JP2857288B2 - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

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JP2857288B2
JP2857288B2 JP4269823A JP26982392A JP2857288B2 JP 2857288 B2 JP2857288 B2 JP 2857288B2 JP 4269823 A JP4269823 A JP 4269823A JP 26982392 A JP26982392 A JP 26982392A JP 2857288 B2 JP2857288 B2 JP 2857288B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/08Error detection or correction by redundancy in data representation, e.g. by using checking codes
    • G06F11/10Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's
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    • G06F11/1076Parity data used in redundant arrays of independent storages, e.g. in RAID systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のディスク装置を
並列的にアクセスしてデータ入出力処理を行うようにし
たディスクアレイ装置に関し、特に書込み途中の電源ダ
ウン時に保持したデータから電源復旧後にデータ書込み
の復旧処理を行う復元するディスクアレイ装置に関す
る。計算機システムの外部記憶装置として、記録の不揮
発性、大容量性、データ転送の高速性等の特長を持つ磁
気ディスク装置、光ディスク装置等のディスク装置が広
く用いられている。ディスク装置に対する要求は、高速
データ転送、高信頼性、大容量性、低価格である。これ
らの要求を満たすものとして、ディスクアレイ装置が注
目されてきている。ディスクアレイ装置とは、小型ディ
スク装置を複数台並べ、これらに分散してデータを記録
して、並列的にアクセスする装置である。
【0002】ディスクアレイ装置で並列的に複数のディ
スク装置にデータ転送を行えば、一台のディスク装置の
場合と比べて、ディスクの台数倍の高速データ転送が可
能になる。また、データに加えて、パリティデータなど
の冗長な情報を付け加えて記録しておくことで、ディス
ク装置の故障等を原因とするデータエラーの検出と訂正
が可能となり、ディスク装置の内容を二重化して記録す
る方法と同程度の高信頼性を、二重化より低価格で実現
することができる。
【0003】
【従来の技術】従来、カルフォルニア大学バークレイ校
のデビット・A・パターソン(David A. Pa
tterson)らは、高速に大量のデータを多くのデ
ィスクにアクセスし、ディスク故障時におけるデータの
冗長性を実現するディスクアレイ装置について、レベル
1からレベル5までに分類付けを行って評価した論文を
発表している(ACM SIGMOD Conferance, Chicago, Illi
nois, June 1-3, 1988P109-P116)。
【0004】このデビット・A・パターソンらが提案し
たディスクアレイ装置を分類するレベル1〜5は、RA
ID(Redundant Arrays of In
expensive Disks)1〜5と略称され
る。RAID1〜5を簡単に説明すると次のようにな
る。 [RAID0]図13はデータの冗長性をもたないディ
スクアレイ装置を示したもので、デビット・A・パター
ソンらの分類には含まれていないが、これを仮にRAI
D0と呼ぶ。
【0005】RAID0のディスクアレイ装置は、デー
タA〜Iに示すように、ディスクアレイ制御装置10は
ホストコンピュータ18からの入出力要求に基づきデー
タをディスク装置32−1〜32−3のそれぞれに分散
させているだけであり、ディスク故障時におけるデータ
の冗長性はない。 [RAID1]RAID1のディスクアレイ装置は図1
4に示すように、ディクス装置32−1に格納したデー
タA〜DのコピーA´〜D´を格納したミラーディスク
装置32−2を備える。RAID1はディスク装置の利
用効率が低いが冗長性をもっており、簡単な制御で実現
できるため、広く普及している。 [RAID2]RAID2のディスクアレイ装置はデー
タをビットやバイト単位でストライピング(分割)し、
それぞれのディスク装置に並列に読み書きを行う。スト
ライピングしたデータは全てのディスク装置で物理的に
同じセクタに記録する。エラー訂正コードとしてはデー
タから生成したハミングコードを使用する。データ用デ
ィスク装置の他にハミングコードを記録するためのディ
スク装置を持ち、ハミングコードから故障したディスク
装置を特定して、データを復元する。
【0006】このようにハミングコードによる冗長性を
備えることでディスク装置が故障しても正しいデータを
確保できるが、ディスク装置の利用効率が悪いために実
用化されていない。 [RAID3]RAID3のディスクアレイ装置は、図
15に示す構成をもつ。即ち、図16に示すように例え
ばデータa,b,cをビットまたはセクタ単位にデータ
a1〜a3,b1〜b3,c1〜c3に分割し、更にデ
ータa1〜a3からパリティP1を計算し、データb1
〜b3からパリティP2を計算し、データc1〜c3か
らパリティP3を計算し、図15のディスク装置32−
1〜32−4を同時並列的にアクセスして書き込む。
【0007】RAID3では、データの冗長性はパリテ
ィにより保持される。また分割したデータの並列処理に
よりデータの書込み時間は短縮できる。しかし、1回の
書込み又は読出しのアクセスで、全てのディスク装置3
2−1〜32−4の並列的なシーク動作を必要とする。
このため大量のデータを連続して扱う場合には有効であ
るが、少量のデータをランダムにアクセスするトランザ
クション処理のような場合には、データ転送の高速性が
生かせず、効率が低下する。 [RAID4]RAID4のディスクアレイ装置は、図
17に示すように、1つのデータをセクタ単位に分割し
て同じディスク装置に書込む。例えばディスク装置32
−1をみると、データaをセクタデータa1〜a4に分
割して書き込んでいる。パリティは固定的に決めたディ
スク装置32−4に格納している。ここでデータa1,
b1,c1からパリティP1が計算され、データa2,
b2,c2からパリティP2が計算され、データa3,
b3,c3からパリティP3が計算され、データa4,
b4,c4からパリティP4が計算されている。
【0008】データ読出しは、ディスク装置32−1〜
32−3に対して並列して読み出しできる。データa〜
bの読出しは、データaを例にとると、ディスク装置3
2−1のセクタ0〜3をアクセスしてセクタデータa1
〜a4を順次読出して合成する。データ書込みは、書き
込み前のデータとパリティを読み出してから新パリティ
を計算して書き込むため、1度の書き込みにについて、
合計4回のアクセスが必要になる。例えば、ディスク装
置32−1のセクタデータa1を更新(書き替え)する
場合には、更新場所の旧データ(a1)old 及び対応す
るディスク装置32−4の旧パリテイ(P1)old を読
出し、新データ(a1)new と整合性のとれた新パリテ
ィ(P1)new を求めて書込む動作を、更新のためのデ
ータ書込み以外にも必要とする。
【0009】また書込みの際に必ずパリティ用のディス
ク装置32−4へのアクセスが起きるため、複数のディ
スク装置の書き込みを同時に実行できない。例えばディ
スク装置32−1のデータa1の書込みとディスク装置
32−2のデータb2の同時書き込みを行なおうとして
も、同じディスク装置32−4からパリティP1,P2
を読出して計算後に書込む必要があるため、同時に書込
みはできない。
【0010】このようにRAID4の定義は行われてい
るが、メリットが少ないため現在のところ実用化の動き
は少ない。 [RAID5]RAID5のディスクアレイ装置は、パ
リティ用のディスク装置を固定しないことで、並列の読
み書きを可能にしている。即ち、図18に示すように、
セクタごとにパリティの置かれるディスク装置が異なっ
ている。ここでデータa1,b1,c1からパリティP
1が計算され、データa2,b2,d2からパリティP
2が計算され、データa3,c3,d3からパリティP
3が計算され、データb4,c4,d4からパリティP
4が計算されている。
【0011】並列の読み書きは、例えばディスク装置3
2−1のセクタ0のデータa1とディスク装置32−2
のセクタ1のデータb2は、パリティP1,P2が異な
るディスク装置32−4,32−3に置かれているため
重複せず、同時に読み書きができる。尚、書込み時に合
計4回のアクセスを必要とするオーバーヘッドはRAI
D4と同じである。
【0012】このようにRAID5は、非同期に複数の
ディスク装置にアクセスしてリード/ライトを実行でき
るため、少量データをランダムにアクセスするトランザ
クション処理に向いている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディスクアレイ装置にあっては、ディスク装
置に対するデータ書込みの途中で何らかの原因によって
電源の供給が途絶えた場合、従来のディスク装置または
RAID1〜RAID3迄のディスクアレイ装置では、
電源復旧後に再び同じ書込み作業を始めから行うことが
できたのに対し、RAID4およびRAID5のディス
クアレイ装置では、次の理由により電源復旧後に再び同
じ書き込み作業を始めから行うことが許されない。
【0014】RAID4およびRAID5のデータ書込
み時には、次の(1)式により複数のディスク装置内の
データの排他的論理和を取ってパリティとし、パリティ
用のディスク装置に保持する。 データa(+)データb(+)・・・=パリティP (1) 但し、(+)は排他的論理和記号 データとパリティの格納場所は、RAID4では図17
のように特定のディスク装置32−1〜32−4に固定
している。これに対しRAID5では、図18のように
パリティをディスク装置32−1〜32−4に分散させ
て、パリティ読み書き動作による特定のディスク装置へ
のアクセスの集中を解消している。
【0015】これらのRAID4およびRAID5のデ
ータ読出し時は、ディスク装置32−1〜32−4内の
データが書き換えられないので、パリティの整合性は保
持されるが、書込み時にはパリティもデータに合わせて
変更する必要がある。例えばディスク装置32−1内の
1つの旧データ(a1)old を新データ(a1)new
書き換えたとき、パリティP1の整合性を取るには次の
(2)式のような計算を行い、パリティを更新すること
でディスク装置のデータ全体のパリティの整合性を保つ
ことができる。 旧データ(+)旧パリティ(+)新データ=新パリティ (2) この(2)式から分かるように、データ書込み処理で
は、ディスク装置内の旧データ及び旧パリティを先ず読
み出す必要があり、この後に新データの書込みと、新パ
リティの生成及び書込みを行う。この新データあるいは
新パリティの書き込み中に電源が切断されると、実際ど
こまでデータが正常に書かれているかが認識できなくな
り、パリティの整合性が失われる。
【0016】この状態で、電源復旧時に再び同じデータ
書き込み処理を行うと、パリティの整合性の取れていな
いディスク装置から旧データ、旧パリティを読み込むの
で、整合性の取れていない新パリティを生成して書き込
み作業を終了してしまうという問題があった。本発明の
目的は、データ書込みの処理中に電源ダウンが起きて
も、電源復旧後に中断したデータ書込み処理を途中から
再開して完了できるようにしたディスクアレイ装置を提
供する。
【0017】本発明の他の目的は、ディスク装置単位に
1つのデータ単位を割当ると共に、パリティの割当てデ
ィスク装置を固定的に決めたディスクアレイ構成を対象
に、電源復旧後に中断したデータ書込み処理を途中から
再開して完了できるようにしたディスクアレイ装置を提
供する。本発明の他の目的は、ディスク装置単位に1つ
のデータ単位を割当ると共に、パリティの割当てディス
ク装置を書込み処理毎に変更するディスクアレイ構成を
対象に、電源復旧後に中断したデータ書込み処理を途中
から再開して完了できるようにしたディスクアレイ装置
を提供する。
【0018】本発明の他の目的は、アクセスの処理段階
及び上位装置からの新データを不揮発性メモリに格納可
能として、電源復旧後に中断したデータ書込み処理を途
中から再開して完了できるようにしたディスクアレイ装
置を提供する。本発明の他の目的は、アクセスの処理段
階、上位装置からの新データおよび中間パリティを不揮
発性メモリに格納可能として電源復旧後に中断したデー
タ書込み処理を途中から再開して完了できるようにした
ディスクアレイ装置を提供する。
【0019】本発明の他の目的は、アクセスの処理段
階、上位装置からの新データ、中間パリティおよび新パ
リティを不揮発性メモリに格納可能として、電源復旧後
に中断したデータ書込み処理を途中から再開して完了で
きるようにしたディスクアレイ装置を提供する。本発明
の他の目的は、ディスク装置のアダプタにバックアップ
電源を供給して電源ダウン時に、アダプタ内に新デー
タ、旧データ、新パリティ、および旧パリティを保持可
能として、電源復旧後に中断したデータ書込み処理を途
中から再開して完了できるようにしたディスクアレイ装
置を提供する。
【0020】本発明の他の目的は、電源ダウン時のアク
セス処理段階に応じてデータ書込処理を途中から再開す
るようにしたディスクアレイ装置を提供する。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、図1(a)に示す構成を備え
る。図1(a)において、ディスクアレイ機構の書込手
段60は、上位装置18から書込処理を命令された際
に、指定された任意のディスク装置32−iの書込み位
置に格納している旧データ42を読出した後に上位装置
18から転送された新データ48を書込む。
【0022】またパリティ更新手段70は、書込手段6
0によるディスク書込み位置に対応するパリティ用ディ
スク装置32−2の格納位置から旧パリティ44を読出
し、旧パリティ44、旧データ42および新データ40
に基づいて、具体的には排他的論理和から新パリティ4
8を生成した後に、旧パリティ44のディスク格納位置
に新パリティ48を書込む。
【0023】更に不揮発性メモリ34が設けられ、不揮
発性メモリ34には、書込手段60およびパリティ更新
手段70の処理段階を示す処理段階データ38および上
位装置18から転送された新データ40を格納する。復
旧手段80は、電源投入時に、不揮発性メモリ34の処
理段階データ38を参照し、書込み処理が途中で中断さ
れていた場合には、不揮発性メモリ34に保持されてい
る新データ40を用いて復旧処理を行う。
【0024】ここで、パリティ更新手段70は、例えば
旧データ42と旧パリティ44の排他的論理和から中間
パリティ46を生成する段階を含む。復旧手段80の処
理モードは図1(a)の場合、次の2つのモードのいず
れかとなる。 [モード1] 新データ(40)のディスク装置に対する書込完了前に
電源ダウンが起きていた場合;このモード1では、書込
手段60により指定されたディスク装置32−iの書込
み位置に格納している旧データ42を読出した後に不揮
発性メモリ18から読出した新データ48を書込む処理
を行わせ、次に新データ48の書込み完了後にパリティ
更新手段70により書込手段60によるディスク書込み
位置に対応するパリティ用ディスク装置32−2の格納
位置から旧パリティ44を読出し、旧パリティ44、旧
データ42および新データ40に基づいて新パリティ4
8を生成した後に、旧パリティ44のディスク格納位置
に新パリティ48を書込む処理を行わせる。
【0025】[モード2] 新パリティのパリティ用ディスク装置32−2に対する
書込み完了前に電源ダウンが起きていた場合;このモー
ド2の場合は、書込手段60によりデータを書込むディ
スク装置及びパリティ用ディスク装置以外の他のディス
ク装置の対応位置の格納データを読出す処理を行わせ、
次にパリティ更新手段70により他のディスク装置の読
出データと不揮発性メモリ34から読出した新データ4
0とから新パリティ48を生成した後に、旧パリティ4
4のディスク格納位置に新パリティ48を書込む処理を
行わせる。
【0026】図1(b)は不揮発性メモリ34に、更に
中間パリティ(46)を格納するようにしたもので、新
データ40の書込完了から中間パリティ46の格納完了
前に電源ダウンが起きたときの回復処理が新たなモード
として加わる。更に図1(c)のように、不揮発性メモ
リ34に新パリティ48を格納するようにしてもよく、
電源ダウン後の復旧は、不揮発性メモリ34に残ってい
る最後の段階のデータに基づき次の段階からの処理を再
開すればよい。
【0027】この場合、ディスク装置32−1〜32−
n毎に設けているディスクアダプタ30−1〜30−n
にもバックアップ電源を加えておけば、電源ダウン時に
旧データ42及び旧パリティ44も保持でき、復旧処理
の際の再読出しが不要にできる。
【0028】
【作用】このような構成を備えた本発明のディスクアレ
イ装置によれば、所謂RAID4およびRAID5に従
った構成のディスクアレイ装置で電源ダウンが起きた場
合、不揮発性メモリに保持した情報を用いて、書込み処
理の途中から処理を再開することで正常に書込み処理を
終えることができ、電源回復後に最初からの処理を必要
としないため、より高速の復旧処理ができる。
【0029】また電源ダウンによる復旧処理のために保
持するデータの種別は、コスト面から使用可能な不揮発
性メモリの容量に応じて選択することができる。
【0030】
【実施例】図2は本発明によるディスクアレイ装置の第
1実施例を示した実施例構成図である。図2において、
ディスクアレイ制御装置10にはマイクロプロセッサ
(以下「MPU」という)12が設けられる。MPU1
2の内部バス14に制御プログラムや固定データを格納
したROM20、RAMを用いた揮発性メモリ22、キ
ャッシュ制御部24を介して設けられたキャッシュメモ
リ26、データ転送バッファ28、バックアップ電源3
6により電源ダウン時にも動作可能な不揮発性メモリ3
4を接続している。
【0031】また、ホストインタフェース16が設けら
れ、上位装置として機能するホストコンピュータ18を
接続している。一方、ディスクアレイ制御装置10に対
しては、この実施例にあっては6台のディスク装置32
−1〜32−6を設けており、ディスク装置32−2〜
32−6のそれぞれはデバイスアダプタ30−1〜30
−6を介してMPU12の内部バス14に接続されてい
る。
【0032】6台のディスク装置32−1〜32−6の
内、4台がデータ格納用であり、1台がパリティ用であ
り、残りの1台は予備である。本発明のディスクアレイ
装置にあっては、図17に示したRAID4あるいは図
18に示したRAID5と同じ機能を実現することか
ら、例えばディスク装置32−6を予備ディスク装置と
すると、RAID4の場合にはディスク装置32−1〜
32−4がデータ格納用に使用され、ディスク装置32
−5がパリティ用に使用される。
【0033】一方、RAID5の場合には、ディスク装
置32−1〜32−5のそれぞれはRAID4の場合と
同様、1つのディスク装置に同一のデータ単位をまとめ
て格納するが、パリティ用のディスク装置は固定され
ず、ディスク装置32−1〜32−5の同一格納位置が
変わる毎にパリティ用のディスク装置が所定の順番に従
って切り替わる。
【0034】図3は図2の第1実施例における処理内容
を示した機能ブロック図である。図3において、ディス
クアレイ制御装置10に対するディスク装置はディスク
装置32−1〜32−nのn台を例にとっており、今、
ディスク装置32−2がパリティ用として用いられたも
のとする。勿論、ディスク装置32−2はRAID4で
あれば固定的にパリティ用として定められており、RA
ID5については、現時点のデータアクセスにおいてパ
リティ用として位置付けられていることになる。
【0035】ディスクアレイ制御装置10に設けられた
ディスクアレイ制御機構50はMPU12によるプログ
ラム制御でデータ書込部60,パリティ更新部70及び
データ復旧部80としての機能を実現する。このディス
クアレイ制御機構50に対しては揮発性メモリ22と不
揮発性メモリ34が接続されている。またディスク装置
32−1〜32−n毎に設けたデバイスアダプタ30−
1〜30−nのディスク装置との間でやり取りするデー
タを一時記憶するメモリを内蔵している。
【0036】図3の第1実施例にあっては、不揮発性メ
モリ34にデータ書込部60及びパリティ更新部70の
処理段階を示す処理段階データ38が格納され、またホ
ストコンピュータ18から転送された指定されたディス
ク装置に書き込むための新データ40が格納される。一
方、揮発性メモリ22にはパリティ更新部70の処理で
生成される中間パリティ46及び新パリティ48が格納
される。
【0037】更に、デバイスアダプタ30−1〜30−
nについては、いまデータ書込みの対象となっている例
えばディスク装置32−1のデバイスアダプタ30−1
には、ホストコンピュータ18から転送された新データ
40とパリティ更新のために新データ書込み予定領域か
ら読み出された旧データ42が格納される。また、パリ
ティ用のディスク装置32−2のデバイスアダプタ30
−2にはディスク装置32−1の新データ書込み予定領
域に対応する同一位置から読み出した旧パリティ44と
パリティ更新部70で生成された新パリティ48が格納
される。
【0038】ここで、ディスクアレイ制御装置10に使
用するメモリを全て不揮発性メモリとすることはメモリ
容量の増加でコスト的な負担が大きいことから、第1実
施例にあっては処理段階データ38と新データ40の記
憶に不揮発性メモリ34を割り当て、それ以外の中間パ
リティ46や新パリティ48については揮発性メモリ2
2を使用している。
【0039】尚、電源ダウン時にホストコンピュータ1
8側に新データ40が保持できれば、新データ40を揮
発性メモリ22に格納するようにしてもよい。図4は図
3のディスクアレイ制御機構50における全体的な処理
動作を示したフローチャートである。図4において、ま
ずディスクアレイ装置の電源を投入すると、ステップS
1でイニシャルプログラムルーチン(IPL)に基づく
所定のイニシャライズが行われ、ステップS2に進んで
電源ダウンがあったか否かチェックする。通常のログオ
フ操作による電源切断後にログオンによりパワーオンス
タートした場合には電源ダウンなしと判定され、ステッ
プS3に進み、ホストコンピュータ18からのコマンド
受領を待つ。
【0040】ステップS3でホストコンピュータ18か
らのコマンドを受領するとステップS4に進んでコマン
ド解読を行い、ステップS5でリードアクセスの要求を
判別するとステップS8に進んでデータ読出処理を実行
し、一方、ライトアクセスの要求を判別するとステップ
S6に進んでデータ書込処理を実行し、続いてステップ
S7でパリティ更新処理を実行する。
【0041】一方、パワーオンスタートした際に、ステ
ップS2で電源ダウンが判別された場合には、ステップ
S9で復旧処理を行ってからステップS3以降の通常処
理に入る。この図4のフローチャートにおけるステップ
S6のデータ書込処理が図3のディスクアレイ制御機構
50に設けたデータ書込部60により行われ、またステ
ップS7のパリティ更新処理がパリティ更新部70によ
り行われ、更にステップS9の復旧処理がデータ復旧部
80により行われることになる。
【0042】図5は図4のステップS8に示したデータ
読出処理の詳細を示したフローチャートである。図5に
おいて、ホストコンピュータからのリードコマンドを解
読すると、データ読出しの対象となったデバイスアダプ
タを介してディスク装置からデータを読み出し、ステッ
プS2でデバイスアダプタに格納した後にステップS3
でホストコンピュータ18にデータ転送を行う。
【0043】このときディスク装置側の転送速度とホス
トコンピュータ18側の転送速度とが異なっている場合
には、図2に示したディスクアレイ制御装置10に設け
ているデータ転送バッファ28を経由した読出データの
ホストコンピュータ18に対する転送が行われる。図6
は図4のステップS6に示したデータ獲得処理の詳細を
示したフローチャートである。
【0044】図6において、ホストコンピュータ18か
らのライトコマンドに伴ってディスク装置に書き込む新
データが転送されてくることから、ステップS1でホス
トコンピュータ18からの新データ40をメモリ、即ち
不揮発性メモリ34に格納する。続いてステップS2で
新データ40を例えばディスク装置32−1が書込対象
として指定されたとすると、デバイスアダプタ30−1
に転送して格納する。
【0045】続いてデバイスアダプタ30−1からの指
示でディスク装置32−1の新データ書込予定領域の内
容を旧データ42として読み取り、デバイスアダプタ3
0−1内に格納する。旧データ42の格納が済むと、ス
テップS5でデバイスアダプタ30−1内の新データ4
0をディスク装置32−1に転送し、ステップS6で新
データ書込予定領域に新データ40を書き込む。
【0046】図7は図4のステップS7に示したパリテ
ィ更新処理の詳細を示したフローチャートである。図7
において、まずステップS1でパリティ用のディスク装
置32−2のディスク装置32−1における新データ書
込み予定領域と同一領域の内容を旧パリティ44として
読み取り、ステップS2で、読み取った旧パリティ44
をデバイスアダプタ30−2に格納する。続いてステッ
プS3で旧データ42と旧パリティ44から中間パリテ
ィ46を作成して揮発性メモリ22に格納する。
【0047】次に不揮発性メモリ34の新データ40と
揮発性メモリ22の中間パリティ46を読み出して新パ
リティ48を作成して、揮発性メモリ22に格納する。
ここで、中間パリティ46は旧データ42と旧パリティ
44の排他的論理和から作成される。また、新パリティ
48は新データ40と中間パリティ46の同じく排他的
論理和から作成する。
【0048】ステップS4で新パリティ48の作成格納
が済むとステップS5で揮発性メモリ22の新パリティ
48を読み出して、デバイスアダプタ30−2に転送し
て格納する。続いてステップS6で新パリティ48をパ
リティ用のディスク装置32−2に転送し、ステップS
7で新パリティ48をディスク装置32−2のディスク
装置32−1における新データの書込領域と同じ領域に
書き込んでパリティ更新処理を終了する。
【0049】ここで、新パリティ48の生成は基本的に
は新データ40,旧データ42及び旧パリティ44の排
他的論理和から作成するものであるが、図3の実施例に
あっては中間パリティ46の作成段階を経て新パリティ
48を作成している。この中間パリティ46の段階を経
由した新パリティの作成過程は、図3の場合を含めて次
の3通りがある。 (1)新データ40と旧データ42の排他的論理和をと
って中間パリティ46を生成し、揮発性メモリ22に格
納する。この揮発性メモリ22への格納が終了すると旧
データ42は不要となるので、デバイスアダプタ30−
1の旧データを格納していたメモリ領域は開放される。
次に揮発性メモリ22の中間パリティ46とデバイスア
ダプタ30−2の旧パリティ44との排他的論理和をと
って新パリティ48を生成し、不揮発性メモリ48に格
納する。
【0050】即ち、次式の処理を行う。 新データ(+)旧データ=中間パリティ 中間パリティ(+)旧パリティ=新パリティ (2)旧データ42と旧パリティ44の排他的論理和を
とって中間パリティ46を生成し、揮発性メモリ22に
格納する。中間パリティ46の揮発性メモリ22に対す
る格納が終了すると、デバイスアダプタ30−1の旧デ
ータ42及びデバイスアダプタ30−2の旧パリティ4
4を格納していたメモリ領域が開放される。次に揮発性
メモリ22の中間パリティ46と不揮発性メモリ34の
新データ40との排他的論理和をとって新パリティ48
を生成し、揮発性メモリ22に格納する。これは図3の
実施例の処理であり、次式の処理を行うことになる。 旧データ(+)旧パリティ=中間パリティ 中間パリティ(+)新データ=新パリティ (3)デバイスアダプタ30−2のメモリに格納してい
る旧パリティ44と不揮発性メモリ34の新データ40
の排他的論理和をとって中間パリティ46を生成し、揮
発性メモリ22に格納する。中間パリティ46の揮発性
メモリ22に対する格納が終了すると旧パリティ44は
不要となることから、旧パリティ44が格納されていた
デバイスアダプタ30−2のメモリ領域は開放される。
【0051】次に揮発性メモリ22の中間パリティ46
とデバイスアダプタ30−1の旧データ42の排他的論
理和をとり、新パリティ48を生成して揮発性メモリ2
2に格納する。即ち、次式の処理を行う。 旧パリティ(+)新データ=中間パリティ 中間パリティ(+)旧データ=新パリティ 更に、中間パリティの生成段階を経由した新パリティの
生成は(1)〜(3)に限定されず、デバイスアダプタ
30−1における旧データ42の読出格納、及びデバイ
スアダプタ30−2における旧パリティ44の読出格納
が速度順で(1)または(3)の処理を選択すればよ
い。
【0052】即ち、図4のフローチャートにあっては、
ステップS6でデータ書込処理を実行した後にステップ
S7でパリティ更新処理を順番に行うようにしている
が、実際にはディスク装置32−1に対しシーク命令を
発行して切り離した後に、パリティ用のディスク装置3
2−2にシーク命令を発行して突き離しており、ディス
ク装置32−1,32−2の内、最初にシーク完了通知
を受けた方について旧データまたは旧パリティの読出し
を行うことになる。
【0053】従って、旧データ42を最初に読み出した
場合には(1)のように新データと旧データから中間パ
リティを生成し、また旧パリティ44を最初に読み出し
た場合には(3)のように旧パリティと新データから中
間パリティを生成し、中間パリティの生成後に(1)の
ケースについては旧パリティが読み出されたら新パリテ
ィを生成し、(3)のケースについては旧データが読み
出されたら新パリティを生成すればよい。
【0054】勿論、新データ,旧データ,旧パリティが
揃った段階で 新データ(+)旧データ(+)旧パリティ=新パリティ により一括して排他的論理和をとって新パリティを生成
し、中間パリティの生成過程を省略するようにしてもよ
い。
【0055】図8は図4のステップS9に示した復旧処
理の詳細を示したフローチャートである。ここで、図3
の第1実施例にあっては、不揮発性メモリ34に電源ダ
ウンの際に保持されるのは処理段階データ38と新デー
タ40のみであり、従って、電源ダウンのタイミングが
新データ40のディスク装置32−1に対する書込終了
の前後で復旧処理の内容が分かれることになる。
【0056】図8の復旧処理において、まずステップS
1で新データの書込終了か否かチェックし、新データの
書込みが終了していなければ新データの書込完了以前に
電源ダウンが起きていることからステップS2以降の処
理に進む。即ち、ステップS2で不揮発性メモリ34に
保持されている新データ40を読み出して、デバイスア
ダプタ30−1に転送して格納し、次のステップS3で
ディスク装置32−1から新データ書込予定領域の内容
を旧データ42として読み出し、ステップS4でデバイ
スアダプタ30−1に格納する。
【0057】続いてステップS5でデバイスアダプタ3
0−1内の新データ40をディスク装置32−1に転送
し、ステップS6でディスク装置32−1に対する新デ
ータ40の書込みを行う。即ち、新データの書込完了前
に電源ダウンが起きた場合には、図6に示したデータ書
込処理の内のステップS1を除くステップS2〜S6と
同じ処理を回復処理として実行する。このように不揮発
性メモリ34に新データ40を保持していたことで、復
旧処理の際に改めてホストコンピュータ18から新デー
タ40を転送させる必要がなく、その分だけ回復処理を
高速化させる。
【0058】勿論、ステップS6で新データ40の書込
みが済むとステップS7でパリティ更新処理を実行す
る。このパリティ更新処理は図7のフローチャートに示
した内容と同じになる。一方、ステップS1で新データ
の書込終了が判別された場合にはステップS8に進み、
新パリティの書込終了の有無をチェックする。ここで、
新パリティの書込みが済んでいなかった場合にはステッ
プS9以降の処理を行う。まず、既に新データのディス
ク装置32−1に対する書込みは完了していることか
ら、ステップS9でパリティ用のディスク装置32−2
を除く他のディスク装置32−3〜32−nから読み出
したデータと新データの排他的論理和により新パリティ
を作成する。即ち、旧パリティを使用せずに新データと
他のディスク装置のデータのみから新パリティを生成す
る。
【0059】続いてステップS10で新パリティをデバ
イスアダプタ30−2に転送して格納した後、ステップ
S11でディスク装置32−2に転送し、ステップS1
2で新パリティをディスク装置32−2に書き込んで一
連の回復処理を終了する。更にステップS8で新パリテ
ィの書込終了が判別された場合には復旧処理は不要であ
ることから、そのままメインルーチンにリターンする。
【0060】図9は本発明の第2実施例の処理内容を示
した機能ブロック図であり、第2実施例にあっては、不
揮発性メモリ34に処理段階データ38及び新データ4
0に加えて中間パリティ46も格納するようにしたこと
を特徴とする。このため、不揮発性メモリ34は中間パ
リティ46を格納する分だけメモリ容量が増加して、第
1実施例に比べコスト的に高価になるが、電源ダウンに
より中間パリティ46を保持できるために復旧処理を更
に高速化できる。
【0061】図9の第2実施例における全体的な制御処
理は図4に示した第1実施例と基本的に同じであり、ま
たデータ書込部60及びパリティ更新部70による処理
も中間パリティ46を不揮発性メモリ34に格納する以
外は図6及び図7のフローチャートと同じになる。これ
に対しデータ復旧部80による復旧処理は、新たに不揮
発性メモリ34に中間パリティ46を格納したことに伴
い、図10のフローチャートに示すようになる。
【0062】図10において、電源ダウンが起きたタイ
ミングの判別はステップS1,ステップS8及びS13
のそれぞれで行っており、電源ダウンにより新データの
書込終了が済んでいないことがステップS1で判別され
ると、ステップS2〜S7の処理が行われる。これは図
8に示した第1実施例の場合と同じである。次にステッ
プS1で新データの書込終了が判別された場合には、ス
テップS8で中間パリティの格納終了の有無が判別され
る。中間パリティの格納が済んでいなかった場合、即ち
新データの書込終了から中間パリティの格納前の間に電
源ダウンが起きていた場合にはステップS9〜S12の
処理を行う。
【0063】この処理は図8の第1実施例におけるステ
ップS9〜S12の処理と同じであり、新データが既に
書込み済みであることから、パリティ用のディスク装置
を除く他のディスク装置から読み出したデータと新デー
タの排他的論理和をとることで新パリティを作成して、
パリティ用のディスク装置に書き込んでいる。更にステ
ップS8で中間パリティの格納終了が判別された場合に
は、ステップS13に進んで、新パリティの書込終了の
有無をチェックする。ステップS13で新パリティの書
込みが済んでいなかった場合、即ち中間パリティの格納
が済んでから新パリティを書き込む前に電源ダウンが起
きた場合には、ステップS14〜S17の処理を行う。
【0064】まず、ステップS14で不揮発性メモリ3
4に保持している新データ40と中間パリティ46の排
他的論理和から新パリティを作成して、不揮発性メモリ
34に格納する。次にステップS15で不揮発性メモリ
34から新パリティ48を読み出してデバイスアダプタ
30−2に転送して格納し、ステップS15で新パリテ
ィ48をディスク装置32−2に転送して、ステップS
17で書込みを行う。
【0065】このように不揮発性メモリ34に電源ダウ
ンの際に新データ40及び中間パリティ46が保持でき
ていれば、新データ40と中間パリティ46から新パリ
ティ48を生成してパリティ用のディスク装置32−2
に書き込む処理だけで済み、最初からやり直す場合に比
べて復旧処理をより高速化することができる。図11は
本発明の第3実施例のハードウエア構成を示した実施例
構成図であり、この実施例にあっては図12の処理内容
を示した機能ブロック図の不揮発性メモリ34に示すよ
うに、処理段階データ38,新データ40及び中間パリ
ティ46に加えて、更に新パリティ48も保持するよう
にしたことを特徴とする。
【0066】更に、バックアップ電源36からのバック
アップ電源ライン52をデバイスアダプタ30−1〜3
0−6の全てに接続し、電源ダウンの際にデバイスアダ
プタ30−1〜30−6を動作状態とし、ディスク装置
側から読み出した復旧データ42や旧パリティ44の保
持、あるいはディスクアレイ制御機構50側から転送し
た新データ40や新パリティ48の保持ができるように
したことを特徴とする。
【0067】この図11及び図12に示す第3実施例に
よれば、電源ダウンの発生時で処理を中断すると、その
直前で得られたデータが不揮発性メモリ34及びデバイ
スアダプタ30−1,30−2にそのまま保持されてい
るため、電源復旧後の復旧処理は電源ダウンが起きた段
階より1つ前の段階からの処理を再開すればよく、電源
ダウンの前後における重複した処理を最小限にした高速
の復旧処理を行うことができる。
【0068】尚、上記の実施例はディスク装置として磁
気ディスク装置を例にとるものであったが、これ以外に
光ディスク装置によるディスクアレイであってもよいこ
とは勿論である。
【0069】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、RAID4及びRAID5相当の構成をもつディス
クアレイの書込処理中に電源ダウンが起きても、電源復
旧後に書込処理を途中から再開することで、データの冗
長性を維持した書込処理を完結させることができ、ディ
スクアレイ装置の信頼性をより一層、向上させることが
できる。
【0070】また、不揮発性メモリへのデータ格納によ
る保持で、電源ダウン後の復旧処理を高速化し、より迅
速な装置の立ち上げが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明による第1実施例のハードウェア構成を
示した実施例構成図
【図3】図2の処理内容を示した機能ブロック図
【図4】第1実施例の全体的な処理動作を示したフロー
チャート
【図5】図4のデータ読出処理の詳細を示したフローチ
ャート
【図6】図4のデータ書込処理の詳細を示したフローチ
ャート
【図7】図4のパリティ更新処理の詳細を示したフロー
チャート
【図8】図4の復旧処理の詳細を示したフローチャート
【図9】本発明の第2実施例の処理内容を示した機能ブ
ロック図
【図10】第2実施例における復旧処理の詳細を示した
フローチャート
【図11】本発明による第3実施例のハードウェア構成
を示した実施例構成図
【図12】第3実施例の処理内容を示した機能ブロック
【図13】RAID0によるディスクアレイ装置の説明
【図14】RAID1によるディスクアレイ装置の説明
【図15】RAID3によるディスクアレイ装置の説明
【図16】RAID3におけるデータ分割の説明図
【図17】RAID4によるディスクアレイ装置の説明
【図18】RAID5によるディスクアレイ装置の説明
【符号の説明】
10:ディスクアレイ制御装置 12:MPU 14:内部バス 16:ホストインタフェース 18:ホストコンピュータ(上位装置) 20:ROM 22:揮発性メモリ(RAM) 24:キャッシュ制御部 26:キャッシュメモリ 28:データ転送バッファ 30−1〜30−n:デバイスアダプタ 32−1〜32−n:ディスク装置 34:不揮発性メモリ 36:バックアップ電源 38:処理段階データ 40:新データ 42:旧データ 44:旧パリティ 46:中間パリティ 48:新パリティ 50:ディスクアレイ制御機構 52:バックアップ電源ライン 60:書込手段(データ書込部) 70:パリティ更新手段(パリティ更新部) 80:復旧手段(データ復旧部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−217411(JP,A) 特開 平4−23119(JP,A) 特開 平4−68430(JP,A) 特開 平4−233025(JP,A) 特開 平4−278641(JP,A) 国際公開92/12482(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/06 305 G06F 3/06 304

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位装置(18)から書込処理を命令され
    た際に、指定されたディスク装置(32−i)の書込み
    位置に格納している旧データ(42)を読出した後に上
    位装置(18)から転送された新データ(48)を書込
    む書込手段(60)と、 該書込手段(60)によるディスク書込み位置に対応す
    るパリティ用ディスク装置(32−2)の格納位置から
    旧パリティ(44)を読出し、前記旧パリティ(4
    4)、旧データ(42)および新データ(40)に基づ
    いて新パリティ(48)を生成した後に、前記旧パリテ
    ィ(44)のディスク格納位置に新パリティ(48)を
    書込むパリティ更新手段(70)と、 前記書込手段(60)およびパリティ更新手段(70)
    の処理段階を示す処理段階データ(38)および上位装
    置(18)から転送された新データ(40)を格納する
    不揮発性メモリ(34)と、 電源投入時に、前記不揮発性メモリ(34)の処理段階
    データ(38)を参照し、書込み処理が途中で中断され
    ていた場合には、前記不揮発性メモリ(34)に保持さ
    れている新データ(40)を用いて復旧処理を行う復旧
    手段(80)と、を備えたことを特徴とするディスクア
    レイ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のディスクアレイ装置に於い
    て、前記パリティ更新手段(70)は、旧データ(4
    2)、旧パリティ(44)及び新データ(40)の排他
    的論理和から新パリティ(48)を生成することを特徴
    とするディスクアレイ装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のディスクアレイ装置に於い
    て、前記パリティ更新手段(70)は、前記旧データ
    (42)、旧パリティ(44)及び新データ(40)の
    内の2つの排他的論理和から中間パリティ(46)を生
    成し、該中間パリティと前記旧データ(42)、旧パリ
    ティ(44)及び新データ(40)の内の残りの1つの
    との排他的論理和から新パリティ(48)を生成するこ
    とを特徴とするディスクアレイ装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のディスクアレイ装置に於い
    て、前記復旧手段(80)は、新データ(40)のディ
    スク装置に対する書込完了前に電源ダウンが起きていた
    場合には、書込手段(60)により指定されたディスク
    装置(32−i)の書込み位置に格納している旧データ
    (42)を読出した後に前記不揮発性メモリ(34)か
    ら読出した新データ(48)を書込む処理を行わせ、次
    に前記パリティ更新手段(70)により前記書込手段
    (60)によるディスク書込み位置に対応するパリティ
    用ディスク装置(32−2)の格納位置から旧パリティ
    (44)を読出し、旧パリティ(44)、旧データ(4
    2)および新データ(40)に基づいて新パリティ(4
    8)を生成した後に、前記旧パリティ(44)のディス
    ク格納位置に新パリティ(48)を書込む処理を行わせ
    ることを特徴とするディスクアレイ装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載のディスクアレイ装置に於い
    て、前記復旧手段(80)は、新パリティのパリティ用
    ディスク装置(32−2)に対する書込み完了前に電源
    ダウンが起きていた場合には、書込手段(60)により
    新データ(40)を書込むディスク装置及びパリティ用
    ディスク装置以外の他のディスク装置の対応位置の格納
    データを読出す処理を行わせ、次に記パリティ更新手段
    (70)により前記他のディスク装置の読出データと不
    揮発性メモリ(34)から読出した新データ(40)と
    から新パリティ(48)を生成した後に、前記旧パリテ
    ィ(44)のディスク格納位置に新パリティ(48)を
    書込む処理を行わせることを特徴とするディスクアレイ
    装置。
  6. 【請求項6】上位装置(18)から書込処理を命令され
    た際に、指定されたディスク装置(32−i)の書込み
    位置に格納している旧データ(42)を読出した後に上
    位装置(18)から転送された新データ(48)を書込
    む書込手段(60)と、 該書込手段(60)によるディスク書込み位置に対応す
    るパリティ用ディスク装置(32−2)の格納位置から
    旧パリティ(44)を読出し、前記旧パリティ(44)
    と旧データ(42)から中間パリティ(46)を生成し
    た後に該中間パリテイ(46)と新データ(40)から
    新パリティ(48)を生成し、該新パリティ(48)を
    前記旧パリティ(44)のディスク格納位置に書込むパ
    リティ更新手段(70)と、 前記書込手段(60)およびパリティ更新手段(70)
    の処理段階を示す処理段階データ(38)、上位装置
    (18)から転送された新データ(40)、および中間
    パリティ(46)を格納する不揮発性メモリ(34)
    と、 電源投入時に、前記不揮発性メモリ(34)の処理段階
    データ(38)を参照し、書込み処理が途中で中断され
    ていた場合には、前記不揮発性メモリ(34)に保持さ
    れている新データ(40)および中間パリティ(46)
    を用いて復旧処理を行う復旧手段(80)と、を備えた
    ことを特徴とするディスクアレイ装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のディスクアレイ装置に於い
    て、前記パリティ更新手段(70)は、前記旧データ
    (42)、旧パリティ(44)及び新データ(40)の
    内の2つの排他的論理和から中間パリティ(46)を生
    成し、該中間パリティと前記旧データ(42)、旧パリ
    ティ(44)及び新データ(40)の内の残りの1つの
    との排他的論理和から新パリティ(48)を生成するこ
    とを特徴とするディスクアレイ装置。
  8. 【請求項8】請求項6記載のディスクアレイ装置に於い
    て、前記復旧手段(80)は、新データ(40)のディ
    スク装置に対する書込完了前に電源ダウンが起きていた
    場合には、書込手段(60)により指定されたディスク
    装置(32−i)の書込み位置に格納している旧データ
    (42)を読出した後に前記不揮発性メモリ(34)か
    ら読出した新データ(48)を書込む処理を行わせ、次
    に前記パリティ更新手段(70)により前記書込手段
    (60)によるディスク書込み位置に対応するパリティ
    用ディスク装置(32−2)の格納位置から旧パリティ
    (44)を読出し、旧パリティ(44)、旧データ(4
    2)および新データ(40)に基づいて中間パリティ
    (46)の生成を経て新パリティ(48)を生成した後
    に、前記旧パリティ(44)のディスク格納位置に新パ
    リティ(48)を書込む処理を行わせることを特徴とす
    るディスクアレイ装置。
  9. 【請求項9】請求項6記載のディスクアレイ装置に於い
    て、前記復旧手段(80)は、前記新データ(40)の
    書込完了後で中間パリティ(46)の不揮発性メモリ
    (34)に対する格納前に電源ダウンが起きていた場合
    には、書込手段(60)により新データ(40)を書込
    むディスク装置及びパリティ用ディスク装置以外の他の
    ディスク装置の対応位置の格納データを読出す処理を行
    わせ、次に前記パリティ更新手段(70)により前記他
    のディスク装置の読出データと不揮発性メモリ(34)
    から読出した新データ(40)とから新パリティ(4
    8)を生成した後に、前記旧パリティ(44)のディス
    ク格納位置に新パリティ(48)を書込む処理を行わせ
    ることを特徴とするディスクアレイ装置。
  10. 【請求項10】請求項6記載のディスクアレイ装置に於
    いて、前記復旧手段(80)は、中間パリティ(46)
    の格納後で新データ(40)の書込み完了前に電源ダウ
    ンが起きていた場合には、前記パリティ更新手段(7
    0)により前記不揮発性メモリ(34)から新データ
    (40)と中間パリティ(46)を読出して新パリティ
    (48)を生成した後に、前記旧パリティ(44)のデ
    ィスク格納位置に新パリティ(48)を書込む処理を行
    わせることを特徴とするディスクアレイ装置。
  11. 【請求項11】上位装置(18)から書込処理を命令さ
    れた際に、指定されたディスク装置(32−i)の書込
    み位置に格納している旧データ(42)を読出した後に
    上位装置(18)から転送された新データ(48)を書
    込む書込手段(60)と、 該書込手段(60)によるディスク書込み位置に対応す
    るパリティ用ディスク装置(32−2)の格納位置から
    旧パリティ(44)を読出し、前記旧パリティ(4
    4)、旧データ(42)および新データ(40)に基づ
    いて新パリティ(48)を生成した後に、前記旧パリテ
    ィ(44)のディスク格納位置に新パリティ(48)を
    書込むパリティ更新手段(70)と、 前記書込手段(60)およびパリティ更新手段(70)
    の処理段階を示す処理段階データ(38)、上位装置
    (18)から転送された新データ(40)、および新パ
    リティ(48)を格納する不揮発性メモリ(34)と、 電源投入時に、前記不揮発性メモリ(34)の処理段階
    データ(38)を参照し、書込み処理が途中で中断され
    ていた場合には、前記不揮発性メモリ(38)に保持さ
    れている新データ(40)および新パリティ(48)を
    用いて復旧処理を行う復旧手段(80)と、を備えたこ
    とを特徴とするディスクアレイ装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載のディスクアレイ装置に
    於いて、前記パリティ更新手段(70)は、前記旧デー
    タ(42)と旧パリティ(44)から中間パリティ(4
    6)を生成し、該中間パリティと新データ(40)から
    新パリティ(48)を生成し、前記不揮発性メモリ(3
    4)は中間パリテイ(46)も格納し、更に前記復旧手
    段(80)は新データ(40)、中間パリティ(46)
    および新パリティ(48)を用いて復旧処理を行うこと
    を特徴とするディスクアレイ装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載のディスクアレイ装置に
    於いて、前記パリティ更新手段(70)は、前記旧デー
    タ(42)、旧パリティ(44)及び新データ(40)
    の内の2つの排他的論理和から中間パリティ(46)を
    生成し、該中間パリティと前記旧データ(42)、旧パ
    リティ(44)及び新データ(40)の内の残りの1つ
    のとの排他的論理和から新パリティ(48)を生成する
    ことを特徴とするディスクアレイ装置。
  14. 【請求項14】請求項11記載のディスクアレイ装置に
    於いて、更に前記ディスク装置(32−1〜32−n)
    毎に設けたディスクアダプタ(30−1〜30−n)に
    バックアップ電源を供給し、電源ダウン時に旧データ
    (42)及び旧パリティ(44)を保持可能としたこと
    を特徴とするディスクアレイ装置。
  15. 【請求項15】請求項1乃至14記載のディスクアレイ
    装置に於いて、前記不揮発性メモリ(34)はバックア
    ップ電源を備えたことを特徴とするディスクアレイ装
    置。
  16. 【請求項16】請求項1乃至14記載のディスクアレイ
    装置に於いて、前記複数のディスク装置(32−1〜3
    2−n)のそれぞれは、1つのデータ単位に属する同一
    データの書込みを受けると共に、予め定めたディスク装
    置をパリティの格納に使用することを特徴とするディス
    クアレイ装置。
  17. 【請求項17】請求項1乃至14記載のディスクアレイ
    装置に於いて、前記複数のディスク装置(32−1〜3
    2−n)のそれぞれは、1つのデータ単位に属する同一
    データの書込みを受けると共に、データ書込み毎にパリ
    ティの格納に使用するディスク装置を異ならせることを
    特徴とするディスクアレイ装置。
  18. 【請求項18】請求項1乃至14記載のディスクアレイ
    装置に於いて、前記書込手段(60)とパリティ更新手
    段(70)とを並列的に動作させることを特徴とするデ
    ィスクアレイ装置。
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