JP2902758B2 - 電気カーペット - Google Patents

電気カーペット

Info

Publication number
JP2902758B2
JP2902758B2 JP24570090A JP24570090A JP2902758B2 JP 2902758 B2 JP2902758 B2 JP 2902758B2 JP 24570090 A JP24570090 A JP 24570090A JP 24570090 A JP24570090 A JP 24570090A JP 2902758 B2 JP2902758 B2 JP 2902758B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
temperature
electric carpet
user
approximately
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24570090A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04124526A (ja
Inventor
祐子 島田
啓 萩原
和典 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP24570090A priority Critical patent/JP2902758B2/ja
Publication of JPH04124526A publication Critical patent/JPH04124526A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2902758B2 publication Critical patent/JP2902758B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、1/fゆらぎの制御を用いた電気カーペット
に関するものである。
[従来の技術] 冬季における暖房手段として、このところ、床暖房が
注目されているが、現在、最も普及しているのは電気カ
ーペットである。従来の電気カーペットは、表面温度セ
ンサーや室温センサーによって、カーペットの表面温度
をなるべく一定に保つような制御を行っており、目標温
度に対する誤差を少なくするような工夫がなされてい
る。
[発明が解決しようとする課題] 第3図は従来の電気カーペットの表面温の時間変化を
示しており、破線は電気カーペットの出力を強めに設定
した場合であり、実線は弱めに設定した場合である。こ
の図から明らかなように、従来の電気カーペットでは、
表面温を一定に保つように制御しているので、長時間使
用すると、使用者とカーペットとの接触部に熱がこもっ
てきてしまうという欠点がある。
第4図の破線は強めに設定した場合の皮膚温度の時
間変化、実線は弱めに設定した場合の皮膚温度の時間
変化、破線は強めに設定した場合の暖かさの主観評価
の時間変化、実線は弱めに設定した場合の暖かさの主
観評価の時間変化である。ここで、主観評価は「熱
い」、「かなり暖かい」、「やや暖かい」、「不感」、
「涼しい」の5段階に分けて表示している。使用者が座
って直ぐに暖かさを感じようとして強めに設定すると、
時間が経つにつれて、破線,に示すように、だんだ
ん熱く感じるようになってしまう。反対に、弱めに設定
すると、実線,に示すように、座ってから数十分は
暖かさが物足りないという欠点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、長時間使用しても熱くなら
ず、使用者にとって単調感や慣れが無く、常に新鮮に暖
かさを感じることができるようにした電気カーペットを
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の電気カーペットにあっては、上記の課題を解
決するために、第1図に示すように、カーペットの表面
温度を使用者が涼しく感じない程度の温度に保ち、且
つ、充分に暖かさを感じる温度に上がるような範囲内
で、通電率を最高値、又は最低値、又は最高値と最低値
の間を略2等分又は略4等分する値のいずれかを取るよ
うに段階的に変化させ、且つ、通電率の時間的変化が全
体としてほぼ1/fゆらぎの波形となるように制御される
ことを特徴とするものである。
[作用] 本発明の電気カーペットにあっては、高通電率期には
比較的速く温度が上昇するので、使用者は確実に暖かさ
を感じることができる。また、高通電率期から低通電率
期に切替わっても温度は徐々に下がって行くので、使用
者の暖か感は直ぐに失くなることはないし、特に、高通
電率期から低通電率期へ徐々に移行する場合には、暖か
感が長く持続する。また、通電率が1/fゆらぎで変化す
るので、穏やかな変化と急激な変化が組み合わされて、
使用者にとって単調感や慣れが生じず、常に新鮮な暖か
感が得られる。そして、高通電率期には確実に暖か感が
生じるため、低通電率期における表面温度は従来の電気
カーペットよりも低く設定しても良く、したがって、温
度が上がり続けることがなく、長時間使用しても熱くな
らないのである。また、1時間あたりの電力量は従来の
ものと殆ど変わらないか、むしろ少なくなる。
[実施例] 第1図及び第2図は本発明の一実施例を示す。第1図
の波形Bは電気カーペットの通電率を示しており、これ
を1/fゆらぎで変化させるのである。ただし、通電率は
連続的な値を取るのではなく、第1図の波形Bに示すよ
うに、最高値、又は最低値、又は最高値と最低値の間を
略2等分又は略4等分する値のいずれかを取るように段
階的に変化させ、且つ、通電率の時間的変化が全体とし
てほぼ1/fゆらぎの波形となるように制御されるもので
ある。これによって電気カーペットの表面温は、第1図
の曲線Aに示すように変化する。電気カーペットの表面
温は、使用者が涼しく感じない程度の温度に保たれる。
また、使用者が充分に暖かさを感じる温度に上がるよう
な範囲内で、通電率を間欠的に上げている。このとき、
使用者の皮膚温は第2図の曲線Cのように変化し、それ
に伴って暖かさの主観評価は第2図の曲線Dのように変
化する。つまり、通電率が高くなると、それに同期して
暖か感を生じ、また、表面温度は徐々に低下するので、
暖か感は直ぐには消滅せず、通電率が低くなっても涼し
くは感じない。そして、通電率が1/fゆらぎで変化する
ので、使用者に単調感や慣れが生じることがなく、常に
新鮮な暖か感が得られる。また、通電率が高くなると、
確実に暖か感が生じるため、低通電率期における表面温
度は、従来の電気カーペットより低く設定しても良いの
で、長時間使用しても熱くは感じないし、使用電力も従
来の電気カーペットと同程度以下である。
[発明の効果] 本発明の電気カーペットでは、通電率が1/fゆらぎで
変化するように制御されるので、通電率が高くなると使
用者には暖か感が生じ、その後、通電率が低くなっても
温度は徐々に低下するので、涼しくは感じないし、通電
率が徐々に低下する場合には特に暖か感が長く持続す
る。そして、通電率が1/fゆらぎで変化しているので、
使用者に単調感や慣れが生じることがなく、常に新鮮な
暖か感が得られる。また、高通電率期には確実に暖か感
が生じるため、低通電率期における表面温度は従来の電
気カーペットよりも低く設定しても良いので、長時間使
用しても熱くは感じないし、使用電力も従来の電気カー
ペットと比べて同程度以下で済むという効果がある。さ
らに、通電率は連続的な値を取るのではなく、最高値、
又は最低値、又は最高値と最低値の間を略2等分又は略
4等分する値のいずれかを取るように段階的に変化さ
せ、且つ、通電率の時間的変化が全体としてほぼ1/fゆ
らぎの波形となるように制御するものであるから、例え
ば、増幅器を用いて電気カーペットの発熱パワーや電気
カーペットの表面温度の検出値が1/fゆらぎとなるよう
に連続的に制御する方式に比べると、制御装置の構成が
簡単になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の動作説明図、第3図及び第
4図は従来例の動作説明図である。 Aは表面温、Bは通電率である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−31657(JP,A) 特開 昭58−94784(JP,A) 特開 昭52−61350(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24D 13/02 H05B 3/00 355

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーペットの表面温度を使用者が涼しく感
    じない程度の温度に保ち、且つ、充分に暖かさを感じる
    温度に上がるような範囲内で、通電率を最高値、又は最
    低値、又は最高値と最低値の間を略2等分又は略4等分
    する値のいずれかを取るように段階的に変化させ、且
    つ、通電率の時間的変化が全体としてほぼ1/fゆらぎの
    波形となるように制御されることを特徴とする電気カー
    ペット。
JP24570090A 1990-09-15 1990-09-15 電気カーペット Expired - Fee Related JP2902758B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24570090A JP2902758B2 (ja) 1990-09-15 1990-09-15 電気カーペット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24570090A JP2902758B2 (ja) 1990-09-15 1990-09-15 電気カーペット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04124526A JPH04124526A (ja) 1992-04-24
JP2902758B2 true JP2902758B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=17137509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24570090A Expired - Fee Related JP2902758B2 (ja) 1990-09-15 1990-09-15 電気カーペット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2902758B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0638826A (ja) * 1992-07-21 1994-02-15 Sharp Corp ヘアードライヤー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04124526A (ja) 1992-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Carlisle Heat intake and hypothalamic temperature during behavioral temperature regulation.
JP2902758B2 (ja) 電気カーペット
JP2582932B2 (ja) 電気カーペット
JP2995824B2 (ja) 暖房システム
JP2851628B2 (ja) 加熱調理器
JP3069078B2 (ja) 電位治療器及び温熱・電位治療器
JPS60241412A (ja) 電気炊飯器
JP2608874B2 (ja) 電気床暖房器具
JP2518416B2 (ja) 採暖布
JPS60256451A (ja) 電気サウナバス
JPH0668379B2 (ja) 温度制御装置
JPH0317852Y2 (ja)
JP2838806B2 (ja) 電気こたつ
JPS5668802A (en) Physical quantity control unit
JPH07114142B2 (ja) 電気毛布
JPH02103316A (ja) ストーブおよびそのコントローラ
JPH0447528Y2 (ja)
JPH01145035A (ja) 電気暖房便座
JPS63102191A (ja) 電気毛布
JPH0239259B2 (ja)
JPS58124154A (ja) コタツ
JPS62120816A (ja) 炊飯器
JPS60220590A (ja) 電気毛布
JPH0483126U (ja)
JPS61137516A (ja) 就寝用採暖具

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees