JP2896033B2 - スピーカ用梱包材 - Google Patents

スピーカ用梱包材

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JP2896033B2 JP1748293A JP1748293A JP2896033B2 JP 2896033 B2 JP2896033 B2 JP 2896033B2 JP 1748293 A JP1748293 A JP 1748293A JP 1748293 A JP1748293 A JP 1748293A JP 2896033 B2 JP2896033 B2 JP 2896033B2
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浩二 高橋
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隆之 枝松
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピーカユニットを梱
包するための梱包材に関する。
【0002】
【従来の技術】スピーカユニットの梱包は、以前は発泡
スチロール材を利用したものが主流であったが、近年、
環境問題のためにリサイクル可能な段ボール材を利用し
たものが使わるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図18に従来の段ボー
ルを利用したスピーカユニットの梱包方法を示す。1枚
の梱包パッド8を、スピーカユニット2に巻き付けて、
パッドの合わさった個所を粘着テープ9などで固定する
方法である。
【0004】この方法では、梱包パッド8が開かないよ
うに、合わせ目の固定には粘着テープ9が必要であるの
で、粘着テープの費用及びテープを貼る工数を必要とす
る。
【0005】そして、梱包パッド8で包まれたスピーカ
ユニット2を段ボール箱に梱包する場合には段ボール箱
と梱包パッドの間に、外力を緩衝する隙間または段ボー
ル板が別途必要となる。
【0006】また、図19に段ボール板12を緩衝材に
使った段ボール箱11への梱包状態を示す。この図のよ
うに、スピーカユニット2に加わる外力を吸収するため
には、数枚の段ボール板12が必要である。
【0007】
【課題を解決するための手段】これに対して、本発明に
よるスピーカ用梱包材は、第1パッド片と、連結片を介
して前記第1パッド片と連結されると共に中央にスピー
カユニットの磁気回路部が嵌合する孔部を有する第2パ
ッド片と、連結片を介して前記第2パッド片と連結され
る第3パッド片と、前記第1パッド片と第2パッド片と
の間の連結片及び前記第2パッド片と第3パッド片との
間の連結片に夫々形成されてスピーカユニットのフラン
ジ部が挿入される位置決め孔部と、前記第3パッド片の
端部に形成されると共に前記第1パッド片と第2パッド
片との間の連結片に形成された位置決め孔部に挿入され
る掛止片と、前記第1パッド片と第2パッド片との間の
連結片及び前記第2パッド片と第3パッド片との間の連
結片に夫々形成され、各連結片が前記第2パッド片に対
して略垂直な方向に向けて折り曲げられるのに伴い前記
第2パッド片に対して前記各連結片の折り曲げ方向とは
反対の方向に向けて突出するガタ防止用台座部とを備え
る。
【0008】さらに好ましくは、前記第1パッド片と第
2パッド片との間の連結片及び前記第2パッド片と第3
パッド片との間の連結片に夫々形成され、前記位置決め
孔部の内方へ突出してスピーカユニットのフレーム部の
窓に係合する回転防止用ツメを備える。
【0009】
【作用】上記本発明の構成によれば、第2パッド片に形
成された孔部及び各連結片に形成された位置決め孔部に
よってスピーカユニットが位置決め固定され、第3パッ
ド片の端部に形成された掛止片が第1パッド片と第2パ
ッド片との間の連結片に形成された位置決め孔部に係合
して第1パッド片と第3パッド片とが結合保持される。
また、ガタ防止用台座部を備えることにより、スピーカ
ユニットを梱包して外装箱に収納する際に、第2パッド
片と外装箱の内壁面との間にスピーカユニットの磁気回
路の後方部を収容する空間が確保される。さらに、ガタ
防止用台座部を含む連結片は、外装箱の対向壁間を略直
角に橋渡しするので、外装箱が補強される。
【0010】一方、回転防止用ツメは、スピーカユニッ
トのフレーム部の窓に係合してスピーカユニットの回転
を防止する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例につ
いて詳述する。
【0012】図3は折り曲げる前の梱包パッド(スピー
カ用梱包材)を示した図である。同図において、1は第
1パッド片、3は第2パッド片、6は第3パッド片であ
り、前記第2パッド片には孔部3aが形成されている。
各パッド片は連結片7によって連結され、そして該連結
片はガタ防止用台座部7aを有している。また、4及び
5は位置決め孔部、15は掛止片、14及び16はフラ
ンジ部保護片である。
【0013】図1は、前記図3に示した梱包パッドを、
破線部で折り曲げて、スピーカユニット2を囲み、スピ
ーカユニット天面で第1パッド片1及び第3パッド片6
を重なり合わせた状態を示している。
【0014】図4乃至図7に本発明パッドを使用した場
合の梱包手順を示す。梱包パッドの孔部3aは、スピー
カユニット2の磁気回路10に嵌合する(図5参照)。
スピーカユニット2は、この孔部3aにより位置決めさ
れる。
【0015】次にフランジ部13を、位置決め孔部4及
び位置決め孔部5に挿入することにより、スピーカユニ
ット2が支持される(図6参照)。
【0016】さらに、掛止片15を位置決め孔部5に挿
入する。掛止片15の先端は適度にたわんで挿入され
る。挿入後、掛止片15の先端のたわみは復元し、掛止
片15と梱包パッドの摩擦によって結合・維持される
(図7参照)。
【0017】スピーカユニット2は、フランジ部13が
位置決め孔部4及び位置決め孔部5に挿入されているの
で、完全に位置決め・固定される。
【0018】続いて図2に、段ボール箱に本発明の梱包
パッドを1ペア(右用と左用)使用してスピーカユニッ
ト2を梱包した状態の断面図を示す。台座部7、掛止片
15、フランジ部保護片14、フランジ部保護片16に
より、段ボール箱11とスピーカユニット2は適当な間
隔を保つことができる。
【0019】ガタ防止用台座部7aとフランジ部保護片
14及び16は段ボール箱の壁間を直角に橋渡しするの
で、段ボール箱を補強する効果がある。
【0020】さらに本発明の他の実施例について説明す
る。図10は梱包パッド1の展開図であり、そして図8
及び図9は前記図10に示す梱包パッド1を各破線部で
折り曲げてスピーカユニット2を囲み、スピーカシステ
ム天面でパッド片を重なり合わせた状態を表している。
【0021】ガタ防止用台座部7aの切り込み上のポイ
ントbと位置決め孔部5上のポイントaの間が外力によ
り破れる恐れがある。依って本発明の梱包パッド1はガ
タ防止用台座部7aの切り込み上のポイントbと位置決
め孔部5上のポイントa間の位置が直線にならぬように
ずらしている。
【0022】尚、使用方法は、図11に示すようにパッ
ドの孔部3aにスピーカユニット2の磁気回路10を挿
入する。
【0023】次に図12に示すように、位置決め孔部5
に第3パッド片6と共にフランジ部13を挿入する。第
3パッド片6には、その端部に掛止片15が形成され、
さらに該掛止片15には差し込み方向Xとは垂直な方向
Yに凸状部分18が形成されているため、前記凸状部分
18を折曲げて位置決め孔部5に挿入する。そして挿入
後、凸状部分18を元通りに復元して、第3パッド片6
と第1パッド片1とは完全に結合する。
【0024】さらに図13に示すように、フランジ部1
3を位置決め孔部4に挿入後、回転防止用ツメ19をス
ピーカフレーム窓24に圧入する。この、回転防止用ツ
メ19の引っ掛かりによってスピーカフレームの回転を
防止する。
【0025】その後、図14乃至図17に示すように重
なりあったパッド片上側のロック片17を折曲げる。そ
して図15(a)に示すように、このロック片17の切
り込み20は折曲げ線21の垂線より角度θ゜だけ大き
な角度で切り込まれている。
【0026】このロック片17を折り曲げていくと、図
16及び図17に示すように、フランジ部13を挿入す
る位置決め孔部4に、図15において斜線で示した三角
形部分22が引っ掛かる。この折曲げは、三角形部分2
2と位置決め孔部4との引っ掛かりによって復元しな
い。依ってこの折曲げによって外力によるパッド片の外
れを防止できる。
【0027】尚、外力によるパッドの外れを防止する他
の構造として、図15(b)及び図15(c)に示すよ
うな形状も考えられる。
【0028】この実施例では、掛止片によって結合する
ため、粘着テープ等の結合材が不要となると共にテープ
を貼る手間がいらない。梱包パッドの着脱が、何度でも
可能で、梱包パッドが再利用できる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スピー
カ用梱包材の第2パッド片に形成された孔部及び各位置
決め孔部によってスピーカユニットが位置決め固定さ
れ、第3パッド片の端部に形成された掛止片が第1パッ
ド片と第2パッド片との間の連結片に形成された位置決
め孔部に係合して第1パッド片と第3パッド片とが結合
保持されるので、粘着テープ等の結合材を使用すること
なく簡単にスピーカユニットを梱包することができる。
【0030】また、ガタ防止用台座部を備えることによ
り、スピーカユニットを梱包して外装箱に収納する際
に、第2パッド片と外装箱の内壁面との間にスピーカユ
ニットの磁気回路の後方部を収容する空間が確保され、
さらに、ガタ防止用台座部を含む連結片は、外装箱の対
向壁間を略直角に橋渡しして外装箱を補強するので、ス
ピーカユニットの各部分に対する偏荷重や、それに起因
するスピーカユニットの損傷が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す斜視図。
【図2】段ボール箱断面図。
【図3】梱包パッドの展開図。
【図4】梱包パッドの組立方法を示す図。
【図5】梱包パッドの組立工程を示す図。
【図6】梱包パッドの組立工程を示す図。
【図7】梱包パッドの組立工程を示す図。
【図8】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【図9】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【図10】梱包パッドの展開図。
【図11】梱包パッドの組立方法を示す図。
【図12】梱包パッドの組立方法を示す図。
【図13】梱包パッドの組立方法を示す図。
【図14】梱包パッドの組立方法を示す図。
【図15】梱包パッドの組立方法を示す図。
【図16】梱包パッドの組立方法を示す図。
【図17】梱包パッドの組立方法を示す図。
【図18】従来の梱包構造を示す斜視図。
【図19】従来の段ボール箱断面図。
【符号の説明】
1 第1パッド片 2 スピーカユニット 3 第2パッド片 3a 孔部 4 位置決め孔部 5 位置決め孔部 6 第3パッド片 7 連結片 7a 台座部 10 磁気回路 13 フランジ部 14 フランジ部保護片 15 掛止片 16 フランジ部保護片 17 ロック片 18 凸状部分 19 切り込み 20 切り込み 21 折り曲げ線 22 三角部分 23 切り込み 24 フレーム窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 枝松 隆之 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−168321(JP,U) 実開 昭56−128881(JP,U) 特公 昭47−1359(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 5/48 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1パッド片と、 連結片を介して前記第1パッド片と連結されると共に中
    央にスピーカユニットの磁気回路部が嵌合する孔部を有
    する第2パッド片と、 連結片を介して前記第2パッド片と連結される第3パッ
    ド片と、 前記第1パッド片と第2パッド片との間の連結片及び前
    記第2パッド片と第3パッド片との間の連結片に夫々形
    成されてスピーカユニットのフランジ部が挿入される位
    置決め孔部と、 前記第3パッド片の端部に形成されると共に前記第1パ
    ッド片と第2パッド片との間の連結片に形成された位置
    決め孔部に挿入される掛止片と、 前記第1パッド片と第2パッド片との間の連結片及び前
    記第2パッド片と第3パッド片との間の連結片に夫々形
    成され、各連結片が前記第2パッド片に対して略垂直な
    方向に向けて折り曲げられるのに伴い前記第2パッド片
    に対して前記各連結片の折り曲げ方向とは反対の方向に
    向けて突出するガタ防止用台座部とを備えることを特徴
    とするスピーカ用梱包材。
  2. 【請求項2】 前記第1パッド片と第2パッド片との間
    の連結片及び前記第2パッド片と第3パッド片との間の
    連結片に夫々形成され、前記位置決め孔部の内方へ突出
    してスピーカユニットのフレーム部の窓に係合する回転
    防止用ツメを備えることを特徴とする請求項1記載のス
    ピーカ用梱包材。
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