JP2905020B2 - 包装錦糸卵 - Google Patents
包装錦糸卵Info
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- JP2905020B2 JP2905020B2 JP5020844A JP2084493A JP2905020B2 JP 2905020 B2 JP2905020 B2 JP 2905020B2 JP 5020844 A JP5020844 A JP 5020844A JP 2084493 A JP2084493 A JP 2084493A JP 2905020 B2 JP2905020 B2 JP 2905020B2
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、錦糸卵の小分け包装に
関するものであり、更に詳細には、計量器を用いること
なく錦糸卵を自動的に小分け包装する特に工業的にすぐ
れた技術に関するものである。
関するものであり、更に詳細には、計量器を用いること
なく錦糸卵を自動的に小分け包装する特に工業的にすぐ
れた技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】錦糸卵は、柔軟性があり付着力も強いた
めに、一定量を計量しカットして容器に充填するのが非
常に困難であって、自動化ないし機械化することが困難
であり、大量包装の場合はともかく、小分け包装の場合
に自動化ないし機械化することができなかった。
めに、一定量を計量しカットして容器に充填するのが非
常に困難であって、自動化ないし機械化することが困難
であり、大量包装の場合はともかく、小分け包装の場合
に自動化ないし機械化することができなかった。
【0003】そこでやむを得ず、小分け包装の場合は、
マニュアル操作を行うしかなく、現在までのところ、自
動小分け包装した錦糸卵の製造に成功した例は知られて
いない。
マニュアル操作を行うしかなく、現在までのところ、自
動小分け包装した錦糸卵の製造に成功した例は知られて
いない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】錦糸卵は、自由水を含
むものは比重が重くベト付き、準決水領域に乾燥したも
のは比重が軽過ぎて、いずれも形状が細長くて、物性と
して剛柔性が不適な上、表面滑性が乏しい為、たわみ易
くて折れ癖がついたり、ひっついたり、からんだり、も
つれ易く、エアー噴射やバイブレーションで強制して
も、自由に自動定量充填する事ができないという欠点が
あった。
むものは比重が重くベト付き、準決水領域に乾燥したも
のは比重が軽過ぎて、いずれも形状が細長くて、物性と
して剛柔性が不適な上、表面滑性が乏しい為、たわみ易
くて折れ癖がついたり、ひっついたり、からんだり、も
つれ易く、エアー噴射やバイブレーションで強制して
も、自由に自動定量充填する事ができないという欠点が
あった。
【0005】そこで、特に小分け包装の場合はマニュア
ル操作に頼らざるを得なくなるが、たとえ指先や箸で摘
んで小袋に入れ量って、定量充填できたとしても、小袋
包装フィルム内面のシール部の噛込みを防ぎ乍ら充填す
るには、熟練した指先の技と多大な作業時間を要し、そ
の割に処理量が微々としかならず、生産性が低く、その
上、手作業による微生物汚染も避けられないため、食品
衛生上からも種々問題があった。
ル操作に頼らざるを得なくなるが、たとえ指先や箸で摘
んで小袋に入れ量って、定量充填できたとしても、小袋
包装フィルム内面のシール部の噛込みを防ぎ乍ら充填す
るには、熟練した指先の技と多大な作業時間を要し、そ
の割に処理量が微々としかならず、生産性が低く、その
上、手作業による微生物汚染も避けられないため、食品
衛生上からも種々問題があった。
【0006】本発明は自動定量包装する新規な手段によ
って、これら問題点を解決せんとするものである。
って、これら問題点を解決せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成して、従来なし得なかった錦糸卵の自動小分け包装、
つまり小分け包装の自動化ないし機械化を可能ならしめ
るためになされたものであって、一定サイズの錦糸卵シ
ートをスリットして糸状となし、次いで一定長さにカッ
トし、そのカットカウントによって一定量を得て容器に
充填、包装する際、いずれかの工程において錦糸卵を凍
結せしめることにより、目的を達成するのにはじめて成
功した。
成して、従来なし得なかった錦糸卵の自動小分け包装、
つまり小分け包装の自動化ないし機械化を可能ならしめ
るためになされたものであって、一定サイズの錦糸卵シ
ートをスリットして糸状となし、次いで一定長さにカッ
トし、そのカットカウントによって一定量を得て容器に
充填、包装する際、いずれかの工程において錦糸卵を凍
結せしめることにより、目的を達成するのにはじめて成
功した。
【0008】さらに必要によっては、得られた包装品を
誘電加熱して、包装内部を発生した湿熱で高温度の雰囲
気に達せしめ殺菌する事によって、長期保存に耐える製
品を得、更に包装効果を高めるものである。
誘電加熱して、包装内部を発生した湿熱で高温度の雰囲
気に達せしめ殺菌する事によって、長期保存に耐える製
品を得、更に包装効果を高めるものである。
【0009】以下、本発明を詳しく説明するが、本発明
を実施するには、一定サイズの錦糸卵シートを調製する
必要がある。
を実施するには、一定サイズの錦糸卵シートを調製する
必要がある。
【0010】一定サイズの錦糸卵シートは、常法にした
がって製造すればよく、卵、調味料、その他必要な原料
を適宜常法にしたがってスラリーとなし、これを成形加
熱して得られた、厚さと幅が一定サイズのシート状に加
工された食品である。加熱は準結合水領域に水分調整し
たスラリーを誘電加熱したものが良いが、自由水を含ん
だスラリーを外部加熱したものであってもよい。一定サ
イズとは、普通は厚さ0.2〜3mm、幅60〜600
mm程度の範囲の一定したサイズを決めて、エンドレス
なシートベルト状にしたものが多いが、そのサイズは所
望によって自由に変更できるものである。
がって製造すればよく、卵、調味料、その他必要な原料
を適宜常法にしたがってスラリーとなし、これを成形加
熱して得られた、厚さと幅が一定サイズのシート状に加
工された食品である。加熱は準結合水領域に水分調整し
たスラリーを誘電加熱したものが良いが、自由水を含ん
だスラリーを外部加熱したものであってもよい。一定サ
イズとは、普通は厚さ0.2〜3mm、幅60〜600
mm程度の範囲の一定したサイズを決めて、エンドレス
なシートベルト状にしたものが多いが、そのサイズは所
望によって自由に変更できるものである。
【0011】これをスリッター等に導いて一定幅の糸状
に切断するが、そのサイズも所望によって自由に変更で
きるものである。一定幅の糸状に切断した食品は、続い
て回転刃等を用いて一定の長さにカットされるが、その
長さサイズも所望によって自由に変更できるものであ
る。
に切断するが、そのサイズも所望によって自由に変更で
きるものである。一定幅の糸状に切断した食品は、続い
て回転刃等を用いて一定の長さにカットされるが、その
長さサイズも所望によって自由に変更できるものであ
る。
【0012】本発明のひとつの特徴は、この一定長さに
カットする時、そのカットの回数をカウントする事によ
って、一定量を得、重さの計測によらないで一定量を得
るところにある。このシステムを採用したことによっ
て、非常に取扱いにくく計量が困難であった生乾きで水
を含んで湿った錦糸卵を効率良く正確に計量することが
可能となり、しかも計量ロスがなく、冷却工程の新規採
用とも相まって、生乾きで水を含んで湿った錦糸卵の小
分け包装の機械化ないし自動化がはじめて可能となった
のである。
カットする時、そのカットの回数をカウントする事によ
って、一定量を得、重さの計測によらないで一定量を得
るところにある。このシステムを採用したことによっ
て、非常に取扱いにくく計量が困難であった生乾きで水
を含んで湿った錦糸卵を効率良く正確に計量することが
可能となり、しかも計量ロスがなく、冷却工程の新規採
用とも相まって、生乾きで水を含んで湿った錦糸卵の小
分け包装の機械化ないし自動化がはじめて可能となった
のである。
【0013】本発明のまた別の特徴は、上記したように
冷却工程を新規に採用した点であり、またこの工程と上
記計量工程とを有機的に結合した点である。冷却処理
は、一定サイズの錦糸卵シートをスリットする工程〜容
器に充填、シールする工程の少なくともいずれかで行
う。例えば、スリットして糸状となし、これをカットす
る際に凍結したり、及び/又は、カットカウントによっ
て得た一定量をそのまま凍結しながら容器に充填したり
すればよく、また希望するのであれば全工程を凍結して
行ってもよい。
冷却工程を新規に採用した点であり、またこの工程と上
記計量工程とを有機的に結合した点である。冷却処理
は、一定サイズの錦糸卵シートをスリットする工程〜容
器に充填、シールする工程の少なくともいずれかで行
う。例えば、スリットして糸状となし、これをカットす
る際に凍結したり、及び/又は、カットカウントによっ
て得た一定量をそのまま凍結しながら容器に充填したり
すればよく、また希望するのであれば全工程を凍結して
行ってもよい。
【0014】このように生の錦糸卵は、自由水を含むた
めカットした後は糸状の形状を保持しにくく、また付着
性ないし粘着性があるため容器への充填性が悪くなり、
包装するのが困難であるが、上記のように製造工程例え
ばカット〜シール工程の間の少なくとも一部を凍結して
行えば、充分に所期の目的が達成される。また、錦糸卵
の原料としてオリゴ糖など糖分解物や、高融点油脂、ゼ
ラチン、寒天等冷熱で固化する性質を有する物質を更に
使用する場合であって、常温では充填性が悪くなり、低
温域では切断後も糸状の形状を失わず、小袋等の容器に
容易に充填することができ、しかもシール面に残留して
かみ込みが発生することもない場合には、凍結処理にか
えて冷却処理することも可能である。
めカットした後は糸状の形状を保持しにくく、また付着
性ないし粘着性があるため容器への充填性が悪くなり、
包装するのが困難であるが、上記のように製造工程例え
ばカット〜シール工程の間の少なくとも一部を凍結して
行えば、充分に所期の目的が達成される。また、錦糸卵
の原料としてオリゴ糖など糖分解物や、高融点油脂、ゼ
ラチン、寒天等冷熱で固化する性質を有する物質を更に
使用する場合であって、常温では充填性が悪くなり、低
温域では切断後も糸状の形状を失わず、小袋等の容器に
容易に充填することができ、しかもシール面に残留して
かみ込みが発生することもない場合には、凍結処理にか
えて冷却処理することも可能である。
【0015】冷却は対象物が薄いシート若しくは糸状な
ので少量の微生物不活性なガス、例えばLCO2、LN2
を放出して冷熱を供給し、瞬間的に冷凍もしくは冷却す
ると都合がいい。到達温度は所望によるが、普通は0〜
−10℃で実施される。要はカット〜充填シールし終る
までをスムースにできる品温を維持すれば、一定の糸状
サイズに切断でき、そのワンカウントの集積で一定量が
得られればいいのである。
ので少量の微生物不活性なガス、例えばLCO2、LN2
を放出して冷熱を供給し、瞬間的に冷凍もしくは冷却す
ると都合がいい。到達温度は所望によるが、普通は0〜
−10℃で実施される。要はカット〜充填シールし終る
までをスムースにできる品温を維持すれば、一定の糸状
サイズに切断でき、そのワンカウントの集積で一定量が
得られればいいのである。
【0016】一袋に充填すべき一定量は、この一定サイ
ズに切断するワンカウントの集積で得られるものであ
る。また所望の厚みや幅の増減によって、ワンカウント
の量を増減する事もできるものである。
ズに切断するワンカウントの集積で得られるものであ
る。また所望の厚みや幅の増減によって、ワンカウント
の量を増減する事もできるものである。
【0017】このようにして包装錦糸卵の自動化がはじ
めて可能となった。しかしながら、生の錦糸卵は自由水
すなわち凍結しうる水を含むものであるので、耐熱性菌
や落下微生物の付着に対して極めてリスキィで、長期保
存は困難であり、したがって従来はpH低下の目的で乳
酸などの緩衝剤が多用されている。
めて可能となった。しかしながら、生の錦糸卵は自由水
すなわち凍結しうる水を含むものであるので、耐熱性菌
や落下微生物の付着に対して極めてリスキィで、長期保
存は困難であり、したがって従来はpH低下の目的で乳
酸などの緩衝剤が多用されている。
【0018】本発明においては、味覚上と安全な健康確
保のために添加物を利用しないで、二次汚染の増殖を防
止する目的で、包装済の密封製品を引続いて誘電加熱し
無菌化して、更に包装錦糸卵の包装性を高めるものであ
る。
保のために添加物を利用しないで、二次汚染の増殖を防
止する目的で、包装済の密封製品を引続いて誘電加熱し
無菌化して、更に包装錦糸卵の包装性を高めるものであ
る。
【0019】すなわち誘電損失係数の値が小さい耐熱性
の包装フィルム、例えばKOPエバール等を用いた包装
品を誘電加熱して、包装内部を発生した湿熱で70〜1
50℃、好ましくは78℃〜140℃の雰囲気におき殺
菌せしめるものである。密封内部は発生した湿熱で均一
に加圧されて熱の廻りが良く、隈無く殺菌できるもので
ある。到達最高温度と処理量は、主として単位面積当り
のマイクロ波電力/試料目方×時間によって自由に設定
されるものである。品温は少なくとも70℃以上、好ま
しくは78℃以上、更に好ましくは105〜110℃、
耐熱性芽胞菌を内在する場合は誘電損失係数の値が小さ
い例えば四弗化エチレン製のリテーナー等に包装品を詰
めて120〜150℃で誘電加熱し殺菌される。これら
条件は二次汚染機会確度によって選ばれるものである。
袋内部に発生した自由水の露滴は冷却と共に再び錦糸状
食品内部へ吸収されるので問題はない。
の包装フィルム、例えばKOPエバール等を用いた包装
品を誘電加熱して、包装内部を発生した湿熱で70〜1
50℃、好ましくは78℃〜140℃の雰囲気におき殺
菌せしめるものである。密封内部は発生した湿熱で均一
に加圧されて熱の廻りが良く、隈無く殺菌できるもので
ある。到達最高温度と処理量は、主として単位面積当り
のマイクロ波電力/試料目方×時間によって自由に設定
されるものである。品温は少なくとも70℃以上、好ま
しくは78℃以上、更に好ましくは105〜110℃、
耐熱性芽胞菌を内在する場合は誘電損失係数の値が小さ
い例えば四弗化エチレン製のリテーナー等に包装品を詰
めて120〜150℃で誘電加熱し殺菌される。これら
条件は二次汚染機会確度によって選ばれるものである。
袋内部に発生した自由水の露滴は冷却と共に再び錦糸状
食品内部へ吸収されるので問題はない。
【0020】以下、本発明の実施例について述べる。
【0021】
【実施例1】自由水を含む水分活性9.8、水分72
%、厚さ0.6mm、幅80mmのエンドレスなベルト
状卵シートを、放冷して、スリッターで0.9mm幅の
糸状にし、続いてLCO2で−8℃とした冷却ボックス
をパスして凍結せしめ、直ちに回転刃で長さ40mmに
カットした。このワンカット1.0gの3タクト分を凍
結したまま通常の縦型ピローパッカーで自動包装し一食
用の小分けパックした錦糸卵製品を得た。
%、厚さ0.6mm、幅80mmのエンドレスなベルト
状卵シートを、放冷して、スリッターで0.9mm幅の
糸状にし、続いてLCO2で−8℃とした冷却ボックス
をパスして凍結せしめ、直ちに回転刃で長さ40mmに
カットした。このワンカット1.0gの3タクト分を凍
結したまま通常の縦型ピローパッカーで自動包装し一食
用の小分けパックした錦糸卵製品を得た。
【0022】このものはシール面の噛込みがなく、内容
量の誤差も±0.3%の範囲であった。クリーンブース
内で操作しないこのものは、落下菌付着のおそれがある
ので、リテ−ナー型をしたテフロン製のトレーに500
袋を詰め密封してからP.D.11でマイクロ波加熱し
て、内部温度を120℃とし殺菌処理を施した。得られ
た錦糸卵小分け包装品は、生菌数がゼロで、常温に10
0日間保持したが何らの異常も認められなかった。
量の誤差も±0.3%の範囲であった。クリーンブース
内で操作しないこのものは、落下菌付着のおそれがある
ので、リテ−ナー型をしたテフロン製のトレーに500
袋を詰め密封してからP.D.11でマイクロ波加熱し
て、内部温度を120℃とし殺菌処理を施した。得られ
た錦糸卵小分け包装品は、生菌数がゼロで、常温に10
0日間保持したが何らの異常も認められなかった。
【0023】
【発明の効果】本発明によってはじめて錦糸卵の包装を
自動化することが可能となり、業務用大袋から従来不可
能であった2〜4g/袋といった個人用ないし小家族用
の小分け包装の自動化がはじめて可能となった。しかも
重さ計量のための高価なコンピュータースケールシステ
ムも不用であり、簡単な操作でしかも正確な計量を実施
することができ、きわめて工業化に適している。
自動化することが可能となり、業務用大袋から従来不可
能であった2〜4g/袋といった個人用ないし小家族用
の小分け包装の自動化がはじめて可能となった。しかも
重さ計量のための高価なコンピュータースケールシステ
ムも不用であり、簡単な操作でしかも正確な計量を実施
することができ、きわめて工業化に適している。
【0024】そのうえ本発明によれば誘電加熱すること
ができるので効率的に殺菌することができ、したがって
常温で長期保存が可能となった。その結果、製品のシェ
ルフライフが大幅に延びるだけでなく、常温流通が可能
となったので、例えば寿司の素などのパッケージに錦糸
卵を添加することが可能となるなど、食品業界において
更にバラエティに富んだ製品の開発が大いに期待でき
る。
ができるので効率的に殺菌することができ、したがって
常温で長期保存が可能となった。その結果、製品のシェ
ルフライフが大幅に延びるだけでなく、常温流通が可能
となったので、例えば寿司の素などのパッケージに錦糸
卵を添加することが可能となるなど、食品業界において
更にバラエティに富んだ製品の開発が大いに期待でき
る。
【0025】また本発明によれば、大きな包装から非常
に少量の小分け包装も可能となったので、目的に応じて
必要な量の包装錦糸卵を必要に応じてその都度使用すれ
ばよく、従来のようにレストランや家庭において必要で
もないのに大きなパックを購入して不使用分を大量に残
すこともなくなり、その結果、厨房廃棄物も出なくなる
ので、ゴミ公害の防止はもとより貴重な食料品を浪費す
ることもなくなる。そのうえ、本発明の計量システムに
よれば、計量によるロスが少なくなり、その分のコスト
ダウンにつながるだけでなく、貴重な食料資源の浪費防
止にもつながり、本発明は、各方面においてもすぐれた
効果を広く奏するものである。
に少量の小分け包装も可能となったので、目的に応じて
必要な量の包装錦糸卵を必要に応じてその都度使用すれ
ばよく、従来のようにレストランや家庭において必要で
もないのに大きなパックを購入して不使用分を大量に残
すこともなくなり、その結果、厨房廃棄物も出なくなる
ので、ゴミ公害の防止はもとより貴重な食料品を浪費す
ることもなくなる。そのうえ、本発明の計量システムに
よれば、計量によるロスが少なくなり、その分のコスト
ダウンにつながるだけでなく、貴重な食料資源の浪費防
止にもつながり、本発明は、各方面においてもすぐれた
効果を広く奏するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/32 A23B 4/00 A23L 3/01
Claims (5)
- 【請求項1】 一定サイズの錦糸卵シートを、スリット
して一定幅の糸状にし、これを冷熱で凍結した後、一定
の長さにカットし、そのカットカウントによって得た一
定量をそのまま容器に充填し、包装することを特徴とす
る包装錦糸卵の製造法。 - 【請求項2】 一定サイズの錦糸卵シートを、スリット
して一定幅の糸状にし、次いで一定の長さにカットし、
そのカットカウントによって得た一定量をそのまま凍結
しながら容器に充填し、包装することを特徴とする包装
錦糸卵の製造法。 - 【請求項3】 包装した後、誘電加熱処理することを特
徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装錦糸卵の製
造法。 - 【請求項4】 誘電加熱処理を行って、包装内部を発生
湿熱で70〜150℃の雰囲気におき、殺菌せしめるこ
とを特徴とする請求項3に記載の包装錦糸卵の製造法。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかの項に記
載の方法によって製造した包装錦糸卵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5020844A JP2905020B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 包装錦糸卵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5020844A JP2905020B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 包装錦糸卵 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209742A JPH06209742A (ja) | 1994-08-02 |
JP2905020B2 true JP2905020B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=12038392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5020844A Expired - Fee Related JP2905020B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 包装錦糸卵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2905020B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6280197B1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-02-14 | ケンコーマヨネーズ株式会社 | シート状食品の裁断方法 |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP5020844A patent/JP2905020B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06209742A (ja) | 1994-08-02 |
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