JP2906138B1 - 分割外周切れ刃部を備えた丸鋸 - Google Patents

分割外周切れ刃部を備えた丸鋸

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JP2906138B1 JP2025098A JP2025098A JP2906138B1 JP 2906138 B1 JP2906138 B1 JP 2906138B1 JP 2025098 A JP2025098 A JP 2025098A JP 2025098 A JP2025098 A JP 2025098A JP 2906138 B1 JP2906138 B1 JP 2906138B1
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D61/00Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
    • B23D61/02Circular saw blades
    • B23D61/023Circular saw blades with inserted segments having more than one tooth

Abstract

【要約】 【課題】 鉄鋼、非鉄金属、木質系、その他の材料を切
断する場合に用いられる丸鋸について、切断工具として
必要な高硬度材料の使用を最小限に抑える。かつ外周切
れ刃部と胴板部との締結構造を簡略化する。材料コスト
および製造コストを低減する。しかも高硬度材料の切断
性能を充分に発揮して、切断性能がすぐれている分割外
周切れ刃部を備えた丸鋸を提供する。 【解決手段】 丸鋸10は、外周切れ刃部2が円周方向
に複数個に分割されたセグメント構造であり、分割され
た各切れ刃部セグメント2と丸鋸胴板1とが、半径方向
となる合わせ面で、それぞれ略半分ずつ下穴あけと皿も
みが施こされて、リベット4等の締結手段により結合さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄鋼、非鉄金属、
木質系、その他の材料を切断する場合に用いられる分割
外周切れ刃部を備えた丸鋸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄鋼、非鉄金属、および木質系材
料等を冷間において切断する丸鋸分野では、まず第1
に、特に小型材料の切断に用いられる高速度工具鋼等の
一枚鋼板からなるメタルソー(図示略)が知られてお
り、これは胴板部の外周部に所定形状の切れ刃部が一体
に形成されたものである。このメタルソーでは、切れ刃
部の形状やピッチ(刃の間隔)は、被切断材の材質や寸
法によって変化させるのが普通であり、また刃先が摩耗
したり、欠損した場合には、砥石研削によって成形しな
おすことが行なわれていた。
【0003】第2に、特に大径の丸鋸の場合は、例えば
図11と図12に示すように、胴板(31)の外周部のみ
に、分割された高速度工具鋼製の切れ刃部(41)を取り付
けたセグメントソー(30)が実用化されている。このセグ
メントソー(30)は、高硬度で耐摩耗性にすぐれた高速度
工具鋼製の切れ刃部(41)を、丸鋸胴板(31)の外周部のみ
に取り付けているため、大型の丸鋸製品の製造が可能で
ある。しかも高価な材料の使用を外周部のみとしている
ため、内側の胴板(31)部分は、高価で高硬度の材料の使
用を必要とせず、材料コストを比較的低く抑えることが
できる。
【0004】第3に、例えば図13に示すように、多数
の切れ刃部(53)を有する環状高硬度材からなる外周リン
グ部(52)を、胴板(51)に嵌合一体化させた構造を有する
丸鋸(50)が提案されている(特開平7−178615号
公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、まず上
記第1に係る従来の一枚板からなるメタルソーでは、熱
処理された高価な材料のみで製造されており、刃先とし
て使用される外周部分以外は、工具としての特性が生か
されることなく廃却されていた。このため、必要以上に
材料コストが高くなるという問題があった。またこのよ
うなメタルソーは、再成形によってその直径がある程度
小さくなるまで使用することが可能であるが、被切断材
の寸法や切断機の構造上、使用できる最小直径には限界
があった。そして、実際の切断作業においては、数回の
再成形後あるいは再成形を一度も行なっていない段階
で、刃底付近からワレが生じてしまい、再使用できなく
なることも多かった。さらにメタルソーの直径が小さく
なると、同一回転数の場合では、刃先部の周速が小さく
なり、かつ同一刃数の場合には、ピッチが小さくなるの
で、切り屑が排出されにくくなるなど、切断条件が変化
してくる。このため、切断精度や刃先寿命が重視される
場合には、メタルソーの直径があまり小さくなるまでは
使用できない。以上のように、従来の一枚鋼板からなる
メタルソーは、高価な高速度工具鋼を使用しているにも
かゝわらず、実際に切れ刃部として使用するのはメタル
ソー外周部の狭い範囲のみであるため、そのほとんどが
切れ刃部として使用されることなく廃却されており、従
って、材料に無駄を生じるという問題があった。
【0006】つぎに、上記第2に係る従来のセグメント
ソー(30)の場合には、刃先(42)付き切れ刃部セグメント
(41)よりなる外周部分のみに高速度工具鋼等の高価な材
料を使用しているため、材料コストは比較的低く抑えら
れるが、胴板(31)と切れ刃部セグメント(41)との結合部
分に、凹凸嵌合等の機械加工が施されているので、切れ
刃部セグメント(41)と胴板との結合力は大きくなるが、
加工コストが高くつき、製造時間もかかった。すなわ
ち、例えば図12aに示すセグメントソー(30)では、胴
板(31)の外周縁部に環状の嵌合凸部(32)が設けられ、こ
の嵌合凸部(32)にリベット挿通孔(33)が設けられ、他
方、各切れ刃部セグメント(41)の内側縁部に嵌合凹部(4
4)が設けられて、これらの嵌合凸部(32)と嵌合凹部(44)
とが嵌め合わせられ、嵌合凹部(44)の両側壁部(43)(43)
と嵌合凸部(32)とを貫通する所要数のリベット(40)によ
って、胴板(31)の外周縁部に切れ刃部セグメント(41)が
取り付けられていた。また図12bに示すセグメントソ
ー(30)では、逆に、胴板(31)の外周縁部に嵌合凹部(34)
が設けられ、他方、各切れ刃部セグメント(41)の内側縁
部にリベット挿通孔(46)を有する嵌合凸部(45)が設けら
れて、これらの嵌合凸部(46)と嵌合凹部(34)とが嵌め合
わせられ、嵌合凹部(34)の両側壁部(35)(35)と嵌合凸部
(45)とを貫通する所要数のリベット(40)によって、胴板
(31)の外周縁部に切れ刃部セグメント(41)が取り付けら
れていた。さらに図12cに示すセグメントソー(30)で
は、胴板(31)の外周縁部にいわゆる合いじゃくりにより
半分の厚みを有する環状の嵌合凸部(37)が設けられ、こ
の嵌合凸部(37)にリベット挿通孔(38)が設けられ、他
方、各切れ刃部セグメント(41)の内側縁部に同じく合い
じゃくりにより半分の厚みを有する嵌合凸部(47)が設け
られ、この嵌合凸部(47)にリベット挿通孔(48)が設けら
れて、これらの嵌合凸部(37)(47)同士が互いに重ね合わ
せられ、両嵌合凸部(37)(47)を貫通する所要数のリベッ
ト(40)によって、胴板(31)の外周縁部に切れ刃部セグメ
ント(41)が取り付けられていた。しかし、これら従来の
セグメントソー(30)では、凹凸嵌合によってあるいは嵌
合凸部同士の重ね合わせによって、切れ刃部セグメント
(41)と胴板(31)を結合させる構造であるため、それぞれ
に精度の高い機械加工が必要であり、製造時間がかか
り、かつ製造コストが高くつくうえに、その構造上、厚
さや外径の大きなものにしか適用できないという問題が
あった。
【0007】また、上記第3に係る従来の環状高硬度材
の外周リング部(52)を備えた丸鋸(50)の場合には、高硬
度材よりなる外周リング部(52)を一体成形によりつくる
必要があり、構造が複雑で胴板51との結合部分の製造
コストが高くなるという問題があった。
【0008】本発明の目的は、上記の従来技術の問題を
解決し、切断工具として必要な高硬度材料の使用を最小
限に抑え、かつ外周切れ刃部と胴板部との締結構造を簡
略化して、材料コストおよび製造コストを低減し得、し
かも高硬度材料の切断性能を充分に発揮することができ
て、切断性能が非常にすぐれている、分割外周切れ刃部
を備えた丸鋸を提供しようとするにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による分割外周切れ刃部を備えた丸鋸は、
外周切れ刃部が円周方向に複数個に分割されたセグメン
ト構造であり、分割された各切れ刃部セグメントと丸鋸
胴板とが、半径方向となる合わせ面で、それぞれ略半分
ずつ下穴あけが施こされて、締結手段により結合されて
いることを特徴としている。
【0010】また本発明では、各切れ刃部セグメント
に、丸鋸の中心に向かって開口した凹陥部が設けられ、
これに対して、胴板の外周縁部に、セグメントの凹陥部
に嵌り合う張出部が円周方向に所定間隔おきに設けら
れ、胴板の各張出部とこれに対向する切れ刃部セグメン
トとの合わせ面に、それぞれ略半分ずつ下穴あけが施こ
されている。
【0011】また場合によっては、切れ刃部セグメント
の両端部の胴板側の角部に、正面よりみて倒L形の切欠
きがそれぞれ設けられ、これに対し、胴板の外周縁部
に、隣り合う切れ刃部セグメントの端部同士が突き合わ
せられたさいに、対向する両切欠き同士によって形成さ
れる凹状部内に嵌り合う幅狭の張出部が円周方向に所定
間隔おきに設けられ、胴板の各張出部とこれに対向する
切れ刃部セグメントとの合わせ面に、それぞれ略半分ず
つ下穴あけが施こされている。
【0012】また、本発明によれば、分割された各切れ
刃部セグメントと丸鋸胴板とが、半径方向となる合わせ
面で、それぞれ略半分ずつ下穴あけと皿もみが施こされ
て、締結手段とくにリベットにより結合されている。
【0013】本発明による丸鋸は、さらに、分割された
切れ刃部セグメント同士の間においても、半径方向とな
る合わせ面で、それぞれ略半分ずつ下穴あけと皿もみが
施こされて、締結手段により結合されている。
【0014】これにより、より結合力が安定して胴板と
外周部の各切れ刃部セグメントとが充分に締結され、切
断作業中に切削抵抗が生じても、破損することはない。
なおここで、締結手段は、例えばリベット、ボルトもし
くはねじ等による結合、または樹脂による接合である。
【0015】(作用)本発明による丸鋸は、外周部分の
みに、分割された高速度工具鋼等の高硬度・耐摩耗性を
有する切れ刃部セグメントが胴板に取り付けられている
ので、被切断材の材質・寸法に応じて適切な刃型を成形
して、使用することが可能である。従って、切れ刃部セ
グメントとして高速度工具鋼を採用した場合には、従来
のメタルソーと同等の切断性能を得ることができる。し
かもこの外周部切れ刃部セグメントの大きさを適切に設
定することにより、再目立て可能範囲を変更することが
できるので、材料の無駄がなく、経済的である。また、
分割された外周部の切れ刃部セグメントは、板厚方向に
は段差の無い構造としているため、レーザー加工機やワ
イヤーカット放電加工機、プレス等で一枚鋼板から簡単
に切断加工することができる。また外周切れ刃部セグメ
ントは小型形状に分割されているので、一枚鋼板から切
り出した場合でも、材料の無駄が少なく、経済的であ
る。また大型品の製造が困難な一軸プレスを用いて成形
し、焼結する粉末冶金法による合金材料を使用すること
も可能である。さらに、切れ刃部セグメントと胴板との
合わせ面形状は、曲面合わせ、凹凸合わせ等によると、
結合力がより安定するが、このようにした場合でも、従
来の数値制御切断加工が適用可能であり、設計の自由度
が高い。しかも、切れ刃部セグメントと胴板とは、板厚
さ全面で接触しており、軟鋼製リベットやボルト・ねじ
の使用でも、通常の切断抵抗には充分に耐え得る強度を
持っている。
【0016】本発明による丸鋸は、分割された各切れ刃
部セグメントと丸鋸胴板とが、半径方向となる合わせ面
で、それぞれ略半分ずつ下穴あけが施こされて、軟鋼製
リベット、ボルトもしくはねじ等よりなる締結手段によ
り結合されている。ここで、締結手段としてリベットを
用いる場合には、分割された各切れ刃部セグメントと丸
鋸胴板とは、半径方向となる合わせ面で、それぞれ略半
分ずつ下穴あけと、皿もみとが施こされる。これに対
し、締結手段としてボルトあるいはボルト・ナットを用
いる場合には、分割された各切れ刃部セグメントと丸鋸
胴板とは、半径方向となる合わせ面で、それぞれ略半分
ずつ下穴あけが施こされるとともに、略半分ずつの下穴
用凹部の縁部に、ボルト頭部嵌入れ用凹部、あるいはボ
ルト頭部嵌入れ用凹部およびナット嵌入れ用凹部を設け
る処理が施される。なお、締結手段としてリベット、ボ
ルトあるいはねじのいずれを用いる場合でも、これらの
頭部を嵌め入れる凹部を、丸鋸胴板および分割切れ刃部
セグメントの半径方向となる合わせ面の略半分ずつの下
穴用凹部の縁部にそれぞれ設けておき、これらの締結手
段により締結された丸鋸胴板と切れ刃部セグメントの結
合部分の側面は、凸起が外表面に表われないように平坦
なものとする必要がある。さらに、胴板に対する切れ刃
部セグメントの結合強度を大きくするために、分割切れ
刃部セグメント同士の間において、半径方向となる合わ
せ面で、それぞれ略半分ずつ下穴あけと皿もみが施こさ
れて、締結手段により結合されるものである。このよう
に、切れ刃部セグメントと胴板とは、締結手段としての
軟鋼製リベット、ボルトもしくはねじ等によって締結さ
れているが、切れ刃部セグメントと胴板とは、板厚さ全
面で接触しているので、通常の切断作業において必要か
つ充分な結合強度を有している。なお、比較的低強度
で、切断時の発熱も少ない材料を切断する場合には、リ
ベット、ボルトもしくはねじの代替として、接着剤等の
樹脂材料によって、締結することも可能である。この場
合には、リベット穴の加工精度が低くても問題にならな
いので、製造コストが下がり、より経済的である。
【0017】また本発明による丸鋸は、従来のセグメン
トソーのような高精度の機械加工を必要としないので、
材料費だけでなく、製造コストも低く抑えることができ
る。さらに、外周切れ刃部セグメントは、小型形状に分
割されているので、高速度工具鋼以外の粉末ハイス成形
材や、超硬、セラミックス等の硬質材を使用することも
できる。
【0018】また、本発明による丸鋸の小型セグメント
化によって、PVD、CVD処理等によるコーティング
処理も容易になり、被切断材に応じて刃先部の硬度、靭
性、耐摩耗性等の特性を変化させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を、
図面を参照して説明する。各図面において、同一部分に
は同一の符号を付した。図1〜図4は本発明の第1実施
形態を示すものである。まず図1と図2を参照すると、
本発明の丸鋸(10)は、外周縁に所定ピッチでもって刃先
部(20)を有する外周切れ刃部(2) が円周方向に16等分
に分割された高速度工具製セグメントにより構成され、
分割された各切れ刃部セグメント(2) と丸鋸胴板(1) と
が、半径方向となる合わせ面で、それぞれ略半分ずつ下
穴あけと皿もみが施こされて、締結手段としてのリベッ
ト(3) により結合されている。なお、丸鋸(10)の大部分
を締める胴板(1) 部分には、熱処理を施さない鋼板等が
用いられる。なお、丸鋸胴板(1) の中心部には、回転軸
挿通孔(7) および4つのボルト孔(8) が開けられてい
る。
【0020】図2〜図4に詳しく示すように、各切れ刃
部セグメント(2) には、丸鋸(10)の中心に向かって開口
した凹陥部(21)が設けられ、これに対して、円形胴板
(1) の外周縁部に、セグメント(2) の凹陥部(21)に嵌り
合う張出部(11)が円周方向に所定間隔おきに16個設け
られている。そして、各張出部(11)の両端に正面よりみ
て略鉤形の第1係合凸部(12)(12)がそれぞれ設けられ、
他方、各セグメント(2)の凹陥部(21)の開口部両側に正
面よりみて略鉤形の第2係合凸部(22)(22)がそれぞれ設
けられて、円形胴板(1) の各張出部(11)と切れ刃部セグ
メント(2) の凹陥部(21)とが嵌め合わせられたさい、第
1係合凸部(12)と第2係合凸部(22)とが相互に係り合わ
せられるようになされている。各胴板張出部(11)側の第
1係合凸部(12)とこれに対向する切れ刃部セグメント
(2) 側の第2係合凸部(22)との合わせ面に、それぞれ略
半分ずつ下穴あけと皿もみが施こされて、リベット嵌込
み用凹部(13)(23)が相互に向い合って設けられるととも
に、各リベット嵌込み用凹部(13)(23)の前後両側に、板
厚の中心に向かって先細となるテーパ状の面取り部(14)
(24)がそれぞれ設けられている。円形胴板(1) の各張出
部(11)と切れ刃部セグメント(2) の凹陥部(21)とが嵌め
合わせられて、第1係合凸部(12)と第2係合凸部(22)と
が相互に係り合わせられることにより、これらのリベッ
ト嵌込み用凹部(13)(23)によって貫通孔が形成される。
そして、この貫通孔に挿通されたリベット(3) の両端部
がかしめられて、リベット(3) 両端の径大部(3a)(3a)が
テーパ状面取り部(14)(24)にそれぞれ係り合わせられる
ことにより、各切れ刃部セグメント(2) と丸鋸胴板(1)
とが、半径方向となる合わせ面で、締結手段としての2
つのリベット(3) により結合されているものである(図
4a参照)。なお、各切れ刃部セグメント(2) と丸鋸胴
板(1) との結合部は、図示のようにR形状(円弧形状)
の第1係合凸部(12)と第2係合凸部(22)とが上下に噛み
合っているので、丸鋸(10)平面内に通常の切断抵抗が作
用しても、切れ刃部セグメント(2) の取付位置がずれた
り、破損したりすることはない。また、各リベット(3)
は、その両端部が皿形状にかしめられて、リベット(3)
両端の径大部(3a)(3a)がテーパ状面取り部(14)(24)にそ
れぞれ係り合わせられているので、噛み合わせ部分に多
少の隙間があっても、ガタツクことなく締結される。ま
た丸鋸(10)による切断作業中、切れ刃部セグメント(2)
に多少の側面方向の力が作用した場合でも、外れたり、
破損したりすることはない。
【0021】さらに、この第1実施形態においては、分
割された切れ刃部セグメント(2)(2)同士の間において、
半径方向となる合わせ面で、それぞれ略半分ずつ下穴あ
けと皿もみが施こされて、締結手段としてのリベット
(3) により結合されている。すなわち、分割されて隣り
合う切れ刃部セグメント(2)(2)の接続端部(2a)(2a)同士
に、それぞれ略半分ずつ下穴あけと皿もみが施こされ
て、リベット嵌込み用凹部(25)(25)が相互に向い合って
設けられるとともに、各リベット嵌込み用凹部(25)(25)
の前後両側に、板厚の中心に向かって先細となるテーパ
状の面取り部(26)(26)がそれぞれ設けられており、隣り
合う切れ刃部セグメント(2)(2)の接続端部(2a)(2a)同士
が相互に付き合わせられることにより、これらのリベッ
ト嵌込み用凹部(25)(25)によって貫通孔が形成される。
そして、この貫通孔に挿通されたリベット(3) の両端部
がかしめられて、リベット(3) 両端の径大部(3a)(3a)が
テーパ状面取り部(26)(26)にそれぞれ係り合わせられる
ことにより、隣接切れ刃部セグメント(2)(2)の接続端部
(2a)(2a)同士が、半径方向となる合わせ面で、締結手段
としてのリベット(3) により結合されているものであ
る。このように、隣り合う切れ刃部セグメント(2)(2)同
士の間の接合面においても、同様のリベット(3) による
結合が施されているので、切れ刃部セグメント(2)(2)同
士の間にねじれや段差が生じることなく、丸鋸(10)の切
断性能は良好である。なお、実際には、図4bに示すよ
うに、丸鋸(10)の刃先の前後両側面に、とりわけ丸鋸胴
板(1) 外周縁部の張出部(11)および切れ刃部セグメント
(2) の部分の前後両側面に、中心に向かって漸次厚みが
薄くなるテーパ加工を施しておくと、丸鋸(10)の刃先と
被切断材との側面摩擦による抵抗が低減され、切断寿命
が向上するので、より好ましい。この点は、以下の本発
明の実施形態でも同じである。
【0022】また、図5に示すように、円形胴板(1) の
各張出部(11)と切れ刃部セグメント(2) とを結合する締
結部材として、リベットの代わりに、ボルト(4) を用い
ることができる。また、隣り合う切れ刃部セグメント
(2)(2)同士を結合する締結部材としてもボルト(4) を用
いることができる。締結部材としてボルト(4) が用いら
れる場合は、分割された各切れ刃部セグメント(2) と丸
鋸胴板(1) とが、半径方向となる合わせ面で、それぞれ
略半分ずつ下穴あけが施こされているが、皿もみは施こ
されていない。その代わりに、各胴板張出部(11)の両端
部(11a)(11a)の前面に、ボルト頭部嵌入れ用凹部(18)が
切削加工により設けられ、これに対し、各切れ刃部セグ
メント(2) の凹陥部(21)の開口両側縁部(2b)(2b)の前面
にも、ボルト頭部嵌入れ用凹部(28)が設けられる。ま
た、円形胴板(1) の各張出部(11)と切れ刃部セグメント
(2) の凹陥部(21)とが嵌め合わせられ、これらの合わせ
面におけるボルト嵌込み用凹部(13)(23)によって形成さ
れた貫通孔は、ねじ孔(5) となされている(図5参
照)。なお、丸鋸(10)の胴板張出部(11)と切れ刃部セグ
メント(2) の板厚さが小さい場合は、図5aに示すよう
に、小ボルト(4) のみの結合としたが、板厚さが大きい
場合には、図5bに示すように、小ボルト(4) およびナ
ット(6) を使用した方が、より強固な結合力が得られ
る。後者の場合は、さらに、各胴板張出部(11)の両端部
(11a)(11a)の後面に、ナット嵌入れ用凹部(19)が切削加
工により設けられるとともに、各切れ刃部セグメント
(2) の凹陥部(21)の開口両側縁部(2b)(2b)の後面にも、
ナット嵌入れ用凹部(29)が設けられている。また、上記
締結部材としてリベット(3) およびボルト(4) のいずれ
を用いた場合にも、接着剤等によるねじの緩み止めを施
しておくのが、好ましい。
【0023】図6と図7は、本発明の第2実施形態を示
すものである。ここで、上記第1実施形態の場合と異な
る点は、丸鋸の外周切れ刃部(2) が、円周方向に8個に
分割された高速度工具製セグメントにより構成されてい
る点にある。なお、胴板(1) の張出部(11)の両端部と、
切れ刃部セグメント(2) の凹陥部(21)の両端部における
それぞれリベット(3) による結合部分の合わせ面は、上
記第1実施形態の場合と異なり、正面よりみて直線状で
あるが、図7に詳しく示すように、一方の胴板(1) の各
張出部(11)が蟻形(鳩尾形)であり、他方の各切れ刃部
セグメント(2) の凹陥部(21)がこれと嵌り合う蟻形凹部
で、張出部(11)と凹陥部(21)とが共に丸鋸の中心部に向
かって漸次幅が狭くなっているので、切断抵抗が作用し
ても、丸鋸(10)の平面内で切れ刃部セグメント(2) がず
れるようなことは、全くない。
【0024】図8と図9は、本発明の第3実施形態を示
すものである。ここで、上記第1実施形態の場合と異な
る点は、丸鋸の外周切れ刃部(2) が、円周方向に12個
に分割された高速度工具製セグメントにより構成されて
いる点、および各切れ刃部セグメント(2) の形状にあ
る。すなわち、各切れ刃部セグメント(2) には第1実施
形態におけるような凹陥部(21)が設けられおらず、その
代わりに、切れ刃部セグメント(2) の両端部の胴板側の
角部に、正面よりみて倒L形の切欠き(27)(27)がそれぞ
れ設けられている。これに対し、円形胴板(1) の外周縁
部に、隣り合う切れ刃部セグメント(2)(2)の端部(2a)(2
a)同士が突き合わせられたさいに、対向する両切欠き(2
7)(27)同士によって形成される凹状部内に嵌り合う幅狭
の張出部(17)が円周方向に所定間隔おきに12個設けら
れている。胴板(1) のこれらの張出部(17)の両端部と、
切れ刃部セグメント(2) の切欠き(27)(27)横の端部にお
ける直線状の合わせ面は、上記第1実施形態の場合と同
様にして、リベット(3) により結合されている。このよ
うな第3実施形態による丸鋸(10)は、アルミニウムや銅
材料のように、比較的低強度品の切断の場合に有用であ
り、このような構造により、上記第1実施形態の場合の
ような隣接切れ刃部セグメント(2)(2)同士の間のリベッ
ト結合を省略しても、強度的に充分であり、製造コスト
が低減できるので、好ましい。
【0025】図10は、本発明の第4実施形態を示すも
のである。この第4実施形態は、上記第3実施形態に対
して第1実施形態を一部組み合わせたもので、各切れ刃
部セグメント(2) の両端部の胴板側の角部に、正面より
みて倒L形の切欠き(27)(27)がそれぞれ設けられるとと
もに、切れ刃部セグメント(2) の中央部に、丸鋸(10)の
中心に向かって開口した凹陥部(21)が設けられている。
これに対して、円形胴板(1) の外周縁部に、隣り合う切
れ刃部セグメント(2)(2)の端部(2a)(2a)同士が突き合わ
せられたさいに、対向する両切欠き(27)(27)同士によっ
て形成される凹状部内に嵌り合う幅狭の張出部(17)と、
切れ刃部セグメント(2) の凹陥部(21)に嵌り合う幅広の
張出部(11)とが、円周方向に所定間隔おきにかつ交互に
設けられているものである。胴板(1) のこれらの張出部
(17)の両端部と、切れ刃部セグメント(2) の切欠き(27)
(27)横の端部における直線状の合わせ面は、上記第1実
施形態の場合と同様にして、リベット(3) により結合さ
れているが、各切れ刃部セグメント(2) の凹陥部(21)の
開口両側縁部と、これに嵌り合う胴板(1) 側の幅広の張
出部(11)の両端部とは、リベット(3) により結合されて
いない。しかしながら、丸鋸(10)の胴板(1) に対して各
切れ刃部セグメント(2) をより強固に結合する場合に
は、各切れ刃部セグメント(2) の凹陥部(21)の開口両側
縁部と胴板(1) 側の幅広の張出部(11)の両端部とをリベ
ット(3) により結合することもある。このような第4実
施形態によれば、切れ刃部セグメント(2) を形成する高
価な材料をさらに節減することができ、製造コストが低
減されるので、好ましい。
【0026】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。 実施例1および2 図1〜図4に示す本発明の第1実施形態の構造を有する
丸鋸(10)を製作し、切断テストを行なった。なお、円周
方向に分割された外周切れ刃部セグメント(2)として高
速度工具鋼(JIS SKH51=実施例1)と、粉末
ハイス成形材(実施例2)を用いた。丸鋸胴板(1) に
は、通常の鋼板(JIS SS400)を用い、締結手
段としてのリベット(3) には、軟鋼製リベットを用い
た。被切断材として直径30mmの鋼製丸棒(材質:JI
S S45C、硬さ:HB180)を用いて、切断テス
トを行なった。なお、丸鋸(10)の大きさは、外径315
mm、および刃幅2.5mmであり、刃数は112(高低刃
型)とした。切断条件は、回転数21rpm(周速:2
1m/分)、送り速度140mm/分で、切削油有りと
した。またニゲ面摩耗0.3mmで寿命として、切断数を
測定し、総コスト指数および1カット当りコスト指数を
算出し、得られた結果を下記表1に示した。
【0027】比較例1 なお、比較のために、従来の一枚板からなる同サイズの
メタルソーを用いて、上記の場合と同様の切断テストを
行ない、得られた結果を下記の表1にあわせて示した。
【0028】実施例3および4 被切断材として材質JIS SCM440H(硬さ:H
RC30)の鋼製丸棒を用いること、および丸鋸(10)の
回転のさいの送り速度を120mm/分とすること以外
は、上記実施例1および2の場合と同様にして、切断テ
ストを行なった。また同様に、ニゲ面摩耗0.3mmで寿
命として、切断数を測定し、総コスト指数および1カッ
ト当りコスト指数を算出し、得られた結果を下記表2に
示した。
【0029】比較例2 なお、比較のために、従来の一枚板からなる同サイズの
メタルソーを用いて、上記の場合と同様の切断テストを
行ない、得られた結果を下記の表2にあわせて示した。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】上記表1と表2の結果より明らかなよう
に、実施例1〜4による本発明品は、従来品と異なり、
刃型の修正による再使用は、基本的にはできない構造で
あり、総使用回数は少ないが、原料費および製造コスト
が小さいために、1カット当りのコストは、従来品に比
べて小さくなった。
【0033】
【発明の効果】本発明による分割外周切れ刃部を備えた
丸鋸は、上述の次第で、高価な材料の使用を必要最小限
に止めることができるので、材料コストの低減を図るこ
とができる。しかも、その構造によって、従来の一枚板
からなる丸鋸と比較して、よりすぐれた切断性能を有し
ている。また、丸鋸の大部分を締める胴板部分に、熱処
理を施さない鋼板等を使用すると、適度な弾力を有して
いるため、反りや曲りの修正が行ないやすいという利点
がある。しかも、本発明による分割外周切れ刃部を備え
た丸鋸は、もともと熱処理による変形がないため、製造
時間が大きく短縮される。さらに、切断時においても、
切断方向に追従しやすくなり、斜め切りなどが起こりに
くい。また、分割された外周部の切れ刃部セグメント
は、板厚方向には段差の無い構造としているため、レー
ザー加工機やワイヤーカット放電加工機、プレス等で一
枚鋼板から簡単に切断加工することができる。また外周
切れ刃部セグメントは小型形状に分割されているので、
一枚鋼板から切り出した場合でも、材料の無駄が少な
く、経済的である。また大型品の製造が困難な一軸プレ
スを用いて成形し、焼結する粉末冶金法による合金材料
を使用することも可能である。さらに、切れ刃部セグメ
ントと胴板との合わせ面形状は、曲面合わせ、凹凸合わ
せ等によると、結合力がより安定するが、このようにし
た場合でも、従来の数値制御切断加工が適用可能であ
り、設計の自由度が高い。しかも、切れ刃部セグメント
と胴板とは、板厚さ全面で接触しており、リベットやボ
ルト・ねじの使用でも、通常の切断抵抗には充分に耐え
得る強度を有している。また、外周切れ刃部が円周方向
に複数個に分割されたセグメント構造であり、リベット
等の締結手段により必要最低限の結合力で締結されてい
るため、切断進行方向以外の力が作用した場合に、これ
を元に戻す方向に変形しやすい。この作用も直進性を高
め、斜め切りを起こりにくくする。本発明によれば、丸
鋸の製造コストを大幅に低減することができ、しかも丸
鋸本来の切断性能も向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の丸鋸製品を示す概略正
面図である。
【図2】図1の要部拡大正面図である。
【図3】図3aは、図2AーA線に沿う拡大断面図であ
る。図3bは、第1実施形態の丸鋸製品の変形例を示す
もので、図3aに対する拡大断面図である。
【図4】本発明の分割された切れ刃部セグメントと丸鋸
胴板との組み合わせ状態を示す要部拡大概略斜視図であ
る。
【図5】図5aは、締結手段としてボルトを用いた第1
実施形態の丸鋸製品の拡大断面図で、これは図3aに対
応するものである。図5bは、締結手段としてボルト・
ナットを用いた第1実施形態の丸鋸製品の拡大断面図
で、これは図3bに対応するものである。
【図6】本発明の第2実施形態の丸鋸製品を示す概略正
面図である。
【図7】図6の要部拡大正面図である。
【図8】本発明の第3実施形態の丸鋸製品を示す概略正
面図である。
【図9】図8の要部拡大正面図である。
【図10】本発明の第4実施形態の丸鋸製品の要部拡大
正面図である。
【図11】従来の丸鋸製品の要部拡大正面図である。
【図12】図11XーX線に沿う拡大断面図である。図
12aは従来のセグメントソーの第1例を示し、図12
bは従来のセグメントソーの第2例を示し、図12cは
従来のセグメントソーの第3例を示している。
【図13】従来の外周リング部を有する丸鋸製品の概略
正面図である。
【符号の説明】
1 胴板 2 外周切れ刃部(切れ刃部セグメント) 3 リベット(締結手段) 4 ボルト (締結手段) 6 ナット 10 丸鋸 11 張出部 13 リベット挿通用凹部 14 面取り部 17 幅狭の張出部 18 ボルト頭部嵌入れ用凹部 19 ナット嵌入れ用凹部 20 刃先部 21 凹陥部 23 リベット挿通用凹部 24 面取り部 25 リベット挿通用凹部 26 面取り部 27 切欠き 28 ボルト頭部嵌入れ用凹部 29 ナット嵌入れ用凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−95524(JP,A) 特開 平10−34440(JP,A) 実公 昭35−17593(JP,Y1) 登録実用新案344194(JP,Z1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23D 61/02 - 61/10 B27B 33/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周切れ刃部が円周方向に複数個に分割
    されたセグメント構造であり、分割された各切れ刃部セ
    グメントと丸鋸胴板とが、半径方向となる合わせ面で、
    それぞれ略半分ずつ下穴あけが施こされて、締結手段に
    より結合されていることを特徴とする、分割外周切れ刃
    部を備えた丸鋸。
  2. 【請求項2】 各切れ刃部セグメントに、丸鋸の中心に
    向かって開口した凹陥部が設けられ、これに対して、胴
    板の外周縁部に、セグメントの凹陥部に嵌り合う張出部
    が円周方向に所定間隔おきに設けられ、胴板の各張出部
    とこれに対向する切れ刃部セグメントとの合わせ面に、
    それぞれ略半分ずつ下穴あけが施こされている、請求項
    1記載の丸鋸。
  3. 【請求項3】 切れ刃部セグメントの両端部の胴板側の
    角部に、正面よりみて倒L形の切欠きがそれぞれ設けら
    れ、これに対し、胴板の外周縁部に、隣り合う切れ刃部
    セグメントの端部同士が突き合わせられたさいに、対向
    する両切欠き同士によって形成される凹状部内に嵌り合
    う幅狭の張出部が円周方向に所定間隔おきに設けられ、
    胴板の各張出部とこれに対向する切れ刃部セグメントと
    の合わせ面に、それぞれ略半分ずつ下穴あけが施こされ
    ている、請求項1記載の丸鋸。
  4. 【請求項4】 分割された各切れ刃部セグメントと丸鋸
    胴板とが、半径方向となる合わせ面で、それぞれ略半分
    ずつ下穴あけと皿もみが施こされて、締結手段により結
    合されている、請求項1〜3のうちのいずれか1項記載
    の丸鋸。
  5. 【請求項5】 さらに、分割された切れ刃部セグメント
    同士の間において、半径方向となる合わせ面で、それぞ
    れ略半分ずつ下穴あけと皿もみが施こされて、締結手段
    により結合されている、請求項1記載の丸鋸。
  6. 【請求項6】 締結手段が、リベット、ボルトもしくは
    ねじによる結合、または樹脂による接合である、請求項
    1記載の丸鋸。
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