JP2913086B2 - 超音波式車両検出システム - Google Patents

超音波式車両検出システム

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JP2913086B2 JP29339594A JP29339594A JP2913086B2 JP 2913086 B2 JP2913086 B2 JP 2913086B2 JP 29339594 A JP29339594 A JP 29339594A JP 29339594 A JP29339594 A JP 29339594A JP 2913086 B2 JP2913086 B2 JP 2913086B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視空間内に超音波を
発射し、監視空間内の車両や路面から反射される反射波
を検知し、判別することにより、車両の有無を検出する
ようにした超音波式車両検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時においては、超音波センサを用いた
車両検出システムが開発されているが、このシステム
は、超音波振動子を駆動して、監視空間内に所定周波数
の超音波をパルス状にトーンバースト波として送波し、
車両や路面からの反射波を再び超音波振動子によって受
波することによって、車両の有無を判別しており、例え
ば、図10に示すように、車両Cが通過する直上に超音
波センサーユニット1を取り付け、その超音波センサー
ユニット1から直下の路面に向けて、超音波信号を送波
する構成になっている。
【0003】すなわち、このようなシステムでは、天井
面32に取り付けた超音波センサーユニットS1から送
波された超音波信号が路面(車両通過路)31で反射さ
れ、反射波となって受波される検知時間(路面反射波受
波時刻)と、送波された超音波が車両Cで反射されて、
受波される検知時間(車両反射波受波時刻)とを検出
し、送波開始時刻と路面反射波受波時刻との時間差と、
送波開始時刻と車両反射波受波波時刻との時間差との相
違に基づいて、車両Cの有無を判断するようになってお
り、超音波センサーユニットS1の直下には路面監視空
間Eaを形成し、その周囲に路面監視空間Ebを形成し
て監視空間Eとしている。図11は、このような超音波
センサーユニットS1において、車両Cが監視空間E内
に存在するときの基本動作をタイムチャートをもって示
すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両検出システムにあっては、図12,図13に示
したように、超音波センサーユニットS1から超音波を
発射したとき、車両監視空間E内の路面監視空間Ea内
に車両以外の物体、例えば、人間Mが存在するような場
合、その人間Mからも反射波が生じてしまうため、車両
と判断してしまうなどの問題があった。
【0005】また、このような超音波センサーユニット
S1では、送波された超音波が車両Cや路面31より反
射し、その反射波が受波され、その受波信号を増幅した
出力が検波回路において予め設定された検波しきい値を
超えたときに車両反射波や路面反射波が存在するものと
判断しているが、風の影響で車両や路面からの反射波が
検波回路のしきい値の付近で変動したり、更には、監視
空間内の車両のフロントガラスや荷台の荷物などのため
にしきい値を超えたり、超えなかったりすると、正しく
車両の有無を判断できないなどの問題があった。
【0006】そこで、これらの問題点を解決するために
車両反射波と路面反射波との組み合わせから車両の存在
を判別するものも開発されている。このようなシステム
では、車両監視空間E内に人間Mが存在している場合に
は、図14に示したように、車両反射波と路面反射波と
がともに有りとなるため、車両がないものと判断してい
るが、また車両監視空間E内に車両Cが存在しても、風
の影響や車両のフロントガラスや荷台の荷物などの影響
が有る場合には、車両反射波と路面反射波とがともに無
しとなるが、この場合には、車両反射波が有りで路面反
射が無しの状態から、車両反射波と路面反射波がともに
無しの状態に移行するため、車両反射波が有り、路面反
射波が無しとなる組合せで車両が有りと判断し、車両反
射波と路面反射波がともに無となっても、その状態を保
持することによって上記した影響をなくし、車両が存在
するものと判断している。
【0007】しかし、車両道路幅が広く1台の超音波セ
ンサーユニットの監視空間では対応できない場合には、
同じ超音波センサーユニットを車両進行方向に垂直に複
数台配置し、各々の超音波センサーユニットから送波さ
れる超音波信号が干渉しない間隔で設置することで対応
していた。しかし、超音波センサーユニットの設置高さ
と設置間隔によっては、軽自動車や幅の狭い車両などが
2つの超音波センサーユニットの中間位置に存在するよ
うな場合、車両反射波と路面反射波とがともに有りとな
るため、上記した車両監視空間内に人間が存在した場合
と同様に、車両が存在しないと判断してしまい問題があ
った。
【0008】本発明は、上記した問題点を解決するため
に提案されるもので、その目的とするところは、複数の
超音波センサーユニットを幅が広い車両通路に設置して
使用する場合にも、車両監視空間内の車両の有無を誤り
なく検出できる車両検出システムを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の本発明の車両検出システ
ムは、車両の通過路の上方に、所定間隔を隔てて配設さ
れた複数の超音波センサーユニットと、これらの超音波
センサーユニットに信号線を介して接続され、超音波セ
ンサーユニットを同時に駆動させるコントロールユニッ
トとを組み合わせて構成された超音波を利用した車両検
出システムの改良であって、上記信号線は、コントロー
ルユニットから超音波センサーユニットへ送信指令信号
を出力するための指令用制御線と、超音波受波器からコ
ントロールユニットへ返信信号を出力するための返信用
制御線とに区分されており、上記超音波センサーユニッ
トの各々は、上記コントロールユニットから上記指令用
制御線を通じて、送波指令信号を受けたときに、超音波
信号を車両の通過路に向けて一斉に発射し、その超音波
信号の反射波の有無と検知時間帯を判別することによっ
て、路面からの反射波と車両からの反射波の有無を検知
判別する路面/車両反射判別回路を備えており、一方の
コントロールユニットは、上記複数の超音波センサーユ
ニットに接続された指令用制御線を通じて、上記各々の
超音波センサーユニットに超音波発射指令信号を出力す
る送波指令信号発生回路と、上記返信用制御線を通じ
て、いずれかの超音波センサーユニットの路面/車両反
射判別回路から出力される路面、車両反射検知出力の有
無を判別し、車両反射波検知出力と、路面反射波検知出
力とが2以上の超音波波送受波器より出力されたときに
は、車両が存在しているものと判断する車両有無判別回
路とを備えた構成とされている。
【0010】また、請求項2において提案された本発明
システムは、超音波送波器とコントロールユニットとの
信号線の構成を簡略化したもので、コントロールユニッ
トから超音波センサーユニットへ送信指令信号を出力す
るための指令用制御線と、超音波受波器からコントロー
ルユニットへ返信信号を出力するための返信用制御線と
が同一の共通信号線で構成されており、超音波センサー
ユニットの各々は、上記コントロールユニットから上記
共通信号線を通じて、送波指令信号を受けたときに、超
音波信号を車両の通過路に向けて一斉に発射し、その超
音波信号の反射波の有無と検知時間帯を判別することに
よって、路面からの反射波と車両からの反射波の有無を
検知判別する路面/車両反射判別回路を備えており、コ
ントロールユニットは、上記複数の超音波センサーユニ
ットに接続された上記共通信号線を通じて、上記各々の
超音波センサーユニットに超音波発射指令信号を出力す
る送波指令信号発生回路と、上記共通信号線を通じて、
いずれかの超音波センサーユニットの路面/車両反射判
別回路から出力される路面、車両反射検知出力の有無を
判別し、車両反射波検知出力と、路面反射波検知出力と
が2以上の超音波波送受波器より出力されたときには、
車両が存在しているものと判断する車両有無判別回路と
を備えた構成となっている。
【0011】更に請求項3に記載の本発明システムによ
れば、超音波センサーユニットの各々に設けた路面/車
両反射判別回路は、超音波センサーユニットから超音波
信号が発射された後、車両からの反射波と路面からの反
射波のそれぞれの検知時間帯を想定して出力される路面
検知ゲート信号、車両検知ゲート信号を基準にして、路
面反射検知出力、車両反射検知出力を出力させる場合
に、これらの路面反射検知出力と、車両反射検知出力と
は、予め準備された検知抵抗を、返信用制御線、共通信
号線にプルアップ接続された基準抵抗に順次並列に接続
させることによって、基準抵抗に接続される抵抗分圧出
力の形で出力される。
【0012】
【作用】本発明の車両検出システムによれば、請求項
1、2の何れの場合も、コントロールユニット側では、
いずれかの超音波センサーユニットの路面/車両反射判
別回路から出力される路面、車両反射検知出力の有無を
判別し、車両反射波検知出力と、路面反射波検知出力と
が2以上の超音波波送受波器より出力されたときには、
車両が存在しているものと判断するので、2個の超音波
センサーユニットの間に、車両が存在したような場合に
も、車両の検出が可能となる。
【0013】請求項3記載の本発明システムによれば、
超音波センサーユニットの各々に設けた路面/車両反射
判別回路は、超音波センサーユニット毎に設けた検知抵
抗を返信用制御線、共通信号線にプルアップ接続された
基準抵抗に順次並列に接続することによって、基準抵抗
に接続される抵抗分圧出力を変化させて出力する(電圧
レベルを順次低下させる)ので、信号線を共通にして、
複数の超音波センサーユニットから反射波検知信号を出
力することが出来る。
【0014】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の車両検出システムの一実施例を
示したブロック図である。それぞれに超音波送受波器S
を備えた複数台の超音波センサーユニット1・・・と、
単一のコントロールユニット2とを組み合わせて構成さ
れている。
【0015】このシステムでは、コントロールユニット
2の送波指令信号発生回路24から定期的に発生される
送波指令信号が、指令用制御線LSを通じて各超音波セ
ンサーユニット1の超音波送波制御部11の発振器11
bに対して出力されるようになっており、この送波指令
信号が出力されると、発振器11bは送波回路11aを
駆動し、送波回路11aではトーンバースト波を作成し
て超音波送受波器Sからはパルス列の超音波が監視空間
に向けて発射される。
【0016】すると、その監視空間E内に車両が存在し
ている場合には、車両Cで反射された反射波が、また車
両が存在しないときには、路面31で反射された反射波
が送受波器Sで受波され、このときの受波信号は超音波
受波制御部13増幅回路13aで増幅されたのちに、所
定しきい値を越えたものが検波回路13bで検波され、
さらに、路面/車両反射判別回路14で反射波の有無が
判別される。
【0017】ここに、路面/車両反射判別回路14は、
送受波器Sから超音波信号が発射された後、車両からの
反射波と路面からの反射波のそれぞれの検知時間帯を想
定して出力される路面検知ゲート信号と、車両検知ゲー
ト信号を基準にして、路面反射検知出力、車両反射検知
出力を出力させるようになっている。すなわち、この路
面/車両反射判別回路14は、図2に示したように、車
両検知ゲート信号の出力されている時間帯に、送受波器
Sが発射した超音波に対する反射波を受けると、その反
射波信号が上記検波回路13bのしきい位置を越えてお
れば車両反射波有りと判断し、路面検知ゲート信号の出
力されている時間帯に、送受波器Sが反射波を受ける
と、その反射波信号が上記検波回路13bのしきい位置
を越えておれば、路面反射波有りと判別し、それぞれの
反射波を検知した時点で、後述する分圧回路15のトラ
ンジスタTR1をオンさせる構成となっている。
【0018】一方、複数台の超音波センサーユニット1
・・・と単一のコントロールユニット2とを接続する返
信用制御線LRは、基準抵抗R0 を介して基準電圧Vc
にプルアップされており、この基準抵抗R0には、超音
波センサーユニット1の各々に設けた路面/車両反射判
別回路14から出力される車両、路面反射波出力によっ
てトランジスタTRがオンされることによって、抵抗r
が順次並列に接続されるようになっており、抵抗rは、
すべての超音波センサーユニット1に対して同じ値にな
っているので、抵抗分圧回路15の全抵抗値は、反射波
を検知した超音波センサーユニット1の台数に応じて順
次小さくなって行く(図4、図6,図8参照)。
【0019】そのため、コントロールユニット2側で
は、車両反射波による抵抗分圧回路15の電圧レベルの
降下分と、路面反射波による抵抗分圧回路15の電圧レ
ベルの降下分とを電圧判別回路21で判別し、車両有無
判別回路22では、更にこの電圧レベルの降下分、とそ
の組合せ態様から車両の有無を判別している。すなわ
ち、車両有無判別回路22では、反射波を検知した超音
波センサーユニット1から抵抗分圧回路15の電圧レベ
ルの降下分を判別して、車両反射波を検知し、路面反射
波を検知していない超音波センサーユニット1が少なく
とも1台以上存在すると判断される場合には、図3に示
したように車両Cは超音波センサーユニット1の直下に
存在しているものと判断するが、車両反射波を検知し、
同時に路面反射波も検知していると判断される超音波セ
ンサーユニット1が2台以上存在すると判断する場合に
は、図5に示したように2つの超音波センサーユニット
1の中間位置に少なくとも1台以上の車両Cが存在して
いるものとし、車両が存在しているものみなす。ところ
が一方、上記した車両有無判別回路22によって、車両
反射波を検知し、同時に路面反射波も検知していると判
断される超音波センサーユニット1が存在すると判断す
る場合には、図7に示したようにその超音波センサーユ
ニット1の直下には、人が存在するものと判断して、車
両は存在していないものとみなしている。
【0020】図4,図6,図8は、超音波センサーユニ
ットに対して車両C、人Mがそれぞれ図3,図5,図7
に示された関係にあるときに、本発明システムの基本動
作をフローチャートをもって示すものである。これらの
図において、Vth1,Vth2,Vth3は、反射波
検知信号を出力する超音波センサーユニット1が1台、
2台、3台と増えた場合の電圧レベルの低下を判別する
ためのしきい値レベルを示している。
【0021】また、このような電圧レベル判別回路21
によって、車両反射波検知による抵抗分圧回路15の電
圧レベルの降下分と、路面反射波検知による抵抗分圧回
路15の電圧レベルの降下分及び、それらの組合せ関係
を含めて解析すれば、超音波センサーユニット1によっ
て検知された車両の存在台数も判別することが出来き、
車両台数判別回路23は、そのために設けられている。
【0022】図9は、請求項2において提案された本発
明の車両検出システムを示している。このシステムで
は、コントロールユニット2から超音波センサーユニッ
ト1へ送信指令信号を出力するための指令用制御線LS
と、超音波センサーユニット1からコントロールユニッ
ト2へ反射波検知信号を出力するための返信用制御線L
Rとが同一の共通信号線Lで構成されており、超音波セ
ンサーユニット1の各々は、上記コントロールユニット
2から上記共通信号線Lを通じて、送波指令信号を受け
たときに、一斉に超音波信号を送出し、超音波センサー
ユニット1が反射波を検知したときには、同じ信号線L
から反射波検知信号が返信されるようになっている。
【0023】基本的な構成を説明すると、図1と同一若
しくは同等のものには同一の符号を付してその説明を省
略する。図1の構成と相違する点は、コントロールユニ
ット2と各超音波センサーユニット1には、共通の信号
線Lを介してコントロールユニット2の送波指令信号発
生回路24から出力される送波指令信号を検知し、超音
波送波制御部11を駆動する送波指令信号判別回路12
を設けている。送波指令信号発生回路24は、送波指令
信号を出力するとトランジスタTR2をオンにして信号
線Lの電圧を所定レベル以下に低下させる。ゲート信号
発生回路(不図示)は、送波指令信号が入力された時点
から予め車両からの反射波を受信すると予測される時間
帯、路面からの反射波を受信すると予測される時間帯に
応じた所定の時間幅の車両検知ゲート信号、路面検知ゲ
ート信号を出力する。
【0024】電圧レベル判別回路21では、超音波セン
サーユニット1の路面/車両反射判別回路14から出力
された車両反射波検知出力、路面反射波検知出力によっ
て、分圧回路15が出力が低下する度合を判別してお
り、その出力レベルの低下を判別することによって、図
1に示したコントロールユニット2の車両有無判別回路
23と同様にして車両の有無を判別している。また、2
3は車両台数判別回路であり、電圧レベル判別回路21
によって、車両反射波検知による抵抗分圧回路15の電
圧レベルの降下分と、路面反射波検知による抵抗分圧回
路15の電圧レベルの降下分とを、それらの組合せ関係
を含めて解析することによって、超音波センサーユニッ
ト1によって検知された車両の存在台数を判別してい
る。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1〜3において提案された本発明の車両検出システム
によれば、従来のシステムでは検知判別が出来なかった
2個の超音波センサーユニット間に存在する車両に対し
ても検知判別出来る。更に、請求項2において提案され
た本発明の車両検出システムによれば、超音波センサー
ユニットとコントロールユニットとの配線接続が簡易化
でき、システムを小型化でかつ安価に構成出来る。
【0026】請求項3において提案された本発明の車両
検出システムによれば、信号線を共通にした簡単な構成
で超音波センサーユニットからコントロールユニットに
車両反射波、路面反射波検知信号を出力することが出来
るので、システムをより一層、小型で省配線に構成する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両検出システムの一例を示すブ
ロック構成図である。
【図2】路面/車両反射判別回路の一例を示す回路図で
ある。
【図3】車両が超音波センサーユニットの直下に配置さ
れた場合の説明図である。
【図4】車両が図3に示す関係に配置された場合の基本
動作を示すタイムチャートである。
【図5】車両が超音波センサーユニットの間に配置され
た場合の説明図である。
【図6】車両が図5に示す関係に配置された場合の基本
動作を示すタイムチャートである。
【図7】人が超音波センサーユニットの直下に配置され
た場合の説明図である。
【図8】人が図7に示す関係に配置された場合の基本動
作を示すタイムチャートであ
【図9】請求項2において提案された本発明の車両検出
システムの基本構成を示したブロック図である。
【図10】従来の車両検出システムにおける超音波セン
サーユニットと車両の配置を示した図である。
【図11】従来の車両検出システムにおいて、車両が図
10に示した配置関係を充している場合の基本動作を示
したタイムチャートである。
【図12】従来の車両検出システムにおける問題点(人
が超音波センサーユニットの直下に居る場合)を説明す
る図である。
【図13】従来の車両検出システムにおける監視空間の
説明図である。
【図14】従来の車両検出システムにおいて、人が図1
2に示した配置関係を充している場合の基本動作を示し
たタイムチャートである。
【符号の説明】
1 超音波センサーユニット 2 コントロールユニット 31 車両通過路(路面) 11 超音波送波制御部 12 送波指令信号判別回路 13 超音波受波制御部 14 路面/車両反射判別回路 15 抵抗分圧回路 21 電圧レベル判別回路 22 車両有無判別回路 23 車両台数判別回路 24 送波指令信号発生回路 L 共通の信号線 LS 指令用制御線 LR 返信用制御線 C 車両 M 人 E 監視空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 3/80 - 3/86 G01S 5/18 - 5/30 G01S 7/52 - 7/64 G01S 15/00 - 15/96 G08G 1/01 - 1/056

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の通過路の上方に、所定間隔を隔てて
    配設された複数の超音波センサーユニットと、これらの
    超音波センサーユニットに信号線を介して接続され、超
    音波センサーユニットを同時に駆動させるコントロール
    ユニットとを組み合わせて構成された超音波を利用した
    車両検出システムにおいて、 上記信号線は、コントロールユニットから超音波センサ
    ーユニットへ送信指令信号を出力するための指令用制御
    線と、超音波センサーユニットからコントロールユニッ
    トへ返信信号を出力するための返信用制御線とに区分さ
    れており、 上記超音波センサーユニットの各々は、上記コントロー
    ルユニットから上記指令用制御線を通じて、送波指令信
    号を受けたときに、超音波信号を車両の通過路に向けて
    一斉に発射し、その超音波信号の反射波の有無と検知時
    間帯を判別することによって、路面からの反射波と車両
    からの反射波の有無を検知判別する路面/車両反射判別
    回路を備えており、 上記コントロールユニットは、上記複数の超音波センサ
    ーユニットに接続された指令用制御線を通じて、上記各
    々の超音波センサーユニットに超音波発射指令信号を出
    力する送波指令信号発生回路と、 上記返信用制御線を通じて、いずれかの超音波センサー
    ユニットの路面/車両反射判別回路から出力される路
    面、車両反射検知出力の有無を判別し、車両反射波検知
    出力と、路面反射波検知出力とが2以上の超音波センサ
    ーユニットより出力されたときには、車両が存在してい
    るものと判断する車両有無判別回路とを備えた構成とさ
    れた超音波式車両検出システム。
  2. 【請求項2】車両の通過路の上方に、所定間隔を隔てて
    配設された複数の超音波センサーユニットと、これらの
    超音波センサーユニットに信号線を介して接続され、超
    音波センサーユニットを同時に駆動させるコントロール
    ユニットとを組み合わせて構成された超音波を利用した
    車両検出システムにおいて、 上記信号線は、コントロールユニットから超音波センサ
    ーユニットへ送信指令信号を出力するための指令用制御
    線と、超音波センサーユニットからコントロールユニッ
    トへ返信信号を出力するための返信用制御線とが同一の
    共通信号線で構成されており、 上記超音波センサーユニットの各々は、上記コントロー
    ルユニットから上記共通信号線を通じて、送波指令信号
    を受けたときに、超音波信号を車両の通過路に向けて一
    斉に発射し、その超音波信号の反射波の有無と検知時間
    帯を判別することによって、路面からの反射波と車両か
    らの反射波の有無を検知判別する路面/車両反射判別回
    路を備えており、 上記コントロールユニットは、上記複数の超音波センサ
    ーユニットに接続された上記共通信号線を通じて、上記
    各々の超音波センサーユニットに超音波発射指令信号を
    出力する送波指令信号発生回路と、 上記共通信号線を通じて、いずれかの超音波センサーユ
    ニットの路面/車両反射判別回路から出力される路面、
    車両反射検知出力の有無を判別し、 車両反射波検知出力と、路面反射波検知出力とが2以上
    の超音波波送受波器より出力されたときには、車両が存
    在しているものと判断する車両有無判別回路とを備えた
    構成とされた超音波車両検出システム。
  3. 【請求項3】上記超音波センサーユニットの各々に設け
    た路面/車両反射判別回路は、超音波センサーユニット
    から超音波信号が発射された後、車両からの反射波と路
    面からの反射波のそれぞれの検知時間帯を想定して出力
    される路面検知ゲート信号と、車両検知ゲート信号とを
    基準にして、路面反射検知出力、車両反射検知出力を出
    力させる構成とされ、 これらの路面反射検知出力と、車両反射検知出力とは、
    予め準備された検知抵抗を、上記返信用制御線、共通信
    号線にプルアップ接続された基準抵抗に並列に接続する
    ことによって、基準抵抗に接続される抵抗分圧出力を変
    化させるようにしている請求項1または2に記載の超音
    波車両検出システム。
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