JP2902146B2 - レ−ザ−ビ−ムプリンタの転写ドラムの駆動方法 - Google Patents

レ−ザ−ビ−ムプリンタの転写ドラムの駆動方法

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JP2902146B2
JP2902146B2 JP3077236A JP7723691A JP2902146B2 JP 2902146 B2 JP2902146 B2 JP 2902146B2 JP 3077236 A JP3077236 A JP 3077236A JP 7723691 A JP7723691 A JP 7723691A JP 2902146 B2 JP2902146 B2 JP 2902146B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】レ−ザ−ビ−ムプリンタは文字,
図形,写真等の原稿を精密に再現する無騒音型のプリン
タとして現在,各分野に普及されているが,このように
原稿を画像信号としてレ−ザ−ビ−ムで転写ドラムに対
して正確に再現するためには転写ドラムの回転変動が極
力小となることが必要であり,この点は特にデジタルカ
ラ−式のレ−ザ−ビ−ムプリンタにおいては不可欠のこ
とである。本発明はこのような用途に好適なレ−ザ−ビ
−ムプリンタの転写ドラムの駆動方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のレ−ザ−ビ−ムプリンタの駆動方
式の内,精度の良いものは図3に示すように構成されて
いた。同図において,1はレ−ザ−ビ−ムプリンタの転
写ドラム,1aはドラムの軸である。2はドラム駆動用
モ−タで,このモ−タとしてはハイブリッド型のステッ
ピングモ−タを用い,同モ−タの軸2aと転写ドラム1
の軸1aとを軸継手3で直結し,ステッピングモ−タ2
により転写ドラム1を直接駆動するようにしたものであ
る。4〜6は夫々レ−ザ−ビ−ムプリンタの構造部材,
7及び8は夫々ドラム支承用の軸受である。9は速度検
出用のエンクリメンタル式のエンコ−ダで,この検出出
力により別置する制御回路に,より高精度の制御を行う
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上記した従
来の方式のものでは,ステッピングモ−タが本来もって
いるコギンクトルク,トルクリップルがあるため,高精
度の回転変動率とするには,高精度のエンコ−ダと高価
な制御回路を必要とし,装置が大型化し,高価となると
いう問題点があった。さらに,エンコ−ダはエンクリメ
ンタル式のエンコ−ダであったから,位置の検出は常に
ある基準点からのパルス数という形で間接的に表現され
るものであり,デジタルカラ−のように3原色の重ね合
わせによって所望の色を作成する場合のように極めて高
精度の位置決めを行うものでは,処理が煩雑となる上に
精度の点で問題があつた。本発明は従来のものの上記課
題(問題点)を解決するようにしたレ−ザ−ビ−ムプリ
ンタの転写ドラムの駆動方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザビームプ
リンタの転写ドラムの駆動装置は,コアレス式,ラジア
ルギャップ型のブラシュレスモータを用い,レーザービ
ームプリンタの転写ドラムを直接駆動するようにしたレ
ーザービームプリンタにおいて,上記ブラシュレスモー
タを,固定子ヨークの内周面に非磁性体の固定子コイル
を設け,前記固定子ヨークと回転子に設けられたマグネ
ットとの間に磁気的に均一なラジアルギャップが形成さ
れるよう構成し,上記ブラシュレスモータに絶対値式の
エンコーダを付属させ,このエンコーダを用いて所要の
速度制御及び位置制御を行うように構成して上記目的を
達成しようとするものである。
【0005】
【作用】本発明のものでは,転写ドラム駆動用のモータ
としてコアレス式,ラジアルギャップ型のブラシュレス
モータを使用し,直接駆動するものであり,かつ,この
ブラシュレスモータは固定子ヨークの内周面に非磁性体
の固定子コイルを設け,前記固定子ヨークと回転子に設
けられたマグネットとの間に磁気的に均一なラジアルギ
ャップが形成されるものであるから,コギングトルクが
発生せず,回転変動率が低い高精度の特性のものとする
ことができる。また,エンコーダとして絶対値式のエン
コーダを使用することにより転写ドラムの常時の位置を
直接検出するようにしたものであるから,デジタルカラ
ーの場合のように高精度の位置決めを行うような用途に
好適のものであり,また,その制御回路も従来の回路の
使用が可能であるから装置の価格も高価とならないよう
に抑えることができる。
【0006】
【実施例】以下図1及び図2に示す一実施例により本発
明を具体的に説明する。本発明は図1に示すようにドラ
ム駆動用モ−タとして,コアレス式,ラジアルギャップ
型のブラシュレスモ−タ12を使用し,このモ−タの軸
12aとレ−ザ−ビ−ムプリンタの転写ドラム1の軸1
aと軸継手10により直結し,同モ−タにより直接駆動
するようにした点及びエンコ−ダとして絶対値式のエン
コ−ダ22を使用するようにした点にその構成上の特徴
がある。なお,その他の構成は従来のものと同等で良い
ので,対応する部分は図3と同一の符号を付して示し
た。
【0007】図2は本発明でドラム駆動手段として使用
するコアレス式,ラジアルギャップ型のブラシュレスモ
ータの一例を示す縦断正面図である。同図において,1
3はモータフレーム,14は固定子側の磁極を形成する
バックヨークとしての固定子ヨーク,15は非磁性材よ
り成る固定子コイルで,所定の磁極相当位置に所定のタ
ーン数巻回されている。この固定子コイル15は完全整
列巻きに巻くもののとする。なお,15a,15bは夫
々固定子コイル端の断面であり,固定子コイル端15a
と15bに囲まれた固定子コイル15の中心部にはコア
レスモータであるから,磁性部材はない。また,図2に
おいては作図の都合上図1のモータとは軸方向が逆向き
にして表示されている。
【0008】16は回転子鉄心,17はこの回転子鉄心
の外周に設けた環状のメーンマグネットで,同マグネッ
トが円周上で所定間隔を隔てて所要の磁極極性を生じる
よう着磁している。なお,メーンマグネット17が中央
部で2つ割りとされているのは製作上のためである。1
8は固定子,回転子間の間隙である。この場合,固定子
コイル15は固定子側の磁路を形成するバックヨークで
ある固定子ヨーク14の内周面に巻回され,固定子コイ
ル15は非磁性材であるので,上記固定子ヨーク14の
内周面と回転子のメーンマグネット17との間には磁気
的に均一ラジアルギャップ(ラジアル方向のギャップ)
が形成されていることになる。19及び20は夫々軸
受,21はエンドカバー,22はモータ軸12aに設け
られた絶対値式のエンコーダ,23はそのカバーであ
る。
【0009】上記構成においてモ−タ12を駆動する
と,モ−タ12の回転はその軸12aから軸継手10を
介して直接,転写ドラム1の軸1aに伝えられ,転写ド
ラム1を回転させる。この場合,モ−タ12は別置され
るレ−ザビ−ムプリンタの操作によって与えられる駆動
信号に対応する所要の回転数(回転速度)で転写ドラム
1を回動させるものであるが,転写ドラム駆動用のモ−
タとしてコアレス式のラジアルギャップ型のブラシュレ
スモ−タ12を使用しているため,回転変動率が少な
く,また,エンコ−ダとして絶対値式のエンコ−ダを使
用し,転写ドラムの常時の位置をの検出して色合わせを
行えるからプリントは高精度の美しいものとすることが
できる。
【0010】この点を補足説明すると,次の通りであ
る。即ち,次の理由から転写ドラムの回転変動率を,た
とえば,0.08〜0.05%とういう少数位2桁の低率におさ
えることができ,したがって,プリント出力として高精
度の画像情報の再現ができる。このためデジタルカラー
のレーザビームプリンタにおいて求められる画像情報の
高細精化という要求に十分応えるものである。
【0011】a.駆動モータとしてステッピンブモータ
を使用するものではなく,前記のようなコアレス式,ラ
ジアルギャップ型のブラシュレスモータを使用するもの
であるから,従来の方式のようにコギンクトルクは生じ
ないため,トルク特性は安定している。
【0012】b.固定側の磁極であるメーンマグネット
は着磁によって磁極を付与しているから,着磁方式の改
良によってトルクリップルが許容範囲内におさまるよう
にすることが可能である。
【0013】なお,本発明のレーザプリンタでは,固定
子側コイルの巻線を完全整列巻きとすることにより,同
一面積に対する導線の占積量を増大できるため,効率お
よびトルクを増大させることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記のようにレーザビームプリ
ンタの転写ドラムをコアレス式,ラジアルギャップ型の
ブラシュレスモータを使用して直接駆動するようにし,
かつ,このブラシュレスモータは固定子ヨークの内周面
に非磁性体の固定子コイルを設け,前記固定子ヨークと
回転子に設けられたマグネットとの間に磁気的に均一な
ラジアルギャップを形成するようにし,また上記ブラシ
ュレスモータに絶対値式のエンコーダを付属させ,この
エンコーダを用いて所要の速度制御及び位置制御を行う
ようにしたものであるから,従来方式に比べて次のよう
な優れた効果を有する。
【0015】固定子コイルは非磁性材料で構成され,
その部分を磁気的には均一なラジアルギャップとなって
いるから,磁束の変化が均一となり,コギングトルクが
発生せず,従って,回転ムラ即ち,回転変動率を大幅に
低下させることができる。
【0016】駆動モータとしてエンコーダ付きのもの
を用い,このエンコーダとして絶対値式のエンコーダで
モータの速度を検出し制御するようにしているため,転
写ドラムの常時の位置を認識して制御できるから,デジ
タルカラーのように高精度の位置決めを必要とする用途
に好適である。なお,この場合,速度制御回路は従来の
速度制御回路を利用できるから価格は高価とはせず抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す半部縦断正面図であ
る。
【図2】本発明で使用するコアレス式,ラジアルギャッ
プ型のブラシュレスモ−タの一例を示す縦断正面図であ
る。
【図3】従来の方式の構成を示す半部縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
1:転写ドラム 1a:ドラムの軸 10:軸継手 12:コアレス式,ラジアルギャップ型のブラシュレス
モ−タ 12a:モ−タの軸 15:固定子コイル 22:絶対値式のエンコ−ダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアレス式,ラジアルギャップ型のブラ
    シュレスモータを用い,レーザービームプリンタの転写
    ドラムを直接駆動するようにしたレーザービームプリン
    タにおいて, 上記ブラシュレスモータを,固定子ヨークの内周面に非
    磁性体の固定子コイルを設け,前記固定子ヨークと回転
    設けられたマグネットとの間に磁気的に均一なラジ
    アルギャップが形成されるよう構成し,上記ブラシュ
    レスモータに絶対値式のエンコーダを付属させ,このエ
    ンコーダを用いて所要の速度制御及び位置制御を行うよ
    うにしたことを特徴とするレーザービームプリンタの転
    写ドラムの駆動装置。
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JPS59197819A (ja) * 1983-04-25 1984-11-09 Mitsubishi Electric Corp ロ−タリエンコ−ダ
JP2507442B2 (ja) * 1986-06-20 1996-06-12 株式会社リコー 画像形成装置
JPH02303351A (ja) * 1989-05-16 1990-12-17 Canon Electron Inc 小型ブラシレスモータ

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