JP2910362B2 - 手動式の磁気カード処理装置 - Google Patents
手動式の磁気カード処理装置Info
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- JP2910362B2 JP2910362B2 JP3311610A JP31161091A JP2910362B2 JP 2910362 B2 JP2910362 B2 JP 2910362B2 JP 3311610 A JP3311610 A JP 3311610A JP 31161091 A JP31161091 A JP 31161091A JP 2910362 B2 JP2910362 B2 JP 2910362B2
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- Japan
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- magnetic
- magnetic card
- manual
- card
- power
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- Calculators And Similar Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気カードを手動式
に取扱って磁気データ処理する手動式の磁気カード処理
装置に関し、さらに詳しくは手動形発電機を内蔵して外
部機器からの電源供給手段を省略した手動式の磁気カー
ド処理装置に関する。
に取扱って磁気データ処理する手動式の磁気カード処理
装置に関し、さらに詳しくは手動形発電機を内蔵して外
部機器からの電源供給手段を省略した手動式の磁気カー
ド処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、手動式の磁気カードは、このカ
ードのデータ処理操作が簡単であり、またカード処理装
置が小型で取扱い易いことからカード利用の普及に大き
く貢献している(例えば特願昭59ー156541号参
照)。
ードのデータ処理操作が簡単であり、またカード処理装
置が小型で取扱い易いことからカード利用の普及に大き
く貢献している(例えば特願昭59ー156541号参
照)。
【0003】この場合、カード処理装置に対する電源
は、通常、外部機器から電源を供給したり、該処理装置
に内蔵した電池から電源を供給している。
は、通常、外部機器から電源を供給したり、該処理装置
に内蔵した電池から電源を供給している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような電
源供給手段では、小さな低消費電流のカード処理装置に
対する電源の組込みが難しく、また電池を組込んだ場合
であっても、一定容量以上の電池を要し、また頻繁な充
電操作を要したり、電池交換を要して手間がかかり、コ
スト高となっていた。
源供給手段では、小さな低消費電流のカード処理装置に
対する電源の組込みが難しく、また電池を組込んだ場合
であっても、一定容量以上の電池を要し、また頻繁な充
電操作を要したり、電池交換を要して手間がかかり、コ
スト高となっていた。
【0005】そこでこの発明は、磁気カードの手動操作
力に着目し、この手動操作力を自己発電に有効に活用し
て外部機器からの電源供給や電池の内蔵を要せずに電源
供給することができる手動式の磁気カード処理装置の提
供を目的とする。
力に着目し、この手動操作力を自己発電に有効に活用し
て外部機器からの電源供給や電池の内蔵を要せずに電源
供給することができる手動式の磁気カード処理装置の提
供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、磁気カード
の手動操作時に、該磁気カードの磁気ストライプを磁気
ヘッドに接触対応させて磁気データ処理する手動式の磁
気カード処理装置であって、前記磁気カードをデータ処
理方向に移動させる該磁気カードの手動操作力を受けて
発電する手動形発電機を設け、前記手動形発電機が出力
した電力を制御回路に供給する電力制御手段を設けたこ
とを特徴とする。
の手動操作時に、該磁気カードの磁気ストライプを磁気
ヘッドに接触対応させて磁気データ処理する手動式の磁
気カード処理装置であって、前記磁気カードをデータ処
理方向に移動させる該磁気カードの手動操作力を受けて
発電する手動形発電機を設け、前記手動形発電機が出力
した電力を制御回路に供給する電力制御手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明によれば、磁気カードのデータ処理時
に、カード利用者が磁気カードを手に持ってデータ処理
方向に移動させると、この磁気カード処理装置に内蔵さ
れた手動形発電機が移動しつつある磁気カードの手動操
作力を受けて発電し、その発電した電力を電力制御手段
が制御回路に供給して、該手動操作された磁気カードの
データ処理を実行する。
に、カード利用者が磁気カードを手に持ってデータ処理
方向に移動させると、この磁気カード処理装置に内蔵さ
れた手動形発電機が移動しつつある磁気カードの手動操
作力を受けて発電し、その発電した電力を電力制御手段
が制御回路に供給して、該手動操作された磁気カードの
データ処理を実行する。
【0008】
【発明の効果】このため、磁気カードの磁気データ処理
に必要な電力を手動操作に連動して発生させることがで
き、データ処理毎に必要量の電力が得られる。したがっ
て、外部機器からの電源供給が不要となり、また電池の
組込みや内蔵電池に対する充電操作および電池交換が不
要となって低コスト化が図れる。
に必要な電力を手動操作に連動して発生させることがで
き、データ処理毎に必要量の電力が得られる。したがっ
て、外部機器からの電源供給が不要となり、また電池の
組込みや内蔵電池に対する充電操作および電池交換が不
要となって低コスト化が図れる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は手動式の磁気カード処理装置を示し、図
1において、この手動式の磁気カード処理装置は装置本
体11にカード挿通路12を形成し、このカード挿通路
12を挟む一方に磁気ヘッド13を対設し、他方に手動
形発電機14を対設して構成する。
述する。図面は手動式の磁気カード処理装置を示し、図
1において、この手動式の磁気カード処理装置は装置本
体11にカード挿通路12を形成し、このカード挿通路
12を挟む一方に磁気ヘッド13を対設し、他方に手動
形発電機14を対設して構成する。
【0010】上述のカード挿通路12は、磁気カード1
5を挿通許容させる挿通幅と、磁気カード15の磁気ス
トライプを磁気ヘッド13に接触対応させてデータ処理
させる挿通長さを有し、この通路12を挟む上下位置に
手動形発電機14と磁気ヘッド13とを対設し、ここに
導かれた磁気カード15の通過時に磁気ストライプ面が
磁気ヘッド13に接触対応することで、該磁気ストライ
プの磁気データが読取り処理あるいは書込み処理され
る。
5を挿通許容させる挿通幅と、磁気カード15の磁気ス
トライプを磁気ヘッド13に接触対応させてデータ処理
させる挿通長さを有し、この通路12を挟む上下位置に
手動形発電機14と磁気ヘッド13とを対設し、ここに
導かれた磁気カード15の通過時に磁気ストライプ面が
磁気ヘッド13に接触対応することで、該磁気ストライ
プの磁気データが読取り処理あるいは書込み処理され
る。
【0011】手動形発電機14は、図2にも示すよう
に、カード面と接触対応する接触対応ベルト16と、こ
のベルト16を張設する一対のプーリ17,18と、後
段側のプーリ18の同回転軸上に装備された発電体19
とから構成され、このうち接触対応ベルト16が磁気カ
ード15のデータ処理方向に沿って張設され、かつこの
下側のベルト面がカード挿通路12内に平行して臨み、
磁気ヘッド13との間で磁気カード15を挟持する対設
構造を有している。そして、ここに導かれた磁気カード
15のカード面との接触対応時に、該ベルト16がカー
ドと同方向に移動してプーリ17,18を回転駆動さ
せ、この回転駆動力を受けて発電体19が発電駆動し、
この発電駆動された電力を該磁気カード処理装置の制御
系に供給する。
に、カード面と接触対応する接触対応ベルト16と、こ
のベルト16を張設する一対のプーリ17,18と、後
段側のプーリ18の同回転軸上に装備された発電体19
とから構成され、このうち接触対応ベルト16が磁気カ
ード15のデータ処理方向に沿って張設され、かつこの
下側のベルト面がカード挿通路12内に平行して臨み、
磁気ヘッド13との間で磁気カード15を挟持する対設
構造を有している。そして、ここに導かれた磁気カード
15のカード面との接触対応時に、該ベルト16がカー
ドと同方向に移動してプーリ17,18を回転駆動さ
せ、この回転駆動力を受けて発電体19が発電駆動し、
この発電駆動された電力を該磁気カード処理装置の制御
系に供給する。
【0012】この場合、カード利用者がカード挿通路1
2内に挿通操作した磁気カード15の手動操作力を駆動
源として手動形発電機14を発電駆動する。したがっ
て、磁気カードのデータ処理に必要な電力が、データ処
理毎に手動操作に連動して得られ、必要時に必要量が電
力供給される自励式の発電機として使用することができ
る。
2内に挿通操作した磁気カード15の手動操作力を駆動
源として手動形発電機14を発電駆動する。したがっ
て、磁気カードのデータ処理に必要な電力が、データ処
理毎に手動操作に連動して得られ、必要時に必要量が電
力供給される自励式の発電機として使用することができ
る。
【0013】さらに、磁気ヘッド13の位置には接触対
応ベルト16の後部側を対設させ、接触対応ベルト16
の前部側を、磁気ヘッド13の配設位置より前段側に配
設して、磁気カード面との接触対応時に、磁気ヘッド1
3よりも先にベルト面が接触して磁気処理前に発電駆動
させ、これにより磁気ヘッド13と接触対応する磁気処
理時には先に電力が得られるため、このときに得られた
電力で磁気処理が実行される。
応ベルト16の後部側を対設させ、接触対応ベルト16
の前部側を、磁気ヘッド13の配設位置より前段側に配
設して、磁気カード面との接触対応時に、磁気ヘッド1
3よりも先にベルト面が接触して磁気処理前に発電駆動
させ、これにより磁気ヘッド13と接触対応する磁気処
理時には先に電力が得られるため、このときに得られた
電力で磁気処理が実行される。
【0014】図3は手動式の磁気カード処理装置の制御
回路ブロック図を示し、CPU31は、ROM32に格
納されたプログラムに沿って各回路装置を制御し、その
制御データを読出し可能にRAM33に記憶する。電源
回路34は、手動形発電機14で発電された電力により
駆動され、この電源回路34が駆動されることで、全て
の制御回路が駆動開始される。ヘッド駆動回路35は、
CPU31からの指令信号に基づいて磁気ヘッド13を
駆動し、このヘッド13介して磁気ストライプに対する
磁気データを読取り・書込み処理する。
回路ブロック図を示し、CPU31は、ROM32に格
納されたプログラムに沿って各回路装置を制御し、その
制御データを読出し可能にRAM33に記憶する。電源
回路34は、手動形発電機14で発電された電力により
駆動され、この電源回路34が駆動されることで、全て
の制御回路が駆動開始される。ヘッド駆動回路35は、
CPU31からの指令信号に基づいて磁気ヘッド13を
駆動し、このヘッド13介して磁気ストライプに対する
磁気データを読取り・書込み処理する。
【0015】このように構成された手動式の磁気カード
処理装置の発電動作を、次に説明する。今、カード利用
者が磁気カード15を手に持って、カード挿通路12の
データ処理方向に沿って移動させると、このカードの移
動初期段階で接触対応ベルト16に接触し、該ベルト1
6を同方向に移動させ、このベルトに連動して後部側の
プーリ18が回転駆動し、この回転駆動に伴って発電体
19が発電駆動され、この発電した電力が電源回路15
を介して各制御回路に供給される。これにより、磁気ヘ
ッド13の読取りあるいは書込み操作が可能となり、磁
気カード15の磁気ストライプが磁気ヘッド13と接触
対応した時点から該磁気カード15のデータ処理が実行
される。
処理装置の発電動作を、次に説明する。今、カード利用
者が磁気カード15を手に持って、カード挿通路12の
データ処理方向に沿って移動させると、このカードの移
動初期段階で接触対応ベルト16に接触し、該ベルト1
6を同方向に移動させ、このベルトに連動して後部側の
プーリ18が回転駆動し、この回転駆動に伴って発電体
19が発電駆動され、この発電した電力が電源回路15
を介して各制御回路に供給される。これにより、磁気ヘ
ッド13の読取りあるいは書込み操作が可能となり、磁
気カード15の磁気ストライプが磁気ヘッド13と接触
対応した時点から該磁気カード15のデータ処理が実行
される。
【0016】上述のように、磁気カードのデータ処理に
必要な電力がデータ処理毎の手動操作に連動して得られ
るため、必要時に必要量の電力が得られる。したがっ
て、外部機器からの電源供給が不要となり、また電池の
組込みおよび内蔵電池に対する充電操作や電池交換が不
要となって低コスト化が図れ、また内蔵電池と併用した
場合には、その電池容量を確実に減らすことができる。
必要な電力がデータ処理毎の手動操作に連動して得られ
るため、必要時に必要量の電力が得られる。したがっ
て、外部機器からの電源供給が不要となり、また電池の
組込みおよび内蔵電池に対する充電操作や電池交換が不
要となって低コスト化が図れ、また内蔵電池と併用した
場合には、その電池容量を確実に減らすことができる。
【0017】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の制御回路は、実施例のCPU3
1、ROM32、RAM33、電源回路34およびヘッ
ド駆動回路35に対応し、以下同様に、電力制御手段
は、CPU31に対応するも、この発明は上述の一実施
例の構成のみに限定されるものではない。
応において、この発明の制御回路は、実施例のCPU3
1、ROM32、RAM33、電源回路34およびヘッ
ド駆動回路35に対応し、以下同様に、電力制御手段
は、CPU31に対応するも、この発明は上述の一実施
例の構成のみに限定されるものではない。
【図1】この発明の手動式の磁気カード処理装置の処理
状態を示す側面図。
状態を示す側面図。
【図2】この発明の手動形発電機の要部斜視図。
【図3】この発明の手動式の磁気カード処理装置の制御
回路ブロック図。
回路ブロック図。
11…装置本体 13…磁気ヘッド 14…手動形発電機 15…磁気カード 19…発電体 31…CPU 32…ROM 33…RAM 34…電源回路 35…ヘッド駆動回路
フロントページの続き (72)発明者 横井 広明 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オムロン株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 17/00 G06F 1/26
Claims (1)
- 【請求項1】磁気カードの手動操作時に、該磁気カード
の磁気ストライプを磁気ヘッドに接触対応させて磁気デ
ータ処理する手動式の磁気カード処理装置であって、前
記磁気カードをデータ処理方向に移動させる該磁気カー
ドの手動操作力を受けて発電する手動形発電機を設け、
前記手動形発電機が出力した電力を制御回路に供給する
電力制御手段を設けたことを特徴とする手動式の磁気カ
ード処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3311610A JP2910362B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 手動式の磁気カード処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3311610A JP2910362B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 手動式の磁気カード処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05120495A JPH05120495A (ja) | 1993-05-18 |
JP2910362B2 true JP2910362B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=18019327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3311610A Expired - Lifetime JP2910362B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 手動式の磁気カード処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2910362B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5301888B2 (ja) * | 2008-06-13 | 2013-09-25 | 株式会社沖データ | カード読取装置及び電子機器 |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP3311610A patent/JP2910362B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05120495A (ja) | 1993-05-18 |
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