JP2908994B2 - セルラ通信システムにおけるハンドオフ方法 - Google Patents

セルラ通信システムにおけるハンドオフ方法

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/16Performing reselection for specific purposes
    • H04W36/18Performing reselection for specific purposes for allowing seamless reselection, e.g. soft reselection

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケットスイッチング
分野に関し、特に、離間した2つの移動体間のコード分
割多重アクセスセルラシステムのソフトハンドオフを実
現する方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、本発明と同時に出願された同
一出願人の整理番号940288に関連している。コー
ド分割多重アクセス(CDMA)セルラ通信は、アナロ
グセルラ通信システムの10から20倍の通話処理能力
を実現する。例えば、QualcommInc.(10555 Sorrento Va
lley Road,San Diego)から入手可能な”An OverviewOf
The Application Of Code Division Multiple Access
(CDMA) To Digital Cellular System And Personal Cel
lular Networks"(1992年5月21日付け)を参
照。CDMAシステムは、音声あるいはデータを、スペ
クトル拡散信号を介しておよそ8Kbpsの比較的低速
なレートで移動ユニットとの間で送受信する。(例えば
16Kbpsなどの他のレートもサポートされ得るが、
このレートは接続ベースの電話産業標準レートの64K
bpsより低いものである。)セルサイトにおけるトラ
ンシーバはスペクトル拡散信号を送受信し、それらとC
DMAデータパケットとの間の変換を行なう。音声ハン
ドラは、標準的な接続ベースデジタルスイッチングにお
いて用いられているように、データパケットと64Kb
psパルスコード変調(PCM)ストリームとの間の変
換を行なう。(CDMAセルラ通信は、Qualcom
m Inc.から入手可能な”The Wideband Spread Sp
ectrum Digital Cellular System Dual Mode Mobile St
ation Compatibility Standard”及び”CDMA Digital C
ommon Error Interface Standard”第1版(1993年
10月)により詳細に記載されている。)多くのCDM
Aシステムデザインにおいては、音声ハンドラはセルサ
イトに位置している。64Kbpsの回路交換接続が、
サーバ側交換機と公衆交換電話ネットワーク(PST
N)とを介してセルサイトとの間でCDMAデータパケ
ットを送受信するために設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このシステムに関連す
る(そしてセルサイトと交換機との間の回路交換接続に
係る全てのセルラシステムに共通の)問題は、移動体が
セルからセルへと移動するにつれてセルサイトと交換機
との間の回路接続が破棄されて新たなセルサイトに対し
て再度設定されなければならないという点である。移動
体がセルからセルへ、そして交換機から交換機へと移動
するにつれて回路接続を切断して再設定することは、当
業者には”ハードハンドオフ”として公知である。ハー
ドハンドオフは、気付くようなクリック音及び/あるい
はサービスの中断としてユーザによって感知されるもの
である。この分野においては、セルからセルへ、及び交
換機から交換機へのハンドオフがユーザによって感知さ
れないような”ソフトハンドオフ”を実現することが望
ましい。
【0004】ハードハンドオフの問題に対する一つの解
決方法は、AT&Tからの、ファーウェル(Farwe
ll)らの名前による米国特許第5,184,347号
である(以下、ファーウェルとして参照する)。ファー
ウェルは、CDMAパケットをセルサイトから音声ハン
ドラへ伝達するシステムを提供している。各々のセルサ
イトは、DS1インターフェースユニット、ローカルエ
リアネットワークバス、及びパケット処理ネットワーク
とからなるセル相互接続モジュールに対して接続されて
いる。移動体ユニットからのスペクトル拡散無線信号の
内容(音声あるいはデータ)は、最初にセルサイトにお
いてパケット化される。その後、パケットはパケット処
理ネットワーク宛としてセルサイトからDS1回線を介
してDS1インターフェースユニットに送出される。D
S1インターフェースユニットは、そのパケットを、パ
ケット処理素子に接続されたローカルエリアネットワー
クに伝達する。パケット処理素子は、パケット処理素子
アドレスを音声ハンドラアドレスに変換するテーブルを
有している。その後、パケットは光ファイバインターフ
ェースに対して送出され、光ファイバを介して拡張イン
ターフェースに送出される。拡張インターフェースは、
パケットを他のローカルエリアネットワーク上に伝達す
る。その後、パケットは、ローカルエリアネットワーク
から音声処理ユニットによって抽出される。
【0005】ソフトハンドオフは、ファーウェルに係る
システムにおいては、移動体による、第二のセルサイト
の範囲内にいるという決定によって開始される。その移
動体から、第二のセルサイトを新たなセルサイトと指定
するハンドオフ要求メッセージが、移動体交換複合体宛
に送出される。その後、まず新たなセルサイトから既存
の音声ハンドラ宛のルートを選択し、その後新たな接続
のルートに沿って各々の素子に通知することによって、
交換機複合体を介した、音声ハンドラ宛の新たな経路が
設定される。その後、各々の素子は、それぞれのルック
アップテーブルに、通話を次の素子、従って最終的に音
声ハンドラに導くための適切な通話データを加える。そ
の後、音声ハンドラは、ほぼ同一のデータを含む2つの
パケットを受信し、(パケット中のデータの一部として
含まれている)より強い信号強度を有するパケットを選
択する。よって、同一の音声ハンドラが双方のセルに対
して用いられることになり、ハードハンドオフが回避さ
れる。このシステムはハードウエアが複雑であり、その
システムを介して各々の経路を設定したり切断したりす
るためにある程度の時間が必要である。なぜなら、全て
のルックアップテーブルに追加しなければならないから
である。
【0006】ハードハンドオフの問題に関する第二の解
決法は、ヘマディ(Hemmady)らの名前で199
3年3月31日に出願された米国特許出願第08/04
0,819号(以下、ヘマディとして示される)に見出
される。ヘマディは、セルフルーティングパケット交換
機構を介してセルサイトトランシーバとデスティネーシ
ョンPSTNインターフェースとの間でパケットをリレ
ーするシステムを提供する。セルサイトからのパケット
には、交換局内に位置するデスティネーションPSTN
インターフェース(音声ハンドラ)の独自のルーティン
グアドレスが含まれている。パケットは、セルサイトに
おけるレシーバによってスペクトル拡散無線信号の内容
を含めて構成され、パケットパイプにおいてホスト交換
システムのパケット交換機宛送出される。パケット交換
機におけるパケットハンドラはパケットを受信し、パケ
ットパイプをデマルチプレクスしてパケットをパケット
バスへと転送する。その通話に関して割り当てられたデ
スティネーションPSTNインターフェースは、パケッ
トバス上のパケットに含まれるアドレスを認識してパケ
ットを処理する。移動体がセルからセルへ、そしてある
交換機に対して接続されたセルから他の交換機に対して
接続された新たなセルへと移動するにつれ、新たなセル
サイトにはその通話に対して元々割り当てられていたデ
スティネーションPSTNインターフェースのアドレス
が通知され、新たなセルはそれ自体のパケットパイプ
を、同一のアドレスを用いて、MTSO(Mobile Telep
hone Switch Office)、デスティネーションPSTNイ
ンターフェース宛にパケットを送出するために用いる。
移動体があるセルから他のセルへと移動する期間、デス
ティネーションPSTNインターフェースは双方のセル
サイトからパケットを受信し、最良の質を有するパケッ
トを選択する。このシステムは、ファーウェルの記述に
係る回路交換接続やテーブルの更新などを必要としな
い。しかしながら、このシステムは、それらを介してパ
ケットが送出されることになる各々の交換機においてパ
ケットを処理するための高価なハードウエアを必要とす
る。
【0007】これら2つのシステムのいずれもが、第一
のCDMA移動体システムから第二のCDMA移動体シ
ステムへの通話に関連する問題を解決していないし、ま
た、移動電話システム間のソフトハンドオフができな
い。前述したように、CDMAデジタルパケットは8K
bpsのレートでブロードキャストされる。これらのパ
ケットは、交換機に到達すると、交換機によって処理さ
れ得るように音声ハンドラによって64Kbpsのレー
トに変換される。移動体−移動体間通話に関しては、C
DMAシステム上でブロードキャストされるために、6
4Kbpsのパケットが再び8Kbpsのパケットに変
換されなければならない。あるフォーマットから他のフ
ォーマットへ変換を行なうたびに、パケット中の符号化
された音声あるいは他の信号の品質が劣化する。
【0008】それゆえ、当該技術分野における問題点
は、通話の質を低下させることなく、移動体間の通話の
ソフトハンドオフを提供できるようなシステムが存在し
ないことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、セルラ通信シ
ステムにおける移動体間の通話に対して、ソフトハンド
オフを提供することである。このハンドオフの問題は、
第1の移動体が第1セルから第2セルに移動し、第2の
移動体が第3セル内にいる場合に起きる。このセルラ無
線通信システムは、このシステム内の全ての通話に関す
る情報を含むデータベースを具備する。第1の移動体
が、第1セルから第2セルへのハンドオフを要求する
と、これに応答して、データベースは、この通話に関す
る通話データを第2セルと第3セルへ送る。その後、第
1セルと第2セルは、第1移動体から無線通信を受信
し、この両方のセルは、無線通信の内容を電子データに
変換し、このデータをパケット化し、このパケット化さ
れたデータを第3セルに転送する。この第3セルは、デ
ータベースから新たな宛先情報を受信すると、第2移動
体からのパケット化情報を第1セルと第2セルに送信を
開始する。
【0010】更に、第2移動体が、第3セルから第4セ
ルに移動し、この第2移動体が、第3セルから第4セル
へのハンドオフを要求する。すると、データベースは、
第1セルと第2セルの識別子を含む通話データを第4セ
ルに送信する。このデータベースは、同時にまた第3セ
ルと第4セルの識別子を含む通話データを第1セルと第
2セルに送信する。その後、第1セルと第2セルは、パ
ケット化されたデータを第3セルと第4セルに転送す
る。そして、第3セルと第4セルは、パケット化された
データを第1セルと第2セルに転送する。信号強度の指
示値もパケット化データ内に符号化されるのが好まし
い。特定のセル内の信号強度指示値が所定のしきい値以
下になると、データベースはそれを検知し、そのセル
は、これらのセルにより保持されていた通話データから
取り除かれる。
【0011】
【実施例】本発明の移動体間の通話のソフトハンドオフ
を提供するシステムの例が、図1に示されているよう
に、移動体電話交換システムと公衆交換電話ネットワー
クに関連して記述される。図1は、2つのCDMAセル
ラ領域10及び12を有している。これらのCDMA領
域は分離しているように示されているが、より大きな一
つのCDMAセルラシステムの一部でもよい。各々のC
DMAセルは、セルサイト、例えばセルサイト14−2
0、を有している。セルサイト14−20は、前述され
たスペクトル拡散通信によって、その個々のセル内の移
動体電話との間でCDMA無線信号の送受信を行ない、
無線信号の通信内容を電子データに変換し、その後それ
らがパケット化される。セルサイト14−20の各々
は、(破線で示された)データ回線を介して通話管理プ
ロセッサ(ECP)6と通信する。ECP6は、The Be
ll System Technical Journal第58巻第1号(197
9年1月)に記載されていて当業者には公知であるよう
に、その関連しているセルラシステムにおける全ての通
話を監視する。ECP6はATMネットワーク22に対
して接続されているように示されているが、個別に接続
されたECPネットワークでもかまわない。
【0012】セルサイト14−20は非同期転送モード
(ATM)ネットワーク22に接続されている。ATM
ネットワーク22は、本発明に従う高速ネットワークの
一例である。以下に図3に関連して記述されるように、
セルサイト14−20は、CDMAデータパケットを再
パケット化してそれらをATMネットワーク22を介し
てデスティネーション宛に送出するATMインターフェ
ースを有している。ATMネットワーク22は、本発明
に従ったセル14−20からのCDMAトラフィックと
共にビデオ及びデータを含むパケットトラフィックの複
数個のソース及びデスティネーションに対して接続され
ている。
【0013】ATMネットワーク22は、さらに、交換
機24及び26によって表現されている複数個の電話交
換局に対しても接続されている。交換機24及び26
は、以下に図2に関連して記述されるようにセルラ及び
ワイヤーライントラフィックの双方に対してサービスを
行なうものである。交換機24及び26は、公衆交換電
話ネットワーク46、及びパケット交換ユニット28及
び30を介してATMネットワーク22にそれぞれ接続
されている。
【0014】本発明の一実施例に従うパケット交換ユニ
ット(PSU)28及び30は、それぞれパケットアク
セスインターフェース(PAI)32及び34と音声ハ
ンドラ36及び38を有している。PAI32及び34
と音声ハンドラ36及び38は、それぞれパケットバス
40及び42に接続されている。音声ハンドラは、当業
者には”エンドポイント”として公知である。同様の
(あるいは相異なった)機能を実行する他のエンドポイ
ントもパケットバスに接続されうるが、図を簡潔にする
ために示されていない。パケットバス及びそれに接続さ
れたエンドポイントは”パケットコミュニティ”と呼称
される。PAI32は、ATMネットワーク22を介し
て交換機24によってATMネットワーク22を介して
通信されたデータに関してATMネットワーク22との
間でATMパケットの送受信を行なう。
【0015】本発明の一実施例に従って、移動体電話4
4が、PSTN46内の地上電話に対してセル2におい
て通話を開始する。この実施例においては、パケット交
換ユニット28内のパケットバス40には単一あるいは
複数個の音声ハンドラが接続されている。CDMA通話
が移動体44とセルサイト14との間で設定される。
(最終的なPSTNデスティネーションに最も近接した
交換機24内の)音声ハンドラ36がその通話に対して
割り当てられ、以下に図3に関連して記述されるよう
に、音声ハンドラ36を記述する独自の2ポートアドレ
スがセルサイト14に対して与えられる。
【0016】CDMA信号は、セルサイト14(あるい
はセルサイト16などの別のセルサイト)に到達する
と、パケット化されて音声ハンドラの2ポートアドレス
がそれに付加される。これらのパケットは、ATMネッ
トワーク22上で伝達されるように、伝達プロトコルと
共に再パケット化される。ATMネットワーク22は、
パケットアドレスを読み取り、そのパケットを適切なパ
ケットアクセスインターフェース、この実施例において
はPAI32、宛に伝達する。PAI32は、ATMネ
ットワーク22からパケットを受信し、ATMペイロー
ドかパケットデータを抜き取る。その後、パケットデー
タはパケットバス40に出力される。音声ハンドラ36
はバス40をモニタし、パケットが音声ハンドラ36宛
のものであることを認識する。その後、音声ハンドラは
パケットをバス40から抜き取り、データを64Kbp
sPCMに翻訳し、それを公衆交換電話ネットワーク4
6を介して送信して地上回線デスティネーション宛に送
出する。
【0017】図2には、交換機24がより詳細に示され
ている。具体的には、交換機24は、1986年3月2
7日付けのエム・ダブリュ・ベックナー(M.W.Be
ckner)らによる米国特許第4,592,048号
に記載されたシステムのような、分散制御ISDN電話
システムである。あるいは、交換機24は、AT&T社
製の、AT&T Technical Journal第64巻第6号(198
5年7月/8月)第1303−1564頁に記載された
5ESS(R)などの分散制御デジタル交換機である。交
換機24の各々のアーキテクチャは、ハブとしての通信
モジュール202、交換モジュール204、他の交換モ
ジュール(図を簡潔にするために図示せず)、及びそれ
らに対する管理モジュール206を有している。交換モ
ジュール204は、回線ユニット208を介してアナロ
グ及び/あるいはデジタル加入者回線を、及び基幹回線
ユニット210を介してアナログあるいはデジタル基幹
回線を、それぞれ終端している。基幹回線ユニット21
0は、公衆交換電話ネットワーク46との間の通信を実
現する。管理モジュール206は、交換機及びヒューマ
ンマシンインターフェースの機能要素の調整を実現す
る。交換ユニット204は、タイムスロットインターチ
ェンジユニット(TSIU)212及びパケット交換ユ
ニット28を有している。TSIU212は、交換モジ
ュール204内のユニット間での64KbpsPCMの
64Kbpsクリアチャネルへのインターチェンジを実
現する。交換モジュール204は他のユニットも含みう
るが、図を簡潔にするために図示されていない。
【0018】図1において、パケットは、ATMネット
ワーク22からPAI32に到達し、そこでATMセル
のペイロードから抜き取られる。その後、必要な場合に
はそのパケットはフルCDMAパケット長に再アセンブ
ルされ、パケットバス40上に送出される。その後、音
声ハンドラ36はそれ自体宛の2ポートアドレスを認識
し、パケットをパケットバス40から抜き取る。音声ハ
ンドラ36はCDMAデータパケットを64KbpsP
CMに変換するように処理し、そのデータをタイムスロ
ットインターチェンジユニット212宛に送出する。
【0019】パケット交換ユニット28は、例えば音声
ハンドラ36、214及び216を含む複数個の音声ハ
ンドラを同時にサポートする。音声ハンドラ216は、
TSIU212を介して回線ユニット208及び電話2
18への接続を有するように示されている。音声ハンド
ラからのあらゆる接続は、TSIU212を介して20
8等の回線ユニット及び基幹回線ユニット210へなさ
れる。
【0020】ソフトハンドオフは、図1に示されている
システムを用いることによって容易に実現され得る。前
述の例に関しては、移動体44がセルサイト14によっ
てATM22を介してPAI32に接続されており、P
AI32はパケットデータをパケットバス40上に出力
して音声ハンドラ36を介して公衆交換電話ネットワー
ク46に接続された電話へ伝達する。
【0021】移動体44がセルサイト16によってサー
ビスされているセル4内に移動すると、セルサイト16
は、当業者には公知の様式でパイロット信号を検出し、
ハンドオフを要求する。それがECP6に通知され、E
CP6はその通話に関するデータをセルサイト16宛に
送出する。別法として、セルサイト14は、この新たに
ハンドオフされたセルサイト16と直接通信することが
でき、そして、この通話に関するデータをセルサイト1
6に送信する。このセルサイト間の通信は、ATMネッ
トワーク22を利用することもできる。この通話データ
にはPAI32及び音声ハンドラ36のデスティネーシ
ョンアドレスが含まれており、セルサイト16はデータ
を再パケット化し、ATMネットワーク22を介してP
AI32へ、そして最終的には音声ハンドラ36へ送出
する。ECP6は、音声ハンドラ36に、双方のセル1
4及び16宛にデータを送出すべきである旨を通知す
る。別法として、音声ハンドラ36は、セルサイト16
から直接「参加」メッセージを樹意SNNし、この新た
なセルサイトを宛先リストに加える(参加させる)。そ
して、その時点で、通話データをセルサイト14,16
に送信する。この時点では、セルサイト14及び16の
双方が移動体44からのスペクトル拡散信号を受信し、
その信号からのデータをパケット化し、そのデータをA
TMセルに再パケット化してそのATMセルをATMネ
ットワーク22に送出する。PAI32は、同一(ある
いはほぼ同一)のデータを含む双方のパケットを受信
し、ATMセルからパケットを抜き取り、再びアセンブ
ルしたCDMAパケットをバス40上に送出する。その
後、音声ハンドラ36は双方のパケットを受信し、CD
MAパケット中に符号化された信号強度表示を用いてい
ずれのパケットを処理してPSTN46へ送出すべきか
を決定する。
【0022】PSTN46から音声ハンドラ36に到達
する情報は、CDMAパケットにパケット化され、複製
されて、セルサイト14及び16の双方に向けられる。
これらのパケットはバス40上に出力され、PAI32
によって受信されてATMセルに再パケット化され、A
TMネットワーク22を介してセルサイト14及び16
へ送出される。セルサイト14及び16はCDMAパケ
ットデータを分解してデータを抽出し、CDMAパケッ
トデータをスペクトル拡散信号に変換してそのデータを
移動体44宛に送出する。移動体44は、いずれのパケ
ットがより強い信号強度表示を有しているかを決定し、
そのパケットを分解してデータを抽出する。実際、移動
体44がセル4へ移動すると、セルサイト14での信号
強度はスレッショルド以下に低下する。そのことがEC
P6に通知され、ECP6はデスティネーションである
セルサイト14を音声ハンドラ36のリストから削除
し、通話データをセルサイト14から削除する。別法と
して、信号強度がしきい値以下になると、セルサイト1
4を通話データから削除する。そして、この切断メッセ
ージを音声ハンドラ36に送信し、そのことをデスティ
ネーションであるセルサイト14にも通知する。このシ
ステムによって、MTSO28を介した新たな接続を設
定あるいは破棄することなく、あるいは通話を一つの交
換機から別の交換機へ転送することなく、ソフトハンド
オフが達成される。よって、ユーザが認識できるような
クリック音あるいは不連続は存在しない。
【0023】さらに、移動体は国土を横断して移動し得
る。例えばセル2がニュージャージー州にあり、セル1
5がイリノイ州にある場合である。一般に、通話を処理
しつつある音声ハンドラが通話のデスティネーションに
最近接している場合にはより少ない交換資源が用いられ
るだけで済む。例えば、PSU28における音声ハンド
ラが通話のデスティネーションの同一電話局の一部であ
り得る。移動体44がセルラシステム10からセルラシ
ステム12に移動する、例えばセルサイト20に係るセ
ル15に移動すると、移動体44はパイロット信号を受
信して前述されているように通話ハンドオフを開始す
る。セルサイト20は、ECP6、または、セル2から
デスティネーションパケット情報を受領する。その後、
セルサイト20は、再パケット化されたデータのATM
22への伝達を開始し、ATM22はパケットを都市地
域あるいは国土を横断して伝達する。これらのパケット
はPAI32へ伝達され、音声ハンドラ36において変
換されて、前述されているようにPSTN46内のデス
ティネーション電話に対して伝達される。よって、上記
本発明の実施例は、”長距離”伝送費用の逓減を実現す
る”長距離”セルラ交換ネットワークに関して用いられ
得る。
【0024】図3は、図1及び2の実施例に対して適用
された、本発明に係るパケットアドレシングシステムを
示すブロック図である。パケット100は、CDMAセ
ルサイトにおいて生成された電子データパケットをその
まま含んでいる。パケット100は、デスティネーショ
ンアドレス104とCDMAパケットに対するデータ部
分101とを有している。デスティネーションアドレス
104は、パケットコミュニティと呼称されるデスティ
ネーションパケット交換機番号106、及びパケットコ
ミュニティ内のエンドポイントを指し示すユニット番号
107の2つのフィールドを有している。このアドレス
は、通話設定の間に割り当てられ、前述されているよう
に移動体がセルからセルへ移動するにつれてセルラシス
テム全体にわたって伝達される。
【0025】図1の実施例においては、セルサイト14
はパケットコミュニティによって要求されるプロトコル
が存在すればそれを追加し、CDMAデータパケットを
パケットデータに変換する(図3)。この例において
は、パケット交換機番号フィールド106はパケット交
換機コミュニティ24の番号である;ユニット番号フィ
ールド107はエンドポイント音声ハンドラ36に関連
している。
【0026】その後、セルサイト14はパケット105
を一つあるいは複数個のATMセル110に挿入する。
このことには、図示されているようにデータ部分101
が単一のATMセル110に対しては長すぎる場合に、
ATMペイロードのサイズにしたがってデータを複数個
の部分に分割することが含まれる。その後、セルサイト
14は、コミュニティアドレスフィールドをATMセル
110のATMセルヘッダ108に配置する。
【0027】セルサイト14がATMセル110をAT
Mネットワーク22へ伝達した後、ATMネットワーク
はATMセルをPAI32へ伝達する;PAI32は、
データをパケット105に再アセンブルするためにAT
M伝達レイヤを抜き取り、それをバス40上に送出す
る。音声ハンドラ36は、そのデスティネーションエン
ドポイント番号及びパケットコミュニティ番号を認識し
てパケット105を受信する。このようにして、パケッ
ト化されたデータは、最初のパケットを遅延させること
なく、コネクションレス伝達システム全体にわたって送
出される。さらに、ルーティング情報がパケットを扱う
あらゆるノードにストアされるのではない。
【0028】図4は、本発明に係る移動体−移動体間通
話の実施例を示すブロック図である。図4には、第一の
セルラシステム402を経路404に沿って移動する移
動体電話400が示されている。この例においては、移
動体400は、第二のセルラシステム408を経路41
0に沿って横断している移動体406に対して通話を設
定する。双方のセルラシステム402及び408内の全
てのセルはATMネットワーク412に接続されてい
る。ATMネットワーク412は、破線によって示され
た回線を介して通話管理プロセッサ(ECP)ネットワ
ーク414に接続されている。ECPネットワーク41
4は、従来技術で公知、および、Bell System Technica
l Journal, Vol. 58, No. 1(1979年1月)に記載
されているように、セルラシステム402及び408に
係る全ての通話を監視し、各々のセルサイトのATMデ
スティネーションアドレスを認識している。セルラシス
テム402は複数個のセル416−424を有してお
り、セルラシステム408はセル428−438を有し
ている。セル416−424と428−438の各々の
内部にはそれぞれ通話を処理するセルサイト440−4
48及び450−460が存在する。各々のセルサイト
には、以下により詳細に記述されるフレームセレクタ4
62が存在しており、セルサイトの無線範囲内に位置す
る移動体に係る通話を監視している。
【0029】移動体400がセルラシステム402を経
路404に沿って移動する際に、セル416において移
動体406への移動体−移動体間通話を開始する。セル
416内のセルサイト440は通話の発生をECP41
4に報告し、ECP414はそのデータをストアし、そ
の通話が他の移動体に対するものであることを認識し、
セル428内の移動体406の位置を確認する。通話に
関するデータがセルサイト440及び450宛に送出さ
れ、それぞれのセルサイト(この例の場合には440及
び450)に関連しているフレームセレクタ462内に
ストアされる。このデータには、その通話に接続された
他方のセルサイトのATMデスティネーションアドレス
が含まれている。移動体400からの信号がセルサイト
440に到達すると、それらはパケット化されてセルサ
イト450の独自の2パートアドレスが、図3に関連し
て記述されたように追加される。その後パケットは再パ
ケット化され、ATMセルのペイロードに挿入され、セ
ルサイト460のATMアドレスが追加されて、ATM
ネットワーク214を介してセルサイト450へ送出さ
れる。セルサイト450においては、パケットがATM
セルから抜き取られ、CDMAスペクトル拡散信号に変
換されて移動体406に向けて送出される。同様に、移
動体406からのCDMA信号はスペクトル拡散方式に
よってセルサイト450において受信され、その内容が
電子データに変換され、セルサイト440のATMアド
レスが与えられてセルサイト440宛にATMネットワ
ーク412を介して送出されるATMセル内に配置され
る。セルサイト220においては、前記電子データがフ
ォーマットされてCDMAスペクトル拡散信号に変換さ
れ、移動体400宛に送出される。この際、CDMAの
サブレート8KHz信号は64KHzPCMに変換され
ず、交換通話に関して前述されているように、CDMA
パケットに戻される。このことによって、相異なったフ
ォーマット間の多重変換が回避され、より少ないネット
ワーク資源を用いつつ信号品質が保持される。
【0030】以下に、移動体400がセル416からセ
ル418へ移動する場合のソフトハンドオフが記述され
る。移動体400がセルラシステム402を経路404
に沿って横断する場合、セル416とセル418との間
の境界にいずれ到達する。(前掲のCDMA参考文献に
従って)当業者には公知であるが、移動体400はセル
サイト442からのパイロット信号を検知し、その信号
強度をモニタする。信号強度が所定のスレッショルドに
達すると、移動体400は識別メッセージをセルサイト
442宛に送出し、ハンドオフトランジション期間を開
始するハンドオフリクエストを行なう。セルサイト44
2は、移動体406に関する通話情報をECP414、
または、セルサイト440に要求する。このような通話
情報には、移動体406に係るデスティネーションセル
サイト、すなわちセルサイト450、のATMアドレス
も含まれる。その後、セルサイト442は移動体400
からのCDMAスペクトル拡散信号の内容のセルサイト
450宛の送出を開始する。
【0031】セルサイト450は、フレームセレクタ4
62において、セルサイト440及び442の双方から
送信されたATMセルを受信する。その後、フレームセ
レクタ462は、最強の信号を有するセル(前掲の参考
文献に記述されているように、信号強度はあらかじめC
DMA信号中に符号化されている)を選択し、いずれの
信号がより強いかを決定してそのパケットを移動体40
6宛に送出するためにセルサイト428の送信機へ伝達
する。ECP414から新たなセルサイト442に係る
ATMデスティネーション情報を受信すると、セルサイ
ト450内のフレームセレクタ462はそのデスティネ
ーションリストを更新し、移動体406からのデータを
セルサイト440と442の双方へ送出する。このデュ
アルデスティネーション状況は、ソフトハンドオフトラ
ンジションの期間、継続する。その後、セルサイト44
0からの信号強度がスレッショルド以下になると、セル
サイト440はセルサイト450宛のATM信号の送出
を中止する。ハンドオフトランジション期間を終了さ
せ、デスティネーションリストからセルサイト440を
削除するために、ECP414、または、セルサイト4
40から450に情報が伝達される。
【0032】セル416とセル418との間で移動体4
00にハンドオフが発生している間に、移動体406も
同様にセル428とセル430との間の境界に接近す
る。移動体406はセルサイト452からのパイロット
信号を検知し、信号強度が所定のスレッショルド以上に
なると移動体406はセルサイト452宛に識別メッセ
ージを送出してハンドオフを要求する。セルサイト45
2は、移動体400に関する通話情報をEPC414か
ら、あるいは別法として、セルサイト450から受信す
る。この情報は、宛先セルサイトのATMアドレス(こ
の時点ではセルサイト440,442のATMアドレ
ス)を含む。セルサイト440,442のテーブルは、
EPC414からデータ、あるいは、セルサイト452
からの参加メッセージを受信した後、セルサイト430
内に移動体406のATMアドレスを追加して更新され
る。この時点で、セルサイト440及び442がパケッ
トのセル416及び418への送出を開始する。最後
に、セルサイト450及び452の双方がパケットをセ
ルサイト440及び442宛に送出し、同様にセルサイ
ト440及び442がパケットをセルサイト450及び
452宛に送出する。
【0033】図5は、ソフトハンドオフ処理を記述した
流れ図である。この処理は、通話が完全に設定された
後、ブロック500から開始される。決定ブロック51
0においては、移動体が新たなセルの範囲内で移動して
いるか否かが決定される。移動体が新たなセルの範囲内
にない場合には、処理は決定ブロック510へ戻る。決
定ブロック510において移動体が新たなセルの範囲内
にあることが決定された場合には、処理はブロック52
0へ進み、ECP、または、最初のセルに通知がなされ
る。ECP、または、最初のセルは、それに応答して、
ATMアドレスを含む通話データを新たなセルサイト宛
に送出する。
【0034】ブロック530においては、新たなセル
が、デスティネーションアドレスを含む通話データをE
CP、または、最初のセルから受信し、ブロック540
においては双方のセルが受信したCDMAスペクトル拡
散信号のデスティネーションセル(あるいはデスティネ
ーションである移動体もソフトハンドオフトランジショ
ンにある場合には複数個のデスティネーションセル)宛
の送出を開始する。処理はブロック550へ進み、EC
P、または、新しいセルサイトから受信した、新たなセ
ルのデスティネーションアドレスを含む通話データに応
答して、デスティネーションセルが新たなセルのソース
アドレスをデスティネーションリストに追加する。次い
で、ブロック560において、デスティネーションが、
移動体から受信した信号を双方のソース宛に送出する。
次いで、ブロック570に示されているように、古いほ
うのセルがソースにおいてふるい落とされ、ブロック5
80において古いほうのセルがデスティネーションリス
トから削除される。処理は決定ブロック510へ戻っ
て、移動体が新たなセルの範囲内にあるか否かを決定す
るためのチェックがなされる。このように、ソフトハン
ドオフが、セルサイト間(あるいはセルサイトに接続さ
れたMTSO間)での回路交換接続を破棄/設定するこ
となく実現される。そのため、移動体400と406と
の間で認識可能な不連続は存在しない。
【0035】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので,この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ってパケット交換機がCDMAパケ
ットを音声ハンドラあるいは他のセルサイトに分配す
る、複数個の移動体電話交換システム、公衆交換電話ネ
ットワーク、及び(移動体電話交換局に配置された)パ
ケット交換機とからなるシステムを示すブロック図。
【図2】本発明に従ってデスティネーションポイントと
して機能する移動体電話交換局(MTSO)を示すブロ
ック図。
【図3】本発明の一側面に従うパケットアドレシングシ
ステムを示すブロック図。
【図4】本発明に従う移動体−移動体間通話の様子を示
す図。
【図5】本発明に従う移動体−移動体間のソフトハンド
オフを実現する段階を示す流れ図。
【符号の説明】
2、4、10、12 CDMAセル 6 通話管理プロセッサ 14、16、18、20 セルサイト 21 移動体電話交換局 22 ATMネットワーク 24、26 交換機 28、30 パケット交換ユニット 32、34 パケットアクセスインターフェース 36、38 音声ハンドラ 40、42 パケットバス 44 移動体 46 公衆交換電話ネットワーク 100 パケット 101 データ 104 デスティネーションアドレス 105 パケット 106 パケット交換機番号フィールド 107 ユニット番号フィールド 108 ATMセルヘッダ 110 ATMセル 202 通信モジュール 204 交換モジュール 206 管理モジュール 208 回線ユニット 210 基幹回線ユニット 212 タイムスロットインターチェンジユニット 218 電話機 400、406 移動体 402、408 セルラシステム 404、410 経路 412 ATMネットワーク 414 通話管理プロセッサ 416、418、420、422、424、428、4
30、432、434、436、438 セル 440、442、444、446、448、450、4
52、454、456、458、460 セルサイト 462 フレームセレクタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−169485(JP,A) 特開 平7−107033(JP,A) 特開 平5−14963(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/26 - 7/26 113 H04Q 7/04 - 7/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルラ通信システムにおいて利用可能
    な、第一のセルから第二のセルへのセルラ通話をハンド
    オフする方法において、 前記セルラ通話は前記第一のセルから前記第二のセルへ
    移動する第一の移動体から第三のセル内の第二の移動体
    へのものであり、前記セルの各々が対応するセルサイト
    を有しており、前記方法が、 (A)前記第一の移動体が前記システムに対して前記第
    一のセルから前記第二のセルへのハンドオフを要求する
    段階と、 (B)前記第二のセルサイトが前記第三のセルサイトの
    識別を含む、前記通話に係る通話データを受信する段階
    と、 (C)前記第三のセルサイトが前記第二のセルサイトの
    識別を含む、前記通話に係る通話データを受信する段階
    と、 (D)ハンドオフトランジションの期間、前記第一及び
    第二のセルサイトが前記第一の移動体から受信した信号
    を表わすデータ信号を前記第三のセルサイト宛に送出
    し、前記第三のセルサイトが前記第二の移動体から受信
    した信号を表わすデータを前記第一及び第二のセルサイ
    ト宛に送出する段階と、を有することを特徴とするセル
    ラ通信システムにおけるハンドオフ方法。
  2. 【請求項2】 前記セルラ通信システムが前記第二のセ
    ルサイトを含めるために前記第一及び第二の移動体間の
    前記通話に係る通話データを更新する段階とを更に有す
    ることを特徴とする請求項第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第二の移動体が前記第三のセルから
    第四のセルへ移動しており、前記方法が、 前記第二の移動体が前記第三のセルから前記第四のセル
    へのハンドオフを要求する段階と、 前記第四のセルサイトが前記ハンドオフ要求に係る前記
    第一及び第二のセルサイトの識別を含む、前記第一及び
    第二の移動体間の前記通話に係る通話データを受信する
    段階と、 前記第一及び第二のセルサイトが前記第四のセルサイト
    の識別を含む、前記第一及び第二の移動体間の前記通話
    に係る通話データを受信する段階と、 ハンドオフトランジションの期間、前記第三及び第四の
    セルサイトが前記第二の移動体から受信した信号を表わ
    すデータ信号を前記第一及び第二のセルサイト宛に送出
    し、前記第一及び第二のセルサイトが前記第一の移動体
    から受信した信号を表わすデータ信号を前記第三及び第
    四のセルサイト宛に送出する段階と、を有することを特
    徴とする請求項第1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第一の移動体が前記第一のセルから
    外部へ移動してしまった後に前記第一のセルを前記第三
    のセルサイト内の前記通話データから削除する段階、を
    更に有することを特徴とする請求項第1項に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第一の移動体が前記第一のセルから
    外部へ移動してしまった後に前記第一のセルを前記第三
    のセルサイト及び前記第四のセルサイト内の前記通話デ
    ータから削除する段階を更に有することを特徴とする請
    求項第3項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 セルラ通信システムにおいて利用され
    る、第一のセルから第二のセルへのセルラ通話をハンド
    オフする方法において、前記セルラ通話は前記第一のセ
    ルから前記第二のセルへ移動する第一の移動体と第三の
    セル内の第二の移動体へのものであり、前記セルの各々
    はセルサイトを有しており、前記セルラシステム内の全
    てのセルサイトは高速パケットネットワークに接続され
    ており、前記セルサイトが前記移動体から受信した無線
    信号を表わす電子データを前記高速パケットネットワー
    クによって伝送されうるパケットに埋め込み、前記セル
    サイトの各々が前記高速パケットネットワークでの独自
    のアドレスを有しており、前記方法が、 前記第一の移動体が前記システムに前記第一のセルから
    前記第二のセルへのハンドオフを要求する段階と、 前記第二のセルサイトが前記第三のセルサイトの前記独
    自のアドレスを含む通話データを受信する段階と、 前記第三のセルが前記第二のセルサイトの前記独自のア
    ドレスを含む通話データを受信する段階と、 ハンドオフトランジションの間、前記第一及び第二のセ
    ルサイトが前記第一の移動体からの前記電子データを含
    む前記パケットを前記高速パケットネットワークを介し
    て前記第三のセルサイト宛に送出し、前記第三のセルサ
    イトが前記第二の移動体からの前記電子データを含む前
    記パケットを前記高速パケットネットワークを介して前
    記第一及び第二のセルサイト宛に送出する段階と、を有
    することを特徴とするセルラ通信システムにおけるハン
    ドオフ方法。
  7. 【請求項7】 前記パケットが前記移動体からの前記無
    線信号の信号強度表示を含んでおり、前記方法が、 前記パケット内の前記信号強度表示が所定のスレッショ
    ルド以下に低下した場合に前記ハンドオフトランジショ
    ン期間を前記第三のセルサイトが前記第一のセルサイト
    のアドレスを削除することによって終了させる段階を更
    に有することを特徴とする請求項第6項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第二の移動体が前記第三のセルから
    第四のセルへ移動しており、前記方法が、 前記第二の移動体が前記第三のセルから前記第四のセル
    へのハンドオフを要求する段階と、 前記第四のセルサイトが前記第一及び第二のセルサイト
    の前記独自のアドレスを含む通話に係る通話データを受
    信し、前記第一及び第二のセルサイトが前記第四のセル
    サイトの前記独自のアドレスを受信する段階と、 ハンドオフトランジションの期間、前記第一及び第二の
    セルサイトが前記第一の移動体からの前記電子データを
    含む前記パケットを前記第三及び第四のセルサイト宛に
    前記高速パケットネットワークを介して送出する段階
    と、 前記ハンドオフトランジションの期間、前記第三及び第
    四のセルサイトが前記第二の移動体からの前記電子デー
    タを含む前記パケットを前記第一及び第二のセルサイト
    宛に送出する段階と、を更に有することを特徴とする請
    求項第6項に記載の方法。
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