JP2898953B2 - モータに適用された円錐ベアリング装置 - Google Patents
モータに適用された円錐ベアリング装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/106—Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
- F16C33/107—Grooves for generating pressure
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/10—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load
- F16C17/102—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure
- F16C17/105—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure with at least one bearing surface providing angular contact, e.g. conical or spherical bearing surfaces
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- H02K7/086—Structural association with bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly
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- Fluid Mechanics (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータに適用された
円錐ベアリング装置に係り、特に、高精密度を要求して
これのため研削及びラッピング等の加工に長時間が所要
される半球ベアリングの代わりに加工時間を短縮して生
産性を向上された円錐ベアリング装置に関するものであ
る。
円錐ベアリング装置に係り、特に、高精密度を要求して
これのため研削及びラッピング等の加工に長時間が所要
される半球ベアリングの代わりに加工時間を短縮して生
産性を向上された円錐ベアリング装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピュータ産業の急激な発達に
よって各種器機の駆動に必要な駆動モータ、例えば、レ
ーザプリンタの多面鏡駆動装置、ハードディスクのスピ
ンドルモータ)、VCRのヘッド駆動モータ等は、機器
の特性上、より多いデータ検索及び貯蔵、再生を短時間
で実行するため軸の揺動及び振動がない高精密及び超高
速回転性能を要求する。
よって各種器機の駆動に必要な駆動モータ、例えば、レ
ーザプリンタの多面鏡駆動装置、ハードディスクのスピ
ンドルモータ)、VCRのヘッド駆動モータ等は、機器
の特性上、より多いデータ検索及び貯蔵、再生を短時間
で実行するため軸の揺動及び振動がない高精密及び超高
速回転性能を要求する。
【0003】したがって、駆動モータの軸の揺動か軸の
振動を抑制して安定的に高速回転する駆動モータの開発
と共に、前記のようなモータの回転を可能にするベアリ
ング装置の多様な形態について研究開発が推進されてお
り、このようなベアリングの中で特に超高速、高精密安
定性が立証された流体ベアリング装置が広く使用されて
いる。
振動を抑制して安定的に高速回転する駆動モータの開発
と共に、前記のようなモータの回転を可能にするベアリ
ング装置の多様な形態について研究開発が推進されてお
り、このようなベアリングの中で特に超高速、高精密安
定性が立証された流体ベアリング装置が広く使用されて
いる。
【0004】前記のような流体ベアリング装置として
は、ラジアル荷重とスラスト荷重を同時に支持する半球
ベアリング装置が使用されている。図3は従来の半球ベ
アリング装置が適用されたレーザプリンタの多面鏡駆動
装置を示す断面図である。図示のように、多面鏡駆動装
置は、レーザビームを感光ドラム(図示せず)に偏向さ
せる多面鏡10と、多面鏡10を最小の摩擦で超高速回
転させるベアリング装置としての半球30,35と、半
球ベアリング装置と結合されて回転力を発生させる回転
力発生装置50,55と、前記構成要素が安着されるよ
うに下部ハウジング70及び上部ハウジング75とで構
成される。
は、ラジアル荷重とスラスト荷重を同時に支持する半球
ベアリング装置が使用されている。図3は従来の半球ベ
アリング装置が適用されたレーザプリンタの多面鏡駆動
装置を示す断面図である。図示のように、多面鏡駆動装
置は、レーザビームを感光ドラム(図示せず)に偏向さ
せる多面鏡10と、多面鏡10を最小の摩擦で超高速回
転させるベアリング装置としての半球30,35と、半
球ベアリング装置と結合されて回転力を発生させる回転
力発生装置50,55と、前記構成要素が安着されるよ
うに下部ハウジング70及び上部ハウジング75とで構
成される。
【0005】多面鏡10には所定直径の貫通孔が形成さ
れて、多面鏡10の貫通孔にはハブ60が結合されて、
ハブ60は異なる二つの直径を持つ二つの円筒60a,
60bが接合された形状で、二つの円筒の中で小径を持
つ円筒60aには多面鏡10の貫通孔が挿入されるよう
に形成されて、他側の大径を持つ円筒60bには所定直
径と所定深さの凹溝60cが形成されている。
れて、多面鏡10の貫通孔にはハブ60が結合されて、
ハブ60は異なる二つの直径を持つ二つの円筒60a,
60bが接合された形状で、二つの円筒の中で小径を持
つ円筒60aには多面鏡10の貫通孔が挿入されるよう
に形成されて、他側の大径を持つ円筒60bには所定直
径と所定深さの凹溝60cが形成されている。
【0006】このように多面鏡10はハブ60の小径を
持つ円筒60aに挿入された後、小径の円筒60aと大
径の円筒60bとが接する部分に形成された段差部に位
置された板スプリング65等により完全密着される。ま
た、ハブ60にはブッシング40が結合されて、ブッシ
ング40は所定高さを持つ円筒形状で、その直径はハブ
60の凹溝60cより多少大きく形成されて凹溝60c
に押込められる。また、ブッシング40の両端には所定
直径の貫通孔が形成されて、貫通孔は下部ハウジング7
0に固定された軸20の直径より多少大径で形成され
る。
持つ円筒60aに挿入された後、小径の円筒60aと大
径の円筒60bとが接する部分に形成された段差部に位
置された板スプリング65等により完全密着される。ま
た、ハブ60にはブッシング40が結合されて、ブッシ
ング40は所定高さを持つ円筒形状で、その直径はハブ
60の凹溝60cより多少大きく形成されて凹溝60c
に押込められる。また、ブッシング40の両端には所定
直径の貫通孔が形成されて、貫通孔は下部ハウジング7
0に固定された軸20の直径より多少大径で形成され
る。
【0007】このように、ブッシング40の両端中心部
を貫通している貫通孔が形成されたブッシング40の両
端には半球面が相互対向しており、スパイラル形状の動
圧発生溝(図示せず)が形成された半球30,35と同
一な形状の半球溝30a,30bが形成されている。一
方、ブッシング40に形成された半球溝30a,30b
と軸20に圧入された半球30,35は同一な形状であ
るから、ブッシング40の半球溝30a,30bに半球
30,35を密着状態で結合して固定すると、ブッシン
グ40と半球30,35との間には流体圧を形成するた
めの間隙が形成されず流体ベアリング機能を喪失する。
を貫通している貫通孔が形成されたブッシング40の両
端には半球面が相互対向しており、スパイラル形状の動
圧発生溝(図示せず)が形成された半球30,35と同
一な形状の半球溝30a,30bが形成されている。一
方、ブッシング40に形成された半球溝30a,30b
と軸20に圧入された半球30,35は同一な形状であ
るから、ブッシング40の半球溝30a,30bに半球
30,35を密着状態で結合して固定すると、ブッシン
グ40と半球30,35との間には流体圧を形成するた
めの間隙が形成されず流体ベアリング機能を喪失する。
【0008】したがって、ブッシング40と半球30,
35との間には所定間隙が必要になってブッシング40
の貫通孔には精密な高さ及び所定内径と外径を持つリン
グ形状のスペーサ40aが挿入されて半球30,35と
半球溝30a,30bとの間に所定間隙を維持する。こ
の時、一対で形成された半球30,35及び上下半球溝
30a,30bの中で重力の作用により下部半球30及
び下部半球溝30aは完全密着された状態であり、上部
半球35は上部半球溝30bと数μm間隙を形成してい
る状態である。
35との間には所定間隙が必要になってブッシング40
の貫通孔には精密な高さ及び所定内径と外径を持つリン
グ形状のスペーサ40aが挿入されて半球30,35と
半球溝30a,30bとの間に所定間隙を維持する。こ
の時、一対で形成された半球30,35及び上下半球溝
30a,30bの中で重力の作用により下部半球30及
び下部半球溝30aは完全密着された状態であり、上部
半球35は上部半球溝30bと数μm間隙を形成してい
る状態である。
【0009】このように形成されたブッシング40の外
周面にはロータ50が形成されており、ロータ50と所
定間隔が離隔されてステータ55が前記下部ハウジング
70の所定位置に設置されている。一方、半球30,3
5は高い真球度(0.5μm)で加工されて、その表面は
研削及びラッピング加工される。
周面にはロータ50が形成されており、ロータ50と所
定間隔が離隔されてステータ55が前記下部ハウジング
70の所定位置に設置されている。一方、半球30,3
5は高い真球度(0.5μm)で加工されて、その表面は
研削及びラッピング加工される。
【0010】このように構成されたレーザスキャニング
モータに適用された半球ベアリングの作用について添附
図面を参照して説明する。まず、ステータ55及びロー
タ50に電源が印加されてブッシング40が回転開始す
る時、ブッシング40の下部半球溝30aはブッシング
40にかかる荷重により重力方向に下降して下部半球3
0と間隙なく密着されている。
モータに適用された半球ベアリングの作用について添附
図面を参照して説明する。まず、ステータ55及びロー
タ50に電源が印加されてブッシング40が回転開始す
る時、ブッシング40の下部半球溝30aはブッシング
40にかかる荷重により重力方向に下降して下部半球3
0と間隙なく密着されている。
【0011】前記のように下部半球30は下部半球溝3
0aと密着されて、上部半球35は上部半球溝30bと
数μmの間隙が形成されているから、ブッシング40が
回転する時上下部半球30,35に既形成されたスパイ
ラル動圧発生溝(図示せず)に流入される流体により発
生した動圧は、下部半球で発生した動圧が上部半球で発
生した動圧より大きくなって下部半球30からブッシン
グ40が浮上する。
0aと密着されて、上部半球35は上部半球溝30bと
数μmの間隙が形成されているから、ブッシング40が
回転する時上下部半球30,35に既形成されたスパイ
ラル動圧発生溝(図示せず)に流入される流体により発
生した動圧は、下部半球で発生した動圧が上部半球で発
生した動圧より大きくなって下部半球30からブッシン
グ40が浮上する。
【0012】また、下部半球30からブッシング40が
浮上するほど下部半球30と下部半球溝30aとの間隙
は広くなり、逆に上部半球35と上部半球溝30bとの
間隙は狭くなって、結局、上部半球35と上部半球溝3
0bにより形成された動圧は漸次大きくなる。このよう
に、一対の半球間に形成されたブッシング40は、上下
向に少しずつ間隙を可変させて、下部半球で発生した動
圧と上部半球で発生した動圧の差が回転体の自重と一致
する間隙でブッシング40は平衡状態で回転する。
浮上するほど下部半球30と下部半球溝30aとの間隙
は広くなり、逆に上部半球35と上部半球溝30bとの
間隙は狭くなって、結局、上部半球35と上部半球溝3
0bにより形成された動圧は漸次大きくなる。このよう
に、一対の半球間に形成されたブッシング40は、上下
向に少しずつ間隙を可変させて、下部半球で発生した動
圧と上部半球で発生した動圧の差が回転体の自重と一致
する間隙でブッシング40は平衡状態で回転する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の半球ベ
アリングの半球は、その特性上精密に加工するため別の
ラッピング器具を利用してラッピング加工して、半球を
精密に加工するためには長時間が所要されることにより
量産性が困難であった。したがって、本発明は前記のよ
うな問題点を解決するため案出されたもので、その目的
は、加工性及び量産性が優秀な円錐ベアリング装置を提
供することにある。
アリングの半球は、その特性上精密に加工するため別の
ラッピング器具を利用してラッピング加工して、半球を
精密に加工するためには長時間が所要されることにより
量産性が困難であった。したがって、本発明は前記のよ
うな問題点を解決するため案出されたもので、その目的
は、加工性及び量産性が優秀な円錐ベアリング装置を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述の目的は請求項1記
載の本発明による、下部ハウジングに固定された軸と、
各々一端には第1直径の円形端部が形成されて他端には
前記第1直径より大きい第2直径の円形端部が形成され
て、側面に所定傾斜度を持つテーパー面が形成された一
対の円錐と、前記テーパー面にスパイラル形状に形成さ
れた動圧発生溝と、内部に前記軸が貫通する貫通孔が形
成されて前記貫通孔の両端に前記一対の円錐を収容する
円錐溝が各々対向して形成されて、駆動モータにより回
転するブッシングとを含み、前記一対の円錐は前記第1
直径の円形端部がスペーサを介在して相互対向するよう
に前記軸に固定され、前記円錐溝と前記円錐との間の間
隙を前記スペーサにより調整させることを特徴とするモ
ータに適用された円錐ベアリング装置により達成され
る。
載の本発明による、下部ハウジングに固定された軸と、
各々一端には第1直径の円形端部が形成されて他端には
前記第1直径より大きい第2直径の円形端部が形成され
て、側面に所定傾斜度を持つテーパー面が形成された一
対の円錐と、前記テーパー面にスパイラル形状に形成さ
れた動圧発生溝と、内部に前記軸が貫通する貫通孔が形
成されて前記貫通孔の両端に前記一対の円錐を収容する
円錐溝が各々対向して形成されて、駆動モータにより回
転するブッシングとを含み、前記一対の円錐は前記第1
直径の円形端部がスペーサを介在して相互対向するよう
に前記軸に固定され、前記円錐溝と前記円錐との間の間
隙を前記スペーサにより調整させることを特徴とするモ
ータに適用された円錐ベアリング装置により達成され
る。
【0015】好ましくは、円錐溝は、円錐に対して大き
く形成される。
く形成される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添附図面を参照して本発明
による好ましい実施形態について詳細に説明する。図1
は本発明による円錐形ベアリング装置が適用されたレー
ザスキャニングモータを示す断面図、図2は図1のベア
リング装置を拡大した部分断面図である。
による好ましい実施形態について詳細に説明する。図1
は本発明による円錐形ベアリング装置が適用されたレー
ザスキャニングモータを示す断面図、図2は図1のベア
リング装置を拡大した部分断面図である。
【0017】図1を参照するに、多面鏡10、固定軸2
0、円錐80,85、ブッシング40の結合関係を説明
すると、下部ハウジング70には円錐80,85が圧着
された固定軸20が挿入固定される。即ち、ブッシング
40の外周面には多面鏡10及びロータ50が設置され
て、円錐80,85及び固定軸20は固定されてブッシ
ング40は固定軸20に対して回転できるようになって
いる。ブッシング40にはロータ50が設置されて、ロ
ータ50と所定間隔が離隔されてステータ55が下部ハ
ウジング70に固定される。
0、円錐80,85、ブッシング40の結合関係を説明
すると、下部ハウジング70には円錐80,85が圧着
された固定軸20が挿入固定される。即ち、ブッシング
40の外周面には多面鏡10及びロータ50が設置され
て、円錐80,85及び固定軸20は固定されてブッシ
ング40は固定軸20に対して回転できるようになって
いる。ブッシング40にはロータ50が設置されて、ロ
ータ50と所定間隔が離隔されてステータ55が下部ハ
ウジング70に固定される。
【0018】図2を参照するに、本発明による円錐ベア
リング装置は、下部ハウジングに固定された固定軸20
と、各々一端には第1直径の円形端部が形成されて他端
には第1直径より大径である第2直径の円形端部が形成
されて、側面に所定傾斜度を持つテーパー面が形成され
た一対の円錐80,85と、内部に固定軸20が貫通し
て貫通孔が形成されて貫通孔の両端に一対の円錐80,
85を収容する円錐溝80a,80bが各々対向して形
成されて駆動モータ(図示せず)により回転するブッシ
ング40とを含む。
リング装置は、下部ハウジングに固定された固定軸20
と、各々一端には第1直径の円形端部が形成されて他端
には第1直径より大径である第2直径の円形端部が形成
されて、側面に所定傾斜度を持つテーパー面が形成され
た一対の円錐80,85と、内部に固定軸20が貫通し
て貫通孔が形成されて貫通孔の両端に一対の円錐80,
85を収容する円錐溝80a,80bが各々対向して形
成されて駆動モータ(図示せず)により回転するブッシ
ング40とを含む。
【0019】また、一対の円錐80,85は第1直径の
円形端部がスペーサ40aを介在して相互対向するよう
に固定軸20に固定されて、円錐80,85のテーパー
面にはスパイラル形状の動圧発生溝が形成される。ここ
で、ブッシング40は円錐80,85のラジアル荷重及
びスラスト荷重を支持して、内部に長手方向に固定軸2
0より大径で貫通孔が形成されて、貫通孔の両端には既
加工された円錐80,85を収容する円錐形の円錐溝8
0a,80bが形成される。
円形端部がスペーサ40aを介在して相互対向するよう
に固定軸20に固定されて、円錐80,85のテーパー
面にはスパイラル形状の動圧発生溝が形成される。ここ
で、ブッシング40は円錐80,85のラジアル荷重及
びスラスト荷重を支持して、内部に長手方向に固定軸2
0より大径で貫通孔が形成されて、貫通孔の両端には既
加工された円錐80,85を収容する円錐形の円錐溝8
0a,80bが形成される。
【0020】好ましくは、円錐溝80a,80bは円錐
80,85と同一な形状であり、その大きさは円錐8
0,85に比して多少大きく形成されて円錐80,85
と円錐溝80a,80bとの間には数μmの間隙t1,
t2が形成される。この時、間隙t1,t2の中でt2
はブッシング40の自重及び多面鏡、駆動モータ等の荷
重により重力方向に下降してt2は間隙がなくt1は数
μmの間隙を形成する。
80,85と同一な形状であり、その大きさは円錐8
0,85に比して多少大きく形成されて円錐80,85
と円錐溝80a,80bとの間には数μmの間隙t1,
t2が形成される。この時、間隙t1,t2の中でt2
はブッシング40の自重及び多面鏡、駆動モータ等の荷
重により重力方向に下降してt2は間隙がなくt1は数
μmの間隙を形成する。
【0021】また、ブッシング40の貫通孔には固定軸
20に圧入固定されたスペーサ40aが挿入されて円錐
80,85と円錐溝80a,80bとの間の間隙を調整
する。また、円錐80,85は円筒形状の素材を旋削加
工してテーパー面が形成されるようにすることにより容
易に加工可能であり、旋削加工後に円錐80,85の大
きさ及び表面処理のため研削加工を通して円錐80,8
5を加工する。
20に圧入固定されたスペーサ40aが挿入されて円錐
80,85と円錐溝80a,80bとの間の間隙を調整
する。また、円錐80,85は円筒形状の素材を旋削加
工してテーパー面が形成されるようにすることにより容
易に加工可能であり、旋削加工後に円錐80,85の大
きさ及び表面処理のため研削加工を通して円錐80,8
5を加工する。
【0022】このように構成された本発明によるモータ
に適用された円錐ベアリングの作用について添附図面を
参照して説明する。まず、ステータ55及びロータ50
に電源が印加されてブッシング40が回転開始する時、
ブッシング40の一側円錐溝80aはブッシング40に
かかる荷重により重力方向に下降して一側円錐80と間
隙なく密着されている。
に適用された円錐ベアリングの作用について添附図面を
参照して説明する。まず、ステータ55及びロータ50
に電源が印加されてブッシング40が回転開始する時、
ブッシング40の一側円錐溝80aはブッシング40に
かかる荷重により重力方向に下降して一側円錐80と間
隙なく密着されている。
【0023】このように円錐80と下部円錐溝80aが
密着されて上部円錐85と上部円錐溝80bが数μmの
間隙を形成している状態でブッシング40が回転する
時、円錐80,85と円錐溝80a,80bとの間の動
圧の大きさは、間隙が広い上部円錐80と上部円錐溝8
0bより間隙が狭い下部円錐80と下部円錐溝80aと
の間でより大きいから(t2>t1)、下部円錐80か
らブッシング40は浮上する。
密着されて上部円錐85と上部円錐溝80bが数μmの
間隙を形成している状態でブッシング40が回転する
時、円錐80,85と円錐溝80a,80bとの間の動
圧の大きさは、間隙が広い上部円錐80と上部円錐溝8
0bより間隙が狭い下部円錐80と下部円錐溝80aと
の間でより大きいから(t2>t1)、下部円錐80か
らブッシング40は浮上する。
【0024】また、回転が進行することにより、下部円
錐80とブッシング40の下部円錐溝30aが形成して
いる間隙が広くなり上部円錐85と上部円錐溝80bと
の間隙が漸次狭くなって、結局、所定時間が経過した後
には円錐80,85と円錐溝80a,80bは平衡状態
になって円錐80,85と円錐溝80a,80bは無接
触回転する。
錐80とブッシング40の下部円錐溝30aが形成して
いる間隙が広くなり上部円錐85と上部円錐溝80bと
の間隙が漸次狭くなって、結局、所定時間が経過した後
には円錐80,85と円錐溝80a,80bは平衡状態
になって円錐80,85と円錐溝80a,80bは無接
触回転する。
【0025】
【発明の效果】以上のように、本発明による円錐ベアリ
ング装置によると、一対の円錐をスペーサを介在して相
互対向するように固定軸に圧入して、この一対の円錐を
収容する円錐溝が形成されたブッシングに円錐を挿入し
て円錐のテーパー形状の円錐面に形成された動圧発生溝
と円錐溝との間に形成される動圧によりスラスト荷重及
びラジアル荷重を支持することにより、加工が容易であ
り、生産性が向上する。さらに、一対の円錐の外周面と
対向する円錐溝を有するブッシングが駆動モータにより
回転すると、円錐の外周面とブッシングの円錐溝との間
の隙間に潤滑油の動圧が作用して軸が挿通されたブッシ
ングが安定的に支持された状態で回転することができる
と共に、円錐溝と円錐との間の間隙をスペーサにより調
整できるので、軸を安定的に支持することができる。
ング装置によると、一対の円錐をスペーサを介在して相
互対向するように固定軸に圧入して、この一対の円錐を
収容する円錐溝が形成されたブッシングに円錐を挿入し
て円錐のテーパー形状の円錐面に形成された動圧発生溝
と円錐溝との間に形成される動圧によりスラスト荷重及
びラジアル荷重を支持することにより、加工が容易であ
り、生産性が向上する。さらに、一対の円錐の外周面と
対向する円錐溝を有するブッシングが駆動モータにより
回転すると、円錐の外周面とブッシングの円錐溝との間
の隙間に潤滑油の動圧が作用して軸が挿通されたブッシ
ングが安定的に支持された状態で回転することができる
と共に、円錐溝と円錐との間の間隙をスペーサにより調
整できるので、軸を安定的に支持することができる。
【図1】本発明による円錐ベアリングが適用されたレー
ザスキャニングモータを示す断面図である。
ザスキャニングモータを示す断面図である。
【図2】図1のベアリング装置を拡大した部分断面図で
ある。
ある。
【図3】半球ベアリング装置が適用されたレーザスキャ
ニングモータを示す断面図である。
ニングモータを示す断面図である。
10 多面鏡 20 軸 30,35 半球 30a,30b 半球溝 40 ブッシング 40a スペーサ 50 ロータ 55 ステータ 60 ハブ 60a,60b 円筒 60c 凹溝 65 板スプリング 70,75 ハウジング 80,85 円錐 80a,80b 円錐溝
Claims (2)
- 【請求項1】 下部ハウジングに固定された軸と、 各々一端には第1直径の円形端部が形成されて他端には
前記第1直径より大きい第2直径の円形端部が形成され
て、側面に所定傾斜度を持つテーパー面が形成された一
対の円錐と、前記テーパー面にスパイラル形状に形成された動圧発生
溝と、 内部に前記軸が貫通する貫通孔が形成されて前記貫通孔
の両端に前記一対の円錐を収容する円錐溝が各々対向し
て形成されて、駆動モータにより回転するブッシングと
を含み、 前記一対の円錐は前記第1直径の円形端部がスペーサを
介在して相互対向するように前記軸に固定され、前記円
錐溝と前記円錐との間の間隙を前記スペーサにより調整
させることを特徴とするモータに適用された円錐ベアリ
ング装置。 - 【請求項2】前記円錐溝は、前記円錐に対して大きく形
成されることを特徴とする請求項1記載の円錐ベアリン
グ装置。
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---|---|
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- 1998-01-22 US US09/012,002 patent/US5947608A/en not_active Expired - Fee Related
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