JP2903915B2 - アーク加熱炉の電極昇降制御装置 - Google Patents

アーク加熱炉の電極昇降制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電極と溶融金属との間
にアークを発生させて溶融物を加熱するアーク加熱炉に
おける電極昇降制御装置に関し、より詳しくは、例えば
取鍋精錬炉のように複数の電極を備え、これらの電極を
一括して昇降制御する電極昇降制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】複数の電極と溶融金属との間にアークを
発生させて溶融金属を加熱、精錬するアーク加熱炉の一
つとして例えば取鍋精錬炉があるが、従来のこの種の精
錬炉は図3乃至図4に示すような電極昇降制御装置を備
えており、以下に説明するような電極の昇降制御が行わ
れていた。
【0003】すなわち、図3において、1は取鍋精錬
炉、2は変流器、3は炉用変圧器、4は三相交流電流の
各相がそれぞれ供給される電極、5はベース抵抗、8は
電流設定器、10は設定器、11は電極昇降制御部、1
3及び14はサイリスタ、15は電極昇降モータ、20
は炉用遮断器、21は電圧−電流判定部、22は変成
器、23はベース抵抗、24は補償抵抗回路、25は変
成器である。
【0004】なお、本精錬炉においては、変成器2、ベ
ース抵抗5、電流設定器8、電圧−電流判定部21、設
定器10、昇降制御部11、サイリスタ13、14、及
び電極昇降モータ15からなる回路と、変成器22、ベ
ース抵抗23、補償抵抗回路24、変成器25からなる
回路とは、図示の3本の電極4,4,4のそれぞれにつ
いて設けられているが、同図においてはそのうちの1本
についてのみ示し、他のものについては省略した。
【0005】図示のように、この従来の取鍋精錬炉で
は、炉本体1は接地されており、送電系統には炉用遮断
器20を介して炉用変圧器3の1次側が直列に接続され
ており、炉用変圧器3の2次側に3本の電極4,4,4
が接続されている。
【0006】また、炉用変圧器3の2次側と電極4との
間には変流器2が設けられ、この変流器2にはベース抵
抗5及び電流設定器8を介して電圧−電流判定部21が
接続されている。したがって、炉用変圧器3から電極4
に流れる電極電流が変流器2によって検出され、この電
極電流に応じた電流がベース抵抗5及び電流設定器8を
流れ、電流設定器8において実電流信号に変換されて電
圧−電流判定部21に送られる。
【0007】また、取鍋精錬炉本体1と接地との間に
は、変成器22の1次側が接続され、その2次側にはベ
ース抵抗23及び補償抵抗回路24が接続されている。
この補償抵抗回路24は、それぞれ抵抗値の異なる複数
の抵抗とそれぞれ直列に接続された複数の接点とから構
成され、炉用変圧器3のタップ電圧の切替えに応じて抵
抗値を切替えて、電極4と接地間の電圧を変化させない
ようにするものである。
【0008】そして、ベース抵抗23には変成器25の
1次側が接続され、この変成器25の2次側が電圧−電
流判定部21に接続されている。したがって、電極4に
印加される電極電圧が変成器22により検出され、この
電極電圧に応じた電圧信号が補償抵抗回路24、ベース
抵抗23、変成器25を通して電圧−電流判定部21に
送られる。
【0009】該電圧−電流判定部21は、前記電流設定
器8及び変成器25からの電流信号及び電圧信号に基づ
いて、電圧信号に対応した適正な設定電流が電極4に流
れるように、電極昇降制御部11に対して電極4の昇降
制御信号を送出する。例えば、電圧信号が50Vに対し
て設定電流5Aが設定されおり、50Vの電圧信号を受
けている状態で設定電流信号が変化すれば、この変動に
応じて、設定電流信号が低下すれば電極4を下降させる
制御信号を送出し、一方、設定電流が高くなれば電極4
を上昇させる制御信号を送出するのである。
【0010】このようにして電圧−電流判定部21から
送出された前記制御信号は設定器10を介して昇降制御
部11に入力されるが、昇降制御部11は、この制御信
号に基づいてサイリスタ13,14をオン・オフして電
極昇降モータを正・逆回転させ電極を昇降させることに
より、電極と溶融金属間のアーク長を変化させ各電極の
アーク電流が設定値通りになるように制御を行う。
【0011】さらに、図4は前記図3の電極昇降制御装
置とは別の従来の電極昇降制御装置の構成の一例を示す
説明図である。前記図3に示した電極昇降制御装置と同
一の構成については図中同一の符号を付して説明を省略
する。
【0012】同図において、26及び29は整流回路、
27及び31はベース抵抗、28は電圧−電流比較部、
33は変流器、30は補償抵抗回路、32は電流設定器
である。
【0013】また、本電極昇降制御装置においては、前
記図3の精錬炉と同様に3本の電極4,4,4のそれぞ
れについて、変流器2,33、整流回路26、ベース抵
抗27、電圧−電流比較部28、設定器10、昇降制御
部11、サイリスタ13,14、電極昇降モータ15か
らなる回路が設けられているものであるが、同図におい
てはこのうち1本の電極についてのみ示し、他の電極に
ついては省略した。
【0014】図示のように、この従来の電極昇降制御装
置では、電極電流が変流器2により検出され、この電極
電流に対応した電流信号が整流回路26及びベース抵抗
27を通して実電流信号として電圧−電流比較部28に
入力される。
【0015】変成器22の2次側には整流回路29を介
して補償抵抗回路30が接続され、この補償抵抗回路3
0はベース抵抗31及び電流設定器32を介して電圧−
電流比較部28に接続されている。
【0016】したがって、電極4に印加される電極電圧
信号が整流回路29を通して補償抵抗回路30に送ら
れ、この補償抵抗回路30の出力電圧がベース抵抗31
を通して電流に変換されて電流設定器32に送られ、こ
こでそのときの電極電圧に対応した適正な設定電流が電
流設定器32の出力として電圧−電流比較部28に送出
される。
【0017】電流−電圧比較部28は、実電流と設定電
流とを比較してその偏差を求め、その偏差に応じた電極
4の昇降制御信号を送出する。この昇降制御信号は設定
器10を通して昇降制御部11に送られ、昇降制御部1
1は前記昇降制御信号に基づいて各電極の電極昇降機構
のサイリスタ13,14をオン・オフして電極昇降モー
タを正逆回転させ電極を昇降させることによりアーク長
を制御し、これにより各相(各電極)のアーク電流が設
定値通りとなるように制御を行う。
【0018】以上のように、この種のアーク加熱炉の電
極昇降制御装置においては、電極に印加される電圧と電
極に流れる電流とを比較して、これらの比、すなわちイ
ンピーダンスが一定となるように電極を昇降させる所謂
インピーダンス一定制御を行っている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように従来のアーク加熱炉の電極昇降制御装置では、三
相の各相毎に電極の昇降制御を行っていたため各電極
毎、すなわち三相分のインピーダンス一定制御用の回路
が必要となり、このため炉が大型化することや、製造コ
ストが高くなるなどの問題があった。
【0020】さらに、炉用変圧器の各タップ毎に係数補
正が必要となり、操業途上において電極長が変化し給電
経路のインピーダンスが変化すると、設定通りの電流値
にならず調整が煩雑となることや、制御回路の構成が複
雑となる等の問題もあった。
【0021】また、かかる問題の解決を図った三相の各
相の電極を一括して昇降するアーク加熱炉の電極昇降制
御法の一つとして、三相の内の一相についてのみ前記イ
ンピーダンスを一定にする制御回路を設け、この回路に
よって他の二相についても制御を行うものもあるが、こ
の方法によっても、三相の各相の電極電流がばらつくこ
とにより、炉用変圧器の最大許容電流を超える相が生じ
るおそれがあるとの問題があった。
【0022】本発明は、かかる従来のアーク加熱炉の電
極昇降制御装置における問題を解決すべくなされたもの
で、従来より構造が簡単で調整が容易であり、操作性に
優れたアーク加熱炉の電極昇降制御装置を得ることを目
的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明は、溶融金属との間にアーク放電を発生させる複
数の電極と、これらの電極を一括して昇降させる電極昇
降手段とを備え、前記電極に炉用変圧器を通して三相交
流電流を供給して溶融物を加熱するアーク加熱炉におけ
る電極昇降制御装置であって、前記電極の各々に流れる
電流を検出してそれらの平均値を求める平均電流検出手
段と、前記平均電流検出手段により検出された電流平均
値と予め設定された電流値とを比較してその偏差に応じ
て前記電極を昇降させる制御信号を出力する設定電流−
実電流比較手段と、前記各電極に流れる電流の最大値を
検出する最大電流検出手段とを備え、前記各電極に流れ
る電流の平均値が前記予め設定された電流値となるよう
に、且つ前記各電極に流れる電流の最大値が前記炉用変
圧器の最大許容電流値を超えないように前記複数の電極
を一括して昇降制御することを特徴とするものである。
【0024】
【作用】前記のように構成された本発明においては、前
記平均電流検出手段により電極の各々に流れる電流の平
均値が検出される。この検出データは、前記設定電流−
実電流比較手段に入力され、該設定電流−実電流比較手
段は、前記電極電流の平均値と予め設定された電流値と
を比較し、それらの偏差に応じて前記電極を昇降させる
制御信号を出力する。
【0025】すなわち、前記平均値が前記予め設定され
た設定値より大きい場合には電極を上昇させる制御信号
を出力し、一方、前記平均値が設定値より小さい場合に
は電極を下降させる制御信号を出力する。
【0026】そして、これらの制御信号に基づいて前記
電極昇降手段により前記複数の電極が一括して昇降さ
れ、かくして前記各電極に流れる電流の平均値が前記設
定値となるような制御が行われる。
【0027】さらに本発明に係る電極昇降制御装置で
は、前記最大電流検出手段により各電極に流れる電流の
内の最大値が検出され、この電流値が前記炉用変圧器の
最大許容電流値を超える場合には電極を一括して上昇さ
せる制御信号が出力され、これにより前記各電極に流れ
る電流が前記炉用変圧器の最大許容電流値を超えること
が防止される。
【0028】なお、前記制御において電極の平均電流値
と設定値との間の偏差が比較的小さい場合には電極の昇
降制御信号を出力しないよう不感帯を設け、これによ
り、電極の昇降動作を少なくしハンチングの防止を図る
ことも可能である。
【0029】
【実施例】本発明の実施例を図面に基き説明する。図1
は、本発明の第1の実施例の構成を示す説明図である。
なお、従来の電極昇降制御装置を示した前記図3と同一
の構成については同一符号を付して詳しい説明を省略す
る。
【0030】図示のように、本実施例に係るアーク加熱
炉は、炉本体1内の溶融金属に対しアークを発生させる
3本の電極4,4,4の各々に送電系統から、炉用遮断
器20及び炉用変圧器3を介して三相の交流電流がそれ
ぞれ供給される。
【0031】また、電極4,4,4は、サイリスタ1
3,14、及びモータ15等からなる昇降機構により3
本とも一括して昇降される。
【0032】炉用変圧器3と各電極4との間には、変流
器2が設けられ、炉用変圧器3から電極4に流れる各相
の電極電流に応じた電流がベース抵抗5を介して電極電
流平均部7に入力される。電極電流平均部7は、前記各
電極4に流れる電流の平均値を算出しこれを実電流信号
として設定電流−実電流比較部9に送出する。
【0033】設定電流−実電流比較部9では外部設定器
12により予め設定された設定電流値と電極電流平均部
7から入力された前記実電流値とが比較され、これらの
偏差に応じた電極昇降制御信号を昇降制御部11に送出
する。すなわち、実電流値が設定電流値より小さい場合
には、電極4を下降させる制御信号が送出され、反対に
実電流値が設定電流値より大きい場合には、電極4を上
昇させる制御信号が送出される。
【0034】なお、前記実電流値と設定電流値との偏差
が比較的小さい場合には、不感帯により制御信号は送出
されない。
【0035】そして、昇降制御部11により、設定電流
−実電流比較部9からの制御信号に基づいて、サイリス
タ13,14及びモータ15からなる電極4の昇降機構
が駆動され、これにより前記電極電流が設定値に制御さ
れる。
【0036】さらに、本制御装置には、各電極4に流れ
る電流の大きさを検出してこの電流値と炉用変圧器3の
最大許容電流値とを比較する電極電流最大値判定部6が
設けられており、各電極4のうちいずれかの電流値が前
記炉用変圧器3の最大許容電流値を超えた場合には、該
電極電流最大値判定部6から昇降制御部11に対して、
電極4を上昇させる制御信号が送出され、これにより電
極4が上昇され電極電流が炉用変圧器3の最大許容電流
値内に抑えられる。
【0037】なお、本実施例では、電極4を昇降させる
駆動手段としてモータを用いたが、油圧式の駆動装置を
用いることもできる。
【0038】図2は本発明の第2の実施例の構成を示す
説明図である。本実施例に係る電極昇降制御装置も前記
第1の実施例と同様に、電極電流最大判定部6、電極電
流平均部7、設定電流−実電流比較部9、昇降制御部1
1、外部設定器12などを備えており、また、各電極
4,4,4は、一括して昇降制御される。
【0039】本実施例では、炉用変圧器3と各電極4,
4,4との間にそれぞれ設けられた変流器2,2,2に
より各相の電極電流が検出され、この電極電流に応じた
電流信号が整流回路18、及びベース抵抗19を通して
前記電極電流平均部9に入力される。
【0040】電極電流平均部9では、前記第1の実施例
と同様に、各相(各電極)の平均実電流値が求められ、
この電流値は実電流信号として設定電流−実電流比較部
9に送出される。設定電流−実電流比較部9では、外部
設定器12で設定された設定電流値と前記実電流値とが
比較され、その偏差に応じた電極の昇降信号が昇降制御
部11に対して送出される。
【0041】昇降制御部11は前記昇降信号に基づいて
サイリスタ13,14及びモータ15などからなる電極
昇降機構を駆動させ電極4を昇降制御する。
【0042】また、前記第1の実施例と同様に、電極電
流最大判定部6が、変流器2,33、整流回路18、及
びベース抵抗19を介して各電極の実電流信号を取り入
れ、各相のうちいずれかの電極電流が炉用変圧器3の最
大許容電流を超えた場合に昇降制御部11に電極を上昇
させる信号を送出する。昇降制御部11は該信号を受け
電極3本を一括して上昇させ、これにより、電極電流が
炉用変圧器3の最大許容電流内に抑えられる。
【0043】このように、前記実施例によれば、電極を
昇降制御する電極昇降制御装置、及び電極を昇降させる
駆動装置を各電極毎に設ける必要がなく、炉の構成の簡
単化が図られる。また、各電極電流が炉用変圧器の最大
許容電流を超えるおそれもなくなる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
各電極に流れる電流の平均値と設定値との偏差に基いて
三相の各電極が一括して昇降制御されるため、各電極毎
に昇降制御手段を有していた従来のアーク加熱炉と異な
り、電極の昇降制御手段を一つ設ければ良く、また、イ
ンピーダンス一定制御を行うために従来必要であった電
極と接地間の電圧を検出する検出手段も不要となり、こ
れにより炉、特に電極の昇降制御部の簡単化が図られ
る。
【0045】さらに、炉用変圧器の各タップ毎の係数補
正や、炉本体を含めた給電経路のインピーダンスの相違
による各電極間の調整も不要となり、これにより、炉の
操作も簡単化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示す説明図であ
る。
【図3】従来のアーク加熱炉の電極昇降制御装置の構成
の一例を示す説明図である。
【図4】従来の別のアーク加熱炉の電極昇降制御装置の
構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 炉本体 2,33 変流器 3 炉用変圧器 4 電極 5,19,23,27,31 ベース抵抗 6 電極電流最大値判定部 7 電極電流平均部 8,10,32 電流設定器 9 設定電流−実電流比較部 11 昇降制御部 12 外部設定器 13,14 サイリスタ 15 モータ 18,26,29 整流回路 20 炉用遮断器 21 電圧−電流判定部 22,25 変成器 24,30 補償抵抗回路 28 電圧−電流比較部 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F27B 3/00 - 3/28 F27D 11/08 H05B 7/00 - 7/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融金属との間にアーク放電を発生させ
    る複数の電極と、これらの電極を一括して昇降させる電
    極昇降手段とを備え、前記電極に炉用変圧器を通して三
    相交流電流を供給して溶融物を加熱するアーク加熱炉に
    おける電極昇降制御装置であって、 前記電極の各々に流れる電流を検出してそれらの平均値
    を求める平均電流検出手段と、 前記平均電流検出手段により検出された電流平均値と予
    め設定された電流値とを比較してその偏差に応じて前記
    電極を昇降させる制御信号を出力する設定電流−実電流
    比較手段と、 前記各電極に流れる電流の最大値を検出する最大電流検
    出手段とを備え、 前記各電極に流れる電流の平均値が前記予め設定された
    電流値となるように、且つ前記各電極に流れる電流の最
    大値が前記炉用変圧器の最大許容電流値を超えないよう
    に前記複数の電極を一括して昇降制御することを特徴と
    するアーク加熱炉の電極昇降制御装置。
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