からバックアップ中のデー
    タディスクを含むグループに対してリード命令が来たと
    きに、該グループ中のバックアップ中でないデータディ
    スクからデータ及びECCを読み出す手段と、該読み出
    したデータ及びECCから上記バックアップ中のデータ
    ディスクに記憶されているデータを復元する手段とを有
    する請求項25記載の集合ディスク装置。
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