JP2909667B2 - 家庭及び業務用蒸気発生器 - Google Patents

家庭及び業務用蒸気発生器

Info

Publication number
JP2909667B2
JP2909667B2 JP16948591A JP16948591A JP2909667B2 JP 2909667 B2 JP2909667 B2 JP 2909667B2 JP 16948591 A JP16948591 A JP 16948591A JP 16948591 A JP16948591 A JP 16948591A JP 2909667 B2 JP2909667 B2 JP 2909667B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
power
boiler
solenoid valves
heating element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16948591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04295501A (ja
Inventor
カルレット エマヌエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ETSUSE TEI E ENME SARL
Original Assignee
ETSUSE TEI E ENME SARL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ETSUSE TEI E ENME SARL filed Critical ETSUSE TEI E ENME SARL
Priority to JP16948591A priority Critical patent/JP2909667B2/ja
Publication of JPH04295501A publication Critical patent/JPH04295501A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2909667B2 publication Critical patent/JP2909667B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、家庭及び業務用の蒸
気発生器に関する。
【0002】詳述すると、この発明は、使用者が、スチ
ームを最大効率で得られるとともに電力消費を極めて減
らすことができる蒸気発生器を提供するものである。
【0003】
【従来の技術】イタリア特許出願第2927A/87号
明細書には、複数個の器具、非限定的な例を挙げるとす
れば、アイロン、洗濯用一般器具、サウナ、加湿器等
に、スチームを分配するのに利用できる蒸気発生器が開
示されている。
【0004】この蒸気発生器は、極めてすぐれた業務用
の利点をもたらすものではあるが、突発的な吸収電流
(sudden absorbed current)
の増加を通常の使用の場合にはあまり起こらない程度に
維持できる電気器具の存在が求められていた。このよう
な吸収電流の増加は、蒸気発生器を用いて、それ自体電
力を消費する器具、例えばアイロンにスチームを供給す
ると、このような器具のスイッチをオンすることによ
り、電流の増加が生じ先に述べた、大きな設置電圧容量
(installed power availabi
lity)が必要となる。上述した特許出願の蒸気発生
器の別の問題点は、電気機械式圧力スイッチが、時が経
過してもその信頼性を維持できるようにするため、構造
的な理由から、使用圧力ヒステリシス特性をできるだけ
小さくすることが不可能ということである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、上
述した問題点を克服できる蒸気発生器を提供することに
ある。
【0006】具体的には、本願発明による蒸気発生器で
は、
【0007】a) 最大使用圧力は、ヒステリシス特性
の無い圧力スイッチすなわちオンオフヒステリシス特性
の無い圧力スイッチにより調節され、この結果、ヒステ
リシス特性による異常急増(surge)をもたらすこ
となく一定の使用圧力を得られる。
【0008】b) 蒸気発生器の抵抗発熱素子の電力
は、蒸気発生器に接続した他の器具、例えばアイロン等
の発熱素子がスイッチオンになると、減少するので、他
の器具のスイッチオンによる突発的な増加が生ずること
なく電源のエネルギー消費を一定にできる。
【0009】c) 圧力が、使用するのに十分になった
ら、視覚的又は聴覚的等の機構により、表示をする。
【0010】d) 蒸気発生器の加熱電力を減少する
(電力節約)装置を設けてもよい。
【0011】 e)水がなくなってから所定時間動作が
続くと、蒸気発生器への電力供給を止める機構を設け
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願発明のこれらの目
的、及び他の目的は、以下の説明を読むことにより当業
者には明らかとなる。
【0013】 本願発明による家庭用及び業務用蒸気発
生器は、抵抗発熱素子を備えたボイラと、蒸気及び電力
取出部とからなるタイプのもので、少なくとも、第1電
磁弁及び第2電磁弁またはこれらの等価物が、ボイラと
蒸気及び電力取出部との間に接続され、蒸気発生動作を
制御する電子制御手段を備えていることを特徴とする。
【0014】本願発明による蒸気発生器を、添付図面に
示した限定的な実施例により詳述する。
【0015】
【実施例】添付図面を参照すると、全体を符号1で示
す、本願発明による蒸気発生器は、ボイラ5であって、
ボイラ内の水を加熱して蒸気を発生するために抵抗発熱
素子17を備えたものと、外部使用器具に蒸気または電
力を供給する蒸気及び電力取出部10と、少なくとも2
個の電磁弁7、8であって、作動するとボイラ5から蒸
気及び電力取出部10に第1の量で蒸気を送る第1電磁
弁7と、作動するとボイラ5から蒸気及び電力取出部に
第1の量よりも大である第2の量で蒸気を送る第2電磁
弁8とを含み、これら第1及び第2の電磁弁は、ボイラ
と蒸気及び電力取出部との間に接続されるものと、電力
源15と抵抗発熱素子17と蒸気及び電力取出部10と
第1及び第2電磁弁7、8とに接続され、第1及び第2
電磁弁7、8の作動を制御し、抵抗発熱素子17と蒸気
及び電力取出部10とへの供給電力を制御する、電子制
御手段13とを主構成要素とする。電子制御手段13
は、スイッチ手段からの入力に応じて、第1及び第2電
磁弁7、8の一方、第1及び第2電磁弁の他方または第
1及び第2電磁弁の双方を作動して、蒸気及び電力取出
部10から4種の出力蒸気を供給するとともに、抵抗発
熱素子17への供給電力を蒸気及び電力取出部10を通
じての外部機器への供給電力に応じて減少する。電子制
御手段は、蒸気発生器から取り外し自在な電子制御カー
ド式とすることが好ましい。 図面に基づいて、より具体
的に説明すると、全体を符号1で示す蒸気発生器は、キ
ャスター3を備えた基部2と、カバー4とをする。基
部2内には、先に述べたイタリア特許出願第2927A
/87号明細書開示され、断熱材で適切に覆われ、複
動式安全弁(double−actingsafety
valve)が付いた注入キャップ6を備えたボイラ
5を設ける。
【0016】ボイラ5には、第1電磁弁7と第2電磁弁
8とを接続し、これら電磁弁の2個の出口7’及び8’
のそれぞれを、単一のパイプ9に接続する。このパイプ
9には、蒸気及び電力取出部10を接続し、この取出部
には、アイロン等の器具及びこれに関連した制御機器を
必要に応じて接続する。ボイラ5には、ヒステリシス特
性を持たない圧力スイッチ又はその他の等価物11を接
続し、その出力12を電子制御カード13に接続する。
この電子制御カードの作用は、複数個のLED14
14〜14により表示され、電子制御カードは、電
源15によって、電力を供給される。ここに、電子制御
カードは、公知の集積回路のような、固定支持体に設け
られた電子回路である。
【0017】電子制御カード13の出力16により、抵
抗素子17を制御し、電子制御カードの出力18によ
り、第1電磁弁7を制御し、出力19により第2電磁弁
8を制御する。出力20は、取出部10と接続する。電
子制御カード13への入力21は、ボイラ5に設けたサ
ーモスタット22と連動しており、低電圧で電源から絶
縁されている入力23及び24は、取出部10と連動
し、入力25、26および27は、蒸気セレクタースイ
ッチ28と連動する。
【0018】使用法について説明すると、所定量の水を
ボイラ5に入れてから、メインスイッチ29をオンに
し、スイッチ28の設定により動作モード(スチーム
オフ、100%出力のスチーム オン、50%出力のス
チーム オン、省エネ動作、又は加湿)を選択する。
【0019】ここで、上述した実施例の動作として、1
00%のオン動作が選択されたとする。この場合スイッ
チ28をオンにしている間、LED14が点灯して1
00%のオン動作が選択されたことを表示し、抵抗素子
17に、100%の電力を加えることにより、蒸気生成
を開始する。この初期段階では、LED14もまた点
灯し、使用するには蒸気圧がまだ低いことを表示する。
【0020】ボイラ5内の圧力が、使用可能な値に達す
ると、LED14が消え、LED14が点灯して、
使用可能な圧力に達したことを表示する。加熱を続けて
いくと、最大許容使用圧力に達するが、このことは、圧
力スイッチ11により検出される。すると、LED14
が、LED14とともに点灯する。LED14
点灯すると、抵抗素子17はスイッチが切られる。
【0021】ボイラ5内の圧力は、ヒステリシス特性の
無い圧力スイッチ11によって調節され、この調節は、
装置にヒステリシス特性が無いため極めて高い精度でも
って行われる。
【0022】LED14が点灯した時点から、蒸気発
生器は、使用可能な状態になる。使用者は、入力23及
び24と連動する、蒸気及び電力取出部10に設けたス
イッチを作動することにより、次のように、蒸気及び電
力取出部10を通じて3つの異なったスチーム負荷を選
択できる。すなわち、入力23と連動するスイッチを作
動すると、第1電磁弁7が作動し、LED14が点灯
して、スチームの取り出し量が最低であることを表示す
る。入力24と連動するスイッチを作動すると、第2電
磁弁8が作動し、LED14及びLED14が点灯
して、スチーム取り出し量が中くらいであることを表示
する。入力23及び24と連動するスイッチを同時に作
動すると、第1電磁弁及び第2電磁弁8がともに作動
し、LED14、LED14及びLED14が点
灯して、スチーム取り出し量が最大であることを表示す
る。
【0023】スチームの取り出しを続けていくと、ボイ
ラ5内の水は、ついには、すっかり使い尽くされてしま
い、その結果、温度が上昇する。このことは、サーモス
タット22により検知され、点滅LED(flashi
ngLED)14を点灯し、抵抗素子17の通電を止
める。この状態が、所定時間を超えて続くと、蒸気発生
器への電力供給がオフになる。再作動は、スイッチ29
をオンオフ動作することによりよってのみ行われる。
【0024】電力を例えばアイロンに用いるため、出力
20を通じて取り出す場合には、電子制御カード13
は、抵抗素子17への電力を自動的に比例して減らし、
蒸気発生器の電力消費が一定になるようにする。このた
め、据え付けてある電気器具は通常のように使用可能で
ある。
【0025】例えば、蒸気発生器を加湿器として使用す
るため50%のONか選択されると、LED14は、
50%の明るさで光り、この選択がなされたことを表示
する、他の作用については不変のままである。
【0026】蒸気発生器1を、スチームなしで用いるに
は、スイッチ28をスチームOFF位置に入れる。する
と、LED14が、光らないので、この選択がなされ
たことが表示され、電力だけが電子制御カード13の出
力20を介して取出部10で得られることになり、例え
ば、アイロンを乾いた状態で使用できる。スイッチ29
と連動するLED14が光ると、蒸気発生器1に通電
されたことを表示する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明による蒸気発生器の全体を示
す斜視図である。
【図2】図2は、本願発明の蒸気発生器のカバーを開い
た状態での部分図を示すものである。
【図3】図3は、本願発明の蒸気発生器のブロック図を
示すものである。
【符号の説明】
符号1 符号1は、蒸気発生器の全体を示すものであ
る。 符号5 符号5は、ボイラを示すものである。 符号7 符号7は、第1電磁弁を示すものである。 符号8 符号8は、第2電磁弁を示すものである。 符号10 符号10は、取出部を示すものである。 符号13 符号13は、電子制御カードを示すものであ
る。 符号17 符号17は、抵抗発熱素子を示すものであ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボイラであって、ボイラ内の水を加熱して
    蒸気を発生するために抵抗発熱素子を備えたものと、 外部使用器具に蒸気または電力を供給する蒸気及び電力
    取出部と、 少なくとも2個の電磁弁であって、作動するとボイラか
    ら蒸気及び電力取出部に第1の量で蒸気を送る第1電磁
    弁と、作動するとボイラから蒸気及び電力取出部に第1
    の量よりも大である第2の量で蒸気を送る第2電磁弁と
    を含み、これら第1及び第2の電磁弁は、ボイラと蒸気
    及び電力取出部との間に接続されるものと、 電力源と抵抗発熱素子と蒸気及び電力取出部と第1及び
    第2電磁弁とに接続され、第1及び第2電磁弁の作動を
    制御し、抵抗発熱素子と蒸気及び電力取出部とへの供給
    電力を制御する、電子制御手段とからなり、 電子制御手段は、スイッチ手段からの入力に応じて、第
    1及び第2電磁弁の一方、第1及び第2電磁弁の他方ま
    たは第1及び第2電磁弁の双方を作動して、蒸気及び電
    力取出部から4種の出力蒸気を供給するとともに、抵抗
    発熱素子への供給電力を蒸気及び電力取出部を通じての
    外部機器への供給電力に応じて減少する、外部使用器具
    に蒸気と電力とを供給するための家庭及び業務用蒸気発
    生機器。
JP16948591A 1991-03-12 1991-03-12 家庭及び業務用蒸気発生器 Expired - Fee Related JP2909667B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16948591A JP2909667B2 (ja) 1991-03-12 1991-03-12 家庭及び業務用蒸気発生器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16948591A JP2909667B2 (ja) 1991-03-12 1991-03-12 家庭及び業務用蒸気発生器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04295501A JPH04295501A (ja) 1992-10-20
JP2909667B2 true JP2909667B2 (ja) 1999-06-23

Family

ID=15887411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16948591A Expired - Fee Related JP2909667B2 (ja) 1991-03-12 1991-03-12 家庭及び業務用蒸気発生器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2909667B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5650969B2 (ja) 2010-09-24 2015-01-07 住友電気工業株式会社 電極材料、点火プラグ用電極、及び点火プラグ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04295501A (ja) 1992-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0423540B1 (en) Steam generator for domestic and industrial use
US6053416A (en) Automatic hydronic zone valve and electric controls therefor
US4818845A (en) Storage type electric water heater having a closed circulation loop provided with a bubble pump
US6670584B1 (en) Spa electric heater system using multiple spa heaters
US6093914A (en) Electric cooking appliance
KR890003250A (ko) 순간 동작모드를 가진 조리 기구용 전력 제어시스템
JP2909667B2 (ja) 家庭及び業務用蒸気発生器
US5191191A (en) Logic circuit and method for controlling the power supply of an ironing system
US20080034623A1 (en) Steam cleaner and steam iron apparatus
JPH0117167B2 (ja)
GB2090023A (en) Central Heating Control System
JP2000120136A (ja) 温水洗浄便座の制御装置
KR200180833Y1 (ko) 가정용 온열 혈액촉진/통증치료기의 제어장치
JP2006308205A (ja) 電気式床暖房システム
JP2006234200A (ja) 電気式床暖房システム
JP3803498B2 (ja) 衛生洗浄装置の負荷制御装置
EP2432366B1 (en) A household appliance with reduced energy consumption
JP3561656B2 (ja) スチーム発生付ストーブ
KR100222324B1 (ko) 가습기의 전력 제어 회로
JP3362938B2 (ja) トイレキャビネット
JP2000037289A (ja) 炊飯器
JPS6143175Y2 (ja)
JPS6347022Y2 (ja)
JPS6326098Y2 (ja)
JP2006017434A (ja) ヒートポンプ式給湯システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990112

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees