JP2903421B2 - 乾式研米方法及びその装置 - Google Patents

乾式研米方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 一般に、精米器で玄米から精白して作られた米粒の表
面には若干の糠層(糊粉層)が残され、精米加工で発生
した糊粉や胚乳及び胚芽粉からなる、所謂ゆる糠分が混
入されている。精米の米粒に残された糠層は一般家庭の
水道水による“米研ぎ”で研ぎ落され、混入している糠
分等と共に水で洗い流される。水で研がれた白米は、洗
米用の器から炊飯器に移されて炊飯される。洗米された
米粒は水分を含んでいるので、乾燥状態にある米粒より
脆くなり、砕け易い傾向がある。
本発明は、水を使わずに乾燥状態で米を研ぐ乾式研米
方法及びその装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の研米装置に、例えば特開昭58−67217
号公報に記載の装置がある。この広報記載の装置の構成
を、第9図に示す。
第9図において、(a)は洗米器、(b)はその下方
に位置する炊飯器である。(c)は洗米器本体、(d)
はホッパ、(e)は水位調整管、(f)は排出孔、
(g)はバルブ、(h)はロッド、(i)はソレノイド
である。(j)は給水管、(k)はソレノイドバルブ、
(l)はトラフである。また、(m)は排水溝、(n)
は排水管である。
このような構成の装置において、ホッパ(d)より所
定量の米を洗米器本体(c)内に投入した後、図示しな
いスイッチを入れるとタイマが作動してソレノイドバル
ブ(k)が開き、給水管(j)より給水が矢印のごとく
送水され、トラフ(l)の下端から流入する。この流入
により洗米器本体(c)内の米もトラフ(l)内に引き
込まれれ、トラフ(l)の上部より排出されて再び引き
込まれることにより循環して洗米される。本体(c)内
の余分な水はオーバーフロして排水溝(m)に入り、排
水管(n)より排出される。
所定時間給水して洗米した後、ソレノイドバルブ
(k)がタイマの作動により閉じる。次いで、ソレノイ
ド(i)が作動し、ロッド(h)を引上げることにより
バルブ(g)を開く。バルブ(g)が開かれると、排出
孔(f)を介して洗米器本体(c)内の洗米と水位調整
管(e)で水量が調節された水が炊飯器(b)内に落下
する。
[発明が解決しようとする課題] 従来の自動研米装置は、上述のように水を使って洗米
するように構成されている。したがって、洗米用の水を
供給したり排出するための配管を装置に接続するための
給・排水工事と付随設備が必要になる。また、カビが発
生し易い水の利用に基づくカビの発生防止策等の衛生面
上の対策も不可欠で、それだけ全体装置が大形になるこ
とになる。特に、目で見て手加減しながら米が研げる
“米研ぎ”と違って機械的に研米するので、水分を含ん
で脆くなった米粒が砕けて炊き上った米飯の品質が落ち
て炊飯精度を低下させるという致命的な問題点等があっ
た。
本発明は、上記のような従来装置の問題点を解決する
ためになされたもので、水を使わずに米粒が堅い状態で
米を研ぎ、研米用の特別な給・排水設備が不必要な上に
小形に構成すると共に衛生的で、しかも炊き上がった米
飯の米粒の砕け等が生じない炊飯精度の高い乾式研米方
法及び装置を実現しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の第1の手段では、上下方向の軸を中心に回転
する外筒と固定した内筒との間に隙間の大きさが変化し
研米手段を設けた環状の研米室を形成すると共に、内筒
の内部に筒部の隙間を通して研米粉および米に混ざった
糠分を分離する分離室を設けて、外筒の下方から米を取
り入れて研米室を上昇させながら研米手段によって米を
研いで上部の送出口から送り出すと共に、研米粉および
米に混入した糠分を内筒内の分離室の中に落として回収
するようにした乾式研米方法を採用したものである。
また、第2の手段では下部に取入口と上部に送出口が
設けられた回転可能な外筒と、外筒内に同軸方向に配置
されて回りに隙間間隔が変化する環境の研米室を形成し
多数の傾斜したスリットが設けられて内部に研米粉およ
び混入する糠分を分離する分離室を備えた固定の内筒
と、外筒の取入口の外側に設けられて米を収納する収納
筐と、収納室に収納された米を取入口から取入れて研米
室を搬送する搬送手段と、外筒を回転させる駆動源とを
備えた乾式研米装置を構成したものである。
[作用] 本発明の第1の手段においては、米粒が回転する外筒
の下の方から、次々に外筒と内筒の間に形成された研米
室に取り込まれる。研米室に取り込まれた米粒は、研米
室の隙間の大きさの変化によって、不規則な方向に移動
して掻き混ぜられながら、米全体として上に押し上げら
れる。上昇途中で、研米室に設けられた研米手段や米粒
同志の接触によって、米粒の表面にある糠層や胚芽が削
り取られ、かつ磨かれる。そして、研米作用を受けなが
ら研米室の上部に押し上げられた白米は、送出口から送
り出される。また、糠や混入しているゴミ類は、内筒の
隙間を通って分離室の中に落されて回収される。
[発明の実施例] 第1図は本発明実施例の縦断面図、第2図はそのY−
Y断面図である。
第1図において、(1)は基板、(2)は基板(1)
に固定され減速機構を備えた電動機、(3)はその出力
軸である。(4)は駆動プーリ、(5)はベルト、
(6)は従動プーリである。ベルト(5)にはここでは
トルクの伝達中に滑りが発生しないタイミングベルトが
用いられ、両プーリ(4)と(6)の外周にもタイミン
グベルトの歯に対応した歯形が形成されている。
(10)は研米装置の本体である。(20)は本体(10)
の円筒状の外ケースで、上部ケース(21)と中間ケース
(22)及び下部ケース(23)の3部分からなる。(24)
は中間ケース(22)の上下に設けられた複数の連結金具
で、上部ケース(21)と下部ケース(23)を中間ケース
(22)の上と下に着脱可能に連結する。外ケース(20)
は例えば透明な樹脂で作られ、下部ケース(23)の付近
が基板(1)に固定されている。(25)は複数の支柱、
(26)は取付板である。取付板(26)は支柱(25)によ
って、下部ケース(23)の下方に間隔を空けて水平方向
に取付られている。(27)はU字形の保持枠、(28)は
トレイである。トレイ(28)は保持枠(27)内に配置さ
れ、後述の研米動作で分離された糠分等を回収する。
(31)は下部ケース(23)と取付板(26)に固定した環
境の下部軸受座、(32)は2つの球軸受、(33)は両球
軸受(32)に支持された駆動軸である。駆動軸(33)に
は、従動プーリ(6)が取り付けられている。
(41)は中間ケース(22)内の下方に固定された傾斜
リング、(42)は面軸受、(43)は上下のダストシー
ル、(44)は従動軸である。従動軸(44)は面軸受(4
2)に遊嵌され、駆動軸(33)に連結される。(46)は
傾斜リング(41)の上部の傾斜面に対応する傾斜を有す
る4枚のバネ材からなる規制板で、中間ケース(22)内
に一端がネジ(47)で固定され自由端が軸心X−X方向
に延長されている。
(51)は上部ケース(21)に設けられた上部軸受座、
(52)は面軸受、(53)はダストシール、(54)は面軸
受(52)に軸受けされた環状軸である。また、(55)は
上部ケース(21)に固定された上面板、(56)は投入
路、(57)は送出口である。従動軸(44)と環状軸(5
4)の上端と下端は、内面側が外筒(60)の外形に合わ
せて六角形に形成され、外周側は面軸受(42)と(52)
に対応させて円形に作られている〔従動軸(44)は第2
図参照〕。
(60)は外筒、(70)は外筒(60)の内部に同軸方向
に配置された円筒状の内筒である。外筒(60)の上端と
下端には環状軸(54)と従動軸(44)が嵌合して一体に
取り付けられ、面軸受(52)と(42)により回転可能に
外ケース(20)内に支持されている。(63)は従動軸
(44)の上部に設けられた複数個の取入口で、外側の開
口面は規制板(46)の自由端に対向して接触している。
(71)はスリットで、内筒(70)の内外を貫通する。ス
リット(71)は内筒(70)の筒部の途中にほぼ90度隔て
て軸心X−Xの方向に複数個を並べた4組の群に分けら
れ、第3図で示したように各群のスリット(71)はいず
れも直径方向に対して角θ(実施例ではθは約25度)傾
斜して設けられている。また、スリット(71)の溝幅Ws
は、米粒の薄い方の厚さWrより小さくWs<Wrの大きさに
穿設され、米粒がスリット(71)から通り抜けない幅で
開口縁(73)は面取りされずに尖角状に形成されている
(第6,7図)。(74)は内筒(70)の上端に固着された
固定板、(75)は固定ネジである。固定板(74)は固定
ネジ(75)によって上面板(55)に固定され、内筒(7
0)の回りを止める機能を果たす(第4図も参照)。ス
リット(71)を形成した内筒(70)は外筒(60)より長
く作られ、上面板(55)から垂下されて途中が従動軸
(44)及び駆動軸(33)の中空部を通って下端が保持枠
(27)内に露出する。
(12)は研米される前の精米、(13)は研米装置で研
米された白米、(14)は米粒、(15)は精米の中に混入
したゴミ等を含み糠を主体とした糠分である。而して、
外ケース(20)と外筒(60)との間で形成する環状の空
間は研米する精米を一時的に収納する収納室(R1)を構
成し、六角の外筒(60)と円形の内筒(70)との間の環
状の隙間は研米室(R2)を形成し、内筒(70)の内部空
間は糠分(15)を精米(12)から分離する分離室(R3)
をなす。実験結果に基づいて研米室(R2)の軸心X−X
と直交する方向の隙間の最大値Lmと最小値Lnは、普通の
米粒(14)の長さをLrとしたときに、それぞれLm≦2Lr
及びLr≧Lnになる範囲に入る程度に選定されている〔第
5図と第6図も参照〕。
このような構成の本発明装置の研米動作を、次に説明
する。
精米(12)が上部ケース(21)の投入路(56)から収
納室(R1)の中に投入されて、底部の傾斜面から堆積し
て収納される。収納室(R1)に投入された精米(12)の
一部は、取入口(63)と規制板(46)の隙間から研米室
(R2)の底の付近に侵入する。
ここで、電動機(2)が一定速度で駆動されると、そ
の回転力が出力軸(3)と駆動プーリ(4)及びベルト
(5)を介して本体(1)側の従動プーリ(6)に伝達
される。従動プーリ(6)に伝達された回転力は、更に
駆動軸(33)と従動軸(44)に伝えられて下と上を面軸
受(42)と(52)で支承された外筒(60)が第5図の矢
印方向に回転を始める。外筒(60)が回転して第2図の
ように取入口(63)が規制板(46)に向かい合うと、規
制板(46)によって取入口(63)の入口の近くの精米
(12)に求心方向に向かうバネ圧が加えられる。この結
果、3か所の取入口(63)から精米(12)が、研米室
(R2)内に強制的に押し込められる。押し込められた精
米(12)は押し込め力を受けて、既に侵入した精米(1
2)と共に研米室(R2)内に押し上げられる。押上られ
た個々の米粒(14)は、回転する六角形の外筒(60)と
固定した円形の内筒(70)との横断面の形状の相違に伴
う隙間間隔(Lm)−(Ln)=δの変化よつて、不規則な
方向に移動して掻き混ぜられながら、集合体としての精
米(12)が研米室(R2)内を上昇する。
この場合、内筒(70)に接触しながら上昇する米粒
(14)は、第7図に示すようにスリット(71)に一部が
嵌まり込んでスリット(71)の尖角状の開口縁(73)で
表面の糠層が削り取られる。また、研米室(R2)内の上
層部からの重みと下層部からの押し上げに伴う米粒(1
4)同志の揉み合い動作でも、糠層が剥離される。さら
に、米同志の摩擦によって、各米粒(14)の表面に磨き
が掛けられる。そして、小さいゴミ類等を含む糠分(1
5)はスリット(71)の隙間から分離室(R3)側に通り
抜けて精米(12)から分離され、この分離室(R3)を落
下してトレイ(28)の中に溜められる。このように乾燥
状態で研削と研磨を受けながら研米室(R2)の上部に押
し上げられた白米(13)は、送出口(57)から送り出さ
れる。その後、炊飯器に入れられて適量の水が加えられ
てから、加熱されて炊飯工程に移されることになる。
ここで、研米室(R2)に取り入れられる精米(12)の
送出量を(Q)、研米度を(K)とし、外筒(60)の回
転数を(N)とすると、第8図に示すような関係があ
る。精米(12)の送出量(Q)は曲線(q)で示されて
いるように、低速度から速度の上昇に連れて増加し(n
2)を越えると一定値に達し、(n3)を過ぎると急激に
減少する。一方、曲線(k)で示された研米度(K)
は、送出量(Q)が少ない(n1)付近の低速度ほど高い
値を示し、回転数(N)の上昇にほぼ反比例して低下す
る。したがって、外筒(60)の回転数(N)を、2曲線
(q)と(k)の交差する点(p)に対応する回転数
(na)の付近に選ぶことによって研米能率を高く保持す
ることができる。また、曲線(k)の特性が回転数
(N)にほぼ反比例する関係を利用して、回転数(N)
に基づいて玄米から白米に至る胚芽米を含む広い範囲内
で顧客の要請に応じた研米度(K)を設定することもで
きる。
なお、上述の実施例では外筒(60)が板材を六角形に
形成した場合を例示して説明したが、一方側が円形で他
方側を六角形に一体成型したものでもよく、角形も図示
した六角形の拘るものでもなく、要するに研米室(R2)
の隙間の間隔が変化するものであればよい。また、スリ
ット(71)の位置や数等も、必ずしも各実施例に限定す
るものではない。また、実施例で軸心X−Xを垂直にし
て内筒(70)と外筒(60)を同心的に配置した場合で説
明したが、軸心X−Xを垂直に対して0〜60゜程度の角
度に傾けたり、場合によっては内筒(70)と外筒(60)
を偏心させて配置しても良い。また、研米室(R2)の回
りに円筒状の収納室(R1)を設けて3或るいは4か所の
取入口(63)から精米(12)を研米室(R2)に取り入れ
た場合を示したが、本体(20)に別設の収納室から単一
の取入口を通して、精米(12)を研米室(R2)に取り込
むようにしてもよい。さらに、精米(12)を白米(13)
にする研米加工の動作で説明したが、内筒(70)と外筒
(60)に耐摩耗性の金属材料等を用いて、玄米を直接白
米にする研米用に利用することもできる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、上下方向の軸を中心に
回転する外筒と固定した内筒との間に隙間の大きさが変
化し研米手段を設けた環状の研米室を形成すると共に、
内筒の内部に隙間を通して研米粉や米に混ざった糠分を
分離する分離室を設けて、外筒の下方から米を取り入れ
て研米室を上昇させながら研米手段によって米を研いで
上部の送出口から送り出すと共に、米に混入した研米粉
や糠分を内筒内の分離室の中に重力で落として回収する
ようにした乾式研米方法を採用した。
また、下部に取入口と上部に送出口が設けられた回転
可能な外筒と、この外筒内に同軸方向に配置されて回り
に隙間間隔が変化する環状の研米室を形成し多数の傾斜
したスリットが設けられて内部に研米粉や混入する糠分
を分離する分離室を備えた固定の内筒と、外筒の取入口
の外側に設けられて米を収納する収納筐と、収納室に収
納された米を取入口から取入れて研米室を搬送する搬送
手段と、外筒を回転させる駆動源とを備えた乾式研米装
置を構成した。そして、駆動源で外筒を回転させて、収
納室内の米を搬送手段で取入口から取入れて米を研米室
を上昇させる。上昇途中の米は固定内筒の回りを回転す
る外筒に因る研米室の形状の変化、或いは移動する米粒
とスリットとの相互作用や米粒同志の圧接を利用して研
米を行うようにした。
この結果、洗米用の給・排水系の給・排水工事や付随
設備が不必要になる。また、水の使用に伴うカビの発生
と腐敗の防止策等の衛生面上の対策も不要で腐蝕対策も
少なくなり、全体装置が小形でコンパクトに構成でき
る。しかも、乾燥状態の米粒を研ぐので、米粒の砕けが
皆無になり炊き上った米飯の品質が落ちて炊飯精度を低
下させるような問題が発生するようなことがない。
よって、本発明によれば、全体構成が小形かつ衛生的
で、しかも炊飯精度の高い乾式研米方法及び装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の構成説明図、第2図は第1図の
Y−Y断面図、第3図と第4図は第1図の一部の説明図
で、第3図は研米室付近の縦断面図、第4図は内筒の上
面図、第5図乃至第8図は本発明の動作説明図で、第5
図(A),(B)は研米動作の平面図、第6図は米粒の
斜視説明図、第7図はスリットの研米動作の断面図、第
8図は研米度と送出量の特性図、第9図は従来の洗米器
と炊飯器を一体にした自動炊飯器の構成説明図である。 図において、(1)は基板、(2)は電動機、(3)は
出力軸、(4)は駆動プーリ、(5)はベルト、(6)
は従動プーリ、(10)は本体、(12)は精米、(13)は
白米、(14)は米粒、(15)は糠分、(20)は外ケー
ス、(21)は上部ケース、(22)は中間ケース、(23)
は下部ケース、(24)は連結金具、(25)は支柱、(2
6)は取付板、(27)は保持枠、(28)はトレイ、(3
1)は下部軸受座、(32)は球軸受、(33)は駆動軸、
(41)は傾斜リング、(42)は面軸受、(43)はダスト
シール、(44)は従動軸、(45)は連結歯、(46)は規
制板、(47)はネジ、(51)は上部軸受座、(52)は面
軸受、(53)はダストシール、(54)は環状軸、(55)
は上面板、(56)は投入路、(57)は送出口、(60)は
外筒、(63)は取入口、(66)は六角面、(70)は内
筒、(71)は隙間(スリット)、(74)は固定板、(7
5)は固定ネジ、(R1)は収納室、(R2)は研米室、(R
3)は分離室である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向の軸心を中心に回転する外筒と固
    定する内筒との間に隙間間隔が変化する環状の研米室を
    形成すると共に前記内筒の内部に該内筒に設けられた隙
    間を通して米から糠分を分離する分離室を構成し、前記
    外筒の下部から米を取入れて前記研米室を上昇させなが
    ら該研米室に設けられた研米手段により米を研いて上部
    の送出口から送出すると共に研米粉および米に混入した
    糠分を前記分離室に分離して回収するようにした乾式研
    米方法。
  2. 【請求項2】上部に送出口と下部に取入口とを備え上下
    方向の軸心を中心に回転可能に設けられた外筒と、該外
    筒内に同軸方向に配置され周囲に隙間間隔が変化する環
    状の研米室を形成すると共に筒部を貫通する複数の傾斜
    したスリットが設けられて内部に糠分を分離する分離室
    を構成した固定の内筒と、前記外筒の外側に設けられ米
    を収納する収納室と、該収納室に収納された米を前記取
    入口から取入れて研米室を搬送する搬送手段と、前記外
    筒を回転する駆動源とを具備し、 該駆動源により外筒を回転させて搬送手段で収納室内に
    収納された米を取入口から取入れて前記研米室を上昇さ
    せながら研米して送出口から送出すると共に研米粉およ
    び米に混入した糠分を前記分離室に分離して回収してな
    る乾式研米装置。
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