JP2911342B2 - 空気調和装置の強制運転実行方法 - Google Patents

空気調和装置の強制運転実行方法

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JP2911342B2
JP2911342B2 JP5211695A JP21169593A JP2911342B2 JP 2911342 B2 JP2911342 B2 JP 2911342B2 JP 5211695 A JP5211695 A JP 5211695A JP 21169593 A JP21169593 A JP 21169593A JP 2911342 B2 JP2911342 B2 JP 2911342B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置を、設置
工事の際の試運転等のために強制的に運転するための
に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置を設置した際、工事ミスや
装置自体の不具合をチェックするため試運転を行なう必
要がある。その際、コマンド入力器であるリモートコン
トローラが設置現場になかったり、試運転を種々のモー
ドや条件で行う必要があるため、リモートコントローラ
ではなく、強制運転専用に用意した特別のスイッチを用
いて試運転を行うのが一般的である。
【0003】即ち、室内機及び室外機の各々の回路基板
上に、通常運転と強制運転との切替えのためのスライド
スイッチ、及びこのスイッチの状態を制御コンピュータ
に伝えるための回路がマウントされており、このスライ
ドスイッチを強制運転側の位置へセットすることによっ
て、制御コンピュータにおいて予め用意された強制運転
用のプログラムが起動されて試運転が行えるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このスライドスイッチ
を用いた従来の強制運転方式は、試運転の際の操作が容
易であるという利点がある反面、その容易さ故に、うっ
かりすると、誤った位置にスイッチを設定してしまう可
能性があるという問題がある。
【0005】また、試運転は極めてまれにしか行わない
ため、そのようなもののための専用スイッチや付加回路
は、出来れば回路基板上から除去して、基板面積を縮小
しかつコストを削減したい、という要求が強い。
【0006】従って、本発明の目的は、空気調和装置に
おいて、従来のような強制運転専用の特別のスイッチを
設けることなく強制運転を行えるようにし、もって、回
路基板の縮小及びコスト削減に寄与することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御コンピュ
ータと、信号を入力してそれぞれ異なる動作テストを前
記制御コンピュータに実行させるための複数の検査入力
端子とが回路基板に設けられた空気調和装置において、
前記制御コンピュータは前記検査入力端子の複数に信号
が入力されると強制運転を実行することを特徴とする
【0008】
【作用】動作テスト用の検査入力端子の複数に信号を入
力することで、空気調和装置が強制運転される。
【0009】
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳細に説
明する。
【0011】図1は、本発明の方式の一実施例が適用さ
れる空気調和装置の全体構成を示す。これは、家庭等で
用いられるごく一般的な空気調和装置であり、室内ユニ
ット1と室外ユニット2とを含み、両ユニットは冷媒配
管3及び電気ケーブル4によって接続される。
【0012】図2は室内ユニット1に組込まれる回路基
板の一例を示し、図3は室外ユニット2に組込まれる回
路基板の一例を示す。
【0013】図2に示す室内ユニット用回路基板10に
は、室内ユニット制御回路を構成する種々の回路素子や
スイッチがマウントされている。スイッチ類には、例え
ば、機種コード設定スイッチ11、能力コード設定スイ
ッチ12、集中制御用グループアドレス設定スイッチ1
3、グループ制御用ユニットアドレス設定スイッチ及び
マルチアドレス設定スイッチ15などがあるが、従来の
様な強制運転専用のスイッチは設けられていない。
【0014】また、この基板10には、2本の検査入力
端子(ピン)16及び17が設けられている。第1の検
査用端子16は、この基板10上に回路を組み立てた段
階で、この回路自体の動作テストTESTを行うプログ
ラムを起動するための入力ピンである。また、検査入力
端子17は、この回路基板10を室内ユニットに組込ん
だ段階で、室内ユニット自体の動作(送風ファン駆動、
ドレンモータ駆動、フラップ駆動等)テストDISPを
行うプログラムを起動するための入力ピンである。この
2本の検査入力端子16、17は、従来は上述した2種
類のテストTEST及びDISPを行うためにのみ使用
されたが、本実施例では、後述するように強制運転のた
めのプログラムの起動にも使用される。
【0015】図3に示す室外ユニット用回路基板20に
は、室外ユニット強制回路を構成する種々の回路素子や
スイッチ類がマウントされている。スイッチ類には例え
ば、機種コード設定スイッチ21、能力コード設定スイ
ッチ22などがあるが、従来のような強制運転専用スイ
ッチはマウントされていない。また、2つの検査入力端
子23、24が設けられており、第1の端子23はこの
基板20上の制御回路自体の動作テストTEST用の入
力ピンであり、第2の端子24はこの基板20を組込ん
だ室外ユニット自体の動作(コンプレッサ駆動、ファン
駆動、弁切換等)テストDISP用の入力ピンである。
この2本の検査入力端子23、24も、後述するように
強制運転用の入力端子として使用される。
【0016】図4は、室内ユニット用基板10上の検査
入力端子16、17からの入力信号に応じて動作モード
を切換えるための、室内ユニット用基板10上の制御コ
ンピュータの処理を示すフローチャートである。
【0017】図4に示すように、電源が投入されると、
イニシャル処理の1つとして検査入力端子16、17か
ら信号値が取込まれチェックされる(ステップS1、S
2)。この時、検査入力端子16、17の双方に何も外
部電圧が加えられてなければ、入力信号値は0,0と判
断され、その場合は通常運転モードに入る(ステップS
3)。通常運転モードとは、室内ユニット1と室外ユニ
ット2とが正しく接続された状態で、リモートコントロ
ーラのようなユーザ用の運転操作器からの入力コマンド
に従って運転が行われるモードである。
【0018】ステップS2にて、第1検査入力端子16
のみに所定レベル以上の電圧が加えられていた場合は、
入力信号値は1,0と判断され、その場合は、室内ユニ
ット用基板10単体の動作テストTESTを行うための
プログラムが起動される(ステップS4)。
【0019】また、ステップS2にて、第2検査入力端
子17のみに所定レベル以上の電圧が加えられていた場
合は、室内ユニット1単体の動作テストDISPを行う
ためのプログラムが起動される(ステップS5)。
【0020】一方、ステップS2にて、検査入力端子1
6、17の双方に所定レベル以上の電圧が加えられてい
た場合は、入力信号値は1,1と判断され、その場合
は、室内ユニット1と室外ユニット2とが正しく接続さ
れた状態で、試運転のための強制運転を行うプログラム
が起動される(ステップS6)。
【0021】これと同様に、室外ユニット用基板20上
の制御コンピュータも、図4に示すようなイニシャル処
理を行なうようにプログラムされており、電源投入の際
に検査入力端子23、24に加えられている信号値の組
合せによって、通常運転が基板テストTESTか室外ユ
ニットテストDISPか強制運転かを選択される。
【0022】このようにして、専用のスイッチがなくて
も、基板テストTESTやユニットテストDISPを行
うための入力端子を利用して、設置時の試運転のための
強制運転を行うことができる。この場合、設置作業員は
検査入力端子に信号を加えるための装置を使う必要があ
るが、従来のようなスイッチの誤設定の問題はなくな
り、しかも、室内外ユニット内の回路基板の縮小やコス
ト低減に寄与できる。
【0023】以上、本発明の好適な実施例を説明した
が、本発明はこの実施例以外にも、その要旨を逸脱する
ことなく種々の異なった態様で実施することができる。
例えば、上記実施例では、電源投入直後のイニシャルル
ーチンで検査入力端子の信号値をチェックしているが、
以後の運転に入ってからも、検査入力端子状態を周期的
にチェックするようにしてもよい。また、上記実施例で
は、回路基板に2本の検査入力端子が設けられたもので
あったが、端子の本数をより多くしたものでもよい。ま
た、室内ユニット又は室外ユニットの一方にのみ、強制
運転選択機能を設けてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば
制運転専用のハード要素を特別に設ける必要がなくな
り基板サイズの縮小及びコスト削減が可能になると共
、スイッチ誤設定の問題が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方式が適用される空気調和装置の全体
構成を示す斜視図
【図2】本発明の一実施例における室外ユニット用基板
の構成を示す斜視図。
【図3】同実施例における室外ユニット用基板の構成を
示す斜視図。
【図4】同実施例における処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 室内ユニット 2 室外ユニット 10 室内ユニット用基板 26 室外ユニット用基板 16,23 第1検査入力端子 17,24 第2検査入力端子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御コンピュータと、信号を入力してそ
    れぞれ異なる動作テストを前記制御コンピュータに実行
    させるための複数の検査入力端子とが回路基板に設けら
    れた空気調和装置において、前記制御コンピュータは前
    記検査入力端子の複数に信号が入力されると強制運転を
    実行することを特徴とする空気調和装置の強制運転実行
    方法
JP5211695A 1993-08-26 1993-08-26 空気調和装置の強制運転実行方法 Expired - Fee Related JP2911342B2 (ja)

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JPH0763396A JPH0763396A (ja) 1995-03-07
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JP2011141096A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Mitsubishi Electric Corp 空調システム診断装置

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