JPS6389022A - 電力系統における事故時復旧方式 - Google Patents

電力系統における事故時復旧方式

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JPS6389022A
JPS6389022A JP61233159A JP23315986A JPS6389022A JP S6389022 A JPS6389022 A JP S6389022A JP 61233159 A JP61233159 A JP 61233159A JP 23315986 A JP23315986 A JP 23315986A JP S6389022 A JPS6389022 A JP S6389022A
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power
equipment
accident
computer
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JP61233159A
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吉弘 松本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/20Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution using protection elements, arrangements or systems

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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、主として66kV二次系統に事故が起きた場
合、事故箇所を切り放して残り系統を復旧するための操
作を自動的に行うことを目的とした計算機および通信方
式に関するものである。
(従来の技術) 電力系統において、個々の設備を〈個〉、電力系統シス
テムをく仝休〉とみなし、個と全体との調和を電力設備
の事故後復旧策について考える。
一般に基幹(−次)系統の復旧策においては、く個〉を
1箇所で集中的に、かつ統一的に指令制御するだめの基
礎になる全体思想の確立が可能であると考えられ、これ
を目脂した研究が行われている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、電圧の低い二次系統になるとく個〉が地域の
負荷に直接結びつくために、それに起因して地域特有の
対応を行うことがく個〉のそれぞれに要求される。この
ために、系統全体としてみた場合に、−m性、決定性、
−様性などの性質を持った統一的思想の確立が難しく、
集中的に個を統括することが難しいということが起こり
がちである。よしんば統一的な思想が確立し得たとして
もそれを適用すると、かえってそれによってシステムの
柔軟性や融通性を低下させるなどの恐れも生ずる。
このような問題があるにも拘らず、二次系統の復旧にお
いても一次系統の復旧と同じような方式、すなわち、統
合的思想に基づいた集中的な方式が実施されてきた。た
とえば、支店給電指令所に情報を集めて、集中的に復旧
対策を作り、指令するような方式が行われている。
本発明は以上のような観点から、66kVないしはそれ
以下の電圧の二次電力系統の事故時復旧方式を改善する
ことに関し、く個〉とく全体〉との生物的連係を最終の
目標とする「知的分散」方式を具体化するために、オブ
ジェクトおよびそれに付随した分散推論によってこれを
実現する1方式を提案することを目的とするものである
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 電力系統は多くの種類の設備の結合されたものである。
ここでいう設備とは、発電様、変圧器等のようなもので
ある。ここで、特定のひとつの設備を操作するに必要な
人の知識の塊をく個〉とみなす。いずれ、このく個〉を
、あとで説明するオブジェクトによって表わすことにな
る。たとえば、特定の変圧器Aを操作するのに必要な知
識の塊を、変圧器Aという名前のオブジェクトによって
表わすことになる。
事故が生じ一部の設備が使えなくなると、その設備を切
り離し、残りの健全設備を再構成して回復する。人がこ
れをなす場合には、系統全体を支配する統一的知識を基
にして、関係する設備側々の操作知識を複合させ、解を
見いだしている。この複合過程を、統一的全体思想によ
ってではなく、オブジェクトという分散された自律的〈
個〉の概念の集合、およびその協力と協調によって、組
み上げてみようというのが、本発明の基本的発想である
このようなことを考えるに至った背景には、つぎのよう
なことがある。
α)従来、66kVなとの系統では、支店給電指令所の
ようなところへ情報を集中させて、復旧対策を中央集権
的に策定し、指令していたが、時間がかかる、各地域の
特殊事情をその都度問い合わせるために情報交換の手間
がかかる、あらゆる事故ケースに対して地域事情を勘案
しつつ粟軟に適応することが1ましい、などの問題が存
在する。
■ 通信技術の発達によって、グローバルな通信(1:
n、またはn:nの通信)が経済的に行われるような時
代を迎えようとしている。この傾向をとらえ、困ってい
る電力所のそれぞれが全体を支配する原則をわきまえな
がら自律的に各所と通信し、対策を並列に実施するよう
なシステムへの期待が生まれた。このようなことを可能
とするためには、たとえ各要素が自律的に動いても、系
統全体として最適、または準最適解へあのづから落ち着
くことが必要で、このためには個々の要素が全体に関す
る知識をもち、協力、調和するような方式を開発せねば
ならない。
■ 知識工学の普及によって、復旧にからんで必要とな
る知識を定型化し、かつそのなかで全体的なものと、個
別的なものとを区別して配置、管理し、推論に利用でき
る技術の発達がみられる。
オブジェクトという概念がソフトウェア工学、知識情報
処理分野に登場して久しいので、その細かい説明は省略
するが、ひとつのオブジェクトは、(ト)情報を記憶す
る機能、■外部から到来するメツセージを受信し、識別
し、これに対応した!2!X理を行う機能、■その過程
で記憶された情報を操作する機能、(イ)処理の結果、
他のオブジェクトへメツセージを送信する機能をもって
いる。さらに、オブジェクトは自分と同じ機能をもって
いるが名前の箕なる分身(インスタンスと称する)を生
成する機能をもつ。また、オブジェクトにはクラスと称
する格付けがあり、クラスは階層化されている。
下位のクラスに属するオブジェクトは、上位のクラスに
属するオブジェクトの機能を暗黙に賦与される。
ある変圧器Aを操作するという知識を例にとって、オブ
ジェクトがどのようにしてこれを表現するか簡単に説明
する。オブジェクト″変圧器A 99が記憶すべきオブ
ジェクト変数は、変圧器Aの現状態、たとえば各相電圧
、電流、各部温度、その他である。一般に扱われている
オブジェクトにおいては、この記憶は外部からメツセー
ジを与えることによってしか操作することができないが
、発明者らのシステムでは、ある指定されたオブジェク
ト変数は、あとで述べるような方法によって実時間で周
期的に、暗黙に更新される。事故が起きて、復旧方法立
案のための計停が始まると、実時間データと並行して計
算過程値の記憶も必要となる。これもオブジェクト変数
として定義されている。たとえば、同じ開閉器の開閉状
態にも2種類あり、一方は事故直後の状態であり、他は
復旧後の目標状態である、というようになる。
変圧器自身は受動的設備であり、操作は電源側の開閉器
(遮断器と断路器とのある組み合わせ)によって行われ
るので、変圧器Aに1:nに専属した開閉器の操作知識
をオブジェクト”変圧器A 99のなかに含めることも
できる。このオブジェクトの処理の一部では、たとえば
変圧器Aの容量に関する制限値を参照し、メツセージで
与えられる要求負荷の妥当性に関する判断を行ったり、
中性点接地装置に対して要求を出すために該当する中性
点接地装置オブジェクトに対してメツセージを出すなど
をする。
事故が発生した場合に、事故の同定はこのシステムでは
行わない。他のシステムによって事故設備が明確に同定
され、その内容がメツセージによって知らされたところ
から動作を開始する。各オブジェクトは実時間のデータ
を知っているので、自分が停電したかどうか自分で判断
できる。停電した個々のオブジェクトが無秩序に動き始
めると全体として収拾がつかなくなるので、個々のオブ
ジェクトは全体の統一を図るための知識も備えていてそ
れに従って動作を起こす。すなわち、各オブジェクトは
個別知識と全体知識の両者を備えて行動する。オブジェ
クトは、ちょうど操作員が情報を交換しながらシステム
を立ち上げていくように、メツセージを交換し、計算過
程値と実時間データを基に試行錯誤を重ねながら解決策
を見いだす。このようなオブジェクト間の解決へ向けて
の行動をオブジェクトの協力といい、オブジェクト間に
利害が対立したときに準最適解へ向けて収拾することを
オブジェクトの協調といっている。
オブジェクトによって表わされる<個〉に個別知識を与
え、一方全体の秩序を保つために必要な全体知識をもく
個〉に与えることによってく個〉が自律性を保ち、同時
に全体的統一をも保つように考えられたシステムの構築
思想を知的分散とよんでいる[−]。知的分散では、集
中化された実体はなく、すべてが分散されるので、全体
に関する共通知識も分散化される。分散して配置された
全体知識による分散推論の結果、システム全体に対する
外乱、すなわち事故というようなものに対しても、統一
のとれた対処がなされる。
(作 用) (1,オブジェクトの記述) 事故が起きたときに故障設備を教えられ、復旧策を立る
上で操作口を支援するようなシステムを作った。このシ
ステムのプログラムは、0KBS(Object or
iented Knowledge Ba5ed Sy
stem)というシステムの上に作られている。0にB
Sはっぎの2つの1ノ′ブシステムから成る。
本  0にBL(Object  oriented 
 Knowledge  BasedLanguage
) *  0KBS /EXPERT 前者は、UNIX(AT&T社の登録商標)のもとで動
<Franz Li5pで出いたオブジェクト指向言語
である。後者はFOrtranで出かれたエキスパート
システムであり、CALL(、、、)によって呼べるサ
ブルーチン群である。FOrtranで書かれているた
めに、実時間で更新されるデータの集合、たとえば通常
の実時間データベースに直接アクセスしてそのデータを
用いて推論を行う場合や、通常の手続き言語で書かれた
副プログラムとの接続を行う場合に効率が良い。0KB
Sは、OK8[と0KI3S/ EXPERTが組み合
わされたもので、0KBLで書かれたオブジェクトのな
かのスクリプトから0KBS/ EXPERTを呼び、
)費で述べるようなCALL文を用いて容易に実時間デ
ータを用いた推論ができる。この関係を簡単に示したも
のが第1図である。CALL文(3種類ある)が実行さ
れると、引数で与えられるルール名の並びとデータ表(
リレーションとよぶ)を用いて推論を行い、推論した結
果をオブジェクトへ返す。このとき0KBS/ EXP
ERTが参照するルール集合とりレーション集合は共通
資源として管理され、他の実時間タスクやマンマシン交
信サブシステムからもアクセスが可能である。この方法
によって、リレーションには最新の実時間データを格納
することができ、またルールやりレーションの保守を端
末から行うこともできる。
0にB[によるオブジェクトの記)小形式を説明するた
めに、簡単な例を先ず掲げる。数を数えるカウンタとい
う概念は、整数の記憶とこれに対する操作(たとえば、
カウントアツプ、カウントダウン、カウント問い合わせ
)が複合されたものである。
0にBLによるこのカウンタの記述はつぎのとうりであ
る。
[:C1assカウンタ (:In5tanceVarlables  (回¥!
l ニー  01)(rnstancescripts (:receive [:カウントアップ][回数 ニ
ー  (1+回数)】) (+rece+ve [:カウントは71回数))]も
っとも外側にある[−]に囲まれた部分がオブジェクト
を表わし、このオブジェクト名はカウンタである。第1
行目では、さらに″カウンタ″をクラス名として定義す
る。カウンタは種々の目的に対して特定化することがで
きる。たとえば、″投球数カウンタ”のようなオブジェ
クトを生成することができる。クラスを特定化すること
をインスタンス生成といい、特定化の結果できたオブジ
ェクトのことをインスタンスという。
カウンタから投球数カウンタというインスタンスを生成
するためには、つぎのような文を実行すればよい。[投
球数カウンタ==[カウンタ< = [:neW] ]
 ]この結果生れた投球数カウンタというインスタンス
には、上のカウンタ記述の2−6行目がそのまま写され
る。第2行目にあるのは、オブジェクト変数の宣言であ
る。″回数“がオブジェクト変数名で、この値の初期値
はOであるとしている。第3行目からがスクリプトであ
り、オブジェクトの機能を記述する。”カウントアツプ
”というメツセージに対しては、回数を1だけ増加して
送信元へ終了を報告し、″カウントは?″というメツセ
ージに対しては、回数の値を送信元へ返す。この例では
、オブジェクト変数としてインスタンス変数、スクリプ
トとしてインスタンススクリプトの記述しかないが、ク
ラス変数およびクラススクリプトの記述をこれと同じよ
うに併記することができる。クラスオブジェクトがイン
スタンスを生成した際に、クラス変数およびクラススク
リプトは生成されたインスタンスへ写されない。
クラス変数/インスタンス変数、クラススクリプト/イ
ンスタンススクリプトに関した継承関係はつぎのとうり
である。
本 インスタンスがメツセージを受け、そのメツセージ
パターンに適合するreceive文がインスタンスに
ない場合に、クラススクリプトへ戻って適合するrec
eive文が探される。
京 インスタンススクリプトのなかでクラス変数が参照
、書き換えされる場合には、クラスへ戻ってクラス変数
が操作される。
クラス名の上位概念を表わす名前をスーパクラスと宣言
し、それをオブジェクトの名前とすることができる。変
数、スクリプトの扱いに関して、スーパクラスオブジェ
クト/クラスオブジェクト間の関係は、上に述べたクラ
スオブジェクト/インスタンス間の関係の説明のなかの
クラスをスーパクラスと、インスタンスをクラスと読み
かえたものと等しい。
クラスが複数のスーパクラスを宣言した場合には、すべ
てのスーパクラスとの間で上に述べたと同じ関係を保つ
ような多重継承を行う。
スクリプト内の: receiveは、その直後に受信
可能なメツセージパターン、そのあとに−時変数の官営
、さらにその後に値をもつ0KBL式をもつ。
メツセージがこのパターンとマツチすると、その後ろに
ある0KBL式が順次評価されて、R後に評価された式
の値がスクリプト実行結果となる。メツセージがインス
タンスのメツセージパターンとマツチしないときには、
その上位にあるクラス、さらにそのまた上位にあるスー
パクラスへと順次遡って、マツチするスクリプトを探す
receive文のあとに続き1qる0KBL式には、
オブジェクト結合式、代入式、メツセージ送出式、Sw
ITCH式、Li5p式がある。メツセージ送出式は[
カウンタ <=[:news] のようなもので、オブジェクト結合式は[投球数カウン
タ ==[カウンタ く=[:newl] ]のように
、カカランにバインドされた実体を投球数カウンタにバ
インドする。代入式はシンボルに値をバインドするため
のもので、5etqと同じ19割をもつ。たとえば、[
obj  :=  [%5elf  <=  [:ne
W]] ]とあれば、クラスが自分自身を生成して実体
をObjというシンボルにバインドする。5WITCI
I式はっぎのようなものである。
(:5w1tch’ (:a b C)(:case[
:a 本B *C] 、、、)この5WitCh式が実
行されると、初めに゛(abc)を評価し、つぎにその
評価値と: caseのあとにあるcaseパターンの
マツチングを行い、マツチした場合にはそれに続< 0
KBL式の評価を行う。
Li5p式は、Franz Li5pのそれをそのまま
用いる。
(2,プロダクションシステム) OKBLはそれ自身としてはプロダクションシステムの
機能は協えていない。したがって、必要な場合にはその
都度スクリプトのなかから0にBS/EXPERTを呼
ぶ。
0KBS/ EXPERTはFort ranで書かれ
ているので、これを呼ぶということはFOrtranを
呼ぶことと同一である。したがって、0KBS/ EX
PERTのなががらさらにFOrtranで書かれた各
種の副プログラム、たとえば安定度計算、潮流計算など
の副プログラムを呼ぶこともできる。スクリプトから0
KBS/EXPEf?Tを呼ぶ際には、オブジェクトに
おいて定義されている各種シンボル名、おJ:びそれに
バインドされている値をこれに渡すことができる。この
渡しは、つぎのような一般的規則にしたがって行われる
オブジェクトが呼ぼうとするプログラムはどのような言
語で出かれていてもよいが、あらかじめコンパイルされ
、2進化されて、実行可能イメージと称するファイルに
収められていなければならない。また、オブジェクトが
このプログラムに渡す入力引数、プログラムから受け取
る出力引数を入れるべきファイルもあらかじめ決めてお
かねばならない。0KBLには、これら実行可能イメー
ジファイル、入力引数ファイル、出力引数ファイルを管
理するために用意した特別のクラスオブジェクトEXE
Cがある。このEXECを用いて、他言語プログラムへ
のリンクを管理するインスタンスを生成しておくのであ
る。いま、このインスタンス名をLINKとするならば
、っぎのような文を実行することによって、LINKが
生成できる。
[LINK== [EXEC<= [:υSE  (実
行可能イメージ名〉〈入力引数フッ イル名〉〈出力引数フッ イル名〉 1J1 オブジェクトが、このようにしてあらかじめ定義されて
いる副プログラムを使って計算を実行して結果を使いた
いときには、つぎのようにすればよい。まず、つぎの文
を実行して実行可能イメージを始動する。
[LINK < = [: eXeC(引数1〉〈引数
2> 、、、、] ]引数1.2...には、入力引数
を入れる。これで副プログラム内での計算が行われる。
計算結果は、あらかじめ予測できるある順次に配列され
るので、出力引数はこの順序に従って番号づけされると
考え、この番号で識別する。この結果をオブジェクトが
受(プ取るためには、つぎのような文を実行すればよい
[LINK<= [:valuel lこの文の実行で
、結果仝休を受け取る。もし、出力引数のなかの特定の
ものを受け取りたいときには、その識別番号を使ってつ
ぎのような文にする。
[LINK <=  [:value m n 、、、
] ]m、nは、任意の識別番号(整数)である。
プロダクションの表現はDEC社の0PS5[]にほぼ
等しい。簡単な例によってその表現の特徴を示す。
(P RULEI : (TRIPRY  RYNAHE Xi  ELEME
NT ’“M”):(RY    RYNAI(E X
i  2ONE−)f ZI  CB Yl) :(T
l?IPCB  CBNA)IE Yl) ;=−〉 (INSERTHYPORYNA)fEXI  ELE
MENT“H°゛”FAULT Zl)  :  ) これは、事故が起きてリレーが動いたとき、その動作要
素から事故の種類を判定するときに用いるもっとも初歩
的なプロダクションの1例である。
第1行目はプロダクションの開始とルール名を表わす。
プロダクションが使用するデータは、すべてリレーショ
ンとよぶ表に収められており、表の縦の項をタプル(t
uple ) 、横の項を属性(attribute 
)とよぶ。リレーションは名によって識別される。TR
IPRY、 RY、 TRIPCB、 HYPOはいず
れもリレーション名で、それぞれつきのようなデータを
収めている。
TRIPRY: トリップしたリレーについての情報を
入れであるテーブルで、属性 RYNAMEにトリップ
したリレーの名、属性 ELE)IENTにそのリレー
内の動作要素の名が入っている。
RY:リレーの仕様を記憶しであるテーブルで、属性 
RYNAHEにリレーの名、属性 ZONE−)1に主
要素が動作したときに起った事故の種類(たとえば短絡
)と事故発生予想区間が記憶されている。属性 CBに
は、このリレーの、この要素が対応している遮断器の名
が入っている。
TRIPCB: トリップした遮断器の名を入れるテー
ブルで、属性 CBNAMEに名が入る。
HYPO:推論を行った結果が入るテーブルで、属性 
RYNAHEで判定に用いたリレー名、 ELEHEN
Tにその要素名、 FAlTに結論である事故の種類と
発生予想区間が入る。
上に書かれたプロダクションはつぎのような含意を表現
してる。
[リレーX1の要素M(主要素のこと)が動作し、それ
が遮断器Y1に対応し、遮断器Y1がトリップしたなら
ば、−〉 事故種類と発生予想区間はZlとし、それを仮設記録表
に動作したリレー名、動作要素名と共に記録せよ。」 ひとつのりレーションには複数のタプルの存在が許され
るから、−〉の左辺の実行における合致条件の探索では
後戻りが繰り返される。個々の合致条件の記述のなかか
ら、従来言語で書かれた副プログラムで、値として真か
偽かのみを返すようなものを呼ぶこともできる。右辺、
すなわちアクション部では、あらかじめ定義されたりレ
ーションへの追加、削除、更新ができるほか、従来の手
続き言語で出かれた副プログラムを呼ぶこともできる。
当然のことながら、新たな推論規則を用いた推論を始動
することもできる。
プロダクションを選択し、始動したいときには、つぎの
ような3種類のCA11文をこの順序で実行する。
CALL DEFREL(’ TRIPRY  RYN
AHE  ELEMENT。
RY  RYNAHE  ZONE−HCB。
TRIPCB  CBNAHE。
HYPORYNA)IE  ELE)IENT  FA
ULT、’ 。
IERR) CALL DEF[)AT(’ TJPRY=TRIP
RY6+11’?IPI?Y11゜RY=RY86KV
+RY110KV。
TRIPCB−丁RIPCB6+TRIPCB11 。
HYPO=RESULT、’ 、IERR)CALL 
INFEI?(” RULEI、RULE2.’ 、I
ERR)第1の文では使用するルールが用いるリレーシ
ョン名とその属性名を引数にすら。IERRはエラーメ
ツセージの入る変数である。第2の文では、使用するり
レーションが用いるデータ表(リレーションそれぞれに
固有の表形式に従ってデータが配列されている)の名を
引数にする。+はデータ表を結合して用いることを意味
している。この例では、66kV用と110 kV用と
で、データ表を分けている。第3の文は推論の実行を命
令する。引数にあるのは、ルール名の配列である。この
例では、2つのルールを連接し、前向き推論を実行する
。引数として、あらかじめ定義されたルールの集合名を
用いることもできる。
ルールおよびデータのすべてのりレーションは、ファイ
ル(ディスクのファイルまたは、主記憶ファイル)に入
れて管理されており、使用するときには、CALL D
EFRELおよびCALL DEFDAT文によって推
論作業領域に移動する。ルール、データリレーションの
作成、改訂、データ操作は実時間ソフトウェアによって
も行い得るし、また使用者が用いる編修用ソフトウェア
によっても行い得る。
0KBS/ EXPERTは、推論を実施する際に、0
KBLによって記述されているオブジェクト内で定義さ
れたルール名と、リレーション名を上に述べたような方
法で受け取る。ここで受理するルール名およびリレーシ
ョン名は、すべてオブジェクトによってすでに定義され
たクラス、またはインスタンス変数である。したがって
、それぞれがクラス属性をもつことになり、先に述べた
継承規則に従って扱われる。
いま、電力系統内の単位設備(たとえば、変圧器、送電
線など)を、複数の接続子をもった暗箱(ブラックボッ
クス)とみなし、このように抽象化された設備を操作す
るために必要な知識をオブジェクトによって表わす。こ
のオブジェクトを設備という名のクラスと定義したなら
ば変圧器、送電線などはサブクラス、さらに個々の変圧
器1.。
はインスタンスとして、表わすことができる。設備とい
うクラスの主要な部分を以下に記)ホする。
クラス二設備 インスタンス変数: 設備名、許容容量: 各接続子に対して、 隣接設備名、事故前電力、回答電力、確定電力、事故前
開閉器状態(無、切、人、ロック)回答開閉器状態(切
、入)、確定開閉器状態(切、入)電源側可能性(y、
n>、現在の側(電源側、負荷側)、電源側資格優先度
、負荷側資格優先度; インスタンススクリプト: ■メツセージ[お前が故障だ]に対し、電源側隣接設備
、最も優先度の高い負荷側隣接設備、次に優先度の高い
負荷側隣接設備、。
9.の順に[故障した、頼むよ、く自己名〉]というメ
ツセージを送る: [処理完了]のメツセージを持って、■の送信元へ[処
理完了]を送る: ■メツセージ[故障した、頼むよ、く故障設備名〉]に
対し、 故障設備が隣接設備で、かつ電源側にあるとき、 故障設備との間に開閉器があるとき、 開閉器を確定切にし、 他の隣接設備で電源側になり得るもので、最も優先度が
高く、開閉器がロック状態でないもののひとつを選び、
開閉器を回答人にし、メツセージ[停電した、問い合せ
、〈要求電力〉、〈白己名〉]を送る: この場合、〈要求電力〉は給電中の負荷総量から運んだ
設備の事故前電力を差し引いた値; [供給可能、回答、〈供給可能電力〉、〈回答設備名〉
]のメツセージを持って、(〈要求電力〉〉〈供給可能
電力〉)である場合には、 他の隣接設備で電源側になり)7るもので、次に優先度
が高く、開閉器がロッ ク状態でないもののひとつを選び、上 と同じ操作を繰り返す: 全隣接設備を調べて、(〈要求電力〉 く〈供給可能電力〉)の設備がないと きは、供給可能電力が最大のものを選 んで、供給可能電力が自己許容容量を 越えない場合、メツセージ[供給頼む、確定依頼、〈供
給可能電力〉]を送る;自己許容容量を越えたときは、
供給可 能電力を許容容量とする; 不足分の電力は局配負荷への耐融依頼、または優先度最
低負荷への負荷抑制依 頼を申請する: (〈要求電力〉<〈供給可能電力〉)である場合には、 その設備に対して、メツセージ[供給 頼む、確定依頼、く要求電力〉]を送 る。要求電力が自己許容@ωを越えて いるときには、〈要求電力〉を〈許容 容ω〉に置き換えてメツセージを送る:不足分について
は、前記と同じく処理 する: 故障設備との間に開閉器がないとぎ、 優先度の高い負荷から、メツセージ[故障した、頼むよ
、く自己色〉コを送る;[処理完了]のメツセージの到
着を侍って、■の元へ[!2!l理完了]を返す;故障
設備が隣接設備で、かつ負荷側でおるき、故障設備との
間に開閉器があるとき、 開閉器を確定切にし、確定電力をゼロにする: ■の元へ[処理完了]を返す: 故@!設備との間に開閉器がないとき、電源側隣接設烏
、最も優先度の高い負荷側隣接設備、次に優先度の高い
負荷側隣接設備109.の順に、メツセージ[故障した
、頼むよ、く故障設備名〉]を送る: [処理完了]のメツセージを持つて、■の送信元へ[処
理完了]を送る: ■メツセージ[停電した、問い合せ、〈要求電力〉、く
停電設備名〉]に対し、 停電設備が隣接設備で、かつ電源側であるとき、 他の隣接設備で電源側になり冑るもので、最も優先度が
高く、開閉器がロック状態でないもののひとつを選び、
開閉器を回答式とし、メツセージ[停電した、問い合せ
、〈要求電力〉、く自己色〉]を送る; この場合、〈要求電力〉は給電中の負荷総組から、選ん
だ設備の事故前電力を差し引いた値; [供給可能、回答、〈供給可能電力〉、〈回答設備名〉
]のメツセージを侍って、(く要求電力〉〉〈供給可能
電力〉)である場合には、 他の隣接設備で電源側になり得るもの で、次に優先度が高く、開閉器がロッ ク状態でないもののひとつを選び、上 と同じ操作を繰り返す: 全隣接設備を調べて、(く要求電力〉 くく供給可能電力〉)の設備がないと きは、供給可能電力が最大のものを運 んで、供給可能電力が自己許容容量を 越えない場合、メツセージ[供給頼む、確定依頼、く供
給可能電力〉]を送る。
越えた場合には、メツセージの中で許 容可能電力の代わりに自己許容容量を 送る; 不足分の電力は、局配負荷への耐融依 頼、または優先度最低負荷への負荷抑 制依頼を申請する: ■の送信元に対して、メツセージ[供 給可能、回答、く供給可能電力〉、 〈回答設備名〉]を返す;供給可能電 力が自己許容容量を越えている場合は み1容容□□□を送る: (〈要求電力〉<〈供給可能電力〉)である場合には、 その設備に対して、メツセージ[供給 頼む、確定依頼、〈要求電力〉]を送 る; ■の送信元に対して、メツセージ[供 給可能、回答、〈要求電力〉、〈回答 設備名〉]を返す; 要求電力が自己許容容量を越えている ときは、要求電力の代わりに許容容量 を送る; 停電設備が隣接設備で、かつ負荷側であるとき、 事故前の総負荷量から自己許容容量を差し引いた値(余
裕容量)を要求電力が越えた場合は余裕容量を、越えな
い場合は要求電力を増加要求電力とし、現在電源側にな
っている設備に対して、メツセージ[問い合わせ、〈増
加要求電力〉、 〈自己名〉]を送る: [供給可能、回答、く増加可能電力〉、〈回答設備〉]
のメツセージを待って、(く増加可能電力〉〉<増加要
求電力〉)の場合は、 その設備に対して、メツセージ[供給 頼む、確定依頼、く増加要求電力〉] を送る:また、■の送信元に対して [供給可能、回答、〈増加要求電力〉、〈回答設備〉]
のメツセージを送る; (〈増加可能電力〉<<増加要求電力〉)の場合、 その設備に対して、メツセージ[供給 頼む、確定依頼、〈増加可能電力〉] を送る二また、■の送信元に対して [供給可能、回答、〈増加可能電力〉、〈回答設備〉]
のメツセージを送る: 上の記述には基本部分しか含んでいない。たとえば、母
線サブクラスでは、母線が二重、三重になった場合の母
線分離などの操作に関する知識の記述をこれに加える必
要がある。
(実施例) つぎに、第3図に示すような単純化された66kV二次
系統の復旧方法を説明する。この図は、実際に存在する
系統を単純化したもので、母線は単母線のみで、母線分
離を考えていない。また、これに伴ない、GR/MN線
、MV/SV線、GR/MV線、GB/DX線以外の送
電線はすべて平衡2回線運用のみを考えている。
AK、GB、PF、WB、ZR各変電所で110kV系
統に結合され、各変圧器の許容容量の値まで電力の供給
を受け1qるものとしている。
いま、WB変電所の主変圧器TRが故障したときの復旧
を例として取り上げる。図示しない故障判定装置が、W
B変圧器インスタンスに対して[お前が故障だ]という
メツセージを送ってくるところから動作が始まる。GB
、AK、GR。
PF、UK、ZR,MV以外の変電所はすべてWBから
電力の供給を受けていたので停電する。
WB変圧器インスタンスは、WB母線インスタンスに[
故障した09.]を送り、WBI線イレインスタンス負
荷である3回線に[停電した1、]を送る。運用上の規
則から、RN−>SY (SV)−>LJEの順に送る
。WB/RN線にメツセージが渡ると、さらにRN母線
、RN/MNEi線、MN母線の順に[停電した9、]
が渡り、MN−1開閉器を人にすることによってGB母
線からGR母線経由で供給を受ける経路が確立する。
WB/SY線にメツセージが渡ると、同様にして次々と
電源側になり得る設備にメツセージが渡り、SY (S
V)母線はAK−1,AK−2開閉器を入れることによ
ってAK母線から供給を受けるよう経路を確立する。こ
の際、GB母線からの供給はAKからの供給に比して条
件が悪かった。
WE3/lJ E線にメツセージが渡ると、ZRI線の
ほうがPF母線より条件が良いことから、UK−1,U
K−2を入れてZR母線がUE、WG負負荷の供給を行
うように経路を確立する。
(システム構成) 0にBSを用いて対象とする系統全体をオブジェクトに
よって記述し、あらかじめ模擬実行させて、その機能を
確認することができる。実際の系統にこの方式を適用す
る場合には、各電力所の計算機の0KBSに自分自身の
設備に相当するオブジェクトだけをもたせ、隣接の電力
所との通信によってメツセージを交換する。
ひとつの電力所に買くべき計算機のソフトウエアの構成
を第1図に示す。ソフトウェアは実時間オペレーティン
グシステム101を中心に構成され、複数の実時間タス
ク102.・・・・・・103と副プログラム107が
これによって制御される。オブジェクトは0KBLシス
テム104によって実現されるが、これは別のオペレー
ティングシステム113によって制御される。
電力所内の実時間データは、実時間タスク102で収集
され、データベース管理システム109を経由して補助
記憶装置111のなかに記憶される。事故が起き、それ
が自重力所内の事故であれば、他の実時間タスク102
がこれを検出し、その内容を0にBFシステム104に
オペレーティングシステム101.113を経由して知
らせる。これによって0KBLシステムが始動され、各
オブジェクトの実行がなされ、前記のような復旧手順を
求めるための計算を実行する。
オブジェクトが実時間データ、またはそれを利用した推
論を行うときには、オペレーティングシステム113,
101を経由して、FOrtrarlまたは一般の手続
き言語で書かれた副プログラム107を始動し、入出力
パラメータを入れるファイル105.106を経由して
使用するルール名、ルール実行順序、推論に利用するり
レーション、属性を渡す。副プログラムは前記の3種類
のCALL文によって0KBS/EXPERTシステム
108を呼び、これらデータを渡し、推論を始動させる
。推論に用いるリレーションおよびデータは、前記10
9,111から読み出し、使用するルールはルールベー
ス管理システム110を経由して、補助記憶装置112
から読み出す。108が推論を終了すると、107はそ
の結果を受け取り、107は106を経由して推論結果
を104に返す。
104はこの結果を用いて計算を続け、復旧手順のHt
liを完了する。
104内で実行されるオブジェクトがメツセージを他の
電力所へ転送したいとき、また他の電力所からメツセー
ジを受けたいときには、データ伝送タスク114にこれ
を依頼する。実時間タスク102が通信をしたいときは
、データ伝送タスク103にこれを依頼する。
第1図にあるようなソフトウェア構成を実行するための
計算機構成の実施例を第2図に示す。これは、ひとつの
電力所に置かれる計算機を示す。
ローカルエリアネットワーク、データウェイのようなデ
ータ伝送路201に3台の計算は202,205゜21
0が結合されている。それぞれの計算機はオペレーティ
ングシステムをもち、互いに201を経由して、データ
を交換する機能をもっている。202はソフトウェア1
02.・・・・・・103.107.108.109.
110をもち、プロセスデータ入出力装置203を介し
て電力所の電圧、電流、電力、開閉器状態などのデータ
を読み込む。プロセスデータは補助記憶装置208に、
ルールは補助記憶装置209に記憶する。
泪算典205はソフトウェア 113.104.114
をもち、計算機210は他の電力所との間の通信制御を
受け持つ。
共用記憶装置207は、パラメータファイル105゜1
06を格納する記憶装置で、201に結合されたすべて
の計算機から読みだし、書き込みができる。
208、209の内容を操作員が保守する際、また20
2の計算結果を表示するときには操作員入出力装置 2
04を使用する。オブジェクト記述の内容を書き換えす
るような場合、また計算結果の復旧手順を表示するため
には操作員入出力装置206を使用する。
事故が起きたとき、事故情報はデータ伝送路201を経
由して0にB[用計篩li 205に送られる。このt
1算機205内のオブジェクトがルールおよび実時間デ
ータを利用した推論を行いたいときには、上記伝送路2
01を経由して実時間処理用計算機202内の0にBS
/ EXPERTを始動し、ルール指定、リレーション
指定、属性指定、推論結果の交換は共用記憶装置207
を通じて行う。
電力所間の通信路は、通信衛星のようなグローバルな回
線を用いることによっていずれの電力所とのメツセージ
交換をも可能とすることを理想とする。本発明方式では
隣接電力所(送電線などで結ばれた電力所)とのメツセ
ージ交換のみでも目的の機能を果すことができるので、
送電線搬送、または送電線に沿って設置された光通信の
ような手段のみによっても目的を達することができる。
本発明方式では、いずれの電力所、支店給電指令所との
通信を可能とすることによって、さらに機能を充実する
ことができる。
(他の実施例) 第2図における計算機202.205の機能を1台の計
算機によって実施するような構成によっても同一の効果
を導くことが可能でおる。
(発明の効果) このような知的分散方式を適用した際の効果と考えられ
る点はつぎのとうりである。
(ト)各電力所の操作に自律性を与え、それによって串
故への柔軟、多様な対応を行う可能性をふやす。
■ 電力所それぞれ(独特な地域対応や一部需要家に対
する特殊な対応を加味した操作をきめ細かく行う可能性
をふやす。
■ データを1ケ所に収集することをしないので、通信
費用を低減できる。
(イ)隣接電力所の計算機の故障、または通信の不具合
に対しても対応できるような迂回通信知識を加えること
によって、システム全体の信頼度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はソフトウェアの構成を示す図、第2図はこのソ
フトウェアを実行するための計算機システムの構成を示
す図、第3図は作用を示すために用いる簡単化された6
6kV二次電力系統の1例を示す図でおる。 201・・・データ伝送路 202・・・実時間処理用a4算機 203・・・プロセスデータ入出力1m205・・・0
KBL用計算機   207・・・共用記憶装置208
・・・データベース用補助記憶装置209・・・ルール
ベース用補助記憶装置210・・・通信制′gA装置 代理人 弁理士  則 近 憲 沿 面  三俣弘文 ト酔Klに−N

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の電源から電力の供給を受け、送電線を通じて結ば
    れた複数の電力所を経由して複数の大口需要家および配
    電変電所に電力を分配する電力系統において、各電力所
    が計算機をもち、各計算機が自分の電力所内で事故が起
    きた場合、自分と直接結ばれた電力所で事故または停電
    が起きた場合、自分が受け持つ負荷で事故または停電が
    起きた場合についてそれぞれどう対処すればよいかにつ
    いての知識を記憶し、事故が発生すると、事故の発生し
    た電力所の計算機がこれを検出し、自分に記憶された知
    識を用いて推論を始め、自分と結ばれた他電力所の計算
    機に通信回線を用いて結果を伝達し、伝達を受けた計算
    機はその情報と自分の知識を基にして推論を始め、さら
    にその結果を次の電力所の計算機に通信回線を用いて伝
    達し、同様の作用を次々にそれぞれつぎの電力所の計算
    機に対して進めることによって実施される総合的な推論
    の結果として事故設備を切り離し、さらに残る設備で電
    力系統の復旧を図るようにした電力系統における事故時
    復旧方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02188133A (ja) * 1989-01-17 1990-07-24 Hitachi Ltd 電力系統の安定化装置
JPH02197226A (ja) * 1989-01-26 1990-08-03 Toshiba Corp 分散型電力系統監視装置
JPH02311129A (ja) * 1989-05-26 1990-12-26 Toshiba Corp 分散型電力系統事故復旧装置

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