JP2905768B1 - 排水設備仮設装置 - Google Patents

排水設備仮設装置

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JP2905768B1
JP2905768B1 JP2792598A JP2792598A JP2905768B1 JP 2905768 B1 JP2905768 B1 JP 2905768B1 JP 2792598 A JP2792598 A JP 2792598A JP 2792598 A JP2792598 A JP 2792598A JP 2905768 B1 JP2905768 B1 JP 2905768B1
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Abstract

【要約】 【課題】 集水タンク内に備えた水中ポンプにより発生
させた負圧によって排水設備からの排水を集水タンク内
に吸引し、該集水タンクを中継して遠隔地に敷設してあ
る既存の排水溝に排水させるための排水設備仮設装置。 【課題を解決するための手段】集水タンク(9)内を網
目スクリーン(6)により循環ポンプ室(7)と排水タ
ンク室(8)とに分割させ、循環ポンプ室(7)には室
外に延伸させたポンプ管(16)を有する水中ポンプ
(14)を内装し、排水タンク室(8)には吐出し管
(29、30)を取付け、水中ポンプ(14)のポンプ
管(16)と排水設備の導管(2)とをディフューザー
(21)を介して互いに連結させると共に排水タンク室
(8)に連通させ、ディフューザー(21)内には排水
設備からの排水を排水タンク室(8)に吸引する負圧を
発生させるノズル(25)を取付けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は共同住宅又はマンション
等の排水系統の工事、特に配水管やマンホールの取替え
工事又はマンホールにライナーを敷設するための敷設工
事においてその工事期間中に共同住宅やマンションの排
水設備からの排水を暫定的に処理するための排水設備仮
設装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、共同住宅又はマンション等の排水
系統の工事においては共同住宅又はマンション等の排水
設備に接近させて貯蔵タンクを配置させ、排水設備と貯
蔵タンクとを導管で接続し、共同住宅又はマンション等
の排水設備からの排水を導管を通して貯蔵タンクに貯蔵
し、貯蔵タンクが満杯になった時に、新しい貯蔵タンク
に取り替えて使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の貯蔵タ
ンクにおいては、排水設備からの排水を共同住宅又はマ
ンション等の室外に配置させた貯蔵タンクに排水するも
のであるから、共同住宅又はマンション等の排水設備か
ら貯蔵タンクまでのホース等の導管内には室内での伏せ
越等によりエアー溜りが生じ、排水作業を完全に行うこ
とができない欠点があった。
【0004】本発明の目的は集水タンク内に備えた水中
ポンプにより発生させた負圧によって排水設備からの排
水を集水タンク内に吸引し、該集水タンクを中継して共
同住宅又はマンション等から離れている遠隔地に敷設し
てある既存の排水溝に排水させる排水設備仮設装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による排水設備仮
設装置は集水タンク内を網目スクリーンにより循環ポン
プ室と排水タンク室とに分割させ、循環ポンプ室には室
外に延伸させたポンプ管を有する水中ポンプを内装し、
排水タンク室には吐出し管を取付け、水中ポンプのポン
プ管と排水設備の導管とをディフューザーを介して互い
に連結させると共に排水タンク室に連通させ、ディフュ
ーザーには排水設備からの排水を排水タンク室に吸引す
る負圧を発生させるノズルを取付けたものである。
【0006】本発明による排水設備仮設装置は更に集水
タンク内の排水タンク室にはその上部にサイクロンセパ
レーターを取付けてあり、該サイクロンセパレーターを
排水設備の導管と水中ポンプのポンプ管とを連結させた
ディフューザーに接続させ、排水タンク室の底部には汚
物用吐出し管と汚水用吐出し管とを取付け、汚水用吐出
し管の入口端を排水タンク室内において汚物用吐出し管
よりも高く配置させ、汚水用吐出し管の入口端にはフロ
ートを支持させた案内枠を設けたものである。
【0007】
【実施例】図1には共同住宅又はマンション等に設置し
た浴槽a、便器b、流しc等の排水設備にホース等の導
管2、2の各一端を接続させ、導管2、2の各他端を共
同住宅又はマンション等の排水設備に接近して配置させ
た排水ユニット3の流入管4の流入口4a、4aに接続
させた本発明による排水設備仮設装置の排水系統1を示
してある。
【0008】排水ユニット3は仕切り板5に取付けた網
目スクリーン6により循環ポンプ室7と排水タンク室8
とに分割された集水タンク9からなり、排水タンク室8
に排出させた排水を網目スクリーン6を通して循環ポン
プ室7に流入させることができるようにしてある。集水
タンク9は、その底部に車輪10、10を設けると共に
固定脚11、11を取付け、上部にハンドル12を有
し、排水ユニット3を所定位置まで容易に運搬できるよ
うにしてあり、又その側部には水位計13を取付けてあ
り、外部から集水タンク9内の水位を確認できるように
してある。
【0009】集水タンク9内の循環ポンプ室7には水中
ポンプ14を備え、水中ポンプ14は締付けバンド15
により循環ポンプ室7内に固定されており、網目スクリ
ーン6により洗浄濾過された排水をポンプ管16を通し
て循環させるものである。水中ポンプ14のポンプ管1
6は集水タンク9の天板17を通って垂直に室外に延伸
させ、その先端に屈曲管18を連接して集水タンク9の
天板と平行に屈曲させ、屈曲管18はその一端に閉止板
19を取付けると共にその他端にフランジ20を有して
いる。閉止板19は内部を点検できるように着脱可能に
してある。
【0010】ポンプ管16の屈曲管18には排水設備の
導管2を連結させる流入管4を有するディフューザー2
1を、屈曲管18のフランジ20とディフューザー21
のフランジ22とをボルト締めすることにより接続さ
せ、流入管4には逆止弁23を備えると共に各排水設備
の導管2、2と連通させるドレン弁24を取付けてあ
り、又ポンプ管16の屈曲管18とディフューザー21
との間にはノズル25が取付けられ、ノズル25は水中
ポンプ14の作動によりディフューザー21内に負圧を
発生させ、該負圧によって排水設備からの排水を導管2
と流入管4とを通して吸引することができる。
【0011】集水タンク9内の排水タンク室8には天板
17に支持させたサイクロンセパレーター26を備え、
サイクロンセパレーター26の流入口27をディフュー
ザー21に接続させると共にその排出口28を排水タン
ク室8に開口し、サイクロンセパレーター26はノズル
25により発生された負圧によって導管2と、流入管4
と、ディフューザー21とを通して吸引された排水設備
からの排水を旋回流として汚物とに分離させて排出口2
8から排水タンク室8内に排出させ、網目スクリーン6
を逆洗させ、旋回流により網目スクリーンに付着した汚
物を洗浄するようになっている。
【0012】排水タンク室8の底部には汚物用吐出し管
29と汚水用吐出し管30とを取付け、汚物用吐出し管
29と汚水用吐出し管30にはそれぞれ閉止弁31、3
1を取付けると共にホース等の導管を取付け、該ホース
等の導管を通して工事中の排水管を迂回して遠隔の地に
敷設してある既存の排水溝に排水できるようにしてあ
る。汚水用吐出し管30は底部に取付けた汚物用吐出し
管29よりも上方に延伸させ、排水タンク室8内の天板
17と汚水用吐出し管30の入口端との間には支持枠3
2を取付け、支持枠32内には汚水用吐出し管30の入
口端を開閉させるフロート33を挿入させてある。フロ
ート33は集水タンク9内の水位が一定値以下の場合に
汚水用吐出し管30の入口端を閉止させるようになって
いる。
【0013】集水タンク9には排水ユニット3の制御盤
34を備えてあり、制御盤34は水中ポンプ14の運転
スイッチ、サーモスタット、ブレーカ作動スイッチ等を
有している。制御盤34の制御によって水中ポンプ14
が始動した時に集水タンク9内の排水を網目スクリーン
6を通してポンプ管16に吸込み、ポンプ管16と屈曲
管18とを通してノズル25によりディフューザー21
に噴射させてディフューザー21内に負圧を発生させ、
ディフューザー21が負圧により排水設備からの排水を
導管2と流入管4とを通して吸引してポンプ管16中の
吸込み排水と共にサイクロンセパレーター26内に流入
し、サイクロンセパレーター26は排水設備からの排水
を汚水と汚物とに分離して排水タンク室8内に排出させ
ると共に網目スクリーン6を逆洗し、排出された汚水を
汚水用吐出し管30に接続させた排水ホース等を通して
遠隔地に敷設してある既存の排水溝に排水させると共に
汚物を排水タンク室8内に沈殿させて汚物用吐出し管2
9に接続させた排水ホース等により排出させ、集水タン
ク9内の排水を網目スクリーン6を通して排水タンク室
8から循環ポンプ室7にそして循環ポンプ室7からディ
フューザー21を通して排水タンク室8に循環させつつ
排水設備からの排水を排水タンク室8内に吸引するよう
にしてある。
【0014】
【発明の効果】本発明の排水設備仮設装置は水中ポンプ
により負圧を発生させ、負圧により排水を排水設備から
強力に吸引するものであるから、排水設備からの排水を
完全に集水タンク内に排出させることができ、水中ポン
プを集水タンク内に内装したので、排水ユニットを小型
にすることができ、設置場所のスペースが少なくてす
み、排水設備からの排水を吸引する負圧をノズルにより
ディフューザー内に発生させるため騒音が低く、水中ポ
ンプは網目スクリーンを通して排水を吸込むので、目詰
りがなく、又サイクロンセパレーターにより網目スクリ
ーンを洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排水設備仮設装置の説明図である。
【図2】排水ユニットの縦断側面図である。
【図3】排水ユニット内の負圧を発生させる部分の拡大
縦断側面図である。
【図4】排水ユニットの縦断正面図である。
【符号の説明】
a 浴槽 b 便器 c 流し 1 排水系統 2 導管 3 排水ユニット 4 流入管 4a 流入口 5 仕切り板 6 網目スクリーン 7 循環ポンプ 8 排水タンク室 9 集水タンク室 10 車輪 11 固定脚 12 ハンドル 13 水位計 14 水中ポンプ 15 締付けバンド 16 ポンプ管 17 天板 18 屈曲管 19 閉止板 20 フランジ 21 ディフューザー 22 フランジ 23 逆止弁 24 ドレン弁 25 ノズル 26 サイクロンセパレーター 27 流入口 28 排出口 29 汚物用吐出し管 30 汚水用吐出し管 31 閉止弁 32 支持枠 33 フロート 34 制御盤

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集水タンク内を網目スクリーンにより循
    環ポンプ室と排水タンク室とに分割させ、循環ポンプ室
    には室外に延伸させたポンプ管を有する水中ポンプを内
    装し、排水タンク室には吐出し管を取付け、水中ポンプ
    のポンプ管と排水設備の導管とをディフューザーを介し
    て互いに連結させると共に排水タンク室に連通させ、デ
    ィフューザー内には排水設備からの排水を排水タンク室
    に吸引する負圧を発生させるノズルを取付けたことを特
    徴とする排水設備仮設装置。
  2. 【請求項2】 集水タンク内の排水タンク室にはその上
    部にサイクロンセパレーターを取付け、該サイクロンセ
    パレーターには排水設備の導管と水中ポンプのポンプ管
    とを連結させたディフューザーを接続させ、排水タンク
    室の底部には汚物用吐出し管と汚水用吐出し管とを取付
    け、汚水用吐出し管の入口端を排水タンク室内において
    汚物用吐出し管よりも高く配置させ、汚水用吐出し管の
    入口端にはフロートを支持させた案内枠を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の排水設備仮設装置。
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