JP2902331B2 - 船舶の曳航装置 - Google Patents

船舶の曳航装置

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JP2902331B2
JP2902331B2 JP7230769A JP23076995A JP2902331B2 JP 2902331 B2 JP2902331 B2 JP 2902331B2 JP 7230769 A JP7230769 A JP 7230769A JP 23076995 A JP23076995 A JP 23076995A JP 2902331 B2 JP2902331 B2 JP 2902331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶の曳航装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、舶の曳航装置として、図10に
示すようなものが提案されている。すなわち図10にお
いて、符号05は船舶の上甲板01上に設置された曳航
索巻き取り用リールを示しており、このリール05に曳
航索013が巻き付けられている。曳航索013は舷側
に設けたフェアリーダー(FAIRLEAD)04を通
じて船外に延出され、曳航索013にかかる荷重(曳航
負荷)(規則により100〜200トン)をリール05
に支持させるようになっている。図10中の符号02は
先端部をマーカーブイ(図示せず)に接続されたピック
アップロープを示している。なおリール05にはブレー
キ機構が付設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の図1
0に示したものでは、曳航索巻き取りリールが上甲板上
に設置されているため、上甲板上の他の係船機配置等と
干渉するおそれがあり、また、規則の要求とは言え使用
頻度の低い装置を長時間海上の暴露部に設置するという
ことは、特に曳航索等の劣化損傷が激しく、さらに巻き
取りリールの駆動部等の維持に手間がかかるなどの問題
点がある。そのほか、フェアリーダーから船外に払い出
された曳航索の方向は、必ずしも一定方向とはならない
ため、リールに対する曳航負荷の作用角度が一定でな
く、曳航負荷を確実に支持するのが難しいという問題点
もある。本発明は、従来装置におけるこれらの問題点を
解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、船
体のフェアリーダーを介して船外に繰出し可能な曳航索
と、同曵航索の巻き取り用リールとをそなえた船舶の曳
航装置において、上記リールを、上記船体の非暴露区画
のリール格納部に設置し、上記曳航索を上記船体の上
甲板から上記リール格納部へ案内するロープパイプを上
記上甲板に水密に設け、上記曳航索の端部にソケットを
取り付け、上記曳航索による曳航時に、上記ロープパイ
プの内端縁部に当接して同曵航索に作用ずる曳航負荷を
上記ソケットを介して支える偏平なストッパーを上記曳
航索に滑動可能に取り付けるとともに、上記ロープパイ
プの外端側開口部に、風雨密カバーを開閉可能に取り付
けて課題解決の手段としている。
【0005】また、上記風雨密カバーの内側面および外
側面にそれぞれ内面側アイプレートおよび外面側アイプ
レートを設け、上記内面側アイプレートにマーカーブイ
用の基端側ピックアップロープのシャックルを、また上
記外面側アイプレートに上記マーカーブイ用の先端側ピ
ックアップロープのシャックルを、それぞれ着脱可能に
接続して課題解決の手段としている。
【0006】さらに、上記ロープパイプの上端部付近の
外側および内側に、上記マーカーブイ用の先端側ピック
アップロープの基端部および上記マーカーブイ用の基端
側ピックアップロープの先端部をそれぞれ係止可能な金
具をそれぞれ取り付けるとともに、上記の基端側ピック
アップロープの先端部あるいは先端側ピックアップロー
プの基端部のいずれか一方に、シャックルを取り付けて
課題解決の手段としている。
【0007】さらにまた、上記ロープパイプを、直立ま
たは索巻き取り方向に傾斜させかつ上記上甲板を貫通し
て取り付けて課題解決の手段としている。
【0008】また、上記ロープパイプを、途中上向きの
屈曲部を形成されたへ字形形状あるいは全体を上向きの
円弧形状に形成するとともに、その上端開口部を上記フ
ェアリーダーの近傍に位置させ、かつ索巻き取り方向に
傾斜して取り付けて課題解決の手段としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施形
態について説明すると、図1〜7は第1実施形態として
の船舶の曳航装置を示すもので、図1はその平面図、図
2はその正面図、図3はその曳航時の平面図、図4は同
正面図、図5はそのロープ等の接続を示す模式図、図6
はその要部の模式正断面図、図7はその変形例の正断面
図である。
【0010】図8は、第2実施形態としての船舶の曳
装置の模式正面図、図9は第3実施形態としての船舶
航装置の模式正面図である。
【0011】まず、図1〜7により第1実施形態につい
て説明する。図1〜6において、符号1は船舶の上甲板
を示しており、上甲板1を貫通して、上甲板1と船体の
非暴露区画24とを連通するロープパイプ7が取り付け
られている。ロープパイプ7の上端部に、風雨密カバー
6がピン6aにより開閉可能に取り付けられている。な
おロープパイプ7は、上甲板1から上方へ突出する突出
部のみを有するもの、すなわちロープパイプ7の下端部
が上甲板1に取り付けられる構成としてもよい。
【0012】そして、非暴露区画24内の下層甲板2上
のリール格納部25に、曳航索巻き取り用リール8が設
置されている。上甲板1上には、通常の船舶と同様に、
マーカーブイ9が格納箱3に格納されて配設されてい
る。先端部をマーカーブイ9に接続された先端側ピック
アップロープ10aが、舷側上のフェアリーダー4を船
外側から船内側に挿通されて、ガイドローラ5に案内さ
れて、基端部を、ロープパイプ7の上端部に開閉可能に
取り付けられた風雨密カバー6の上面(外面)側アイプ
レート12aに、シャックル11aを介して接続されて
いる(図5参照)。
【0013】符号10bは基端側ピックアップロープを
示しており、その先端部は風雨密カバー6の下面(内
面)側アイプレート12bに、シャックル11bを介し
て接続され、基端側のピックアップロープ10bの基端
部は曳航索13の先端部に連結されている。曳航索13
の基端部にソケット15が取り付けられ、ソケット15
に植設されたアイプレート12cに、ロープ16が接続
されている。符号17は、ロープ16の基端部における
曳航索の巻き取り用リール8に対する取付部(根止め)
を示している。
【0014】曳航索13の巻き取り用リール8は、上述
のように船舶の非暴露区画24内の下層甲板2上のリー
ル格納部25に設置され、通常は、ロープ16,ソケッ
ト15,ストッパー14(詳細は後述),曳航索13等
はリール8に巻き取られた状態にある。なおストッパー
14をリール8の外に出してロープ16のみをリール8
に巻き込むようにしてもよい。
【0015】ストッパー14は、ロープパイプ7の直径よ
り大径の円板体に形成されており、つまり曳航索13がロ
ープパイプ7内において一方に片寄っても、ストッパー
14がロープパイプ7の開口縁部と必ず係合できるような
寸法、たとえばロープパイプ7の開口縁部の直径の約2
倍の直径に形成されており、中心部に形成された挿通穴
14aを介して曳航索13に滑動可能に取り付けられ、曳航
索13がロープパイプ7中を上方へ引張られたとき、ソケ
ット15に押されてロープパイプ7下端開口縁の丸鋼21に
その内面(上面)を押圧され、曳航索13の曳航負荷を支
えるよう作用する。挿通穴14aは、曳航索13が挿通穴14
aを通過するときの曳航索13の損傷を防ぐために、曳航
索13の外径よりも若干大径に形成され、またストッパー
14の周縁部には丸味がつけられている。
【0016】ピックアップロープ10a,10bおよび
ロープ16は、細いロープで構成され、またロープパイ
プ7は、上甲板1に水密に溶接された筒体で構成され、
かつストッパー14の外径よりも小径に形成されてい
る。またソケット15は逆植木鉢状に形成され、内部に
はロープ根止め用の鉛22が充填されている。なおソケ
ット15は逆植木鉢形状のほか、例えば円柱形状のもの
でもよく、またロープ根止め用の充填物としては、鉛2
2のほか例えばアルミ合金を圧縮充填したものでもよ
い。図6中の符号18はピン6aを支持するヒンジブラ
ケット,符号20Aはロープパイプ7に回転可能に取り
付けられて風雨密カバー6の係止金物20Bに係合可能
な蝶形締付け金具をそれぞれ示している。
【0017】上述の構成において、使用に際しては、図
6に示すように、風雨密カバー6を開き、シャックル1
1aおよびシャックル11bをそれぞれアイプレート1
2aおよび12bから外し、次にシャックル11aとシ
ャックル11bとを連結する。つまり先端側ピックアッ
プロープ10aと基端側ピックアップロープ10bとを
直接連結し、その後マーカーブイ9を格納箱3より取出
して海面に投下する。これにより、マーカーブイ9の重
力でピックアップロープ10a,10bは順次フェアリ
ーダー4から船外へ繰り出される。海面のマーカーブイ
9は救命艇等によって引き上げられ、事故を起こした船
(被曳航船)まで運ばれる。
【0018】この一連の作業により、本船の曳航索13
がリール8から繰り出される。そして曳航索13が被曳
航船まで達し、その船上に固定される。次に被曳航船を
曳航すべく本船が前進すると、曳航索13は引張られ、
曳航索13の基端部に設けたソケット15によりストッ
パー14がロープパイプ7の下端開口縁の丸鋼21に押
圧される。このようにして曳航負荷をソケット15を介
してロープパイプ7とストッパー14とで保持させるこ
とができる(図3,4の状態)。このようにして、曳航
負荷がソケット15を介してストッパ14とロープパイ
プ7により保持されるため、リール8には曳航負荷が
掛かることがなく、したがってリール8の軽構造化が可
能となる。
【0019】上述のとおり、曳航時の負荷はストッパー
14にかかる。したがってストッパー14はロープパイ
プ7の下端開口端縁に均等に当接することが望ましい。
そのために、例えば図7に示すように、ストッパー14
の内周部に円錐台面14aを形成しておき、ストッパー
14が曳航索13に引張られてロープパイプ7の下端開
口端縁7bに当接するとき、円錐台面14aによる自動
的調芯作用が行なわれて下端開口端縁7b(すなわち丸
鋼21)に均等に当接させる構成とする方法もある。曳
航終了後の回収作業は、ソケット15のアイプレート1
2cとリール8との間に介装したロープ16を、リール
8に巻き取ることによりり行なう。なおロープ16の最
終端部はリール8に根止めされている。
【0020】ロープ16をリール8に巻き取るにしたが
って、曳航索13,ピックアップロープ10bも順次リ
ール8に巻き取られている。そして最後にピックアップ
ロープ10bのシャックル11bをピックアップロープ
10aのシャックル11aから外して風雨密カバー6の
内面側にアイプレート12bに連結し、さらにリール8
を巻き取って、風雨密カバー6でロープパイプ7bの上
端開口部を閉鎖する。そして蝶形締付け金具20Aを係
止金物20Bに係合して締付けると、風雨密カバー6の
内面のゴムパッキング19がロープパイプ7の上端開口
部に押圧されて、ロープパイプ7が水密に閉塞される。
【0021】この状態でリール8にブレーキを掛ける
と、風雨密カバー6によりロープパイプ7の内部を水密
に維持することができる。その後ピックアップロープ1
0aのシャックル11aを風雨密カバー6の外側アイプ
レート12aに接合する。その後、マーカーブイ9を格
納箱3に格納する。図8に示した第2実施形態では、ロ
ープパイプ7を索巻き取り方向に傾斜して取り付けた点
で図1〜7に示した第1実施形態と異なっており、この
構成により、リール8の設置位置を、任意の位置(第1
実施形態では、リール8の設置位置はロープパイプ7の
ほぼ直下付近に限定されるが、この第2実施形態の場
合、ロープパイプ7の傾斜角度の選定により、リール8
の設置位置の選択が可能となる)に選定することができ
る。
【0022】また、この第2実施形態では、ガイドロー
ラに代え索スラセ23の使用が可能となり、メンテナン
スの点で有利である。図9に示した第3実施形態では、
ロープパイプ7の上端開口部をフェアリーダー4の近傍
に位置させるとともに、ロープパイプ7の途中(長さ方
向のほぼ中心部)を上方に屈曲してへ字形形状とし、か
つ索巻き取り方向に傾斜して取り付けた構成となってい
る。
【0023】この第3実施形態では、ロープ等の巻き取
り時に、屈曲点Aによりロープの案内とリールへの荷重
の軽減とが行なわれる。また、ガイドレールや索スラセ
などが不要となる。なおロープパイプとして全体形状
上向きの円弧形状に形成しても、同様の作用効果が得ら
れる。上述の実施形態では、アイプレート12a,12
bがそれぞれ風雨密カバー6の外側面および内側面に取
り付けられている。
【0024】そして通常は、両アイプレート12a,1
2bにそれぞれピックアップロープ10a,10bの各
端部がシャックル11a,11bを介して係合されてい
るため、曳航索を使用すべく風雨密カバー6を開いたと
きに、ピックアップロープ10a,10bの各端部が風
雨密カバー6の両側面に互いに接近して位置していて、
ピックアップロープ10a,10bの結合作業が容易に
行なえるという利点がある。
【0025】しかし、アイプレート12a,12bをそ
れぞれ風雨密カバー6の外側面および内側面に取り付け
なくても、例えばピックアップロープ10a,10bの
基端部および先端部をそれぞれ係止可能な金具(例えば
L字形金具)を、ロープパイプ7の上端部付近の外側部
および内側部にそれぞれ取り付け、各金具にそれぞれピ
ックアップロープ10aおよび10bの各基端部および
先端部を係止する構成にしても、同様の利点が得られ
る。そしてこの場合シャックル11a,11bは、いず
れか一方のみでよくコスト面で有利である。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の船舶の曳
航装置によれば次のような効果ないし利点が得られる。 (1) 船内の非暴露区画内のリール格納部に曳航索の巻き
取り用リールを設置するとともに、曳航索を上甲板から
リール格納部に案内するロープパイプを水密に設け、か
つロープパイプの上端開口部に風雨密カバーを取り付け
たため、リールを船内の風雨密区画に設置することがで
きる。 (2) 曳航索の格納時に、風雨密カバーの上面(外面)が
先端側ピックアップロープの基端側の取付け部に、また
風雨密カバーの下面(内面)が基端側ピックアップロー
プの先端部の取付け部として利用できるため、曳航索の
使用時に先端側ピックアップロープと基端側ピックアッ
プロープとの接続作業の簡易化が可能となる。 (3) リールには曳航負荷が掛からないので、リールの軽
構造化が可能となる。 (4) ロープパイプの索巻き取り方向への傾斜角を選定す
ることにより、リール設置位置の選択が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての船舶の曳航装置
の平面図。
【図2】同正面図。
【図3】同曳航時の平面図。
【図4】同正面図。
【図5】同ロープ等の接続要領図。
【図6】同要部の模式断面図。
【図7】同変形例の正断面図。
【図8】本発明の第2実施形態としての船舶の曳航装置
の正面図。
【図9】本発明の第3実施形態としての船舶の曳航装置
の正面図。
【図10】従来の船舶の曳航装置の正面図。
【符号の説明】
1 上甲板 2 下層甲板 3 マーカーブイの格納箱 4 フェアリーダー 5 ガイドローラー 6 風雨密カバー 7 ロープパイプ 8 索巻き取りリール 9 マーカーブイ 10a 先端側ピックアップロープ 10b 基端側ピックアップロープ 11a〜11c シャックル 12a,12b アイプレート 13 曳航索 14 ストッパー 15 ソケット 16 ロープ 17 根止め 18 ヒンジ 19 ゴムパッキング 20A 蝶形締付け金具 20B 係止金具 21 丸鋼 22 鉛 23 索スラセ 24 船体の非暴露区画 25 リール格納部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−80999(JP,A) 実開 昭63−2694(JP,U) 実開 昭62−16585(JP,U) 実開 昭62−16586(JP,U) 実開 昭62−16587(JP,U) 実開 昭60−6695(JP,U) 特公 昭42−3893(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B63B 21/00 - 21/66 B63B 15/00 - 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体のフェアリーダーを介して船外に繰
    出し可能な曳航索と、 同曵航索の巻き取り用リールとをそなえ、 上記リールが、上記船体の非暴露区画内のリール格納部
    に設置され、 上記曳航索を上記船体の上甲板から上記リール格納部へ
    案内するロープパイプが上記上甲板に水密に設けられ、 上記曳航索の端部にソケットが取り付けられ、 上記曳航索による曳航時に、上記ロープパイプの内端縁
    部に当接して同曳航索に作用する曳航負荷を上記ソケッ
    トを介して支える偏平なストッパーが上記曳航索に滑動
    可能に取り付けられるとともに、 上記ロープパイプの外端側開口部に、風雨密カバーが開
    閉可能に取り付けられていることを特徴とする、船舶の
    曵航装置。
  2. 【請求項2】 上記風雨密カバーの内側面および外側面
    にそれぞれ内面側アイプレートおよび外面側アイプレー
    トが設けられ、上記内面側アイプレートにマーカーブイ
    用の基端側ピックアップロープのシャックルが、また上
    記外面側アイプレートに上記マーカーブイ用の先端側ピ
    ックアップロープのシャックルが、それぞれ着脱可能に
    接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の船
    舶の曳航装置。
  3. 【請求項3】 上記ロープパイプの上端部付近の外側お
    よび内側に、上記マーカーブイ用の先端側ピックアップ
    ロープの基端部および上記マーカーブイ用の基端側ピッ
    クアップロープの先端部をそれぞれ係止可能な金具がそ
    れぞれ取り付けられるとともに、上記の基端側ピックア
    ップロープの先端部あるいは先端側ピックアップロープ
    の基端部のいずれか一方に、シャックルが取り付けられ
    ていることを特徴とする、請求項2に記載の船舶の曳航
    装置。
  4. 【請求項4】 上記ロープパイプが、直立または索巻き
    取り方向に傾斜し、かつ上記上甲板を貫通して取り付け
    られていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか
    に記載の船舶の曳航装置。
  5. 【請求項5】 上記ロープパイプが、途中上向きの屈曲
    部を形成されたへ字形形状あるいは全体を上向きの円弧
    形状に形成されるとともに、その上端開口部を上記フェ
    アリーダーの近傍に位置しかつ索巻き取り方向に傾斜し
    て取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜
    のいずれかに記載の船舶の曳航装置。
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