JP2910469B2 - 産業資材繊維用ナイロン66の製造方法 - Google Patents

産業資材繊維用ナイロン66の製造方法

Info

Publication number
JP2910469B2
JP2910469B2 JP34184292A JP34184292A JP2910469B2 JP 2910469 B2 JP2910469 B2 JP 2910469B2 JP 34184292 A JP34184292 A JP 34184292A JP 34184292 A JP34184292 A JP 34184292A JP 2910469 B2 JP2910469 B2 JP 2910469B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nylon
amount
polymer
phase polymerization
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34184292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06184302A (ja
Inventor
浩房 山本
秀夫 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TORE KK
Original Assignee
TORE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TORE KK filed Critical TORE KK
Priority to JP34184292A priority Critical patent/JP2910469B2/ja
Publication of JPH06184302A publication Critical patent/JPH06184302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2910469B2 publication Critical patent/JP2910469B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyamides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐疲労性や強伸度特性
等に優れた産業資材繊維とするために有効な産業資材繊
維用ナイロン66の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ナイロン66はナイロン6とともに繊
維、プラスチックなどの用途に幅広く用いられているポ
リアミドである。繊維用途としてはインナーなどの衣料
用途とタイヤ、ホース、ベルト、エアバッグなどの産業
用途とに大きく分けられる。このうちの産業用途として
用いる繊維は、特に、強度、伸度、耐疲労性、耐熱性、
耐候性、耐摩耗性等の特性に優れることが必要とされ
る。
【0003】一般に、繊維の強度等の機械的物性は繊維
を構成するナイロン66の重合度を上げるほど向上し、
また、繊維の耐熱性や耐候性等の特性は銅化合物等の安
定剤を添加することにより大幅に改善される。このた
め、産業資材繊維製造用のナイロン66にはそれら安定
剤が添加されるのであり、一般に、液相重合前あるいは
液相重合途中において加えられる。
【0004】また、その液相重合には重合触媒として、
種々のリン化合物が用いられている。例えば、酸化防止
効果を持つフェニルホスフィン酸、フェニルホスフィン
酸ソーダのような次亜リン酸誘導体が提案されている
(米国特許第3929725号明細書)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の重合方法によって得られたナイロン66は、産業資
材用繊維を製造した場合に、十分な耐疲労性や強伸度特
性等を安定して得ることができないという問題、また、
ポリマ自体の耐熱性が不十分で溶融紡糸時にゲル化を生
じ易いという問題等があった。
【0006】そこで本発明は、上記した従来技術の問題
を解消し、耐疲労性や強伸度特性等に優れた産業資材繊
維とすることができ産業資材繊維用に有用なナイロン6
6ポリマを製造する方法を提供することを主な目的とす
る。
【0007】さらに本発明は、耐熱性に優れ、溶融紡糸
時のゲル化等の紡糸時トラブルを防止することができる
産業資材繊維用ナイロン66ポリマを製造することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、フェニルホスホン酸及び/又はその金属
塩を触媒に用いてヘキサメチレンジアンモニウムアジペ
ートを液相重合しナイロン66とした後、銅化合物を添
加し、固相重合することにより産業資材繊維用ナイロン
66を製造する方法であって、前記固相重合後のナイロ
ン66の酸性成分量(Aミリmol /kg)及び塩基性成分
量(Bミリmol /kg)を下記式を満足する量に調整す
ることを特徴とするものである。
【0009】5≦A−B≦25 ‥‥ ここでナイロン66の酸性成分量(Aミリmol /kg)及
び塩基性成分量(Bミリmol /kg)は次の方法で測定さ
れる。
【0010】塩基性成分量(Bミリmol /kg): ナイ
ロン66ポリマを粉末化した後、ポリマ1gをフェノー
ル/エタノールの混合溶媒(エタノール20ml/フェノ
ール80gの混合割合)40〜50mlに常温で振盪溶解
させて溶液とし、この溶液を0.02Nの塩酸で中和滴
定し要した0.02N塩酸の量を求める。また、上記フ
ェノール/エタノール混合溶媒(上記と同量)のみを
0.02N塩酸で中和滴定し要した0.02N塩酸の量
を求める。そして、その差から、ポリマ1kgあたりの塩
基性成分量(Bミリmol /kg)を求める。
【0011】酸性成分量(Aミリmol /kg): ナイロ
ン66ポリマを粉末化した後、ポリマ0.5gを196
±1℃のベンジルアルコール20mlに溶解させて溶液と
し、この溶液を0.02Nの水酸化カリウムエタノール
溶液で中和滴定し要した0.02N水酸化カリウムエタ
ノール溶液の量を求める。また、上記ベンジルアルコー
ル20mlのみを0.02N水酸化カリウムエタノール溶
液で中和滴定し要した0.02N水酸化カリウムエタノ
ール溶液の量を求める。そして、その差から、ポリマ1
kgあたりの酸性成分量(Aミリmol /kg)を求める。
【0012】本発明では、産業資材繊維用ナイロン66
ポリマ中における酸性成分量(A)と塩基性成分量
(B)との差が上記した特定範囲内となるように、液相
重合条件を制御することが重要である。さらに、その液
相重合に用いる重合触媒はフェニルホスホン酸および/
またはフェニルホスホン酸金属塩とすることが必要であ
る。
【0013】ポリマ中の酸性成分量(A)と塩基性成分
量(B)との差(A−B)が25ミリmol /kgを超える
場合、重合度が適正範囲内であっても繊維の耐疲労性が
劣り、十分なGY寿命が得られない。
【0014】逆に、塩基性成分量(B)が酸性成分量
(A)に比べて多い場合(B>A)またはその差(A−
B)が5ミリmol /kgより小さい場合には、ポリマの架
橋反応が起こり易く、溶融紡糸時に紡糸機内で極端に高
い重合度の異物が発生し、紡糸フィルターの寿命低下や
糸切れ頻度の増加等の操業上のトラブルを誘発し、安定
紡糸が困難となる。
【0015】AH塩の液相重合は通常水溶液系で行われ
るので、原料AH塩中の水および縮合水の留出に伴いヘ
キサメチレンジアミンが留出してくる。また、重合副反
応により酸性成分、塩基性成分が重合途中で生成してく
る。従って、液相重合終了時に得られるナイロン66ポ
リマを構成するアジピン酸単位とヘキサメチレンジアミ
ン単位との比は、原料AH塩におけるその比と同じとは
ならず、原料AH塩の水溶液濃度や重合条件等により異
なってくる。
【0016】従って、ナイロン66ポリマ中における酸
性成分量や塩基性成分量は、それら条件を変更すること
により調整することもできるが、液相重合前あるいは液
相重合中にヘキサメチレンジアミン又はアジピン酸を添
加し、その添加量を変更する方法により調整することが
容易である。
【0017】その調整のために添加するヘキサメチレン
ジアミン及び/又はアジピン酸の量(対、原料AH塩)
は、原料AH塩を構成するヘキサメチレンジアミンとア
ジピン酸との比、原料AH塩の水溶液濃度、重合条件等
の他の重合条件をも勘案して決めればよい。一般に、ポ
リマの酸性成分量が多すぎる場合はヘキサメチレンジア
ミンを添加すればよく、逆に、塩基性成分量が多すぎる
場合にはアジピン酸を添加すればよい。
【0018】さらに、重合触媒として液相重合系に添加
するリン化合物は、フェニルホスホン酸及び/又はその
金属塩であることが、強度や伸度に優れたフィラメント
糸を得るために必要である。その金属塩としてはソーダ
塩やカリウム塩が好ましい。
【0019】液相重合時に添加したリン化合物の一部は
分解し、得られたナイロン66ポリマ中に、さらにはそ
れから得られた繊維中にリン酸として残存してくる。繊
維中に含まれるリン酸はその強度に悪影響を与えるの
で、産業資材繊維の場合、そのリン酸量は低く抑えるこ
とが好ましく、例えば3ppm以下の水準が好ましい。
【0020】一方、液相重合における重合触媒としての
機能を発揮するためにはある程度以上のリン化合物の添
加量が必要であり、フェニルホスホン酸及び/又はその
金属塩の場合も他のリン化合物の場合と同様、少なくと
も、リンとしてポリマに対して50ppm程度の添加は
必要である。
【0021】ところが、フェニルホスホン酸及び/又は
その金属塩の場合は、フェニルホスフィン酸のような他
のリン化合物の場合に比し、同じ添加量でも繊維中に含
まれるリン酸量を少なく抑えることができ、この結果、
繊維の強度を改善することができる。
【0022】しかし、フェニルホスホン酸及び/又はそ
の金属塩を用いても、その添加量が多くなり過ぎると繊
維中のリン酸量を抑えることが困難であるので、多くと
も、リンとしてポリマに対して150ppm程度に抑え
ることが好ましい。
【0023】また、固相重合して得られるナイロン66
の重合度は、産業資材繊維とするために、硫酸相対粘度
ηrで2.8〜4.5とすることが好ましい。ηrが
2.8未満では紡糸して得られる産業資材繊維の強度等
の特性が十分でなく、逆にηrが4.5を超えると得ら
れる繊維の伸度が急激に低下し産業資材繊維には不適当
となる。
【0024】ηrが上記範囲のナイロン66ポリマとす
るためには、液相重合を行った後に、1〜5Torr・abs
の圧力下または窒素等の不活性ガス流通下でナイロン6
6融点以下の温度での固相重合を行えばよい。
【0025】ここで、硫酸相対粘度ηrは98重量%の
硫酸100ccにポリマ1gを溶かした溶液の粘度の、
98%硫酸粘度に対する比である。
【0026】また、耐熱剤の銅化合物は、液相重合の後
かつ固相重合の前に添加する必要があり、液相重合後の
ペレットに加えることが好ましい。
【0027】これに対し、液相重合時に銅化合物を添加
した場合には、重合中に金属銅等がナイロンの還元作用
により析出し易く、銅化合物によるポリマゲル化促進効
果のためにポリマ中に不溶のゲル化物が発生し易く、重
合缶内汚れの増加、紡糸機内でのフィルター濾過圧力上
昇、製糸工程での糸切れ増加等のトラブルを引き起こす
ので、重合、紡糸工程の操業安定性のために不適当であ
る。
【0028】この銅化合物としては、例えば、酢酸銅、
ヨウ化銅、臭化銅等が用いることができ、その添加量
は、銅としてポリマに対し50〜100ppm程度であ
ればよい。
【0029】
【作用】本発明で特定した条件をとって液相重合及び固
相重合を行い産業資材繊維用ナイロン66ポリマを製造
すると、産業資材繊維に重要な耐疲労性や強伸度を改善
することができ、しかも、耐熱性が良好で溶融紡糸時の
ゲル化が抑制され、紡糸時の糸切れや紡糸機濾過圧力上
昇を抑制することができる。
【0030】一方、繊維用のナイロン66ポリマの酸性
成分量、塩基性成分量を調整することは種々の目的のた
めに行われるが、それらの量が産業資材繊維の耐疲労性
に影響するということは知られてなかった。
【0031】そこで、本発明は、産業資材繊維の耐疲労
性、特にGY寿命を改善するという点から、酸性成分量
と塩基性成分量との差(A−B)を5〜25ミリmol /
kg以下という特定水準としたものである。
【0032】さらに、産業資材繊維用に適したナイロン
66ポリマを製造するという点から検討を加え、液相重
合時の重合触媒のリン化合物はフェニルホスホン酸及び
/又はその金属塩が好適であること、銅化合物の添加時
期は液相重合の後かつ固相重合の前が好適であることと
いう条件を見出した。そして、これら条件をとることに
よって、産業資材用として優れた物性を有するナイロン
66繊維を製糸性良く得ることが可能な産業資材繊維用
ナイロン66ポリマが得られたのである。
【0033】
【実施例】以下本発明を実施例によってさらに詳細に説
明する。
【0034】なお、以下の実施例中における各物性は次
のようにして測定したものである。
【0035】ナイロン66ポリマの塩基性成分量(ミリ
mol /kg); ナイロン66ポリマを粉砕し、JIS網
篩で850μm通過、150μm残分の条件で篩分けし
て得られたナイロン66粉末を、105±3℃の熱風乾
燥機で30分間乾燥させた後に測定試料として用い、前
記した方法により求めた。
【0036】ナイロン66ポリマの酸性成分量(ミリmo
l /kg); 上記と同様に粉砕し篩分けし乾燥させたナ
イロン66粉末を測定試料として用い、前記した方法に
より求めた。
【0037】ポリマのゲル化度(wt%) ; ナイロン6
6ポリマを290℃、N気流下で6時間加熱し、その
後に98%硫酸に溶解させ、不溶解ポリマ量の割合をポ
リマのゲル化度とした。
【0038】繊維中のリン酸量(ppm ); フィラメン
トを90%蟻酸に溶解し、リン・モリブデン酸ブルー法
によって測定した。
【0039】繊維のGY寿命(min ); JIS−L−
1017の方法に従って測定した。
【0040】紡糸時の糸切れ(回/トン); 紡糸時の
糸切れ回数を紡糸ポリマ1トンあたりに換算して示し
た。
【0041】[実施例1、2、3、比較例1、2]80
%AH塩水溶液を300℃で2時間加熱の条件で通常の
方法により液相重合した。その際、AH塩を重合缶に仕
込み、その直後にフェニルホスホン酸(リン換算で10
0ppm、対ポリマ)と、表1に示した量のヘキサメチ
レンジアミンまたはアジピン酸とを重合缶に添加した。
得られたナイロン66ポリマをペレット化し、銅換算で
ポリマに対して80ppmの酢酸銅を添加し、5 Torr.
absの圧力下、160℃の条件下で通常の方法で固相重
合を行い、ナイロン66ポリマとした。
【0042】得られたナイロン66ポリマを、通常の方
法で溶融紡糸、延伸して、1890デニール(フィラメ
ント数306)のフィラメント糸を得た。
【0043】得られたナイロン66ポリマおよびフィラ
メント糸の特性値を表1に示した。
【0044】表1の結果から明らかなように、ナイロン
66ポリマの塩基性成分量と酸性成分量との関係が本発
明で特定した範囲内である実施例1、2、3の場合は、
ポリマの耐熱性が良好でゲル化度が小さく、しかも、糸
のGY寿命が良好であった。
【0045】これに対し、ポリマの塩基性成分量が酸性
成分量に比べて多すぎた比較例1の場合はポリマのゲル
化度が高く耐熱性が悪かった。また逆に、ポリマの塩基
性成分量が酸性成分量に比べて少なすぎた比較例2の場
合は、ポリマの耐熱性は良好であったものの得られた繊
維のGY寿命が劣っていた。
【0046】
【表1】 [実施例4、5、比較例3]リン化合物の種類、添加量
を表2に示すとおり種々変更した以外は前記実施例1と
同様に液相重合及び固相重合してナイロン66ポリマと
し、溶融紡糸、延伸を行った。そして、得られたナイロ
ン66ポリマおよびフィラメント糸の評価を行い、その
結果を表2に示した。なお、ポリマの酸性成分量、塩基
性成分量は実施例1と同じであった。
【0047】表2の結果から明らかなように、フェニル
ホスホン酸を用いた実施例4、5の場合は得られたフィ
ラメント糸の強度が良好であった。
【0048】これに対しフェニルホスフィン酸を用いた
比較例3では得られたフィラメント糸の強度がフェニル
ホスホン酸を用いた実施例4、5に比べ劣っていた。
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】本発明法により得られるナイロン66ポ
リマは、製糸することによって、耐疲労性、強度、伸
度、耐候性、耐熱性等に優れた産業資材用ナイロン66
繊維とすることができる。また、紡糸時の糸切れや紡糸
機濾過圧力上昇を抑制し、製糸時のトラブル減少を図る
ことができる。
【0051】従って、本発明法は産業資材繊維の原料と
なるナイロン66ポリマを製造する場合に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08G 69/00 - 69/50 C08L 77/00 - 77/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェニルホスホン酸及び/又はその金
    属塩を触媒に用いてヘキサメチレンジアンモニウムアジ
    ペートを液相重合しナイロン66とした後、銅化合物を
    添加し、固相重合することにより産業資材繊維用ナイロ
    ン66を製造する方法であって、前記固相重合後のナイ
    ロン66の酸性成分量(Aミリmol /kg)及び塩基性成
    分量(Bミリmol /kg)を下記式を満足する量に調整
    することを特徴とする産業資材繊維用ナイロン66の製
    造方法。 5≦A−B≦25 ‥‥
JP34184292A 1992-12-22 1992-12-22 産業資材繊維用ナイロン66の製造方法 Expired - Fee Related JP2910469B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34184292A JP2910469B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 産業資材繊維用ナイロン66の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34184292A JP2910469B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 産業資材繊維用ナイロン66の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06184302A JPH06184302A (ja) 1994-07-05
JP2910469B2 true JP2910469B2 (ja) 1999-06-23

Family

ID=18349174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34184292A Expired - Fee Related JP2910469B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 産業資材繊維用ナイロン66の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2910469B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5697346B2 (ja) * 2010-02-22 2015-04-08 旭化成せんい株式会社 エアバック用ナイロン66繊維およびエアバック
FR2984332B1 (fr) 2011-12-15 2015-12-11 Rhodia Operations Procede de preparation de granules de polyamide et utilisations
CN104271822B (zh) * 2012-05-11 2016-07-27 东洋纺株式会社 一种无涂层安全气囊用织物
BR112014027034B1 (pt) 2012-05-11 2022-01-04 Toyobo Co., Ltd Tecido base não revestido para uso na fabricação de air-bag, método para a fabricação de um tecido base não revestido para uso na fabricação de air-bag, e air-bag formado mediante corte e costura do tecido base não revestido
JP5505552B1 (ja) * 2013-10-04 2014-05-28 東洋紡株式会社 ノンコートエアバッグ用織物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06184302A (ja) 1994-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2793911B2 (ja) ポリアミドの相対粘性を増加させる方法
DE69429234T2 (de) Hochdruckverfahren zur herstellung von terephtalsäurehaltigen copolyamiden
JP2910469B2 (ja) 産業資材繊維用ナイロン66の製造方法
TWI794146B (zh) 具有均一相對黏度及低凝膠含量之高分子量聚醯胺及共聚醯胺
EP0592532B1 (en) Copolyadipamide containing trimethylhexamethyleneadipamide units and products prepared therefrom
JP3281177B2 (ja) 耐黄変性濃染性ポリヘキサメチレンアジパミド繊維およびその製造方法
KR20020069259A (ko) 폴리아미드 사슬 연장 방법 및 관련 폴리아미드 생성물
JPS62263320A (ja) 芳香族ポリアミド混合物より成る繊維
AU657154B2 (en) Copolyadipamide containing ethyltetramethyleneadipamide units and products prepared therefrom
US3991037A (en) Process for preparing filaments, fibers and sheets of aromatic polyamides
CN111748092A (zh) 聚酯酰胺、其制备方法及其制品纤维
EP0367535B1 (en) Wholly aromatic polyamide copolymer
KR101672552B1 (ko) 저융점 폴리아미드 수지 조성물
JPH0493323A (ja) 3次元化が抑制されたポリヘキサメチレンアジパミドおよびその製造方法
US5264282A (en) Polyamide filament, process for producing it and its use
JP3375414B2 (ja) 熱黄変性の改善されたポリアミド組成物
US4045512A (en) Melt blending polyamide process
KR100220220B1 (ko) 고속방사에 적합한 개질 폴리아미드-6의 제조방법
JP2002054025A (ja) 繊維用ポリアミド樹脂組成物ならびにポリアミド繊維
US5665806A (en) Polyphthalamide resin formulations
JPH07278429A (ja) 難燃性チューブ
KR101287323B1 (ko) 아라미드 섬유 및 그 제조방법
JP2002030148A (ja) ポリアミド樹脂組成物および繊維
JP4449315B2 (ja) 二酸化チタンの分散性に優れたポリカプラミド樹脂組成物、および繊維、ならびにその製造方法
JP2001002781A (ja) ポリアミドペレットの製造方法、繊維および成形品

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080409

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees