JP2907845B2 - 蛍光表示管 - Google Patents

蛍光表示管

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は数字,記号,図柄等を蛍光体の発光によって
表示する蛍光表示管に関する。
〔従来の技術〕
従来、蛍光表示管は、第3図に示すように、絶縁基板
1上にAl又はAgにより給電配線2を形成し、その上にス
ルーホールを有する低融点ガラス及び着色顔料から成る
絶縁層3を設け、且つ、スルーホールに対応する位置に
グラファイト粉末及び水ガラスを主成分とするグラファ
イト層をグラファイト電極層4として形成し、更に、こ
のグラファイト電極層4上にZnO:Zn系蛍光体或いは(Z
n,Cd)S:Ag,Cl系蛍光体から成る蛍光体層(1)51,
(2)52を形成し陽極基板とし、次に、この蛍光体層
(1)51,(2)52と対応する位置に適当な距離をおい
てグリッド6を配設し、更に、グリッド6に適当な距離
をおいてフィラメント7を配設し、更に、内面に透光性
導電膜を被覆したカバーガラス8を陽極基板と封着し真
空気密容器を形成する構造のものが提供されている。
又、近年表示の複雑化に伴う高密度の給電配線の必要
性とコストダウンの要求により、第4図に示すように、
給電配線2と蛍光体層の下地であるAl電極層41をAlのス
パッタ膜で絶縁基板1上に一括して形成し、次に、少な
くとも蛍光体層を形成する部分のAl電極層41表面を除い
て絶縁層3を設け、更に、このAl電極層41上にZnO:Zn系
蛍光体或いは(Zn,Cd)S:Ag,Cl系蛍光体からなる蛍光体
層(1)51,(2)52を形成し、陽極基板とするもの
や、第5図に示すように、表示の視認性を良くするため
に第4図で示したAlのスパッタ膜からなる電極層にスト
ライプ状の透光窓を設け、これをストライプ透光窓を有
する電極層42とし、このストライプ透光窓を有する電極
層51上に蛍光体層(1)51,(2)52を設け蛍光体の発
光からなる表示を陽極基板の裏面より観察する構造をも
つもの、又、更には、第6図に示すように、第4図で示
した給電配線2をAl電極層41にAlのスパッタ膜に代えて
透明導電膜であるITO膜を用いて透明導電膜電極層43と
することにより蛍光体の発光からなる表示を陽極基板の
裏面より観察する構造をもつものも提供されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したこれら従来の蛍光表示管は、いずれも第7図
に示すように、一表示パターンを一電極で形成し、この
一電極に一給電配線2を配設、更に、その電極層4上に
蛍光体層を塗布形成した構造となっているため、駆動し
た場合、一表示パターンを点灯させるかさせないか、即
ち、Oか1かのデジタルな表示しか出来なかった。
例えば、温度計の表示部に従来の蛍光表示管を用いた
場合、日の字のパターン2〜4個で、85℃,150℃,500℃
などと表示するのみで、そのデジタルで表わされた数値
の大小のみでしか表示することができない。棒温度計の
表示の様に、Full Scallに対してどのくらいの状態にあ
るのかアナログ的判断がなされにくい。言いかえれば、
100℃,200℃,300℃と云う数値によるデジタル表示に更
に、アナログ的要素で、表示パターンの大きさ(文字の
大きさ)を100℃〈200℃〈300℃と変えることが、従来
の構造では出来ないという欠点がある。
本発明の目的は、デジタル表示にあわせてアナログ的
判断が出来る蛍光表示管を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、絶縁基板上に給電配線並びに電極を形成
し、該電極上に所定の表示パターンに塗布形成した蛍光
体層をフィラメントからの電子衝撃により発光させ表示
を得る蛍光表示管において、一表示パターンを構成する
一電極を前記一表示パターンの外形と相似形に縮小した
縮小パターン電極と該縮小パターン電極を少くとも一重
に取り囲こむループ状パターン電極に多分割して形成
し、多分割した前記ループ状パターン電極に独立した給
電配線を設け、更に、多分割した前記ループ状パターン
電極上に蛍光体層を塗布形成した構造を有している。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の第1の実施例の蛍光表示管の表示パ
ターンの部分平面図、第2図は本発明の第1の実施例の
蛍光表示管の部分断面図である。
第1の実施例は、第2図に示すように、まず、ソーダ
ライムガラスからなる絶縁基板1上にAlのスパッタ膜を
形成し、ホトリソグラフィ法により、給電配線a,b,c,d2
1,22,23,24と蛍光体層の下地となる電極a,b,c,d45,46,4
7,48を一括して形成した。この電極a,b,c,d45,46,47,48
と供給配線a,b,c,d21,22,23,24は、第1図に示すよう
に、一つの表示パターン(ここでは日の字の各セグメン
ト)を構成する電極を表示パターン原形より片側0.3m縮
小した電極a45と、パターン幅0.07mm,間隔0.03mmの3重
のループ状パターンの電極b46、電極C47、電極d48に4
分割し、その各々に独立した給電配線を設けている。
次に、蛍光体を塗布する電極a,b,c,d45,46,47,48表面
を除いて、低融点ガラスと着色顔料からなる絶縁層3を
塗布形成し、更に、4分割した電極a,b,c,d45,46,47,48
の各々にZnO:Zn系蛍光体からなるグリーン発光を呈する
蛍光体層a,b,c,d51−1,51−2,51−3,51−4をホトリソ
グラフィ法にて形成した。こうして得られた陽極基板
に、グリッド6,フィラメント7を配設し、カバーガラス
8と封着後、真空封止することにより蛍光表示管を製造
した。
こうして得られた蛍光表示管は、一つの表示パターン
を中央の縮小パターンとその周りを3重に囲んだループ
状パターンで形成し、その各々のループ状パターンに独
立した給電配線a,b,c,d21,22,23,24を設けているため
に、駆動時通電する給電配線を選択することにより、日
の字の各セグメントの文字幅を4段階に変えることが可
能となり、日の字のパターンのもつデジタル表示と、文
字幅の変化と云う二つの情報伝達方法を合わせもつ全く
新しい表示デバイスが得られた。
第2の実施例は、上述した第1の実施例のAlスパッタ
膜からなる給電配線a,b,c,d21,22,23,24及び電極a,b,c,
d45,46,47,48に変えて、ITOの蒸着膜により給電配線21,
22,23,24及び電極a,b,c,d45,46,47,48を形成した。この
後、第1の実施例と同一の方法により絶縁層3,蛍光体層
a,b,c,d51−1,51−2,51−3,51−4を形成し陽極基板と
した。この陽極基板を用いて製造した絶縁基板の裏面よ
り表示を観察するタイプの蛍光表示管は、第1の実施例
と同様に日の字パターンそのものがもつ数値による表示
と、日の字の各セグメントの文字幅を4段階に変えると
云う表示の組み合せ表示により例えば0〜99,100〜199,
200〜299,300〜399での各文字幅も4段階に0〜99〈100
〜199〈200〜299〈30000〜399と変えることが可能とな
った。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明は、蛍光表示管の一表示
パターンを構成する蛍光体層の下地となる電極を表示パ
ターンの縮小パターンからなる電極とそれを取り囲こむ
一重以上のループ状パターンからなる電極に多分割して
形成し、その各々の電極に独立した給電配線を設け、更
に、その多分割された電極の各々に蛍光体層を形成する
ことにより。従来の点灯,非点灯の組み合せで作る数値
のデジタル表示のみならず、例えば、その数値の大小に
より表示パターンの文字幅を変えると云うアナログ表示
も出来る全く新しい表示機能をもった蛍光表示管を提供
出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1の実施例の蛍光表示管の表示パタ
ーンの部分平面図、第2図は本発明の第1の実施例の蛍
光表示管の部分断面図、第3図,第4図,第5図,第6
図はそれぞれ従来の蛍光表示管の部分断面図、第7図
は、従来の蛍光表示管の表示パターンの一例の部分平面
図である。 1……絶縁基板、2……給電配線、3……絶縁層、4…
…グラファイト電極層、6……グリッド、7……フィラ
メント、8……カバーガラス、21,22,23,24……給電配
線、41……Al電極層、42……ストライプ状透光窓を有す
る電極、43……透明導電膜電極層、45,46,47,48……電
極、51,52……蛍光体層。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に給電配線並びに電極を形成
    し、該電極上に所定の表示パターンに塗布形成した蛍光
    体層をフィラメントからの電子衝撃により発光させ表示
    を得る蛍光表示管において、一表示パターンを構成する
    一電極を前記一表示パターンの外形と相似形に縮小した
    縮小パターン電極と該縮小パターン電極を少くとも一重
    に取り囲こむループ状パターン電極に多分割して形成
    し、多分割した前記ループ状パターン電極に独立した給
    電配線を設け、更に、多分割した前記ループ状パターン
    電極上に蛍光体層を塗布形成した構造を有することを特
    徴とする蛍光表示管。
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