JP2899251B2 - 道路用遮断機 - Google Patents

道路用遮断機

Info

Publication number
JP2899251B2
JP2899251B2 JP8235819A JP23581996A JP2899251B2 JP 2899251 B2 JP2899251 B2 JP 2899251B2 JP 8235819 A JP8235819 A JP 8235819A JP 23581996 A JP23581996 A JP 23581996A JP 2899251 B2 JP2899251 B2 JP 2899251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
horizontal
blocking bar
channel
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8235819A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1063898A (ja
Inventor
正博 花岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NASU DENKI TETSUKO KK
Original Assignee
NASU DENKI TETSUKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NASU DENKI TETSUKO KK filed Critical NASU DENKI TETSUKO KK
Priority to JP8235819A priority Critical patent/JP2899251B2/ja
Publication of JPH1063898A publication Critical patent/JPH1063898A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2899251B2 publication Critical patent/JP2899251B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高速道路の料金
所等で、遮断バーを回動させて料金所の車道部分の閉
鎖、及び開放を行う道路用遮断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図14及び図15に示す様に
アイランド51に設けたこの種の遮断機の遮断バー52
は、その基部を支柱53の支持部に軸支して水平方向に
回動自在とし、閉鎖時には車道部分に当該遮断バー52
を回動させて遮断表示し、また車道を開放した際には当
該遮断バー52の先端部をアイランド51の後部に設け
た係止柱54に係止していた。
【0003】その係止方法としては、図16及び図17
に示すように遮断バー52を係止柱54に向かって回動
すると、係止柱54に設けた傾斜ガイド板55と接触す
るが、この傾斜ガイド板55は垂直に回動自在に設けて
いるため遮断バー52と接触すると、そのまま上方向に
押されて回動し、遮断バー52が係止柱54のクッショ
ン54aに接触した位置で今度は下方向に回動し、遮断
バー52を上から被うこととなる。それと同時に遮断バ
ー52の上面に設けた突板52aに、当該傾斜ガイド板
55に設けた支持腕58に回動自在に支持した掛金56
が自重により回動してきてこの掛金56に設けた切欠き
部56aが嵌合し、これにより、係止柱54に遮断バー
52が係止固定される。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】上記のように遮断バー52は、車道を閉鎖
するためにある程度の長さを有しているので、車道を開
放させた際には、この遮断バー52の先端部はどこかに
係止しなければ不安定なため勝手に回動し、また危険で
あった。さらに係止柱54を設ける場所も確保しなけれ
ばならなかった。
【0005】また遮断バー52の係止解除に際しても係
止柱54のあるアイランド51の縁石の上に立って、一
方の手で係止柱54の掛金56を回わすハンドル部分5
7を回して、掛金56を突板52aから外し、さらに傾
斜ガイド板55を遮断バー52から外し、この状態で、
他方の手で遮断バー52の先端部を持って回す、という
ように両手で作業しなくてはならず、操作が煩雑となっ
ていた。
【0006】そこでこの発明は、車道の閉鎖時及び開放
時の双方において、支持柱で遮断バーの基部を容易に固
定して当該遮断バーの回動を阻止する、遮断機を提供し
て上記課題を解決するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、基
部を支柱に支持させて水平方向に回動自在な遮断バーを
有する遮断機において、当該遮断バーの基部を支持する
上記支柱の支持部が、水平断面鍵型であって屈曲方向内
側の側面を開口させたチャネル型枠体とし、この水平断
面鍵型のチャネル型枠体の上記開口面を塞ぐ水平断面鍵
型の扉を設け、このチャネル型枠体の上面の屈曲内側角
部に斜めに設けた蝶番によって上記扉の屈曲部を支持
し、上記水平断面鍵型の扉を垂直方向に回動自在に設け
たものである。
【0008】請求項2項の発明は、基部を支柱に支持さ
せて水平方向に回動自在な遮断バーを有する遮断機にお
いて、当該遮断バーの基部を支持する上記支柱の支持部
が、水平断面鍵型であって屈曲方向内側の側面を開口さ
せたチャネル型枠体とし、この水平断面鍵型のチャネル
型枠体の上記開口面を塞ぐ水平断面鍵型の扉を設け、こ
のチャネル型枠体の上面の屈曲内側角部に斜めに設けた
蝶番によって上記扉の屈曲部を支持し、上記水平断面鍵
型の扉を垂直方向に回動自在に設け、上記チャネル型枠
体の屈曲部内部に設けた垂直なシャフトに管体の一端を
水平方向に回転自在に支持し、この管体の他端から上記
遮断バーの一端を管体内部に挿入して、管体及び遮断バ
ーを水平シャフトで貫通し、遮断バーを管体内で上下方
向に揺動自在に支持し、この管体内の遮断バーの一端に
管体の内径とほぼ同一長のボルトを縦に螺着し、当該ボ
ルトの回転により、遮断バーの水平角度を調整自在とし
たものである。
【0009】請求項3項の発明は、基部を支柱に支持さ
せて水平方向に回動自在な遮断バーを有する遮断機にお
いて、当該遮断バーの基部を支持する上記支柱の支持部
が、水平断面鍵型であって屈曲方向内側の側面を開口さ
せたチャネル型枠体とし、この水平断面鍵型のチャネル
型枠体の上記開口面を塞ぐ水平断面鍵型の扉を設け、こ
のチャネル型枠体の上面の屈曲した内側部の一辺に設け
た蝶番によって上記扉の相対応する一辺を支持し、上記
水平断面鍵型の扉を垂直方向に回動自在に設け、かつ当
該扉を閉じた際、チャネル型枠体に当該扉を係止する係
止具を設けたものである。
【0010】請求項4項の発明は、基部を支柱に支持さ
せて水平方向に回動自在な遮断バーを有する遮断機にお
いて、当該遮断バーの基部を支持する上記支柱の支持部
が、水平断面鍵型であって屈曲方向内側の側面を開口さ
せたチャネル型枠体とし、この水平断面鍵型のチャネル
型枠体の上記開口面を塞ぐ水平断面鍵型の扉を設け、こ
のチャネル型枠体の上面の屈曲した内側部の一辺に設け
た蝶番によって上記扉の相対応する一辺を支持し、上記
水平断面鍵型の扉を垂直方向に回動自在に設け、当該扉
の上記チャネル型枠体の下面と接する一端に、当該扉を
閉めた際、上記チャネル型枠体に設けた被係止具に自重
により突出、係止する係止具を設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次にこの発明の第一実施の形態例
を図に基づいて説明する。図1及び図2は、高速道路の
料金所等に設ける遮断機を示すもので、この遮断機は遮
断バー1とこの遮断バー1を支持する支持柱2によって
構成され、この遮断バー1は支持柱2を中心に水平方向
に90度の範囲において回動自在となっている。また図
3乃至図7に示すように遮断バー1を支持するこの支持
柱2の支持部は、断面が直角に折れ曲がった鍵型でその
折れ曲がった部分の内側は開口面となったチャネル型枠
体3となっており、またこのチャネル型枠体3の屈曲部
の内部に垂直なシャフト4を設け、このシャフト4に上
記遮断バー1の一端が、後述するソケット及び管体を介
して回動自在に支持されている。
【0012】そして図7及び図9に示すようにこのチャ
ネル型枠体3の内側の開口面3aには、当該開口面3a
を遮蔽する水平断面鍵型の扉5を設けており、水平断面
鍵型の扉5の屈曲部5aの上端縁をチャネル型枠体3の
屈曲部の内側上端縁の屈曲部3bに斜めに設けた蝶番6
によって支持し、上記扉5を垂直方向に回動自在に設け
ている。またこの扉5は屈曲部5aを境に90度屈曲し
ており、隣接する左右の板体5b、5cの略中央部には
これらを繋ぐ補強棒7を設け、さらにこの板体5b、5
cの下部には当該板体5b、5cにその両端を固定した
把手8を設けている。
【0013】また図3乃至図6に示すように、チャネル
型枠体3の内部においてシャフト4により直接に軸支さ
れているのは、管体9である。この管体9は一方が開口
し、他方である基部側が閉塞しており、この閉塞した一
端において上記シャフト4により軸支されているもので
ある。そしてこのシャフト4により軸支された管体9の
内部に、一端をソケット10に嵌めいれた遮断バー1を
嵌入しており、このソケット10は一端が開口し、他端
が閉塞しており、下辺が傾斜辺10aとなり、その閉塞
した基部に近づくに従って先細となっている。なおこの
傾斜辺10aは雨水抜き用である。
【0014】このソケット10及び遮断バー1は管体9
内で、管体9内を水平に貫通する水平シャフト11に貫
通され、この水平シャフト11によりソケット10及び
遮断バー1は一体となって上下方向に揺動自在に支持さ
れている。そしてこのソケット10の閉塞端の上下に孔
を設け、このうち上部の孔に螺孔を合わせてナット12
を固定し、このナット12に螺着したボルト13を上下
の孔に貫通してソケット10の上下にボルト13を突出
させ、このボルト13の上下端をほぼ管体9の内周面に
当接させている。従ってこのボルト13を回すと、この
ボルト13に沿ってソケット10が上下に移動する。そ
してこのボルト13にさらにナット14を設け、このナ
ット14をナット12に締め付けることによりボルト1
3のむやみな回転を阻止している。
【0015】また管体9は、両外側面に適宜の厚さの四
角形のゴム板15を夫々設けており、管体9と一体に設
けられた遮断バー1を水平方向に回動させて、管体9を
チャネル型枠体3の左右の夫々の内壁3c、3cに接触
させた際、その衝撃を柔らげる働きをしている。さらに
このゴム板15のやや後方の管体9には、外側から上記
ナット14の締緩及びボルト13の回転ができるよう
に、ボルト13の位置に相応して開閉自在なレベル調整
窓16が設けられている。
【0016】さらに図6に示すように、チャネル型枠体
3には遮断バー1を水平方向に回動させるシャフト4を
当該チャネル型枠体3の屈曲部内部に設けているが、当
該シャフト4と当該シャフト4が貫通する管体9の孔9
aの側面との隙間の上下、即ちシャフト4の上下の箇所
にはフランジを有する円筒状のオイルレスすべり材4a
を夫々嵌入して設けており、また下部のオイルレスすべ
り材4aの下にはさらにリング状のオイルレスすべり材
4bを備えて管体9が円滑に回転できるようになってい
る。さらにチャネル型枠体3のシャフト4が貫通した上
板の当該箇所にはシャフトカバー4cを被せている。
【0017】次に図8乃至図10によりこの遮断機の開
閉操作について説明する。図8を遮断バー1が左側にあ
り、道路を開放している状態とすると、この遮断バー1
を90度回動させて右側即ち車道を閉鎖するには、水平
断面鍵型の扉5の把手8を持ってまず蝶番6を中心に最
上位置まで回動させてチャネル型枠体3の上面縁上まで
扉5を上げる。この位置では水平断面鍵型の扉5は自重
により、チャネル型枠体3の上面縁上に支持される。そ
して遮断バー1を管理者が人力により図9及び図10の
ように右側に回動させて、管体9の外側に設けた一方の
ゴム板15が図10におけるチャネル型枠体3の右側の
内壁3cに当接するようにする。その後扉5を、今度は
下方に回動させてチャネル型枠体3の内側開口面3aを
遮蔽する。これにより管体9の外側に設けた他方のゴム
板15が扉5の内側に当接し、管体9はチャネル型枠体
3に固定され、遮断バー1は回動できない状態となる。
【0018】次に遮断バー1及びソケット10の水平角
度を調整するには、上記と同様水平断面鍵型の扉5の把
手8を持ってまず最上位置まで回動させてチャネル型枠
体3の上面縁上まで上げる。そして図3及び図6に示す
ように、管体9の外側面に設けられたレベル調整窓16
を開けて、ナット14の締め付けを緩め、その後ボルト
13を回動させて、ソケット10の一端を上下動させ
る。これにより遮断バー1及びソケット10は水平シャ
フト11を中心に回動し、遮断バー1及びソケット10
の水平角度の調整を行うことができる。
【0019】この様にして遮断バー1を移動させて車道
における開閉を行なうものであるが、遮断バー1を支持
柱2のチャネル型枠体3に確実にまた強固に固定できる
ので、遮断バー1の先端部を係止する係止柱を別途設け
る必要がない。それ故高速道路等の料金所に遮断機を設
置する際に、係止柱を設けることを考えなくとも良いの
で、その分制限がなく、遮断機として設けやすいもので
ある。さらに遮断バー1の取替えも管体9の側面から水
平に嵌入した水平シャフト11を一本外すだけでできる
ので簡単に行なえる。また水平断面鍵型の扉5の屈曲部
5aをチャネル型枠体3の上面の屈曲内側角部に斜めに
設けた蝶番6によって、支持しているので、扉5をチャ
ネル型枠体3の開口面3aを遮蔽するように降ろしてい
る状態では、遮断バー1が水平回動しようとして扉5に
真横から力がかかっても、扉5の支点がこれとずれてい
るため扉5は動かず、遮断バー1が回動することはな
い。よって遮断バー1は車道を閉鎖する位置、及び開放
する位置のどちらの位置であっても、扉5によってチャ
ネル型枠体3に確実に固定される。
【0020】次に図11乃至図13によって、第二実施
の形態例を説明する。第二実施の形態例の基本的な構成
は第一実施の形態例と同様であるが、相違する点はチャ
ネル型枠体3と扉21を支持する蝶番22を、チャネル
型枠体3の上面の屈曲内側角部に斜めに設けているので
なく、屈曲内側のどちらかの一辺に沿って、また扉21
においても、これと相対向する位置において上記蝶番2
2によって支持している。また扉21の下部のチャネル
型枠体3の下面と接する一端の適宜箇所には係止具23
を設けている。この係止具23はかんぬき形状であり、
筒体24と棒体25から成る。棒体25は自重によって
その下端部を筒体24の下端から突出するように設けら
れており、当該棒体25の下端部内側を傾斜面とし、上
端部の外側面にはつまみ26を設けている。さらに把手
27も扉21の下部に取付けられているものであるが、
扉21の下部中央ではなく、蝶番22を設けた側の下部
に取付けられている。またチャネル型枠体3の、上記係
止具23の突出した棒体25に相対向する箇所には、こ
の突出した棒体25の下端部を嵌め込む孔を有する被係
止具28を穿設している。
【0021】この様な第二実施の形態例によって遮断バ
ー1を移動させて車道における開閉を行なうには、図1
2に示すようにつまみ26を上方に上げ、棒体25の下
端部を被係止具28の孔から抜く。そして把手27を持
って蝶番22を中心に扉21を最上位置まで回動させて
チャネル型枠体3の上面上まで上げる。この位置では水
平断面鍵型の扉21は自重により、チャネル型枠体3の
上面上に支持される。そして遮断バー1を管理者が人力
により上記第一実施の形態例と同様に一方から他方へ回
動させる。その後把手27を持って扉21を、今度は下
方に回動させてチャネル型枠体3の内側開口面を遮蔽す
る。この時係止具23の棒体25の下端部は筒体24か
ら突出した状態にあるが、棒体25の下端部内側が傾斜
面となっているので、回動して被係止具28の突端に接
触しても回動する勢いによって、上記傾斜面が押されて
引っ込み、上記被係止具28の突端を乗り越えて当該棒
体25の下端部は被係止具28の孔内に嵌め込まれ、扉
21はチャネル型枠体3に固定される。これにより管体
9もチャネル型枠体3に固定され、遮断バー1はチャネ
ル型枠体3のどちらの位置であっても回動できない状態
となる。
【0022】なお上記第一及び第二実施の形態例におい
て、遮断バー1の水平角度を調整できる装置はこの発明
の必須要件ではない。また管体9の両外側に設けたゴム
板15、及び水平断面鍵型の扉5に設けた補強棒7や把
手8も当該発明の必須要件ではない。さらに遮断バー1
を、管体9及びソケット10を介してチャネル型枠体3
に軸支したが、これらは当該発明の必須要件ではない。
また上記第二実施の形態例においては扉21を閉めると
係止具23の棒体25が自動的に下り、扉21がチャネ
ル型枠体3に自動的に係止される構成としたが、これに
限るものではなく、扉21をチャネル型枠体3に係止で
きるものであれば、適宜の係止具で良い。
【0023】
【発明の効果】従来の遮断機では、遮断バーを収納する
際、遮断バーを係止する係止柱を別途設ける必要があっ
たが、請求項1項の発明では、支持柱において確実に遮
断バーを固定できるのでその必要がない。それ故高速道
路等の料金所に遮断機を設置する際に、係止柱を設ける
ことを考えなくとも良いので、その分物理的な制限がな
く、遮断機として設けやすいものである。また遮断バー
の開閉の操作も水平断面鍵型の扉を上方に回動させて、
ただ遮断バーを回動させ、再び扉を降すだけなので容易
である。さらに遮断バーは車道を閉鎖する位置、及び開
放する位置のどちらの位置であっても、水平断面鍵型の
扉が閉じられた状態にあれば、例え遮断バーが回動しよ
うとして真横から力を加えても、水平断面鍵型の扉の屈
曲部をチャネル型枠体の上面の屈曲内側角部に斜めに設
けた蝶番によって支持しているので、扉は動かず、遮断
バーが回動することはなく、チャネル型枠体に確実に固
定されている。この様に扉を降すだけで遮断バーが固定
され、むやみに回動せず扉を係止する等の作業が不要で
ある。
【0024】また請求項2項の発明では、請求項1項の
発明の効果に加えて、遮断機を設けた場所が傾斜地であ
った場合等、遮断バーが傾いて設置されても支持部内部
に支持したボルトの回転により、遮断バーの水平角度を
調節できるもので、常に随時適切な水平角度又は位置に
遮断バーを保つことができる。
【0025】請求項3項の発明では、従来の遮断機で
は、遮断バーを収納する際、遮断バーを係止する係止柱
を別途設ける必要があったが、請求項3項の発明では、
支持柱において確実に遮断バーを固定できるのでその必
要がない。それ故高速道路等の料金所に遮断機を設置す
る際に、係止柱を設けることを考えなくとも良いので、
その分物理的な制限がなく、遮断機として設けやすいも
のである。また遮断バーの開閉の操作においても、扉の
回動をこのチャネル型枠体の上面の屈曲した内側部の一
辺に設けた蝶番によって行なっているので、安定して回
動することができ、扉の回動が容易である。さらに係止
具を用いて扉の一端をチャネル型枠体に固定するので、
遮断バーがチャネル型枠体の車道を閉鎖する位置及び開
放する位置のどちらにあっても確実に係止される。
【0026】請求項4項の発明では、従来の遮断機で
は、遮断バーを収納する際、遮断バーを係止する係止柱
を別途設ける必要があったが、請求項4項の発明では、
支持柱において確実に遮断バーを固定できるのでその必
要がない。それ故高速道路等の料金所に遮断機を設置す
る際に、係止柱を設けることを考えなくとも良いので、
その分物理的な制限がなく、遮断機として設けやすいも
のである。また遮断バーの開閉の操作においても、扉の
回動をこのチャネル型枠体の上面の屈曲した内側部の一
辺に設けた蝶番によって行なっているので、安定して回
動することができ、扉の回動が容易である。さらに遮断
バーは車道を閉鎖する位置及び開放する位置のどちらに
あっても確実に係止される。また扉に設けられた突出自
在な係止具を当該扉を閉めた際、被係止具に自重により
突出、係止するように設けているので、扉を閉めれば扉
が自動的にチャネル型枠体に係止され、手間が掛らず、
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施の形態例の遮断機の正面図
である。
【図2】この発明の第一実施の形態例の遮断機の平面図
である。
【図3】この発明の第一実施の形態例の遮断機の支持部
の拡大正面図である。
【図4】この発明の第一実施の形態例の遮断機の支持部
の拡大平面図である。
【図5】この発明の第一実施の形態例の図3における支
持部のA−A線断面図である。
【図6】この発明の第一実施の形態例の図4における支
持部のB−B線断面図である。
【図7】この発明の第一実施の形態例の図4における支
持部のC−C線断面図である。
【図8】この発明の第一実施の形態例の遮断機の遮断バ
ーを支持部のチャネル型枠体の一方に収めて遮断バーを
固定した状態の説明図である。
【図9】この発明の第一実施の形態例の遮断機の扉を蝶
番によって回動させ、チャネル型枠体の上面の上に固定
し、遮断バーをこのチャネル型枠体の途中まで回動させ
た状態の説明図である。
【図10】この発明の第一実施の形態例の遮断機の遮断
バーを支持部のチャネル型枠体の他方に収めて遮断バー
を固定した状態の説明図である。
【図11】この発明の第二実施の形態例の遮断機の支持
部の拡大平面図である。
【図12】この発明の第二実施の形態例の図11におけ
る支持部のD−D線断面及び扉の回動を表す説明図であ
る。
【図13】この発明の第二実施の形態例の扉の正面図あ
る。
【図14】従来の遮断機の正面図である。
【図15】従来の遮断機の平面図である。
【図16】従来の遮断機の遮断バーを係止柱に係止する
途中の状態の説明図である。
【図17】従来の遮断機の遮断バーを係止柱に係止した
状態の説明図である。
【符号の説明】
1 遮断バー 2 支持
柱 3 チャネル型枠体 5、21 水平
断面鍵型の扉 6、22 蝶番 9 管体 10 ソケット 11 水平
シャフト 12 ナット 13 ボル
ト 23 係止具 24 筒体 25 棒体 28 被係
止具

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部を支柱に支持させて水平方向に回動
    自在な遮断バーを有する遮断機において、当該遮断バー
    の基部を支持する上記支柱の支持部が、水平断面鍵型で
    あって屈曲方向内側の側面を開口させたチャネル型枠体
    とし、この水平断面鍵型のチャネル型枠体の上記開口面
    を塞ぐ水平断面鍵型の扉を設け、このチャネル型枠体の
    上面の屈曲内側角部に斜めに設けた蝶番によって上記扉
    の屈曲部を支持し、上記水平断面鍵型の扉を垂直方向に
    回動自在に設けたことを特徴とする、遮断機。
  2. 【請求項2】 基部を支柱に支持させて水平方向に回動
    自在な遮断バーを有する遮断機において、当該遮断バー
    の基部を支持する上記支柱の支持部が、水平断面鍵型で
    あって屈曲方向内側の側面を開口させたチャネル型枠体
    とし、この水平断面鍵型のチャネル型枠体の上記開口面
    を塞ぐ水平断面鍵型の扉を設け、このチャネル型枠体の
    上面の屈曲内側角部に斜めに設けた蝶番によって上記扉
    の屈曲部を支持し、上記水平断面鍵型の扉を垂直方向に
    回動自在に設け、上記チャネル型枠体の屈曲部内部に設
    けた垂直なシャフトに管体の一端を水平方向に回転自在
    に支持し、この管体の他端から上記遮断バーの一端を管
    体内部に挿入して、管体及び遮断バーを水平シャフトで
    貫通し、遮断バーを管体内で上下方向に揺動自在に支持
    し、この管体内の遮断バーの一端に管体の内径とほぼ同
    一長のボルトを縦に螺着し、当該ボルトの回転により、
    遮断バーの水平角度を調整自在としたことを特徴とす
    る、遮断機。
  3. 【請求項3】 基部を支柱に支持させて水平方向に回動
    自在な遮断バーを有する遮断機において、当該遮断バー
    の基部を支持する上記支柱の支持部が、水平断面鍵型で
    あって屈曲方向内側の側面を開口させたチャネル型枠体
    とし、この水平断面鍵型のチャネル型枠体の上記開口面
    を塞ぐ水平断面鍵型の扉を設け、このチャネル型枠体の
    上面の屈曲した内側部の一辺に設けた蝶番によって上記
    扉の相対応する一辺を支持し、上記水平断面鍵型の扉を
    垂直方向に回動自在に設け、かつ当該扉を閉じた際、チ
    ャネル型枠体に当該扉を係止する係止具を設けたことを
    特徴とする、遮断機。
  4. 【請求項4】 基部を支柱に支持させて水平方向に回動
    自在な遮断バーを有する遮断機において、当該遮断バー
    の基部を支持する上記支柱の支持部が、水平断面鍵型で
    あって屈曲方向内側の側面を開口させたチャネル型枠体
    とし、この水平断面鍵型のチャネル型枠体の上記開口面
    を塞ぐ水平断面鍵型の扉を設け、このチャネル型枠体の
    上面の屈曲した内側部の一辺に設けた蝶番によって上記
    扉の相対応する一辺を支持し、上記水平断面鍵型の扉を
    垂直方向に回動自在に設け、当該扉の上記チャネル型枠
    体の下面と接する一端に、当該扉を閉めた際、上記チャ
    ネル型枠体に設けた被係止具に自重により突出、係止す
    る係止具を設けたことを特徴とする、遮断機。
JP8235819A 1996-08-20 1996-08-20 道路用遮断機 Expired - Fee Related JP2899251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8235819A JP2899251B2 (ja) 1996-08-20 1996-08-20 道路用遮断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8235819A JP2899251B2 (ja) 1996-08-20 1996-08-20 道路用遮断機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1063898A JPH1063898A (ja) 1998-03-06
JP2899251B2 true JP2899251B2 (ja) 1999-06-02

Family

ID=16991733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8235819A Expired - Fee Related JP2899251B2 (ja) 1996-08-20 1996-08-20 道路用遮断機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2899251B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1063898A (ja) 1998-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2009212883B2 (en) Handle assembly
US4759577A (en) Door security apparatus
CA2249100C (en) Two-way gate
JP2899251B2 (ja) 道路用遮断機
JP3622087B2 (ja) 伸縮門扉
JP2700767B2 (ja) マンホールの蓋の開閉構造
US5060992A (en) Door locking device
GB2295419A (en) Lockable housing preventing access to a rotatable door handle
US4867493A (en) Door stop
JPH0647118Y2 (ja) 門扉装置
JP2895740B2 (ja) 地下構造物用蓋の固定構造
US4890868A (en) Door latch
JPH0520875Y2 (ja)
JP2500076Y2 (ja) 戸当り装置
JP2544673Y2 (ja) 門扉支持装置
JP4040489B2 (ja) 伸縮門扉の取り付け構造
JPH0755279Y2 (ja) 跳ね上げ門扉のロック装置
JP3085386U (ja) 自動販売機盗難防止装置
US5511836A (en) Security device for bulkhead doors
RU22485U1 (ru) Крышка люка
JP3124822U (ja) 防犯用補助ロック金具
GB2455982A (en) Raisable security post
JP2024006135A (ja) 門扉
JPH02217526A (ja) 地下構造物用蓋体起立装置
JP2000170190A (ja) マンホール蓋用ロック金具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees