JP2900681B2 - 内燃機関用電子配電器 - Google Patents

内燃機関用電子配電器

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JP2900681B2
JP2900681B2 JP4095292A JP4095292A JP2900681B2 JP 2900681 B2 JP2900681 B2 JP 2900681B2 JP 4095292 A JP4095292 A JP 4095292A JP 4095292 A JP4095292 A JP 4095292A JP 2900681 B2 JP2900681 B2 JP 2900681B2
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法美 漆原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高電圧を各気筒の点火
プラグに配電する内燃機関用電子配電器に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の複数の気筒のそれぞれに点火
コイルを配し、さらに、この点火コイルの1つ1つに対
応させてパワートランジスタ等のスイッチング素子を配
するものが増えてきた。このようにすれば、複数のスイ
ッチング素子の1つを特定して導通及び遮断することに
よって、特定の気筒に点火コイルで発生した高電圧を配
電することができる。
【0003】このように、それぞれの点火コイルにはそ
れぞれスイッチング素子が接続されているが、この接続
はそれぞれ別個のリードフレームの接続による。すなわ
ち、少なくともスイッチング素子と同数のリードフレー
ム(点火コイル側リードフレーム)を用いて点火コイル
とスイッチング素子を電気的に接続する。さらに、スイ
ッチング素子は共通のアースに落される。ここでは、そ
れぞれのスイッチング素子は共通のリードフレーム(ア
ース側リードフレーム)に接続されて、その後に、アー
スに落される。このような技術は、例えば、特開平1−2
59550 号に記載されている。
【0004】また、トランジスタ等のスイッチング素子
は過大な電流が流れると破壊してしまうために、電流制
限回路を設けて、スイッチング素子に流れる電流を制限
している。すなわち、スイッチング素子に流れる電流を
検出して、その電流が所定以上となったときにスイッチ
ング素子に流れる電流を制限している。
【0005】電流制限回路では、一般に、スイッチング
素子に流れる電流を電流検出抵抗によって検出してい
る。この電流検出抵抗は回路基板の中で大きな面積を占
めるために、電流検出抵抗を共通に用いられるようにし
ている。このようなものでは、複数のスイッチング素子
に共通の電流検出抵抗を接続し、この共通の電流抵抗に
流れる電流が所定以上になったときには、これら全ての
スイッチング素子に流れる電流を同時に制限するように
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】なんらかの異常状態の
発生によって、スイッチング素子の1つが焼き付き、そ
のスイッチング素子が導通状態に固定されてしまうと、
点火コイル側リードフレーム及びアース側リードフレー
ムに過電流が流れる。従来の技術によれば、それぞれの
スイッチング素子の一端は、それぞれに対応して設けら
れた点火コイル側リードフレームによって点火コイルに
接続されるが、それぞれのスイッチング素子の他端は、
まとめられて共通のアース側リードフレームによってア
ースに落される。ここで、過電流によって、アース側リ
ードフレームが焼切れると、全ての点火コイルに電流が
供給されなくなり、異常となったスイッチング素子に接
続された点火コイルのみならず、その他の正常に動作す
るスイッチング素子に接続された点火コイルに電流が流
れなくなってしまう。
【0007】本発明の目的は、複数のスイッチング素子
のうちの1つが導通状態に固定されても、その他の正常
に機能するスイッチング素子に接続される点火コイルに
流れる電流の制御を可能とすることにある。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の点火
コイルに流れる電流を別個に導通及び遮断する複数のス
イッチング素子と、前記複数のスイッチング素子の電流
を前記複数の点火コイルにそれぞれ別個に流す複数の第
1リードフレームと、前記複数のスイッチング素子のう
ち少なくとも2以上のスイッチング素子の電流を共通の
電位に落す単一の第2リードフレームとを有し、前記第
1リードフレームの抵抗値を前記第2リードフレームの
抵抗値より高く設定し、前記第1リードフレームと前記
第2リードフレームの材質を異ならせるように構成した
内燃機関用電子配電器において、前記第1リードフレー
ムはニッケル又は鉄ニッケル系の材質のものを用い、前
記第2リードフレームはアルミニウム,銅、又は黄銅を
用いたことによって達成される。 また、上記目的は、複
数の点火コイルに流れる電流を別個に導通及び遮断する
複数のスイッチング素子と、前記複数のスイッチング素
子の電流を前記複数の点火コイルにそれぞれ別個に流す
複数の第1リードフレームと、前記複数のスイッチング
素子のうち少なくとも2以上のスイッチング素子の電流
を共通の電位に落す単一の第2リードフレームとを有し
た内燃機関用電子配電器において、前記第1リードフレ
ームの両端の接続のうちの少なくとも一方ははんだによ
る接続とし、前記はんだは前記第1のリードフレームに
流れる電流が所定以上となったときに溶融して電気的な
接続を解くように構成したことによって達成される。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】バッテリーからの電流は、点火コイル,点火コ
イル側リードフレーム,スイッチング素子,アース側リ
ードフレーム,アースの順で流れる。第1の構成によれ
ば、スイッチング素子の1つが導通状態に固定されたと
きには、過電流は、点火コイル側リードフレームを通っ
てアース側リードフレームに流れるが、点火コイル側リ
ードフレームの抵抗値がアース側リードフレームの抵抗
値より高く設定されているために、点火コイル側リード
フレームの発熱量はアース側リードフレームの発熱量よ
りも、大きくなる。そのために、異常状態となったスイ
ッチング素子に接続された点火コイル側リードフレーム
はアース側リードフレームよりも先に溶断される。その
ために、点火コイルからの過電流は、アース側リードフ
レームには供給されることはなくなり、アース側リード
フレームは過電流による溶断から免れ、少なくともその
他の正常に機能するスイッチング素子に接続された点火
コイルの電流の制御が可能となる。
【0019】
【0020】
【0021】また、点火コイル側リードフレームの両端
の接続のうちの少なくとも一方ははんだによる接続と
し、前記はんだは点火コイル側リードフレームに流れる
電流が所定以上となったときに溶融して電気的な接続を
解くように構成される。そのため、過電流が流れてリー
ドフレームの温度が上昇したときには、異常状態となっ
たスイッチング素子に接続された点火コイル側リードフ
レームは溶融する。これにより、点火コイルからの過電
流は、アース側リードフレームには供給されることはな
くなり、少なくともその他の正常に機能するスイッチン
グ素子に接続された点火コイルの電流の制御が可能とな
る。
【0022】
【0023】
【0024】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて説明する。図
2はシステム構成図であり、いわゆる6気筒同時着火型
のシステム構成図を示している。バッテリー11の電圧
は、ヒューズ12及びスイッチ13を介して、点火コイ
ル14〜16の1次コイル17〜19の一端に印加され
る。一方、吸入空気量及びエンジン回転数等の内燃機関
の運転状態を示す物理量を検出するセンサ群28(吸入
空気量センサ,クランク角センサ等)の出力はコントロ
ールユニット27に取り込まれる。コントロールユニッ
ト27は、これらセンサ群28の出力に基づいて点火の
タイミングを演算してパワーモジュール26に信号を出
力する。このとき、コントロールユニット27の出力す
る信号は数mA〜数10mA程度である。パワーモジュ
ール26は、コントロールユニット27がhighの出力を
すれば、特定の点火コイル(17〜19)にバッテリー
11からの電流を供給するように動作する。このときに
は、数Aの電流が点火コイル(14〜16)の1次コイ
ル(17〜19)に供給される。なお、後述するが、点
火コイル(14〜16)の1次コイル(17〜19)に
供給される電流は電流制限回路64によって所定の電流
値以下に制限される。
【0025】また、パワーモジュール26は、コントロ
ールユニット27がlow の出力をすれば、特定の点火コ
イル(14〜16)の1次コイル(17〜19)にバッ
テリー11からの電流を遮断するように動作する。今ま
で供給されていた電流が瞬時に遮断されると点火コイル
(14〜16)の2次コイル(20〜22)に高電圧が
発生し、点火プラグ(23a,23b〜25a,25
b)に火花がとぶ。
【0026】次にパワーモジュール26の詳細を説明す
る。図3において、パッケージ端子71〜77は外装ケ
ース80にモールドされている。パッケージ端子71〜
73の一端は、外装ケース80に着脱可能なコネクタを
介して、点火コイル14〜16にそれぞれ接続される。
また、パッケージ端子71〜73の他端はリードフレー
ム51〜53(点火コイル側リードフレーム)を介して
パワートランジスタ41〜43に接続される。なお、以
下に、リードフレームとは単に平板状の物のみならず、
断面が円状のいわゆるリードワイヤとよばれているもの
を含み、全ての断面形状のものを含むことを意味してい
る。パワートランジスタ41〜43はリードフレーム6
1〜63を介してハイブリッドIC基板44に接続され
る。リードフレーム61〜63はAl,Cu又は黄銅の
ように比較的抵抗値が小さいものを用いることが好適で
ある。なお、パワートランジスタ41〜43の代りに、
MOS型FETを用いることができる。さらには、これ
以外の全ての半導体スイッチング素子を用いることが可
能なのはもちろんである。
【0027】パッケージ端子74〜76の一端はリード
フレーム54〜56を介してコントロールユニット27
に接続され、パッケージ端子77の一端はリードフレー
ム57(アース側リードフレーム)を介してはアースに
接続される。また、パッケージ端子74〜77の他端は
ハイブリッドIC基板44に接続される。
【0028】さらに、パワーモジュール26の内部回路
の接続状態を説明する。図4において、パッケージ端子
71〜73はリードフレーム51〜53(点火コイル側
リードフレーム)の一端に溶接される。リードフレーム
51〜53の他端は溶接パッド83を介してセラミック
基板82にはんだ付けされる。セラミック基板82上に
はパワートランジスタ41〜43が形成されリードフレ
ーム51〜53と電気的に接続されるようになってい
る。さらに、パワートランジスタ41〜43はリードフ
レーム61〜63(Al,Au等の材質で構成)を介し
てハイブリッドIC基板44に接続される。なお、ハイ
ブリッドIC基板44は金属ベース81に絶縁物(図示
せず)を介して構成されている。また、パッケージ端子
77はリードフレーム57(アース側リードフレーム)
の一端に溶接される。リードフレーム57の他端は溶接
パッド84を介してハイブリッドIC基板44にはんだ
付けされる。このようにして、ハイブリッドIC基板4
4はパッケージ端子77に電気的に接続される。
【0029】さらに、パワーモジュール26の内部の回
路構成を説明する。図1において、点火コイル14〜1
6はそれぞれパワートランジスタ41〜43のコレクタ
に接続される。パワートランジスタ41〜43のエミッ
タは電流制限回路64に接続され、さらに、リードフレ
ーム57を介してアースに接続される。一方、パワート
ランジスタ41〜43のベースはそれぞれ抵抗65〜6
7を介して、リードフレーム54〜56に接続され、さ
らに、コントロールユニット27に接続される。
【0030】ここで、リードフレーム51〜53の抵抗
値R1〜R3とリードフレーム57の抵抗値R4の関係
を R4<R1〜R3 とする。部材として例えばNiワイヤを使用した時は、 R1〜R3≒15mΩ R4≒10mΩ とすることができる。また、このような抵抗値とするの
に、Fe−Ni系の材質のものを用いても良い。
【0031】このように、リードフレーム51〜53の
抵抗値R1〜R3をリードフレーム57の抵抗値R4よ
りも大きくするためには、リードフレーム51〜53の
長さをリードフレーム57よりも長くしても良い。ま
た、リードフレーム51〜53の太さをR1〜R3をリ
ードフレーム57の抵抗値よりも細くしても良い。当
然、材質を変えることによっても、リードフレーム51
〜53の抵抗値R1〜R3をリードフレーム57の抵抗
値R4よりも大きくすることが可能である。例えば、リ
ードフレーム51〜53をNi又はNi−Fe系のもの
を用い、リードフレーム57をAl,Cu又は黄銅等を
用いることができる。
【0032】このパワーモジュール26の動作を説明す
る。まず、パワートランジスタ41〜43が何れも正常
な動作状態においては、コントロールユニット27から
の信号がLow レベルの場合、パワートランジスタ41〜
43は遮断状態にあるため点火コイル14〜16の1次
コイル17〜19に電流(一次電流)は流れない。しか
し、何らかの原因でパワートランジスタ41〜43の何
れかがショート破壊するとコントロールユニット27か
らの信号のレベルにかかわらず、点火コイルの一次コイ
ルに連続的に電流が流れてしまう。この時、電流はバ
ッテリ11→1次コイル17〜19→リードフレー
ム51〜53→パワートランジスタ41〜43のコレ
クタエミッタ間→リードフレーム61a〜63a→
ハイブリッドIC44→リードフレーム57→アー
スの順に流れる。そして、このような異常な連続通電が
続くと、点火コイル14〜16が発熱し、最悪の場合に
はコイルの発煙,発火に至る。発煙,発火を防ぐには、
の配線のいずれかがオープン状態となればよい
が、がオープン状態となると、他の正常な回路も全て
動作しなくなるためエンジンが運転できなくなる。ま
た、一般にはごく短いAlその他、例えば、Au線や
Al線を用いるため過電流が流れても発熱量は少なく、
これによって、焼切れることは殆ど無い。がオープン
となると、ショートしたパワートランジスタから電流が
流れることはなくなり、コイルの発煙,発火を防止で
き、しかもエンジンの運転が可能なフェールセーフ機構
を実現できる。ここで、点火装置の回路を封止するパッ
ケージに設けられたパッケージ端子71〜73と、パワ
ートランジスタ41〜43のコレクタの間を接続するリ
ードフレーム51〜53を、ヒューズのように動作させ
ればコストを最小に抑えることができる。そのために
は、パッケージ端子71〜73とリードフレーム51〜
53の抵抗値を他の配線より大きくし、しかも特定の条
件下で溶断する値にすれば良い。
【0033】このように、パワートランジスタ41〜4
3のうちの中の1つがショートしても、これに応じた点
火コイルとリードフレームに過電流が流れ、ショートし
たパワートランジスタに接続されたリードフレームのみ
(リードフレーム51〜53の内の何れか)が過電流に
より過熱され、発熱により溶断する。なお、リードフレ
ーム51〜53に10A程度の電流が流れたときに、リ
ードフレーム51〜53が溶断するようにすると良い。
【0034】これによりパワートランジスタ(41〜4
3の内何れか)のショート→過電流→リードフレーム
(51〜53の内何れか)が溶断→過電流停止→他のパ
ワートランジスタで点火続行となる。万一パワートラン
ジスタが素子欠陥等でショート破壊しても、直ちにこの
ショートしたパワートランジスタのコレクタ側のリード
フレームが溶断され、点火コイル14〜16,ハイブリ
ッドIC基板44に過電流が流れない。残りの気筒で点
火が正常に行われる様にすることにより、点火の動作が
可能となる。又、点火コイルに連続的に過電流が流れる
ことを防止しているため、点火コイルの発煙,発火も防
止できる。
【0035】さらに、電流制限回路64の詳細を説明す
る。図5において、パワートランジスタ41のエミッ
タ,パワートランジスタ42のエミッタ及びパワートラ
ンジスタ43のエミッタは共に電流制限抵抗85の一端
に接続される。電流制限抵抗85の他端はアースに接続
される。パワートランジスタ41〜43のエミッタとア
ースの間には、電流検出抵抗85と並列に、抵抗86と
抵抗87が接続されている。パワートランジスタ41の
ベース,パワートランジスタ42のベース及びパワート
ランジスタ43のベースは共にトランジスタ88のコレ
クタに接続されている。トランジスタ88のエミッタは
アースに接続されている。さらに、トランジスタ88の
ベースは抵抗89と抵抗89の結合点に接続される。な
お、パワートランジスタ41〜43のベースはそれぞれ
コントロールユニット27にも接続される。
【0036】電流制限回路64の動作を説明する。コン
トロールユニット27からの電流Ibが流れると、トラ
ンジスタ42(トランジスタ41,43)は導通状態と
なる。トランジスタ42(トランジスタ41,43)が
導通状態となると、トランジスタ42(トランジスタ4
1,43)のコレクタ−エミッタ間の電圧が徐々に上昇
する。この電圧は電流検出抵抗85によって検出され、
さらに抵抗86及び抵抗87によって分圧される。この
値がスレッシュレベルVb(約0.7V)を越えると、ト
ランジスタ88が導通状態になり、パワートランジスタ
42のベースとアースをを接続する。これによって、ト
ランジスタ42は遮断状態となる。
【0037】ここで、パワートランジスタ41〜43の
エミッタは、共通に用いられている電流制限抵抗85に
接続されているので、パワートランジスタ41〜43の
何れかの電流がスレッシュレベルVbを越えて、トラン
ジスタ88を導通状態とすれば、パワートランジスタ4
1〜43のベースは全てアースに接続されることとな
る。すなわち、パワートランジスタ41〜43の何れか
の電流が一定以上の電流となれば、パワートランジスタ
41〜43の全てが遮断状態となるように動作する。
【0038】例えば、パワートランジスタ41〜43の
何れかがショートして、常に導通状態となったときに
は、電流検出抵抗85には常に所定以上の電流が流れる
ので、電流制限回路64は、常に、パワートランジスタ
41〜43の全てを遮断状態とするように動作する。こ
のような状態となると、点火コイル14〜16の全てに
電流が供給されず、内燃機関に供給される混合気に着火
することができなくなり、内燃機関は、完全にその動作
を停止せざるを得ない。
【0039】しかしながら、上記に説明したように本実
施例では、パワートランジスタ41〜43に過電流が流
れたときには、そのパワートランジスタ(41〜43)
に対応したリードフレーム(リードフレーム51〜53
のいずれか)が焼き切れる。そのために、ショートした
パワートランジスタ(41〜43)から電流検出抵抗8
5に電流が供されないので、ある一つのパワートランジ
スタ(41〜43)のショートは他の正常なパワートラ
ンジスタ(41〜43)の動作を阻害することはない。
【0040】以上のように、本実施例によれば、パワー
トランジスタ(41〜43の内何れか)がショート破壊
しても、パワーモジュール26の回路を封止するパッケ
ージに設けられたリードフレーム(リードフレーム51
〜53の内何れか)とパワートランジスタ(41〜43
の内何れか)のコレクタの間の接続を強制的に溶断によ
り遮断するので点火コイルの発煙,発火を防止でき、あ
たかも、第2の電流制限回路を設けたかのように、車両
を不調ながらも自走できるフェールセーフが可能とな
り、しかも、安価に提供できる。
【0041】なお、この実施例では、アース側リードフ
レーム57を用いてパワートランジスタ41〜43のエ
ミッタとアースを接続しているが、この代りに、パワー
トランジスタ41〜43のエミッタを(電流制限回路6
4を介して)金属ベース81に接続するようにしても良
い。この接地のための電流制限回路64と金属ベース8
1の接続は、アルミニウムワイヤを用い、これらを溶接
によって接続可能である。このように、金属ベース81
を用いた接地の方法によると、単に溶接をすることによ
り、パワートランジスタ41〜43のエミッタを接地す
ることができ、作業が容易になると共に、さらに、パワ
ーモジュール全体の構成も簡単となる。次に、他の実施
例を図6を用いて説明する。この実施例ではリードフレ
ーム57(図6(b))を、リードフレーム51〜53
(図6(a))と全く同じ物を並列に2本接続するよう
にして、構成したものである。
【0042】さらに、他の実施例を図7を用いて説明す
る。この実施例では、パワートランジスタ41のコレク
タエミッタ電流を電流制限回路91により制御してい
る。更に、パワートランジスタ42及びパワートランジ
スタ43のコレクタエミッタ電流を電流制限回路92
(電流制限回路91とは別個に設置)により制御してい
る。このように、パワートランジスタ41〜43に流れ
る電流を2つの電流制限回路(電流制限回路91,9
2)により制御しているので、このうちの1つの電流制
限回路が異常状態となっても、もう1つの電流制限回路
は正常に動作する。
【0043】さらに、他の実施例を図8を用いて説明す
る。この実施例では、パワートランジスタ41のコレク
タエミッタ電流を電流制限回路93により制御し、パワ
ートランジスタ42のコレクタエミッタ電流を電流制限
回路94により制御し、パワートランジスタ43のコレ
クタエミッタ電流を電流制限回路95により制御してい
る。このように、パワートランジスタ41〜43に流れ
る電流をそれぞれ電流制限回路93〜95により制御し
ているので、電流制限回路93〜95のうちの1つが異
常状態となっても、他の電流制限回路は正常に動作す
る。
【0044】さらに、他の実施例を図9を用いて説明す
る。この実施例では、4つの点火コイル14,15,1
6及び99のそれぞれに2つずつの点火プラグを接続し
た、いわゆる8気筒同時着火方式のものが示されてい
る。点火コイル14,15,16及び99はそれぞれリ
ードフレーム51,52,53及び98を介してパワー
トランジスタ41,42,43及び97に接続されてい
る。さらに、パワートランジスタ41,42,43及び
97はリードフレーム54,55,56及び96を介し
てコントロールユニット27に接続される。なお、他の
部分は前述の実施例と同様であるので省略する。
【0045】さらに、他の実施例を図10を用いて説明
する。この実施例では、4つの点火コイル14,15,
16及び99のそれぞれに1つずつの点火プラグを接続
した、いわゆる4気筒独立着火方式のものが示されてい
る。なお、これ以外の部分は図9に示された実施例と同
様である。
【0046】さらに、他の実施例を図11を用いて説明
する。この実施例では、パワートランジスタ41及び4
2に流れる電流を電流制限回路100によって制御し、
また、パワートランジスタ43及び97に流れる電流を
電流制限回路101によって制御している。なお、これ
以外の部分は図9に示された実施例と同様である。
【0047】さらに、他の実施例を図12を用いて説明
する。この実施例では、4つの点火コイル14,15,
16及び99のそれぞれに1つずつの点火プラグを接続
した、いわゆる4気筒独立着火方式のものが示されてい
る。なお、これ以外の部分は図11に示された実施例と
同様である。
【0048】さらに、他の実施例を図13を用いて説明
する。この実施例では、パワートランジスタ41,4
2,43及び97に流れる電流をそれぞれ電流制限回路
102,103,104及び105によって制御してい
る。なお、これ以外の部分は図12に示された実施例と
同様である。
【0049】さらに、他の実施例を図14を用いて説明
する。この実施例では、4つの点火コイル14,15,
16及び99のそれぞれに1つずつの点火プラグを接続
した、いわゆる4気筒独立着火方式のものが示されてい
る。なお、これ以外の部分は図13に示された実施例と
同様である。
【0050】さらに、他の実施例を図15を用いて説明
する。この実施例では、6つの点火コイル14,15,
16,99,116及び117のそれぞれに2つずつの
点火プラグを接続した、いわゆる12気筒同時着火方式
のものが示されている。点火コイル14,15,16,
99,116及び117はそれぞれリードフレーム5
1,52,53,98,114及び115を介してパワ
ートランジスタ41,42,43,97,112及び1
13に接続されている。さらに、パワートランジスタ4
1,42,43,97,112及び113はリードフレ
ーム54,55,56,96,110及び111を介し
てコントロールユニット27に接続される。なお、これ
以外の部分は図1に示される実施例と同様である。
【0051】さらに、他の実施例を図16を用いて説明
する。この実施例では、6つの点火コイル14,15,
16,99,116及び117のそれぞれに1つずつの
点火プラグを接続した、いわゆる6気筒独立着火方式の
ものが示されている。なお、これ以外の部分は図15に
示された実施例と同様である。
【0052】さらに、他の実施例を図17を用いて説明
する。この実施例では、パワートランジスタ41,42
及び43に流れる電流を電流制限回路120によって制
御し、また、パワートランジスタ97,112及び11
3に流れる電流を電流制限回路121によって制御して
いる。なお、これ以外の部分は図16に示された実施例
と同様である。
【0053】さらに、他の実施例を図18を用いて説明
する。この実施例では、6つの点火コイル14,15,
16,99,116及び117のそれぞれに1つずつの
点火プラグを接続した、いわゆる6気筒独立着火方式の
ものが示されている。なお、これ以外の部分は図17に
示された実施例と同様である。
【0054】さらに、他の実施例を図19を用いて説明
する。この実施例では、パワートランジスタ41及び4
2に流れる電流を電流制限回路122によって制御し、
パワートランジスタ43及び97に流れる電流を電流制
限回路123によって制御し、パワートランジスタ11
2及び113に流れる電流を電流制限回路124によっ
て制御している。なお、これ以外の部分は図15に示さ
れた実施例と同様である。
【0055】さらに、他の実施例を図20を用いて説明
する。この実施例では、6つの点火コイル14,15,
16,99,116及び117のそれぞれに1つずつの
点火プラグを接続した、いわゆる6気筒独立着火方式の
ものが示されている。なお、これ以外の部分は図18に
示された実施例と同様である。
【0056】さらに、他の実施例を図21を用いて説明
する。この実施例では、パワートランジスタ41,4
2,43,97,112及び113に流れる電流をそれ
ぞれ電流制限回路125,126,127,128,1
29及び130によって制御している。なお、これ以外
の部分は図15に示された実施例と同様である。
【0057】さらに、他の実施例を図22を用いて説明
する。この実施例では、6つの点火コイル14,15,
16,99,116及び117のそれぞれに1つずつの
点火プラグを接続した、いわゆる6気筒独立着火方式の
ものが示されている。なお、これ以外の部分は図21に
示された実施例と同様である。
【0058】ここで図10,図12,図14に示される
実施例において、点火コイルのそれぞれに2つずつの点
火プラグを接続する、8気筒独立点火方式としても良
い。また、図16,図18,図20,図22に示される
実施例において、点火コイルのそれぞれに2つずつの点
火プラグを接続する、12気筒同時点火方式とすること
も可能である。
【0059】以上のように図1から図22に示される各
実施例では、リードフレーム51〜53(点火側リード
フレーム)の抵抗値をリードフレーム57(アース側リ
ードフレーム)の抵抗値よりも大きくすることにより、
パワートランジスタ41〜43のショート時の対策を施
していた。このような実施例において、以下のような構
成としても良い。なお、以下の説明では、図1から図2
2に示される各実施例と同様な部分の説明は省略する。
したがって、以下に説明の無い部分は原則として、図1
から図22に示される各実施例と同様である。
【0060】まず、点火コイル側リードフレーム51〜
53の融点をアース側リードフレーム57の融点よりも
低くすることによって上記の実施例とほぼ同様な効果を
得ることができる。例えば、点火コイル側リードフレー
ム(51〜53)としてアルミニウム製のリードフレー
ム(融点;660.4度摂氏)を用い、アース側リードフ
レーム57として銅製のリードフレーム(融点;1084.5
度摂氏)を用いると良い。
【0061】さらに、点火コイル側リードフレーム51
〜53の接続をはんだ付けにすることによっても、上記
の実施例とほぼ同様な効果を得ることができる。すなわ
ち、パッケージ端子71〜73と点火コイル側リードフ
レーム51〜53を共晶はんだ(成分;すず40%鉛6
0%,融点;183度摂氏)を用いて接続するか、ある
いは、点火コイル側リードフレーム51〜53とセラミ
ック基板82を共晶はんだを用いて接続すれば良い。な
お、この場合、アース側リードフレーム57の接続は高
温はんだ(成分;すず10%鉛90%,融点320度摂
氏)を用いて接続するか、あるいは、溶接により接続す
る。パワートランジスタ41〜43がショートして導通
状態が続くと、点火側リードフレーム(リードフレーム
51〜53のうち対応したもの)及びアース側リードフ
レーム57に流れる電流が大きくなり発熱する。点火側
リードフレーム(ショートしたパワートランジスタに対
応したリードフレームのうちのいずれか51〜53)及
びアース側リードフレーム57の温度は上昇するが、点
火コイル側リードフレーム(51〜53)は共晶はんだ
によって接続されているので、比較的低い温度(183
度摂氏)に達したときに、共晶はんだの方が先に溶融
し、ショートしたパワートランジスタに該当する点火コ
イル14〜16とパワートランジスタ41〜43(ショ
ートしたもの)の接続が解かれる。なお、この時に、点
火コイル側リードフレーム51〜53にバネ力が発生す
るようにすると更に良い。このようにすれば、共晶はん
だが溶融したときに、点火コイル側リードフレーム51
〜53が弾性変形して、点火コイル側リードフレーム5
1〜53による接続の解き放しがより確実となる。
【0062】さらに、点火コイル側リードフレーム51
〜53の比抵抗率の温度係数をアース側リードフレーム
57の比抵抗率の温度係数よりも大きくすることによっ
て上記の実施例とほぼ同様な効果を得ることができる。
例えば、点火コイル側リードフレーム51〜53として
図23の(a)に示される特性のものを用い、アース側
リードフレーム57として図23の(b)に示される特
性のものを用いると良い。パワートランジスタ41〜4
3がショートしてオープン状態が続くと、点火側リード
フレーム(ショートしたパワートランジスタに対応した
リードフレーム51〜53のいずれか)及びアース側リ
ードフレーム57に流れる電流が大きくなり発熱する。
この発熱により、点火コイル側リードフレーム(リード
フレーム51〜53のいずれか)とアース側リードフレ
ーム57は共に抵抗値が大きくなっていくが、点火コイ
ル側リードフレーム51〜53の比抵抗率の温度係数が
アース側リードフレーム57の比抵抗率の温度係数より
も大きいので、点火コイル側リードフレーム(51〜5
3)は抵抗値が急激に増加し、これによって、発熱量も
急激に増加する。このような相乗的な効果により、点火
コイル側リードフレーム(リードフレーム51〜53の
いずれか)の温度は急激に上昇し、点火コイル側リード
フレーム(ショートしたパワートランジスタに対応)は
アース側リードフレーム57よりも先に溶断される。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、発明によれば、複
数のスイッチング素子のうちの1つが導通状態に固定さ
れても、その他の正常に機能するスイッチング素子に接
続される点火コイルに流れる電流を制御することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パワーモジュールの詳細を示す図である。
【図2】システム構成図である。
【図3】パワーモジュールの構造を示す図である。
【図4】パワーモジュール内の回路の接続の詳細を示す
図である。
【図5】電流制限回路の詳細を示す図である。
【図6】リードフレームの接続に特徴を持つ実施例を示
す図である。
【図7】6気筒同時着火方式で電流検出部を2ケ設けた
実施例を示す図である。
【図8】6気筒同時着火方式で電流検出部を3ケ設けた
実施例を示す図である。
【図9】8気筒同時着火方式で電流検出部を1ケ設けた
実施例を示す図である。
【図10】4気筒独立着火方式で電流検出部を1ケ設け
た実施例を示す図である。
【図11】8気筒同時着火方式で電流検出部を2ケ設け
た実施例を示す図である。
【図12】4気筒独立着火方式で電流検出部を2ケ設け
た実施例を示す図である。
【図13】8気筒同時着火方式で電流検出部を4ケ設け
た実施例を示す図である。
【図14】4気筒独立着火方式で電流検出部を4ケ設け
た実施例を示す図である。
【図15】12気筒同時着火方式で電流検出部を1ケ設
けた実施例を示す図である。
【図16】6気筒独立着火方式で電流検出部を1ケ設け
た実施例を示す図である。
【図17】12気筒同時着火方式で電流検出部を2ケ設
けた実施例を示す図である。
【図18】6気筒独立着火方式で電流検出部を2ケ設け
た実施例を示す図である。
【図19】12気筒同時着火方式で電流検出部を3ケ設
けた実施例を示す図である。
【図20】6気筒独立着火方式で電流検出部を3ケ設け
た実施例を示す図である。
【図21】12気筒同時着火方式で電流検出部を6ケ設
けた実施例を示す図である。
【図22】6気筒独立着火方式で電流検出部を6ケ設け
た実施例を示す図である。
【図23】点火側リードフレームとアース側リードフレ
ームの温度に対する抵抗の変化を示す図である。
【符号の説明】
14〜16…点火コイル、41〜43…パワートランジ
スタ、51〜53…点火コイル側リードフレーム、57
…アース側リードフレーム、64…電流制限回路、85
…電流検出抵抗。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−62426(JP,A) 特開 昭63−205460(JP,A) 特開 昭63−239367(JP,A) 特開 平1−155073(JP,A) 実開 昭56−54274(JP,U) 電気学会発行「電気工学ハンドブック (1978)」第1511頁 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02P 3/04 F02P 3/055 F02P 15/00 303

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の点火コイルに流れる電流を別個に導
    通及び遮断する複数のスイッチング素子と、前記複数の
    スイッチング素子の電流を前記複数の点火コイルにそれ
    ぞれ別個に流す複数の第1リードフレームと、前記複数
    のスイッチング素子のうち少なくとも2以上のスイッチ
    ング素子の電流を共通の電位に落す単一の第2リードフ
    レームとを有し、前記第1リードフレームの抵抗値を前
    記第2リードフレームの抵抗値より高く設定し、前記第
    1リードフレームと前記第2リードフレームの材質を異
    ならせるように構成した内燃機関用電子配電器におい
    て、 前記第1リードフレームはニッケル又は鉄ニッケル
    系の材質のものを用い、前記第2リードフレームはアル
    ミニウム,銅、又は黄銅を用いたことを特徴とする内燃
    機関用電子配電器。
  2. 【請求項2】複数の点火コイルに流れる電流を別個に導
    通及び遮断する複数のスイッチング素子と、前記複数の
    スイッチング素子の電流を前記複数の点火コイルにそれ
    ぞれ別個に流す複数の第1リードフレームと、前記複数
    のスイッチング素子のうち少なくとも2以上のスイッチ
    ング素子の電流を共通の電位に落す単一の第2リードフ
    レームとを有した内燃機関用電子配電器において、前記
    第1リードフレームの両端の接続のうちの少なくとも一
    方ははんだによる接続とし、前記はんだは前記第1のリ
    ードフレームに流れる電流が所定以上となったときに溶
    融して電気的な接続を解くように構成したことを特徴と
    する内燃機関用電子配電器。
  3. 【請求項3】請求項において、前記第1のリードフレ
    ームは、前記はんだの溶融後に、弾性変形するように構
    成したことを特徴とする内燃機関用電子配電器。
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