JP3085386U - 自動販売機盗難防止装置 - Google Patents
自動販売機盗難防止装置Info
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- JP3085386U JP3085386U JP2001006737U JP2001006737U JP3085386U JP 3085386 U JP3085386 U JP 3085386U JP 2001006737 U JP2001006737 U JP 2001006737U JP 2001006737 U JP2001006737 U JP 2001006737U JP 3085386 U JP3085386 U JP 3085386U
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ヒンジにて開閉自在に支持されている開閉式扉
を有する自動販売機において、夜間、内部の商品や売上
金が盗まれることを防止できる自動販売機盗難防止装置
を提供する。 【解決手段】 自動販売機の底面に取り付けるベース部
材17と、前記ベース部材に固定立設されるガイド支柱
23と、前記ガイド支柱に対し高さ位置が調整可能に固
定される主支柱24と、前記主支柱の上端に固定される
横棒支持部材12、14と、前記横棒支持部材に嵌挿さ
れる横棒15とを備え、前記ガイド支柱を有するベース
部材は自動販売機の左右側に取り付けられ、前記主支柱
は前記ガイド支柱に対して回転自在かつ高さ位置調節自
在に取り付けられ、前記横棒支持部材には前記自動販売
機の前面に自動販売機の扉の開放を禁止する横棒が取り
付けられていることを特徴とする自動販売機盗難防止装
置。
を有する自動販売機において、夜間、内部の商品や売上
金が盗まれることを防止できる自動販売機盗難防止装置
を提供する。 【解決手段】 自動販売機の底面に取り付けるベース部
材17と、前記ベース部材に固定立設されるガイド支柱
23と、前記ガイド支柱に対し高さ位置が調整可能に固
定される主支柱24と、前記主支柱の上端に固定される
横棒支持部材12、14と、前記横棒支持部材に嵌挿さ
れる横棒15とを備え、前記ガイド支柱を有するベース
部材は自動販売機の左右側に取り付けられ、前記主支柱
は前記ガイド支柱に対して回転自在かつ高さ位置調節自
在に取り付けられ、前記横棒支持部材には前記自動販売
機の前面に自動販売機の扉の開放を禁止する横棒が取り
付けられていることを特徴とする自動販売機盗難防止装
置。
Description
【0001】
本考案は、ヒンジにて開閉自在に支持されている開閉式扉を有する自動販売機 において、夜間、内部の商品や売上金が盗まれることを防止できる自動販売機盗 難防止装置に関するものである。
【0002】
各種自動販売機等は、無人で週刊誌やジュースや酒等を手軽に販売することが できるため、公園や昼間の通行量が多い道路端等に多数設置されている。
【0003】
ところが最近、人通りの少なくなる夜間、道路端に設置されている自動販売機 では深夜、扉等がバールやドリル等で簡単にこじ開けられ、中の商品や金銭が盗 難にあう被害が増大している。
【0004】 そこで、本考案は、自動販売機の開閉式扉の前面に取り付けることができ、仮 に自動販売機備え付けのキーが壊されたとしても、扉が簡単に開かないようにし た自動販売機盗難防止装置を提供することにより、上記のような問題点を解決す ることを目的とする。
【0005】 本考案では、自動販売機の前面に扉の開放を禁止する横棒を取り付けることに より、仮に本体側のキーを壊して自動販売機の前面の扉を開けようとしても、自 動販売機の前面に取り付けた横棒が邪魔になり扉を開くことが出来ないようにし 、自動販売機内の売上金や商品が盗まれるのを防止することができる。また横棒 は自動販売機の扉の開閉には何等支障がないように取り外すことができるため商 品の出し入れ作業には邪魔とならない。また、横棒はキーを操作することによっ て横棒支持部材に結合することができるため、簡単に抜き取ることができず、自 動販売機の扉を簡単には開けることができない。さらに横棒の位置が調節できる ようにする、高さの異なる複数の自動販売機に適用可能にしている。
【0006】
このため本考案が採用した技術解決手段は、 自動販売機の底面に取り付けるベース部材と、前記ベース部材に固定立設され るガイド支柱と、前記ガイド支柱に対し高さ位置が調整可能に固定される主支柱 と、前記主支柱の上端に固定される横棒支持部材と、前記横棒支持部材に嵌挿さ れる横棒とを備え、前記ガイド支柱を有するベース部材は自動販売機の左右側に 取り付けられ、前記主支柱は前記ガイド支柱に対して回転自在かつ高さ位置調節 自在に取り付けられ、前記横棒支持部材には前記自動販売機の前面に自動販売機 の扉の開放を禁止する横棒が取り付けられていることを特徴とする自動販売機盗 難防止装置である。 また、前記ガイド支柱にはその軸方向に沿って縦スリットが形成され、さらに その縦スリットに連続して直角方向に少なくとも1/4周に渡って横スリットが 形成され、主支柱には、前記縦スリットを貫通する係合部材を取り付け、主支柱 をガイド支柱に外嵌する際に、前記係合部材を前記縦スリットに係合し、さらに 前記主支柱をガイド支柱に対して回転しながら横スリットに係合部材を嵌合する ことで、主支柱の高さ位置を調整することができるように形成したことを特徴と する自動販売機盗難防止装置である。 また、前記ガイド支柱の内、自動販売機の扉のヒンジ側に立設したガイド支柱 に形成する横スリットは縦スリットの左右に少なくとも1/4周分形成されてい ることを特徴とする自動販売機盗難防止装置である。 また、前記横棒は前記横棒支持部材に対して鍵によって固定されるべく構成さ れていることを特徴とする自動販売機盗難防止装置である。
【0007】
以下本考案の好ましい実施形態について説明する。 図1は本考案に係る実施形態としての自動販売機盗難防止装置を設けた自動販 売機の斜視図、図2は同盗難防止装置を取り付けた自動販売機の正面図、図3は 左側のベーズ部材およびガイド支柱と主支柱の斜視図、図4はベース部材と支柱 の平面図、図5は図4中のA−A断面図、図6は左右ベース部材に立設するガイ ド支柱の斜視図である。
【0008】 図1において、50は例えば自動販売機の本体であり、この自動販売機の前面 には、周知のように販売機の中に商品等を入れる扉が開閉自在に設けられている 。この自動販売機の扉の前方には、扉の開放を防止する本考案に係わる自動販売 機盗難防止装置10が取り付けられている。
【0009】 自動販売機盗難防止装置10は、図1〜図6に示すように自動販売機の正面か らみて右側(扉の開放側)に立設した支柱11と、左側(扉のヒンジ側)に立設 した支柱13と、右側支柱11の上部に取り付けた横棒支持部材12と、左側支 柱13の上部に取り付けた横棒支持部材14と、両横棒支持部材12、14に支 持される横棒15とから構成されている。左右の支柱11、13は基本的な構造 は同じであるため、ここでは自動販売機の左側に立設する支柱の構成を中心に説 明する。
【0010】 左側の支柱13は図3、図5に示すようにベース部材17を有しており、この ベース部材17には自動販売機に取り付けたネジ棒18が貫通する孔19が形成 されており、またベース部材17の前面にはベース部材17を自動販売機に固定 するために工具を挿入する工具挿入孔21が形成されている。またベース部材1 7には、自動販売機の水平を調節するためのボルト18が螺合する孔20が形成 されており、この孔20に水平調節用のボルト22を螺合することができる構成 となっている。さらにベース部材17にはガイド支柱23が立設されて、その底 部がベース部材17に溶接固定25されている。
【0011】 ガイド支柱23は扉のヒンジ側では図6左側に示すように軸方向に形成した縦 スリット23Aに連通する形状で、複数の横スリット23Bが縦スリットの両側 に形成されている。この横スリット23Bは縦スリットを中心に両方向に1/4 周に渡って形成されている。このガイド支柱23には、図5に示すように前記ス リット23Aに係合する係合部材26を内周側に突設した主支柱24が外装され 、上下に摺動自在に取り付けられ、主支柱24を回転し、横スリット内に主支柱 24の係合部材26を係合することでガイド支柱23に対して主支柱を適宜高さ で位置決めできる構成となっている。
【0012】 また、扉の右側のガイド支柱には図6右側に示すように主支柱が90°回転で きるように縦スリットに対して片側にのみ1/4周に渡って横スリットが複数形 成されている。従って自動販売機の右側においても主支柱を回転することで横ス リット内に主支柱の係合部材を係合しガイド支柱に対する主支柱の高さを適宜位 置決めできる構成となっている。尚、図中、左側のガイド支柱の横スリットが縦 スリットの両側に形成してあるのは、自動販売機の扉を開いた時に、横棒支持部 材14と扉とが干渉することがないように横棒支持部材を逃がすためである(図 4参照)。
【0013】 左右の主支柱の上端には円筒状をした横棒支持部材12、14が固定されてお り、一方側の横棒支持部材には横棒の抜取りを禁止する鍵が取り付けられている 。
【0014】 以上の構成からなるベース部材を自動販売機に取り付けるには、先ず自動販売 機の底面に取り付けられているネジ棒18を自動販売機の低面から一旦外し、ベ ース部材17を低面に当接した状態で前記ネジ棒18をベース部材17に形成し た孔19を貫通して自動販売機に螺合する。そしてこの状態でネジ棒18にあら かじめ螺合してあるナットを使用し、ベース部材17に形成した工具挿入孔21 から工具を挿入し、ナットを回転してベース部材17を自動販売機の底面に固定 する。また、ベース部材と自動販売機底面とを適宜固定手段30で固定する。さ らに、ベース部材17に取り付けた水平調整用のボルト22を利用して自動販売 機を水平に設置する。自動販売機の左右の主支柱の高さを、ガイド支柱に形成し た縦スリット、横スリットを利用して調整し、横棒部材を自動販売機の前方に位 置させる。この状態になったところで、左右の横棒支持部材12、14に横棒1 5を嵌挿し、さらに右側の横棒支持部材14と横棒15とを鍵で固定することで 、本盗難防止装置の取り付けが完了する。
【0015】 こうすることで、自動販売機の正面扉の前面には横棒が配置固定されるため、 仮に自動販売機側のキーを破壊して正面扉を開こうとしても、正面扉は横棒によ って開くことが邪魔されて扉を開けることができず、自動販売機の内容物や売上 金が盗まれることがない。
【0016】 また、自動販売機内に商品をつめたりあるいは売上金を回収する時には、鍵に よって横棒と横棒支持部材との固定状態を解除し、横棒をぬきとることにより扉 を簡単に開くことができる。
【0017】 なお、上記実施形態のベース部材は、厚い鉄板を折り曲げたり溶接して構成し てある。また横棒の断面は適宜形状のものを使用することができ、その場合には 横棒支持部材も横棒を挿入できる形状とする。さらに本考案は、本考案の精神ま たは主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができ、その ため、前述の実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはな らない。
【0018】
以上詳細に説明した如く本考案によれば、 1)自動販売機の正面扉の前面に横棒が配置固定したため、仮に自動販売機側の キーを破壊して正面扉を開こうとしても、正面扉は横棒によって開くことが邪魔 され、扉を開けることができず、自動販売機の内容物や売上金が盗まれることは ない。 2)鍵手段の構成が簡単である上に、自動販売機の扉の開閉も容易である。 3)盗難防止装置を板厚の厚い板金、径の太い横棒で構成することにより、堅牢 な盗難防止装置とすることができる。 4)構造が簡単であるため安価に製造することができる。 等の優れた効果を奏することができる。
【図1】本考案に係る実施形態としての自動販売機盗難
防止装置を設けた自動販売機の正面斜視図である。
防止装置を設けた自動販売機の正面斜視図である。
【図2】同自動販売機の正面図である。
【図3】左側支柱の斜視図である。
【図4】ベース部材と支柱の平面図である。
【図5】図4中のA−A断面図である。
【図6】左右のガイド支柱の斜視図である。
50 自動販売機 10 自動販売機盗難防止装置 11、13 支柱 12、 14 横棒支持部材 15 横棒 17 ベース部材 18 ネジ棒 19、20 孔 21 工具挿入孔 22 水平調節用ボルト 23 ガイド支柱 23A 縦スリット 23B 横スリット 24 主支柱 25 溶接固定 26 係合部材 30 固定手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月15日(2001.11.
15)
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (4)
- 【請求項1】自動販売機の底面に取り付けるベース部材
と、前記ベース部材に固定立設されるガイド支柱と、前
記ガイド支柱に対し高さ位置が調整可能に固定される主
支柱と、前記主支柱の上端に固定される横棒支持部材
と、前記横棒支持部材に嵌挿される横棒とを備え、前記
ガイド支柱を有するベース部材は自動販売機の左右側に
取り付けられ、前記主支柱は前記ガイド支柱に対して回
転自在かつ高さ位置調節自在に取り付けられ、前記横棒
支持部材には前記自動販売機の前面に自動販売機の扉の
開放を禁止する横棒が取り付けられていることを特徴と
する自動販売機盗難防止装置。 - 【請求項2】前記ガイド支柱にはその軸方向に沿って縦
スリットが形成され、さらにその縦スリットに連続して
直角方向に少なくとも1/4周に渡って横スリットが形
成され、主支柱には、前記縦スリットを貫通する係合部
材を取り付け、主支柱をガイド支柱に外嵌する際に、前
記係合部材を前記縦スリットに係合し、さらに前記主支
柱をガイド支柱に対して回転しながら横スリットに係合
部材を嵌合することで、主支柱の高さ位置を調整するこ
とができるように形成したことを特徴とする請求項1に
記載の自動販売機盗難防止装置。 - 【請求項3】前記ガイド支柱の内、自動販売機の扉のヒ
ンジ側に立設したガイド支柱に形成する横スリットは縦
スリットの左右に少なくとも1/4周分形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の自動販売機盗難防止
装置。 - 【請求項4】前記横棒は前記横棒支持部材に対して鍵に
よって固定されるべく構成されていることを特徴とする
請求項1〜請求項3のいずれかに記載の自動販売機盗難
防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006737U JP3085386U (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | 自動販売機盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006737U JP3085386U (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | 自動販売機盗難防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3085386U true JP3085386U (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=43236831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001006737U Expired - Lifetime JP3085386U (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | 自動販売機盗難防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3085386U (ja) |
-
2001
- 2001-10-16 JP JP2001006737U patent/JP3085386U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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