JP2667004B2 - 分散型電力系統事故復旧装置 - Google Patents

分散型電力系統事故復旧装置

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JP2667004B2 JP1133573A JP13357389A JP2667004B2 JP 2667004 B2 JP2667004 B2 JP 2667004B2 JP 1133573 A JP1133573 A JP 1133573A JP 13357389 A JP13357389 A JP 13357389A JP 2667004 B2 JP2667004 B2 JP 2667004B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は電子計算機を用いて電力系統の状態を常に入
力しながら電力系統の監視制御を行なう装置において、
電力系統の事故発生時に電力系統の状態を入力情報と
し、系統の事故復旧を行なう分散型電力系統事故復旧装
置に関する。
(従来の技術) 従来技術を図面を参照して説明する。
第15図は従来技術の一例を示すものである。第15図に
おいて1は電気所にこれはしゃ断器,断路器,保護リレ
ー、変圧器や母線の電流,電圧等を計測する各種のセン
サー等の機器2と、制御所5の電子計算機7と情報の伝
送を行なう伝送路4に対して各機器の情報を伝送した
り、伝送路4を介して伝送された電子計算器7からの制
御信号に従って各機器を制御するインターフェイス3か
成る。制御所に伝送されてきた各電気所の情報は入出力
装置6を介して電子計算機の記憶部8に記憶される。電
子計算機には電力系統の事故復旧に関する知識がルール
としてルールベース9に予め保存されており、電力系統
に事故が発生して、電気所の停電の2情報が電子計算機
に入力されると起動される推論機構10がある。この推論
機構10はルールベース9を用いて停電した電気所の復旧
手順を作成して記憶部8に記憶する。記憶部8に記憶さ
れた復旧手順は入出力装置6と伝送路4を介して電気所
の機器を制御する制御信号として各電気所に伝送され
る。この伝送された制御信号によって各電気所の機器が
制御され事故復旧の処理が行なわれる。
(発明が解決しようとする課題) 今日、制御所が監視制御する電気所の数が増加し、対
象電力系統の規模が増大するなかで、上記従来技術のよ
うに事故発生時、常に入力されている各電気所の各機器
の個別の情報をもとに事故復旧のルールベースを用いて
復旧手順を作成し、ここで作成した情報を各電気所に制
御信号として伝送する方法では、制御所の電子計算機の
負荷増大、それに伴なう処理能力の低下、ひいては事故
復旧の遅れと停電時間の増加を招くという問題点があっ
た。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、迅速
な復旧操作が可能であると同時に、制御所の電子計算機
の負荷を低減してスループットを向上させることの可能
な分散型電力系統事故復旧装置を提供することを目的と
している。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は複数の電気所と、これらを一括監視制御する
制御所の各々に電子計算機を設け、事故発生時各電気所
の情報は入出力装置を介して先ず電気所の電子計算機に
入力され、当該電気所の電子計算機で処理された情報が
伝送路を介して更に制御所の電子計算機に入力され、か
つ当該制御所で処理された情報が伝送路を介して各電気
所の電子計算機に伝送されて、当該電気所の各機器を制
御する分散型電力系統事故復旧装置において、各電気所
の電子計算機には各電気所への情報から復旧手順を作成
するルールベースと推論機構を備え、制御所の電子計算
機には前記各電気所からの機器個別の情報及び各電気所
における事故の復旧手順作成に関連する情報をもとに復
旧手順を作成するルールベースと推論機構を備えるよう
構成した。
(作 用) 電気所の情報は常時、電気所の電子計算機に入力され
記憶部に記憶されるが、事故が発生すると推論機器が起
動される。推論機構はルールベースのルールと記憶部の
情報を照合し、事故復旧手順を作成する。復旧手順が作
成できた場合は、それを記憶部に記憶し、その旨を制御
所の電子計算機に伝送路を介して通知する。制御所の電
子計算機は停電した全電気所の復旧手順が各電気所で作
成できている場合は、各電気所の電子計算機に伝送路を
介して「復旧可」を通知する。「復旧可」を受け取った
電気所の電子計算機は、記憶部に記憶してある復旧手順
に従って制御信号を各機器に送出して復旧操作を行な
う。電気所の情報のみでは電気所の電子計算機は事故復
旧の手順を作成できない場合は、その旨を伝送路を介し
て制御所の電子計算機に通知する。制御所の電子計算機
は停電した電気所で1ヵ所でも復旧手順が作成できない
電気所がある場合、制御所の電子計算機に入力された情
報とルールベースとを照合し、事故復旧手順を作成す
る。この事故復旧手順に従って制御信号を伝送路を介し
て各電気所の電子計算機に送出する。制御所の電子計算
機からの制御信号に従って各電気所の電子計算機は機器
に制御信号を送出して復旧操作を行なう。
(実施例) 以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明による分散型電力系統事故復旧装置の
一実施例の構成図であり、第1図において第15図と同一
部分については同一符号を付す。
100A,100B,100Cはそれぞれ電気所であり、しゃ断器,
断路器,保護リレー、変圧器、母線の電流、電圧等を計
測するセンサー等の機器2A,2B,2Cと、これらの機器情報
が入出力装置3A,3B,3Cを介して入力される電子計算機10
1A,101B,101Cと、前記各電子計算機と制御所とを結ぶイ
ンターフェイス102A,102B,102Cとからなる。また電子計
算機101A,101B,101Cは入出力装置3A,3B,3Cから入力され
た情報を記憶する記憶部1013A,1013B,1013Cと、事故発
生時に電気所の情報のみで事故復旧を行なうために予め
保存してあるルールベース1012A,1012B,1012Cと、ルー
ルベース1012A,1012B,1012Cのルールと記憶部1013A,101
3B,1013Cの情報を照合し、ルールの条件部を満足した場
合、その実行部の処理を行なう推論機構1011A,1011B,10
11Cとから構成される。
制御所5には、伝送路4A,4B,4C及び入出力装置6を介
して各電気所からの情報が入力される電子計算機7があ
り、この電子計算機7には各電気所から入力された情報
を用いて事故復旧を行なうために予め保存してあるルー
ルベース9と、このルールベース9のルールと記憶部8
の情報との照合を行ない、、ルールの条件部を満足した
場合にそのルールの実行部の処理を行なう推論機構10と
がある。
上記構成を有する分散型電力系統事故復旧装置の作用
について、第2図、第3図の電力系統の事故発生時の系
統図を用いて説明する。先ず、第2図の単独電気所の処
理で事故復旧できる例にいついて説明する。
第2図において、G1,G2,G3は発電機を、A,B,C,D,Eは
制御所が制御する電気所の母線を、CB1からCB8はしゃ断
器を、F1,F2は負荷を、AB−1L,BC−1L,DB−1L,CE−1Lは
送電線をそれぞれ表わしている。CB6とCB8は事故前から
開放であることを示し、CB3,CB4は送電線BC−1Lの主保
護リレーによってしゃ断したことを示している。このと
きの電気所Cと電気所Bの記憶部1013Cと1013Bの情報を
第4図と第5図に示す。
先ず、(電源側設備,CB4,BC−1L)とあるのは、CB4の
電源側設備はBC−1Lであることを示す。(隣接設備,C,C
B8,CE−1L)とあるのは、C母線と接続はされていない
がCB8を介して接続可能な設備としてCE−1Lがあること
を示している。(しゃ断CB,CB4)とあるのは、事故でCB
4がしゃ断したことを、(動作リレー,BC−1L主保護)と
あるのは、BC−1Lの主保護リレーが動作したことを示し
ている。(停電,C)とあるのは母線Cが停電であること
を、(充電,CE−1L)とあるのはCE−1Lが充電であるこ
とを示している。これらの情報は常に制御所の電子計算
機7にも入力されている。事故情報が入出力装置3Cから
入力された時に起動される電気所の推論機器1011Cの動
作を、第6図のフローチャートと第7図のルールベース
を用いて説明する。
ステップS61では事故情報を各機器の状態変化として
入力したのでステップS61の判断に進む。母線Cは停電
であるためステップS62の判断でステップS63の処理に進
む。ステップS63の処理では先ず第7図のルール番号1
の条件部を調べる。ここで、BC−1Lの主保護が動作して
いるので、ステップS64の判断でルール1の条件部を満
足しているためステップS65で進みルール1の実行部を
を実行する。ここで(事故設備,BC−1L)が伝送路を介
して制御所に送出される。ステップS66の判断でステッ
プS63に戻り、次にルール2についてその条件部を調べ
る。また、停電した母線Cの電源側設備BC−1Lが事故設
備でかつ隣接していた充電している設備CE−1Lが存在す
るため、ルール2の条件部を満足する。従ってステップ
S65でルール2の実行部を実行し(C電気所復旧可)と
(復旧電源,CE−1L)を制御所に送信し、記憶部1013Cに
(C母線,CE−1Lから受電)を記憶する。次にルール3
の条件を調べるがC電気所ではこの条件は満足しないた
め、このルールの実行部は処理しない。このようにして
全てのルールについて調べる。
次にB電気所の推論機構1011Bの作用を第6図のフロ
ーチャートを用いて説明する。B電気所では母線Bが充
電であるため、ステップS62の判断で何も処理をせずに
終了する。電気所Cで作成された情報はインターフェイ
ス102C,伝送路4Cを通して制御所の送出され、制御所の
入出力装置6を介して電子計算機7の記憶部8に記憶さ
れる。第10図は制御所の記憶部に記憶された情報の一例
図である。
次に上記したように各電気所からの情報が入力される
と制御所の推論機構10が起動される。制御所の推論機構
10の動作を、第8図のフローチャートと第9図のルール
ベース及び第10図の記憶内容を用いて説明する。
ステップS81の判断で停電した全電気所、つまり、こ
の例ではC電気所は記憶部8の記憶内容、(C電気所復
旧可)であるためステップS82に進み、C電気所の電子
計算機101Cに対して電気所の復旧採用を入出力装置6と
伝送路4Cを介して送出する。この情報はインターフェイ
ス102Cを介して記憶部1013Cに記憶され、制御所から情
報が入力されたことで推論機構1011Cが起動される。推
論機構1011Cは前述の第6図のフローチャートに従って
処理を行なう。先ず、ステップS61で、データの入力は
制御所からであるため、ステップS67に進み、ステップS
67の判断で電気所の復旧の採用となり、ステップS68に
進む。ステップS68で記憶部に記憶されている(C母線,
CE−1Lから受電)を採用し、受電するための制御信号
を、入出力装置3Cから各機器2に送出して復旧操作を行
なう。
次に第3図の事故例を用いて単独の電気所だけでは復
旧できず、制御所の機能も発揮する実施例についての作
用を説明する。
第3図はAB−1Lの主保護リレーでCB1,CB2がしゃ断
し、CB4は母線Cが停電になったためにしゃ断したこと
を示している。事故で停電したC電気所,B電気所と制御
所の処理について説明する。C電気所,B電気所の事故発
生時の記憶部の内容を第11図,第12図に示す。第2図の
例と同様に第6図,第7図,第8図,第9図の推論機構
の処理を示すフローチャートとルールベースの一例を用
いて説明する。先ずC電気所の推論機構1011Cの作用を
第6図,第7図,第11図を用いて説明する。母線Cは停
電しているので、第6図のステップS63に進み、各ルー
ルの条件部を調べる。C電気所では送電線の主保護リレ
ーは動作していないため、ルール1の条件部は満足しな
い。またルール2の条件部もCの電源側BC−1Lが事故設
備か否か不明であるため、満足しない。ルール3につい
てはBC−1Lが事故設備か否か不明であるため条件部を満
足する。従ってステップS65でルール3の実行部を実行
し(C電気所復旧不可)を制御所に送出する。
次に、B電気所の推論機構1011Bの作用を第6図,第
7図,第12図を用いて説明する。母線Bは停電している
ため、ステップS63に進み、各ルールの条件部を調べ
る。ルール1の条件部,ルール2の条件部は満足するた
め、ステップS65でルール1,ルール2の実行部を実行
し、(B電気所復旧可)と(復旧電源,DB−1L)を制御
所に送信し、記憶部8に(B母線,DB−1Lから受電)を
記憶する。ルール3の条件は満足しないため、この実行
部は実行しない。これらのC電気所,B電気所で作成され
た情報は第2図の場合と同様インターフェイス102B,102
C、伝送路4B,4Cを通して制御所を送出され、制御所の入
出力装置6を介して電子計算機の記憶部8に記憶され、
推論器10が起動される。記憶部8の一例を第13図に示
す。B電気所は復旧可、C電気所は復旧不可であるた
め、第8図のステップS81の判断でステップS83の処理に
進む。ルール1について復旧電源としてDB−1Lが記憶部
8にあるため、DB−1Lで電気所Bを復旧するのとして潮
流計算を行なう。潮流計算の結果電源側設備に過負荷が
生じないとすると、ルール1の条件部は満足するため、
ステップS84の判断でステップS85に進み(B母線,DB−1
Lから受電)をB電気所に送出する。B電気所において
推論機構1011Bは第6図のステップS69により、制御所か
らの復旧手順に従ってB母線をDB−1Lから受電するよう
に機器に制御信号を送って復旧操作を行なう。この復旧
操作によってB母線とBC−1Lは受電される。制御所の推
論機構10は次にルール2の条件部を調べる。C電気所が
事故前受電していた電源側設備BC−1Lは充電でかつBC−
1Lから受電すると仮定して潮流計算を行なっても電源側
設備に過負荷が生じないとするとルール2の条件部を満
足するため、ルール2の実行部を実行する。ルール2の
実行部によって(C母線,BC−1Lから受電)がC電気所
に送出され、C電気所ではC母線はBC−1Lから受電して
復旧する。C母線がBC−1Lから受電すると仮定して潮流
計算を行なったとき、電源側設備に過負荷が生じる場合
は、ルール3によって隣接する充電設備CE−1Lが復旧電
源になり、C母線がCE−1Lから受電しても、電源側設備
に過負荷を生じない場合はルール1によってC母線はCE
−1Lから受電することになる。
上記した実施例によれば事故発生時、電気所の計算機
に入力される情報のみで、電気所単独で事故復旧ができ
る場合は従来のように一々制御所の電子計算機で処理し
ていた場合と比べて制御所の電子計算機の負荷が低減す
る。また複数の電気所の情報を処理する制御所の電子計
算機より、一電気所分の情報のみを処理する電気所の電
子計算機で事故復旧を行なう方が処理時間を短縮でき
る。また、電気所の情報のみで事故復旧できない場合
も、各電気所で作成した復旧電源の情報や事故設備の情
報を制御所の電子計算機は用いることによって従来技術
に比して高速に復旧手順を作成し、事故復旧を行なうこ
とができる。
第14図は他の実施例の構成図である。
本実施例では上位制御所5が複数の制御所20,30を制
御し、更に個々の制御所はそれぞれ複数の電気所100A,1
00B及び100C,100Dを制御する3段構成としたものであ
る。そして上位制御所5と各制御所20,30間は伝送路24,
34で接続し、各制御所にはインターフェイス21,31,電子
計算機22,32,入出力装置23,33が設けられ、個々の電気
所とは伝送路4A,4B及び4C,4Dにて接続される。更に、各
制御所の電子計算機には推論機構221,321,ルールベース
222,322,記憶部223,323があって、監視制御する分担電
気所の範囲内にて復旧手順を作成する構成を有してい
る。
事故発生に際しては、先ず個々の電気所において電気
所の情報のみで復旧手順を作成するが、作成できない場
合はこれを統轄する制御所において復旧手順を作成す
る。即ち、制御所では制御所が監視する複数の電気所の
機器個別の情報と電気所のルールベースと推論機構とか
ら復旧手順を作成する。
これも不可能な場合、複数の制御所を監視する上位制
御所において、各制御所から伝送される電気所の機器個
別の情報と、制御所のルールベースと推論器で作成した
復旧手順に関する情報と、これらの情報から復旧手順を
作成するためのルールベースと推論機構を用いて復旧手
順を作成し、ここで作成した復旧手順は上位制御所から
制御所へ、制御所から各電気所へと伝送されて復旧操作
が行なわれる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば電気所,制御所
各々に電子計算機を設け、各電子計算機には事故復旧に
関する内容をルールとして予めルールベースとして保存
しておき、事故発生時には先ず電気所の電子計算機が電
気所の情報のみで事故復旧できる場合は電気所の電子計
算機が復旧手順を作成し、電気所の情報のみでは復旧で
きない場合は、各電気所で作成した情報を用いて制御所
の電子計算機が復旧手順を作成して、事故復旧を行なう
ようにしたことにより、事故時の制御所の電子計算機の
負荷を軽減でき、電気所の電子計算機で復旧手順が作成
できる場合も、制御所の電子計算機で復旧手順を作成す
る場合も、その作成の処理時間を短縮することができ、
迅速な事故復旧操作を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による分散型電力系統事故復旧装置の一
実施例を示す構成図、第2図は電気所だけで復旧できる
事故例を示す系統図、第3図は単独電気所だけでは復旧
できない事故例を示す系統図、第4図は電気所Cの記憶
情報を示す図、第5図は電気所Bの記憶情報を示す図、
第6図,第7図はそれぞれ電気所の電子計算機の推論機
構の処理を示すフローチャートとルールベース、第8
図,第9図はそれぞれ制御所の電子計算機の推論機構の
処理を示すフローチャートとルールベース、第10図は第
2図の事故における制御所の電子計算機の記憶部の情
報、第11図,第12図,第13図はそれぞれ第3図の事故に
おけるC電気所,B電気所及び制御所の電子計算機の記憶
部の情報、第14図は他の実施例の構成図、第15図は従来
技術を説明する図である。 2A,2B,2C……機器 3A,3B,3C,6……入出力装置 4A,4B,4C……伝送路、5……制御所 7,101A,101B,101C……電子計算機 8,1013A,1013B,1013C……記憶部 9,1012A,1012B,1012C……ルールベース 10,1011A,1011B,1011C……推論機構 102A,102B,102C……インターフェイス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分割されて地域毎に設けた複数の電気所
    と、これらの全ての地域を一括して監視制御する制御所
    の各々に電子計算機を設け、事故発生時各電気所の情報
    は入出力装置を介して先ず電気所の電子計算機に入力さ
    れ、当該電気所の電子計算機で処理された情報が伝送路
    を介して更に制御所の電子計算機に入力され、かつ当該
    制御所で処理された情報が伝送路を介して各電気所の電
    子計算機に伝達されて、当該電気所の各機器を制御する
    分散型電力系統事故復旧装置において、前記分割されて
    地域毎に設けた各電気所の電子計算機側には、当該各電
    気所の管轄地域の事故復旧に使用するルールベースと、
    事故発生に際して当該電気所にて予め記憶してあるルー
    ルベースと前記分割地域内の情報とを用いて復旧手順を
    作成する推論手段と、事故復旧が当該電気所単位内で不
    可能なとき、その旨を制御所に通知する手段とを備え、
    前記通知を受けた制御所の電子計算機側には、前記各電
    気所からの機器個別の情報及び各電気所における事故の
    復旧手順作成に関連する情報をもとに復旧手順を作成す
    るルールベースと、前記ルールベースと各電気所から入
    力された情報とを用いて復旧手順を作成する推論手段
    と、停電した全電気所の復旧手順が分割された各電気所
    で作成できているとき、前記各電気所に対して「復旧
    可」を通知する手段とを備えたことを特徴とする分散型
    電力系統事故復旧装置。
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