JP2911975B2 - コーヒー、茶類等の嗜好飲料の濃縮方法 - Google Patents
コーヒー、茶類等の嗜好飲料の濃縮方法Info
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- JP2911975B2 JP2911975B2 JP20581090A JP20581090A JP2911975B2 JP 2911975 B2 JP2911975 B2 JP 2911975B2 JP 20581090 A JP20581090 A JP 20581090A JP 20581090 A JP20581090 A JP 20581090A JP 2911975 B2 JP2911975 B2 JP 2911975B2
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- reverse osmosis
- pressure
- coffee
- tea
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コーヒー、茶類、果汁等の嗜好飲料の濃縮
方法に関する。
方法に関する。
コーヒー、茶類、果汁等の嗜好飲料抽出液の濃縮法
は、一般的には相変化を伴う蒸発濃縮である。このため
重要なアロマ成分が除去され、たとえ濃縮後アロマ成分
を戻すとしても損失と変質が生じる。
は、一般的には相変化を伴う蒸発濃縮である。このため
重要なアロマ成分が除去され、たとえ濃縮後アロマ成分
を戻すとしても損失と変質が生じる。
この品質的問題を解決するため、圧力を駆動力とする
膜法が検討され、膜法による2段処理が知られている
(例えば、特開昭56−29954号公報)。しかしながらか
かる方法では、第1段処理での可溶性固型分を完全に保
持できず、高濃度まで濃縮できない。また後段において
はフレーバー成分の回収のみでなく、低分子量の可溶性
固型分も濃縮する必要があり、高負荷となり膜寿命が短
くなるという問題があった。
膜法が検討され、膜法による2段処理が知られている
(例えば、特開昭56−29954号公報)。しかしながらか
かる方法では、第1段処理での可溶性固型分を完全に保
持できず、高濃度まで濃縮できない。また後段において
はフレーバー成分の回収のみでなく、低分子量の可溶性
固型分も濃縮する必要があり、高負荷となり膜寿命が短
くなるという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕 本発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
であって、前段及び後段に特定の膜を用いて、特定操作
圧力で処理することにより、極めて効果的に目的とする
濃縮度を得ることができることを見い出して、本発明に
至ったものである。
であって、前段及び後段に特定の膜を用いて、特定操作
圧力で処理することにより、極めて効果的に目的とする
濃縮度を得ることができることを見い出して、本発明に
至ったものである。
即ち本発明は、コーヒー、茶類、果汁等の嗜好飲料抽
出液の濃縮方法において、 (a)嗜好飲料抽出液を、ルーズ逆浸透複合膜で、50〜
120kgf/cm2の操作圧力にて逆浸透処理し、 (b)(a)工程から得た逆浸透透過液を、低圧逆浸透
複合膜で、(a)工程の操作圧力よりも低圧であって、
30〜50kgf/cm2の操作圧力にて逆浸透処理し、濃縮液と
してフレーバー成分を回収し、 (c)(a)工程から得た濃縮液と(b)工程から得た
濃縮液を混合して、目的の濃縮度を得ることを特徴とす
るコーヒー、茶類、果汁等の嗜好飲料抽出液の濃縮方法
を提供する。
出液の濃縮方法において、 (a)嗜好飲料抽出液を、ルーズ逆浸透複合膜で、50〜
120kgf/cm2の操作圧力にて逆浸透処理し、 (b)(a)工程から得た逆浸透透過液を、低圧逆浸透
複合膜で、(a)工程の操作圧力よりも低圧であって、
30〜50kgf/cm2の操作圧力にて逆浸透処理し、濃縮液と
してフレーバー成分を回収し、 (c)(a)工程から得た濃縮液と(b)工程から得た
濃縮液を混合して、目的の濃縮度を得ることを特徴とす
るコーヒー、茶類、果汁等の嗜好飲料抽出液の濃縮方法
を提供する。
本発明において(a)工程で用いるルーズ逆浸透複合
膜とは、0.1〜0.2%NaCl水溶液を圧力10〜20kgf/cm2、
温度25℃で処理した時のNaCl阻止率が10〜70%、好まし
くは10〜30%を示す複合膜である。また(b)工程で用
いる低圧浸透複合膜とは、0.1〜0.2%NaCl水溶液を圧力
10〜15kgf/cm2、温度25℃で処理した時のNaCl阻止率が9
9.0〜99.9%示す複合膜である。かかる複合膜の活性層
材質は、ポリアミド系、ポリビニルアルコール系、スル
ホン化ポリエーテルスルホン系等が好ましく、特に
(b)工程で用いる膜ではフレーバー成分の阻止性の高
いポリアミド系が望ましい。またその支持層材質は、特
に限定されないが、例えば、ポリスルホン製、ポリエー
テルスルホン製などの限外濾過膜等を挙げることができ
る。
膜とは、0.1〜0.2%NaCl水溶液を圧力10〜20kgf/cm2、
温度25℃で処理した時のNaCl阻止率が10〜70%、好まし
くは10〜30%を示す複合膜である。また(b)工程で用
いる低圧浸透複合膜とは、0.1〜0.2%NaCl水溶液を圧力
10〜15kgf/cm2、温度25℃で処理した時のNaCl阻止率が9
9.0〜99.9%示す複合膜である。かかる複合膜の活性層
材質は、ポリアミド系、ポリビニルアルコール系、スル
ホン化ポリエーテルスルホン系等が好ましく、特に
(b)工程で用いる膜ではフレーバー成分の阻止性の高
いポリアミド系が望ましい。またその支持層材質は、特
に限定されないが、例えば、ポリスルホン製、ポリエー
テルスルホン製などの限外濾過膜等を挙げることができ
る。
また上記複合膜を備えるモジュールの形態は特に限定
されないが、前段(a)に管状型、後段(b)にスパイ
ラル型を用いるのが好ましい。
されないが、前段(a)に管状型、後段(b)にスパイ
ラル型を用いるのが好ましい。
本発明においては、まず第1段目((a)工程)とし
て嗜好飲料抽出液を、上記ルーズ逆浸透複合膜を用いて
50〜120kgf/cm2、好ましくは100〜120kgf/cm2の操作圧
力、5〜15℃の処理温度にて逆浸透処理し、30〜50Brix
まで濃縮する。かかるルーズ逆浸透複合膜を用いること
により、低分子量の可溶性固型分をほとんど濃縮するこ
とができる。
て嗜好飲料抽出液を、上記ルーズ逆浸透複合膜を用いて
50〜120kgf/cm2、好ましくは100〜120kgf/cm2の操作圧
力、5〜15℃の処理温度にて逆浸透処理し、30〜50Brix
まで濃縮する。かかるルーズ逆浸透複合膜を用いること
により、低分子量の可溶性固型分をほとんど濃縮するこ
とができる。
次いで第2段目((b)工程)として前工程(a)で
得られた逆浸透透過液を、上記低圧逆浸透複合膜で、
(a)工程の操作圧力よりも低圧であって、30〜50kgf/
cm2、好ましくは30〜40kgf/cm2の操作圧力、5〜15℃の
処理温度にて逆浸透処理し、第1段目の透過液中のフレ
ーバー成分を濃縮する。ここでは、フレーバー成分のみ
を濃縮することになるので、浸透圧は低く、比較的低圧
により高濃度まで濃縮することができる。
得られた逆浸透透過液を、上記低圧逆浸透複合膜で、
(a)工程の操作圧力よりも低圧であって、30〜50kgf/
cm2、好ましくは30〜40kgf/cm2の操作圧力、5〜15℃の
処理温度にて逆浸透処理し、第1段目の透過液中のフレ
ーバー成分を濃縮する。ここでは、フレーバー成分のみ
を濃縮することになるので、浸透圧は低く、比較的低圧
により高濃度まで濃縮することができる。
次いで、(a)工程から得た濃縮液と(b)工程から
得た濃縮液を混合することにより、目的の高濃縮度でか
つフレーバー成分をほとんど保持した品質の良好な製品
を得ることができる。
得た濃縮液を混合することにより、目的の高濃縮度でか
つフレーバー成分をほとんど保持した品質の良好な製品
を得ることができる。
第1図は、本発明のフローの実例を示す説明図であ
る。
る。
本発明においては、濃縮倍率については、前段では糖
度30〜40°Brixまで濃縮可能であり、後段でも前段の透
過液中のフレーバー回収のため、高い容量減少率、例え
ば30〜40倍まで容量減少可能で高濃度のフレーバーが回
収できる。したがって、高濃縮度でかつフレーバー成分
をほとんど保持した品質の良好な製品を得ることができ
る。
度30〜40°Brixまで濃縮可能であり、後段でも前段の透
過液中のフレーバー回収のため、高い容量減少率、例え
ば30〜40倍まで容量減少可能で高濃度のフレーバーが回
収できる。したがって、高濃縮度でかつフレーバー成分
をほとんど保持した品質の良好な製品を得ることができ
る。
以下に本発明の実施例を挙げるが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
限定されるものではない。
実施例 常法で得られた工業用コーヒー抽出液を、まずルーズ
逆浸透複合膜(NaCl阻止率=10%、膜面積=1.6m2、活
性層=スルホン化ポリエーテルスルホン系、支持層=ポ
リスルホン系)を備えた管状モジュールを用い、操作圧
力=100kgf/cm2、線速=1.5m/sec、温度=10℃の条件下
にて濃縮を行った。1.5Brixを40Brixまで濃縮した時の
平均Fluxは12.7l/m2・hで、透過液の糖度は0.2Brixで
あった。
逆浸透複合膜(NaCl阻止率=10%、膜面積=1.6m2、活
性層=スルホン化ポリエーテルスルホン系、支持層=ポ
リスルホン系)を備えた管状モジュールを用い、操作圧
力=100kgf/cm2、線速=1.5m/sec、温度=10℃の条件下
にて濃縮を行った。1.5Brixを40Brixまで濃縮した時の
平均Fluxは12.7l/m2・hで、透過液の糖度は0.2Brixで
あった。
ついで得られた透過液を、低圧逆浸透複合膜(NaCl阻
止率=99.5%、膜面積=2m2、活性層=ポリアミド系、
支持層=ポリスルホン系)を備えたスパイラル型モジュ
ールを用い、操作圧力=30kgf/cm2、線速=0.2m/sec、
温度=10℃の条件下にて濃縮を行った。0.2Brixを2Brix
まで濃縮した時の平均Fluxは35.2l/m2・hで、透過液の
糖度は0Brixで、無味無臭であった。
止率=99.5%、膜面積=2m2、活性層=ポリアミド系、
支持層=ポリスルホン系)を備えたスパイラル型モジュ
ールを用い、操作圧力=30kgf/cm2、線速=0.2m/sec、
温度=10℃の条件下にて濃縮を行った。0.2Brixを2Brix
まで濃縮した時の平均Fluxは35.2l/m2・hで、透過液の
糖度は0Brixで、無味無臭であった。
また液量バランスは第2図のとおりであった。
比較例 常法で得られた工業用コーヒー抽出液を、まず限外濾
過膜(概略分画分子量=2,000)備えたチューブラー型
モジュールを用い、操作圧力=20kgf/cm2、線速=1.5m/
sec、温度=10℃の条件下にて濃縮を行った。1.5Brixを
15Brixまで濃縮した時の平均Fluxは16.4l/m2・hで、透
過液の糖度は1.3Brixであった。
過膜(概略分画分子量=2,000)備えたチューブラー型
モジュールを用い、操作圧力=20kgf/cm2、線速=1.5m/
sec、温度=10℃の条件下にて濃縮を行った。1.5Brixを
15Brixまで濃縮した時の平均Fluxは16.4l/m2・hで、透
過液の糖度は1.3Brixであった。
ついで得られた透過液を、高圧逆浸透複合膜(NaCl阻
止率=99%、膜面積=2m2、活性層=ポリアミド系、支
持層=ポリスルホン系)を備えたスパイラル型モジュー
ルを用い、操作圧力=70kgf/cm2、線速=0.2m/sec、温
度=10℃の条件下にて濃縮を行った。1.3Brixを25Brix
まで濃縮した時の平均Fluxは5.6l/m2・hで、透過液の
糖度は0Brixであった。
止率=99%、膜面積=2m2、活性層=ポリアミド系、支
持層=ポリスルホン系)を備えたスパイラル型モジュー
ルを用い、操作圧力=70kgf/cm2、線速=0.2m/sec、温
度=10℃の条件下にて濃縮を行った。1.3Brixを25Brix
まで濃縮した時の平均Fluxは5.6l/m2・hで、透過液の
糖度は0Brixであった。
また液量バランスは第3図のとおりであった。
したがって、第2段目の逆浸透膜の負荷が高くなると
ともに、混合された濃縮液のBrixも低い。
ともに、混合された濃縮液のBrixも低い。
第1図は本発明のフローの実例を示す説明図、第2図は
実施例における液量バランスを示す説明図、第3図は比
較例における液量バランスを示す説明図である。 1……ルーズ逆浸透複合膜モジュール、2……低圧逆浸
透複合膜モジュール
実施例における液量バランスを示す説明図、第3図は比
較例における液量バランスを示す説明図である。 1……ルーズ逆浸透複合膜モジュール、2……低圧逆浸
透複合膜モジュール
Claims (1)
- 【請求項1】コーヒー、茶類等の嗜好飲料抽出液の濃縮
方法において、 (a)嗜好飲料抽出液を、ルーズ逆浸透複合膜で、50〜
120kgf/cm2の操作圧力にて逆浸透処理し、 (b)(a)工程から得た逆浸透透過液を、低圧逆浸透
複合膜で、(a)工程の操作圧力よりも低圧であって、
30〜50kgf/cm2の操作圧力にて逆浸透処理し、濃縮液と
してフレーバー成分を回収し、 (c)(a)工程から得た濃縮液と(b)工程から得た
濃縮液を混合して、目的の濃縮度を得ることを特徴とす
るコーヒー、茶類等の嗜好飲料抽出液の濃縮方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20581090A JP2911975B2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | コーヒー、茶類等の嗜好飲料の濃縮方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20581090A JP2911975B2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | コーヒー、茶類等の嗜好飲料の濃縮方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0488948A JPH0488948A (ja) | 1992-03-23 |
JP2911975B2 true JP2911975B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=16513074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20581090A Expired - Lifetime JP2911975B2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | コーヒー、茶類等の嗜好飲料の濃縮方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2911975B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6063428A (en) * | 1996-02-26 | 2000-05-16 | The Procter & Gamble Company | Green tea extract subjected to cation exchange treatment and nanofiltration to improve clarity and color |
US6203837B1 (en) | 1998-10-06 | 2001-03-20 | Xcafe' Llc | Coffee system |
MY117222A (en) * | 1999-05-18 | 2004-05-31 | Nestle Sa | Stable coffee concentrate system |
JP4562601B2 (ja) * | 2005-07-14 | 2010-10-13 | 小川香料株式会社 | コーヒー飲料の製造方法 |
US10111554B2 (en) | 2015-03-20 | 2018-10-30 | Meltz, LLC | Systems for and methods of controlled liquid food or beverage product creation |
US9480359B1 (en) | 2015-07-30 | 2016-11-01 | Meltz, LLC | Semi-continuous processes for creating an extract from coffee or other extractable materials |
KR20200126887A (ko) | 2017-04-27 | 2020-11-09 | 코메티어 인크. | 원심 추출 방법 및 이 방법을 수행하기에 적합한 장치 |
US11724849B2 (en) | 2019-06-07 | 2023-08-15 | Cometeer, Inc. | Packaging and method for single serve beverage product |
-
1990
- 1990-08-01 JP JP20581090A patent/JP2911975B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0488948A (ja) | 1992-03-23 |
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