JP2898580B2 - コンベア式乾燥装置 - Google Patents

コンベア式乾燥装置

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JP2898580B2
JP2898580B2 JP20244495A JP20244495A JP2898580B2 JP 2898580 B2 JP2898580 B2 JP 2898580B2 JP 20244495 A JP20244495 A JP 20244495A JP 20244495 A JP20244495 A JP 20244495A JP 2898580 B2 JP2898580 B2 JP 2898580B2
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喜代一 荒川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンベア上に被
乾燥物が載置された状態でその被乾燥物に対して熱風が
供給されてその被乾燥物が乾燥されるコンベア式乾燥装
置に関するものである。そして、特に、スナック菓子や
豆菓子(いずれも乾燥前の状態)等の粒状物を乾燥する
のに適したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スナック菓子(乾燥前の状態)等
の粒状物を乾燥するこの種のコンベア式乾燥装置として
は、次のようなものがある。その装置は、平らな帯板状
のコンベアを有している。そのコンベアは、長さ方向に
小刻みに往復移動をするものである。また、そのコンベ
アの上方には、コンベアの長さ方向(被乾燥物の移動方
向)に沿って、熱風を噴射する熱風噴射装置が設けられ
ている。そして、そのコンベア上に粒状物である被乾燥
物が載置され、そのコンベアが上述のように小刻みに往
復移動することによって、その被乾燥物がコンベアの始
点部から終点部までを徐々に移動されつつ、熱風噴射装
置からの熱風を受けることによって乾燥されるのであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、熱風によっ
て乾燥される被乾燥物は、乾燥するのにちょうど適切な
時間をかけてコンベア上を移動されるのが望ましい。し
かしながら、上記従来の装置では、多数の粒状物である
被乾燥物のうちには、コンベアの始点部から終点部まで
の間を所定の適切な速度(時間)よりも速く移動するも
のもあれば、遅く移動するものもあるというように、コ
ンベア上の移動時間(移動速度)にバラツキが生じる場
合があった。そして、速く移動しすぎると乾燥が不十分
となり、また、速く移動する場合を基準にコンベアの長
さを設定すると、乾燥の作業の効率が悪くなる等の欠点
があったのである。
【0004】そこで、本発明は、すべての被乾燥物が所
定の適切な時間をかけて移動して、適切に均一に乾燥さ
れることができるコンベア式乾燥装置を提供することを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、コンベアによって被乾燥物
が移動されつつその被乾燥物に対して熱風が供給される
ことによってその被乾燥物が乾燥されるコンベア式乾燥
装置であって、前記コンベアは、上方に開口する箱状の
バケットをその移動方向に複数有するバケットコンベア
であり、前記熱風を供給する熱風供給部が前記コンベア
の上方に設けられ、網状部材が前記バケットの上方に設
けられている。
【0006】この発明によれば、コンベアによって被乾
燥物が始点部から終点部まで移動されつつ、熱風によっ
て被乾燥物が乾燥される。その際、被乾燥物は、コンベ
アのバケットに収容された状態で移動される。そのた
め、コンベアの移動中において、被乾燥物がコンベアに
対して相対的に移動することがないため(全く移動しな
いわけではなくバケット内では移動可能である)、所定
の区間における被乾燥物の移動時間は、すべての被乾燥
物において一定となる。このため、被乾燥物を均一に乾
燥させることができるのである。また、コンベアの上方
から熱風を受けるとともに、バケットの上方に位置する
網状部材によって、熱風によって吹き上げられる被乾燥
物がバケットからあふれ出ることが防止され、被乾燥物
が適切に乾燥される。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1,図2に示すように、このコ
ンベア式乾燥装置は、コンベア10と、熱風供給装置5
0を有している。
【0011】図3に示すように、コンベア10は、進行
方向に多数の箱状のバケット12を有するバケットコン
ベアである。各バケット12は、進行方向に近接してい
るが、直接的には相互に連結されてはいない。コンベア
10の左右両側には、各々、無端状のチェーン20が配
設されている。チェーン20は、周知のように多数のコ
マ22が相互に回動可能に連結されて形成されており、
コンベア10の始点部と終点部に各々対応して配設され
たスプロケット24a,24b間に掛け渡されている。
各一方のスプロケット24aにはモータ(図示省略)が
取り付けられており、チェーン20の移動がなされるよ
うにされている。こうして、チェーン20のうちの各時
点における上側に位置する部分が被乾燥物の進行方向に
移動する往動部20aとされ、下側に位置する部分が復
動部20bとされている。
【0012】なお、図2に示すように、各チェーン20
の往動部20aに対しては、水平方向に伸びるガイドレ
ール26が配設されている。そして、チェーン20の往
動部20aがそのガイドレール26上を移動するように
されており、チェーン20の往動部20aが下方へたわ
むようなことが防止され、チェーン20の往動部20a
の水平移動が担保されている。
【0013】そして、コンベア10の各バケット12の
中央部(進行方向における中央部)に対応するチェーン
20のコマ22と、その各バケット12とが連結部14
によって連結されている。このようにして、各チェーン
20が移動することによってコンベア10が移動するよ
うにされている。
【0014】熱風供給装置50は、コンベア10の上方
に設けられている。図2に示すように、熱風供給装置5
0はハウジング52を有している。ハウジング52はコ
ンベア10の往動部20aの移動方向に伸び、コンベア
10とともにほぼ閉じた空間を形成している。なお、コ
ンベア10(往動部20a)とハウジング52との間に
は、コンベア10の移動を許容しつつハウジング52と
の間の気密が保たれるように樹脂によるシール部材54
が配設されている。
【0015】ハウジング52の内部には、熱風を噴射す
る熱風ファン56が設けられており、その下流部分には
気密状に熱風通路58が設けられ、その下流側には鉛直
方向に伸びる熱風噴射管(熱風供給部)60が配設され
ている。熱風噴射管60は、コンベア10の幅方向に5
本(又はそれ以外の数でもよい)、コンベア10の長さ
方向に多数本設けられている。すべての熱風噴射管60
の下端を連ねて形成される面には、コンベア10との間
を仕切るように、網状部材70が取り付けられている。
すなわち、網状部材70には、熱風噴射管60に対応す
る開口部72が形成されており、その開口部72に熱風
噴射管60が嵌められている。また、コンベア10の各
バケット12の上端部は、網状部材70のすぐ下部に位
置するようにされている。また、ハウジング52内にお
ける各熱風噴射管60の間の空間や、熱風通路58の脇
の部分の空間は、熱風戻り通路62とされている。こう
して、熱風ファン56から熱風通路58を経て熱風噴射
管60から噴射された熱風は、網状部材70を通ってコ
ンベア10(各バケット12)に流入し、その後、網状
部材70を通って熱風戻り通路62を経て熱風ファン5
6に戻るようにされている。
【0016】次に、この装置の作用効果について説明す
る。図1に示すように、スナック菓子や豆菓子(いずれ
も乾燥前の状態)等の粒状物である被乾燥物Sが、チェ
ーン20の駆動によってコンベア10が移動されつつ、
そのコンベア10(往動部20a)の始点部のバケット
12に順次収容される。そして、同じくチェーン20の
駆動によってコンベア10が移動されつつ、熱風供給装
置50(熱風噴射管60)から熱風を受ける(図2参
照)。この熱風によって、コンベア10の各バケット1
2内の被乾燥物Sが徐々に乾燥される。そして、そのバ
ケット12がコンベア10(往動部20a)の終端部に
到達するまでの間に被乾燥物Sが十分に乾燥され、その
終端部において取り出される。
【0017】このように被乾燥物Sが移動されつつ乾燥
される際において、その被乾燥物Sは、各々バケット1
2に収容されているため、移動中に他のバケット12に
移ってしまうことがなく、コンベア10に対する相対的
位置がずれることが防止される。このため、コンベア1
0の移動に伴って被乾燥物Sは移動されるため、熱風供
給装置50によって熱風が供給される時間は一定とな
る。したがって、各被乾燥物Sにおいて乾燥時間のバラ
ツキが生じることなく、均等に乾燥されることができ
る。
【0018】また、網状部材70がバケット12のすぐ
上方に配設されているために、熱風噴射管60から噴射
される熱風によって被乾燥物Sが吹き上げられても、バ
ケット12の中から飛び出してしまうようなことも防止
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を簡略に示す側面図であ
る。
【図2】図1の装置の断面図である。
【図3】図1の装置の要部を示す側断面図である。
【符号の説明】
10 コンベア 12 バケット 60 熱風噴射管(熱風供給部) 70 網状部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−2648(JP,A) 実開 昭63−55887(JP,U) 特公 平4−54159(JP,B2) 実公 昭32−6176(JP,Y1) 社団法人日本食品機械工業会編、「日 本の食品機械(総集編)」、株式会社光 琳書院、昭和48年9月7日発行、p. 236−237 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23G 3/00 - 3/32 A23G 7/00 - 7/02 F26B 15/12 F26B 17/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアによって被乾燥物が移動されつ
    つその被乾燥物に対して熱風が供給されることによって
    その被乾燥物が乾燥されるコンベア式乾燥装置であっ
    て、前記コンベアは、上方に開口する箱状のバケットをその
    移動方向に複数有するバケットコンベアであり、 前記熱風を供給する熱風供給部が前記コンベアの上方に
    設けられ、 網状部材が前記バケットの上方に設けられているコンベ
    ア式乾燥装置。
JP20244495A 1995-08-08 1995-08-08 コンベア式乾燥装置 Expired - Lifetime JP2898580B2 (ja)

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