JP2911026B2 - ソーセージの竿掛け装置 - Google Patents

ソーセージの竿掛け装置

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JP2911026B2
JP2911026B2 JP23112895A JP23112895A JP2911026B2 JP 2911026 B2 JP2911026 B2 JP 2911026B2 JP 23112895 A JP23112895 A JP 23112895A JP 23112895 A JP23112895 A JP 23112895A JP 2911026 B2 JP2911026 B2 JP 2911026B2
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chain
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信二 寒沢
智哉 鷲頭
隆弘 野村
征史 久津那
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C15/00Apparatus for hanging-up meat or sausages
    • A22C15/001Specially adapted for hanging or conveying several sausages or strips of meat

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連鎖状に連結されたソ
ーセージを、熱処理に先立ち、竿に螺旋状に懸垂する為
の、ソーセージの竿掛け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ウィンナーソーセージの竿掛け装
置としては、例えば、特開昭61−170334号(特
公平4−49380号)、特開平2−167023号
(特公平4−28333号)及び実開昭63−7671
1号(特公平5−16951号)がある。これらは、連
鎖状のウィンナーソーセージの排出口が懸垂竿の周りを
回るように回転支持されている構造である。当該排出口
を含む回転部材(以下、ワークという。)は、形状が固
定されている為、用途に制限がある。例えば、懸垂竿は
棒状のものに限られ、排出口の径より太いフランクフル
トソーセージには使用できず、ワークの長さが50〜1
20mmでありロングタイプのウィンナーソーセージに
は対応できず、一巻き(以下、ループという。)当たり
のウィンナーソーセージの個数も限定されていた。ま
た、これらの装置は、連鎖状のソーセージに強い回転力
を与える為、ソーセージの捻り戻しを発生させる問題が
あった。特に、天然腸ケーシングを用いた連鎖状のソー
セージの場合は、強い回転力を与えると、ソーセージの
捻り戻りばかりでなく、腸のパンクが発生した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願は、懸垂の自由度
があり、多様な連鎖状ソーセージを竿掛けできるソーセ
ージの竿掛け装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】天然腸ケーシングの連鎖
状のソーセージの竿掛けは、専ら手掛けで行われてい
る。本発明者は、手掛け動作を解析し、回転する送りロ
ーラーに連鎖状のソーセージを乗せて懸垂竿の周りを回
転させることによって手掛けと同等の動作ができること
を見出だし、装置として自動化する事に成功した。すな
わち、本発明は、連鎖状のソーセージを懸垂竿側に送る
送りローラーと、該送りローラー内のソーセージの有無
を見るための光電センサーと、該送りローラーを縦横2
軸方向に回転運動をさせる2つの直動ユニットと、懸垂
竿にぶつからないように該送りローラーを前後に移動さ
せる機構と、該光電センサーからの信号に基づきそれぞ
れの運動を制御する制御機構よりなるソーセージの竿掛
け装置であることを特徴とする。
【0005】本発明の竿掛け動作のポイントは、先ず第
一に回転ローラーが懸垂竿の上を跨いで、回転ローラー
から垂れ下がった連鎖状のソーセージを懸垂竿に掛ける
点であり、本願発明は、該送りローラーを縦横2軸方向
に回転運動をさせる2つの直動ユニットを設けた。
【0006】次に、該送りローラーを懸垂竿にぶつから
ないように回転移動させて元の位置に戻すことがポイン
トだが、本願発明は、該送りローラーを懸垂竿の末端の
手前を回って戻すこととし、該送りローラーを前後に移
動させる機構を設けた。送りローラーを前後に移動させ
る機構としては、直動ユニットに固着した巻き付け部ベ
ースと送りローラーを軸着した巻き付け部稼働ベースと
を蝶着し、両ベースに跨がって設けられたエアシリンダ
ーの伸縮によるものが考えられるが、それ以外にも、直
動ユニットを3軸にする機構などが考えられる。
【0007】送りローラーの構造は、ドラム状で、ソー
セージの接触部は、滑らないようにスノコ状とすること
が望ましい。また、送りローラーをコンベアとすること
も可能である。送りローラーの材質は、洗浄しやすいジ
ュラコン等が望ましい。送りローラーの回転駆動の方法
は、特に限定されるものではないが、タイミングベルト
を介して巻き付け部ベースに設けられたモーターの駆動
に基づく方法等が考えられる。
【0008】送りローラーは、ローラーが回転しなが
ら、それ自体も回転運動を行う為、送りローラーに開閉
型の押さえ部材を設けることが望ましい。押さえ部材
は、送りローラー状の連鎖状のソーセーシが、外れ落ち
たり、跳ねたりすることを防止する働きがある。押さえ
部材の構造は、特に制限を受けないが、軽量のエアシリ
ンター等の利用が考えられる。
【0009】従来のソーセージの竿掛け装置において、
懸垂竿に掛けられた連鎖状のソーセージを該懸垂竿の軸
方向へ送る機構は、数多く公開されている。本願発明
は、本発明の竿掛け機構と従来の懸垂竿に掛けられた連
鎖状のソーセージを該懸垂竿の軸方向へ送り機構と組み
合わせることも特徴としている。また、送りローラーに
連鎖状のソーセージを掛ける作業以外は自動化する為
に、光電センサーと制御機構は、本願発明において必須
の構成である。
【0010】
【作用】本願発明の構成よりなるソーセージの竿掛け装
置は、送りローラーに連鎖状のソーセージの一端を掛け
と、光電センサーが送りローラー上の連鎖状のソーセー
ジの存在を確認して制御機構に信号を送り、送りローラ
ーの押さえ部材が閉じ、送りローラー、直動ユニット、
送りローラーを前後に移動させる機構及び懸垂竿に掛け
られた連鎖状のソーセージを該懸垂竿の軸方向へ送る機
構がそれぞれタイミング良く稼働して、次々と連鎖状の
ソーセージを自動的に懸垂竿に懸垂することができる。
【0011】懸垂が終わり、光電センサーが送りローラ
ー上に連鎖状のソーセージがないことを確認すると、制
御機構に信号を送り、送りローラーは最初の位置まで来
て止まり、送りローラーの押さえ部材を開き終了とな
る。ソーセージがループ状に懸垂された懸垂竿は、別の
自動搬送手段によって熱処理工程へ運ばれる。懸垂竿が
あった場所へは、次の懸垂竿が、別の自動搬送手段によ
って運ばれて来てセットされ、次の竿掛け動作が始まる
ことを待機する。
【0012】
【実施例】以下実施例により、本発明を詳細に説明す
る。図1は、本発明を表す正面図である。1、2は直動
ユニット、3は巻き付け部、4は制御機構を表す。巻き
付け部3は、直動ユニット1に固着されており、直動ユ
ニット1、2の動きにより巻き付け部3は縦横2軸方向
に回転運動ができるようになっている。
【0013】図2は、巻き付け部3の正面図である。5
は送りローラーで、タイミングベルト9、10を介し
て、モーター11の駆動で回転する。7はロータリーア
クチュエーターで、8の押さえ部材が、送りローラー5
の上で開閉するようにとりつけられている。14はエア
シリンダーで、両端が巻き付け部ベース12と巻き付け
部稼働ベース13に軸着している。エアシリンダー14
の伸縮によって、送りローラー5を含む巻き付け部稼働
ベース13が前後に移動する。その機構を図3に示す。
6は光電センサーで、送りローラー5の上のソーセージ
の有無をセンシングし、制御機構4に信号を送り、直動
ユニット1、2、ロータリーアクチュエーター7、モー
ター11、エアシリンダー14の駆動のON、OFFを
行う。
【0014】次に、本発明の装置の動きを図4を用いて
説明する。 (a)ニュートラルの位置に停止している本発明の装置
の送りローラー5に連鎖状のソーセージ15を引っ掛け
ると、光電センサー6がセンシングし、制御機構4に信
号を送り、これにより、エアを送りロータリーアクチュ
エーター7を稼働させ、押さえ部材8が送りローラー5
の上を押え、送りローラー5の上の連鎖状のソーセージ
15の外れと踊りを防止する。
【0015】(b)次に、エアシリンダー14が伸びて
送りローラー5が、懸垂竿16の右横に引き寄せられ
る。 (c)モーター11が動き、送りローラー5の回転が始
まると同時に、直動ユニット1、2が動き始め、送りロ
ーラー5が、懸垂竿16を越えて左側へ移動する。 こ
の時、連鎖状のソーセージ15が懸垂竿16に掛かる。 (d)送りローラー5は、左に移動しながら高度を下
げ、(b)と同じ高さになると、エアシリンダー14が
縮んで送りローラー5が、手前に開き、今度は右側に移
動する。
【0016】(e)送りローラー5が懸垂竿16の手前
を越えて(a)の位置に来ると、エアシリンダー14が
伸びて(b)の位置に行き、以降この動作が繰り返され
て、次々と懸垂竿16に連鎖状のソーセージ15を竿掛
けする。掛けられた部分に、別の送り機構17により、
懸垂竿16の奥へ次々と掛けられたループを送って行
き、円滑な懸垂動作を継続する。
【0017】一本の連鎖状のソーセージ15の懸垂の終
わりを光電センサー6が読み取ると、制御装置4に情報
を送る。すると、送りローラー5が(b)の位置に来
て、直動ユニット1、2の動きが止まり、エアシリンダ
ー14が縮んで、送りローラー5が(a)の位置に戻っ
て、モーター11が止まり、送りローラー5の回転が止
まり、押さえ部材8が開き、装置は停止する。
【0018】
【発明の効果】本発明は、次に列挙する効果が得られ
る。 1.本発明のソーセージの竿掛け装置は、連鎖状のソー
セージを懸垂竿側に送る送りローラーと、該送りローラ
ーを縦横2軸方向に回転運動をさせる2つの直動ユニッ
トと、懸垂竿にぶつからないように該送りローラーを前
後に移動させる機構とよりなるので、懸垂の動きに自由
度があり、従来の装置ではできなかった製品の太さや長
さ又はループ当たりの製品数の変化への対応が可能とな
った。 2.本発明のソーセージの竿掛け装置は、懸垂竿への懸
垂ばかりでなく、懸垂枠への懸垂が可能である。 3.懸垂中に連鎖状のソーセージに強い回転力を与えな
い為、捻り戻りや、ケーシングのパンクの発生を低減す
ることができた。 4.送りローラー内のソーセージの有無を見るための光
電センサーと、該光電センサーからの信号に基づきそれ
ぞれの運動を制御する制御機構を設け、従来からある懸
垂竿に掛けられた連鎖状のソーセージを該懸垂竿の軸方
向へ送る機構と組み合わせることにより、送りローラー
に連鎖状のソーセージの一端を掛けること以外は、全て
自動化することができ、生産性を著しく向上させること
ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図である。
【図2】本発明の巻き付け部の正面図である。
【図3】本発明の巻き付け部稼働ベースが前後に移動す
る機構を示す説明図である。
【図4】本発明の装置の動きを示す説明図である。
【符号の説明】
1、2 直動ユニット 3 巻き付け部 4 制御機構 5 送りローラー 6 光電センサー 7 ロータリーアクチュエーター 8 押さえ部材 9、10 タイミングベルト 11 モーター 12 巻き付け部ベース 13 巻き付け部稼働ベース 14 エアシリンダー 15 連鎖状のソーセージ 16 懸垂竿 17 送り機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−137637(JP,A) 特開 昭62−158447(JP,A) 特開 昭61−170334(JP,A) 特開 平2−167023(JP,A) 特開 平5−227874(JP,A) 特開 昭54−59381(JP,A) 実開 昭63−76711(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A22C 15/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連鎖状のソーセージを懸垂竿側に送る送り
    ローラーと、該送りローラー内のソーセージの有無を見
    るための光電センサーと、該送りローラーを縦横2軸方
    向に回転運動をさせる2つの直動ユニットと、懸垂竿に
    ぶつからないように該送りローラーを前後に移動させる
    機構と、該光電センサーからの信号に基づきそれぞれの
    運動を制御する制御機構よりなることを特徴とするソー
    セージの竿掛け装置。
  2. 【請求項2】送りローラーを前後に移動させる機構が、
    直動ユニットに固着した巻き付け部ベースと送りローラ
    ーを軸着した巻き付け部稼働ベースとを蝶着し、両ベー
    スに跨がって設けられたエアシリンダーの伸縮によるこ
    とを特徴とする請求項1記載のソーセージの竿掛け装
    置。
  3. 【請求項3】送りローラーに開閉型の押さえ部材を設け
    ることを特徴とする請求項1、2記載のソーセージの竿
    掛け装置。
  4. 【請求項4】懸垂竿に掛けられた連鎖状のソーセージを
    該懸垂竿の軸方向へ送る機構と組み合わせることを特徴
    とする請求項1乃至3記載のソーセージの竿掛け装置。
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