JP2904160B2 - 給水用キャビネット - Google Patents

給水用キャビネット

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JP2904160B2
JP2904160B2 JP8316171A JP31617196A JP2904160B2 JP 2904160 B2 JP2904160 B2 JP 2904160B2 JP 8316171 A JP8316171 A JP 8316171A JP 31617196 A JP31617196 A JP 31617196A JP 2904160 B2 JP2904160 B2 JP 2904160B2
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JP
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cabinet
slide shelf
water supply
water tank
shelf
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彩子 日向野
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給水用キャビネット
に係り、更に詳しくは、オフィス内の適宜な箇所に設置
して用いることができ、特に、水道設備から離れたオフ
ィス空間への利用に適した給水用キャビネットに関す
る。
【0002】
【背景技術】従来より、オフィスビルにおいては、テナ
ントオフィス毎に水道設備がそれぞれ設けられることは
少なく、共有スペースの適所、例えば、洗面室等の近傍
に水道設備若しくは給湯設備が設置されるのが一般的で
ある。この場合、各テナントオフィスでは、毎朝担当ス
タッフが水道設備にポットを持参して水や湯を汲みに出
掛け、これをオフィス内に持ち帰って適宜なキッチンキ
ャビネット等の棚板上位に配置する作業が行われてい
る。また、単一の会社ビル内においても、各フロア毎に
同様の作業を行っている状態が見受けられる。更に、
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、湯茶に
供する水や湯は、オフィス要因を始めとした来客のため
に消費されるため、大規模なオフィスでは、その消費量
も相当に激しいものとなる。従って、ポット内の湯がな
くなる毎に水道設備まで出向かなければならず、その煩
に耐えないという不都合がある他、本来の事務作業へも
負担が及ぶという不都合を招来する。特に、水道設備ま
でのアクセス距離が長い場合には、このような不都合は
一層顕著なものとなる。
【0004】また、来客が用いた使用済みの湯飲み類
は、その都度洗浄することが理想的ではあるが、ある程
度まとめて洗浄した方がオフィスワークの効率を向上さ
せる上では好ましい。しかしながら、従来では、使用済
みの湯飲み類が目立たない位置で一定量たまる迄のスト
ック空間が殆どなく、美観上の問題から、使用済み湯飲
み類が発生する度に水道設備まで出向いて洗浄しなけれ
ばならないという不都合があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、このような従来の不都合に着
目して案出されたものであり、その目的は、湯茶用の水
をオフィス要員の近傍に蓄えておくことができるととも
に、使用済みの湯飲み類を一定量までストックすること
ができる給水用キャビネットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、キャビネット本体と、このキャビネット
本体の所定高さ位置に設けられるとともに当該キャビネ
ット本体から引き出し可能に設けられたスライド棚を備
えたキャビネットであって、前記スライド板に水タンク
を載置可能に設けるとともに、当該スライド棚の手前側
縁に前記水タンクの水栓を受け入れる凹部を設ける、と
いう構成を採っている。このような構成とすることで、
オフィスワークを行っている領域内に常に水を蓄えてお
くことができるため、ポット内の湯が消費された場合で
も、逐次追加して湯茶接待等に備えることができる。ま
た、スライド棚をキャビネット内に収納しておくこと
で、書類等を収納するキャビネット等と融合した状態で
外観体裁を良好に維持することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明におけるスライド棚の手前
側縁には、前記水タンクの滑りを規制するストッパを形
成することが好ましい。このように構成すれば、スライ
ド棚を勢い良く引き出して水タンクが手前側に脱落しよ
うとする慣性が生じても、当該水タンクがスライド棚上
に安定して支持されるようになり、足下等への落下によ
る危険を未然に防止可能となる。
【0008】また、前記キャビネット本体は水切りバケ
ットの引き出しを更に含み、前記スライド棚の下方位置
には、ポットが載置可能な下段のスライド棚が設けられ
る、という構成も好ましくは採用されている。水切りバ
ケットに使用済み湯飲み類をストックさせておくこと
で、まとめ洗いに備えることができるとともに、目立た
ない位置に収納してオフィス内の美観も損なうことがな
い。また、ポットを下部スライド棚に載せた状態で、こ
れより上部位置にある水タンクからの給水が行えるよう
になるため、ポットが床面に直接置かれることがなくな
り、衛生的な状態を保って水の補給作業を行うことがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る給水用キャビネットの実
施例を図面を参照しながら説明する。
【0010】図1には、本実施例に係る給水用キャビネ
ットの使用状態を示す概略斜視図が示されている。この
図において、給水用キャビネットは、手前側が開放形状
に設けられて複数の収納区分が形成されたキャビネット
本体11と、このキャビネット本体11に引き出し可能
に収容された上下二段のスライド棚13,14と、これ
らの各スライド棚13,14の右側位置に設けられた上
段の引き出し15と、下段の片開き扉16とを備えて構
成されている。
【0011】前記キャビネット本体11は、底壁20の
左右両端に立設された側壁21と、これらの側壁21の
上端に配置された天板22と、前記側壁21間に設けら
れた仕切り壁24と、図示省略された後壁とにより構成
されている。天板22は平面部22Aと、この平面部2
2Aの後端側から上方に向けられるとともに、当該平面
部22Aと一体的に形成された起立部22Bとを備えて
構成されている。起立部22Bにはコンセント27が配
設され、当該コンセント27に電気湯沸しポット29の
他、コーヒーメーカー等の電気製品から導出する電気プ
ラグが差し込み可能に設けられている。
【0012】前記上段のスライド棚13は、キャビネッ
ト本体11の左側に位置する側壁21と前記仕切り壁2
4との相対面に設けられた図示しないトリプルサスペン
ションレールに支持されている。この上段のスライド棚
13は、全体として平坦な板状をなし、その手前側縁の
略中央部に奥行方向に若干落ち込んだ凹部31を形成す
るように、当該凹部31を挟む両側に上方に向けられた
左右一対のストッパ33を備えた形状となっている。上
段のスライド棚13の上面には、ポリプロピレン等の樹
脂材料によって形成された水タンク35が横向きに載置
可能となっており、この水タンク35の水栓35Aは前
記凹部31内に受容可能に設けられ、これにより、水栓
35A部分がスライド棚13の手前側縁より突出しない
ようになっている。なお、本実施例における水タンク3
5は、10リットル容量のものが採用されており、相当
の消費量にも一定程度において対応することができる。
なお、スライド棚13は、その後端側に図示しない起立
部が形成されており、この起立部によって水タンク35
の後方への滑りも防止可能となっている。
【0013】前記下段のスライド棚14は、引き出され
た状態でポット29等が載せられるようになっており、
このポット29の上部に前記水栓35Aが位置するよう
に設けられている。従って、常に衛生的に保つことので
きる下段のスライド棚14を用いてポット29に水の補
給を行うことができる。なお、図中左側の側壁21には
扉38がヒンジ連結され、前記スライド棚13,14が
キャビネット本体11内に収容された位置にあるときに
閉塞され、これにより、水タンク35等が外部から見え
ないように設けられている。
【0014】前記上段の引き出し15は、図示しないト
リプルサスペンションレールに支持される底板42と、
この底板42の手前側に連設された正面壁43とからな
り、底板42上に水切りバケット44が収納可能に設け
られている。また、下段の片開き扉16は、ここでは図
示省略しているが、その内面側にふきん掛けが取り付け
られているとともに、その内部空間には、適宜な仕切り
棚が掛け渡されており、未使用の食器を始めとした種々
のキッチン用具類が収納可能となっている。
【0015】なお、図示省略しているが、本実施例に係
るキャビネットは、引き出し15、片開き扉16が設け
られている側のキャビネット本体11の内側空間を、乾
燥器機能付きのオプションとして構築することもでき
る。この場合、水切りバケット44に洗浄済みの食器類
を収納した際に、これらを自動乾燥させることができ、
衛生面の改善を図ることができる。
【0016】本実施例では、上段のスライド棚13及び
引き出し15をトリプルサスペンションレールを介して
支持する構成としているため、これらを手前側に十分に
引き出すことができる。従って、水タンク35や水切り
バケット44をキャビネット本体11の手前側に完全に
表出させることができるようになり、取り出し作業を容
易に行うことができる一方、水タンク35をスライド棚
13上に再びセットするときの作業も容易に行うことが
できる。また、引き出し15は側壁を有しない構造とし
て形成されているため、水切りバケット44を横方向に
スライドさせて取り出すことも可能となる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャビネット本体から引き出し可能に設けられたスライ
ド棚に水タンクを載置可能に設けるとともに、当該スラ
イド棚に水タンクの水栓を下向きに位置させる凹部を設
けたから、オフィス業務を行う作業領域内に水を常時蓄
えておくことができ、水の補給が必要となった場合でも
水道設備の設置箇所まで出掛ける必要性がなくなり、オ
フィス業務を行っている至近領域内で湯茶接待等に備え
ることができるという効果を得る。また、スライド棚を
キャビネット内に収納しておくことができるため、書類
等を収納するキャビネット等と融合した状態が保たれる
ようになり、オフィス内で何らの違和感も与えることな
く外観上の体裁を良好に確保することができる。
【0018】また、スライド棚の手前側縁に水タンクの
滑りを規制するストッパを形成したから、スライド棚が
勢い良く引き出されても、水タンクが手前側に脱落する
虞が全くなく、足下等への落下による危険も未然に防止
することができる。
【0019】更に、前記キャビネット本体は水切りバケ
ットの収納部を備えているとともに、スライド棚の下方
位置にポット等が載置可能な下部スライド棚が設けられ
ているため、水切りバケットに使用済み湯飲み類をスト
ックさせておくことで、まとめ洗いに備えることが可能
となり、作業の効率を改善できるとともに、目立たない
位置への収納を可能としてオフィス内の美観も損なう虞
が回避できる。しかも、ポットを下部スライド棚に載せ
た状態で上部位置にある水タンクからの給水が行えるた
め、ポットが床面に直接置かれることもなく、衛生的に
も好ましい状態で水の補給を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る給水用キャビネットの使用状態を
示す概略斜視図。
【符号の説明】
11 キャビネット本体 13 スライド棚 14 スライド棚 15 引き出し 29 ポット 31 凹部 33 ストッパ 35 水タンク 44 水切りバケット

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット本体と、このキャビネット
    本体の所定高さ位置に配置されるとともに当該キャビネ
    ット本体から引き出し可能に設けられたスライド棚を備
    えたキャビネットであって、前記スライド棚に水タンク
    を載置可能に設けるとともに、当該スライド棚の手前側
    縁に前記水タンクの水栓を受け入れる凹部を設けたこと
    を特徴とする給水用キャビネット。
  2. 【請求項2】 前記スライド棚の手前側縁には、前記水
    タンクの滑りを規制するストッパが形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の給水用キャビネット。
  3. 【請求項3】 前記キャビネット本体は水切りバケット
    の引き出しを更に含み、前記スライド棚の下方位置に
    は、ポット類が載置可能な下段のスライド棚が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の給水用キ
    ャビネット。
  4. 【請求項4】 前後方向に出し入れ可能に設けられると
    ともに、上面に水タンクを載置可能に設けた上段のスラ
    イド棚と、この上段のスライド棚の下方位置で前後方向
    に出し入れ可能な下段のスライド棚とを備え、前記上段
    のスライド棚の手前側縁に水タンクの滑りを規制するス
    トッパを設けたことを特徴とする給水用キャビネット。
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