JP2902595B2 - ステアリングホイール - Google Patents
ステアリングホイールInfo
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- JP2902595B2 JP2902595B2 JP8169994A JP16999496A JP2902595B2 JP 2902595 B2 JP2902595 B2 JP 2902595B2 JP 8169994 A JP8169994 A JP 8169994A JP 16999496 A JP16999496 A JP 16999496A JP 2902595 B2 JP2902595 B2 JP 2902595B2
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- Japan
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- steering
- inflator
- upper cover
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- Steering Controls (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグを備え
たステアリングホイールに関する。
たステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアバッグを内装したステアリン
グホイールは、ステアリングホイール部と、ステアリン
グホイール部をステアリングシャフトへ支持するための
ステアリング支持部と、ステアリング支持部を覆うアッ
パーカバーとを備えており、アッパーカバーには、ホー
ンなどの電装部品と、ガスを瞬時に発生させてエアバッ
グを展開させるインフレータとを設けている。
グホイールは、ステアリングホイール部と、ステアリン
グホイール部をステアリングシャフトへ支持するための
ステアリング支持部と、ステアリング支持部を覆うアッ
パーカバーとを備えており、アッパーカバーには、ホー
ンなどの電装部品と、ガスを瞬時に発生させてエアバッ
グを展開させるインフレータとを設けている。
【0003】そして、電装部品とインフレータとには、
それぞれ、電源に接続される電装部品用ケーブルと、エ
アバッグセンサーからの信号をインフレータに伝え、該
インフレータを作動させるインフレータ用ケーブルとが
接続されているのであって、具体的には、電装部品とイ
ンフレータとに接続されたケーブルを、アッパーカバー
側において一本のハーネスとしてまとめ、このアッパー
カバー側のハーネスを、ステアリング支持部に設けられ
たロールコネクタから延びる一本のハーネスと、コネク
タを介して接続するようにしている。
それぞれ、電源に接続される電装部品用ケーブルと、エ
アバッグセンサーからの信号をインフレータに伝え、該
インフレータを作動させるインフレータ用ケーブルとが
接続されているのであって、具体的には、電装部品とイ
ンフレータとに接続されたケーブルを、アッパーカバー
側において一本のハーネスとしてまとめ、このアッパー
カバー側のハーネスを、ステアリング支持部に設けられ
たロールコネクタから延びる一本のハーネスと、コネク
タを介して接続するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ステアリン
グホイールの組付け作業においては、ロールコネクタか
ら延びるハーネスと、アッパーカバー側から延びるハー
ネスとをコネクタにより接続した後に、アッパーカバー
をステアリング支持部に組み付けるのであるが、ハーネ
スを接続する際には、ハーネスの長さを、接続に要する
最小の長さよりもある程度長くして、接続作業のための
長さを確保する必要がある。
グホイールの組付け作業においては、ロールコネクタか
ら延びるハーネスと、アッパーカバー側から延びるハー
ネスとをコネクタにより接続した後に、アッパーカバー
をステアリング支持部に組み付けるのであるが、ハーネ
スを接続する際には、ハーネスの長さを、接続に要する
最小の長さよりもある程度長くして、接続作業のための
長さを確保する必要がある。
【0005】そのため、組付け時において、余分の長さ
をもったハーネスが、ステアリングシャフトの軸端とア
ッパーカバーとの間などにかみ込んだり、或いはアッパ
ーカバーの外へはみ出たりする不具合がある。
をもったハーネスが、ステアリングシャフトの軸端とア
ッパーカバーとの間などにかみ込んだり、或いはアッパ
ーカバーの外へはみ出たりする不具合がある。
【0006】このようなかみ込みなどは、電気的短絡の
原因となり、インフレータ用ケーブルにあっては、エア
バッグを展開させる爆発を不用意に引き起こす原因にも
なりかねない。
原因となり、インフレータ用ケーブルにあっては、エア
バッグを展開させる爆発を不用意に引き起こす原因にも
なりかねない。
【0007】とりわけ作業者は、アッパーカバーの表側
を作業者が見えるように持ち、アッパーカバーの裏側を
ステアリング支持部に合わせるように組付けるので、接
続されたハーネスの位置を十分に認識した上で組付けを
行うことはできない。そのため、これらかみ込みなどが
知らぬ間に生じていることがある。
を作業者が見えるように持ち、アッパーカバーの裏側を
ステアリング支持部に合わせるように組付けるので、接
続されたハーネスの位置を十分に認識した上で組付けを
行うことはできない。そのため、これらかみ込みなどが
知らぬ間に生じていることがある。
【0008】さらに、ハーネスは、電装部品用ケーブル
とインフレータ用ケーブルとをまとめたものであるた
め、接続用のコネクタは、その分大きなものとなるが、
接続用のコネクタは、ステアリング支持部とアッパーカ
バーとの間に内装されることから、その空間を確保する
必要のために、ステアリング支持部及びアッパーカバー
の形状が影響を受け、ステアリングホイールがデザイン
上の制約を受ける場合もある。
とインフレータ用ケーブルとをまとめたものであるた
め、接続用のコネクタは、その分大きなものとなるが、
接続用のコネクタは、ステアリング支持部とアッパーカ
バーとの間に内装されることから、その空間を確保する
必要のために、ステアリング支持部及びアッパーカバー
の形状が影響を受け、ステアリングホイールがデザイン
上の制約を受ける場合もある。
【0009】本発明の目的は、電装部品用ケーブルやイ
ンフレータ用ケーブルが、ステアリングシャフトの軸端
とアッパーカバーとの間などにかみ込むことなく、簡易
な作業によりアッパーカバーをステアリング支持部に組
み付けることができ、しかも、ケーブルの配線によりデ
ザイン上の制約を受けることがないステアリングホイー
ルを提供することにある。
ンフレータ用ケーブルが、ステアリングシャフトの軸端
とアッパーカバーとの間などにかみ込むことなく、簡易
な作業によりアッパーカバーをステアリング支持部に組
み付けることができ、しかも、ケーブルの配線によりデ
ザイン上の制約を受けることがないステアリングホイー
ルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するため、本発明は、ステアリングホイール部1と、ス
テアリングホイール部1をステアリングシャフト2へ支
持するためのステアリング支持部4と、ステアリング支
持部4を覆うアッパーカバー5とを備え、前記アッパー
カバー5に、電送部品6と、エアバッグを展開させるイ
ンフレータ7とを設けたステアリングホイールであっ
て、前記ステアリング支持部4には、電装部品6に接続
される電装部品用ケーブル11と、インフレータ7に接
続されるインフレータ用ケーブル12とを係止させるた
めの手段が設けられており、この手段は電装部品用ケー
ブルコネクタ18とインフレータ用ケーブルコネクタ1
9であり、両コネクタ18、19は、ステアリング支持
部4に設けられたコネクタ取付用ブラケット20を介し
て、ステアリングシャフト2から離れた位置でしかもス
テアリングシャフト2を両コネクタ18、19が挟んで
いる位置に配置されている。
するため、本発明は、ステアリングホイール部1と、ス
テアリングホイール部1をステアリングシャフト2へ支
持するためのステアリング支持部4と、ステアリング支
持部4を覆うアッパーカバー5とを備え、前記アッパー
カバー5に、電送部品6と、エアバッグを展開させるイ
ンフレータ7とを設けたステアリングホイールであっ
て、前記ステアリング支持部4には、電装部品6に接続
される電装部品用ケーブル11と、インフレータ7に接
続されるインフレータ用ケーブル12とを係止させるた
めの手段が設けられており、この手段は電装部品用ケー
ブルコネクタ18とインフレータ用ケーブルコネクタ1
9であり、両コネクタ18、19は、ステアリング支持
部4に設けられたコネクタ取付用ブラケット20を介し
て、ステアリングシャフト2から離れた位置でしかもス
テアリングシャフト2を両コネクタ18、19が挟んで
いる位置に配置されている。
【0011】
【発明の作用効果】本発明によれば、ステアリングホイ
ールの組付け作業においては、作業者は、先ず、電装部
品用ケーブル11とインフレータ用ケーブル12とをス
テアリングシャフト2を挟んだ位置で係止させるので、
後のアッパーカバー5をステアリング支持部4に組み付
ける際には、係止された各々のケーブル11、12は、
ステアリングシャフト2から離れる状態で保持される。
このため、ケーブル11、12が余分な長さを持ってい
ても、ステアリングシャフト2の軸端とアッパーカバー
5との間などにかみ込んだり、或いはアッパーカバー5
の外へはみ出たりすることなく、簡易な作業により、組
付け作業を行うことができる。
ールの組付け作業においては、作業者は、先ず、電装部
品用ケーブル11とインフレータ用ケーブル12とをス
テアリングシャフト2を挟んだ位置で係止させるので、
後のアッパーカバー5をステアリング支持部4に組み付
ける際には、係止された各々のケーブル11、12は、
ステアリングシャフト2から離れる状態で保持される。
このため、ケーブル11、12が余分な長さを持ってい
ても、ステアリングシャフト2の軸端とアッパーカバー
5との間などにかみ込んだり、或いはアッパーカバー5
の外へはみ出たりすることなく、簡易な作業により、組
付け作業を行うことができる。
【0012】また、電装部品用ケーブル11とインフレ
ータ用ケーブル12とは一本にまとめることなく別々の
ものとしているため、接続用のコネクタを用いる場合に
も、それぞれのコネクタは大きなものを必要とせず、コ
ネクタを内装するステアリング支持部4及びアッパーカ
バー5がデザイン上の制約を受けることもない。
ータ用ケーブル12とは一本にまとめることなく別々の
ものとしているため、接続用のコネクタを用いる場合に
も、それぞれのコネクタは大きなものを必要とせず、コ
ネクタを内装するステアリング支持部4及びアッパーカ
バー5がデザイン上の制約を受けることもない。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のステアリングホ
イールの一実施形態を示す一部を省略した正面図で、ス
テアリングホイールは、リング状のステアリングホイー
ル部1と、ステアリングシャフト2に固定されるステア
リング支持部4と、該ステアリング支持部4の上側を覆
うアッパーカバー5とを備え、前記ステアリング支持部
4は、ステアリングシャフト2の軸端部に挿通した後
に、ロックナット3で螺締されることにより固定されて
いる。
イールの一実施形態を示す一部を省略した正面図で、ス
テアリングホイールは、リング状のステアリングホイー
ル部1と、ステアリングシャフト2に固定されるステア
リング支持部4と、該ステアリング支持部4の上側を覆
うアッパーカバー5とを備え、前記ステアリング支持部
4は、ステアリングシャフト2の軸端部に挿通した後
に、ロックナット3で螺締されることにより固定されて
いる。
【0014】前記アッパーカバー5は、一対のホーンス
イッチ6、6からなる電装部品6と、エアバッグ(図示
せず。)と、このエアバッグを展開させるためガスを瞬
時に発生させるインフレータ7とを備えており、図2に
示すように、ホーンスイッチ6、6は、ステアリング支
持部4における両側部に、それぞれねじを介して設けら
れており、また、エアバッグは、アッパーカバー5の内
側で折畳状に収容され、アッパーカバー5の裏面側に
は、エアバッグを支持するための支持板8をねじ9を介
して固定している。
イッチ6、6からなる電装部品6と、エアバッグ(図示
せず。)と、このエアバッグを展開させるためガスを瞬
時に発生させるインフレータ7とを備えており、図2に
示すように、ホーンスイッチ6、6は、ステアリング支
持部4における両側部に、それぞれねじを介して設けら
れており、また、エアバッグは、アッパーカバー5の内
側で折畳状に収容され、アッパーカバー5の裏面側に
は、エアバッグを支持するための支持板8をねじ9を介
して固定している。
【0015】前記インフレータ7は、アッパーカバー5
の内側において、収容されたエアバッグのほぼ中央に位
置するように、前記支持板8にボルト10を介して固定
されている。
の内側において、収容されたエアバッグのほぼ中央に位
置するように、前記支持板8にボルト10を介して固定
されている。
【0016】このように設けられたホーンスイッチ6、
6とインフレータ7とには、それぞれ、電源に接続され
る電装部品用ケーブル11と、衝突時の減速度を検知す
るエアバッグセンサーからの信号をインフレータ7に伝
えて、該インフレータ7を作動させるためのインフレー
タ用ケーブル12とを接続するようにしている。
6とインフレータ7とには、それぞれ、電源に接続され
る電装部品用ケーブル11と、衝突時の減速度を検知す
るエアバッグセンサーからの信号をインフレータ7に伝
えて、該インフレータ7を作動させるためのインフレー
タ用ケーブル12とを接続するようにしている。
【0017】前記電装部品用ケーブル11は、両ホーン
スイッチ6、6の一方に接続されたアッパーカバー側電
装部品用ケーブル13と、図3に示すように、ステアリ
ング支持部4に設けられたロールコネクタ15に接続さ
れるステアリング支持部側電装部品用ケーブル16と
を、電装部品用ケーブルコネクタ18を介して接続する
ように構成されている。
スイッチ6、6の一方に接続されたアッパーカバー側電
装部品用ケーブル13と、図3に示すように、ステアリ
ング支持部4に設けられたロールコネクタ15に接続さ
れるステアリング支持部側電装部品用ケーブル16と
を、電装部品用ケーブルコネクタ18を介して接続する
ように構成されている。
【0018】また、前記インフレータ用ケーブル12
は、インフレータ7に接続されたアッパーカバー側イン
フレータ用ケーブル14と、図3に示すように、ステア
リング支持部4に設けられたロールコネクタ15に接続
されたステアリング支持部側インフレータ用ケーブル1
7とを、インフレータ用ケーブルコネクタ19を介して
接続するように構成されている。
は、インフレータ7に接続されたアッパーカバー側イン
フレータ用ケーブル14と、図3に示すように、ステア
リング支持部4に設けられたロールコネクタ15に接続
されたステアリング支持部側インフレータ用ケーブル1
7とを、インフレータ用ケーブルコネクタ19を介して
接続するように構成されている。
【0019】前記電装部品用ケーブルコネクタ18は、
ステアリング支持部側電装部品用ケーブル16の先端部
に雌側コネクタ18aを取り付ける一方、アッパーカバ
ー側電装部品用ケーブル13の先端部に雄側コネクタ1
8bを取り付けて、該雄側コネクタ18bを雌側コネク
タ18aに嵌合させるようにしている。
ステアリング支持部側電装部品用ケーブル16の先端部
に雌側コネクタ18aを取り付ける一方、アッパーカバ
ー側電装部品用ケーブル13の先端部に雄側コネクタ1
8bを取り付けて、該雄側コネクタ18bを雌側コネク
タ18aに嵌合させるようにしている。
【0020】また、インフレータ用ケーブルコネクタ1
9も同様に、ステアリング支持部側インフレータ用ケー
ブル17の先端部に雌側コネクタ19aを取り付ける一
方、アッパーカバー側インフレータ用ケーブル14に雄
側コネクタ19bを取り付けて、該雄側コネクタ19b
を雌側コネクタ19aに嵌合させるようにしている。
9も同様に、ステアリング支持部側インフレータ用ケー
ブル17の先端部に雌側コネクタ19aを取り付ける一
方、アッパーカバー側インフレータ用ケーブル14に雄
側コネクタ19bを取り付けて、該雄側コネクタ19b
を雌側コネクタ19aに嵌合させるようにしている。
【0021】そして、前記電装部品用ケーブルコネクタ
18とインフレータ用ケーブルコネクタ19とは、図3
に示すように、前記ステアリング支持部4に設けられた
コネクタ取付用ブラケット20を介して、ステアリング
シャフト2を挟んだ位置で係止させている。
18とインフレータ用ケーブルコネクタ19とは、図3
に示すように、前記ステアリング支持部4に設けられた
コネクタ取付用ブラケット20を介して、ステアリング
シャフト2を挟んだ位置で係止させている。
【0022】すなわち、前記ステアリング支持部4側に
は、図3に示すように、ステアリングシャフト2を中心
とし、このステアリングシャフト2を囲んで両側方へ平
板状にのびるコネクタ取付用ブラケット20を、固定ね
じ21を介してステアリング支持部4に取り付けて、こ
のコネクタ取付用ブラケット20の一側部に電装部品用
ケーブルコネクタ18を係止させる第1爪部22を設け
る一方、他側部にインフレータ用ケーブルコネクタ19
を係止させる第2爪部23を設けて、各コネクタ18、
19を、この第1爪部22及び第2爪部23に脱着自由
に係止させている。
は、図3に示すように、ステアリングシャフト2を中心
とし、このステアリングシャフト2を囲んで両側方へ平
板状にのびるコネクタ取付用ブラケット20を、固定ね
じ21を介してステアリング支持部4に取り付けて、こ
のコネクタ取付用ブラケット20の一側部に電装部品用
ケーブルコネクタ18を係止させる第1爪部22を設け
る一方、他側部にインフレータ用ケーブルコネクタ19
を係止させる第2爪部23を設けて、各コネクタ18、
19を、この第1爪部22及び第2爪部23に脱着自由
に係止させている。
【0023】また、アッパーカバー側電装部品用ケーブ
ル13とアッパーカバー側インフレータ用ケーブル14
とは、アッパーカバー5側において、テープなどの束ね
具24を用いて一部分を束ねており、これらのケーブル
の接続作業を容易にしている。
ル13とアッパーカバー側インフレータ用ケーブル14
とは、アッパーカバー5側において、テープなどの束ね
具24を用いて一部分を束ねており、これらのケーブル
の接続作業を容易にしている。
【0024】さらに、図2に示すように、アッパーカバ
ー側電装部品用ケーブル13は、ホーンスイッチ6、6
の一方のみに接続され、他の一方のホーンスイッチ6
は、ホーンスイッチ用ケーブル25を介してアッパーカ
バー側電装部品用ケーブル13が接続されたホーンスイ
ッチ6に接続するようにしている。尚、26、26は、
各ホーンスイッチ6、6からエアバッグ支持板8に接続
される接地用ケーブルである。
ー側電装部品用ケーブル13は、ホーンスイッチ6、6
の一方のみに接続され、他の一方のホーンスイッチ6
は、ホーンスイッチ用ケーブル25を介してアッパーカ
バー側電装部品用ケーブル13が接続されたホーンスイ
ッチ6に接続するようにしている。尚、26、26は、
各ホーンスイッチ6、6からエアバッグ支持板8に接続
される接地用ケーブルである。
【0025】このように構成されるステアリングホイー
ルは、ステアリングホイールの組付け作業においては、
作業者は、アッパーカバー5の表側を作業者が見えるよ
うに持ち、ステアリング支持部4に近付けて、各ケーブ
ル11、12の配線を行なった後、アッパーカバー5を
ステアリング支持部4に取り付けるのである。
ルは、ステアリングホイールの組付け作業においては、
作業者は、アッパーカバー5の表側を作業者が見えるよ
うに持ち、ステアリング支持部4に近付けて、各ケーブ
ル11、12の配線を行なった後、アッパーカバー5を
ステアリング支持部4に取り付けるのである。
【0026】この配線作業は、ステアリング支持部側電
装部品用ケーブル16の先端部に取り付けられた雌側コ
ネクタ18aを、コネクタ用取付ブラケット20の第1
爪部22に予め取り付けておき、この雌側コネクタ18
aに、アッパーカバー側電装部品用ケーブル13の先端
部に取り付けられた雄側コネクタ18bを嵌合すると共
に、ステアリング支持部側インフレータ用ケーブル17
の先端部に取り付けられた雌側コネクタ19aを、予め
コネクタ用取付ブラケット20の第2爪部23に取り付
けておき、この雌側コネクタ19aに、アッパーカバー
側インフレータ用ケーブル14の先端部に取り付けられ
た雄側コネクタ19bを嵌合することにより行う。
装部品用ケーブル16の先端部に取り付けられた雌側コ
ネクタ18aを、コネクタ用取付ブラケット20の第1
爪部22に予め取り付けておき、この雌側コネクタ18
aに、アッパーカバー側電装部品用ケーブル13の先端
部に取り付けられた雄側コネクタ18bを嵌合すると共
に、ステアリング支持部側インフレータ用ケーブル17
の先端部に取り付けられた雌側コネクタ19aを、予め
コネクタ用取付ブラケット20の第2爪部23に取り付
けておき、この雌側コネクタ19aに、アッパーカバー
側インフレータ用ケーブル14の先端部に取り付けられ
た雄側コネクタ19bを嵌合することにより行う。
【0027】このようにして電装部品用ケーブル11と
インフレータ用ケーブル12とをステアリングシャフト
2を挟んだ位置で係止させると、その後にアッパーカバ
ー5をステアリング支持部4に組み付ける際には、係止
された各々のケーブル11、12は、ステアリングシャ
フト2から離れる状態で保持されるので、ケーブル1
1、12が余分な長さを持っていても、ステアリングシ
ャフト2とアッパーカバー5との間などにかみ込んだ
り、或いはアッパーカバー5の外へはみでたりすること
なく、簡易な作業により、組付け作業を行うことができ
る。
インフレータ用ケーブル12とをステアリングシャフト
2を挟んだ位置で係止させると、その後にアッパーカバ
ー5をステアリング支持部4に組み付ける際には、係止
された各々のケーブル11、12は、ステアリングシャ
フト2から離れる状態で保持されるので、ケーブル1
1、12が余分な長さを持っていても、ステアリングシ
ャフト2とアッパーカバー5との間などにかみ込んだ
り、或いはアッパーカバー5の外へはみでたりすること
なく、簡易な作業により、組付け作業を行うことができ
る。
【0028】また、電装部品用ケーブル11とインフレ
ータ用ケーブル12とは、一本にまとめることなく別々
のケーブルとしているため、接続用のそれぞれのコネク
タ18、19は大きなものを必要とせず、コネクタ1
8、19を内装するステアリング支持部4及びアッパー
カバー5がデザイン上の制約を受けることもない。
ータ用ケーブル12とは、一本にまとめることなく別々
のケーブルとしているため、接続用のそれぞれのコネク
タ18、19は大きなものを必要とせず、コネクタ1
8、19を内装するステアリング支持部4及びアッパー
カバー5がデザイン上の制約を受けることもない。
【0029】尚、組付け作業においては、ステアリング
支持部側電装部品用ケーブル16の雌側コネクタ18a
と、ステアリング支持部側インフレータ用ケーブル17
の雌側コネクタ19aとを、予め各爪部22、23で係
止させたが、雌側コネクタ18a、19aと雄側コネク
タ18b、19bとの嵌合を行った後に、各爪部22、
23に係止させてもよい。
支持部側電装部品用ケーブル16の雌側コネクタ18a
と、ステアリング支持部側インフレータ用ケーブル17
の雌側コネクタ19aとを、予め各爪部22、23で係
止させたが、雌側コネクタ18a、19aと雄側コネク
タ18b、19bとの嵌合を行った後に、各爪部22、
23に係止させてもよい。
【0030】また、前記電装部品用ケーブルコネクタ1
8とインフレータ用ケーブルコネクタ19とは、本実施
形態のように、必ずしもステアリングシャフト2を挟ん
で同一直線上に配設されなくてもよく、ステアリングシ
ャフト2を挟む位置であれば、異なる位置に配設しても
よい。さらに、本実施形態のようなコネクタ用ブラケッ
トを用いずに、例えば、粘着テープなどを用いて係止さ
せてもよく、少なくともアッパーカバー5をステアリン
グ支持部4に組付ける段階において係止できれば、アッ
パーカバー5をステアリング支持部4に組付けた後に外
れてもよい。
8とインフレータ用ケーブルコネクタ19とは、本実施
形態のように、必ずしもステアリングシャフト2を挟ん
で同一直線上に配設されなくてもよく、ステアリングシ
ャフト2を挟む位置であれば、異なる位置に配設しても
よい。さらに、本実施形態のようなコネクタ用ブラケッ
トを用いずに、例えば、粘着テープなどを用いて係止さ
せてもよく、少なくともアッパーカバー5をステアリン
グ支持部4に組付ける段階において係止できれば、アッ
パーカバー5をステアリング支持部4に組付けた後に外
れてもよい。
【図1】 本発明にかかるステアリングホイールの一実
施形態を示す一部を省略した平面図である。
施形態を示す一部を省略した平面図である。
【図2】 図1のステアリングホイールのアッパーカバ
ーの裏側を示す図である。
ーの裏側を示す図である。
【図3】 図1のステアリングホイールのアッパーカバ
ーを省略した部分拡大図である。
ーを省略した部分拡大図である。
1;ステアリングホイール部、2;ステアリングシャフ
ト、4;ステアリング支持部、5;アッパーカバー、
6;電装部品、7;インフレータ、11;電装部品用ケ
ーブル、12;インレータ用ケーブル
ト、4;ステアリング支持部、5;アッパーカバー、
6;電装部品、7;インフレータ、11;電装部品用ケ
ーブル、12;インレータ用ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−78744(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 1/04 - 1/28 B60R 16/02 B60R 21/32
Claims (1)
- 【請求項1】 ステアリングホイール部(1)と、ステ
アリングホイール部(1)をステアリングシャフト
(2)へ支持するためのステアリング支持部(4)と、
ステアリング支持部(4)を覆うアッパーカバー(5)
とを備え、前記アッパーカバー(5)に、電送部品
(6)と、エアバッグを展開させるインフレータ(7)
とを設けたステアリングホイールであって、前記ステア
リング支持部(4)には、電装部品(6)に接続される
電装部品用ケーブル(11)と、インフレータ(7)に
接続されるインフレータ用ケーブル(12)とを係止さ
せるための手段が設けられており、この手段は電装部品
用ケーブルコネクタ(18)とインフレータ用ケーブル
コネクタ(19)であり、両コネクタ(18)、(1
9)は、ステアリング支持部(4)に設けられたコネク
タ取付用ブラケット(20)を介して、ステアリングシ
ャフト(2)から離れた位置でしかもステアリングシャ
フト(2)を両コネクタ(18)、(19)が挟んでい
る位置に配置されていることを特徴とするステアリング
ホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8169994A JP2902595B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | ステアリングホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8169994A JP2902595B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | ステアリングホイール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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