JP2909473B2 - 簡易暖房装置 - Google Patents
簡易暖房装置Info
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- JP2909473B2 JP2909473B2 JP29709596A JP29709596A JP2909473B2 JP 2909473 B2 JP2909473 B2 JP 2909473B2 JP 29709596 A JP29709596 A JP 29709596A JP 29709596 A JP29709596 A JP 29709596A JP 2909473 B2 JP2909473 B2 JP 2909473B2
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- Japan
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- resin layer
- steel
- rubber magnet
- foamable resin
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具特にスチール
デスク等のスチール製の家具に装着して換気を遮断し、
保温することのできる簡易暖房装置に関する。
デスク等のスチール製の家具に装着して換気を遮断し、
保温することのできる簡易暖房装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、スチール製の家具特にスチールデ
スクにおいては、例えば、図５に示すように、片袖のス
チールデスクは、上面が作業ペースとなる天板Ａと、天
板Ａの一端側から下方に垂設された２本の脚の間に張設
された側板部Ｂと、天板Ａの他端側下方に設けられ、複
数の引出しを備えた袖部Ｃとを備えている。
スクにおいては、例えば、図５に示すように、片袖のス
チールデスクは、上面が作業ペースとなる天板Ａと、天
板Ａの一端側から下方に垂設された２本の脚の間に張設
された側板部Ｂと、天板Ａの他端側下方に設けられ、複
数の引出しを備えた袖部Ｃとを備えている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
スチールデスクにおいては、冬季等の寒冷時に、建物内
の暖房が行われているが、側板部Ｂ及び袖部Ｃは十分に
温められず低温であり、そこからの放射冷却等により、
スチールデスク使用者の足が冷えるという問題があっ
た。また、側板部Ｂ及び袖部Ｃによって暖房の温風を遮
るために、スチールデスク使用者の足が十分に暖められ
ず、足が冷えるという問題があった。また、スチールデ
スクの側板部と袖部との前端即ち引出しの奥端側の端部
とに接合され、スチールデスクの下部空間の前方開口を
塞ぐ前板部を設けたものもあるが、この場合も側板部と
袖部及び前板部からの放射冷却、或いは温風を遮ること
により、スチールデスク使用者の足が冷えるという問題
があった。さらに、オフィス等の冷房時に側板部Ｂ及び
袖部Ｃが冷却され、そこからの放射冷却により、使用者
の足が過度に冷却されるという問題があった。
スチールデスクにおいては、冬季等の寒冷時に、建物内
の暖房が行われているが、側板部Ｂ及び袖部Ｃは十分に
温められず低温であり、そこからの放射冷却等により、
スチールデスク使用者の足が冷えるという問題があっ
た。また、側板部Ｂ及び袖部Ｃによって暖房の温風を遮
るために、スチールデスク使用者の足が十分に暖められ
ず、足が冷えるという問題があった。また、スチールデ
スクの側板部と袖部との前端即ち引出しの奥端側の端部
とに接合され、スチールデスクの下部空間の前方開口を
塞ぐ前板部を設けたものもあるが、この場合も側板部と
袖部及び前板部からの放射冷却、或いは温風を遮ること
により、スチールデスク使用者の足が冷えるという問題
があった。さらに、オフィス等の冷房時に側板部Ｂ及び
袖部Ｃが冷却され、そこからの放射冷却により、使用者
の足が過度に冷却されるという問題があった。
【０００４】本発明の目的は、寒冷時或いは冷房時にス
チール製家具の使用者に寒気を感じさせないようにする
ことのできる簡易暖房装置を提供することである。
チール製家具の使用者に寒気を感じさせないようにする
ことのできる簡易暖房装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の簡易暖房装置は、スチール製家具の放射冷却
を防ぐ簡易暖房装置であって、平板状に形成され、炭素
またはセラミック粉末を含有させた発泡性樹脂層と、平
板状に形成されたゴム磁石とを接合し、発泡性樹脂層の
ゴム磁石と反対側面に、ビニール等の薄膜を貼付したこ
とにより、冬季等の寒冷時、或いは冷房時に、使用者に
対するスチールからの放射冷却を遮断することができ、
使用者を暖房することができるとともに、遠赤外線が放
射されて一層の暖房効果を得ることができ、薄膜に絵柄
を印刷しておくことで、鮮明な図柄を得ることができ、
スチール家具を華やかにし、室内の雰囲気を明るくする
ことができる。また、スチール製家具の放射冷却を防ぐ
簡易暖房装置であって、平板状に形成され、炭素または
セラミック粉末を表面に塗布した発泡性樹脂層と、平板
状に形成されたゴム磁石とを接合し、発泡性樹脂層のゴ
ム磁石と反対側面に、ビニール等の薄膜を貼付したこと
により、冬季等の寒冷時、或いは冷房時に、使用者に対
するスチールからの放射冷却を遮断することができ、使
用者を暖房することができるとともに、簡単な処理によ
り、遠赤外線が放射されて一層の暖房効果を得ることが
でき、薄膜に絵柄を印刷しておくことで、鮮明な図柄を
得ることができ、スチール家具を華やかにし、室内の雰
囲気を明るくすることができる。
に本発明の簡易暖房装置は、スチール製家具の放射冷却
を防ぐ簡易暖房装置であって、平板状に形成され、炭素
またはセラミック粉末を含有させた発泡性樹脂層と、平
板状に形成されたゴム磁石とを接合し、発泡性樹脂層の
ゴム磁石と反対側面に、ビニール等の薄膜を貼付したこ
とにより、冬季等の寒冷時、或いは冷房時に、使用者に
対するスチールからの放射冷却を遮断することができ、
使用者を暖房することができるとともに、遠赤外線が放
射されて一層の暖房効果を得ることができ、薄膜に絵柄
を印刷しておくことで、鮮明な図柄を得ることができ、
スチール家具を華やかにし、室内の雰囲気を明るくする
ことができる。また、スチール製家具の放射冷却を防ぐ
簡易暖房装置であって、平板状に形成され、炭素または
セラミック粉末を表面に塗布した発泡性樹脂層と、平板
状に形成されたゴム磁石とを接合し、発泡性樹脂層のゴ
ム磁石と反対側面に、ビニール等の薄膜を貼付したこと
により、冬季等の寒冷時、或いは冷房時に、使用者に対
するスチールからの放射冷却を遮断することができ、使
用者を暖房することができるとともに、簡単な処理によ
り、遠赤外線が放射されて一層の暖房効果を得ることが
でき、薄膜に絵柄を印刷しておくことで、鮮明な図柄を
得ることができ、スチール家具を華やかにし、室内の雰
囲気を明るくすることができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１において、本発明の第１実施
例について説明する。簡易暖房装置１は、平板状に形成
されたゴム磁石１０と、ゴム磁石１０と同寸法の平板状
に形成された断熱性の高いウレタン等の発泡性樹脂層１
１とを貼り合わせたものであり、発泡性樹脂層１１の面
を家具使用者に向けてスチール製の家具、例えば、スチ
ールデスクにゴム磁石１０を吸着させて貼り付ける。
例について説明する。簡易暖房装置１は、平板状に形成
されたゴム磁石１０と、ゴム磁石１０と同寸法の平板状
に形成された断熱性の高いウレタン等の発泡性樹脂層１
１とを貼り合わせたものであり、発泡性樹脂層１１の面
を家具使用者に向けてスチール製の家具、例えば、スチ
ールデスクにゴム磁石１０を吸着させて貼り付ける。
【０００７】図２において、スチールデスクに本発明の
簡易暖房装置を適用したものについて説明する。片袖の
スチールデスクＤは、上面が作業ペースとなる天板２
と、天板２の一端側から下方に垂設された２本の脚３
と、２本の脚３，３の間に張設された側板４と、天板２
の他端側下方に設けられ、複数の引出し６を備えた袖部
５とを備えている。スチール製の側板４及び袖部５の内
側面、即ちスチールデスクＤの使用者の足側の面に、簡
易暖房装置１のゴム磁石１０を吸着させて貼り付ける。
なお、簡易暖房装置１は、側板４及び袖部５の内側面全
体に貼付することが望ましいが、図示の如く、一部でも
良いものである。
簡易暖房装置を適用したものについて説明する。片袖の
スチールデスクＤは、上面が作業ペースとなる天板２
と、天板２の一端側から下方に垂設された２本の脚３
と、２本の脚３，３の間に張設された側板４と、天板２
の他端側下方に設けられ、複数の引出し６を備えた袖部
５とを備えている。スチール製の側板４及び袖部５の内
側面、即ちスチールデスクＤの使用者の足側の面に、簡
易暖房装置１のゴム磁石１０を吸着させて貼り付ける。
なお、簡易暖房装置１は、側板４及び袖部５の内側面全
体に貼付することが望ましいが、図示の如く、一部でも
良いものである。
【０００８】この構成によると、スチール製の側板４及
び袖部５と、使用者の足との間に、断熱性の高いウレタ
ン等の発泡性樹脂層１１を介在させることになり、冬季
等の寒冷時、或いは冷房時に、使用者の足に対するスチ
ール製の側板４及び袖部５からの放射冷却を遮断するこ
とができ、足を暖房することができる。また、発泡性樹
脂層１１の全面にゴム磁石１０を接合させていることに
より、発泡性樹脂層１１を補強することができる。な
お、上記発泡性樹脂層１１に着色することで、地味なス
チール家具をカラー化させて、華やかにすることができ
る。
び袖部５と、使用者の足との間に、断熱性の高いウレタ
ン等の発泡性樹脂層１１を介在させることになり、冬季
等の寒冷時、或いは冷房時に、使用者の足に対するスチ
ール製の側板４及び袖部５からの放射冷却を遮断するこ
とができ、足を暖房することができる。また、発泡性樹
脂層１１の全面にゴム磁石１０を接合させていることに
より、発泡性樹脂層１１を補強することができる。な
お、上記発泡性樹脂層１１に着色することで、地味なス
チール家具をカラー化させて、華やかにすることができ
る。
【０００９】図３において、第２実施例について説明す
る。ウレタン等の発泡性樹脂層１１のゴム磁石１０と反
対側全面に、ビニール等の薄膜を貼付したものであり、
該薄膜に絵柄を印刷しておくことによって、鮮明な図柄
を得ることができ、スチール家具を華やかにし、室内の
雰囲気を明るくすることができる。
る。ウレタン等の発泡性樹脂層１１のゴム磁石１０と反
対側全面に、ビニール等の薄膜を貼付したものであり、
該薄膜に絵柄を印刷しておくことによって、鮮明な図柄
を得ることができ、スチール家具を華やかにし、室内の
雰囲気を明るくすることができる。
【００１０】図４において、第３実施例について説明す
る。ウレタン等の発泡性樹脂層１１に、細い帯状に分割
したゴム磁石１１Ａ，１１Ｂを貼付したものであり、ゴ
ム磁石を小さくすることができるから、製造コストの低
減を図ることができる。
る。ウレタン等の発泡性樹脂層１１に、細い帯状に分割
したゴム磁石１１Ａ，１１Ｂを貼付したものであり、ゴ
ム磁石を小さくすることができるから、製造コストの低
減を図ることができる。
【００１１】上記各実施例において、ウレタン等の発泡
性樹脂層に炭素またはセラミック粉末を混入する、或い
は炭素またはセラミック粉末を発泡性樹脂層の表面に塗
布することにより、遠赤外線が放射されて、一層の暖房
効果を得ることができる。なお、炭素またはセラミック
粉末を混入して形成したシールを、発泡性樹脂層の表面
に貼付しても同様の効果を得ることができる。
性樹脂層に炭素またはセラミック粉末を混入する、或い
は炭素またはセラミック粉末を発泡性樹脂層の表面に塗
布することにより、遠赤外線が放射されて、一層の暖房
効果を得ることができる。なお、炭素またはセラミック
粉末を混入して形成したシールを、発泡性樹脂層の表面
に貼付しても同様の効果を得ることができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
から次に述べる効果を奏する。平板状に形成された発泡
性樹脂層と、平板状に形成されたゴム磁石とを接合した
ことにより、スチール製の家具と、使用者との間に、断
熱性の高い発泡性樹脂層を介在させることになり、冬季
等の寒冷時、或いは冷房時に、使用者に対するスチール
からの放射冷却を遮断して、使用者を暖房することがで
きる。また、発泡性樹脂層のゴム磁石と反対側面に、ビ
ニール等の薄膜を貼付したことにより、該薄膜に絵柄を
印刷しておくことで、鮮明な図柄を得ることができ、ス
チール家具を華やかにし、室内の雰囲気を明るくするこ
とができる。また、発泡性樹脂層に、炭素またはセラミ
ック粉末を含有させたことにより、遠赤外線が放射され
て、一層の暖房効果を得ることができる。さらに、発泡
性樹脂層の表面に、炭素またはセラミック粉末を塗布し
たことにより、簡単な処理で、遠赤外線が放射されて、
一層の暖房効果を得ることができる。
から次に述べる効果を奏する。平板状に形成された発泡
性樹脂層と、平板状に形成されたゴム磁石とを接合した
ことにより、スチール製の家具と、使用者との間に、断
熱性の高い発泡性樹脂層を介在させることになり、冬季
等の寒冷時、或いは冷房時に、使用者に対するスチール
からの放射冷却を遮断して、使用者を暖房することがで
きる。また、発泡性樹脂層のゴム磁石と反対側面に、ビ
ニール等の薄膜を貼付したことにより、該薄膜に絵柄を
印刷しておくことで、鮮明な図柄を得ることができ、ス
チール家具を華やかにし、室内の雰囲気を明るくするこ
とができる。また、発泡性樹脂層に、炭素またはセラミ
ック粉末を含有させたことにより、遠赤外線が放射され
て、一層の暖房効果を得ることができる。さらに、発泡
性樹脂層の表面に、炭素またはセラミック粉末を塗布し
たことにより、簡単な処理で、遠赤外線が放射されて、
一層の暖房効果を得ることができる。
【図１】 本発明の第１実施例を示す斜視図である。
【図２】 本発明の適用例を示す斜視図である。
【図３】 本発明の第２実施例を示す斜視図である。
【図４】 本発明の第３実施例を示す斜視図である。
【図５】 従来のスチールデスクを示す斜視図である。
１ 簡易暖房装置、１０ ゴム磁石、１１ 発泡性樹脂
層（ウレタン等） ２ 天板、３ 脚、４ 側板、５ 袖部、６ 引出し Ｄ スチールデスク
層（ウレタン等） ２ 天板、３ 脚、４ 側板、５ 袖部、６ 引出し Ｄ スチールデスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−185340（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−57644（ＪＰ，Ａ) 実開 昭53−23403（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−190292（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−34056（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−182101（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−1201（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−138142（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−172337（ＪＰ，Ｕ) 登録実用新案3019346（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A47B 13/00 A47B 13/06 A47B 37/00 A47B 97/00
Claims (2)
- 【請求項１】 スチール製家具の放射冷却を防ぐ簡易暖
房装置であって、平板状に形成され、炭素またはセラミ
ック粉末を含有させた発泡性樹脂層と、平板状に形成さ
れたゴム磁石とを接合し、発泡性樹脂層のゴム磁石と反
対側面に、ビニール等の薄膜を貼付したことを特徴とす
る簡易暖房装置。 - 【請求項２】 スチール製家具の放射冷却を防ぐ簡易暖
房装置であって、平板状に形成され、炭素またはセラミ
ック粉末を表面に塗布した発泡性樹脂層と、平板状に形
成されたゴム磁石とを接合し、発泡性樹脂層のゴム磁石
と反対側面に、ビニール等の薄膜を貼付したことを特徴
とする簡易暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29709596A JP2909473B2 (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 簡易暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29709596A JP2909473B2 (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 簡易暖房装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10117873A JPH10117873A (ja) | 1998-05-12 |
| JP2909473B2 true JP2909473B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=17842146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29709596A Expired - Fee Related JP2909473B2 (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 簡易暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2909473B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10117873B4 (de) * | 2001-04-10 | 2005-06-09 | Ekra Eduard Kraft Gmbh Maschinenfabrik | Transport- und Befestigungsvorrichtung für Substrate |
| JP2009284949A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Cosmo:Kk | 机 |
| CN106015841A (zh) * | 2016-08-01 | 2016-10-12 | 常熟市梅李镇赵市永宏红木家具厂 | 隔热的红木家具 |
-
1996
- 1996-10-21 JP JP29709596A patent/JP2909473B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10117873A (ja) | 1998-05-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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