JP2895836B2 - 眼鏡レンズの製造方法 - Google Patents

眼鏡レンズの製造方法

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は眼鏡レンズの製造方法に係り、更に詳しくは
2枚のレンズ要素を組み合わせて一体化した眼鏡レンズ
の製造方法に関する。
[従来の技術及びその問題点] 従来、眼鏡レンズは、処方が決定されると、この処方
に適合するように、半製品を荒摺り、砂かけ、研摩した
後、染色、表面硬化、反射防止のために表面処理を施す
ことにより得られていた。
しかしこの方法は、処方決定後に、複数の工程を経て
最終製品が得られるので、お客に眼鏡レンズを提供する
までに長期間を要するという欠点がある。
また使用時まで保管されている半製品は、表面処理を
施していないので、ガラスの場合、表面酸化による劣
化、プラスチックの場合、湿気による劣化等の問題が経
時的に惹き起される可能性もあり、このように劣化した
半製品を後で、染色、表面硬化、反射防止等の目的で表
面処理しても膜形成を十分に行なうことができないとい
う欠点がある。
さらに完成品の製造が、眼鏡加工用設備を備えた工場
でしか行なうことができないという欠点がある。
そこで、これらの欠点を解消するために、極めて多種
類の完成品を硝種別(ガラス又はプラスチック)、焦点
別(単焦点、二重焦点、三重焦点、累進多焦点)、用途
別(老視、近視、乱視)、機能別(染色、表面硬化、反
射防止、調光、防曇)にストックし、お客の多種多様の
要望に応えているが、この方法はストック品のコントロ
ールが困難であるという欠点がある。
このような欠点を解消するために、特開昭54−85277
号公報には、眼鏡レンズを第1のレンズ要素と第2のレ
ンズ要素の集合体と考えて、予め第1のレンズ要素と第
2のレンズ要素をそれぞれ複数個調製しておき、処方に
応じて、所定の光学的パラメーターをそれぞれ有する第
1のレンズ要素および第2のレンズ要素を選択して、こ
れらを貼り合せて眼鏡レンズを調製する方法が開示され
ている。
しかしこの特許公報に記載の方法では、予め調製され
た第1のレンズ要素および第2のレンズ要素は表面処理
が施されていないので、ストック期間が長くなると、ガ
ラスの場合、表面酸化による劣化、プラスチックの場
合、温度による劣化の問題があり、このように劣化した
レンズ要素を後で、染色、表面硬化、反射防止等の目的
で表面処理しても膜形成を十分に行なうことができない
という欠点がある。
また仮に劣化が起らないとしても、貼り合せ後、表面
処理を行なうと、表面処理は加熱を必要とするので、貼
り合せ面の接着剤を熱変形、熱劣化等が問題となり、眼
鏡レンズ自体に性能上の問題を惹き起すことになる。
[発明が解決しようとする問題点] 従って本発明の目的は、受注後、半製品を加工する従
来法に比べ、受注から出荷までの期間を短縮することが
できる、眼鏡レンズの製造方法を提供することにある。
また本発明の他の目的は、受注まで、半製品をストッ
クしておく従来法と異なり、染色層、表面硬化層、反射
防止膜層等の表面処理層を容易に精度良く設けることが
できる、眼鏡レンズの製造方法を提供することにある。
さらに本発明の他の目的は、従来の完成品をストック
する従来法に比べ、ストックされている2群のレンズ要
素から選択された一対のレンズ要素を単に接着すること
により多種多様の眼鏡レンズを得ることができる、眼鏡
レンズの製造方法を提供することにある。
さらにまた本発明の他の目的は、2個のレンズ要素を
貼り合せる従来法に比べ、レンズ要素のストックによる
劣化がなく、所望の表面処理層を有する眼鏡レンズを得
ることができる、眼鏡レンズの製造方法を提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の目的は、 第1のレンズ要素と第2のレンズ要素とを一体的に接
合して1枚の処方眼鏡レンズに調製する眼鏡レンズの製
造方法において、 (I)所定のレンズ光学パラメータを有し、前記第2の
レンズ要素との接合面は覆いを有し、一方前記第2のレ
ンズ要素との非接合面は、染色層、保護膜層及び反射防
止膜層からなる群から選択される少なくとも1つの表面
処理層を有し、かつ該表面処理が所望の最終加工まで終
了した状態にある、前記眼鏡レンズの凸面側を構成する
ストックされた複数個の第1のレンズ要素、および 所定のレンズ光学パラメータを有し、前記第1のレン
ズ要素との接合面は覆いを有し、一方前記第1のレンズ
要素との非接合面は、染色層、保護膜層及び反射防止膜
層からなる群から選択される少なくとも1つの表面処理
層を有し、かつ該表面処理が所望の最終加工まで終了し
た状態にある、前記眼鏡レンズの凹面側を構成するスト
ックされた複数個の第2のレンズ要素 を予め準備しておき、 (II)次に受注に応じて、前記第1のレンズ要素と第2
のレンズ要素とを一体的に接合して得られた眼鏡レンズ
が処方値を満足するように、光学計算等に基づき所定の
レンズ光学パラメーターを有する第1のレンズ要素と第
2のレンズ要素とをそれぞれ1個ずつ選択し、 (III)次に前記選択された第1のレンズ要素と第2の
レンズ要素とを一体的に接合することを特徴とする眼鏡
レンズの製造方法。
によって達成された。
以下、本発明の眼鏡レンズの製造方法の好ましい態様
を図面を参照しながら詳細に説明する。
(I)表面処理レンズ要素を予め準備するための工程 (A)レンズ要素の形成 先ず第1のレンズ要素を形成する方法について述べ
る。
プラスチックレンズ用モノマーとしてジエチレングリ
コールビスアリルカーボネートを、紫外線吸収剤として
2,2′−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフエノンを
用い、これらを前者/後者の重量比が99.85/0.15となる
ように配合し、プロペラ式の攪拌機で30分〜1時間かけ
て充分に撹拌混合する。その後、重合開始剤としてジイ
ソプロピルパーオキシジカーボネート(IPP)をモノマ
ー1000重量部に対して3重量部添加し、更に30分攪拌
し、混合液を得る。
次に、ガラス型と樹脂製ガスケットからなるレンズ成
形用型内に上記混合液を注入し、電気炉で重合を行な
う。重合の温度プログラムは40℃から85℃まで20時間か
けて徐々に昇温を行い、85℃で1時間温度を維持する。
重合終了後、電気炉から前記レンズ成形用型を取り出
し、ガラス型と樹脂製ガスケットを外し、第2a図に示す
ような形状を有する第1のレンズ要素2(屈折率nD=1.
499)を得る。この第1のレンズ要素2は所定の曲率半
径、中心厚、外径等(これらを本明細書ではレンズ光学
パラメーターという)を有するものである。
同様にして第4図〜第9図に示すような第1のレンズ
要素2a〜fを含む各種の第1のレンズ要素を形成する。
これらの第1のレンズ要素もそれぞれ所定のレンズ光学
パラメーターを有する。
次に第2のレンズ要素の形成も、上記第1のレンズ要
素の場合と同様の注型重合により実施し、第3a図及び第
4図〜第9図に示すような第2のレンズ要素3及び3a〜
fを含む各種の第2のレンズ要素を形成する。
これらの第2のレンズ要素もそれぞれ所定のレンズ光
学パラメーターを有する。
なお、第1及び第2のレンズ要素の材質としては、プ
ラスチック以外にガラスを用いても良く、ガラスの場合
には、所定の処理を施すことにより、所定のレンズ光学
パラメーターを有する、ガラスからなる第1及び第2の
レンズ要素が得られる。
第1及び第2のレンズ要素として、プラスチックレン
ズ同志、ガラスレンズ同志、プラスチックレンズとガラ
スレンズが用いられる。
(B)レンズ要素の表面処理 次に、上で得られた第1のレンズ要素と第2のレンズ
要素の接合面を覆った状態で接合面以外の表面に表面処
理を施し、染色層、保護膜層及び反射防止膜層のうちの
少なくとも1つの表面処理層を形成するが、ここでは、
一例として、第2a図に示すプラスチック製の第1のレン
ズ要素2及び第3a図に示すプラスチック製の第2のレン
ズ要素3に染色層、保護膜層及び反射防止膜層を順次形
成する場合について述べる。
(1)染色層の形成 水1に分散染料(カラーインデックスディパースオ
レンジ)5g(0.5wt%)、界面活性剤(染色安定剤、HOY
A(株)製:ホーヤスタビライザー)2g(0.2wt%)を添
加し、染色溶液を調製する。この染色溶液を収容した染
色液槽に、染色されないように凹面に覆いを付けた第1
のレンズ要素2を温度90℃で30分間浸漬し、凸面に赤褐
色系の染色層5(透過率50%)を形成させる(第2b図参
照)。
上と同様にして第2のレンズ要素3の凹面に赤褐色系
の染色層5を形成させる(第3b図参照)。
(2)保護膜層の形成 上で形成された染色層上に塗布されて保護膜層を形成
するためのコーティング組成物を以下のように調製す
る。すなわち、N−フェニルアミノプロピルトリメトキ
シシラン204重量部、γ−メタクリロキシプロピルトリ
メトキシシラン297重量部、水100重量部および0.1N塩酸
10重量部を含む混合液を8時間攪拌後、室温で16時間放
置して、上記2種の有機ケイ素化合物を加水分解する。
得られた加水分解溶液に、酢酸24重量部、ブタノール12
0重量部、イソプロピルアルコール120重量部、アルミニ
ウムアセチルアセトン16重量部、シリコーン系界面活性
剤0.2重量部及び紫外線吸収剤0.1重量部を加えて8時間
攪拌後、室温にて24時間熟成させ、コーティング組成物
を得る。
凹面に覆いを付けた第1のレンズ要素2に、上で得ら
れたコーティング組成物を塗布し、60℃で30分間加熱し
て、染色層5上に保護膜層6を形成させる(第2b図参
照)。
同様にして、凸面に覆いを付けた第2のレンズ要素3
に、コーティング組成物を塗布し、染色層5上に保護膜
層6を形成させる(第3b図参照)。
(3)反射防止膜層の形成 凹面に覆いを付けた第1のレンズ要素2を80℃に加熱
しながら、真空度2×10-5Torrになる迄排気した後、Mo
発熱体にのせた一酸化珪素(SiO)を、1分間に130mμ
の膜厚を形成する速度で急速に蒸着し、膜厚が1/4λのS
iO蒸着層を得る。次に酸素を真空槽内に導入し、7×10
-5Torr迄真空度を下げてから、二酸化珪素(SiO2)を、
1分間に30mμの膜厚を形成する速度でゆるやかに蒸着
し、膜厚が1/4λのSiO2蒸着層を得る。
保護膜層6上に設けられたSiO蒸着層とSiO2蒸着層に
より反射防止膜層7(第2b図参照)が構成され、この反
射防止膜層は、高屈折率SiO層及び低屈折率SiO2層との
組み合せにより反射防止機能を有する。
同様にして凸面に覆いを付けた第2のレンズ要素3の
保護膜層6上に反射防止膜層7(第3b図参照)を形成さ
せる。
以上、プラスチック製レンズ要素に染色層、保護膜層
及び反射防止膜層を形成する場合について説明してきた
が、本発明においては、これらの3層を全て設ける必要
はなく、目的に応じて、これらの3層のうちの少なくと
も1層が設けられる。従って、第4図〜第9図に示す第
1及び第2のレンズ要素2及び3を含む各種の第1及び
第2レンズ要素を表面処理して、染色層、保護膜層及び
反射防止膜層のうちの少なくとも一層を有する各種レン
ズ要素が製造される。
そしてこのようにして得られた表面処理済の第1及び
第2のレンズ要素は使用時までストックされる。表面処
理後にストックするので、これらは耐候性や耐湿性等に
すぐれ、光、熱、湿気等による劣化がない点ですぐれて
いる。ストックされる第1及び第2レンズ要素は、硝種
(材質、屈折率)、焦点(単焦点、二重焦点、三重焦
点、累進多焦点)、レンズ光学パラメーター(曲率半
径、中心厚、外径)等を考慮して各種用意するのが好ま
しい。なお、第2のレンズ要素は、凸面(第1のレンズ
要素との接合面)が球面、凹面は球面又はTC面が好まし
く、また単焦点レンズが好ましい。
(II)一対のレンズ要素の選択工程 次に、受注によりレンズの処方が決定されると、第1
のレンズ要素と第2のレンズ要素の選択が行なわれる。
例えば、処方レンズとして、外径65mmφ、球面頂点屈
折力(S)−6.00D、乱視屈折力(C)−1.00D、乱視軸
(AX)90°、染色層、保護膜及び反射防止膜付きの単焦
点レンズがオーダーされると、第1ステップとして、染
色層、保護膜及び反射防止膜付きのレンズアイテムが第
1及び第2のレンズ要素として選出される。第2ステッ
プとして、光学計算等に基づき、第1及び第2のレンズ
要素のS、C、AX等が決定される。すなわち、第1のレ
ンズ要素(L1)、第2のレンズ要素(L2)は、光軸を共
有するように相接触させるので、L1,L2の焦点距離をそ
れぞれf1,f2とすれば、接合レンズの焦点距離Fは、 によって与えられる。また、L1,L2のレンズの屈折力を
D1,D2とし、接合レンズの屈折力をDとすればD=D1
D2の関係となる。従って処方が決定し、L1もしくはL2
一方のレンズが決定すれば、他方のレンズも決定でき
る。例えば、L1を外径65mmφ、S=−4.00Dとすると、L
2を外径65mmφ、S=−2.00D[(−6.00)−(−4.0
0)]、C=−1.00D[(−1.00)−(0.00)]、AX90°
のレンズを選択すれば良い。
また処方が外径65mmφ、球面頂点屈折力(S)−3.00
D、乱視屈折力(C)−1.00D、乱視軸(AX)30°、付加
屈折力(ADD)+1.00D、下方プリズム0.50Δの累進多焦
点レンズがオーダーされた場合には、第1のレンズ要素
として、外径65mmφ、中心厚1mm、S −0.50D、C 0.00
D、ADD +1.00D、下方プリズム0.50Δ、凸面が累進帯を
有する非球面からなる、第2a図に示したようなレンズ要
素2を選択すると、第2のレンズ要素として、外径65mm
φ、中心厚1mm、S −2.50D、C −1.00D、AX30°であ
り、単焦点の第3a図に示したようなレンズ要素3を選択
すれば良い。
(III)レンズ要素の接合工程 次に、選択された第1及び第2のレンズ要素を一体的
に接合して最終製品である眼鏡レンズを得る。
接合は、第1のレンズ要素2の凹面と第2のレンズ要
素3の凸面に接着剤を塗布し、両者を貼り合せることに
より行なわれる。
接着剤としては、光硬化型及び熱硬化型樹脂のいずれ
も使用でき、光硬化型樹脂の例としては、アクリル系、
不飽和ポリエステル系、ブタジエン系、ウレタン系など
のオリゴマーに、2−ヒドロキシエチルメタクレートを
はじめとする官能基をもったモノマーを添加し、ベンゾ
フェノンなどの光反応開始剤を混合したものが使用でき
る(商品としてノーランドNo.A65、アロニックス3033、
フォードボンド100、ハードロックOP−1000等があ
る)。加熱硬化型樹脂としては、エポキシ系、アクリル
系等が使用できる。
本発明によれば、第1のレンズ要素と第2のレンズ要
素の組み合わせにより多種多様の接合レンズが得られる
が該接合レンズの典型的な例を第1図及び第4〜9図に
示す。第1図の眼鏡レンズ1は累進多焦点レンズであ
り、第4,5,6及び9図の眼鏡レンズ8a,8b,8c及び8fはそ
れぞれ単焦点レンズであり、第7図の眼鏡レンズ9は二
重焦点レンズであり、第8図の眼鏡レンズ10はワンピー
ス二重焦点レンズ(EXレンズ)である。
[発明の効果] 本発明の方法によれば、第1のレンズ要素と第2のレ
ンズ要素が、接合部を除き、予め表面処理等の最終加工
まで終了した状態でストックされているため、受注後、
接着する工程のみで、完成品が得られるので、短期間に
お客に眼鏡レンズを提供できるという利点がある。
また表面処理等の最終加工が終了した状態でストック
されるので、ストック期間中にレンズ要素が劣化するこ
とがないという利点もある。
さらに第1のレンズ要素と第2のレンズ要素との組み
合せにより、多種多様の最終製品が得られるという利点
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明で得られた眼鏡レンズの断面図、第2a
図及び第2b図は本発明の実施例の眼鏡レンズの第1のレ
ンズ要素の断面図、第3a図及び第3b図は、本発明の実施
例の眼鏡レンズの第2のレンズ要素の断面図、第4,5,6,
7,8及び9図は、本発明で得られた眼鏡レンズの変形例
を示す断面図である。 1,8a,8b,8c,8f,9,10…眼鏡レンズ、2,2a,2b,2c,2d,2e,2
f…第1のレンズ要素 3,3a,3b,3c,3d,3e,3f…第2のレンズ要素 4…接着剤 5…保護膜層 7…反射防止層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02C 7/02 C03C 25/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のレンズ要素と第2のレンズ要素とを
    一体的に接合して1枚の処方眼鏡レンズに調製する眼鏡
    レンズの製造方法において、 (I)所定のレンズ光学パラメーターを有し、前記第2
    のレンズ要素との接合面は覆いを有し、一方前記第2の
    レンズ要素との非接合面は、染色層、保護膜層及び反射
    防止膜層からなる群から選択される少なくとも1つの表
    面処理層を有し、かつ該表面処理が所望の最終加工まで
    終了した状態にある、前記眼鏡レンズの凸面側を構成す
    るストックされた複数個の第1のレンズ要素、および 所定のレンズ光学パラメーターを有し、前記第1のレン
    ズ要素との接合面は覆いを有し、一方前記第1のレンズ
    要素との非接合面は、染色層、保護膜層及び反射防止膜
    層からなる群から選択される少なくとも1つの表面処理
    層を有し、かつ該表面処理が所望の最終加工まで終了し
    た状態にある、前記眼鏡レンズの凹面側を構成するスト
    ックされた複数個の第2のレンズ要素 を予め準備しておき、 (II)次に受注に応じて、前記第1のレンズ要素と第2
    のレンズ要素とを一体的に接合して得られた眼鏡レンズ
    が処方値を満足するように、光学計算等に基づき所定の
    レンズ光学パラメーターを有する第1のレンズ要素と第
    2のレンズ要素とをそれぞれ1個ずつ選択し、 (III)次に前記選択された第1のレンズ要素と第2の
    レンズ要素とを一体的に接合する ことを特徴とする眼鏡レンズの製造方法。
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