JP2895898B2 - 検びん装置 - Google Patents
検びん装置Info
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- JP2895898B2 JP2895898B2 JP1918090A JP1918090A JP2895898B2 JP 2895898 B2 JP2895898 B2 JP 2895898B2 JP 1918090 A JP1918090 A JP 1918090A JP 1918090 A JP1918090 A JP 1918090A JP 2895898 B2 JP2895898 B2 JP 2895898B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- bottle
- inspection
- speed
- bottles
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- Expired - Lifetime
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
ん(回収びん)を使用しているビールびん,各種飲料水
びん,日本酒びん等の検びん装置に関する。
過光にて透視する目視検査により行われている。しか
し、この作業においてびんの両サイドには角度により見
ることのできない死角があり、検査上の不備を生じてい
た。
ー等の所定の速度)よりも検びん用コンベアーの速度を
速くし、かつコンベアー上のびんガイドを少し広めに調
整することにより、びんの押し圧によってびんの並びを
千鳥状にしてびんを自然に回転させる方法が提案され
た。
がある。死角をなくす程の回転をしないときがある、
右回転したり左回転したりして不規則に回転するた
め、見ずらい、びん同士ですれ合う音が高く、うるさ
い、びんの押し圧が強く、不良びんを取り出しにくい
等の問題がある。
んガイドを一部変更してびん底の一部をコンベアーから
はみ出させたり、コンベアー上に薄い板を取りつけてび
んを回転させる方法が知られている。
ない、びんの流れる速度が比較的速く、連続性のある
びんの流れに対しては回転を与えない等の問題がある。
全になくし、検びん作業をスムースに行う上で問題があ
る。そこで、本発明者は連続して流れる全てのびんを
回転させるようにする、死角をなくすために必要な最
低回転角度(回転し過ぎないように)を確保する、び
んをコンベアー上を移動させながら回転させるという条
件を満たす検びん装置を開発すべく検討した。その結
果、本発明に到達したのである。
んを透過光にて透視した検びん作業を行う装置におい
て、該コンベアーを検びん前コンベアー,該検びん前コ
ンベアーと接続する検びん用コンベアーおよび検びん用
コンベアーと接続する検びん後コンベアーに分け、各接
続部にびんのガイドを取りつけ、検びん用コンベアーを
1対のコンベアーにて形成すると共に、各コンベアーに
速度調整手段を設け、該速度調整手段により1対の検び
ん用コンベアーの一方の速度を速くし、他方の速度を遅
くするように設定すると共に、前記検びん前コンベアー
の速度を前記検びん用コンベアーの速度よりも遅くなる
ように設定し、前記検びん後コンベアーの速度を前記検
びん用コンベアーの速度よりも速くなるように設定する
ことを特徴とする検びん装置を提供するものである。
胴部の内側に直径1cm大の汚れのあるびんを検査者の正
面に置き、少しずつ回転させて汚れの見えなくなる位置
を調べたところ、びんの両サイドの前方に10°、後方に
30°の計40°の角度であることが判明した。このことよ
り、コンベアー上のびんを最低40°回転させれば、検び
んの際の死角をなくすことができるので、この必要角度
の回転をびんに与えるための手段について検討した。
るにあたり、該検査部分のコンベアーを1対のコンベア
ーにて形成する。そして、一方のコンベアーの速度を速
くし、他方のコンベアーの速度を遅くすることによって
速度差を生じさせる。びんを該1対のコンベアーの中央
を流れるようにして速度差に応じた回転を与えながら検
びん作業を行う。このようにすると、速度の速いコンベ
アーに乗ったびんの1/2の部分はその速度に合わせて前
に進もうとし、速度の遅いコンベアーに乗ったびんの1/
2の部分はその速度に合わせようとする力が働き、結果
として速度差に応じた回転(速度差に比例する)をしな
がら、びんは2本のコンベアー速度のほぼ中間の速度で
進行することとなる。したがって、1対のコンベアーの
速度を適切に調整することにより、前記必要角度の回転
をびんに与えながら検びん作業を行うことができる。例
えば、びん検査者の目と対象物であるびんとの距離が50
cmである場合、びん検査者の注視野は42cm程度であるこ
とが知られているので、42cm程度の幅の中でびんが40°
回転するように1対のコンベアーの速度差を設定して検
びん作業を行えばよい。検びん作業において、ビール大
・中びんの場合、通常コンベアー上を200〜300本/分の
割合で通過させるが、このとき1対のコンベアーの速度
は、速い方の速度を17〜25m/分とし、遅い方の速度を15
〜23m/分とし、両者の速度差を1.5〜2.5m/分とするのが
適当である。第1図は1対のコンベアーにびんを乗せて
連続的に移動させる状態を示す平面図である。
は、びん同士が接触しないようにすることが必要であ
る。そのために、コンベアーを検びん前コンベアー,該
検びん前コンベアーと接続する検びん用コンベアーおよ
び該検びん用コンベアーと接続する検びん後コンベアー
に分ける。そして、検びん前コンベアーの速度を検びん
用コンベアーの速度(前述のように、2本のコンベアー
の速度の中間の速度)よりも少し遅くする。一方、検び
ん後コンベアーの速度を該検びん用コンベアーの速度よ
りも少し速くする。なお、検びん用コンベアーの次のコ
ンベアー以降の工程においてびんが滞留する場合または
停止する場合は、検びん用コンベアーと検びん前コンベ
アーを停止するように制御する。第2図はコンベアを上
記のように3種に分けてびんを連続的に移動させる状態
を示す平面図である。
取りつけ、びんが円滑に次のコンベアーに移動できるよ
うにすると共に、各コンベアーには速度調整手段を設け
てびんを所定の速度で進行させるようにしてある。な
お、ガイドや速度調整手段の設置は既知の手法によれば
よい。
だテストラインを作成し、検びん作業を行った。なお、
テストラインおよび検びん作業条件は以下の通りであ
る。
付いたびんを置き、テストラインを通過させたところ、
検びん灯の幅内においてびん検査者は確実に汚れを確認
することができた。
ンベアー上を流れる実入りビールびんを同様にして検び
んしたところ、びんは回転していないため、びん検査者
は汚れの付いたびんを確認できない場合があった。
ーに220本のビールびん(633ml容)を置き、その中の5
本を不良びん(びん胴部内側に1cm大の汚れの付いたび
ん2本,びん胴部外側にバーコードシールに相当するシ
ール貼付びん2本およびびん口部に縦3cm程のヒビ入り
のびん1本)として混入した。
で検びん作業を行った。なお、びん検査者は4名とし、
本発明による検びん作業と比較のための検びん作業の両
方を経験させた。また、不良びんを確認できたとき、該
不良びんをラインより取り除かないで数取り用ハンドカ
ウンターでカウントさせた。その結果、以下のような検
査結果が得られた。
の回転が与えられるため、びん検査者の死角がなくな
り、不良びんを高い検出率で確認し、抜き取ることがで
きる。
させる状態を示す平面図、第2図はコンベアーを上記の
ように3種に分けてびんを連続的に移動させる状態を示
す平面図、第3図はテストラインによる検びん作業の説
明図である。 1:検びん用コンベアー,2:びん,3:検びん前コンベアー,
4:検びん後コンベアー,5:低速コンベアー,6:高速コンベ
アー,7:検びん灯,8:ガイド,9:検びん位置
Claims (1)
- 【請求項1】コンベアー上を連続して流れるびんを透過
光にて透視して検びん作業を行う装置において、該コン
ベアーを検びん前コンベアー,該検びん前コンベアーと
接続する検びん用コンベアーおよび検びん用コンベアー
と接続する検びん後コンベアーに分け、各接続部にびん
のガイドを取りつけ、検びん用コンベアーを1対のコン
ベアーにて形成すると共に、各コンベアーに速度調整手
段を設け、該速度調整手段により1対の検びん用コンベ
アーの一方の速度を速くし、他方の速度を遅くするよう
に設定すると共に、前記検びん前コンベアーの速度を前
記検びん用コンベアーの速度よりも遅くなるように設定
し、前記検びん後コンベアーの速度を前記検びん用コン
ベアーの速度よりも速くなるように設定することを特徴
とする検びん装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1918090A JP2895898B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 検びん装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1918090A JP2895898B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 検びん装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03227821A JPH03227821A (ja) | 1991-10-08 |
JP2895898B2 true JP2895898B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=11992147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1918090A Expired - Lifetime JP2895898B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 検びん装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2895898B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5228879U (ja) * | 1975-08-20 | 1977-02-28 | ||
JPS59138519A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-09 | Shigunoode Kk | エンドレス・タ−ン・コンベア |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP1918090A patent/JP2895898B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03227821A (ja) | 1991-10-08 |
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