JP2912622B2 - センディング・ユニット用シール - Google Patents

センディング・ユニット用シール

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JP2912622B2
JP2912622B2 JP63312770A JP31277088A JP2912622B2 JP 2912622 B2 JP2912622 B2 JP 2912622B2 JP 63312770 A JP63312770 A JP 63312770A JP 31277088 A JP31277088 A JP 31277088A JP 2912622 B2 JP2912622 B2 JP 2912622B2
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sealing
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oil
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ユリ・アッカーマン
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    • F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00—Sealings
    • F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B43/00—Washers or equivalent devices; Other devices for supporting bolt-heads or nuts
    • F16B43/001—Washers or equivalent devices; Other devices for supporting bolt-heads or nuts for sealing or insulation
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/04—Filling or draining lubricant of or from machines or engines
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、一般的には流体シールに関し、さらに詳
細には、使用に際して多機能を発揮するとともに、これ
らの機能を安価で高い信頼性をもって発揮するようにさ
れた、特別な形式の流体シールに関するものである。
近年、自動車産業においては、ますます小型化かつ複
雑化するエンジンおよび動力伝達系統部品を製造する明
らかな傾向がある。進展する作業の効率化に対して絶え
まなく重要性が増大するにつれて、自動車産業は、その
ほとんどの自動車を、より小型、軽量かつコンパクトに
することで応えてきた。これにはまた、小型ではある
が、「より厳しい動き」のエンジンが必要となった。ま
た、エンジンから大気中への排出物質を絶対最小限に保
つという、同時発生の要件は、さらに、非常に高い運転
温度に対処する必要があるエンジンの製造を誘発するこ
ととなった。
前記の傾向が目立つようになると同時に、特に、労働
コストが高いという理由から、定期的なエンジンおよび
シャーシのメンテナンスを減らそうという傾向も見られ
る。したがって、今日の自動車にとって、4000マイルか
ら7500マイル程度の範囲の推奨されたインターバルでオ
イル交換をすることはよくあることである。産業によっ
ては、オイル交換の長期インターバルを提供するととも
に、さらに、厳しい条件下での機能を余儀なくされる潤
滑油に必要な多数の機能を発揮する、合成オイルあるい
は特別な付加的包装を有する合成オイルを指定するもの
もある。
数少ないオイル交換を計画する結果、実際には、自動
車のクランクケース・オイルが、次の交換との間、適当
なレベルに維持されることを保証することが奨励されて
きた。実際、オイル交換のインターバルが延長される
と、自動車の所有者側に、検査の無視、あるいは少なく
とも検査回数の減少という傾向を誘発する可能性がある
ので、オイル・レベル（油量）が危険な限界を下回らな
いことを保証する重要性がさらに強調され、非常に高価
なエンジンの損傷が、クランクケースのオイル・レベル
の低さによって引き起こされた潤滑機能不全によるもの
である場合があることを確認されている。
したがって、最近、数人の自動車設計者によって、従
来タイプの油圧センディング・ユニットを供給するだけ
でなく、怠慢な所有者でさえ、彼らの自動車を使用する
に際し、低オイル・レベルによって引き起こされる重大
なエンジン損傷に悩まされないことを保証するため、エ
ンジンのオイル・パンに油量表示計センディング・ユニ
ットを含めるという提案がなされてきた。
本発明によれば、複数の機能を発揮する油量表示計セ
ンディング・ユニット用の新規なオイルシールが提供さ
れる。
さらなる背景により、以下のことが分かるであろう。
すなわち、簡単なオイル・パン・ドレン・プラグと違っ
て、同様の油量表示計センディング・ユニットは、実際
には、機械的プラグと電気的装着の組合わせであり、し
たがって、センディング・ユニットに、単に過度に強い
シール・トルクを適用することで、オイル漏れに対して
保証しようすることは、必ずしも好まれるものではな
い。
しかし、据付けトルクが大変高いこともある。したが
って、据付けがシート・メタルの中へされているか、あ
るいはオイル・パンのような鋳造アルミ部分の中へなさ
れているかといった、使用に際して、信頼性と濡れ防止
性能を含めたいくつかの目的を達成するシール・ユニッ
トが要望されてきた。
さらに、望まれているように、据付けに先立ち、油量
表示計センディング・ユニットや他の装置上に位置され
て、これにより、予め配列する必要性がなく、また据付
・固定に先立ってシールが不適切な位置に置かれる可能
性のない、シールが要望されてきた。
また、所定の据付けにおいて、寸法およびトルク値の
変化に対応でき、なおかつ、必要な液体漏れのないシー
ルを発揮するシールが提供されることが要望されたき
た。さらに、前述の目的を妥当な価格で達成する必要性
も明らかである。
実際、本発明は、対向する端面を有する対とする部品
間に配されるオイル・シールを提供する。ここでオイル
・シールは、結合された弾性体を有するケーシングを備
えており、この弾性体が、内側、外側および中間部を備
えている。これらはそれぞれ、シールの使用に際して、
特別なシールおよび／または配置と位置決めを行う。
（実施例） 本発明により作られた好ましい形式のシールが添付の
図面に示されている。
本発明のシールがいくつかの適用において使用可能で
あることは理解されるであろうが、その詳細な説明にお
いては、油量表示計センディング・ユニットの一部と、
これに結合する自動車エンジン・オイル・パン・ユニッ
トの一部との間に配置されるオイルシールが与えられ
る。
より詳細に図面を参照して、第１図、第1A図及び第２
図は、10で示される本発明の新規なシール・ユニットを
示しており、シール・ユニット10は、油量表示計センデ
ィング・ユニット12と、自動車エンジン・オイル・パン
・ユニット16の輪郭部14との間に配されている。
第１図に詳細に示されるように、オイル・パン・ユニ
ット16は、複数の側壁18と底壁20を有し、これらの壁は
結合して油だめ22を形成するとともに、自動車エンジン
・オイルの供給を受ける内部24を有する。
第１図はまた、着脱可能なドレン・プラグ26が側壁18
のひとつの下部に配されていることを示しており、この
ドレン・プラグ26は、通常、対向する金属フランジ・シ
ール表面28、30を、比較的高いトルクにより流体漏れの
ない関係に締め付けるという、従来の方法で、前述した
下部にシールされている。
さて、特に第1A図と、側壁18の一つの輪郭部14を参照
して、この輪郭部14は凹部32を含んで示されており、凹
部32は、センディング・ユニット12用の受入部34に隣接
して上記パン・ユニット内に形成されている。この凹部
32は、軸方向外向きに隆起した径方向外側シール表面36
と、テーパとされた段付き面38と、シール表面36と同心
状の凹部に形成された径方向内側シール表面40とを有す
る。
径方向内側シール表面40は、キャプティブ・ナット42
が溶接により固定される軸方向内側面を有する。キャプ
ティブ・ナット42は、センディング・ユニット12の軸部
46の通路用のねじ孔44を含んでいる。外側および内側の
軸方向にオフセットしたシール表面36、40間には、48で
示される環状の円錐形凹部がある。
特に第２図を参照して、センディング・ユニット12
は、内側の軸部46に加えて、ねじが形成された中間ねじ
部50と、軸方向内向きのシール表面54（第1A図参照）を
有する半径方向フランジ部52とを有する。軸方向内向き
のシール表面54は、使用に際して、オイル・パンのシー
ル表面36、40に対向するように配される。
センディング・ユニット12は、一般的な六角頭構造の
頭部56を有し、頭部56はさらに、センディング・ユニッ
ト12に使用される電気的付属品（図示せず）を保持する
ためのスナップリングを受ける環状溝58を有している。
さて、シール・ユニット10をより詳細に参照して、第
３図ないし第５図は、シール・ユニット10が、60で示さ
れるケーシング・ユニットを備えていることを示してい
る。ケーシング・ユニット60は、軸方向の芯出しフラン
ジ62と半径方向の装着フランジ64を有する。半径方向の
接着フランジ64の内側縁部66は一対の実質的に同一の軸
方向内側と外側の、複合リブ・シール配列68、70がそれ
ぞれ結合される両端面（反対向き表面）を有する。
第３図に示されるように、軸方向外側のリブ・シール
配列70は、同心体に連続して半径方向に離隔された複数
のシールリブ72、74、76を有する。また、軸方向内側の
リブ・シール配列68は、内側縁部66の外側端面上の対と
なるシールリブ72、74、76に実質的に同一の複数のシー
ルリブ78、80、82を有している。
シール・ユニット10はまた、83で示される弾性シール
体を含み、弾性シール体83は、半径方向最内部の径方向
ウエブ84を備えている。径方向ウエブ84は、ほぼ円筒状
の、軸方向に延びる内側ウエブ表面86を有し、内側ウエ
ブ表面86は、耳形状の円周方向に離隔された係合部分
（耳部）88により中断されている。耳部88は、組立時に
おいて、センディング・ユニット12の中間ねじ部50に係
合する。
弾性シール体83の中間部は、シールリブ78、80、82を
軸方向に越えて延びる変形可能なカラー部90と、カラー
部90の残り部分の半径方向内側にある環状肩部92とを含
む。カラー部90と肩部92は、使用に際して、第１図に示
すように、センディング・ユニット12とシール・ユニッ
ト10がオイル・パン・ユニット16に組立てられたとき、
シール表面36、40とシール・ユニット10とによって画定
される凹部32において、円錐形凹部48内へ延びるように
されている。
本発明のシール・ユニットを含む部品の組立に関して
言及すると、第２図は、初期組立に先立って、センディ
ング・ユニット12と、シール・ユニット10と、ねじ孔44
およびキャプティブ・ナット42とが、同軸状の配列が可
能であることを示している。
使用に際して、シール・ユニット10は、軸部46上に位
置し、耳部88は、センディング・ユニット12の中間ねじ
部50に係合する。この係合により、両部品10、12は、実
際の据付に先立つ半完成品として取り扱うことが可能と
なる。これに関連して、第２図は例示であって、シール
・ユニット10は、実際には、他のもう一つの場所で前も
って中間ねじ部50上に組み立てられることが理解される
であろう。
クランクケース内の正しい位置において、複合シール
・ユニット10とセンディング・ユニット12を組立てる時
は、これらの二つの部品は、第1A図に若干概略的に示さ
れるように位置される。つまり、軸部46がねじ孔44内に
位置され、それから、シール・ユニット10とセンディン
グ・ユニット12は、ねじ44、50が相互に係合する位置に
進められる。
次に、締付け動作が開始され、シール・ユニット10
は、最後に第１図に示される位置をとる。つまり、ねじ
44、50が完全に締付けられて、カラー部90とその内側の
環状肩部92が変形されて、軸方向にオフセットした同心
状のシール表面36、40ときちんとシール係合する。
こうして、シール・ユニット10は、両シール表面に生
ずるどのような許容変形にも適応でき、これらは他のも
う一つの作用で形成される。
シール・ユニット10が組み立てられるとき、軸方向の
芯出しフランジ62の内側面63は、半径方向フランジ部52
の半径方向外側の縁部55からの作用隙間だけちょうど半
径方向に離れて間隔を保たれる。これは、各リブが上記
フランジ部とオイル・パン表面54、36、38、40に係合す
る際に、据付トルクが、シール・ユニット10を中心から
ずらすのを防止する。
本発明に係るシール・ユニットが成功した理由は正確
には分からないが、また、本発明は操作の特別な理論に
限定されるべく意図されてはいないが、上記リブと上記
変形可能なカラー部の組立体を設けることによって、全
体の振動吸収作用を犠牲にすることなく、かつ適当な流
体漏れを防ぐシールを得るため必要な特性を厳密にする
ことなく、上記部品内に存在するどのような不ぞろい
も、変形して吸収する能力を発揮するということが信じ
られている。
指摘したように、センディング・ユニット12は、高い
据付けトルクを受ける可能性があり、このため、上記シ
ール・ユニットは、適所にしっかりと固定され、漏れが
なく、さらに上記センディング・ユニットに過度に圧力
を加えることがないようにすることが望ましい。明らか
に、上記据付けが温度サイクリングを受けることもまた
明らかであり、本設計は、使用に際して増加と減少の繰
り替えされる温度サイクルに対応することができる。
本発明の上記好適な実施例において、ケーシング・ユ
ニット60は、鋼材料から形成されており、またその内側
縁部66は、減少した厚さに鋳造されまたは打ち出され
る。このケーシング・ユニットは、好適には軟鋼から形
成されるが、他の材料から形成される場合もある。
弾性シール体83は、好適には、ニトリルや合成エラス
トマーのような、修正された合成ゴムから形成される
が、オイルシール製造技術の当業者に知られる種類のフ
ッ化エラストマーのような耐高温度エラストマーから形
成することもできる。
本発明の図示例は、三つの同心状のシールリブのセッ
トを使用しているが、このシールリブの数は、上記ゴム
の構造の正確な形状寸法を変えることができるのと同様
に、１ないし３あるいはそれ以上に変えることができ
る。しかしながら、分離したリブ構造を設け、組立時に
上記シールを保持する手段を備えた内側縁部を設けるこ
とが望ましく、また、据付時に制御された変形を許容す
る能力を付与する。増大した軸方向幅のカラー部または
他の構造を設けることが望ましい。
単体の耳部88が軸部係合エレメントの好適なフォーム
として示されているが、これに代えて、種々の他の構造
が使用できることが理解されるであろう。
本明細書においては、「センディング・ユニット（送
出ユニット）」という表現が、一実施例として使用され
てきたが、技術的にセンディング・ユニットであろうと
なかろうと、どのような状態感知ユニットもシールでき
る。このため、特許請求の範囲においては、より一般的
な「感知ユニット」が使用されている。
シールの好適な形式が実施例を通じて記載されている
が、図示のシールおよびセンディング・ユニットに対す
る変形は、本発明の範囲内においてなされる。
【図面の簡単な説明】
第１図は、部分的に正面で部分的に断面とされたエンジ
ン前部の正面図で、自動車エンジン・オイル・パンの一
部と油量表示計センディング・ユニットの一部との間の
使用位置にある本発明の新規なシールを示している。第
1A図は、拡大した部分分解断面図で、最終組立直前の第
１図のエレメントを示している。 第２図は、センディング・ユニット、シール・ユニット
およびオイル・パンの完全に分解された斜視図で、初期
組立前のこれらのユニットを示している。 第３図は、第２図の３−３線に沿った、第１図および第
２図のシールの正面図で、シール・エレメントの外向端
面を示している。 第４図は、第２図の４−４線に沿った、第１図ないし第
３図のシールの前側正面図で、シール・ユニットの内側
端面を示している。 第５図は、本発明のシール・ユニットの更に拡大した部
分鉛直断面図で、ケーシングとその多機能エラストメリ
ック・シール体部分を示している。 36…径方向外側シール表面（他方側の組合せ部材のシー
ル表面）、40…径方向内側シール表面（他方側の組合せ
部材のシール表面）、54…軸方向内向きのシール表面
（一方側の組合せ部材のシール表面）、12…センディン
グ・ユニット（一方側の組合せ部材、状態感知ユニッ
ト）、14…オイル・パン・ユニットの輪郭部（他方側の
組合せ部材）、10…（オイル）シール・ユニット、46…
（センディング・ユニットの）軸部、60…ケーシング・
ユニット、83…弾性シール体、62…芯出しフランジ、64
…接着フランジ、66…接着フランジの内側縁部、78,80,
90…シールリブ、72,74,76…シールリブ、86…（内側）
ウエブ表面、84…径方向ウエブ、88…耳部（係合部
分）、32…凹部、90…カラー部、92…環状肩部、52…セ
ンディング・ユニットの半径方向フランジ部（フランジ
部）、55…半径方向フランジ部の縁部（縁部）、16…ク
ランクケース・オイル・パン、34…センディング・ユニ
ットの受入部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−177216（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−14547（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭57−34141（ＪＰ，Ｙ２) 特公 昭45−24734（ＪＰ，Ｂ１) 特公 昭37−12757（ＪＰ，Ｂ１) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F16J 15/12 F01M 11/00 F02F 11/00 G01F 23/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】互いを液密な関係にするシール表面（36,4
    0,54）を備える一方側と他方側の組合せ部材（12,14）
    の間に配置されるオイルシール・ユニット（10）であっ
    て、 前記一方側の組合せ部材（12）は、前記オイルシール・
    ユニットを通して軸方向に延びるようにされた軸部（4
    6）を備えており、 前記オイルシール・ユニット（10）は、ケーシング・ユ
    ニット（60）と、前記ケーシング・ユニットに接着され
    る弾性シール体（83）との組合せからなり、 前記ケーシング・ユニット（60）は、軸方向に延びる芯
    出しフランジ（62）と、半径方向に延びる接着フランジ
    （64）とを有し、前記接着フランジ（64）は、反対向き
    表面と内側縁部（66）とを有しており、 前記弾性シール体（83）は、半径方向の内側シール部
    と、外側シール部と、中間シール部とからなり、 前記外側シール部は、前記接着フランジの反対向き表面
    の一方側を覆う、ほぼ連続的で環状の一つ以上のシール
    リブ（78,80,82）と、前記接着フランジの反対向き表面
    の他方側を覆う、ほぼ連続的で環状の一つ以上のシール
    リブ（72,74,76）とを備えており、 前記内側シール部は、半径方向内側で軸方向に延びるウ
    エブ表面（86）で終端されて半径方向に延びる径方向ウ
    エブ（84）を備え、前記ウエブ表面（86）は、前記軸部
    （46）を受入れ可能な開口を画定しており、前記径方向
    ウエブ（84）は、前記一方側の組合せ部材（12）に関し
    て前記オイルシール・ユニット（10）を保持するべく、
    前記軸部（46）に係合させるように形成された係合部分
    （88）を備えており、 前記中間シール部は、前記他方側の組合せ部材（14）の
    シール表面（36,40）と前記シール・ユニット（10）と
    によって画定される凹部（32）において、十分に液密な
    シール係合になるよう変形するようにされた軸方向に厚
    い部分を備えている ことを特徴とするオイルシール・ユニット。
  2. 【請求項２】前記接着フランジの反対向き表面の一方側
    を覆う、ほぼ連続的で環状の一つ以上のシールリブと、
    前記接着フランジの反対向き表面の他方側を覆う、ほぼ
    連続的で環状の一つ以上のシールリブは、 前記反対向き表面のそれぞれを覆う、それぞれ複数個の
    シールリブである ことを特徴とする請求項１に記載のオイルシール・ユニ
    ット。
  3. 【請求項３】前記接着フランジの反対向き表面の一方側
    を覆う、ほぼ連続的で環状の一つ以上のシールリブと、
    前記接着フランジの反対向き表面の他方側を覆う、ほぼ
    連続的で環状の一つ以上のシールリブは、 前記反対向き表面のそれぞれを覆う、それぞれ３個のシ
    ールリブである ことを特徴とする請求項１に記載のオイルシール・ユニ
    ット。
  4. 【請求項４】十分に液密なシール係合になるよう変形す
    るようにされた前記軸方向に厚い部分は、ほぼ円環状の
    カラー部（90）を備えており、 前記カラー部（90）は、その半径方向内側に延設され
    て、軸方向に少し薄くされた環状肩部（92）を有してい
    る ことを特徴とする請求項１に記載のオイルシール・ユニ
    ット。
  5. 【請求項５】前記径方向ウエブの係合部分は、 前記軸部の受入れ開口を画定する前記ウエブ表面（86）
    の上に形成された、半径方向内向きの複数個の耳部（8
    8）である ことを特徴とする請求項１に記載のオイルシール・ユニ
    ット。
  6. 【請求項６】車両クランクケース・オイル・パン（16）
    の中に延びるようになっている軸部（46）を有し遠隔計
    測器と共に使用するようにされた状態感知ユニット（1
    2）と、前記車両クランクケース・オイル・パンに関連
    して前記軸部（46）を受け入れて位置決めする手段（1
    4,10）との組合せであって、 前記状態感知ユニット（12）は、半径方向に延びるフラ
    ンジ部（52）を有し、このフランジ部（52）は、軸方向
    内向きのシール表面（54）と半径方向最外部の縁部（5
    5）とを備えており、 前記車両クランクケース・オイル・パン（16）は、感知
    ユニット受入部（34）を有し、この感知ユニット受入部
    （34）は、軸方向に互いにズレて軸方向外方に向き、同
    軸的に設けられた径方向内側シール表面（40）と径方向
    外側シール表面（36）とを備えており、 前記状態感知ユニットのシール表面（54）と前記オイル
    ・パン（16）の間には、オイルシール・ユニット（10）
    の少なくとも一部が配置されており、 前記オイルシール・ユニット（10）は、ケーシング・ユ
    ニット（60）と、このケーシング・ユニットに接着され
    る弾性シール体（83）の組み合わせからなり、 前記ケーシング・ユニット（60）は、前記フランジ部
    （52）の半径方向最外部の縁部（55）を取り囲み、これ
    を半径方向に少し隔てて軸方向に延びる芯出しフランジ
    （62）と、反対向き表面および内側縁部（66）を有して
    半径方向に延びる接着フランジ（64）とを備えており、 前記弾性シール体（83）は、半径方向の内側シール部
    と、外側シール部と、中間シール部とを有し、 前記外側シール部は、前記接着フランジ（64）の反対向
    き表面の一方側を覆う、ほぼ連続的で環状の一つ以上の
    シールリブ（78,80,82）と、前記接着フランジの反対向
    き表面の他方側を覆う、ほぼ連続的で環状の一つ以上の
    シールリブ（72,74,76）とを備えており、 前記内側シール部は、半径方向内側で軸方向に延びるウ
    エブ表面（86）で終端されて半径方向に延びる径方向ウ
    エブ（84）を備え、前記ウエブ表面（86）は、前記軸部
    （46）を受け入れる開口を画定しており、前記径方向ウ
    エブ（84）は、前記オイル・パン（16）の中に、前記感
    知ユニットを位置決めするのに先立って、前記状態感知
    ユニットに関して前記オイルシール・ユニット（10）を
    保持するべく、前記軸部（46）に係合させるように形成
    された係合部分（88）を備えており、 前記中間シール部は、前記感知ユニット受入部（34）の
    前記径方向内側シール表面（40）と、前記オイルシール
    ・ユニット（10）とで画定される凹部（32）において、
    十分な液密なシール係合になるよう変形するようにされ
    た軸方向に厚い部分を備えている ことを特徴とする状態感知ユニットと他のものの組合
    せ。
  7. 【請求項７】前記接着フランジの反対向き表面の一方側
    を覆う、ほぼ連続的で環状の一つ以上のシールリブと、
    前記接着フランジの反対向き表面の他方側を覆う、ほぼ
    連続的で環状の一つ以上のシールリブは、 前記反対向き表面のそれぞれを覆う、それぞれ複数個の
    シールリブである ことを特徴とする請求項６に記載の組合せ。
  8. 【請求項８】前記接着フランジの反対向き表面の一方側
    を覆う、ほぼ連続的で環状の一つ以上のシールリブと、
    前記接着フランジの反対向き表面の他方側を覆う、ほぼ
    連続的で環状の一つ以上のシールリブは、 前記反対向き表面のそれぞれを覆う、それぞれ３個のシ
    ールリブである ことを特徴とする請求項６に記載の組合せ。
  9. 【請求項９】十分に液密なシール係合になるよう変形す
    るようにされた前記軸方向に厚い部分は、ほぼ円環状の
    カラー部（90）を備えており、 前記カラー部（90）は、その半径方向内側に延設され、
    軸方向に少し薄くされた環状肩部（92）を備えている ことを特徴とする請求項６に記載の組合せ。
  10. 【請求項１０】前記径方向ウエブの係合部分は、 前記軸部の受入れ開口を画定する前記ウエブ表面（86）
    の上に形成された、半径方向内向きの複数個の耳部（8
    8）である ことを特徴とする請求項６に記載の組合せ。
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