JP2905343B2 - バックグラウンドアトリビュートテーブルのスタートアドレス指定レジスタ付きコンピュータ装置 - Google Patents
バックグラウンドアトリビュートテーブルのスタートアドレス指定レジスタ付きコンピュータ装置Info
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- JP2905343B2 JP2905343B2 JP4284979A JP28497992A JP2905343B2 JP 2905343 B2 JP2905343 B2 JP 2905343B2 JP 4284979 A JP4284979 A JP 4284979A JP 28497992 A JP28497992 A JP 28497992A JP 2905343 B2 JP2905343 B2 JP 2905343B2
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Description
ンピュータ装置に関する。さらに詳細には外部ブロック
シーケンシャル形式、外部ドットシーケンシャル形式、
および内部ドットシーケンシャル形式の複数の属性を有
するバックグラウンド画面をメモリ上のバックグラウン
ドアトリビュートテーブルにより管理する画像処理を伴
うゲームに用いるコンピュータ装置に関する。
るゲームなどに用いられるコンピュータ装置においては
ビデオ画面に表示する方法としてバックグラウンド(B
G)とスプライトと呼ばれる2種類の画面を重ね合わせ
る方式をとっている。
ド画面は「キャラクタ」、スプライト画面は「スプライ
ト」と呼ばれるパターンを単位として画面が構成されて
いる。通常、画像表示においてはメモリ上の仮想画面は
CRT画面(実画面)より大きく取ってある。この仮想
画面のデータを垂直あるいは水平にずらせていくことに
よって、実画面上でスクロールが実現できる。
キャラクターピッチを単位とするバックグラウンドキャ
ラクタ毎に、表示位置、色、パターンの情報で定義され
る。キャラクタの表示位置は画面上の座標を示してい
る。
コンピュータ内のメモリにおいてバックグラウンドアト
リビュートテーブル(BAT)とキャラクタジェネレー
タ(CG)というデータ形式で管理される。
らなり、CGはキャラクタパターンを16色モード時は
4面で定義する。キャラクタコードはCGのアドレスを
生成するコードである。このコードを見れば、BATが
どのCGを参照するかがわかる。そこでキャラクタコー
ドを変えるだけで表示する映像を変えられる。
して配置される。CGはBATからポイントされる映像
パターンであるから、BATの後ろならどの位置でも自
由に配置できる。
ATと画面が対応し、表示位置が固定化されている。B
G画面が1面だけのときはこれでもさほど問題がなかっ
たが、複数のBG画面を扱うとなるとデータ配置の点で
難がでてくる。とくにBGの大きさが固定されていない
場合には、メモリの有効利用という点において問題を残
している。
ってBATの大きさが異なるとき、これを従来のように
固定した位置にBATを固定してしまうと、利用する領
域をあらかじめ目的別にサイズと位置を固定しなければ
ならない。当然そのときには、画像データによって未使
用エリアとしてメモリ上の空きができる。
な位置に配置し、柔軟性のあるメモリ利用を図ることを
目的とする。
を解決するために、BATのスタートアドレスをレジス
タで任意に設定できるようにするものである。外部ブロ
ックシーケンシャル形式、外部ドットシーケンシャル形
式、および内部ドットシーケンシャル形式の複数の属性
を有するバックグラウンド画面をメモリ上のバックグラ
ウンドアトリビュートテーブルにより管理するコンピュ
ータ装置において、 前記バックグラウンドアトリビュ
ートテーブルのスタートアドレスを指定するレジスタを
設けるものである。
の例で説明する。図2は本発明のレジスタを備えている
コンピュータ装置のブロック図である。CPU専用のM
−RAMのほかにビデオディスプレイプロセッサ(VD
P)用のV−RAM、SCSIコントローラ、グラフィ
ックコントローラ、サウンドコントローラなどを含むコ
ントローラチップ用のK−RAM、圧縮された画像信号
を復号する画像伸長用のR−RAMなどの多様なRAM
を備えている。
ラ、グラフィックコントローラ、サウンドコントローラ
などが含まれているコントローラチップ内部のより詳細
な図である。
−ROMなどの外部記憶装置からデータを読み取りK−
RAMに蓄える。K−RAMには画像データ等の各種デ
ータが一時的に保存され、その中には8ビットで1レコ
ードをなすものや16ビットで1レコードをなすような
さまざまな種類のデータが含まれている。
ラウンドの画像については、4面のBG画面が扱え、さ
らに(1)外部ブロックシーケンシャル形式、(2)外
部ドットシーケンシャル形式、(3)内部ドットシーケ
ンシャル形式、の3種類のデータ形式が扱える。
ラクタ(8×8ドットの画像、図1参照)を扱うデータ
形式である。外部ドットシーケンシャルは、基本的に外
部ブロックシーケンシャルと同じであるが、CGはキャ
ラクタの定義でなく、1ドットが対応する。たとえば茶
筒モードでCGに赤を定義してやれば、画面には赤1色
で埋めることができる。
の画像表示において、実画面より大きく取ってある仮想
画面上を実画面を移動させるが、仮想画面サイズには限
りがあるから、仮想画面を超えるエリアまでスクロール
したときに、すでにスクロールアウトした他端の映像を
回り込ませて表示させるモードである。
形式の画像データを扱う場合のデータ形式である。この
ため、CGのみでBATは持たない。本発明とは直接に
は関係しないので以下では考慮外とする。
AM上のスタートアドレスと画面サイズをレジスタで設
定できるようにしてある。前者の働きをするのがK−R
AMスタートアドレス、後者の働きをするのが画面サイ
ズレジスタである。K−RAMスタートレジスタにはB
ATとCGアドレスがあり、図4の形式でアドレス指定
する。
主画面と副画面がそれぞれ指定できる。主画面と副画面
の関係は、副画面の上に主画面が重なっている状態で表
示される。
管理することができる。このため、BAT、CGともア
ドレスレジスタは個々に持つ。すなわち、BG0では4
個のアドレスレジスタが用意される。これに対してBG
1〜BG3では、主副画面は1つのアドレスレジスタで
対応させているために、BATとCGのそれぞれに対し
て1つ、すなわち計2個ずつである。
/Bは、ARAMかBRAMかの区別を表す。K−RA
MはARAMとBRAMの2種類があり、A/B=0の
ときはARAMを、A/B=1のときはBRAMを、そ
れぞれポイントする。
−RAMの関係を示したものである。BATレジスタの
下位7ビットに0を10個つけた値がBATのアドレス
である。一方、BATが示すCGのアドレスは色モード
によって次のように求める。
000000000 ・16色モードの場合 0<キャラクタコード>0000+<CGアドレス>0
000000000 ・256色モード、64K色モード、16M色モードの
場合 <キャラクタコード>00000+<CGアドレス>0
000000000
内容(図1参照)、<CGアドレス>はCGアドレスレ
ジスタの下位7ビットである。ただしキャラクタコード
は、256色モードでは最上位ビットを0、64K色モ
ードおよび16M色モードでは最上位から2ビット目も
0とする。これによって同じBATでも、CGアドレス
を変えるだけで、まったく違ったCGを参照することが
できる。
ングされ、次のHSYNCで有効になる(HSYNC:
走査線が画面左から右に走り、再び画面左に戻る非表示
期間)。
した画面として扱えるのも、BATが独立して自由なエ
リアに持てるからである。これがどのようなメリットを
もたらすかを、図6に示す例で説明する。
として従来のBATの例を説明する。従来のBATでは
連続した領域しか取れないから、図6のような絵を作る
には、CGを上下用のものを作っておく。CGは連続し
た領域でもよく、離れていてもよい。
てのみ、表示される。下の絵だけを変えるには、新しい
絵用のCGにBATの下半分のキャラクタコードを新し
いCGに書き換える必要がある。
ドレスだけを変えるのと違って、時間がかかる。したが
って、一瞬にして上下の画面を分けて表示するとはいか
ない。
AT1が持ち、下も絵をBAT2に持たせる。その置き
場所はK−RAM上のどの位置でもよい。CGはBAT
1、BAT2に対応した絵を用意しておく。
レジスタをBAT1に設定しておき、画面中央を表示す
る前にBAT2のアドレスに切り換える。これだけの操
作で上の絵と下の絵が独立した形で表示できる。という
のは、BATアドレスレジスタの内容は、次のHSYN
C時には有効になるからである。さらに上の絵だけを変
える場合には、別のBATを用意しておき、そのBAT
アドレスを変えるだけで、同様に下の画面だけを変える
ことができる。
本発明のようなBATアドレスレジスタを使った場合と
違って、2人のプレイヤが上下の画面を分割してゲーム
をすることはできない。
ンシャルでは1ドット単位のCGを定義する。画面全体
を赤、青、黄色……のように変えていく場合を考えてみ
る。これを実現するにはいくつかの方法があるが、BA
Tアドレスレジスタの利用とCGアドレスレジスタの利
用の2つのケースを考えてみる。
ドでは、定義されたBATの内容が画面全体に展開され
るからである。
とCGをそれぞれ対応させて用意しておき、VSYNC
の間に順次BATアドレスレジスタの内容を別の色を定
義したBATのアドレスに変えてゆく。VSYNCは1
画面表示後に走査線が画面上部に戻るまでの非表示期間
である。
は一つだけで、CGは変化させる色の数だけ用意してお
き、VSYNCの間に順次CGアドレスレジスタのアド
レスを変えてゆく。
せ、後者はCGアドレスレジスタを変化させているが、
ともに画面は赤、青、黄色……のように変化する。16
M色モードの場合でも、BATは1ワード(16ビッ
ト)、1色を定義するCGは2ワードですむ。したがっ
て、わずかなメモリでしかも簡単なレジスタ操作でこの
ような処理が行える。
画像処理に際し、その都度必要なBATエリアを確保
し、必要な大きさを取ることができるので、メモリの有
効利用が可能となる。また、HSYNCの間にBATア
ドレスレジスタが有効になるから、水平方向に画面分割
することが簡単に行える。この点は従来の技術では行え
なかった。
である。
を示す図である。
ント位置の説明図である。
説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 外部ブロックシーケンシャル形式、外部
ドットシーケンシャル形式、および内部ドットシーケン
シャル形式の複数の属性を有するバックグラウンド画面
をメモリ上のバックグラウンドアトリビュートテーブル
により管理するコンピュータ装置において、前記バック
グラウンドアトリビュートテーブルのスタートアドレス
を指定するレジスタを設けたことを特徴とするコンピュ
ータ装置。
Priority Applications (8)
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---|---|---|---|
JP4284979A JP2905343B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | バックグラウンドアトリビュートテーブルのスタートアドレス指定レジスタ付きコンピュータ装置 |
US08/113,920 US5459485A (en) | 1992-10-01 | 1993-08-31 | Image and sound processing apparatus |
DE69329724T DE69329724T2 (de) | 1992-10-01 | 1993-09-03 | Ton- und Bilddatenverarbeitungsapparat |
EP93306986A EP0590807B1 (en) | 1992-10-01 | 1993-09-03 | Image and sound processing apparatus |
TW082107332A TW223161B (ja) | 1992-10-01 | 1993-09-08 | |
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CA 2452420 CA2452420A1 (en) | 1992-10-01 | 1993-09-09 | Image and sound processing apparatus |
CA 2452387 CA2452387A1 (en) | 1992-10-01 | 1993-09-09 | Image and sound processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4284979A JP2905343B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | バックグラウンドアトリビュートテーブルのスタートアドレス指定レジスタ付きコンピュータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06180575A JPH06180575A (ja) | 1994-06-28 |
JP2905343B2 true JP2905343B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=17685564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4284979A Expired - Fee Related JP2905343B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | バックグラウンドアトリビュートテーブルのスタートアドレス指定レジスタ付きコンピュータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2905343B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59121090A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-12 | 松下電器産業株式会社 | 表示装置 |
JPH068993B2 (ja) * | 1987-02-05 | 1994-02-02 | 株式会社ナムコ | 映像表示装置 |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP4284979A patent/JP2905343B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06180575A (ja) | 1994-06-28 |
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