JP2912230B2 - 携帯用プリンタとその組立方法 - Google Patents

携帯用プリンタとその組立方法

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JP2912230B2
JP2912230B2 JP8133717A JP13371796A JP2912230B2 JP 2912230 B2 JP2912230 B2 JP 2912230B2 JP 8133717 A JP8133717 A JP 8133717A JP 13371796 A JP13371796 A JP 13371796A JP 2912230 B2 JP2912230 B2 JP 2912230B2
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JP
Japan
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printer
knob
housing
shaft
operation knob
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JP8133717A
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JPH09314932A (ja
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貴久 大澤
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NEC Platforms Ltd
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NEC Shizuoca Ltd
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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯用プリンタとそ
の組立方法に関し、特に防水・防滴機能を有する携帯用
プリンタとその組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の携帯用プリンタ装置の一例
を示す斜視図である。
【0003】図3を参照すると、この従来例のプリンタ
装置は、プリンタ本体35にプラテン33とプリンタヘ
ッド34とが装着され、プラテン33には用紙の送り/
戻しを行うためのフィードノブ31と、プリンタヘッド
34の解除/固定を行うための解除レバー32とを備え
ている。
【0004】携帯用情報機器に付属した携帯用プリンタ
は屋外で使用され、特に降雨時にも使用されることがあ
る。このような環境において使用するためには、携帯用
プリンタの本体部の防水・防滴構造を考慮しなければな
らない。
【0005】用紙の送り/戻しを行うフィードノブ31
とプリンタヘッド34の解除/固定を行う解除レバー3
2とを備える従来の携帯用プリンタは、図3に示すプリ
ンタ本体部の全体が筺体(図示省略)に収納されてお
り、屋外でのフィードノブによる用紙の送り/戻しやプ
リンタヘッドの解除/固定を行うときには筺体カバー
(図示省略)を開けて操作していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来の携帯用プリ
ンタは、フィードノブやプリンタヘッドの解除レバーを
含むプリンタ本体部の全体が筺体に収納されており、屋
外で用紙の送り/戻しやプリンタヘッドの解除/固定を
行うときには、筺体カバーを開けてフィードノブやプリ
ンタヘッドの解除レバーを操作していた。
【0007】そしてもし、筺体カバーを開けずに屋外で
操作可能とするために、フィードノブと解除レバーとを
単純に筺体の外に出すと、筺体の上下カバーにフィード
ノブの径の分だけ逃げを設ける必要があるので、携帯に
便利な小型化に逆行するという問題点があった。
【0008】つまり、従来の携帯用プリンタにはプリン
タ本体部の防水/防滴対策は構じられていなかったの
で、降雨時に屋外で操作するときには支障を来たすとい
う問題点があった。
【0009】本発明の目的は、フィードノブおよび解除
レバーの部分から筺体内へ浸水するのを防止する携帯用
プリンタとその組立方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明によれば、用
紙の送り/戻しを行うフィードノブとプリンタヘッドの
解除/固定を行う解除レバーとを備えるプリンタ本体部
を筺体内に収納した携帯用プリンタにおいて、前記プリ
ンタ本体部に取り付けて回転操作によって前記フィード
ノブを機能させるとともに前記解除レバーを機能させる
操作つまみの軸部の外周にOリングを挿着したことを特
徴とする携帯用プリンタが得られる。
【0011】
【0012】
【0013】そして、第2の発明によれば、用紙の送り
/戻しを行うフィードノブとプリンタヘッドの解除/固
定を行う解除レバーとを備えるプリンタ本体部が筺体内
に収納された構成を有する携帯用プリンタの組立方法に
おいて、前記筺体に対する押込み/引出し操作および回
転操作によって前記フィードノブを機能させるとともに
前記解除レバーを機能させる操作つまみを備え、前記プ
リンタ本体部を前記筺体に取り付けた後に前記操作つま
みの軸部の外周にOリングを挿着して前記操作つまみの
軸部を前記筺体の段付き貫通孔に挿入してプラテン軸と
同一軸上に取り付けることを特徴とする携帯用プリンタ
の組立方法が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態におけるプラテ
ン軸上の構成を示す部分断面図で、(a)は操作つまみ
を筺体から引き出した状態を示し、(b)は操作つまみ
を筺体へ押し込んだ状態を示す。
【0016】図1(a)を参照すると、筺体側壁1の中
心部にはプラテン2およびこのプラテン2と一体化され
たプラテン軸3の中心軸と同心になるように段付きの貫
通孔が設けられている。
【0017】そして、プラテン軸3の先端(図ではプラ
テン2の左端)にはプリンタヘッドの解除/固定を行う
ための舌片状突起を有する解除ドラム4が挿入されてお
り、プラテン軸3のさらに先端の解除ドラム4の左端中
心部にはスプリング5が挿入されている。
【0018】ここで、解除ドラム4とスプリング5とは
プラテン軸3に対して回転自在なはめ合い構造を有して
おり、また、解除ドラム4の一端面(図では左端面)に
は鋸歯状の刻みを有するセレーション形状が形成されて
いる。
【0019】さらに、プラテン軸3の左端には継手8を
介在させ、この継手8の中心部に筺体側壁1の段付き貫
通孔を通して図の左方から操作つまみ6の軸が挿入係合
されている。
【0020】なお、継手8の解除ドラム4との対向面に
は、解除ドラム4の端面の鋸歯状の刻みと噛み合わせる
ためのセレーション形状が形成されている。また、操作
つまみ6の軸の外周面と継手8の内周面とには互いに噛
み合うスプライン形状がそれぞれ形成されており、圧入
によって係着される。
【0021】さらに、プラテン軸3の先端部3aには平
面が設けてあり、操作つまみ軸の先端部(右方)にはプ
ラテン軸3の左端断面と相似形で僅かにサイズが大きい
孔が形成されている。
【0022】したがって、操作つまみ6を軸方向に動か
したときは操作つまみ軸はプラテン軸3に摺動挿入さ
れ、操作つまみ6を回転させたときは操作つまみ軸とプ
ラテン軸3とは直結で回転運動を伝達し合う。
【0023】この構造を採る本実施形態では、図1
(a)に示す状態のときは、操作つまみ6を回転させる
ことによってプラテン2に回転運動が伝達され、用紙の
送り/戻しが行われる。
【0024】また、操作つまみ6の軸の筺体側壁1の内
側(図では右側)には抜け止めのためのEリング9が取
り付けられるとともに、筺体側壁1の外側(図では左
側)には防水・防滴のためのOリング7が取り付けられ
ている。
【0025】次に、図1(b)を参照すると、同図
(a)に示す状態から操作つまみ6を筺体内部に(矢印
A)押し込むと、操作つまみ軸はプラテン軸3上を右方
向に摺動し、操作つまみ軸の先端(右端)に圧入された
継手8のセレーション形状が解除ドラム4のセレーショ
ン形状と互いに噛み合い、操作つまみ6の回転運動は解
除ドラム4に伝達される状態になる。なお、この状態で
は、スプリング5は解除ドラム4と継手8との間に圧縮
された状態となっている。
【0026】したがって、操作者が操作つまみ6を矢印
Bの方向に回転させると、解除ドラム4も同方向に回転
して舌片状突起がプリンタヘッド(図示省略)を押し退
けるので、プリンタヘッドの解除/固定が行われる。
【0027】そして、この状態から操作者が操作つまみ
6から手を放すと、スプリング5の付勢力によって操作
つまみ6は図1(a)に示す状態に戻り、解除ドラム4
との係着は解かれる。
【0028】次に、本実施形態の携帯用プリンタの組立
方法について図2を参照して説明する。図2は図1に示
す部分の組立方法を説明するための分解斜視図である。
【0029】本実施形態の用紙の送り/戻しを行うフィ
ードノブとプリンタヘッドの解除/固定を行う解除レバ
ーとを備えるプリンタ本体部が筺体内に収納された構成
を有する携帯用プリンタは次の手順により組み立てられ
る。
【0030】まず、舌片状突起4aを有する解除ドラム
4を、プラテン2と一体化されたプラテン軸3の先端部
3aの根元まで挿入し、さらに先端部3aの先端にスプ
リング5を挿着する。
【0031】この構成を有するプラテン2を備えるプリ
ンタ本体部を筺体内に取り付けて固定する。
【0032】次に、操作つまみ6の軸の外周上にOリン
グ7を挿入し、この操作つまみ6の軸の先端を筺体内壁
1の段付き貫通孔1aに筺体の外側から挿入する。そし
て、継手8を介在させてプラテン軸3の先端に係合さ
せ、抜止め用のEリング9を操作つまみ6の軸の外周上
に設けられた溝6aに装着して操作つまみ6を固定す
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の組立方法に
より組み立てられた携帯用プリンタは、用紙の送り/戻
しを行うフィードノブとプリンタヘッドの解除/固定を
行う解除レバーとを備えるプリンタ本体部を筺体内に収
納した携帯用プリンタにおいて、プリンタ本体部に取り
付けて回転操作によってフィードノブを機能させるとと
もに解除レバーを機能させる操作つまみの軸部の外周に
Oリングを挿着したことにより、簡単な組立方法によっ
て防水・防滴機能を持たせることができるので、屋外で
の操作性が著しく向上するという効果を有する。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるプラテン軸上の構
成を示す部分断面図で、(a)は操作つまみを筺体から
引き出した状態を示し、(b)は操作つまみを筺体へ押
し込んだ状態を示す。
【図2】図1に示す部分の組立方法を説明するための分
解斜視図である。
【図3】従来の携帯用プリンタ装置の一例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 筺体側壁 1a 段付き貫通孔 2 プラテン 3 プラテン軸 3a 先端部 4 解除ドラム 4a 舌片状突起 5 スプリング 6 操作つまみ 6a 溝 7 Oリング 8 継手 9 Eリング
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−80057(JP,A) 特開 昭61−61881(JP,A) 特開 昭61−95967(JP,A) 特開 昭62−170374(JP,A) 特開 昭63−230449(JP,A) 実開 昭59−153255(JP,U) 実開 昭62−94850(JP,U) 実開 平1−68846(JP,U) 実開 昭54−34740(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 11/38 B41J 3/36 B41J 29/13

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の送り/戻しを行うフィードノブと
    プリンタヘッドの解除/固定を行う解除レバーとを備え
    るプリンタ本体部を筺体内に収納した携帯用プリンタに
    おいて、前記プリンタ本体部に取り付けて回転操作によ
    って前記フィードノブを機能させるとともに前記解除レ
    バーを機能させる操作つまみの軸部の外周にOリングを
    挿着したことを特徴とする携帯用プリンタ。
  2. 【請求項2】 用紙の送り/戻しを行うフィードノブと
    プリンタヘッドの解除/固定を行う解除レバーとを備え
    るプリンタ本体部が筺体内に収納された構成を有する携
    帯用プリンタの組立方法において、前記筺体に対する押
    込み/引出し操作および回転操作によって前記フィード
    ノブを機能させるとともに前記解除レバーを機能させる
    操作つまみを備え、前記プリンタ本体部を前記筺体に取
    り付けた後に前記操作つまみの軸部の外周にOリングを
    挿着して前記操作つまみの軸部先端を前記筺体の段付き
    貫通孔に挿入してプラテン軸と同一軸上に取り付けるこ
    とを特徴とする携帯用プリンタの組立方法。
JP8133717A 1996-05-28 1996-05-28 携帯用プリンタとその組立方法 Expired - Lifetime JP2912230B2 (ja)

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