JP2912631B2 - 自動着脱コネクタ装置 - Google Patents
自動着脱コネクタ装置Info
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- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/0009—Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B23Q7/1426—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- H—ELECTRICITY
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、特に、工作機械のパレット交換システム
に組み込むことを考慮した自動着脱コネクタ装置に関す
る。
に組み込むことを考慮した自動着脱コネクタ装置に関す
る。
従来技術 パレットチェンジャと組み合わせて、マシニングセン
タ等の工作機械の自動運転を行なうとき、加工中のワー
クが割出し機能を必要とする場合には、ワークは、自動
割出し台のような高度のアタッチメントACを介して、パ
レットＰ上に積載しなければならない（第４図）。この
とき、アタッチメントACは、ワークの加工中に、工作機
械の制御装置CTから信号を受けて、所定の割出し動作を
実行する。
タ等の工作機械の自動運転を行なうとき、加工中のワー
クが割出し機能を必要とする場合には、ワークは、自動
割出し台のような高度のアタッチメントACを介して、パ
レットＰ上に積載しなければならない（第４図）。この
とき、アタッチメントACは、ワークの加工中に、工作機
械の制御装置CTから信号を受けて、所定の割出し動作を
実行する。
このようなパレット交換システムにおいては、工作機
械の加工テーブルMT上とパレットＰ上とに、それぞれ、
コネクタの可動部20と固定部10とを搭載しておき、パレ
ットＰをパレットテーブルPTから加工テーブルMT上に搬
入した際に、このコネクタを自動接続し、パレットＰを
パレットテーブルPT上に排出するに際して、コネクタを
分離するようにするのが便利である。パレットＰは、加
工テーブルMTの外部にあるとき、制御装置CTと完全に無
縁となり、自由に移動することができるからである。た
だし、第４図において、フレキシブルケーブルCT1は、
加工テーブルMTの移動範囲を考慮して、制御装置CTと可
動部20とを接続し、ケーブルAC1は、パレットＰ上にお
いて、アタッチメントACと固定部10とを接続している。
械の加工テーブルMT上とパレットＰ上とに、それぞれ、
コネクタの可動部20と固定部10とを搭載しておき、パレ
ットＰをパレットテーブルPTから加工テーブルMT上に搬
入した際に、このコネクタを自動接続し、パレットＰを
パレットテーブルPT上に排出するに際して、コネクタを
分離するようにするのが便利である。パレットＰは、加
工テーブルMTの外部にあるとき、制御装置CTと完全に無
縁となり、自由に移動することができるからである。た
だし、第４図において、フレキシブルケーブルCT1は、
加工テーブルMTの移動範囲を考慮して、制御装置CTと可
動部20とを接続し、ケーブルAC1は、パレットＰ上にお
いて、アタッチメントACと固定部10とを接続している。
かかる用途に使用するコネクタ装置としては、パレッ
トＰ、加工テーブルMT上に搭載するので、全体としてで
きるだけコンパクトであり、しかも、自動着脱機能を有
すること、アタッチメントACは、駆動用の電力信号の他
に、割出し指令信号や割出し角度センサの出力信号のよ
うな低レベルの制御信号を必要とするので、両信号間の
分離シールドが完全であること、劣悪な作業環境に耐え
ること等の諸条件を充足する必要があるが、従来、かか
る要求に耐え得るものは、全く知られていなかった。
トＰ、加工テーブルMT上に搭載するので、全体としてで
きるだけコンパクトであり、しかも、自動着脱機能を有
すること、アタッチメントACは、駆動用の電力信号の他
に、割出し指令信号や割出し角度センサの出力信号のよ
うな低レベルの制御信号を必要とするので、両信号間の
分離シールドが完全であること、劣悪な作業環境に耐え
ること等の諸条件を充足する必要があるが、従来、かか
る要求に耐え得るものは、全く知られていなかった。
発明が解決しようとする課題 そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の実情に
鑑み、コネクタブロックごとにケーブル接続空間を用意
し、さらに、適当なシールド部材と駆動部とを組み合わ
せることによって、工作機械のパレット交換システムに
対し、最適に使用することができる新規の自動着脱コネ
クタ装置を提供することにある。
鑑み、コネクタブロックごとにケーブル接続空間を用意
し、さらに、適当なシールド部材と駆動部とを組み合わ
せることによって、工作機械のパレット交換システムに
対し、最適に使用することができる新規の自動着脱コネ
クタ装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、互い
に対になる固定部、可動部と、可動部を駆動して可動部
を固定部に着脱する駆動部とからなり、固定部、可動部
は、信号レベルが異なる複数の電気用のコネクタブロッ
クと、コネクタブロックごとに区画されたケーブル接続
空間とをそれぞれ有し、固定部、可動部の少なくとも一
方は、前面をコネクタブロックごとに区画するシールド
部材を備えることをその要旨とする。
に対になる固定部、可動部と、可動部を駆動して可動部
を固定部に着脱する駆動部とからなり、固定部、可動部
は、信号レベルが異なる複数の電気用のコネクタブロッ
クと、コネクタブロックごとに区画されたケーブル接続
空間とをそれぞれ有し、固定部、可動部の少なくとも一
方は、前面をコネクタブロックごとに区画するシールド
部材を備えることをその要旨とする。
なお、固定部と可動部とは、互いに対になる流体用の
コネクタを有するようにしてもよく、さらに、駆動部
は、超音波モータを駆動源とすることができる。
コネクタを有するようにしてもよく、さらに、駆動部
は、超音波モータを駆動源とすることができる。
作 用 而して、この構成によるときは、信号レベルの異なる
ケーブルは、コネクタブロックごとに区画されたケーブ
ル接続空間を介して各コネクタブロックに接続すること
ができる上、各コネクタブロックは、シールド部材によ
っても区画されているから、それぞれのケーブルによっ
て伝送される信号間に有害な電気的干渉が生じるおそれ
がない。
ケーブルは、コネクタブロックごとに区画されたケーブ
ル接続空間を介して各コネクタブロックに接続すること
ができる上、各コネクタブロックは、シールド部材によ
っても区画されているから、それぞれのケーブルによっ
て伝送される信号間に有害な電気的干渉が生じるおそれ
がない。
また、流体用のコネクタブロックを組み込めば、電気
駆動形のみならず、流体圧駆動形のアタッチメントを使
用する場合にも有効に適用することができる。
駆動形のみならず、流体圧駆動形のアタッチメントを使
用する場合にも有効に適用することができる。
駆動部の駆動源として超音波モータを使用するとき
は、小形で低速高トルクを発生し得ること、適当な保持
トルクを安定に実現し得ること、軸方向に薄形にできる
こと等の超音波モータの特質を有効に利用して、全体と
しても、コンパクトで信頼性の高いものを容易に実現す
ることができる。
は、小形で低速高トルクを発生し得ること、適当な保持
トルクを安定に実現し得ること、軸方向に薄形にできる
こと等の超音波モータの特質を有効に利用して、全体と
しても、コンパクトで信頼性の高いものを容易に実現す
ることができる。
以上のように作用するものである。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
自動着脱コネクタ装置は、互いに対となる固定部10と
可動部20と、可動部20を駆動する駆動部30とからなる
（第１図）。
可動部20と、可動部20を駆動する駆動部30とからなる
（第１図）。
固定部10は、パレットＰ上に搭載され、可動部20は、
駆動部30とともに、適当なベース材Ｂを介して加工テー
ブルMT上に搭載され、パレットＰが加工テーブルMT上の
所定位置に搬入されたとき、可動部20は、駆動部30によ
り、固定部10に対して着脱可能となるものとする。
駆動部30とともに、適当なベース材Ｂを介して加工テー
ブルMT上に搭載され、パレットＰが加工テーブルMT上の
所定位置に搬入されたとき、可動部20は、駆動部30によ
り、固定部10に対して着脱可能となるものとする。
固定部10は、ベース部材11と、蓋板12を介してベース
部材11の前面に固定するコネクタユニット13と、コネク
タユニット13に組み込んだ電気用のコネクタブロック1
4、14と流体用のコネクタブロック15とを主要部材とし
てなる（第１図、第２図）。
部材11の前面に固定するコネクタユニット13と、コネク
タユニット13に組み込んだ電気用のコネクタブロック1
4、14と流体用のコネクタブロック15とを主要部材とし
てなる（第１図、第２図）。
電気用のコネクタブロック14、14は、それぞれ、所定
本数のコネクタピン14a、14a…を装着した絶縁部材であ
り、コネクタユニット13に形成した段付きの変形孔13
a、13aに収納されて、ボルト14bを介して固定されてい
る。コネクタピン14a、14a…は、所要電流容量によって
異なる径のものを使用し、その前端部は、コネクタブロ
ック14の前面に突出する一方、後部は、コネクタブロッ
ク14を貫通して、変形孔13aの後部に突出している。
本数のコネクタピン14a、14a…を装着した絶縁部材であ
り、コネクタユニット13に形成した段付きの変形孔13
a、13aに収納されて、ボルト14bを介して固定されてい
る。コネクタピン14a、14a…は、所要電流容量によって
異なる径のものを使用し、その前端部は、コネクタブロ
ック14の前面に突出する一方、後部は、コネクタブロッ
ク14を貫通して、変形孔13aの後部に突出している。
流体用のコネクタブロック15も、コネクタユニット13
に形成した段付き孔13bに収納されている（第３図）。
コネクタブロック15は、対となる可動部20側のコネクタ
ブロック24とともに、いわゆるワンタッチ流体継手を形
成するものとする。
に形成した段付き孔13bに収納されている（第３図）。
コネクタブロック15は、対となる可動部20側のコネクタ
ブロック24とともに、いわゆるワンタッチ流体継手を形
成するものとする。
コネクタユニット13は、コネクタブロック14、14、15
を保持する厚い円板状の金属部材であり（第１図）、そ
の前端周縁には、先細のガイドリング13cを形成してあ
る。
を保持する厚い円板状の金属部材であり（第１図）、そ
の前端周縁には、先細のガイドリング13cを形成してあ
る。
ベース部材11は、その脚部をパレットＰに固定し、内
部には、コネクタブロック14、14ごとに区画されたケー
ブル接続空間11a、11aが形成してある。また、コネクタ
ユニット13の変形孔13a、13aは、それぞれ、蓋板12に設
けた透孔12aを介して、対応するケーブル接続空間11aに
連通している。ケーブル接続空間11a、11aには、ケーブ
ルAC1、AC1を貫通させ固定することができるものとす
る。また、流体用の別のケーブルAC1も、ケーブル接続
空間11a、11aから独立した図示しない空間を介し、ベー
ス部材11、蓋板12を貫通して、流体用のコネクタブロッ
ク15に接続し、ベース部材11の後面に固定することがで
きるものとする。
部には、コネクタブロック14、14ごとに区画されたケー
ブル接続空間11a、11aが形成してある。また、コネクタ
ユニット13の変形孔13a、13aは、それぞれ、蓋板12に設
けた透孔12aを介して、対応するケーブル接続空間11aに
連通している。ケーブル接続空間11a、11aには、ケーブ
ルAC1、AC1を貫通させ固定することができるものとす
る。また、流体用の別のケーブルAC1も、ケーブル接続
空間11a、11aから独立した図示しない空間を介し、ベー
ス部材11、蓋板12を貫通して、流体用のコネクタブロッ
ク15に接続し、ベース部材11の後面に固定することがで
きるものとする。
可動部20は、マウント部材21と、コネクタユニット22
と、電気用のコネクタブロック23、23と、流体用のコネ
クタブロック24とを主要部材としてなる（第１図、第２
図）。
と、電気用のコネクタブロック23、23と、流体用のコネ
クタブロック24とを主要部材としてなる（第１図、第２
図）。
電気用のコネクタブロック23、23は、コネクタソケッ
ト23a、23a…を装着し、固定部10側のコネクタブロック
14、14と対になっている。
ト23a、23a…を装着し、固定部10側のコネクタブロック
14、14と対になっている。
コネクタユニット22は、その段付きの変形孔22a、22a
にコネクタブロック23、23を収納し、段付き孔22bに、
コネクタブロック24を収納する（第３図）。ただし、コ
ネクタブロック23、23は、ボルト23bを介し、適当なク
リアランスｄ、ｄを伴なって、いわゆるフローティング
構造によってコネクタユニット22に固定されているもの
とする（第５図）。また、コネクタブロック23、23は、
コネクタユニット22の前面に突出して保持されており
（第１図、第２図）、後者の前面は、前者の突出高さｈ
と同一高さのシールド部材25によって、コネクタブロッ
ク23、23ごとに区画されている。
にコネクタブロック23、23を収納し、段付き孔22bに、
コネクタブロック24を収納する（第３図）。ただし、コ
ネクタブロック23、23は、ボルト23bを介し、適当なク
リアランスｄ、ｄを伴なって、いわゆるフローティング
構造によってコネクタユニット22に固定されているもの
とする（第５図）。また、コネクタブロック23、23は、
コネクタユニット22の前面に突出して保持されており
（第１図、第２図）、後者の前面は、前者の突出高さｈ
と同一高さのシールド部材25によって、コネクタブロッ
ク23、23ごとに区画されている。
コネクタユニット22の前面周縁には、シール部材22f
を介して、固定部10側のコネクタユニット13のガイドリ
ング13cに対し、外側から嵌合するリング部22cが形成さ
れている。また、コネクタユニット22の最低部には、海
綿状の充填物を介して封じられるドレン抜き22dが形成
されている。コネクタユニット22の中央部には、大径の
透孔22eが貫通している。
を介して、固定部10側のコネクタユニット13のガイドリ
ング13cに対し、外側から嵌合するリング部22cが形成さ
れている。また、コネクタユニット22の最低部には、海
綿状の充填物を介して封じられるドレン抜き22dが形成
されている。コネクタユニット22の中央部には、大径の
透孔22eが貫通している。
変形孔22a、22aは、マウント部材21のケーブル接続空
間21a、21aに連通しており（第１図）、段付き孔22b
は、マウント部材21に形成した連通孔21bを介し、流体
入口ポート21cに連通している（第３図）。ただし、コ
ネクタブロック24の後端部は、オーリング21dを介し、
連通孔21bに開口しているものとする。
間21a、21aに連通しており（第１図）、段付き孔22b
は、マウント部材21に形成した連通孔21bを介し、流体
入口ポート21cに連通している（第３図）。ただし、コ
ネクタブロック24の後端部は、オーリング21dを介し、
連通孔21bに開口しているものとする。
ケーブル接続空間21a、21aは、コネクタブロック23、
23ごとに区画されており（第１図、第２図）、それぞ
れ、フレキシブルケーブルCT1を貫通固定できる蓋板26
によって閉じられている。また、流体入口ポート21cに
も、別の流体用のフレキシブルケーブルCT1を接続する
ものとする。
23ごとに区画されており（第１図、第２図）、それぞ
れ、フレキシブルケーブルCT1を貫通固定できる蓋板26
によって閉じられている。また、流体入口ポート21cに
も、別の流体用のフレキシブルケーブルCT1を接続する
ものとする。
マウント部材21の中央部には、ねじ部材27が装着され
ていて、駆動部30の一部をなすボールねじ軸31と螺合し
ている。また、マウント部材21の左右両側には、ブッシ
ュ32a、32aを介して、ガイドロッド32、32が摺動自在に
挿通されている（第２図）。
ていて、駆動部30の一部をなすボールねじ軸31と螺合し
ている。また、マウント部材21の左右両側には、ブッシ
ュ32a、32aを介して、ガイドロッド32、32が摺動自在に
挿通されている（第２図）。
駆動部30は、ベース部材33上に、駆動源たる超音波モ
ータ34を取り付けるとともに、前面側にボールねじ軸31
とガイドロッド32、32とを突設してなる（第１図、第２
図）。
ータ34を取り付けるとともに、前面側にボールねじ軸31
とガイドロッド32、32とを突設してなる（第１図、第２
図）。
超音波モータ34は、リング状または円板状の圧電素子
にステンレスのような弾性体を貼り付けてステータを構
成し、このステータに加圧接触するようにしてロータを
設け、円周方向に分割して分極処理した圧電素子を適当
な条件で励振すると、弾性体の表面には、円周方向に進
行する進行波歪みを発生させることができるから、これ
によって、ロータには、ステータとのフリクションによ
る回転トルクが発生するものである。超音波モータは、
巻線が不要である、磁気回路を有しないため磁気を発生
しない、小形軽量低速高トルクを実現できる、応答性・
位置制御性に優れる、保持トルクが大きく、形状の自由
度も大きい等の特長がある。
にステンレスのような弾性体を貼り付けてステータを構
成し、このステータに加圧接触するようにしてロータを
設け、円周方向に分割して分極処理した圧電素子を適当
な条件で励振すると、弾性体の表面には、円周方向に進
行する進行波歪みを発生させることができるから、これ
によって、ロータには、ステータとのフリクションによ
る回転トルクが発生するものである。超音波モータは、
巻線が不要である、磁気回路を有しないため磁気を発生
しない、小形軽量低速高トルクを実現できる、応答性・
位置制御性に優れる、保持トルクが大きく、形状の自由
度も大きい等の特長がある。
超音波モータ34は、別のフレキシブルケーブルCT1を
介し、工作機械の制御装置CTに接続されている。
介し、工作機械の制御装置CTに接続されている。
ボールねじ軸31は、超音波モータ34の図示しないロー
タに直結されており、ベアリング31a、31a、ベアリング
ケース31b、ベアリング押え31cを介して、ベース部材33
に対し、回転自在に軸支されている。
タに直結されており、ベアリング31a、31a、ベアリング
ケース31b、ベアリング押え31cを介して、ベース部材33
に対し、回転自在に軸支されている。
超音波モータ34の後方には、固定カバー35がかけられ
ている。また、可動部20の蓋板26には、移動カバー28が
設けてあり、移動カバー28は、シールパッキン28aを介
し、固定カバー35に対して摺動自在となっている。
ている。また、可動部20の蓋板26には、移動カバー28が
設けてあり、移動カバー28は、シールパッキン28aを介
し、固定カバー35に対して摺動自在となっている。
駆動部30のベース部材33の両側には、リミットスイッ
チLS、LSが配設されており、可動部20の後方に突設した
ドッグ29によって、可動部20の前進限と後退限とを検出
することができる。ただし、ドッグ29は、ベース部材33
に形成した透孔33aを貫通して、可動部20とともに前後
動することができる。
チLS、LSが配設されており、可動部20の後方に突設した
ドッグ29によって、可動部20の前進限と後退限とを検出
することができる。ただし、ドッグ29は、ベース部材33
に形成した透孔33aを貫通して、可動部20とともに前後
動することができる。
かかる構成の自動着脱コネクタ装置は、駆動部30の超
音波モータ34を駆動することにより、ボールねじ軸31を
介して、可動部20を前後に駆動することができる（第１
図の実線、二点鎖線）。そこで、可動部20を工作機械の
加工テーブルMTに搭載しておき、パレットＰを加工テー
ブルMT上に搬入して所定位置に位置決め固定するとき、
パレットＰ上の固定部10が可動部20に正確に対峙するよ
うにしておけば、制御装置CTからの制御信号によって超
音波モータ34を駆動することにより、可動部20を前進し
て、固定部10に自動接続することができる。
音波モータ34を駆動することにより、ボールねじ軸31を
介して、可動部20を前後に駆動することができる（第１
図の実線、二点鎖線）。そこで、可動部20を工作機械の
加工テーブルMTに搭載しておき、パレットＰを加工テー
ブルMT上に搬入して所定位置に位置決め固定するとき、
パレットＰ上の固定部10が可動部20に正確に対峙するよ
うにしておけば、制御装置CTからの制御信号によって超
音波モータ34を駆動することにより、可動部20を前進し
て、固定部10に自動接続することができる。
固定部10と可動部20とが接続されると、パレットＰ上
のアタッチメントACと、制御装置CTとは、ケーブルAC
1、固定部10のコネクタブロック14、14、15、可動部20
のコネクタブロック23、23、24、フレキシブルケーブル
CT1を介して、その接続を完成することができるから、
以後、制御装置CTは、工作機械とアタッチメントACとを
適当に駆動制御して、アタッチメントAC上に積載されて
いるワークの加工を実行することができる。
のアタッチメントACと、制御装置CTとは、ケーブルAC
1、固定部10のコネクタブロック14、14、15、可動部20
のコネクタブロック23、23、24、フレキシブルケーブル
CT1を介して、その接続を完成することができるから、
以後、制御装置CTは、工作機械とアタッチメントACとを
適当に駆動制御して、アタッチメントAC上に積載されて
いるワークの加工を実行することができる。
ワークの加工が完了したら、超音波モータ34を駆動
し、可動部20を固定部10から分離することにより、以
後、パレットＰは、制御装置CTとは無関係となり、加工
テーブルMTからパレットテーブルPTへ搬出し、自由に移
動することができる。
し、可動部20を固定部10から分離することにより、以
後、パレットＰは、制御装置CTとは無関係となり、加工
テーブルMTからパレットテーブルPTへ搬出し、自由に移
動することができる。
電気用のコネクタブロック14、14、23、23は、接続さ
れるケーブルAC1、AC1、フレキシブルケーブルCT1、CT1
への接続部分を含め、コネクタユニット13、22、ベース
部材11、マウント部材21において、各コネクタブロック
14、23ごとに区画された変形孔13a、13a、22a、22a、ケ
ーブル接続空間11a、11a、21a、21aに収納されている
上、可動部20側のコネクタユニット22の前面において
も、シールド部材25によって区画されているから、異な
るコネクタブロック14、23に属する電気信号は、互いに
厳密な分離シールドがなされており、それぞれの信号レ
ベルが極端に異なる場合にも、一方が、他方に対して、
有害なノイズを混入せしめてしまうようなおそれがな
い。
れるケーブルAC1、AC1、フレキシブルケーブルCT1、CT1
への接続部分を含め、コネクタユニット13、22、ベース
部材11、マウント部材21において、各コネクタブロック
14、23ごとに区画された変形孔13a、13a、22a、22a、ケ
ーブル接続空間11a、11a、21a、21aに収納されている
上、可動部20側のコネクタユニット22の前面において
も、シールド部材25によって区画されているから、異な
るコネクタブロック14、23に属する電気信号は、互いに
厳密な分離シールドがなされており、それぞれの信号レ
ベルが極端に異なる場合にも、一方が、他方に対して、
有害なノイズを混入せしめてしまうようなおそれがな
い。
また、流体用のコネクタブロック15、24は、コネクタ
ユニット13、22の最下方に収納するのがよく、コネクタ
ブロック15、24から漏れた油等は、電気用のコネクタブ
ロック14、14、23、23に侵入することなく、ドレン抜き
22dを介して外部に排出することができる。
ユニット13、22の最下方に収納するのがよく、コネクタ
ブロック15、24から漏れた油等は、電気用のコネクタブ
ロック14、14、23、23に侵入することなく、ドレン抜き
22dを介して外部に排出することができる。
他の実施例 シールド部材25は、電気用のコネクタブロック23、23
を仕切るようにして、可動部20のコネクタユニット22の
前面を区画するのみならず、流体用のコネクタブロック
24を含め、各コネクタブロックごとに、コネクタユニッ
ト22の前面を区画するようにしてもよい（第６図）。流
体用のコネクタブロック15、24から、万一、流体が噴出
したような場合にも、電気用のコネクタブロック14、1
4、23、23をよく保護することができる。
を仕切るようにして、可動部20のコネクタユニット22の
前面を区画するのみならず、流体用のコネクタブロック
24を含め、各コネクタブロックごとに、コネクタユニッ
ト22の前面を区画するようにしてもよい（第６図）。流
体用のコネクタブロック15、24から、万一、流体が噴出
したような場合にも、電気用のコネクタブロック14、1
4、23、23をよく保護することができる。
以上の説明において、流体用のコネクタブロック15、
24は、油圧用または空圧用のいずれであってもよく、ま
た、これらのものは、固定部10、可動部20に含まれない
ようにしてもよい。さらに、各コネクタブロック14、2
3、15、24の種類と数は、必要に応じ、例示以外の任意
の組合せにすることができるものとする。
24は、油圧用または空圧用のいずれであってもよく、ま
た、これらのものは、固定部10、可動部20に含まれない
ようにしてもよい。さらに、各コネクタブロック14、2
3、15、24の種類と数は、必要に応じ、例示以外の任意
の組合せにすることができるものとする。
電気用のコネクタブロック14、23は、固定部10側が、
コネクタピン14a、14a…を有する雄側となり、可動部20
側が、コネクタソケット23a、23a…を有する雌側となっ
ているが、これを逆に構成してもよいことはいうまでも
ない。なお、このときは、コネクタブロック23に代え
て、コネクタブロック14をフローティング構造によって
保持するのがよい。また、コネクタピン14a、14a…、コ
ネクタソケット23a、23a…を、コネクタブロック14、23
に対してフローティング構造としてもよいものである。
コネクタピン14a、14a…を有する雄側となり、可動部20
側が、コネクタソケット23a、23a…を有する雌側となっ
ているが、これを逆に構成してもよいことはいうまでも
ない。なお、このときは、コネクタブロック23に代え
て、コネクタブロック14をフローティング構造によって
保持するのがよい。また、コネクタピン14a、14a…、コ
ネクタソケット23a、23a…を、コネクタブロック14、23
に対してフローティング構造としてもよいものである。
シールド部材25は、可動部20側のコネクタユニット22
の前面に取り付けるに代え、固定部10側のコネクタユニ
ット13の前面に取り付け、または、この両者に取り付け
るようにすることもできる。
の前面に取り付けるに代え、固定部10側のコネクタユニ
ット13の前面に取り付け、または、この両者に取り付け
るようにすることもできる。
なお、この発明は、工作機械のパレット交換システム
以外の他の任意の用途にも適用可能である。
以外の他の任意の用途にも適用可能である。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、固定部と可
動部とは、信号レベルの異なる複数の電気用のコネクタ
ブロックごとにケーブル接続空間を設けるとともに、コ
ネクタブロックごとに前面を区画するシールド部材と、
可動部を駆動する駆動部とを組み合わせることによっ
て、自動着脱機能を有し、コネクタブロック間の分離シ
ールドが完全であり、全体としても、コンパクトに、し
かも、頑丈に仕上げることができるので、劣悪な作業環
境となりがちな工作機械のパレット交換システムにおい
ても、最適に使用することができるという優れた効果が
ある。
動部とは、信号レベルの異なる複数の電気用のコネクタ
ブロックごとにケーブル接続空間を設けるとともに、コ
ネクタブロックごとに前面を区画するシールド部材と、
可動部を駆動する駆動部とを組み合わせることによっ
て、自動着脱機能を有し、コネクタブロック間の分離シ
ールドが完全であり、全体としても、コンパクトに、し
かも、頑丈に仕上げることができるので、劣悪な作業環
境となりがちな工作機械のパレット交換システムにおい
ても、最適に使用することができるという優れた効果が
ある。
第１図ないし第５図は実施例を示し、第１図は全体構成
断面説明図、第２図は要部分解斜視説明図、第３図は要
部断面図、第４図は使用状態説明図、第５図は第１図の
部分拡大図である。 第６図は、他の実施例を示す可動部のコネクタユニット
の前面図である。 10……固定部 20……可動部 11a、21a……ケーブル接続空間 14、23……電気用のコネクタブロック 15、24……流体用のコネクタブロック 25……シールド部材 30……駆動部 34……超音波モータ
断面説明図、第２図は要部分解斜視説明図、第３図は要
部断面図、第４図は使用状態説明図、第５図は第１図の
部分拡大図である。 第６図は、他の実施例を示す可動部のコネクタユニット
の前面図である。 10……固定部 20……可動部 11a、21a……ケーブル接続空間 14、23……電気用のコネクタブロック 15、24……流体用のコネクタブロック 25……シールド部材 30……駆動部 34……超音波モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 13/62 - 13/629 H01R 13/648 B23Q 3/02
Claims (3)
- 【請求項１】互いに対になる固定部、可動部と、該可動
部を駆動して該可動部を前記固定部に着脱する駆動部と
からなり、前記固定部、可動部は、信号レベルが異なる
複数の電気用のコネクタブロックと、該コネクタブロッ
クごとに区画されたケーブル接続空間とをそれぞれ有
し、前記固定部、可動部の少なくとも一方は、前面を前
記コネクタブロックごとに区画するシールド部材を備え
ることを特徴とする自動着脱コネクタ装置。 - 【請求項２】前記固定部、可動部は、互いに対になる流
体用のコネクタブロックを有することを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の自動着脱コネクタ装置。 - 【請求項３】前記駆動部は、超音波モータを駆動源とす
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項
記載の自動着脱コネクタ装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1123768A JP2912631B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 自動着脱コネクタ装置 |
| KR1019900004826A KR970008472B1 (ko) | 1989-04-14 | 1990-04-09 | 공작기계의 팰렛 교환기구 및 이에 사용하는 코넥터장치 |
| US07/507,464 US5161662A (en) | 1989-04-14 | 1990-04-11 | Pallet changing mechanism for machine tool and connector device used therefor |
| EP19900107331 EP0398030B1 (en) | 1989-05-17 | 1990-04-18 | Connector device for machine tool |
| DE1990613390 DE69013390T2 (de) | 1989-05-17 | 1990-04-18 | Anschlussvorrichtung für Werkzeugmaschine. |
| US07/871,028 US5213192A (en) | 1989-04-14 | 1992-04-20 | Pallet changing mechanism for machine tool and connector device used therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1123768A JP2912631B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 自動着脱コネクタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02304878A JPH02304878A (ja) | 1990-12-18 |
| JP2912631B2 true JP2912631B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=14868802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1123768A Expired - Fee Related JP2912631B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-05-17 | 自動着脱コネクタ装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0398030B1 (ja) |
| JP (1) | JP2912631B2 (ja) |
| DE (1) | DE69013390T2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5637973A (en) * | 1992-06-18 | 1997-06-10 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Noncontacting electric power transfer apparatus, noncontacting signal transfer apparatus, split-type mechanical apparatus employing these transfer apparatus and a control method for controlling same |
| SE502704C2 (sv) * | 1994-04-08 | 1995-12-11 | Uwe Verken Ab | Anordning vid uppvärmningssystem, för parkerade last- eller personbefordrande fordon, särskilt bussar i linjetrafik |
| DE9414105U1 (de) * | 1994-08-31 | 1994-11-03 | Siemens Nixdorf Informationssysteme AG, 33106 Paderborn | Vorrichtung zum Einrücken einer Steckbaugruppe in einen Baugruppenträger |
| FR2756978B1 (fr) * | 1996-12-06 | 1999-01-08 | Radiall Sa | Connecteur circulaire modulaire |
| US6282594B1 (en) * | 1998-10-15 | 2001-08-28 | Dell Usa, L.P. | Pallet, system and method for use in testing and/or installing software onto a personal computer system unit |
| TWI326631B (en) | 2004-04-28 | 2010-07-01 | Sankyo Seisakusho Kk | Machine tool and detachable/attachable motor |
| JP4423099B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2010-03-03 | 株式会社三共製作所 | 工作機械 |
| CN113991381B (zh) * | 2021-10-12 | 2024-04-02 | 长缆电工科技股份有限公司 | 高压线自动连通和解开装置及控制方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53102518A (en) * | 1977-02-21 | 1978-09-06 | Nippon Air Brake Co | Apparatus for automatically coupling and releasing piping and wiring between vehicles |
| CH615377A5 (en) * | 1977-09-05 | 1980-01-31 | Bobst Fils Sa J | Machine tool bed |
| JPS5682157A (en) * | 1980-11-21 | 1981-07-04 | Hitachi Seiki Co Ltd | Transfer device for machine assembly |
| DE3309555A1 (de) * | 1983-03-17 | 1984-09-20 | Grüner, Horst, Dipl.-Ing. (FH), 7347 Bad Überkingen | In verbindung mit einer werkstueck-bearbeitungsmaschine zu verwendende einrichtung zum spannen bzw. abspannen von werkstuecken |
| JPS61123444A (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-11 | Sintokogio Ltd | 鋳型造型機用タ−ミナル装置 |
-
1989
- 1989-05-17 JP JP1123768A patent/JP2912631B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-04-18 DE DE1990613390 patent/DE69013390T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-04-18 EP EP19900107331 patent/EP0398030B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0398030A3 (en) | 1991-04-10 |
| DE69013390T2 (de) | 1995-03-23 |
| DE69013390D1 (de) | 1994-11-24 |
| EP0398030A2 (en) | 1990-11-22 |
| JPH02304878A (ja) | 1990-12-18 |
| EP0398030B1 (en) | 1994-10-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |