JP2901545B2 - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2901545B2
JP2901545B2 JP17678396A JP17678396A JP2901545B2 JP 2901545 B2 JP2901545 B2 JP 2901545B2 JP 17678396 A JP17678396 A JP 17678396A JP 17678396 A JP17678396 A JP 17678396A JP 2901545 B2 JP2901545 B2 JP 2901545B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に係
り、特に送信先ページャーへデータを送信した後、この
送信先ページャー番号、送信時刻、送信メッセージを記
憶させて再送可能に保持する携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メッセージを携帯電話機から送信
先ページャーへ送信する場合、図10に示される構成の
携帯電話機が使用される。図10は従来の携帯電話機の
回路構成を示すブロック図である。まず、操作者が図1
0に示されたキー入力部4に設けられたテンキー4dを
操作して送信先ページャーの番号を入力する。次に、C
PU(中央処理装置)3が制御プログラム1に従って制
御を行うと、無線部6、アンテナ7、及び無線回線8そ
れぞれを介して上記番号が基地局(図示省略)へ送信さ
れる。
【0003】CPU3は送信先ページャーの番号を基地
局へ送信した後、その送信先ページャーの番号をRAM
(Random Access Memory)2に記憶させる。そして、待
受状態から通話状態に移行したら、操作者は上記テンキ
ー4dから送信したいメッセージを入力する。入力され
たメッセージは上記CPU3の制御の元、無線部6、ア
ンテナ7、及び無線回線8を介してDTMF(Dual Ton
e Multifrequency)として送信先ページャーへ送信され
る。
【0004】送信されたメッセージは携帯電話機内には
記憶されない。また、操作者が携帯電話機の電源をオフ
状態にした場合、RAM2内に記憶された送信先ページ
ャーの番号は、消去される。一方、基地局から送信さ
れ、無線回線8、アンテナ7、及び無線部6を介して受
信されたメッセージは、上記RAM2に記憶される。し
かし、前述したように操作者がテンキー4dを操作して
入力したメッセージは記憶されない。従って、送信先ペ
ージャーにデータを送信した後は、いつ、誰に、どのよ
うなデータを送信したのか確認することができず、誤送
信していても気付かず送信先ページャーへの連絡が正確
に出来ない場合が多々生ずる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話機は以
上のように構成されており、送信先ページャーの番号は
保持されていても、何時に、どのようなメッセージを送
信したのかが記憶されていない。しかも、保持している
送信先ページャーの番号は、携帯電話機の電源をオフ状
態とした時点で、消去されてしまうため、送信先ページ
ャーに連絡できたかどうかが正確に分からず、結果とし
て、誤送信していても気付かず、送信先ページャー側の
相手にメッセージが届かない場合があるという問題があ
った。
【0006】また、従来の携帯電話機では、送信した送
信先ページャーの番号は記憶していても、メッセージま
では保持していないため、再度同じメッセージを送信し
ようとすると、再入力し直さなければならなず、同じ送
信先ページャーに同じメッセージを繰り返し送信する場
合、手間がかかるという問題があった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、送信先ページャーにメッセージを送信した後、送
信したメッセージ、時刻、及び送信先ページャー番号を
保持することで、後から誤送信していないかどうかを確
認でき、誤送信してしまった場合でも、すぐにメッセー
ジの再送ができるほか、送信したメッセージを保持する
ことで、同一のメッセージを再送する場合や新たにメッ
セージを送信する場合、記憶されているメッセージと同
一のメッセージがあれば、新たにメッセージを入力する
必要をなくすることができ、メッセージ送信における入
力操作の煩わしさを軽減できる携帯電話機を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、メッセージを入力する入力
手段と、入力されたメッセージを送信する送信手段と、
送信したメッセージとともに、送信先ページャー番号お
よび送信先ページャーへ送信した時刻をそれぞれ記憶す
る記憶手段と、前記送信手段および記憶手段の動作を制
御プログラムに従って制御する制御手段とを備えた携帯
電話機において、前記記憶手段は、前記送信先ページャ
ーへ送信したメッセージ,送信先ページャー番号および
送信先ページャーへ送信した時刻を再送可能に保持する
ページャー送信データ記憶不揮発エリアを具備すること
を特徴とするものである。請求項2記載の発明は、請求
項1記載の携帯電話機において、前記制御手段は、前記
ページャー送信データ記憶不揮発エリアに記憶されたメ
ッセージの内、送信するメッセージを指定する指定手段
と、前記指定手段により指定されたメッセージを前記ペ
ージャー送信データ記憶不揮発エリアから選択する選択
手段と、前記選択手段によって選択されたメッセージを
前記送信手段に出力する手段とを具備することを特徴と
するものである。請求項3記載の発明は、請求項1記載
の携帯電話機において、前記制御手段は、前記ページャ
ー送信データ記憶不揮発エリアに空きがない場合、最も
古いデータを消去した上で、この消去したページャー送
信データ記憶不揮発エリアに前記メッセージ、送信先ペ
ージャー番号、及び送信先ページャーへ送信した時刻そ
れぞれを記憶させることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態
による携帯電話機の回路構成を示すブロック図である。
図1において、無線部6はアンテナ7及び無線回線8を
介して接続された基地局(図示省略)との間で、制御信
号及び音声信号の送受信を行う。1はROM(Read Onl
y Memory)であり、携帯電話機の制御を行う制御プログ
ラム1a及び表示テーブル1bを記憶している。
【0010】2はRAM(Random Access Memory)であ
り、送信したメッセージ、時刻、送信先ページャー番号
を記憶して、電源オフ後もこれらを再送可能に保持する
ページャー送信データ記憶不揮発エリア(以下、不揮発
エリアという)2aと、後述するキー入力部4から入力
されたメッセージを記憶する入力バッファ2bと、送信
先ページャーに送信するデータを記憶する送信出力バッ
ファ2cと、入力されたメッセージ及び送信したメッセ
ージ、時刻、及び送信先ページャー番号を記憶して表示
させるための表示用バッファ2dとを有する。
【0011】また、3はCPU(中央処理装置)であ
り、ROM1に記憶されている制御プログラムに従い、
キー入力部4からのデータを処理したり、入力されたメ
ッセージをRAM2へ書き込んだり、送信先ページャー
へ送信したメッセージ、時刻、及び送信先ページャー番
号等のデータをRAM2から読み出したり、表示部5へ
の表示データ送信や無線部6からのデータ受信及び無線
部6へのメッセージの送信等の各種制御を行う。尚、無
線部6、アンテナ7は送信手段Aを構成している。
【0012】さらに、4は入力手段としての上記のキー
入力部であり、送信先ページャーへの送信データ履歴モ
ードに入るためのページャー送信データ履歴モードキー
4b、メッセージを入力したり、ダイアルデータの入力
をするためのテンキー4d、送信履歴データを順番にス
クロールするためのUPキー4e及びDOWNキー4
a、送信先ページャー番号、メッセージ、及び時刻を表
示するためのメッセージ読み出しキー4c、メッセージ
を送信するための送信キー4f、及びモードを終了させ
るためのモード終了キー4gを有する。
【0013】また、5は表示部であり、入力されたメッ
セージを表示したり、過去に送信先ページャーへ送信し
たメッセージ、時刻、及び送信先ページャー番号を表示
したり、不揮発エリア2aにページャー送信履歴データ
がない状態で、ページャー送信データ履歴モードに状態
が移行した時の警告画面等を表示する。
【0014】次に、上記CPU3が送信先ページャーへ
の送信データを記憶させる制御の手順を図2及び図3に
示すフローチャートに従って説明する。図2及び図3は
送信データの記憶手順を示すフローチャートである。通
話開始時において、送信先ページャーにメッセージを送
信する場合、図1に示すキー入力部4のテンキー4dを
押下すると、このテンキー4dの押下をCPU3が検知
する。即ち、CPU3はステップS1にて、キー入力の
有無を判断し、キー入力がなければキー入力待ちとな
る。キー入力があった場合には、ステップS2にて、検
知したキーデータを送信先ページャーへ送信するための
送信キー4fが入力されたか否かを判断する。
【0015】ステップS2における判断結果が「YE
S」の場合、即ち送信キー4fが入力された場合には、
RAM2内の入力バッファ2bの内容を確認し、ステッ
プS3にてメッセージが入力済みか否かを判断する。メ
ッセージが入力済みの場合、ステップS4にてRAM2
の入力バッファ2bの内容を送信用データに変換して、
送信出力バッファ2cに記憶させるとともに、無線部
6,アンテナ7、及び無線回線8を介して送信先ページ
ャーへ送信する。
【0016】メッセージ送信後、ステップS5にて、送
信したメッセージ、時刻、及び送信先ページャー番号を
記憶するエリアがRAM2内の不揮発エリア2aにまだ
あるか否かを判断する。その不揮発エリアにまだ記憶す
るエリアがある場合、ステップS6にて送信したメッセ
ージ、時刻、及び送信先ページャー番号を指定したRA
M2内の不揮発エリア2aに記憶させる。そして、ステ
ップS7にて、表示部5に表示している表示データをク
リアし、さらに入力バッファ2b及び送信用バッファ2
cをクリアし、待ち受け状態に移行する。
【0017】一方、ステップS5において、RAM2内
の不揮発エリア2aが過去のデータでいっぱいになって
いると判断された場合には、ステップS9にて、最も古
い過去のデータを消去し、今送信したメッセージ、時
刻、及び送信先ページャー番号をその最も古い過去のデ
ータを消去した不揮発エリア2aの所定領域に記憶する
(ステップS6)。そして、表示部5にて表示している
表示データをクリアし(ステップS7)、入力バッファ
2b及び送信用バッファ2cをクリアし(ステップS
8)、待ち受け状態に移行する。
【0018】また、ステップS3にて、メッセージが入
力されていないと認識した場合、ステップS10にて、
メッセージが未入力であることを、ROM1の表示テー
ブル1bより警告画面を読み出し、CPU3によって、
これを表示部5にて表示させてユーザに警告する。そし
て、ステップS11にて、この警告に続いて数秒後に、
その警告画面をクリアし、キー入力待ちとなる。
【0019】さらに、ステップS2にて送信キー4fの
入力ではないと判断した場合には、ステップS12に
て、メッセージを入力するテンキー4dの入力であるか
否かを判断する。テンキー4dの入力である場合、ステ
ップS13にて、データ数が送信可能データ数であるか
否かを判断する。送信可能なデータ数であった場合、ス
テップS14にて、RAM2内の入力バッファ2bに記
憶し、キー入力待ちとなる。送信不可能なデータ数であ
る場合、そのテンキー4dの入力は無視され、キー入力
待ちとなる。同じく、ステップS12にてテンキー4d
の入力ではなかった場合は、キー入力待ちとなる。
【0020】図4〜図9はCPU3による、送信先ペー
ジャーへ過去送信したメッセージの読み出し及び送信先
ページャーへの送信の制御手順を示すフローチャートで
ある。まず、図4において、携帯電話機が、待ち受け中
もしくは通話中の状態にある場合、ステップS21に
て、図1に示すキー入力部4からのキー入力があったか
否かを判断し、キー入力がなかった場合、そのまま入力
待ちとなる。キー入力があった場合、ステップS22に
て、ページャー送信データ履歴モードに状態が移行する
ためのページャー送信データ履歴モードキー4bが入力
されたか否かを判断する。ページャー送信データ履歴モ
ードキー4bが入力された場合には、ページャー送信デ
ータ履歴モードに状態が移行し、RAM2内の不揮発エ
リア2aよりページャー送信データを、最新のデータか
ら表示できるだけのデータを読み出し(ステップS2
3)、送信先ページャー番号を表示する(ステップS2
4)。そして、ステップS25にて最新の送信先ページ
ャー番号を点滅させ、キー入力待ちとなる。
【0021】次に、ステップS22にて、ページャー送
信データ履歴モードキー4bが入力されなかった場合に
は、ステップS26にて、メッセージ読み出しキー4c
が入力されたか否かを判断する。メッセージ読み出しキ
ー4cが入力された場合、ステップS27にて、現在画
面に表示されている送信先ページャー番号の内、点滅し
ている番号のメッセージ及び時刻を表示し、キー入力待
ちとなる。
【0022】さらに、ステップS26にて、メッセージ
読み出しキー4cが入力されなかった場合には、ステッ
プS28にて、UPキー4eが入力されたか否かを判断
する。UPキー4eが入力された場合、ステップS29
にて、最新の送信先ページャー番号が点滅しているか否
か判断する。最新の送信先ページャー番号が点滅してい
る場合、ステップS30にて、記憶された送信データの
中で最も古いデータを不揮発エリア2aより読み出す。
そして、表示している送信先ページャー番号の内、ステ
ップS31にて一番古い送信先ページャー番号を表示ク
リアし、続いて、ステップS32にて、最も古い送信先
ページャー番号を表示させ、その後、最も古い送信先ペ
ージャー番号を表示し点滅させて、ステップS33に
て、今まで点滅していた送信先ページャー番号を点灯さ
せる。そして、キー入力待ちとなる。
【0023】一方、ステップS29にて、最新の送信先
ページャー番号ではなく、他の送信先ページャー番号を
点滅していた場合、ステップS34にて点滅している送
信先ページャー番号の次に新しい送信先ページャー番号
を表示しているか否か判断する。点滅している送信先ペ
ージャー番号の次に新しい送信先ページャー番号を表示
している場合、ステップS34にて、その送信先ページ
ャー番号を点滅させ、さらに、ステップS36にて、今
まで点滅していた送信先ページャー番号を点灯させる。
そして、キー入力待ちとなる。
【0024】次に、ステップS34にて、点滅している
送信先ページャー番号の次に新しい送信先ページャー番
号が表示されていないと判定された場合には、ステップ
S37にて表示されている送信先ページャー番号の中
で、一番古い送信先ページャー番号のみ表示クリアし、
ステップS38にて点滅している送信先ページャー番号
の次に新しい送信データをRAM2内の不揮発エリア2
aより読み出す。そして、ステップS39にて、点滅し
ている送信先ページャー番号の次に新しいページャー番
号を表示し点滅させ、今まで点滅していた送信先ページ
ャー番号を点灯させる。その後、キー入力待ちとなる。
【0025】一方、ステップS28にて、UPキー4a
が入力されていなかった場合には、図6に示すように、
ステップS40にて、DOWNキー4aが入力されたか
否かを判断する。DOWNキー4aが入力された場合、
ステップS41にて、最も古い送信先ページャー番号が
点滅しているか否か判断する。最も古い送信先ページャ
ー番号が点滅している場合、ステップS42にて、記憶
された送信データの中で最新のデータをRAM2内の不
揮発エリア2aより読み出す。そして、ステップS43
にて、表示している送信先ページャー番号の内、一番新
しい送信先ページャー番号を表示クリアし、最新の送信
先ページャー番号を表示させる。その後、ステップS4
4にて、最も古い送信先ページャー番号を表示し点滅さ
せて、ステップS45にて、今まで点滅していた送信先
ページャー番号を点灯させる。そして、キー入力待ちと
なる。
【0026】一方、ステップS41において最も古い送
信先ページャー番号ではなく、他の送信先ページャー番
号を点滅していた場合には、ステップS46にて、点滅
している送信先ページャー番号の次に古い送信先ページ
ャー番号を表示しているか否か判断する。点滅している
送信先ページャー番号の次に古い送信先ページャー番号
を表示している場合には、ステップS47にて、その送
信先ページャー番号を点滅させ、ステップS48にて、
今まで点滅していた送信先ページャー番号を点灯させ
る。そして、キー入力待ちとなる。
【0027】次に、ステップS46において点滅してい
る送信先ページャー番号の次に古い送信先ページャー番
号が表示されていないと判定された場合には、ステップ
S49にて、その古い送信先ページャー番号を不揮発エ
リア2aより読み出し、ステップS50にて、表示して
いる送信先ページャー番号の中で、一番新しい送信先ペ
ージャー番号のみ表示クリアし、点滅している送信先ペ
ージャー番号の次に古い送信データをRAM2内の不揮
発エリア2aより読み出す。そして、ステップS51に
て、点滅している送信先ページャー番号の次に古い送信
先ページャー番号を表示し点滅させ、ステップS52に
て、今まで点滅していた送信先ページャー番号を点灯さ
せる。その後、キー入力待ちとなる。
【0028】また、ステップS40においてDOWNキ
ーが入力されなかった場合には、ステップS53にて送
信キー4fが入力されたか否か判断する。送信キー4f
が入力された場合、ステップS54にて、現在待ち受け
中か否か判断する。待ち受け中であった場合、ステップ
S55にて、現在点滅している送信先ページャー番号も
しくは、メッセージが表示されている場合は、そのメッ
セージの送信先ページャー番号を発呼する。そして、ス
テップS56にて、通話状態になったか否か判断する。
通話状態になっていない場合、ステップS57にて、発
呼が失敗したか否か判断する。発呼が失敗した場合、そ
のままモードを抜け、待ち受け状態になる。発呼が失敗
していない場合、再び通話状態に移行したか否か判断す
る(ステップS56)。
【0029】これに対し、ステップS56において通話
状態に移行したと判断された場合、発呼した送信先ペー
ジャー番号のメッセージを、ステップS58において、
無線部6,アンテナ7,無線回線8を介して基地局へ送
信する。その後、ステップS59において画面クリア及
び送信出力バッファ2dをクリアする。メッセージ送信
後、ステップS60にて、送信したメッセージ,時刻,
送信先ページャー番号を記憶するエリアがRAM2内の
不揮発エリア2aにまだあるか否か判断する。ステップ
S61にて、RAM2内の不揮発エリア2aにまだ記憶
するエリアがある場合、送信したメッセージ,時刻,送
信先ページャー番号を指定したRAM2内の不揮発エリ
ア2aに記憶して、モードを抜け、待ち受け状態にな
る。
【0030】これに対し、RAM2内の不揮発エリア2
aに記憶するエリアが過去のデータでいっぱいになって
いる場合には、ステップS62にて、最も古い過去のデ
ータを消去し、送信したメッセージ,時刻,送信先ペー
ジャー番号を最も古い過去のデータを消去したRAM2
内の不揮発エリア2aに記憶させ、モードを抜け、待ち
受け状態になる。
【0031】また、ステップS54にて待ち受け中では
なく通話中と判定された場合には、図8に示すように、
ステップS63にて、現在点滅している送信先ページャ
ー番号のメッセージもしくは、表示しているメッセージ
を無線部6,アンテナ7,無線回線8を介して基地局へ
送信する。その後、画面クリア及び送信出力バッファ2
cをクリアする(ステップS59)。メッセージ送信
後、送信したメッセージ,時刻,送信先ページャー番号
を記憶できるエリアがRAM2内の不揮発エリア2aに
まだあるか否か判断する(ステップS60)。不揮発エ
リア2aにまだ記憶するエリアがある場合、送信メッセ
ージ,時刻,送信先ページャー番号を指定したRAM2
内の不揮発エリア2aに記憶させて(ステップS6
1)、モードを抜け、待ち受け状態になる。
【0032】また、RAM2内の不揮発エリア2aが過
去のデータでいっぱいになっている場合、最も古い過去
のデータを消去し(ステップS62)、送信したメッセ
ージ,時刻,送信先ページャー番号を最も古い過去のデ
ータを消去したRAM2内の不揮発エリア2aに記憶さ
せモードを抜け、待ち受け状態になる。
【0033】一方、ステップS53にて、送信キー4f
が入力されなかった場合には、図9に示すように、ステ
ップS64にて、モード終了キー4gが入力か否か判断
する。モード終了キー4gが入力された場合、ステップ
S65にて画面クリアし、モードを抜ける。モード終了
キー4g以外のキーが入力された場合、キー入力を無視
しキー入力待ちとなる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、記憶手段に、送信先ページャーへ送信した
メッセージ、送信先ページャー番号、及び送信先ページ
ャーへ送信した時刻を再送可能に保持するページャー送
信データ記憶不揮発エリアを設けたので、送信したメッ
セージ、時刻、及び送信先ページャー番号を後から誤送
信したかどうかを確認でき、誤送信してしまった場合で
も、すぐにメッセージの再送ができるほか、過去何件目
に送信したメッセージを送信するかをユーザに告知後送
信でき、また、電源をオフにした場合でもデータが失わ
れるのを確実に防止できるという効果が得られる。
【0035】また、請求項2記載の発明によれば、制御
手段が、ページャー送信データ記憶不揮発エリアに記憶
されたメッセージの内、送信するメッセージを指定する
指定手段と、指定手段により指定されたメッセージを前
記ページャー送信データ記憶不揮発エリアから選択する
選択手段と、選択手段によって選択されたメッセージを
送信手段に出力する手段とを備えた構成であるので、同
一メッセージを繰り返し送信する場合には過去に記憶さ
せたメッセージを読み出すだけでよいため、メッセージ
再送の処理の簡素化と送信処理の効率化を実現できると
いう効果が得られる。
【0036】また、請求項3記載の発明によれば、制御
手段に、ページャー送信データ記憶不揮発エリアに空き
がないとき、最も古いデータを消去した上でこの消去し
たページャー送信データ記憶不揮発エリアにメッセー
ジ、送信先ページャー番号、及び送信先ページャーへ送
信した時刻を記憶させるように構成したので、ページャ
ー送信データ記憶不揮発エリアを決まった記憶容量の中
でメッセージ等の記憶に効率的に使用することができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による携帯電話機の回路構
成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態による送信データの記憶手順を示す
フローチャートである。
【図3】同実施形態による送信データの記憶手順を示す
フローチャートである。
【図4】同実施形態による過去送信したメッセージの読
み出し手順及び送信手順を示すフローチャートである。
【図5】同実施形態による過去送信したメッセージの読
み出し手順及び送信手順を示すフローチャートである。
【図6】同実施形態による過去送信したメッセージの読
み出し手順及び送信手順を示すフローチャートである。
【図7】同実施形態による過去送信したメッセージの読
み出し手順及び送信手順を示すフローチャートである。
【図8】同実施形態による過去送信したメッセージの読
み出し手順及び送信手順を示すフローチャートである。
【図9】同実施形態による過去送信したメッセージの読
み出し手順及び送信手順を示すフローチャートである。
【図10】従来の携帯電話機の回路構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 制御プログラム 2 ランダムアクセスメモリ(記憶手段) 2a 不揮発エリア(ページャー送信データ記憶不揮
発エリア) 3 CPU(制御手段) 4d テンキー(入力手段) A 送信手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージを入力する入力手段と、 入力されたメッセージを送信する送信手段と、 送信したメッセージとともに、送信先ページャー番号お
    よび送信先ページャーへ送信した時刻をそれぞれ記憶す
    る記憶手段と、 前記送信手段および記憶手段の動作を制御プログラムに
    従って制御する制御手段とを備えた携帯電話機におい
    て、 前記記憶手段は、 前記送信先ページャーへ送信したメッセージ,送信先ペ
    ージャー番号および送信先ページャーへ送信した時刻を
    再送可能に保持するページャー送信データ記憶不揮発エ
    リアを具備することを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記ページャー送信デ
    ータ記憶不揮発エリアに記憶されたメッセージの内、送
    信するメッセージを指定する指定手段と、 前記指定手段により指定されたメッセージを前記ページ
    ャー送信データ記憶不揮発エリアから選択する選択手段
    と、 前記選択手段によって選択されたメッセージを前記送信
    手段に出力する手段とを具備する ことを特徴とする請求
    項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記ページャー送信データ記憶不揮発エリアに空きがな
    い場合、最も古いデータを消去した上で、この消去した
    ページャー送信データ記憶不揮発エリアに前記メッセー
    ジ、送信先ページャー番号、及び送信先ページャーへ送
    信した時刻それぞれを記憶させることを特徴とする請求
    項1記載の携帯電話機。
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