JP2897934B2 - 電力系統監視制御知識処理システム - Google Patents

電力系統監視制御知識処理システム

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JP2897934B2
JP2897934B2 JP2264296A JP26429690A JP2897934B2 JP 2897934 B2 JP2897934 B2 JP 2897934B2 JP 2264296 A JP2264296 A JP 2264296A JP 26429690 A JP26429690 A JP 26429690A JP 2897934 B2 JP2897934 B2 JP 2897934B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電力系統設備の状態を入力して知識ベース
と推論機構とを用いて、電力系統の監視制御を行なう電
力系統監視制御知識処理システムに関する。
(従来の技術) 第10図は従来技術の一例を示すものである(従来技術
例1)。第10図において、1A〜1Cは夫々電気所であり、
しゃ断器,断路器,保護リレー,変圧器,母線等の機器
2A〜2Cと、インタフェース3A〜3Cからなる。このインタ
フェース3A〜3Cは各機器2A〜2Cの情報を伝送路4を通じ
て制御所5の電子計算機7に伝送するものである。制御
所5に伝送されてきた各電気所1A〜1Cの情報は、入出力
装置6を介して電子計算機7の記憶部8に記憶される。
電子計算機7には、入出力装置6及び記憶部8のほか各
電気所1A〜1Cからの情報に関する処理知識を予め保存す
る知識ベース9と、機器2A〜2Cの状態情報もしくは、状
態変化情報が電子計算機に入力されると起動される推論
機構10とを設けている。又、制御所5には知識の適用に
よって推論機構からメッセージが出力される表示装置11
がある。
従来技術の作用を第11図の電力系統事故発生時の系統
図例を用いて説明する。第11図において、CB1〜CB14は
しゃ断器を表わす。第11図では電気所AではCB1,CB2が
送電線の主保護リレーによってしゃ断、電気所BではCB
3,CB4が送電線の主保護リレーによってしゃ断、電気所
CではCB9が系統安定化装置(以下SSCと呼ぶ)によって
しゃ断したことを示す。このとき各電気所から伝送路を
介して機器の状態変化が制御所に送られ、電子計算機の
記憶部に記憶される。
第12図に記憶された情報を示す。図において、(CB1
しゃ断)はCB1がしゃ断したことを示す。(CB1 L−主保
護動作)は、CB1で送電線の主保護リレーが動作したこ
とを示す。(CS/S SSC動作)は、C変電所でSSCが動作
したことを示す。記憶部には事故が発生する前の機器の
状態、即ち系統状態も保存されている。
第13図,第14図に事故が発生する前の系統状態の情報
を示す。
第13図において、(A母線−電源)はA母線に電源が
あることを示し、(D母線−負荷)はD母線に負荷が接
続されていることを示す。(A母線隣接設備−CB1,CB
2)はA母線に接続する機器はCB1,CB2であることを示
す。(CB1入)はCB1が事故前「入」であったことを示
す。
第14図において、(CB1しゃ断A回)はCB1のしゃ断回
数がA回であることを示す。
制御所の電子計算機7は、各電気所からの情報を監視
し、異常があった場合それを出力装置に出力して運用者
に知らしめるための処理を行なうために、予め情報に関
する処理をルール等の知識として記憶してあり、推論機
構は知識に従った処理を行なう。電力系統の状態変化が
電子計算機に入力されると、制御所の推論機構は起動さ
れる。推論機構の作用を第15図の知識ベースのルールと
第16図の推論機構の処理を示すフローチャートを用いて
説明する。
第16図のステップS1において、まず第15図に示すルー
ル1の条件部と第12図の記憶部の情報とを照合する。第
12図に示されるようにCB1は送電線の主保護リレー動作
でしゃ断しており、かつCB1に隣接する送電線AB−1Lが
事故として記憶部に登録されていない。故にステップS2
の判断において条件部を満足するのでステップS3に進
む。ステップS3では条件部を満足したルール1の実行部
の処理を行ない、ここでは記憶部に(AB−1L事故)を登
録し、「AB−1L事故」を表示装置に出力する。ステップ
S4ではまだ全ての情報、全てのルールについて照合して
いないため、ステップS1に戻る。CB2も送電線の主保護
リレー動作でしゃ断しており、かつCB2に隣接する送電
線AB−2Lが事故として記憶部に登録されていないので、
ルール1の条件部を満足し、ステップS2の判断でステッ
プS3に進み、実行部を実行することによって(AB−2L事
故)を登録し、「AB−2L事故」を表示装置に出力する。
記憶部には、第17図に示したように(AB−1L事故),
(AB−2L事故)が追加される。CB3,CB4も送電線の主保
護リレー動作でしゃ断しているが、既に(AB−1L事
故),(AB−2L事故)が記憶部に登録されているので、
ルール1の条件部を満足しない。故にステップS2の判断
でステップS3に進まず、ステップS4の判断に進む。ルー
ル1の条件部を全ての記憶部の情報と照合した後、ルー
ル2の条件部と記憶部の照合を行なう。ルール2の条件
部はしゃ断器がしゃ断していることを意味する。CB1,CB
2,CB3,CB4,CB9はしゃ断しているのでルール2の条件部
を満足し、ステップS2の判断でステップS3に進む。ステ
ップS3でルール2の実行部の処理を行ない、しゃ断回数
を1つ加算する。ルール2の実行部の処理を行なった後
の記録部の状態を第18図に示す。
また第15図に示すルール3はしゃ断器のしゃ断回数が
一定値(N回)以上になったとき、しゃ断器の機器疲弊
をアラームとして出力し、運用者に保守を促すための処
理を定義したものである。例えば、CB3のしゃ断回路C
+1回がN回以上とすると、ルール3の適用によって
「CB3保守」を表示機器に出力する。
更にルール4は電力系統の事故で電源が脱落した場合
SSCによって、脱落した電源に見合う負荷をしゃ断する
という系統安定化のための機器の動作を、因果関係をつ
けて運用者に提示するための処理を定義したものであ
る。電源であるA母線にCB1,CB2を介して接続するAB−1
L,AB−2Lの事故が記憶部に存在し、かつCB1,CB2,CB3,CB
4,CB9がしゃ断する前、負荷D母線は電源A母線と電気
的に接続しており、D母線とCD−1Lを介して接続するし
ゃ断器CB9が電気所CにおけるSSC動作でしゃ断している
ために、ルール4の条件部を満足する。故にステップS2
の判断でルール4の実行部の処理を行ない、「電源A母
線脱落による負荷D母線制限」を表示装置に出力する。
全ての情報について全てのルールの条件部を照合した
後、ステップS4の判断で推論機構は処理を終了する。
以上が現在広く用いられている従来技術である。然る
に、制御所が監視制御すべき電気所の数が増加し、対象
電力系統の規模が増大する中で、上記従来技術のように
各電気所における各機器の個別の情報を全て制御所の電
子計算機に処理させることは、制御所の電子計算機の負
荷増大、それに伴なう処理能力の低下、ひいては、運用
者による電力系統の状態把握に時間がかかるという問題
点を生じ、この問題点を解決する方式として、分散型の
電力系統監視制御装置が提案されている。例えば特願平
1−17065号(以下資料1と称す),及び特願平1−133
573号(以下資料2と称す)。
既提案各資料によれば各電気所に電子計算機を設置
し、電気所個別の情報のみで処理できるものは当該電気
所で処理し、制御所で必要な情報のみを制御所に送信
し、制御所では運用者に電力系統のアラームとして提示
すべき処理、または電力系統全体に関連する情報を収集
する必要のある処理のみを行なうように、電気所,制御
所の各電子計算機に行なうべき処理を知識ベースとして
予め保存しておき、各電気計算機の推論機構が知識ベー
スの知識に従って処理を行なうことにより、電力系統の
監視処理の負荷分散を行ない、制御所の電子計算機の負
荷を低減し、スループットの向上した分散型電力系統監
視制御装置を実現するものである。
第19図は資料1に示す技術である。第19図において第
10図と同一部分については同一符号を付す。100A,100B,
100Cは夫々電気所であり、しゃ断器,断路器,保護リレ
ー,変圧器,母線等の機器2A,2B,2Cと、これらの機器情
報が入力される電気計算機101A,101B,101Cと、計算機と
制御所とを結ぶインタフェース102A,102B,102Cとからな
り、計算機101A,101B,101Cは入力装置3A,3B,3Cと入力さ
れた情報を記憶する記憶部1013A,1013B,1013Cと電気所
の各情報に対する処理をルール等の知識として定義し、
予め保存してある知識ベース1012A,1012B,1012Cと、知
識ベース1012A,1012B,1012Cのルールと記憶部1013A,101
3B,1013Cの情報とを照合し、ルールの条件部を満足した
場合、その実行部の処理を行なう推論機構1011A,1011B,
1011Cとから構成される。
制御所5には、伝送路4A,4B,4C及び各電気所からの情
報が入力される電子計算機7と演算後のメッセージを出
力する表示装置11とがあり、電子計算機7には各電気所
との間で入出力を司どる入出力装置6と、情報を記憶す
る記憶部8と、各電気所からの情報をもとに制御所の電
子計算機で処理すべき内容をルール等の知識として定義
した知識ベース9と、各電気所からの情報が入力される
と起動する推論機構10とがある。
上記構成を有する分散型電力系統監視制御装置の作用
について、第11図の電力系統の事故発生時の系統図例を
用いて説明する。
先ず、A電気所の電子計算機101Aには、CB1,CB2のし
ゃ断とCB1,CB2で送電線の主保護リレーが動作したこと
が入力される。B電気所の電子計算機101BにはB2,CH4の
しゃ断とCB3,CB4の送電線の主保護リレーの動作したこ
とが入力される。C電気所の電子計算機101CにはCB9の
しゃ断とSSC動作が入力される。これらの入力された情
報,並びに事故前の情報は各電子計算機の記憶部に夫々
記憶される。第20図,第21図,第22図は、夫々A電気
所,B電気所,C電気所の電子計算機の記憶部の情報を示
す。
各電気所にある電子計算機101A〜101Cの知識ベース10
12A〜1−12Cには、一電気所の情報のみで処理するも
の、具体的には第23図にい示したものを予め保存してあ
る。また、制御所の電子計算機7の知識ベース9には、
一電気所の情報のみでは処理できないもの、具体的には
第24図に示したものを予め保存しておく。電気所100A〜
100Cと制御所5の各々のルールの意味は以下の通りであ
る。
<電気所の知識ベース(第23図)> ルール1 1つの電気所の情報のみで送電線の事故が判断できる
ものは当該電気所で判断を行ない、その結果をアラーム
として制御所の計算機に送出する。
ルール2 しゃ断回数を数えるのは電気所で可能である。CBのし
ゃ断情報は制御所の運用者が電力系統の最新状態を知る
必要があるので制御所へ送出する。
ルール3 CBのしゃ断回数が一定値以上になった場合、「しゃ断
器保守」を制御所の運用者に促す必要があるので制御所
に送出する。
ルール4 「SSC動作」は電力系統の事故で起こるもので、他の
電気所の情報との因果関係がある。故に他の電気所の情
報も入力している制御所に送出する。
<制御所の知識ベース(第24図)> ルール1 電気所から送られてきた送電線事故の情報は運用者に
指示する必要があるので表示装置に出力する。
ルール2 「しゃ断器保守」を運用者に促すために表示装置に出
力する。
ルール3 複数電気所間にわたる情報を救うので制御所の電子計
算機でなければ処理不可能である。また事故SSC動作の
因果関係は運用者に指示する必要がある。
動作としては、先ずA電気所の電気計算機101Aに機器
の動作情報が入力されると、推論機構1011Aが起動され
る。推論機構1011Aの処理は第16図のフローチャートに
従う。
即ち、電気所の知識ベース(第23図)の各条件部とA
電気所の記憶部の情報(第20図)との照合を行ない(ス
テップS1)、その結果によって(ステップS2)、条件部
を満足するルールの実行部の処理を行なう(ステップS
3)。これを記憶部の全情報,知識ベースの全ルールに
ついて行なう(ステップS4)。そして推論機構の処理の
結果として、A電気所から制御所へは、(CB1しゃ
断),(AB−1L事故),(CB2しゃ断),(AB−2L事
故)が送出され、しゃ断器のしゃ断回数が更新されて、
A電気所の記憶部の情報は第25図に示す通りとなる。
要するにCB1,CB2のしゃ断回数は、A+1回,B+1回
となり、CB1,CB2がしゃ断し、その原因はCB1,CB2ともに
L−主保護動作のためとなる。同様にB電気所から制御
所へは(CB3しゃ断),(AB−1L事故),(CB4しゃ
断),(AB−2L事故)が、またCB3のしゃ断回数C+1
が、N回以上であれば(CB3保守)の情報が送出され、
その結果B電気所の記憶部の情報は第26図に示す通りと
なる。更に、C電気所からも同様に制御所に対して(CB
9しゃ断),(CS/S SSC動作)が送出され、その結果C
電気所の記憶部の情報は第27図に示す通りとなる。
これらA,B,C各電気所から送出された情報は、伝送路
を経由して制御所に電子計算機の入力装置を介して入力
される。制御所の電子計算機の記憶部には事故前の情報
として、第13図の情報が保存され、各電気所からの情報
は第28図に示すように保存される。電気所からの情報が
入力されると推論機構が起動される。推論機構の処理は
第16図のフローチャートに従う。この場合、推論機構は
第24図の知識ベースの各ルールの条件部と第28図と第13
図の各記憶部の情報を照合し、条件部を満足するルール
の実行部の処理を行なう。これを記憶部の全情報,知識
ベースの全ルールについて行なう。
先ずルール1について照合を行ない「AB−1L事故」を
表示装置に出力する。また「AB−2L事故」も出力する。
次にルール2について照合を行なうと、記憶部にルール
2の条件を満足するものとして(CB3保守)があるた
め、「CB3保守」を表示装置に出力する。ルール3につ
いても電源A母線にCB1,CB2を介して接続するAB−1L,AB
−2Lの事故で、かつ事故前A母線と負荷D母線は電気的
に接続しており、負荷D母線とD電気的に接続するCB9
がCS/SのSSC動作でしゃ断しているために、この条件を
満足する。故に「電源A母線脱落による負荷D母線制
限」を表示装置に出力する。
(発明が解決しようとする課題) 電力系統監視制御知識処理システムにおいて広く用い
られている技術を資料1で説明した。システムの処理負
荷の増大を回避するための方法として資料2を述べた。
しかし、資料2においても、対象電力系統が大規模とな
って監視制御すべき電気所の数が多くなり、また、監視
制御機能の高度化に伴ない、電気所個別の情報のみでは
処理できない監視制御機能が増大し、その結果制御所に
おける電子計算機処理負荷が増大し、処理能力の低下,
処理時間の長期化をもたらす。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、電気
所での状態及び推論結果を記憶しておくための複数電気
所に共通の共通記憶装置を設けることにより、制御所に
おける電気計算機の処理負荷の低減を図るようにした電
力系統監視制御知識処理システムを提供することを目的
としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明では複数の電気所で
の情報を制御所に伝送し、当該制御所に設けた電気計算
機にて一括監視制御する電力系統監視制御システムにお
いて、各電気所には個々に電子計算機を設けて当該電気
所が分担する情報に関する知識ベースと推論機構及び入
出部とを備え、また制御所の電子計算機に電力系統全体
及び運用者の運用に関する知識ベースと推論機構及び入
出部を備えると共に、電気所の電子計算機が読み込んだ
電気所機器の状態及びそれを用いて行なった推論結果を
複数の電気所に共通しておくための共通記憶装置を備え
た。
(作 用) 電気所の機器に状態変化が発生すると、各機器の情報
は電気所の電子計算機の入力装置を介して入力され、こ
の情報は電子計算機に記憶されると共に、一部の情報は
共通記憶装置にも記憶される。然る後、当該電気所の推
論機構が起動される。推論機構は知識ベースのルールと
記憶部の当該電気所情報及び共通記憶装置の他電気所情
報とを照合し、ルールの条件部を満足する情報には実行
部の処理を行ない、この処理を繰返すことによって推論
結果を得る。制御所の電子計算機に送出する必要のある
電気所機器の状態及び推論結果等の情報は、インタフェ
ース,伝送路を介して、制御所の入力装置に送出する。
また、電気所機器の状態及び推論結果のうち他電気所で
使用するものは共通記憶装置に記憶する。従って電気所
の電気計算機推論機構は、他電気所の機器の状態及び推
論結果を使用することもできる。制御所に送られてきた
情報は、制御所の電子計算機の記憶部に記憶され、電気
所からの情報変化があったことにより、制御所の電子計
算機の推論機構が起動される。推論機構は知識ベースの
ルールと記憶部の情報とを照合し、推論を実行し、その
結果のうちメッセージとして運用者に提示する必要があ
る情報は表示装置に出力し、また電気所機器の制御に関
連する情報は出力装置を経て電気所に送出する。
(実施例) 以下、図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明による電力系統監視制御知識処理シス
テムの実施例の構成図である。第1図において、第10図
及び第19図と同一部分については同一符号を付す。100
A,100B,100Cは夫々電気所であり、しゃ断器,断路器,
保護リレー,変圧器,母線等の機器2A,2B,2Cと、これら
の機器情報を処理する電気計算機101A,101B,101Cと計算
機と制御所及び共通した装置とを結ぶインタフェース10
2A,102B,102Cとからなり、計算機101A,101B,101Cは機器
との間で情報を入出力するための入出力装置3A,3B,3C
と、情報を記憶する記憶部1013A,1013B,1013Cと、電気
所の各情報に対する処理をルール等の知識として定義
し、予め保存してある知識ベース1012A,1012B,1012C
と、知識ベース1012A,1012B,1012Cの知識と、記憶部101
3A,1013B,1013Cの情報とを照合し、ルール条件部を満足
した場合その実行部の処理を行なう推論機構1011A,1011
B,1011Cとから構成される。
共通記憶装置12は、伝送路15を介して電気所100A,100
B,100Cとの間で情報伝送を行なうためのインタフェース
13と、電気所機器状態及び推論結果を記憶するための記
憶部14とから構成される。
制御所5には伝送路4A,4B,4Cを介して情報の入出力及
び処理を行なう電子計算機7と処理後のメッセージを出
力するための表示装置11とがあり、電子計算機7には電
気所との間で入出力処理を行なう入出力装置6と各電気
所からの情報を記憶する記憶部8と、各電気所からの情
報をもとに制御所の電子計算機で処理すべき内容をルー
ル等の知識として定義した知識ベース9と、各電気所か
らの情報が入力されると起動する推論機構10とがあるこ
とは従来と同様である。
上記構成を有する電力系統監視制御知識処理システム
の作用について、第11図の電力系統の事故発生時の系統
図例を用いて説明する。
先ず、A電気所の電子計算機101AにはCB1,CB2のしゃ
断とCB1,CB2の送電線の主保護リレーが動作したことが
入力される。B電気所の電子計算機101BにはCB3,CB4の
しゃ断とCB3,CB4の送電線の主保護リレーの動作したこ
とが入力される。C電気所の電子計算機101CにはCB9の
しゃ断とSSC動作が入力される。これらの入力された情
報、並びに事故前の情報は各電子計算機の記憶部に夫々
記憶される。第20図,第21図,第22図は各々A電気所,B
電気所,C電気所の電子計算機の記憶部の情報を示す。
各電気所にある電子計算機101A〜101Cの知識ベース10
12A〜1012Bには、電気所の情報及びそれを処理した情報
のみで処理するもの、具体的には第2図に示したものを
予め保存してある。また、制御所の電子計算機7の知識
ベース9には、電気所の情報及びそれを処理した情報の
みでは処理できないもの、具体的には第3図に示したも
のを予め保存しておく。電気所101A〜101Cと制御所5の
知識ベースと各々のルールの意味は以下の通りである。
<電気所の知識ベース(第2図))> ルール1 当該電気所及び他電気所において電子計算機に入力さ
れる情報のみで送電線の事故が判断できるものは当該電
気所で判断を行ない、その結果共通記憶装置に記憶する
と共に、アラームとして制御所の計算機に送出する。
ルール2 しゃ断回路を数えるのは電気所で可能である。CBのし
ゃ断情報は制御所の運用者が電力系統の最新状態を知る
必要があるので制御所へ送出する。
ルール3 CBのしゃ断回数が一定値以上になった場合、(しゃ断
器保守)を制御所の運転員に促す必要があるので制御所
に送出する。
ルール4 (SSC動作)は、当該電気所の情報のみならず他の電
気所の情報とも因果関係がある。故に、当該電気所の記
憶部及び共通記憶装置の記憶部の情報を用いて判断を行
ない、その結果を制御所に送出する。
<制御所のルールベース(第3図)> ルール1 電気所から送られてきた送電線事故の情報は運用者に
提供する必要があるので表示装置に出力する。
ルール2 (しゃ断器保守)を運用者に促すために表示装置に出
力する。
ルール3 SSC動作に基づく(電源脱落による負荷制限)を運用
者に提示するため表示装置に出力する。
次に動作を説明する。
先ず、A電気所の電子計算機101Aに機器の動作情報が
入力されると、推論機構1011Aが起動される。推論機構1
011Aの処理は、従来技術の推論機構と同じであり、第16
図のフローチャートに従う。ただし、この際、記憶部の
情報としてはA電気所の記憶部の情報だけでなく、共通
記憶装置の記憶部の情報も用いられる。共通記憶装置の
記憶部には事故前の情報として第13図の情報が保存さ
れ、各電気所からの情報は第4図に示すように保存され
る。
先ず、電気所の知識ベース(第2図)の各条件部とA
電気所の記憶部の情報(第20図)及び共通記憶装置の記
憶部の情報(第13図及び第4図)との照合を行ない(ス
テップS1)、その結果によって(ステップS2)、条件部
を満足するルールの実行部の処理を行なう(ステップS
3)。これを記憶部の全情報,知識ベースの全ルールに
ついて行なう(ステップS4)。そして推論機構の処理の
結果として、A電気所から制御所へは(CB1しゃ断),
(AB−1L事故),(CB2しゃ断),(AB−2L事故)が送
出され、しゃ断器のしゃ断回数が変更されて、A電気所
の記憶部の情報は第25図に示す通りとなる。またこの段
階で、共通記憶装置の記憶部に事故後各電気所から書き
込まれる情報は、第4図から第5図のように更新され
る。同様に、B電気所から制御所へは(CB3しゃ断),
(CB4しゃ断)が、また、CB3のしゃ断回数C+1がN回
以上であれば(CB3保守)の情報が送出され、その結果
B電気所の記憶部の情報は第26図に示す通りとなる。ま
た、共通記憶装置の記憶部は、既に第5図に示す通り
(AB−1L事故)及び(AB−2L事故)が登録されているの
で、新たに更新されることはない。更に、C電気所にお
いても同様に自電気所の記憶部及び共通記憶装置の記憶
部の情報と知識ベースとを用いて推論し、制御所に対し
て(CB9しゃ断),(CS/S SSC動作),(電源脱落によ
る負荷制限)が送出され、C電気所の記憶部の情報は第
27図に示す通りとなる。これらA,B,C各電気所から制御
所に送出された情報は、伝送路を経由して制御所の電子
計算機に入力装置を介して入力される。制御所の電子計
算機の記憶部には事故前の情報として第13図の情報が保
存され、各電気所からの情報は第6図に示すように保存
される。電気所からの情報が入力されると推論機構が起
動される。推論機構の処理は従来技術の推論機構と同じ
であり、第16図のフローチャートに従う。
先ず、ルール1について照合を行ない、「AB−1L事
故」を出力装置に出力する。また、「AB−2L事故」も出
力する。次にルール2について照合を行なうと、記憶部
にルール2の条件を満足するものとして(CB3保守)が
あるため、「CB3保守」を表示装置に出力する。ルール
3についても、同様にして電源A母線脱落による負荷D
母線制限」を表示装置に出力する。
以上の実施例の構成と作用とから明らかなように、電
気的と制御所とに各々電子計算機を設け、更に共通記憶
装置を設けて各電子計算機が処理すべき内容を予め知識
ベースとして保存しておき、各電子計算機で分散して電
力系統の監視制御を行なうことにより、従来技術と比較
して制御所の電子計算機についての以下の負荷を軽減す
ることができる。
しゃ断したしゃ断器と動作した保護リレーとから事故
設備を判定する処理。
SSC動作としゃ断したしゃ断器とから母線脱落と負荷
制限との因果関係を求める処理。
第7図は他の実施例の構成図である。
上記実施例では、推論を行なうための電気時間の情報
伝送は全て共通記憶装置を経由して行なっているが、本
実施例では電気所間で推論のための情報を伝送するため
に、共通記憶装置の他に電気所間で1対1で直接、情報
伝送を行なうための伝送路16を設けている。2つの伝送
手段の使い分けとして、次の2つのものがある。
(イ)多数個たとえば3個所以上の電気所間で情報授受
を行なう場合には、共通記憶装置12を経由して行ない、
少数個たとえば2個所の電気所間で情報授受を行なう場
合には、直接情報伝送路16を用いる。
(ロ)他の電気所の設備から入力情報を用いる場合には
直接情報伝送路を経由して、推論結果及び推論経過に関
する情報を伝送する場合には共通記憶装置12を経由して
行なう。
第8図は更に他の実施例の構成図である。
共通記憶装置12は機能的には他の装置から独立して設
けられているが、実現手段としては電気所の電子計算機
に共通記憶装置の機能をもたせることができる。その構
成として次の2つがある。
(イ)1つの電気所(この例ではA電気所)の電子計算
機に共通記憶装置としての機能を含ませる。第8図で
は、1014として示されている。
(ロ)第9図に示すように共通記憶装置に記憶される情
報をその内容に従って分類し、その分類された情報に対
応した共通記憶装置を各電気所の電子計算機に含ませ
る。一例を示せば、共通記憶装置に記憶すべき設備入力
情報は共通記憶部1014Aに、推論結果は1014Bに、推論途
中経過情報は1014Cに記憶する。
上記各実施例では、電気所と制御所とに電子計算機を
設けて、各電子計算機で分散して推論を行ない、電力系
統監視制御をするシステムについて述べたが、制御所と
給電所、もしくは給電所と更に上位の給電所についても
同様の技術を適用することができる。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば電気所,制御所各
々に電子計算機を設け、各電子計算機には処理すべき内
容をルール等の知識として予め知識ベースに保存してお
き、電力系統の状態が変化したときにその情報に応じた
処理をまず電気所の知識ベースを用いて行ない、電気所
内もしくは電気所間で処理できることは電気所の電子計
算機で行ない、電力系統全体に関係がある情報、また電
気所で処理した情報のなかで電気所の運用者に知らしむ
べきものを制御所の電子計算機に送出し、制御所の電子
計算機は制御所でなければできない処理のみを行なうよ
うにしたので、制御所の電子計算機の負荷は減少し、ス
ループット(一定時間内の仕事量)が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電力系統監視制御知識処理システ
ムの一実施例の構成図、第2図は本発明実施例における
電気所の知識ベース、第3図は制御所の知識ベース、第
4図は共通記憶装置の記憶部における事故の情報、第5
図はA電気所の推論機構の処理が終了した時の共通記憶
装置の記憶部の情報、第6図は制御所の記憶部の中の各
電気所からの情報、第7図,第8図,第9図は本発明に
よるその他の実施例、第10図は従来技術を説明する構成
図、第11図は電力系統事故発生時の系統図例、第12図は
従来技術における制御所の電子計算機の記憶部における
事故の情報、第13図は従来技術における制御所の電子計
算機の記憶部及び本発明実施例における共通記憶装置の
記憶部における事故前の情報、第14図は従来技術におけ
る制御所の電子計算機における事故前のしゃ断器しゃ断
回数情報、第15図は従来技術の制御所の知識ベース、第
16図は推論機構の処理を示すフローチャート、第17図は
従来技術において推論機構の処理終了時の記憶部の事故
情報、第18図は従来技術において推論機構の処理終了時
の記憶部のしゃ断器しゃ断回数情報、第19図は他の従来
技術を説明する構成図、第20図は他の従来技術における
電気所Aの記憶部の情報、第21図は他の従来技術におけ
る電気Bの記憶部の情報、第22図は他の従来技術におけ
る電気所Cの記憶部の情報、第23図は他の従来技術にお
ける電気所の知識ベース、第24図は他の従来技術におけ
る制御所の知識ベース、第25図は他の従来技術における
A電気所の推論機構の処理が終了したときの記憶部の情
報、第26図は他の従来技術におけるB電気所の推論機構
の処理が終了した時の記憶部の情報、第27図は他の従来
技術におけるC電気所の推論機構の処理が終了した時の
記憶部の情報、第28図は他の従来技術における制御所の
記憶部の中の各電気所からの情報である。 2A,2B,2C……機器 3A,3B,3C,6……入力装置 4,4A,4B,4C,15,16……伝送路 5……制御所 7,101A,101B,101C……電子計算機 8,1013A,1013B,1013C……記憶部 9,1012A,1012B,1012C……知識ベース 10,1011A,1011B,1011C……推論機構 11……表示装置、12……共通記憶装置 13,102A,102B,102C……インタフェース 14,1014,1014A,1014B,1014C……共通記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−311129(JP,A) 特開 平2−197226(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02J 13/00 - 13/00 311 H02J 3/00 - 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電子計算機を地理的に分散して設
    け、各電気計算機は電力系統設備との間で情報伝送を行
    なう入出力部と知識ベースを記憶するための知識ベース
    記憶部と、電力系統設備からの入力情報と前記知識ベー
    スを照合して推論を行なう推論機構部とから構成される
    電力系統監視制御知識処理システムにおいて、より狭い
    地域の電力系統設備を監視制御する電気所相互システム
    と、前記各電気所システムが監視制御する地域全体を総
    括的に監視制御する制御所システムを設け、電気所相互
    システムと制御所システムとの間の情報交換は両システ
    ム間の直接伝送により行ない、複数の電気所相互システ
    ム間での情報交換は前記両システムとは独立して設けた
    共通記憶装置を経由しての伝送により行なうことを特徴
    とする電力系統監視制御知識処理システム。
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