JP2896512B1 - 集積装置 - Google Patents

集積装置

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JP2896512B1
JP2896512B1 JP9707898A JP9707898A JP2896512B1 JP 2896512 B1 JP2896512 B1 JP 2896512B1 JP 9707898 A JP9707898 A JP 9707898A JP 9707898 A JP9707898 A JP 9707898A JP 2896512 B1 JP2896512 B1 JP 2896512B1
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Abstract

【要約】 【課題】小型化した集積装置を提供すること。 【解決手段】物品の受取位置及び取出位置を通過するル
ープ状経路を移動する第1バケット(21)(22)群及び第2
バケット(23)(24)群を備え、受取位置に供給される物品
(8) を第1バケットの各々に順次区分状態に収容する第
1集積動作と、第2バケットの各々に順次区分状態に収
容する第2集積動作と、を交互に繰り返し、第2集積動
作中に取出位置で第1バケット群から物品群を取り出
し、第1集積動作中に取出位置で第2バケット群から物
品群を取り出すものであって、第1バケット(21)(22)群
は、回転駆動される第1主体(1a)の外周部にて円周方向
に並設され、第2バケット(23)(24)群は、回転駆動され
る第2主体(1b)の外周部にて円周方向に並設され、第1
主体(1a)と第2主体(1b)とは、相互に重ね合わされ、第
1主体(1a)の駆動軸(11)と第2主体(1b)の駆動軸(12)と
が同一軸線上に配置されること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集積装置、特
に、複数の第1バケット及び複数の第2バケットを用い
て物品を区分状態に集積する集積装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の集積装置(9) の平面図で
あり、図8は、集積装置(9) の第1集積動作での正面図
であり、図9は、集積装置(9) の第2集積動作の初期で
の正面図であり、図10は、集積装置(9) の第2集積動
作の後期での正面図である。この従来の集積装置(9) に
は、図7及び図8に示すように、並走する一対のベルト
式の第1コンベア(9a)及び第2コンベア(9b)が備えら
れ、これら第1コンベア(9a)及び第2コンベア(9b)の各
々には、ベルトの外周面から突出してベルトの走行方向
に並ぶ複数の片部が設けられている。そして、相互に隣
接する片部とその相互間のベルト表面とによって、物品
(8) を収容可能なバケットが各々構成される。
【0003】これらバケットの内、第1バケット(91)(9
2)群は、第1コンベア(9a)の駆動に伴って移動し、第2
バケット(93)(94)群は、第2コンベア(9b)の駆動に伴っ
て移動する。そして、これらバケットの移動経路は、第
1コンベア(9a)及び第2コンベア(9b)に沿う横長のルー
プ状経路となっており、これらバケットは、前記ループ
状経路の一端の円弧状部分にある受取位置を通過して更
に上方側の直線状部分にある取出位置を通過する。
【0004】このものでは、図7及び図8に示すよう
に、ベルト式の供給コンベア(97)によって受取位置に物
品(8) が供給されるが、この供給される物品(8) は、図
8に示すように、第1バケット(91)群が受取位置を通過
する際に、第1バケット(91)の各々に順次区分状態に収
容される。この後、供給される物品(8) は、図9に示す
ように、第1バケット(91)群に続いて第2バスケット群
が受取位置を通過する際に、第2バケット(93)の各々に
順次区分状態に収容される。又、この動作中、同図に示
すように、第1バケット(91)群は、上記取出位置まで移
動し、この取出位置にある第1バケット(91)群から物品
(8) 群が押圧片(98)で押し出されて排出路(99)上に移さ
れる。尚、この後、第1バケット(91)群は、図10に示
すように、前方側の第2バケット(94)群に隣接するよう
に移動する。
【0005】更にこの後、図示していないが、第1バケ
ット(92)群により物品(8) が区分状態に収容されると共
に、この動作中に第2バケット(93)群から物品(8) が取
り出される。このものでは、以上のようにして、第1コ
ンベア(9a)側の第1バケット(91)(92)による第1集積動
作と、第2コンベア(9b)側の第2バケット(93)(94)によ
る第2集積動作と、が繰り返されると共に、第2集積動
作中に第1バケット(91)(92)から物品(8) 群が取り出さ
れ、第1集積動作中に第2バケット(93)(94)から物品
(8) 群が取り出される。
【0006】従って、このものでは、供給コンベア(97)
から受取位置への物品(8) の供給を停止することなく物
品(8) を区分状態に集積できるものとなり、その集積速
度が高速化される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このもので
は、第1バケット(91)(92)群及び第2バケット(93)(94)
群が第1コンベア(9a)及び第2コンベア(9b)のベルト部
に設けられており、上記ループ状経路の円弧状部分にあ
る受取位置から直線状部分にある取出位置までの移動距
離が長くなり易い。従って、この集積装置(9) が大型化
され易い。
【0008】本発明は、小型化した集積装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために講じた本発明の解決手段は、『物品の受取位置及
び取出位置を通過するループ状経路を移動する第1バケ
ット群及び第2バケット群を備え、前記受取位置に供給
される物品を前記受取位置を通過する前記第1バケット
の各々に順次区分状態に収容する第1集積動作と、前記
受取位置を通過する前記第2バケットの各々に順次区分
状態に収容する第2集積動作と、を交互に繰り返すと共
に、前記第2集積動作中に前記取出位置で前記第1バケ
ット群から物品群を取り出し、前記第1集積動作中に前
記取出位置で前記第2バケット群から物品群を取り出す
集積装置において、前記第1バケット群は、回転駆動さ
れる第1主体の外周部にて円周方向に並設され、前記第
2バケット群は、回転駆動される第2主体の外周部にて
円周方向に並設され、前記第1主体と前記第2主体と
は、相互に重ね合わされ、前記第1主体の駆動軸と前記
第2主体の駆動軸とが同一軸線上に配置されることを特
徴とする』ものである。
【0010】このものでは、第1バケット群は、回転駆
動される第1主体の外周部にて円周方向に並設され、第
2バケット群は、回転駆動される第2主体の外周部にて
円周方向に並設されている。又、第1主体と第2主体と
は、相互に重ね合わされ、各々の駆動軸で回転駆動され
る。従って、第1主体及び第2主体の回転に伴って第1
バケット群及び第2バケット群が移動し、上記ループ状
経路が円周状経路となることから、前記ループ状経路の
受取位置から取出位置までの移動距離が短くなる。
【0011】尚、第1主体及び第2主体の駆動軸の各々
は、同一軸線上に配置されるかぎり、第1主体及び第2
主体の各々から相互に反対方向に突出するものでも、同
一方向に突出するものでもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明では、前記したように、上記ルー
プ状経路が円周状経路となって前記ループ状経路の受取
位置から取出位置までの移動距離が短くなるから、この
集積装置が小型化される。又、その配置スペースが小さ
くて済む。又、第1主体及び第2主体の駆動軸の各々が
同一軸線上に配置されるから、この点でも、この集積装
置が小型化される。
【0013】更に、従来のようなベルト等を有しない構
成であるから、この集積装置の構成部品が少なくて済
む。 [その他] [a項]上記した発明に於いて、『前記第2主体の駆動
軸は、筒状に形成され、前記第1主体の駆動軸は、前記
第2主体及びこれの前記筒状の駆動軸を貫通する』もの
でもよい。
【0014】このものでは、第2主体の駆動軸は、筒状
に形成され、第1主体の駆動軸は、第2主体及びこれの
前記筒状の駆動軸を貫通しているから、これら駆動軸の
全体が小型化されると共に、その配置スペースが小さく
て済む。 [b項]a項に於いて、『前記第1主体及び前記第2主
体は、水平な支持板の上方にて上下に並ぶと共に、各々
の駆動軸が前記支持板を貫通して下方に延び、前記第1
バケットの各々及び前記第2バケットの各々は、上下方
向及び外周側に開放する形状に形成され、前記物品は、
前記支持板上で前記受取位置に供給され、前記第1バケ
ットの各々及び前記第2バケットの各々と前記第1主体
の前記支持板からの高さは、前記支持板上の物品の高さ
よりも低く設定され、前記第1主体の上方に配置され且
つ前記取出位置にある前記第1バケット群又は前記第2
バケット群から物品群を前記外周側に押し出す押圧機構
を備える』ものでもよい。
【0015】このものでは、水平な支持板上で受取位置
に供給された物品は、支持板の上方にある第1バケット
群又は前記第2バケット群に区分状態に収容される。そ
して、第1バケットの各々及び第2バケットの各々と第
1主体の支持板からの高さは、支持板上の物品の高さよ
りも低く設定されているから、第1主体の上方に配置さ
れた押圧機構によって、取出位置にある第1バケット群
又は第2バケット群から物品群を外周側に押し出すこと
ができる。
【0016】このものでは、第1主体及び第2主体の駆
動軸の各々が支持板を貫通して下方に延びているから、
物品群を押し出す為の押圧機構を第1主体の上方に配置
できるものとなっている。従って、この押圧機構を含む
集積装置の全体が小型化される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図面に基づいて説明する。図1は、本願発明の実施の形
態に於ける集積装置(100) の第1集積動作中での平面図
であり、図2は、図1の集積装置(100) のIIーII断
面図である。尚、図2では、コンベア(4) 及び押圧機構
(5) を図示していない。
【0018】又、図3は、集積装置(100) の第1集積動
作終了時点での平面図であり、図4は、集積装置(100)
の第2集積動作の初期での平面図であり、図5は、図4
の集積装置(100) をVーVから見た側面図であり、図6
は、集積装置(100) の第2集積動作の後期での平面図で
ある。尚、図5では、第2バケット(23)群及びコンベア
(4) を図示していない。
【0019】同図に示す集積装置(100) は、水平な支持
板(3a)上に物品(8) の受取位置及び取出位置とこれらを
通過するループ状経路とを設定したものである。そし
て、この集積装置(100) には、支持板(3a)上の受取位置
まで物品(8) を供給するコンベア(4) と、支持板(3a)上
に於いてループ状経路を移動して物品(8) 群を受取位置
から取出位置まで移送する第1バケット(21)(22)群及び
第2バケット(23)(24)群と、取出位置にあるバケット群
から物品(8) 群を押し出す押圧機構(5) と、が備えられ
ている。尚、支持板(3a)は、この集積装置(100) のフレ
ーム(図示せず)に装着されている。
【0020】[各部の構成について] *コンベア(4) * 上記のコンベア(4) は、ベルト式であり、図1に示すよ
うに、その搬送方向の先端縁部が支持板(3a)の受取位置
近傍の端縁部にほぼ一致するように設置されている。
又、このコンベア(4) により搬送された物品(8) が支持
板(3a)に乗り移って受取位置まで達するように、このコ
ンベア(4) の搬送速度等が設定されている。更に、コン
ベア(4) 上には、物品(8) を挟んで搬送方向に延びる一
対のガイド板(41)が配置され、これによって、コンベア
(4) 上からの物品(8) の脱落が防止されている。
【0021】*第1バケット(21)(22)群及び第2バケッ
ト(23)(24)群* この集積装置(100) には、図1及び図2に示すように、
支持板(3a)の上方にて上下に重ね合わされて各々回転駆
動される水平姿勢の第1円板(1a)及び第2円板(1b)が備
えられている。そして、図1に示すように、第1円板(1
a)の外周部には、その円周方向に上記の第1バケット(2
1)群と第1バケット(22)群が並設されており、これら第
1バケット(21)群と第1バケット(22)群とは、平面視に
て第1円板(1a)の中心を挟んで相互に反対側に各々配置
されている。又、第2円板(1b)の外周部には、その円周
方向に上記の第2バケット(23)群と第2バケット(24)群
が並設されており、これら第2バケット(23)群と第2バ
ケット(24)群とは、平面視にて第2円板(1b)の中心を挟
んで相互に反対側であって第1バケット(21)群と第1バ
ケット(22)群との間に各々配置されている。
【0022】具体的には、第1円板(1a)及び第2円板(1
b)には、各々の外周面の所定範囲から放射状に延びる鉛
直姿勢の複数の片部が設けられており、隣接する片部と
その間の外周面とによって、前記したバケットが各々構
成されている。又、この構成によって、第1バケット(2
1)(22)の各々及び第2バケット(23)(24)の各々が上下方
向及び外周側に開放したものとなる。
【0023】第1円板(1a)側の第1バケット(21)(22)の
各々を構成する片部は、図2に示すように、第1円板(1
a)よりも下方に張り出す部分を備え、第2円板(1b)側の
第2バケット(23)(24)の各々を構成する片部は、第2円
板(1b)よりも上方に張り出す部分を備えている。又、図
5に示すように、これらバケットの各々の支持板(3a)か
らの高さ(H1)と第1円板(1a)の支持板(3a)からの高さ(H
2)とは、同一であって支持板(3a)上の物品(8) の高さ
(L) よりも低く設定されている。
【0024】図2に示すように、第1円板(1a)及び第2
円板(1b)には、その中心から下方に延びて支持板(3a)を
貫通する回転駆動の為の駆動軸(11)(12)が設けられてい
る。これら駆動軸の内、第2円板(1b)側の駆動軸(12)
は、筒状に形成され、第1円板(1a)側の駆動軸(11)は、
第2円板(1b)及び駆動軸(12)を貫通している。これによ
って、駆動軸(11)と駆動軸(12)とが同一軸線上に配置さ
れたものとなる。
【0025】そして、駆動軸(11)は、駆動軸(12)よりも
下方に延びており、駆動軸(12)の上端部及び下端部と駆
動軸(11)との間には、ベアリング(12a)(12b)が介装され
ている。又、駆動軸(11)の下端部は、この集積装置(10
0) のフレームに設けられた保持体(3b)により回動自在
に保持されている。従って、第1円板(1a)及び第2円板
(1b)は、前記フレームにより支持されたものとなる。
【0026】又、駆動軸(12)の下端部に設けられたスプ
ロケット(14)がチェーン(18)を介してモータ(16)により
駆動され、駆動軸(11)に於ける駆動軸(12)と保持体(3b)
の間に設けられたスプロケット(13)がチェーン(17)を介
してモータ(15)により駆動される構成となっている。従
って、第1円板(1a)及び第2円板(1b)が別々に回転駆動
される。
【0027】以上の構成によって、第1バケット(21)(2
2)群は、第1円板(1a)の回転駆動に伴ってその外周面に
沿うループ状経路を図1の時計回りに移動し、第2バケ
ット(23)(24)群は、第2円板(1b)の回転駆動に伴って前
記ループ状経路を前記時計回りに移動する。この移動方
向にて、第1バケット(21)群、第2バケット(23)群、第
1バケット(22)群、第2バケット(24)群、の順序で配置
されている。尚、これらバケット群を各々構成するバケ
ットは、同数に設定されている。
【0028】このものでは、図1に示すように、平面視
に於いて、第1円板(1a)及び第2円板(1b)は、コンベア
(4) による物品(8) の搬送方向の延長上に配置されてい
る。そして、これら第1円板(1a)及び第2円板(1b)とコ
ンベア(4) との間が上記受取位置となり、この受取位置
から前記移動方向に約90°回動した箇所が上記取出位
置となる。
【0029】*押圧機構(5) * 上記の押圧機構(5) は、図5に示すように、上記フレー
ムに吊り下げられた水平姿勢のエアシリンダー(50)と、
このエアシリンダー(50)の出力軸の先端に一体化された
押圧片(51)と、を具備している。エアシリンダー(50)
は、第1円板(1a)の上方近傍に配置されており、図1に
示すように、平面視に於いて、上記搬送方向に直角とな
る第1円板(1a)の直径線上に配置されている。又、押圧
片(51)は、平板であり、エアシリンダー(50)の出力軸に
対して直角な鉛直姿勢に配置されている。
【0030】そして、エアシリンダー(50)は、図5に示
すように、その出力軸の進出に伴って押圧片(51)が第1
円板(1a)上から取出位置の外周側まで移動するように構
成されている。又、押圧片(51)と支持板(3a)との間隔
(M) は、支持板(3a)上の物品(8) の高さ(L) よりも小さ
く設定されている。更に、図4に示すように、平面視に
於いて、前記進出方向に対して直角方向の押圧片(51)の
幅(P) は、取出位置にあるバケット群の前記直角方向の
最大幅(Q)よりも大きく設定されている。
【0031】従って、この押圧機構(5) によって、取出
位置にあるバケット群から物品(8)群が押し出されるも
のとなる。 *ガイド板(6) * 支持板(3a)上には、図4及び図5に示すように、上記し
た進出方向にて取出位置の外側に位置する複数のガイド
板(6) が設けられている。これらガイド板(6)の各々
は、前記進出方向に延びており、取出位置にあるバケッ
ト群から押し出された物品(8) が相互間に各々挿入され
る。
【0032】[集積装置(100) の使用について]この集
積装置(100) では、図1に示すように、コンベア(4) に
よって支持板(3a)上の受取位置に対して一定時間間隔で
物品(8) が供給される。そして、支持板(3a)上の上記ル
ープ状経路を移動する第1バケット(21)群の内の先頭の
第1バケット(21)が受取位置にあるときに、この第1バ
ケット(21)に最初の物品(8) が収容される。
【0033】この後、受取位置に物品(8) が1つ供給さ
れる毎に第1バケット(21)が1つ移動するように、第1
円板(1a)が回転駆動される。従って、後続の第1バケッ
ト(21)の各々が受取位置を通過する際に、第1バケット
(21)の各々に物品(8) が順次収容される。これによっ
て、図3に示すように、第1バケット(21)群に対して所
定数(このものでは、3個)の物品(8) が区分状態に集
積されたものとなる。
【0034】この第1バケット(21)群の移動に際して
は、後続の第2バケット(23)群も同じ速度で移動するよ
うに、第2円板(1b)が回転駆動される。この後、第1円
板(1a)及び第2円板(1b)の回転速度が一時的に高速とな
り、次の物品(8) が受取位置に供給されるまでに、第1
バケット(21)群に続く先頭の第2バケット(23)が受取位
置に達する。従って、図4に示すように、前記した次の
物品(8) が受取位置に供給されると、先頭の第2バケッ
ト(23)に収容される。
【0035】続いて、上記した第1バケット(21)群の場
合と同様にして、第2バケット(23)の各々に物品(8) が
順次収容される。これによって、第2バケット(23)群に
対して上記所定数の物品(8) が区分状態に集積されたも
のとなる。又、この第2バケット(23)群での物品集積
中、図4に示すように、第1バケット(21)群は、第2バ
ケット(23)群よりも前方側に離れて取出位置まで移動し
て停止する。そして、この停止状態で、図5に示すよう
に、第1バケット(21)群から物品(8) 群が押圧片(51)で
押し出されてガイド板(6) 間の各々に挿入される。
【0036】この物品取出時には、バケット群に円弧状
に並んで収容された物品(8) 群に対して、平板とした押
圧片(51)が当接し、物品(8) 群が直線状に並んだ状態に
揃えられる。この挿入後、第1バケット(21)群は、図6
に示すように、前方側の第2バケット(24)群に隣接する
ように移動する。
【0037】更にこの後、図示していないが、上記と同
様にして、第1バケット(22)群に物品(8) が区分状態に
集積されると共に、この動作中に第2バケット(23)群か
ら物品(8) が押し出されてガイド板(6) 間に挿入され
る。このものでは、以上のようにして、第1円板(1a)側
の第1バケット(21)(22)群による第1集積動作と、第2
円板(1b)側の第2バケット(23)(24)群による第2集積動
作と、が繰り返されると共に、第2集積動作中に第1バ
ケット(21)(22)から物品(8) が取り出され、第1集積動
作中に第2バケット(23)(24)から物品(8) が取り出され
る。
【0038】このものでは、コンベア(4) から受取位置
への物品(8) の供給を停止することなく物品(8) を区分
状態に集積できるから、その集積速度が高速化される。
このものでは、上記したように、第1円板(1a)及び第2
円板(1b)の回転に伴って第1バケット(21)(22)群及び第
2バケット(23)(24)群が移動し、上記ループ状経路が円
周状経路となることから、ループ状経路の受取位置から
取出位置までの移動距離が短くなる。従って、この集積
装置(100) が小型化されると共に、その配置スペースが
小さくて済む。
【0039】又、駆動軸(11)及び駆動軸(12)の各々が同
一軸線上に配置されるから、この点でも、集積装置(10
0) が小型化される。特に、第1円板(1a)側の駆動軸(1
1)が第2円板(1b)とこの第2円板(1b)側の筒状の駆動軸
(12)とを貫通しているから、これら駆動軸の全体が小型
化される。従って、この点でも、集積装置(100) が小型
化される。
【0040】更に、駆動軸(11)及び駆動軸(12)が支持板
(3a)を貫通して下方に延びており、押圧機構(5) を第1
円板(1a)の上方に配置できるから、この押圧機構(5) を
含む集積装置(100) の全体が小型化される。又、従来の
ようなベルト等を有しない構成であるから、この集積装
置(100) の構成部品が少なくて済む。 [他の実施の形態] .上記の実施の形態では、ループ状経路を水平姿勢に
配置したが、バケットでの物品の収容、移送及び取出が
可能であるかぎり、このループ状経路の姿勢等は限定さ
れない。例えば、このループ状経路を鉛直姿勢に配置し
てもよい。
【0041】.上記の実施の形態では、バケットの各
々を、上下方向及び外周側に開放する形状としたが、物
品の収容、移送及び取出しが可能であるかぎり、他の形
状としてもよい。例えば、外周側にのみ開放する構成と
してもよい。この場合、物品取出し手段として、バケッ
トの外周側から物品を掴み出す構成を採用できる。 .上記の実施の形態では、バケットの各々は、円板の
外周部に設けられているが、回転駆動される主体の外周
部にて円周方向に並設されるものであるかぎり、円板で
ないもの、例えば、リムとスポークとからなる主体の外
周部に設けられるものでもよい。又、バケットの各々が
円周方向に並ぶものであるかぎり、円周上に並ぶもので
も、円周とは多少相違する周上に並ぶものでもよい。
【0042】.上記の実施の形態では、第1バケット
群及び第2バケット群を2群づつ設けたが、これを、1
群づつ、又は、3群づつ以上設けてもよい。 .上記の実施の形態では、駆動軸(11)(12)の各々が第
1円板(1a)及び第2円板(1b)の各々から同一方向に突出
する構成としたが、これを、駆動軸(11)駆動軸(12)が第
1円板(1a)及び第2円板(1b)の各々から反対方向に突出
する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に於ける集積装置(100)
の第1集積動作中での平面図
【図2】図1の集積装置(100) のIIーII断面図
【図3】集積装置(100) の第1集積動作終了時点での平
面図
【図4】集積装置(100) の第2集積動作の初期での平面
【図5】図4の集積装置(100) をVーVから見た側面図
【図6】集積装置(100) の第2集積動作の後期での平面
【図7】従来の集積装置(9) の平面図
【図8】集積装置(9) の第1集積動作での正面図
【図9】集積装置(9) の第2集積動作の初期での正面図
【図10】集積装置(9) の第2集積動作の後期での正面
【符号の説明】
(100) ・・・集積装置 (8) ・・・物品 (21)(22)・・・第1バケット (23)(24)・・・第2バケット (1a)・・・第1円板 (1b)・・・第2円板 (11)(12)・・・駆動軸 (5) ・・・押圧機構

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の受取位置及び取出位置を通過する
    ループ状経路を移動する第1バケット群及び第2バケッ
    ト群を備え、前記受取位置に供給される物品を前記受取
    位置を通過する前記第1バケットの各々に順次区分状態
    に収容する第1集積動作と、前記受取位置を通過する前
    記第2バケットの各々に順次区分状態に収容する第2集
    積動作と、を交互に繰り返すと共に、前記第2集積動作
    中に前記取出位置で前記第1バケット群から物品群を取
    り出し、前記第1集積動作中に前記取出位置で前記第2
    バケット群から物品群を取り出す集積装置において、 前記第1バケット群は、回転駆動される第1主体の外周
    部にて円周方向に並設され、前記第2バケット群は、回
    転駆動される第2主体の外周部にて円周方向に並設さ
    れ、前記第1主体と前記第2主体とは、相互に重ね合わ
    され、前記第1主体の駆動軸と前記第2主体の駆動軸と
    が同一軸線上に配置されることを特徴とする集積装置。
  2. 【請求項2】 前記第2主体の駆動軸は、筒状に形成さ
    れ、前記第1主体の駆動軸は、前記第2主体及びこれの
    前記筒状の駆動軸を貫通する請求項1に記載の集積装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1主体及び前記第2主体は、水平
    な支持板の上方にて上下に並ぶと共に、各々の駆動軸が
    前記支持板を貫通して下方に延び、 前記第1バケットの各々及び前記第2バケットの各々
    は、上下方向及び外周側に開放する形状に形成され、 前記物品は、前記支持板上で前記受取位置に供給され、 前記第1バケットの各々及び前記第2バケットの各々と
    前記第1主体の前記支持板からの高さは、前記支持板上
    の物品の高さよりも低く設定され、 前記第1主体の上方に配置され且つ前記取出位置にある
    前記第1バケット群又は前記第2バケット群から物品群
    を前記外周側に押し出す押圧機構を備える請求項2に記
    載の集積装置。
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