JP2908901B2 - 情報記録媒体搬送装置 - Google Patents
情報記録媒体搬送装置Info
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- JP2908901B2 JP2908901B2 JP3104668A JP10466891A JP2908901B2 JP 2908901 B2 JP2908901 B2 JP 2908901B2 JP 3104668 A JP3104668 A JP 3104668A JP 10466891 A JP10466891 A JP 10466891A JP 2908901 B2 JP2908901 B2 JP 2908901B2
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- card
- optical card
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に情報を記録
及び/又は記録媒体から情報を再生する情報記録媒体搬
送装置に関するものである。
及び/又は記録媒体から情報を再生する情報記録媒体搬
送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報記録再生装置には従来から磁気方式
と光学方式があり、中でも近年は光学方式が注目されて
いる。光ビームを用いて情報の記録/再生を行う装置と
しては、ディスク形状の記録媒体を回転させるCD、ビ
デオディスクの光ディスクや、光磁気ディスク、カード
形状の記録媒体を往復移動させる光カード、光テープを
使用したものなどがある。これらの装置は目的に応じて
使い分けられているが、その中にあって携帯性の良さか
ら光カードが特に注目を集めている。情報記録媒体とし
て光カードを使用する場合に、従来から種々考案されて
いる方式として、光ビームを光カード上に照射し光ビー
ムの照射する位置を直線移動し、更にその直線移動方向
と直交する方向、即ち光カード上の情報トラックを横断
する方向に相対的に移動する方式が知られている。
と光学方式があり、中でも近年は光学方式が注目されて
いる。光ビームを用いて情報の記録/再生を行う装置と
しては、ディスク形状の記録媒体を回転させるCD、ビ
デオディスクの光ディスクや、光磁気ディスク、カード
形状の記録媒体を往復移動させる光カード、光テープを
使用したものなどがある。これらの装置は目的に応じて
使い分けられているが、その中にあって携帯性の良さか
ら光カードが特に注目を集めている。情報記録媒体とし
て光カードを使用する場合に、従来から種々考案されて
いる方式として、光ビームを光カード上に照射し光ビー
ムの照射する位置を直線移動し、更にその直線移動方向
と直交する方向、即ち光カード上の情報トラックを横断
する方向に相対的に移動する方式が知られている。
【0003】このような方式の従来例として、図11〜
図14に示したものが知られている。図11は第1の従
来例の斜視図を示し、レール1a、1bに沿ってX方向
に可動に支持された載置台即ちカード台2は、側方から
挿入された光カードCを周辺部において上方からカード
押圧部材3の板ばね3a、3bにより抑えて固定するよ
うにされている。光カードCをカード台2に挿入するた
めの送りローラ4a、4bは、駆動軸5を介してモータ
6によって回転駆動され、光カードCの搬送を行う。カ
ード台2の突当部2aまで光カードCを搬送するため
に、カード押圧部材3には切欠部3c、3dが設けら
れ、この切欠部3c、3dに送りローラ4a、4bが入
り込むように配置されている。モータ6及び駆動軸5
は、軸7aの廻りに回動可能な部材7の一端に固定され
た可動鉄心8が、ばね9及びソレノイド10により駆動
されることにより、上下に移動するようになっている。
図14に示したものが知られている。図11は第1の従
来例の斜視図を示し、レール1a、1bに沿ってX方向
に可動に支持された載置台即ちカード台2は、側方から
挿入された光カードCを周辺部において上方からカード
押圧部材3の板ばね3a、3bにより抑えて固定するよ
うにされている。光カードCをカード台2に挿入するた
めの送りローラ4a、4bは、駆動軸5を介してモータ
6によって回転駆動され、光カードCの搬送を行う。カ
ード台2の突当部2aまで光カードCを搬送するため
に、カード押圧部材3には切欠部3c、3dが設けら
れ、この切欠部3c、3dに送りローラ4a、4bが入
り込むように配置されている。モータ6及び駆動軸5
は、軸7aの廻りに回動可能な部材7の一端に固定され
た可動鉄心8が、ばね9及びソレノイド10により駆動
されることにより、上下に移動するようになっている。
【0004】図12は図11のP−P線に沿った断面図
を示し、(a) はカード台2に光カードCを挿入する状態
を示し、(b) はカード台2から搬送系である送りローラ
4a、4bが外れた状態を示し、(c) はカード台2から
光カードCを排出する状態を示している。送りローラ4
a、4bにより光カードCがカード台2の突当部2aま
で搬送され、光カードCがカード台2に位置決めされる
とモータが停止し、更にソレノイド10により送りロー
ラ4a、4bが上昇し光カードCの搬送状態から外れ
る。カード台2に位置決めされた光カードCはこの搬送
系から外れ、カード台2と共に直線往復運動を行い記録
/再生がなされる。
を示し、(a) はカード台2に光カードCを挿入する状態
を示し、(b) はカード台2から搬送系である送りローラ
4a、4bが外れた状態を示し、(c) はカード台2から
光カードCを排出する状態を示している。送りローラ4
a、4bにより光カードCがカード台2の突当部2aま
で搬送され、光カードCがカード台2に位置決めされる
とモータが停止し、更にソレノイド10により送りロー
ラ4a、4bが上昇し光カードCの搬送状態から外れ
る。カード台2に位置決めされた光カードCはこの搬送
系から外れ、カード台2と共に直線往復運動を行い記録
/再生がなされる。
【0005】記録/再生後にモータ6は逆回転し、ソレ
ノイド10は送りローラ4a、4bを下げた状態とする
ため、光カードCは搬送系に入り、送りローラ4a、4
bにより排出される。
ノイド10は送りローラ4a、4bを下げた状態とする
ため、光カードCは搬送系に入り、送りローラ4a、4
bにより排出される。
【0006】図13は第2の従来例を示し、上下に並ん
だ平行な軸11a、11bに光カードCをカード台12
に挿入する送りローラ13a、13bと13c、13d
が設けられ、光カードCを挟むように対向して配置され
ている。この従来例では、光カードCをカード台12の
突当部12aまで挿入させるために、カード台12の移
動方向の長さを光カードCの長手方向の長さよりも短く
し、そこに送りローラ13a〜13dを配置している。
図13のQ−Q線に沿った断面図である図14(a) に示
すように、送りローラ13a〜13dにより光カードC
を挟み込み、カード台12に搬送する。このとき、光カ
ードCはカード押付部材14により押付面15に平行に
なるように付勢されたまま挿入され、カード台12の突
当部12aに光カードCが突き当たり位置決めを終了す
る。光カードCが位置決めされると、(b) に示すように
送りローラ13a、13b、及び13c、13dがそれ
ぞれ上下に移動し、光カードCから搬送系を切り離す。
以降は第1の従来例と同様に記録/再生モードに移り、
その後に(c) に示すように排出される。
だ平行な軸11a、11bに光カードCをカード台12
に挿入する送りローラ13a、13bと13c、13d
が設けられ、光カードCを挟むように対向して配置され
ている。この従来例では、光カードCをカード台12の
突当部12aまで挿入させるために、カード台12の移
動方向の長さを光カードCの長手方向の長さよりも短く
し、そこに送りローラ13a〜13dを配置している。
図13のQ−Q線に沿った断面図である図14(a) に示
すように、送りローラ13a〜13dにより光カードC
を挟み込み、カード台12に搬送する。このとき、光カ
ードCはカード押付部材14により押付面15に平行に
なるように付勢されたまま挿入され、カード台12の突
当部12aに光カードCが突き当たり位置決めを終了す
る。光カードCが位置決めされると、(b) に示すように
送りローラ13a、13b、及び13c、13dがそれ
ぞれ上下に移動し、光カードCから搬送系を切り離す。
以降は第1の従来例と同様に記録/再生モードに移り、
その後に(c) に示すように排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような送りローラを使用した機構においては、次のよう
な共通する欠点がある。即ち、第1の従来例では、光カ
ードCを押し付ける押圧部材3の一部を切り欠いている
ため、光カードCの反り等を除去することができず、記
録/再生時に光カードCが大きくぶれ、光ヘッドでの記
録/再生エラーを発生し易いという欠点を持っている。
また、第2の従来例では光カードCはカード台12から
一部分が飛び出した状態になっており、第1の従来例と
同様の欠点を生ずる。
ような送りローラを使用した機構においては、次のよう
な共通する欠点がある。即ち、第1の従来例では、光カ
ードCを押し付ける押圧部材3の一部を切り欠いている
ため、光カードCの反り等を除去することができず、記
録/再生時に光カードCが大きくぶれ、光ヘッドでの記
録/再生エラーを発生し易いという欠点を持っている。
また、第2の従来例では光カードCはカード台12から
一部分が飛び出した状態になっており、第1の従来例と
同様の欠点を生ずる。
【0008】そして、何れの従来例においても、このよ
うな送りローラ機構にあっては、光カードCを搬送する
送りローラが光カードCを載置するカード台に近接して
いて直線往復運動に干渉するため、カード台への光カー
ドCの受渡し時に、光カードCの位置決め後に直ちに送
りローラを退避させ、カード台と切り離すことが必要と
なる。このとき、送りローラの回転を退避の直前に正確
かつ確実に停止させること、或いは光カードと送りロー
ラの滑りを生じさせないことが要求されるが、これは極
めて困難であり、光カードの整定精度がばらつき、その
結果として書き出し位置がばらつくという問題がある。
また、排出時にはカード台の移動後に送りローラを接触
させ逆転させるため、間欠的動作となり時間の短縮が困
難である。
うな送りローラ機構にあっては、光カードCを搬送する
送りローラが光カードCを載置するカード台に近接して
いて直線往復運動に干渉するため、カード台への光カー
ドCの受渡し時に、光カードCの位置決め後に直ちに送
りローラを退避させ、カード台と切り離すことが必要と
なる。このとき、送りローラの回転を退避の直前に正確
かつ確実に停止させること、或いは光カードと送りロー
ラの滑りを生じさせないことが要求されるが、これは極
めて困難であり、光カードの整定精度がばらつき、その
結果として書き出し位置がばらつくという問題がある。
また、排出時にはカード台の移動後に送りローラを接触
させ逆転させるため、間欠的動作となり時間の短縮が困
難である。
【0009】以上の欠点を持つ従来機構では、今日のよ
うに情報記録ピットの微小化を図り、多くの情報を1枚
に納める光カードに対し、短い搬送時間で正確に位置決
めし、記録/再生を行うことは困難となる。
うに情報記録ピットの微小化を図り、多くの情報を1枚
に納める光カードに対し、短い搬送時間で正確に位置決
めし、記録/再生を行うことは困難となる。
【0010】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
短時間で確実な光カードの搬送を実施し、載置台上に精
度良く位置決めし、信頼性の高い情報記録媒体搬送装置
を提供することにある。
短時間で確実な光カードの搬送を実施し、載置台上に精
度良く位置決めし、信頼性の高い情報記録媒体搬送装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、情報記録媒体を載置台上に保持
し、該載置台を記録/再生用の光ヘッドに対して往復直
線運動をさせて情報の記録/再生を行う情報記録媒体搬
送装置において、前記情報記録媒体を前記載置台に送入
する送入手段と、前記情報記録媒体を前記載置台の基準
位置に整定する位置決め整定手段と、前記情報記録媒体
を前記載置台から排出する排出手段とを有し、前記載置
台に記録媒体排出部材を備えたことを特徴とする情報記
録媒体搬送装置である。
めの本発明の要旨は、情報記録媒体を載置台上に保持
し、該載置台を記録/再生用の光ヘッドに対して往復直
線運動をさせて情報の記録/再生を行う情報記録媒体搬
送装置において、前記情報記録媒体を前記載置台に送入
する送入手段と、前記情報記録媒体を前記載置台の基準
位置に整定する位置決め整定手段と、前記情報記録媒体
を前記載置台から排出する排出手段とを有し、前記載置
台に記録媒体排出部材を備えたことを特徴とする情報記
録媒体搬送装置である。
【0012】
【作用】上述の構成を有する情報記録媒体搬送装置は、
載置台への情報記録媒体の位置決め及び載置台からの情
報記録媒体の排出を高速かつ確実に行う。
載置台への情報記録媒体の位置決め及び載置台からの情
報記録媒体の排出を高速かつ確実に行う。
【0013】
【実施例】本発明を図1〜図7に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1において、光カードCの挿入口
20は図示しない部分において搬送枠体21に固定され
ており、光カードCの搬送ガイドを兼ねている。挿入口
20の内端近傍に、べアリング22を介して搬送枠体2
1に支持された駆動軸23が位置し、駆動軸23に固定
された駆動ローラ24a、24bを搬送方向に回転駆動
するようにされている。駆動軸23の右端に駆動ギア2
5が取り付けられ、これに減速ギア26が噛合されてお
り、減速ギア26には駆動モータ27に直結されたモー
タギア28が噛合されている。駆動軸23の前方斜め上
方で搬送枠体21に回転可動に支持された支持軸29
c、29dの先端に支持アーム29a、29bが固定さ
れ、支持アーム29a、29bの先端には回転可能に付
勢ローラ30a、30bが取り付けられ、駆動ローラ2
4a、24bに当接するようにされている。
て詳細に説明する。図1において、光カードCの挿入口
20は図示しない部分において搬送枠体21に固定され
ており、光カードCの搬送ガイドを兼ねている。挿入口
20の内端近傍に、べアリング22を介して搬送枠体2
1に支持された駆動軸23が位置し、駆動軸23に固定
された駆動ローラ24a、24bを搬送方向に回転駆動
するようにされている。駆動軸23の右端に駆動ギア2
5が取り付けられ、これに減速ギア26が噛合されてお
り、減速ギア26には駆動モータ27に直結されたモー
タギア28が噛合されている。駆動軸23の前方斜め上
方で搬送枠体21に回転可動に支持された支持軸29
c、29dの先端に支持アーム29a、29bが固定さ
れ、支持アーム29a、29bの先端には回転可能に付
勢ローラ30a、30bが取り付けられ、駆動ローラ2
4a、24bに当接するようにされている。
【0014】支持アーム29a、29bは一端を搬送枠
体21に固定された付勢ばね31a、31bによりそれ
ぞれ付勢され、付勢ローラ30a、30bがそれぞれ駆
動ローラ24a、24bに付勢されるようになってい
る。支持軸29cの基部には下方に向かって支持アーム
29aよりも長いレバー32が取り付けられており、搬
送枠体21の後方に固定された軸33に回転可能に支持
された振子アーム34の前端の凸部34aがレバー32
に当接している。レバー32の先端の近傍には、図2に
示すようにセンサ35が固定されていて、レバー32の
位置検出を行うようにされている。軸33にはアイドラ
ギア36が回転可能に取り付けられ、振子アーム34の
後端の振子軸34bに回転可能に取り付けられた振子ギ
ア37がアイドラギア36に噛合している。振子アーム
34は一端を搬送枠体21に固定されたばね38により
反時計廻り方向に付勢されており、搬送枠体21に設け
られたストッパ孔21aに振子軸34bを通すことによ
り規制されている。
体21に固定された付勢ばね31a、31bによりそれ
ぞれ付勢され、付勢ローラ30a、30bがそれぞれ駆
動ローラ24a、24bに付勢されるようになってい
る。支持軸29cの基部には下方に向かって支持アーム
29aよりも長いレバー32が取り付けられており、搬
送枠体21の後方に固定された軸33に回転可能に支持
された振子アーム34の前端の凸部34aがレバー32
に当接している。レバー32の先端の近傍には、図2に
示すようにセンサ35が固定されていて、レバー32の
位置検出を行うようにされている。軸33にはアイドラ
ギア36が回転可能に取り付けられ、振子アーム34の
後端の振子軸34bに回転可能に取り付けられた振子ギ
ア37がアイドラギア36に噛合している。振子アーム
34は一端を搬送枠体21に固定されたばね38により
反時計廻り方向に付勢されており、搬送枠体21に設け
られたストッパ孔21aに振子軸34bを通すことによ
り規制されている。
【0015】アイドラギア36の後方には、減速ギア2
6に接続された連結ギア39が配置され、アイドラギア
36と噛合している。振子ギア37の後方には、ベアリ
ング40a、40bを介して回転可能に駆動軸23に平
行な連結軸41が設けられ、この右端に固定されたムー
ブギア42aと振子ギア37が噛合可能とされている。
即ち、付勢ローラ30a、30bが駆動ローラ24a、
24bに接している時に、振子アーム34が水平とな
り、ムーブギア42aと振子ギア37の距離が最小とな
って両者が噛合する。
6に接続された連結ギア39が配置され、アイドラギア
36と噛合している。振子ギア37の後方には、ベアリ
ング40a、40bを介して回転可能に駆動軸23に平
行な連結軸41が設けられ、この右端に固定されたムー
ブギア42aと振子ギア37が噛合可能とされている。
即ち、付勢ローラ30a、30bが駆動ローラ24a、
24bに接している時に、振子アーム34が水平とな
り、ムーブギア42aと振子ギア37の距離が最小とな
って両者が噛合する。
【0016】連結軸41の左端にもムーブギア42aと
連動するムーブギア42bが固定されていて、それぞれ
の上に位置するサイドプレート43a、43bの下端の
ラック部と噛合している。サイドプレート43a、43
bには外側にガイドピン44a、44bが突出され、搬
送枠体21の側板に形成された直線ガイド溝45a、4
5b(45bは図示せず)に係合して、サイドプレート
43a、43bを前後方向にのみ可動に支持している。
サイドプレート43a、43bの内側には、挿入口20
に上に跨がって整定ベース46が設けられ、この整定ベ
ース46の左右の側面には外側向きにガイドピン47
a、47bが突出され、サイドプレート43a、43b
に形成された傾斜溝43c、43dを貫通し、更に搬送
枠体21上に形成されたL型溝48a、48bに摺動可
能に支持されている。
連動するムーブギア42bが固定されていて、それぞれ
の上に位置するサイドプレート43a、43bの下端の
ラック部と噛合している。サイドプレート43a、43
bには外側にガイドピン44a、44bが突出され、搬
送枠体21の側板に形成された直線ガイド溝45a、4
5b(45bは図示せず)に係合して、サイドプレート
43a、43bを前後方向にのみ可動に支持している。
サイドプレート43a、43bの内側には、挿入口20
に上に跨がって整定ベース46が設けられ、この整定ベ
ース46の左右の側面には外側向きにガイドピン47
a、47bが突出され、サイドプレート43a、43b
に形成された傾斜溝43c、43dを貫通し、更に搬送
枠体21上に形成されたL型溝48a、48bに摺動可
能に支持されている。
【0017】整定ベース46上には、前部に下向きの折
曲部を持つ整定ダンパプレート49が設けられ、整定ダ
ンパプレート49上に形成された3つの長溝49a、4
9a、49aに、整定ベース46の上面に固定されたガ
イドピン50a、50a、50bがそれぞれ嵌合され、
整定ダンパプレート49は整定ベース46に対して長溝
49aの長さだけ前後方向にのみ摺動可能に支持されて
いる。整定ダンパプレート49の後部に形成されたフッ
ク49b、49bに、引っ張りばね51、51の一端が
掛けられ、他端がガイドピン50a、50aにそれぞれ
支持されていることにより、整定ダンパプレート49は
前方に引っ張られた状態となっている。
曲部を持つ整定ダンパプレート49が設けられ、整定ダ
ンパプレート49上に形成された3つの長溝49a、4
9a、49aに、整定ベース46の上面に固定されたガ
イドピン50a、50a、50bがそれぞれ嵌合され、
整定ダンパプレート49は整定ベース46に対して長溝
49aの長さだけ前後方向にのみ摺動可能に支持されて
いる。整定ダンパプレート49の後部に形成されたフッ
ク49b、49bに、引っ張りばね51、51の一端が
掛けられ、他端がガイドピン50a、50aにそれぞれ
支持されていることにより、整定ダンパプレート49は
前方に引っ張られた状態となっている。
【0018】整定ダンパプレート49の下向きの折曲部
の外側面は、光カードCの押付部とされ、図2に示すよ
うに樹脂系或いはゴム系の整定ブロック52が設けられ
ている。整定ベース46にはセンサ53が固定され、整
定ダンパプレート49に取り付けられた検知片54によ
って、整定ダンパプレート49との相対位置のずれを検
出するようになっている。
の外側面は、光カードCの押付部とされ、図2に示すよ
うに樹脂系或いはゴム系の整定ブロック52が設けられ
ている。整定ベース46にはセンサ53が固定され、整
定ダンパプレート49に取り付けられた検知片54によ
って、整定ダンパプレート49との相対位置のずれを検
出するようになっている。
【0019】駆動ローラ24a、24bの前方には、図
示しない機構によりカード台55が可動に支持されてお
り、このカード台55は後方から挿入された光カードC
を両側周辺部において、図3、図4、図5、図6に示す
ように上方からカード押圧部材55aで抑えて固定する
ようにされ、前方には光カードCの位置決め用の突当部
55bが設けられている。押圧部材55aは前後に長い
軸55cをカード台55の上面との間に挟み、カード台
55に固定されたばね56により、内側を下方に付勢さ
れている。カード台55の内部には、光カードCの裏面
に接する位置に引き出しプレート57が前後に摺動可能
に保持されている。引出しプレート57の前端には中央
部で上向きに折り曲げられた当接部57aが形成され、
挿入された光カードCの前端が当接するようになってお
り、引出しプレート57の後端右側の下面の一部に係合
部57bが形成され、カード台55の下面に形成された
前後に長い開口部55dから下方に突出されている。
示しない機構によりカード台55が可動に支持されてお
り、このカード台55は後方から挿入された光カードC
を両側周辺部において、図3、図4、図5、図6に示す
ように上方からカード押圧部材55aで抑えて固定する
ようにされ、前方には光カードCの位置決め用の突当部
55bが設けられている。押圧部材55aは前後に長い
軸55cをカード台55の上面との間に挟み、カード台
55に固定されたばね56により、内側を下方に付勢さ
れている。カード台55の内部には、光カードCの裏面
に接する位置に引き出しプレート57が前後に摺動可能
に保持されている。引出しプレート57の前端には中央
部で上向きに折り曲げられた当接部57aが形成され、
挿入された光カードCの前端が当接するようになってお
り、引出しプレート57の後端右側の下面の一部に係合
部57bが形成され、カード台55の下面に形成された
前後に長い開口部55dから下方に突出されている。
【0020】また、駆動軸23の下方にはガイドプレー
ト43aの一部に連結された排出アーム58が設けら
れ、この排出アーム58の前端には駆動軸23に平行な
軸59を介して回転可能な2つのローラ60aを有する
L字形のロック部材60が取り付けられ、軸59に回巻
されたコイルばね61によって下方に付勢されている。
ロック部材60の下方には一部に傾斜面を有するガイド
プレート62が配設され、その上面に当接するロック部
材60は排出アーム58の位置に応じて回動し、引出し
プレート57の係合部57bに前方から係合するように
されている。
ト43aの一部に連結された排出アーム58が設けら
れ、この排出アーム58の前端には駆動軸23に平行な
軸59を介して回転可能な2つのローラ60aを有する
L字形のロック部材60が取り付けられ、軸59に回巻
されたコイルばね61によって下方に付勢されている。
ロック部材60の下方には一部に傾斜面を有するガイド
プレート62が配設され、その上面に当接するロック部
材60は排出アーム58の位置に応じて回動し、引出し
プレート57の係合部57bに前方から係合するように
されている。
【0021】カード台55の下面には遮光板63が固定
され、この遮光板63を検出するセンサ64が搬送枠体
21に設置されている。また、光カードCの挿入時に
は、カード台55は図示しない機構により、駆動ローラ
24a、24bの搬送通路に沿って位置決めロックされ
ている。なお、65は光カードCに対して記録/再生を
行うための光ヘッドである。
され、この遮光板63を検出するセンサ64が搬送枠体
21に設置されている。また、光カードCの挿入時に
は、カード台55は図示しない機構により、駆動ローラ
24a、24bの搬送通路に沿って位置決めロックされ
ている。なお、65は光カードCに対して記録/再生を
行うための光ヘッドである。
【0022】次に動作を説明すると、挿入口20から光
カードCを挿入し、図2に示すように光カードCが駆動
ローラ24a、24bと付勢ローラ30a、30bの間
に挟まれると、光カードCの厚み分だけ付勢ローラ30
a、30bが持ち上げられ、それに伴って支持アーム2
9aとこれに連結されているレバー32が矢印A方向に
回動し、振子アーム34を凸部34aにより持ち上げ、
振子アーム34に保持されている振子ギア37がムーブ
ギア42aから外れる。同時に、レバー32の先端部の
移動をセンサ35が検知し、駆動モータ27を駆動させ
る。この駆動力はモータギア28から減速ギア26、駆
動ギア25を介して駆動軸23の駆動ローラ24a、2
4bに伝達され、回転する駆動ローラ24a、24b
と、付勢ローラ30a、30bに挟まれて光カードCが
カード台55の方向に搬送される。
カードCを挿入し、図2に示すように光カードCが駆動
ローラ24a、24bと付勢ローラ30a、30bの間
に挟まれると、光カードCの厚み分だけ付勢ローラ30
a、30bが持ち上げられ、それに伴って支持アーム2
9aとこれに連結されているレバー32が矢印A方向に
回動し、振子アーム34を凸部34aにより持ち上げ、
振子アーム34に保持されている振子ギア37がムーブ
ギア42aから外れる。同時に、レバー32の先端部の
移動をセンサ35が検知し、駆動モータ27を駆動させ
る。この駆動力はモータギア28から減速ギア26、駆
動ギア25を介して駆動軸23の駆動ローラ24a、2
4bに伝達され、回転する駆動ローラ24a、24b
と、付勢ローラ30a、30bに挟まれて光カードCが
カード台55の方向に搬送される。
【0023】光カードCが駆動ローラ24a、24bと
付勢ローラ30a、30bから外れると、図7に示すよ
うに支持軸29c、29dを中心にして付勢ばね31
a、31bにより付勢された支持アーム29a、29b
及びレバー32が矢印B方向に回動し、初期状態に戻る
とアイドラギア軸33を回転中心として振子アーム34
が回動し、振子ギア37がムーブギア42aと噛合し、
駆動モータ27の回転力を連結ギア39を介してムーブ
ギア42aに伝達させる。この一連の動作中に、駆動モ
ータ27の回転方向は同一方向であり、光カードCが駆
動ローラ24a、24bから外れると、ほぼ連続的に振
子アーム34がムーブギア42aに切換えられ、ムーブ
ギア42aに回転を伝達する。
付勢ローラ30a、30bから外れると、図7に示すよ
うに支持軸29c、29dを中心にして付勢ばね31
a、31bにより付勢された支持アーム29a、29b
及びレバー32が矢印B方向に回動し、初期状態に戻る
とアイドラギア軸33を回転中心として振子アーム34
が回動し、振子ギア37がムーブギア42aと噛合し、
駆動モータ27の回転力を連結ギア39を介してムーブ
ギア42aに伝達させる。この一連の動作中に、駆動モ
ータ27の回転方向は同一方向であり、光カードCが駆
動ローラ24a、24bから外れると、ほぼ連続的に振
子アーム34がムーブギア42aに切換えられ、ムーブ
ギア42aに回転を伝達する。
【0024】次に、サイドプレート43a、43bが前
方に移動を開始すると、ガイドピン47a、47bはL
型溝48a、48bにより規制されているため、サイド
プレート43a、43bの傾斜溝43c、43dに沿っ
て、整定ベース46が真下に摺動し、傾斜溝43c、4
3dの最下端に至った所で下降が終わり、今度はL型溝
48a、48bの水平部に沿って前方に水平移動し、整
定ベース46の下降から水平移動までの動作が連続的に
行われる。整定ベース46上の整定ダンパプレート49
は下降した位置から水平移動し、光カードCの長手方向
後部を付勢する。
方に移動を開始すると、ガイドピン47a、47bはL
型溝48a、48bにより規制されているため、サイド
プレート43a、43bの傾斜溝43c、43dに沿っ
て、整定ベース46が真下に摺動し、傾斜溝43c、4
3dの最下端に至った所で下降が終わり、今度はL型溝
48a、48bの水平部に沿って前方に水平移動し、整
定ベース46の下降から水平移動までの動作が連続的に
行われる。整定ベース46上の整定ダンパプレート49
は下降した位置から水平移動し、光カードCの長手方向
後部を付勢する。
【0025】一方、サイドプレート43aと共に排出ア
ーム58が前進することにより、ロック部材60はガイ
ドプレート62の上端に沿って移動し、ガイドプレート
62の傾斜面でコイルばね61の付勢力により下方に回
動すると、引出しプレート57の係合部57bとの係合
が外れる。カード台55に挿入されている光カードCは
引出しプレート57の前端の当接部57aに前端が当接
すると、当接部57aを前方に付勢して、引出しプレー
ト57と共に前進し、引出しプレート57をカード台5
5に設けられた突当部55bに突き当てる。
ーム58が前進することにより、ロック部材60はガイ
ドプレート62の上端に沿って移動し、ガイドプレート
62の傾斜面でコイルばね61の付勢力により下方に回
動すると、引出しプレート57の係合部57bとの係合
が外れる。カード台55に挿入されている光カードCは
引出しプレート57の前端の当接部57aに前端が当接
すると、当接部57aを前方に付勢して、引出しプレー
ト57と共に前進し、引出しプレート57をカード台5
5に設けられた突当部55bに突き当てる。
【0026】ここで、図7に示すように整定ダンパプレ
ート49は光カードCが当接部57aを介して突当部5
5bに整定された状態ににおいて停止し、整定ベース4
6のみがオーバーランをする。従って、光カードCがカ
ード台55に整定された後に、更に整定ベース46はオ
ーバーランして、整定ダンパプレート49に付勢力を加
えて確実に光カードCをカード台55に整定させる。こ
のとき、整定ベース46と整定ダンパプレート49に
は、このオーバーラン分の距離の差が生ずるため、検知
片54、センサ53により光カードCの整定の確認を行
い、整定が確認されるとカード台55の位置決めロック
が解除される。なお、光カードCはばね56により押圧
部材55aを介して引き出しプレート57に押圧され
る。
ート49は光カードCが当接部57aを介して突当部5
5bに整定された状態ににおいて停止し、整定ベース4
6のみがオーバーランをする。従って、光カードCがカ
ード台55に整定された後に、更に整定ベース46はオ
ーバーランして、整定ダンパプレート49に付勢力を加
えて確実に光カードCをカード台55に整定させる。こ
のとき、整定ベース46と整定ダンパプレート49に
は、このオーバーラン分の距離の差が生ずるため、検知
片54、センサ53により光カードCの整定の確認を行
い、整定が確認されるとカード台55の位置決めロック
が解除される。なお、光カードCはばね56により押圧
部材55aを介して引き出しプレート57に押圧され
る。
【0027】次に、カード台55に位置決めされた光カ
ードCは、カード台55を往復運動させることによっ
て、記録/再生のための往復直線移動を行う。先ず、カ
ード台55は図3の位置から図8の位置まで図示しない
モータによって移動される。そして、図8に図示される
位置を挿入口側の端とし、より挿入口と離れた位置をも
う一方の端として、これらの位置の間でモータによって
カード台55が往復駆動される。ここで、挿入口から離
れた位置には、センサ64とは別のセンサが設けられて
おり、これらのセンサをカード55に固定された遮光板
63が横切るときに出力される信号によってモータの駆
動方向を反転させ、往復駆動が行われる。往復駆動が行
われている間は、整定ダンパプレート49は光カードC
の搬送路を閉塞した状態で待機している。従って、操作
者が誤って他の光カードを挿入しようとしても、光カー
ドCは整定ダンパプレート49に当接し光カードCの二
重差しが防止できる。
ードCは、カード台55を往復運動させることによっ
て、記録/再生のための往復直線移動を行う。先ず、カ
ード台55は図3の位置から図8の位置まで図示しない
モータによって移動される。そして、図8に図示される
位置を挿入口側の端とし、より挿入口と離れた位置をも
う一方の端として、これらの位置の間でモータによって
カード台55が往復駆動される。ここで、挿入口から離
れた位置には、センサ64とは別のセンサが設けられて
おり、これらのセンサをカード55に固定された遮光板
63が横切るときに出力される信号によってモータの駆
動方向を反転させ、往復駆動が行われる。往復駆動が行
われている間は、整定ダンパプレート49は光カードC
の搬送路を閉塞した状態で待機している。従って、操作
者が誤って他の光カードを挿入しようとしても、光カー
ドCは整定ダンパプレート49に当接し光カードCの二
重差しが防止できる。
【0028】記録/再生が終了すると、カード台55は
図8に図示される位置で停止する。記録/再生の終了後
に、遮光板63がセンサ64に重なることによって検出
された信号は駆動モータ27に送られ、駆動モータ27
が逆方向に駆動される。駆動モータ27の駆動力はモー
タギア28、減速ギア26、連結ギア39を介してアイ
ドルギア36を回転し、振子アーム34が逆方向に回動
する。これにより、振子ギア37がムーブギア42aと
噛合し、ムーブギア42aの逆転によりサイドプレート
43aが後退する。サイドプレート43aと共に排出ア
ーム58も後退し、ロック部材60はガイドプレート6
2の傾斜面に沿って付勢されて上方に回動して係合部5
7bに係合し、引出しプレート57を光カードCごとカ
ード台55から引き出す。更に、排出アーム58が後退
して、引出しプレート57の係合部57b側の端が、カ
ード台55に設けられた開口部55dの内壁に当接する
と、カード台55は引出しプレート57及び光カードC
ごと排出アーム58によって引っ張られ、図8の位置か
ら図3の位置に移動する。図3に示す位置まで来ると、
光カードCは引出しプレートよりも長いので、光カード
Cが駆動ローラ24a、24bと付勢ローラ30a、3
0bに挟まれ、これにより振子ギア37とムーブギア4
2aの噛合が外れ、このとき整定ベース46が初期位置
に達する。更に、駆動ローラ24a、24bの回転によ
り光カードCは挿入口20に排出される。
図8に図示される位置で停止する。記録/再生の終了後
に、遮光板63がセンサ64に重なることによって検出
された信号は駆動モータ27に送られ、駆動モータ27
が逆方向に駆動される。駆動モータ27の駆動力はモー
タギア28、減速ギア26、連結ギア39を介してアイ
ドルギア36を回転し、振子アーム34が逆方向に回動
する。これにより、振子ギア37がムーブギア42aと
噛合し、ムーブギア42aの逆転によりサイドプレート
43aが後退する。サイドプレート43aと共に排出ア
ーム58も後退し、ロック部材60はガイドプレート6
2の傾斜面に沿って付勢されて上方に回動して係合部5
7bに係合し、引出しプレート57を光カードCごとカ
ード台55から引き出す。更に、排出アーム58が後退
して、引出しプレート57の係合部57b側の端が、カ
ード台55に設けられた開口部55dの内壁に当接する
と、カード台55は引出しプレート57及び光カードC
ごと排出アーム58によって引っ張られ、図8の位置か
ら図3の位置に移動する。図3に示す位置まで来ると、
光カードCは引出しプレートよりも長いので、光カード
Cが駆動ローラ24a、24bと付勢ローラ30a、3
0bに挟まれ、これにより振子ギア37とムーブギア4
2aの噛合が外れ、このとき整定ベース46が初期位置
に達する。更に、駆動ローラ24a、24bの回転によ
り光カードCは挿入口20に排出される。
【0029】このようにして、整定ダンパプレート49
により光カードCをカード台55へ精度良く位置決めを
することができる。また、カード台55に位置決めされ
た光カードCの後端部を付勢し、カード台55の立上げ
速度を高め、記録/再生速度を早めることができる。そ
して、光カードCを確実に保持できるため、記録/再生
における光カードCの振動によって生ずるフォーカスエ
ラーやトラッキングエラーが減少する。また、光カード
Cの排出時には、カード台55から光カードCを引き出
し、駆動ローラ24a、24bで排出するまでの動作を
連続で行うため搬送時間が短い。
により光カードCをカード台55へ精度良く位置決めを
することができる。また、カード台55に位置決めされ
た光カードCの後端部を付勢し、カード台55の立上げ
速度を高め、記録/再生速度を早めることができる。そ
して、光カードCを確実に保持できるため、記録/再生
における光カードCの振動によって生ずるフォーカスエ
ラーやトラッキングエラーが減少する。また、光カード
Cの排出時には、カード台55から光カードCを引き出
し、駆動ローラ24a、24bで排出するまでの動作を
連続で行うため搬送時間が短い。
【0030】次に、図9、図10は他の実施例を示して
おり、ここでは先の実施例と異なる部分に関してのみ説
明する。ムーブギア42aの側面の円周近傍に面に垂直
な軸に回転可能に固定されている回転リング42cは、
サイドプレート70aに形成された溝71aに係合さ
れ、ムーブギア42aの回転運動を溝71aを介したリ
ンク運動に変換し、サイドプレート70aを直線運動さ
せるように構成されている。連結軸41の左端にはカム
プレート72が固定されており、回転リング72aと図
示しない溝を介して左側のサイドプレート70bに連結
されている。この場合においても、サイドプレート70
a、70bは先の実施例のサイドプレート43a、43
bと同様に直線運動を行うことになる。
おり、ここでは先の実施例と異なる部分に関してのみ説
明する。ムーブギア42aの側面の円周近傍に面に垂直
な軸に回転可能に固定されている回転リング42cは、
サイドプレート70aに形成された溝71aに係合さ
れ、ムーブギア42aの回転運動を溝71aを介したリ
ンク運動に変換し、サイドプレート70aを直線運動さ
せるように構成されている。連結軸41の左端にはカム
プレート72が固定されており、回転リング72aと図
示しない溝を介して左側のサイドプレート70bに連結
されている。この場合においても、サイドプレート70
a、70bは先の実施例のサイドプレート43a、43
bと同様に直線運動を行うことになる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る情報記
録媒体搬送装置は、光カードの送入手段と係合して動作
する光カードの位置決め整定手段により、光カードの位
置決めが高速で確実になされ、また、排出時には、排出
部材が光カードを引き出し、連続的に排出動作を行うた
め排出も高速となる。
録媒体搬送装置は、光カードの送入手段と係合して動作
する光カードの位置決め整定手段により、光カードの位
置決めが高速で確実になされ、また、排出時には、排出
部材が光カードを引き出し、連続的に排出動作を行うた
め排出も高速となる。
【図1】第1の実施例の斜視図である。
【図2】送入動作の説明図である。
【図3】排出部の説明図である。
【図4】載置台の平面図である。
【図5】図4のR−R線に沿った断面図である。
【図6】載置台の正面図である。
【図7】送入動作の説明図である。
【図8】排出動作の説明図である。
【図9】第2の実施例の駆動系の正面図である。
【図10】駆動系の側面図である。
【図11】第1の従来例の斜視図である。
【図12】動作説明図である。
【図13】第2の従来例の斜視図である。
【図14】第2の従来例の動作説明図である。
20 カード挿入口21 搬送枠体24a、24b 駆
動ローラ27 駆動モータ30a、30b 付勢ローラ
43a、43b、70a、70b サイドプレート46
整定ベース49 整定ダンパプレート55 カード台
57 引出しプレート58 排出アーム60 ロック部
材62 ガイドプレート65 光ヘッドC 光カード
動ローラ27 駆動モータ30a、30b 付勢ローラ
43a、43b、70a、70b サイドプレート46
整定ベース49 整定ダンパプレート55 カード台
57 引出しプレート58 排出アーム60 ロック部
材62 ガイドプレート65 光ヘッドC 光カード
Claims (3)
- 【請求項1】 情報記録媒体を載置台上に保持し、該載
置台を記録/再生用の光ヘッドに対して往復直線運動を
させて情報の記録/再生を行う情報記録媒体搬送装置に
おいて、前記情報記録媒体を前記載置台に送入する送入
手段と、前記情報記録媒体を前記載置台の基準位置に整
定する位置決め整定手段と、前記情報記録媒体を前記載
置台から排出する排出手段とを有し、前記載置台に記録
媒体排出部材を備えたことを特徴とする情報記録媒体搬
送装置。 - 【請求項2】 前記記録媒体排出部材は前記情報記録媒
体の裏面に接する位置に配置した請求項1に記載の情報
記録媒体搬送装置。 - 【請求項3】 前記記録媒体排出部材は前記情報記録媒
体の長手方向を支持するように形成し、前記載置台の外
部に突出した排出ピンを備えた請求項1に記載の情報記
録媒体搬送装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3104668A JP2908901B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 情報記録媒体搬送装置 |
DE69226035T DE69226035D1 (de) | 1991-04-10 | 1992-03-26 | Gerät für Informationsaufzeichnungsträger |
EP92302595A EP0508651B1 (en) | 1991-04-10 | 1992-03-26 | Apparatus for carrying an information recording medium |
US08/608,959 US6097692A (en) | 1991-04-10 | 1996-02-29 | Apparatus for feeding and ejecting an optical card |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3104668A JP2908901B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 情報記録媒体搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04311872A JPH04311872A (ja) | 1992-11-04 |
JP2908901B2 true JP2908901B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=14386848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3104668A Expired - Fee Related JP2908901B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 情報記録媒体搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2908901B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP3104668A patent/JP2908901B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04311872A (ja) | 1992-11-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |