JP2894306B2 - Performance recording and playback device - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子楽器のキ―
ボ―ドやコンピュ―タ等から入力される演奏情報を上記
キ―ボ―ドの押鍵状態等の変化を示すディジタルイベン
トデ―タの形で記録し、さらに記録された演奏情報を再
生してコンピュ―タや音源へ出力するいわゆるイベント
タイプの演奏記録再生装置に関し、特に、入力された演
奏情報と既に記録されている演奏情報とを重ね合せて記
録する多重録音を行なう際に好適な演奏記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の演奏記録再生装置としては、例え
ば特開昭58−211191号に開示されたものが知ら
れている。この演奏記録再生装置においては、鍵盤の操
作によって、楽音の発音を表わすキーオン情報や楽音の
消音を表わすキーオフ情報からなる演奏情報が発生す
る。そして、これらの情報をそれらが発生するタイミン
グを表わすタイミング情報とともに記録し、また、記録
したキーオン情報やキーオフ情報をタイミング情報に基
づいて再生し、音源へ出力することによって自動演奏再
生を行なうようにしている。
【0003】また、この従来の演奏記録再生装置では、
演奏情報をチャンネル情報とともに記録し、再生時にチ
ャンネル別に異なった音色が設定される音源に送信する
ことで、様々に異なった音色によるアンサンブル演奏を
可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上述
の従来の演奏記録再生装置は、鍵盤を用いて演奏したと
きの演奏情報が入力されると、それは記録されるのみ
で、入力された演奏情報があらためてこの演奏記録再生
装置から出力されることはなかった。そのため、鍵盤を
用いた演奏音を確認しながら演奏することができず、演
奏音を確認したければ、通常は音源装置を内蔵した鍵盤
装置によって入力するようにするなど、ユーザが自ら工
夫するしかなかった。
【0005】このように、従来の演奏記録再生装置で
は、音源装置を内蔵した鍵盤などの高価な入力装置を必
要とするという問題があった。また、音源装置を内蔵し
た鍵盤を用いたとしても、実際に演奏が再生されたとき
に用いる音源装置と異なる場合、演奏を記録するときと
記録した演奏を再生するときとで、同一の音色の楽音を
聞くことができないため、再生するときのイメージが記
録時につかめないという不都合があった。
【0006】この発明は、このような従来の演奏記録再
生装置の不都合に鑑みてなされたもので、音源装置を内
蔵していない入力装置によって演奏情報を入力して記録
しても、その演奏音を確認しながら入力することができ
るようにすることを目的としている。
【0007】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めこの発明の第1の態様では、外部から入力された複数
パートの演奏情報を記録するとともに、記録した演奏情
報を外部へ出力する演奏記録再生装置において、出力端
子を複数個備え、入力された演奏情報を出力する出力端
子と記録されている演奏情報を出力する出力端子を複数
パートの各パート毎に設定でき、記録時は、入力された
演奏情報を各パート毎に設定された出力端子から出力
し、再生時は、入力された演奏情報の各パートと記録さ
れている演奏情報の各パートをそれぞれ設定された出力
端子から出力するようにしている。
【0008】また、この発明の第2の態様では、外部か
ら入力された複数パートの演奏情報を記録するとともに
記録した演奏情報を外部へ出力する演奏記録再生装置に
おいて、それぞれが複数パートの演奏情報を1つの入力
グループとして入力可能な複数の入力端子と、それぞれ
が複数パートの演奏情報を1つの出力グループとして出
力可能な複数の出力端子と、前記入力端子より入力され
る演奏情報および前記記録手段に記録されている演奏情
報を出力する出力グループを出力端子別のグループとし
て設定する設定手段とを備え、再生時は、前記記録手段
に記録されている演奏情報を前記設定手段での設定に基
づき、前記出力端子から複数のパートで構成される出力
グループとして出力し、記録時は、前記入力端子より入
力される演奏情報と前記記録手段に記録されている演奏
情報とを前記設定手段での設定に基づき、前記出力端子
から複数のパートで構成される出力グループとして出力
するようにしている。ここで、演奏情報を記録するため
の記憶手段は、複数のパートの演奏情報を記憶可能であ
り、前記出力グループは、入力グループのパートとは独
立に、記憶手段の全パートの中から任意に設定可能にし
ている。この発明の実施例においては、出力端子が8個
設けられており、各出力端子にはそれぞれ16チャンネ
ル分の出力機器(電子楽器の音源等)を接続することが
できる。この場合、前記出力グループは16×n(nは
そのグループに割り当てられた出力端子の数でn=1〜
8である)の出力チャンネルで構成されることになる。
また、演奏情報を記録も再生も禁止する停止モード、演
奏情報の再生を可能とする再生モードおよび演奏情報の
記録が可能な記録モードを各パート毎に設定できるよう
になっている。
【0009】
【発明の効果】この発明では、記録された演奏情報を再
生する際の出力端子を設定しておく。そして、再生時に
は演奏情報をその設定された出力端子で出力する。ま
た、記録時にも入力されてくる演奏情報をそのとき設定
されている出力端子で出力する。再生時には、この発明
の演奏記録再生装置に接続される1または複数の音源装
置はパートまたはグループによって異なる音色が設定さ
れるのが普通であるが、記録時にも再生時と同じパート
またはグループの音源装置を接続することで、同じパー
トまたはグループでの演奏情報による楽音信号を発生す
ることができ、再生時と同じ音色の楽音を聞くことがで
きるので、イメージをつかみ易い。もちろん、演奏情報
を入力する装置は音源装置を内蔵している必要はなくな
る。
【0010】また、入力端子からの入力データを出力す
る出力端子およびMIDI出力チャンネルの設定と、記
録されている演奏データを出力する出力端子およびMI
DI出力チャンネルの設定とがそれぞれ任意に可能であ
り、これらの設定により入力データと記録データを同じ
出力端子の異なるMIDIチャンネルを用いて出力する
ことも可能である。したがって、本発明の装置の入出力
端子への音源(電子楽器)の接続がどのような並びであ
っても、ユーザの意図する音源(電子楽器)で入力デー
タおよび記録データを再生させるよう簡単に設定するこ
とができ、ユーザは意図した演奏をモニタしながら録音
を行なうことができる。
【0011】
【実施例】次に、この発明の実施例を以下の順序で説明
する。
第1図の録音装置の概略説明
第1図の録音装置の構成説明
第1図の録音装置の動作説明
1. メイン処理(第8図)
2. INC/DECスイッチ処理(第9図)
3. UP/DOWNスイッチ処理(第10図)
4. LEFT/RIGHTスイッチ処理(第11図)
5. PLAYスイッチオン処理(第12図)
6. RECスイッチオン処理(第13図)
7. ソングスタ―ト処理(第14図)
8. トラックチェンジ処理(第15図)
9. キ―オンイベント処理(第16図)
10. キ―オフイベント処理(第17図)
11. 時間間隔デ―タ処理(第18図)
12. エンドマ―ク処理(第19図)
13. STOPスイッチオン処理(第20図)
14. オ―ルキ―オフ処理(第21図)
15. キ―オフ書込処理(第22図)
16. STOPスイッチオン処理(続き)(第20図)
17. 再生タイマ割込処理(第23図)
18. 記録タイマ割込処理(第24図)
19. 入力割込処理(第25図)
20. 入力側キ―コ―ド処理(第26図)
21. 入力割込処理(続き)(第25図)
22. 動作例説明(第27図)
【0012】(第1図の録音装置の概要説明)第1図
は、この発明の一実施例に係る電子楽器用多重録音装置
のハ―ドウエア構成を示す。この録音装置は、いわゆる
イベントタイプのもので、電子楽器のキ―ボ―ドの押鍵
および離鍵を表わすキ―イベントデ―タをそのキ―イベ
ントの発生タイミング(時間間隔)デ―タとともに記録
し、記録されたキ―イベントデ―タをそのタイミングデ
―タに基づく時間間隔で再生し出力する。記録はキ―ボ
―ドやコンピュ―タ等の演奏情報発生手段から入力され
るキ―イベントデ―タに基づいて行ない、再生したキ―
イベントデ―タはコンピュ―タや音源等に送出する。ま
た、入力デ―タと再生デ―タとを組み合せて再生デ―タ
が読み出されたもとのトラックに記録する多重録音も可
能である。
【0013】キ―イベントデ―タの入力および出力端子
は、8個ずつ設けられており、各端子には、MIDI
(Musical Instrument Disital Interface)規格
に準拠したチャンネル(以下、MIDIチャンネルとい
う)がそれぞれ16個ずつ設定されている。つまり、こ
の録音装置は、8×16=128個ずつの入力および出
力チャンネルを備え、同時に128台の入力機器(例え
ば電子楽器のキ―ボ―ド)と128台の出力機器(例え
ば電子楽器の音源)を接続することができる。
【0014】記録トラックは、64個が設定されてお
り、各トラックにはそれぞれ所望の1つの入力チャンネ
ルと出力チャンネルを割り当てることができる。また、
各トラックには、同時押鍵中の32鍵分のデ―タを記録
することができる。
【0015】したがって、この録音装置は、等価的に1
28台分の楽器を常時接続しておき、そのうち所望の6
4台分の楽器を選択してその演奏を記録再生することが
できる。また、出力端子に接続された音源が許容する限
り、再生音として、各トラックごとに32音、全体では
32×64=2048音まで同時発音可能である。
【0016】(第1図の録音装置の構成説明)第1図に
おいて、中央処理装置(CPU)10はこの録音装置全
体の動作を制御するためのもので、CPU10には双方
向バスライン12を介してプログラムメモリ14、レジ
スタ群16、シ―ケンサメモリ18、入力装置20、出
力装置22、スイッチ群24、およびテンポ発生器26
が接続されている。
【0017】プログラムメモリ14は、リ―ドオンリメ
モリ(ROM)等により構成され、CPU10用の制御
プログラムが格納されている。レジスタ群16は、CP
U10が上記制御プログラムを実行する際に発生する各
種のデ―タを一時記憶するためのもので、それぞれ例え
ばランダムアクセスメモリ(RAM)内の所定の領域に
設けられる。
【0018】この録音装置に用意されているレジスタ群
16を構成するレジスタ類をアルファベット順に示すと
下記の通りである。なお、下記おいて各レジスタ類は特
に断わらない限りその内容(デ―タ等)で示してある。
1. CSX:入出力情報テ―ブル(第6図)を構成する
レジスタTBL(0〜63,1〜5)を指定するための
カ―ソルx座標(記録トラックNo.に対応)
2. CSY:TBL(0〜63,1〜5)指定用のカ―
ソルy座標(入出力情報に対応)
3. FLG:シ―ケンスデ―タ処理の区別用フラグ
4. IN1 〜IN3 :入力装置からの入力デ―タ(キ―
コ―ド他)バッファ
5. IKCBUF(0〜63,0〜31):入力端子の
トラック別押鍵情報バッファ(入力側キ―コ―ドバッフ
ァ)
6. INCH:入力デ―タのMIDIチャンネル(0〜
15)
7. INTRM:入力デ―タの入力端子情報(0〜7)
8. i:制御変数
9. j:制御変数
10. JOB:演奏モ―ド(O:STOP,1:PLA
Y,2:RECRD)
11. KC:キ―コ―ド(7ビット)
12. LEN:イベントの時間間隔
13. LNREST:書き込むべきLENの残余時間
14. LNSAM:前キ―イベント発生後の経過時間
15. OKCBUF(0〜63,0〜31):出力端子の
トラック別押鍵情報バッファ(出力側キ―コ―ドバッフ
ァ)
16. OLDRCNT:RECCNT(書込時刻レジス
タ)の旧デ―タ
17. OUT1 〜OUT3 :出力装置への出力デ―タバッ
ファ
18. OUTCH:出力デ―タのMIDIチャンネル(0
〜15)
19. OUTTRM:出力デ―タの送出端子情報(0〜
7)
20. PIRQMSK:再生割込信号PLAYIRQのマ
スキング(1:マスク,0:割込許可)
21. RD1 〜RD3 :内部メモリから読み出されたイベ
ントデ―タのバッファ
22. RECCNT:演奏情報入力時の書込用カウンタタ
イマRECTIMER(第5図)の値
23. RPT:シ―ケンスデ―タ読取用ポインタ(以下読
取ポインタという)
24. SONGEND:シ―ケンス演奏デ―タの最終番地
25. SONGTOP:シ―ケンス演奏デ―タの先頭番地
26. TBL(0〜63,0〜31):各トラックの入出
力状態設定用レジスタ
27. TCH:入力キ―デ―タのタッチ情報
28. TRKIN:入力デ―タとしてのトラックNo.
29. TRKRD:内部メモリデ―タとしてのトラックN
o.
30. TRKWT:最新書込トラックNo.
31. WPT:シ―ケンスデ―タ書込用ポインタ(以下書
込ポインタという)
【0019】シ―ケンサメモリ18は、例えばランダム
アクセスメモリ(RAM)からなり、キ―イベント等の
演奏情報を記録するためのものである。このシ―ケンサ
メモリ18に記録されるデ―タは、第7図に示すよう
な、各3バイト長の「キ―オン」、「キ―オフ」および
「時間間隔」デ―タ、2バイト長の「トラックチェン
ジ」デ―タ、ならびに1バイト長の「エンドマ―ク」で
ある。なお、各デ―タの第1バイト目はそのデ―タの種
類を示す識別マ―クである。
【0020】「キ―オン」および「キ―オフ」デ―タの
識別マ―ク9X,8XにおけるXはそのデ―タのMID
Iチャンネルを示す。「キ―オン」および「キ―オフ」
デ―タの第2バイト目は「キ―コ―ド」、第3バイト目
は「タッチ」情報を表わす。「エンドマ―ク」はパラメ
―タ項の付加されない、識別マ―クF2H(16進表示、
以下「H」を付して16進表示の数字であることを示す)
のみの1バイトデ―タである。「時間間隔」デ―タは、
識別マ―クがF4Hであり、第2バイト目が時間間隔の
上位7ビット、第3バイト目が時間間隔の下位7ビット
を表わす。「トラックチェンジ」デ―タは、識別マ―ク
がFFHであり、第2バイト目にトラックデ―タを有す
る2バイトデ―タである。
【0021】第2図は、この録音装置の操作パネルの概
観を示す。同図の操作パネルには、レジスタ群16の入
出力情報設定レジスタTBL(0〜63,1〜5)を指
定するためのカ―ソル移動スイッチ30,32,34,
36、カ―ソルCSXおよびCSYで指定されたレジス
タTBL(csx ,csy )内のデ―タを変更するためのイ
ンクリメント(INC)スイッチ38およびデクリメン
ト(DEC)スイッチ40、この録音装置の演奏モ―ド
を指定するための再生(PLAY)、記録(RECOR
D)および停止(STOP)スイッチ42,44,4
6、ならびにテンポ設定スイッチ等のその他操作子48
が配置されている。これらのスイッチ30〜48は第1
図のスイッチ群24を構成している。
【0022】第1図の入力装置20は、第3図に示すよ
うに、8個の入力端子Ti1〜Ti8を介して入力される演
奏情報を一時記憶し、CPU10からの指令により入力
順に出力するFIFO型レジスタからなる入力バッファ
INBUF0 〜INBUF7、いずれかの入力端子Ti1
〜Ti8に演奏情報が入力された場合に、それを検出して
入力割込信号INPUTIRQを発生するオアゲ―ト6
2、入力演奏情報が格納されている入力バッファINB
UF0 〜INBUF7 の番号を検出するエンコ―ダ6
4、およびその番号を入力演奏情報が読み出されるまで
記憶する入力割込ナンバレジスタINIRQNOを具備
する。
【0023】出力装置22は第4図に示すように、デ―
タバス12と8個の出力端子T01〜T08との間に接続さ
れた出力バッファOUTBUF0 〜OUTBUF7 を備
えている。
【0024】テンポ発生器26は、第5図に示すよう
に、設定テンポ値に応じた周波数のクロックφを発生す
るクロック設定器70、このクロックφを計数する8ビ
ットのインクリメントカウンタ72、カウンタ72が0
(00H)を計数するごとに記録割込信号RECIRQ
を出力するノアゲ―ト74、カウンタ72の計数値出力
をラッチする書込用カウンタタイマ(以下、書込タイマ
という)RECTIMER、シ―ケンサメモリ18から
時間間隔デ―タが読み出されたときその時間間隔値を上
位7ビットと下位7ビットとに分けてそれぞれ格納する
ためのレジスタPLYTMHとPLYTML、レジスタ
PLYTMHとPLYTMLにより上記時間間隔値をプ
リセットされた後クロックφをダウンカウトするディク
リメントカウンタ76、カウンタ76の計数値出力が0
になったとき再生割込信号PLAYIRQを出力するノ
アゲ―ト78、停止モ―ド時等の再生割込信号PLAY
IRQをマスクする際“1”をセットするためのレジス
タ80、レジスタ80に“1”がセットされたとき再生
割込信号PLAYIRQの出力を禁止するためのインバ
―タ82およびアンドゲ―ト84を具備する。
【0025】第6図(a)は、レジスタ群16の入出力
状態設定レジスタTBL(x,y)をテ―ブルとして表
わした図である。同図において、トラックNo.はシ―
ケンサメモリ18に設定された記録トラックの番号であ
り、処理上はカ―ソルCSXの値で表わされる。INP
UTはそのトラックに記録しようとするデ―タの入力チ
ャンネルであり、入力端子番号(CSY=1の欄)およ
びそのMIDIチャンネル(CSY=2の欄)で特定さ
れる。OUTPUTはそのトラックから読み出したデ―
タの出力チャンネルであり、出力端子番号(CSY=3
の欄)およびそのMIDIチャンネル(CSY=4の
欄)で特定される。トラックモ―ド(CSY=5の欄)
はそのトラックに対する処理内容を指定する。各トラッ
クモ―ドにおける処理内容を第6図(b)および(c)
に示す。
【0026】第6図(b),(c)において、トラック
モ―ドO(stop)はそのトラックに対し読取も書込
もせず、そのトラックに対する入力デ―タの出力もしな
いことを示す。1(play)はそのトラックに対する
入力デ―タの書込および出力はしないが、演奏モ―ドが
再生または記録(JOB=1または2)であればそのト
ラックに対する内部デ―タ(シ―ケンス演奏デ―タ)を
再生し出力端子に送出することを示す。2(rec)は
演奏モ―ドに関わらずそのトラックに対する入力デ―タ
を出力端子に送出するとともに演奏モ―ドが記録(JO
B=2)であれば入力デ―タの書込を行ない、かつその
トラックに対する内部デ―タについては演奏モ―ドが再
生または記録(JOB=1または2)であれば出力端子
に送出することを示している。
【0027】(第1図の録音装置の動作説明)次に、第
8〜27図のフロ―チャ―トを参照しながら第1図の録
音装置の動作を説明する。
【0028】1. メイン処理
第8図を参照して、この装置に電源が投入されると、C
PU10はプログラムメモリ14に格納された制御プロ
グラムに従って動作を開始する(ステップ100)。ま
ず、ステップ101および102においてはレジスタ群
16を初期化する。すなわち、ステップ101で出力側
キ―コ―ドバッファOKCBUF(0〜63,0〜3
1)、入力側キ―コ―ドバッファIKCBUF(0〜6
3,0〜31)、入出力状態設定レジスタTBL(0〜
63,0〜31)、再生割込マスキングレジスタPIR
QMSKのセット、および演奏モ―ドレジスタJOBを
クリアする。なお、これらのレジスタにはROMまたは
外部メモリから読み出される所定のプリセット値を設定
するようにしてもよい。ステップ102ではシ―ケンス
演奏デ―タの先頭番地SONGTOPおよび最終番地S
ONGENDを外部メモリ等から設定する。
【0029】初期化終了後は、INC/DECスイッチ
処理(ステップ110)、UP/DOWNスイッチ処理
(ステップ130)、LEFT/RIGHTスイッチ処
理(ステップ140)、PLAYスイッチオン処理(ス
テップ150)、RECスイッチオン処理(ステップ1
60)およびSTOPスイッチオン処理(ステップ17
0)の各サブル―チンを呼び出して実行し、次いでその
他処理(ステップ190)を行なうとともに、これらの
ステップ110〜190からなる一連の処理を繰返し実
行する。
【0030】2. INC/DECスイッチ処理
第2図のINCスイッチ38およびDECスイッチ40
は入出力状態TBL(csx ,csy )を変更するためのも
のである。
【0031】第9図を参照して、ステップ111ではI
NCスイッチ38およびDECスイッチ40がオンした
か否かを検査する。これらのスイッチ38,40のいず
れもオンしていなければメイン処理(第8図)に戻る。
一方、スイッチ38,40のいずれかがオンしていれ
ば、次にステップ112で演奏モ―ドJOBとカ―ソル
y座標CSYを検査する。演奏モ―ドが停止以外(JO
BH0)であり、かつカ―ソル指定がトラックモ―ド以
外(CSYH5)であればメイン処理(第8図)に戻
る。これにより、再生または記録時における入出力チャ
ンネルの変更を禁止している。
【0032】もし、演奏モ―ドが停止(JOB=0)で
あるか、またはカ―ソル指定がトラックモ―ド(CSY
=5)であればステップ113に進む。ステップ113
ではカ―ソルy座標CSYと入出力情報レジスタTBL
(csx ,csy )の内容を検査する。カ―ソル指定がトラ
ックモ―ド(CSY=5)であり、かつカ―ソルx座標
CSXで指定されたトラックのモ―ドが記録モ―ド(T
BL(csx, 5)=2)であれば、ステップ115に進み
それ以外の場合にはステップ114に進む。ステップ1
14ではオンしたスイッチが38であるか40であるか
に従って入出力情報レジスタTBL(csx ,csy )の内
容をインクリメントまたはデクリメントした後、メイン
処理(第8図)に戻る。
【0033】なお、ステップ114ではTBL(csx ,
csy )の値を、
CSY=1または3のとき 0〜7
CSY=2または4のとき 0〜15
CSY=5のとき 0〜2
の範囲で増減する。例えばTBL(csx ,5 )=2をイ
ンクリメントしたときは0にする。
【0034】ステップ113における検査の結果、CS
Y=5かつTBL(csx , 5)=2であるとき、つまり
スイッチ38または40のオンがトラックナンバCSX
のトラックについてのトラックモ―ドを記録モ―ドから
それ以外のモ―ドに変更するものであるときは、ステッ
プ115〜126においてスイッチ38または40のオ
ン時押鍵中の鍵があればその鍵についてのキ―オフ処理
を行なう。
【0035】すなわち、ステップ115で制御変数iを
0にセットし、ステップ116でトラックCSXの入力
側キ―コ―ドバッファIKCBUF(csx ,i)にキ―
コ―ドが格納されているか否か検査する。格納されてい
なけばステップ117〜124の処理は実行することな
く直接ステップ125へ進む。
【0036】一方、キ―コ―ドが格納されていればその
キ―コ―ドのキ―オフデ―タを入力デ―タバッファIN
1 〜IN3 にセットし(ステップ117)、バッファI
KCBUF(csx ,i)をクリアする(ステップ11
8)。なお、上記ステップ117ではキ―オフのタッチ
情報として習慣的な40Hを入力デ―タバッファIN3
にセットしている。続いて、入出力情報レジスタTBL
からナンバCSXのトラックの出力端子およびMIDI
チャンネルを読み出して出力端子レジスタOUTTRM
および出力チャンネルレジスタOUTCHに転送し(ス
テップ119)、上記入力デ―タバッファIN1 〜IN
3 に格納されているキ―オフデ―タをMIDIチャンネ
ルデ―タのみデ―タOUTCHに変換して出力デ―タバ
ッファOUT1 〜OUT3 に格納し(ステップ12
0)、出力端子OUTTRMにて出力デ―タOUT1 〜
OUT3 を出力した(ステップ121)後、ステップ1
22で演奏モ―ドを確認する。ここで、演奏モ―ドが記
録(JOB=2)であれば、書込ポインタの指示に従っ
て入力デ―タバッファIN1 〜IN3 内にセットしたキ
―オフデ―タをシ―ケンサメモリ18に書き込んで(ス
テップ123)書込ポインタを3カウント進めた(ステ
ップ124)後、ステップ125に進む。一方、ステッ
プ122の演奏モ―ドが記録(JOB=2)でなけれ
ば、ステップ123,124の処理はスキップしてステ
ップ122から直接ステップ125に進む。
【0037】ステップ125では、制御変数iをインク
リメントし、次のステップ126で制御変数iの値が3
1を越えたか否かを判定する。31以下であれば、ステ
ップ116へ戻り、次のキ―コ―ドバッファIKCBU
F(csx ,i)についてのキ―オフ処理を行なう。一
方、31を越えていれば、該当するトラックにおける入
力側キ―コ―ドバッファ全部の検査およびキ―オフ処理
を終了したのであるから、ステップ114に進み、上述
のように入出力情報レジスタTBL(csx ,csy)の内
容をオンしたスイッチが38であるか40であるかに従
ってインクリメントまたはデクリメントした後、メイン
処理(第8図)に戻る。
【0038】3. UP/DOWNスイッチ処理
第2図のUPスイッチ34およびDOWNスイッチ36
は第6図(a)の入出力状態テ―ブル上でカ―ソルx軸
CSXを上下に移動させるためのものである。
【0039】第10図を参照して、ステップ131では
UPスイッチ34およびDOWNスイッチ36を検査す
る。そして、これらのスイッチ34,36のいずれかが
オンしていればオンのスイッチが34であるか36であ
るかに従ってカ―ソルx軸CSXを0〜63の範囲でイ
ンクリメントまたはデクリメントした(ステップ13
2)後、一方、スイッチ34,36のいずれもオンして
いなければステップ131から直接メイン処理(第8
図)に戻る。
【0040】4. LEFT/RIGHTスイッチ処理
第2図のLEFTスイッチ30およびRIGHTスイッ
チ32は第6図(a)の入出力状態テ―ブル上でカ―ソ
ルy軸CSYを左右に移動させるためのものである。
【0041】第11図を参照して、ステップ141では
LEFTスイッチ30およびRIGHTスイッチ32を
検査する。そして、これらのスイッチ30,32のいず
れかがオンしていればオンしたスイッチが30であるか
32であるかに従ってカ―ソルy軸CSYを1〜5の範
囲でインクリメントまたはデクリメントした(ステップ
142)後、一方、スイッチ30,32のいずれもオン
していなければステップ141から直接メイン処理(第
8図)に戻る。
【0042】5. PLAYスイッチオン処理
第13図を参照して、ステップ151では再生モ―ドス
イッチ42がオンしたか否かを判定する。もし、オンし
ていなければそのままメイン処理(第8図)に戻る。一
方、オンしていればステップ152で演奏モ―ドレジス
タJOBを1にセットし、ステップ200のソングスタ
―ト処理(第14図)を実行した後、メイン処理(第8
図)に戻る。
【0043】6. RECスイッチオン処理
第12図を参照して、ステップ161では記録モ―ドス
イッチ44がオンしたか否かを判定する。もし、オンし
ていなければそのままメイン処理(第8図)に戻る。一
方、オンしていればステップ162で演奏モ―ドレジス
タJOBに2をセットし、ステップ200のソングスタ
―ト処理(第14図)を実行した後、メイン処理(第8
図)に戻る。
【0044】7. ソングスタ―ト処理
第2図の再生スイッチ42または記録スイッチ44がオ
ンされると、それぞれ演奏モ―ドレジスタJOBに1ま
たは2を設定した後、ステップ200のソングスタ―ト
処理を実行する。このソングスタ―ト処理においては、
再生および記録に用いられるレジスタ類をプリセットし
た後、シ―ケンサメモリ18からシ―ケンス演奏デ―タ
の第1バイト目である識別マ―クを読み取り、この識別
マ―クに応じてキ―オン、キ―オフ、トラックチェン
ジ、時間間隔およびエンドマ―ク等の各デ―タの読取お
よびこれらのデ―タに応じた処理を行なう。なお、この
デ―タ読取は時間間隔デ―タまたはエンドマ―クが読み
取られるまで繰り返される。
【0045】第14図を参照して、まず、ステップ20
1で読取ポインタRPTをシ―ケンス演奏デ―タの先頭
番地SONGTOPに、書込ポインタWPTをシ―ケン
ス演奏デ―タの最終番地SONGENDの次の番地にプ
リセットし、このときの書込ポインタWPTの値を新た
なシ―ケンス演奏デ―タの先頭番地SONGTOPとし
て記憶する。さらに、再生割込マスクPIRQMSKを
クリアして再生割込PLAYIRQを可能化し(ステッ
プ202)、書込タイマRECTIMER(第5図)の
出力値を書込時刻レジスタRECCNTに格納し(ステ
ップ203)、経過時間レジスタLNSAMをクリアす
る(ステップ204)。
【0046】次に、シ―ケンサメモリ18から読取ポイ
ンタRPTでアドレス指定される1バイトのデ―タを読
み取ってフラグFLGに格納する(ステップ205)。
シ―ケンサメモリ18に格納されているシ―ケンス演奏
デ―タの第1バイト目はデ―タ種類を表わす識別マ―ク
である(第7図参照)。ステップ206ではフラグFL
Gの内容を判別し、判別結果に応じてトラックチェンジ
(ステップ210)、キ―オンイベント(ステップ22
0)、キ―オフイベント(ステップ240)、時間間隔
(ステップ260)、およびエンドマ―ク(ステップ2
70)の各デ―タ読取処理に分岐する。なお、トラック
チェンジ(ステップ210)、キ―オンイベント(ステ
ップ220)、キ―オフイベント(ステップ240)お
よびその他(ステップ280)の各処理を実行した後は
ステップ205に戻ってさらに次のデ―タ読取処理を実
行するが、時間間隔処理(ステップ260)またはエン
ドマ―ク処理(ステップ270)を実行した後はもとの
メイン処理(第8図)に戻る。
【0047】8. トラックチェンジ処理
シ―ケンス演奏デ―タの先頭のデ―タは、通常、トラッ
クチェンジデ―タ(FFH )である。第14または23
図のステップ206においてフラグFLGに格納されて
いる識別マ―クがFFHであればステップ210のトラ
ックチェンジ処理(第15図)を実行する。
【0048】第15図を参照して、まず読取ポインタR
PTのアドレス指定に基づきシ―ケンサメモリ18から
2バイトのトラックチェンジデ―タを読み取って1バイ
トずつを読取デ―タバッファRD1 ,RD2 に格納し、
読取ポインタRPTを次の読取アドレスへ2カウント進
める(ステップ211,212)。次いで、バッファR
D2 内のトラックナンバをトラックナンバレジスタTR
KRDに格納した後、現在の読取トラックTRKRDと
書込トラックTRKWTとを比較する(ステップ21
3,214)。同じであればそのままもとの処理(第1
4または23図)に戻る。異なっているときは、書込ポ
インタWPTのアドレス指定に基づきシ―ケンサメモリ
18へ2バイトのトラックチェンジデ―タRD1 ,RD
2 を書き込み、書込ポインタWPTを次の書込アドレス
へ2カウント進め、書込トラックナンバTRKWTをナ
ンバTRKRDに変更した(ステップ215〜217)
後、もとの処理(第14または23図)に戻る。
【0049】9. キ―オンイベント処理
第14または23図のステップ206においてフラグF
LGに識別マ―ク9XHが格納されていれば、ステップ
220のキ―オンイベント処理(第16図)を実行す
る。第16図を参照して、まず、読取ポインタRPTに
基づきシ―ケンサメモリ18から3バイトのキ―オンデ
―タを読み取って1バイトずつを読取デ―タバッファR
D1 〜RD3 に格納し、ポインタRPTを次の読取アド
レスまで3カウント進める(ステップ221,22
2)。次いで、読み取ったキ―オンデ―タRD1〜RD3
を書込ポインタWPTに基づきシ―ケンサメモリ18
へ書き込み、ポインタWPTを次の書込アドレスへ3カ
ウント進めた後、現在の読出トラックのトラックモ―ド
TBL(TRKRD, 5)が停止モ―ドか否か判定する(ステ
ップ223〜225)。停止モ―ドならこれ以上の処理
は不要であるからそのままもとの処理(第14または2
3図)に戻る。
【0050】再生または記録であれば、続いて入出力状
態レジスタより読取デ―タRD1 〜RD3 を送出すべき
出力端子TBL(TRKRD, 3)および出力MIDIチャン
ネルTBL(TRKRD, 4)を読み取ってそれぞれレジスタ
OUTTRMおよびOUTCHに格納し、ステップ22
1で読み取ったキ―オンデ―タRD1 〜RD3 の中の入
力MIDIチャンネルXHのみ出力MIDIチャンネル
OUTCHで置き換えたキ―オンデ―タを作成して出力
デ―タバッファOUT1 〜OUT3 に格納しこの出力デ
―タOUT1 〜OUT3 を出力端子OUTTRMへ送出
する(ステップ226〜228)。
【0051】さらに出力側キ―コ―ドバッファOKCB
UF(TRKRD, 0〜31)のうち空いているもののいずれか
にキ―コ―ドRD2 (=OUT2 )を書き込んだ(ステ
ップ229)後、もとの処理(第14または23図)に
戻る。
【0052】10. キ―オフイベント処理
第14または23図のステップ206においてフラグF
LGに識別マ―ク8XHが格納されていれば、ステップ
240のキ―オフイベント処理(第17図)を実行す
る。第17図を参照して、ステップ241〜248にお
いては、処理されるデ―タがキ―オフイベントであるこ
とを除き第16図のステップ221〜228と全く同様
の手順が実行される。なお、ステップ249においては
出力側キ―コ―ドバッファOKCBUF(TRKRD, 0〜3
1)のうちキ―コ―ドRD2 (=OUT2 )が書き込ま
れているものをクリアして、もとの処理(第14または
23図)に戻る。
【0053】11. 時間間隔デ―タ処理
第14または23図のステップ206においてフラグF
LGに格納されている識別マ―クがF4Hであればステ
ップ260の時間間隔デ―タ処理(第18図)を実行す
る。第18図を参照して、読取ポインタRPTに基づい
て3バイトの時間間隔デ―タを読み取って1バイトずつ
を読取デ―タバッファRD1 〜RD3 に格納し、ポイン
タRPTを次の読取アドレスまで3カウント進め、読み
取った時間間隔RD2 ,RD3 を再生タイマレジスタP
LYTMH,PLYTML(第5図)にセットし、上下
各7ビットの2バイトデ―タである時間間隔RD2 ,R
D3 を14ビットのデ―タに変換して残余時間レジスタ
LNRESTに格納した(ステップ261〜264)
後、もとの処理(第14または23図)に戻る。
【0054】12. エンドマ―ク処理
第14または23図のステップ205において読み取ら
れた識別マ―クがF2Hであるとき、処理はステップ2
06を経てステップ270のエンドマ―ク処理(第18
図)に移行する。このエンドマ―クは1バイトのデ―タ
である。第18図を参照して、ステップ271では読取
ポインタRPTを次の読取アドレスへ1カウント送り、
ステップ272で演奏モ―ドが再生(JOB=1)であ
るか否か判定する。再生であれば演奏モ―ドを停止(J
OB=0)に設定し、書込ポインタWPTに基づきエン
ドマ―クF2Hを書き込み、ポインタWPTを次の書込
アドレスへ1カウント進めた(ステップ273〜27
5)後、もとの処理(第14または23図)へ戻る。
【0055】ステップ272において演奏モ―ドが再生
でなければ記録である。この場合はステップ276で再
生割込マスクレジスタPIRQMSKに1をセットして
再生割込すなわちシ―ケンス演奏デ―タの読取を禁止し
た後、もとの処理(第14または23図)へ戻る。演奏
モ―ドが記録のときは再生のみを禁止し、記録は停止ス
イッチ46(第2図)がオンされるまで継続させるため
である。
【0056】13. STOPスイッチオン処理
第20図を参照して、ステップ171では停止スイッチ
46(第2図)がオンしたか否かを判定する。もし、オ
ンしていなければそのままメイン処理(第8図)に戻
る。一方、オンしていればステップ300のオ―ルキ―
オフ処理(第21図)を実行する。
【0057】14. オ―ルキ―オフ処理
このオ―ルキ―オフ処理は、再生または記録モ―ドにお
いて停止スイッチがオンされたとき再生音発音中であっ
たキ―コ―ドについてキ―オフ処理を行なう。具体的に
は64トラックのそれぞれに32個ずつ設けられている
全部で64×32=2048個の出力側キ―コ―ドバッ
ファを走査してキ―コ―ドが格納されているものを検索
し、そのキ―コ―ドについてキ―オフ処理を行なう。ま
た、トラックモ―ドが0のトラックについては入力音も
再生音も発音しないため、発音中のキ―コ―ドもあり得
ない。そこでステップ302においてトラックモ―ドが
0のトラックを検出し、そのトラックについての走査を
スキップすることにより処理時間の短縮を図っている。
【0058】第21図を参照して、ステップ301でト
ラック指定用の制御変数iに0をセットし、ステップ3
02でNo.iのトラックのトラックモ―ドTBL
(i,5)を検査する。停止以外すなわち再生または記
録であればステップ303でバッファ指定用の制御変数
jに0をセットし、ステップ304で出力側キ―コ―ド
バッファOKCBUF(i,j)にキ―コ―ドが格納さ
れているか否かを判定する。キ―コ―ドが格納されてい
れば、ステップ305でトラックiの出力端子TBL
(i,3 )および出力MIDIチャンネルTBL(i,
4 )を読み取ってそれぞれレジスタOUTTRMおよび
OUTCHに格納し、ステップ306で出力MIDIチ
ャンネルがOUTCHでキ―コ―ドがOKCBUF
(i,j)であるキ―オフデ―タを作成して出力デ―タ
バッファOUT1 〜OUT3 に格納する。さらに、ステ
ップ307でバッファOKCBUF(i,j)をクリア
し、ステップ308で上記キ―オフデ―タOUT1 〜O
UT3 を出力端子OUTTRMへ送出した後、ステップ
309で制御変数jをインクリメントし、ステップ31
0で当該トラックの出力側キ―コ―ドバッファの全部に
ついて検査が終了したか否かを判定する。終了していな
ければステップ304に戻って当該トラックの次のキ―
コ―ドバッファの検査を行なう。一方、終了していれば
ステップ311で制御変数iをインクリメントし、ステ
ップ312で64個のトラック全部の検索が終了したか
否かを判定する。終了していなければステップ302に
戻って次のトラックのキ―コ―ド検索を繰り返す。一方
終了していればステップ320のキ―オフ書込処理(第
22図)を実行し、その後STOPスイッチオン処理
(第20図)に戻る。
【0059】15. キ―オフ書込処理
このキ―オフ書込処理は、記録モ―ドにおいて停止スイ
ッチ46(第2図)がオンされたとき、シ―ケンサメモ
リ18にキ―オンデ―タのみが書き込まれ未だキ―オフ
デ―タが書き込まれていないもの、すなわち入力側で押
鍵中の鍵がある場合、その押鍵中の鍵のキ―オフデ―タ
を作成してメモリ18に書き込むものである。具体的に
は64個の各トラック32個ずつ計2048個の入力側
キ―コ―ドバッファを走査し、キ―コ―ドが格納された
ままのものを検索し、そのキ―コ―ドについてキ―オフ
デ―タを作成してメモリ18に書き込む。
【0060】第22図を参照して、ステップ321では
演奏モ―ドJOBを検査する。このキ―オフ書込処理は
記録モ―ド(JOB=2)でのみ必要なものであるから
記録モ―ドでないときはステップ321からそのままも
とのオ―ルキ―オフ処理(第21図)に戻る。記録モ―
ドならばステップ322で制御変数iに0をセットし、
ステップ323でトラックiのトラックモ―ドTBL
(i,5 )が記録モ―ドであるか否かを判定する。トラ
ックモ―ドが記録モ―ドでなければ押鍵書込中の鍵はあ
り得ないからステップ324〜331の処理はスキップ
してステップ332に進む。トラックモ―ドが記録モ―
ドであればステップ324で制御変数jに0をセット
し、ステップ325で入力側キ―コ―ドバッファIKC
BUF(i,j)にキ―コ―ドが格納されているか否か
を判定する。キ―コ―ドが格納されていなければステッ
プ326〜329の処理をスキップしてステップ330
に進む。キ―コ―ドが格納されていればステップ326
でそのキ―コ―ドのキ―オフデ―タを作成して読取デ―
タバッファRD1 〜RD3 に格納し、ステップ327で
バッファIKCBUF(i,j)をクリアし、ステップ
328で書込ポインタWPTに基づいてシ―ケンサメモ
リ18にキ―オフデ―タRD1 〜RD3 を書き込み、ス
テップ329で書込ポインタWPTを次の書込アドレス
まで3カウント進めた後、ステップ330で制御変数j
をインクリメントしてステップ331でトラックiの全
部のバッファの検査が終了したか否かを判定する。未処
理のバッファが残っていればステップ325に戻って次
のバッファIKCBUF(i,j)についてキ―コ―ド
の有無を検査する。一方、そのトラックについて32個
全部のバッアファについて検査を終了していればステッ
プ332で制御変数iをインクリメントし、ステップ3
33で全64個のトラックについて押鍵中キ―コ―ドの
検索およびキ―オフデ―タの書込を終了したか否かを判
定する。終了していなければステップ323に戻って上
述の処理を繰返し、終了していればもとのオ―ルキ―オ
フ処理(第21図)に戻り、さらにSTOPオン処理
(第20図)に戻る。
【0061】16. STOPオン処理(続き)
第20図を参照して、ステップ173では演奏モ―ドレ
ジスタJOBを0にセットし、ステップ174で再生割
込マスクレジスタPIRQMSKが1であるか否かを検
査する。1であれば停止スイッチをオンする前にシ―ケ
ンス演奏デ―タの再生および新演奏デ―タ領域への転記
は終了している(第19図ステップ276参照)。0で
あれば未転記のデ―タが残っているからステップ175
〜181において残存するデ―タを新演奏デ―タの最後
に付加する。
【0062】すなわち、ステップ175で書込トラック
TRKWTと読取トラックTRKRDとを比較し、異な
っていれば書込ポインタWPTに基づいてシ―ケンサメ
モリ18に読取トラックへのトラックチェンジデ―タ
(2バイト)を書き込み(ステップ176〜177)、
ポインタWPTを次の書込アドレスへ2カウント進めた
(ステップ178)後、ステップ179へ進む。一方、
書込トラックTRKWTと読取トラックTRKRDとが
一致していればステップ175から直接ステップ179
へ進む。
【0063】以後、ステップ179においてシ―ケンサ
メモリ18内の読取ポインタRPTで指定されるアドレ
スからF2H(エンドマ―ク)が読み取られるまで、読
取ポインタRPTでアドレスされる旧演奏デ―タ領域の
デ―タを書込ポインタWPTでアドレスされる新演奏デ
―タ領域へ転記する(ステップ180〜181)。エン
ドマ―クが検出されるとステップ182へ進み、書込ポ
インタWPTに基づいてシ―ケンサメモリ18にエンド
マ―クF2Hを書き込み、ステップ183でシ―ケンス
演奏デ―タの最終番地WPTをレジスタSONGEND
に書き込んだ後、メイン処理(第8図)に戻る。
【0064】17. 再生タイマ割込処理
第1図の録音装置においては、再生または記録モ―ド
時、シ―ケンサメモリ18から読み取った時間間隔デ―
タをテンポ発生器26のディクリメントカウンタ76
(第5図)にプリセットする(ステップ263)。テン
ポ発生器26はカウンタ76がクロックφをダウンカウ
ントしてその計数値出力がOHになると再生割込信号P
LAYIRQを発生する。CPU10はこの再生割込信
号PLAYIRQに基づきステップ400の再生割込処
理(第23図)を実行する。これにより、この録音装置
においては、シ―ケンサメモリ18に記録されている時
間間隔(イベントタイミング)ごとにイベントデ―タが
読み取られる。
【0065】すなわち、第23図を参照して、ステップ
401では演奏モ―ドJOBを判別する。演奏デ―タの
読取は停止時は行なわないから、演奏モ―ドが停止(J
OB=0)であればそのまま割込を解除してもとの処理
に復帰する。一方、演奏モ―ドが停止以外(JOB≠
0)ならばステップ402で書込時刻レジスタRECC
NTに(LNREST−LNSAM)を加算する。ここ
で、LNRESTは記録(JOB=2)時、前回の再生
割込と今回の再生割込との間にキ―イベントデ―タが入
力された場合、前回の再生割込により読み取られた時間
間隔LENのキ―イベントデ―タ入力後の残余時間であ
り、LNSAMはこのキ―イベントデ―タ入力後の経過
時間である。
【0066】続いて、レジスタLNSAMをクリアし
(ステップ403)、残余時間LNRESTを時間間隔
レジスタLENにセットした(ステップ404)後、書
込ポインタWPTに基づきシ―ケンサメモリ18に識別
マ―クF4H、レジスタLENの上位7ビットおよびレ
ジスタLENの下位7ビットからなる3バイトの時間間
隔デ―タを書き込み(ステップ405)、さらに、ポイ
ンタWPTを次の書込アドレスへ3カウント進める(ス
テップ406)。
【0067】ステップ407では書込トラックナンバT
RKWTと読取トラックナバTRKRDとを比較し、異
なっていれば書込トラックを読取トラックと同じに切り
換えるため、レジスタTRKWTにトラックナンバTR
KRDを格納し、識別マ―クFFHと新トラックナンバ
TRKWTとからなる2バイトのトラックチェンジデ―
タを書き込み、ポインタWPTを次の書込アドレス2カ
ウント進める(ステップ408〜410)。ステップ4
07において書込トラックと読出トラックとが同じであ
ればステップ408〜410の処理はスキップする。
【0068】続いて、現タイミングにおけるイベントデ
―タおよび次回イベントまでの時間間隔デ―タまたはエ
ンドマ―クを読み取るが、この読取処理は上述のソング
スタ―ト処理(第14図)におけると全く同じであるの
で、同一のステップ番号を付して説明は省略する。
【0069】18. 記録タイマ割込処理
第1図の録音装置においては、テンポ発生器26のイン
クリメントカウンタ72(第5図)がクロックφを25
6個カウントする度に発生する記録割込信号RECIR
Qに基づいて以下の割込処理(ステップ500)を実行
する。第24図を参照して、ステップ501では演奏モ
―ドJOBをチェックする。記録タイマ割込は記録モ―
ドにおいてのみ必要な処理であるから、演奏モ―ドが記
録(JOB=2)でなければ直ちに割込を解除する。一
方、記録であれば、ステップ502でレジスタLNSA
Mに直前のキ―イベントデ―タ入力後の経過時間を格納
する。つまり、このレジスタLNSAMには、カウンタ
72(第5図)がオ―バ―フロ―する都度、上記キ―イ
ベントデ―タ入力後の経過時間が格納される。ステップ
502における(100H−RECCNT)のRECC
NTはキ―イベントデ―タ入力後カウンタ72が最初に
オ―バ―フロ―するまでの時間を算出するための項であ
り、算出後はクリアされる(ステップ503)。
【0070】ステップ504では経過時間LNSAMが
3FFFHを越えたか否かを判定する。この録音装置
は、時間間隔計測用のカウンタ(第5図の76)が14
ビットであるため、時間間隔が14ビットの最大値であ
る3FFFHを越える場合はそれを3FFFH以下の複
数の時間間隔デ―タに分けて記録するためである。した
がって、経過時間LNSAMが3FFFH以下ではその
まま割込を解除する。一方、3FFFHを越えるとレジ
スタLNSAMおよびLNRESTよりそれぞれ3FF
FHを減算し(ステップ505,506)、ポインタW
PTに基づき時間間隔3FFFHを示す3バイトのデ―
タF4H,7FH,7FHを書き込み(ステップ50
7)、ポインタWPTを次の書込アドレスへ3カウント
進めた後、もとの処理に復帰する。
【0071】19. 入力割込処理
第1図の録音装置の入力装置20(第3図)のいずれか
の入力端子Ti1〜Ti8にキ―イベントデ―タが入力され
ると、このデ―タが入力デ―タレジスタINBUF0 〜
INBUF7 に格納されるとともにオアゲ―ト62から
割込信号INPUTIRQが発生する。CPU10はこ
の割込信号INPUTIRQに基づきステップ600の
入力割込処理を実行する。
【0072】第25図を参照して、先ず、入力割込ナン
バレジスタINIRQNOより入力のあった端子番号n
を読み取って入力端子レジスタINTRMに格納し(ス
テップ601)、レジスタINBUFn より3バイトの
キ―イベントデ―タを読み取って入力バッファIN1 〜
IN3 に1バイトずつ格納する(ステップ602)。さ
らに、識別マ―クIN1 に含まれたMIDIチャンネル
をレジスタINCHに、キ―コ―ドIN2 およびタッチ
情報IN3 をそれぞれレジスタKCおよびTCHに格納
した(ステップ603,604)後、入出力状態テ―ブ
ル(第6図)を走査してNo.0〜63の記録トラック
のうち入力端子TBL(i,1 )およびMIDIチャン
ネルTBL(i,2 )がそれぞれINTRMおよびIN
CHに合致し、かつトラックモ―ドTBL(i,5 )が
記録モ―ド(=2)であるものを検索する(ステップ6
05〜608)。ここでは、No.0のトラックから順
に検索し、上記条件に合致するトラックが見付かると、
処理はステップ606からステップ611へ移行する。
【0073】ステップ611では、検出したトラック番
号iをレジスタTRKINに格納する。続いて、そのト
ラックの出力端子TBL(TRKIN,3 )および出力MID
IチャンネルTBL(TRKIN,4 )を読み取ってそれぞれ
OUTTRMおよびOUTCHに格納し(ステップ61
2)、入力デ―タIN1 〜IN3 のMIDIチャンネル
デ―タをOUTCHで入れ換えた出力デ―タOUT1 〜
OUT3 を作成し(ステップ613)、この出力デ―タ
を出力端子OUTTRMへ送出した後、ステップ620
の入力側キ―コ―ドバッファ処理(第26図)を実行す
る。
【0074】20. 入力側キ―コ―ド処理
第26図を参照して、ステップ621では入力デ―タが
キ―オン、キ―オフのいずれかのイベントデ―タである
かを判別する。キ―オンイベントであればステップ62
2でトラックTRKINの32個のバッファのうち空い
ているものにキ―コ―ドKC(=IN2 )を書き込んだ
後、もとの処理(第25図ステップ625)へ戻る。キ
―オフイベントであればステップ623でトラックTR
KINの32個のバッファのうちキ―コ―ドKCと同じ
デ―タが格納されているものをクリアした後、もとの処
理(第25図ステップ625)へ戻る。21. 入力割込処理(続き)
第25図を参照して、ステップ625では演奏モ―ドJ
OBを確認する。入力デ―タの書込は記録(JOB=
2)時のみ行なうものであるから記録モ―ドでなけれ
ば、直ちに割込を解除してもとの処理に戻る。一方、記
録モ―ドであればステップ631に進んで前キ―イベン
トデ―タの書込時刻RECCNTをレジスタOLDRC
NTに書き込んだ後、ステップ632で書込用カウンタ
タイマRECTIMER(第5図)が示す現在時刻をレ
ジスタRECCNTに書き込む。次に、LNSAM+
(RECCNT−OLDRCNT)を算出して時間間隔
レジスタLENに格納し(ステップ633)、LNRE
ST−LENを算出して残余時間レジスタLNREST
に格納し(ステップ634)、レジスタLNSAMをク
リアする(ステップ635)。さらに、書込ポインタW
PTに基づいてシ―ケンサメモリ18に3バイトの時間
間隔デ―タを書き込み(ステップ636)、ポインタW
PTを次のデ―タ書込アドレスへ3カウント進めた(ス
テップ637)後、入力デ―タの書込トラックナンバT
RKINと現在の書込トラックナンバTRKWTとを比
較する。
【0075】入力デ―タの書込トラックTRKINが現
在の書込トラックTRKWTと異なっていれば書込トラ
ックTRKWTをTRKINに変更し、書込ポインタW
PTに基づいてメモリ18に2バイトのトラックチェン
ジデ―タ(FFHおよびTRKWT)を書き込み、ポイ
ンタWPTを次の書き込みアドレスへ2カウント進める
(ステップ639〜641)。一方、入力デ―タの書込
トラックTRKINと現在の書込トラックTRKWTと
が同じであればステップ639〜641の処理はスキッ
プする。続いて、書込ポインタWPTに基づいてメモリ
18に3バイトの入力デ―タIN1 〜IN3 を書き込
み、書込ポインタWPTを次の書き込みアドレスへ3カ
ウント進めた後(ステップ642,643)、割込を解
除してもとの処理に復帰する。
【0076】22. 一動作例の説明
第27図は、第1図の録音装置の一動作例を示す。ここ
ではキ―イベントデ―タK1 ,K2 ,K3 およびK4 か
らなる同図(a)の再生デ―タ(旧シ―ケンスデ―タ)
にキ―イベントデ―タKA およびKB からなる入力デ―
タを多重録音してなる同図(b)の新シ―ケンスデ―タ
を記録する場合の動作を各レジスタのデ―タの変化によ
り説明する。
【0077】*記録開始およびキ―イベントデ―タK1
の処理
記録スイッチ44がオンすると、処理は記録スイッチオ
ン処理(第13図)を経てソングスタ―ト処理(第14
図)に進み、ステップ203で書込時刻レジスタREC
CNTに書込タイマRECTIMERの値0を格納し、
ステップ204で経過時間レジスタLNSAMをクリア
する。続いて、キ―オンまたはキ―オフイベント処理
(第16または17図)に進み、キ―イベントデ―タK
1 の旧シ―ケンスデ―タエリアからの読取(ステップ2
21)と新シ―ケンスデ―タエリアへの書込(ステップ
223)を実行する。さらに、ソングスタ―ト処理に戻
って今度は時間間隔デ―タ処理(第18図)に進み、再
生タイマPLAYTIMERおよび残余時間レジスタL
NRESTにそれぞれ時間間隔デ―タである8をセット
する(ステップ263,264)。以上の数十ステップ
の処理は、演奏音としてのマクロ的立場からは実質的に
同時とみなされる程短時間に実行される。以下の各キ―
イベントデ―タの処理もマクロ的に見れば瞬時に実行さ
れる。
【0078】*キ―イベントデ―タKA の処理
キ―イベントデ―タKA が入力すると、入力割込処理
(第25図)を実行し、デ―タKHを読み込み(ステッ
プ602)、次いで書込時刻レジスタRECCNTは旧
デ―タ0を旧書込時刻レジスタOLDRCNTに退避さ
せてから新たなRECTIMER値(書込時刻)5に更
新する(ステップ631,632)。さらにキ―イベン
トK1 からKA までの時間間隔LEN=LNSAM+
(RECCNT−OLDRCNT)=0+(5−0)=
5およびKA からK2 までの残余時間LNREST=旧
LNREST−LEN=8−5=3を算出し、経過時間
LNSAMをクリアした(ステップ633〜635)
後、時間間隔デ―タLENおよび入力キ―イベントデ―
タ KHを新シ―ケンスデ―タエリアへ書き込む(ステ
ップ636,642)。
【0079】*キ―イベントデ―タK2 の処理
再生タイマPLAYTIMERがプセット値8をダウン
カウントして計数値が0になると、再生割込処理(第2
3図)を実行する。そして、書込時刻RECCNTを旧
RECCNT+(LNREST−LNSAM=5+(3
−0)=8で更新し、LNSAMをクリアし、さらに時
間間隔LENとしてKA からK2 までの残余時間LNR
EST=3をセットし、時間間隔LEN=3を新デ―タ
エリアに書き込んだ(ステップ402〜405)後、キ
―イベント処理(第16または17図)に進み、キ―イ
ベントデ―タK2 の読取と書込を実行する(ステップ2
21,223)。さらに、第23図のステップ205戻
って今度は時間間隔デ―タ処理(第18図)に進み、再
生タイマPLAYTIMERおよび残余時間レジスタL
NRESTにそれぞれ時間間隔デ―タである5をセット
する(ステップ263,264)。
【0080】*キ―イベントデ―タK3 の処理
このデ―タK3 の処理は、デ―タK2 の処理と同様に行
なわれる。すなわち、書込時刻RECCNTを旧REC
CNT+(LNREST−LNSAM=8+(5−0)
=13に更新し、LNSAMをクリアし、さらに時間間
隔LENとしてK2 からK3 までの残余時間LNRES
T=5をセットし、時間間隔LEN=5を新デ―タエリ
アに書き込んだ(ステップ402〜405)後、キ―イ
ベント処理(第16または17図)に進み、キ―イベン
トデ―タK3 の読取と書込を実行する(ステップ22
1,223)。さらに、第23図のステップ205に戻
って今度は時間間隔デ―タ処理(第18図)に進み、再
生タイマPLAYTIMERおよび残余時間レジスタL
NRESTにそれぞれ時間間隔デ―タである250をセ
ットする(ステップ263,264)。
【0081】*記録割込処理
記録タイマRECTIMERは自走式の8ビットカウン
タであるが、このカウンタが255までカウントして次
に計数値が0になると記録タイマ割込(第24図)を実
行する。ここでは、経過時間LNSAMを旧LNSAM
+(100H−旧RECCNT)=0+(256−1
3)=243に更新し、RECCNTをクリアする。
【0082】*キ―イベントデ―タKB の処理
このデ―タKB の処理はKA と同様に実行される。すな
わち、デ―タKB を読み込み(ステップ602)、書込
時刻レジスタRECCNTの旧デ―タ0を旧書込時刻レ
ジスタOLDRCNTに退避させてレジスタRECCN
Tに新たなRECTIMER値(書込時刻)1をセット
し(ステップ631,632)、イベントK3 からKB
までの時間間隔LEN=LNSAM+(RECCNT−
OLDRCNT)=243+(1−0)=244および
KB からK4 までの残余時間LNREST=旧LNRE
ST−LEN=250−244=6を算出し、経過時間
LNSAMをクリアした(ステップ633〜635)
後、時間間隔デ―タLEN=244および入力キ―イベ
ントデ―タKB を新シ―ケンスデ―タエリアへ書き込む
(ステップ636,642)。
【0083】*キ―イベントデ―タK4 の処理
このデ―タK4 の処理は、デ―タK3 の処理と同様に行
なわれる。すなわち、書込時刻RECCNTを旧REC
CNT+(LNREST−LNSAM=1+(6−0)
=7に更新し、LNSAMをクリアし、さらに時間間隔
LENとしてKB からK4 までの残余時間LNREST
=6をセットし、時間間隔LEN=6を新デ―タエリア
に書き込んだ(ステップ402〜405)後、キ―イベ
ント処理(第16または17図)に進み、キ―イベント
デ―タK4 の読取と書込を実行する(ステップ221,
223)。さらに、第23図のステップ205に戻って
今度は時間間隔デ―タ処理(第18図)に進み、再生タ
イマPLAYTIMERおよび残余時間レジスタLNR
ESTにそれぞれ時間間隔デ―タである10をセットす
る(ステップ263,264)。
【0084】このようにこの実施例においては、再生し
た演奏音を記録する際、タイミング情報を旧タイミング
デ―タに基づいて算出するようにしているため、タイミ
ングデ―タとして記録時の記録タイマ値を用いる場合の
ような多重化による演奏時間の延びは発生しない。
【0085】
【発明の適用範囲】なお、この発明は上述の実施例に限
定されるものではなく、下記のように種々変形して適用
することができる。
【0086】例えば、
1. 上述においてはシ―ケンサメモリ18に格納される
シ―ケンスデ―タが一曲の場合について説明したが、複
数曲にしてもよい。
2. シ―ケンスデ―タとして押鍵情報を用いたが、音色
変更等、他のイベント情報を用いることも可能である。
3. 入出力のキ―コ―ドバッファIKCBUF,OKC
BUFはトラックごとに用意したが、端子毎またはチャ
ンネル毎等に用意してもよい。
4. クロックは外部より供給してもよい。
5. トラックの数はいくつでもよい。
6. 上記実施例においては簡略化のため表示を省いてい
るが、適宜、必要な情報を表示するための手段を設けて
もよい。
7. 上記実施例の装置に、消去、複写、修正等のエディ
ット機能を付加することは容易である。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0001]
The present invention relates to a key for an electronic musical instrument.
The performance information input from the board or computer
Digital event that indicates changes such as the key pressed state of the keyboard
Record in the form of data, and then re-record the recorded performance information.
A so-called event that is generated and output to a computer or sound source
Type performance recording / playback apparatus,
Performance information and already recorded performance information
Suitable for performance recording and playback when performing multiple recording
Related.
[0002]
2. Description of the Related Art As a conventional performance recording / reproducing apparatus, for example,
For example, what is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 58-111191 is known.
Have been. In this performance recording / playback apparatus, keyboard operation is performed.
Depending on the composition, key-on information indicating the sound
Performance information consisting of key-off information indicating silence is generated.
You. And these information is the timing that they occur
Recording with the timing information indicating
Key-on and key-off information based on the timing information.
Playback and output to the sound source
I try to live.
In this conventional performance recording / reproducing apparatus,
Record performance information along with channel information, and
Send to a sound source with different tones set for each channel
Ensemble performances with various different tones
It is possible.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional performance recording / playback device of
When the performance information is input, it is only recorded
Then, the input performance information is renewed
There was no output from the device. Therefore, the keyboard
The performance cannot be performed while checking the used sound.
If you want to check the playing sound, usually a keyboard with a built-in sound source device
The user can input data by using the device.
I had to do my husband.
As described above, in the conventional performance recording / reproducing apparatus,
Requires expensive input devices such as a keyboard with a built-in sound source device.
There was a problem that it was necessary. It also has a built-in sound source device
When the performance is actually played, even if the keyboard
When the performance is different from the sound source device used for
When playing a recorded performance, you can hear the same tone
Since you cannot hear it, the
There was the inconvenience of not being able to catch it during recording.
The present invention relates to such a conventional performance record reproduction system.
It was made in view of the inconvenience of the raw device,
Input and record performance information with an input device that is not stored
You can input while checking the performance sound
It is intended to be.
[0007]
[Means for Solving the Problems] To achieve the above object,
In the first aspect of the present invention, a plurality of externally input
Record the performance information of the part, and record the recorded performance information.
Output terminal in a performance recording / playback device that outputs
Output terminals that output multiple pieces of performance information
Multiple output terminals to output recorded performance information
It can be set for each part of the part.
Outputs performance information from output terminals set for each part
During playback, each part of the input performance information is recorded
Outputs with each part of the performance information set
Output from the terminal.
According to a second aspect of the present invention, an external
Record the performance information of multiple parts input from
A performance recording and playback device that outputs recorded performance information to the outside
Input of performance information of multiple parts
Multiple input terminals that can be input as a group, and each
Output performance information of multiple parts as one output group
A plurality of output terminals that can be
Performance information and performance information recorded in the recording means.
The output group that outputs the information is grouped by output terminal.
Setting means for setting the recording means.
The performance information recorded in the
And an output composed of a plurality of parts from the output terminal.
Output as a group, and during recording, input from the input terminal.
The performance information to be input and the performance recorded in the recording means
Information and the output terminal based on the setting by the setting means.
Output as an output group consisting of multiple parts from
I am trying to do it. Here, to record performance information
Storage means can store performance information of a plurality of parts.
The output group is independent of the parts of the input group.
First, it can be set arbitrarily from all parts of the storage means.
ing. In the embodiment of the present invention, there are eight output terminals.
Each output terminal has 16 channels.
Output devices (such as electronic musical instruments) can be connected.
it can. In this case, the output group is 16 × n (n is
The number of output terminals assigned to the group is n = 1 to
8).
A stop mode that disables recording and playback of performance information
The playback mode and the performance information
Enables recording mode to be set for each part
It has become.
[0009]
According to the present invention, recorded performance information is reproduced.
Set the output terminal when producing. And during playback
Outputs the performance information at the set output terminal. Ma
Also, set the performance information input during recording at that time
Output at the output terminal. During playback, the invention
One or more sound source devices connected to the
The sound is set differently for each part or group.
Normally, the same part is used during recording as during playback.
Or connect the sound source devices of the group to
Generates tone signals based on performance information
You can hear the same tone as during playback.
It is easy to grasp the image. Of course, performance information
Input device does not need to have a built-in sound source device.
You.
Also, input data from an input terminal is output.
Output terminal and MIDI output channel settings
Output terminal for outputting recorded performance data and MI
DI output channels can be set arbitrarily.
Input data and recorded data
Output using MIDI channels with different output terminals
It is also possible. Therefore, the input and output of the device of the present invention
The connection of the sound source (electronic musical instrument) to the terminals
Input data with a sound source (electronic musical instrument) intended by the user.
Settings to play back data and recorded data.
The user can record while monitoring the intended performance
Can be performed.
[0011]
Next, embodiments of the present invention will be described in the following order.
I do.
Schematic description of the recording device in FIG.
1. Explanation of the configuration of the recording device in FIG.
Explanation of the operation of the recording device in FIG.
1. Main processing (Fig. 8)
2. INC / DEC switch processing (Fig. 9)
3. UP / DOWN switch processing (Fig. 10)
4. LEFT / RIGHT switch processing (Fig. 11)
5. PLAY switch on processing (Fig. 12)
6. REC switch on processing (Fig. 13)
7. Song start processing (Fig. 14)
8. Track change processing (Fig. 15)
9. Key-on event processing (Fig. 16)
10. Key-off event processing (Fig. 17)
11. Time interval data processing (Fig. 18)
12. End mark processing (Fig. 19)
13. STOP switch-on processing (Fig. 20)
14. Walk-off process (Fig. 21)
15. Key-off writing process (Fig. 22)
16. STOP switch-on processing (continued) (Fig. 20)
17. Playback timer interrupt processing (Fig. 23)
18. Recording timer interrupt processing (Fig. 24)
19. Input interrupt processing (Fig. 25)
20. Input side key code processing (Fig. 26)
21. Input interrupt processing (continued) (Fig. 25)
22. Explanation of operation example (Fig. 27)
(Overview of the recording device in FIG. 1) FIG.
Is a multi-recording apparatus for an electronic musical instrument according to an embodiment of the present invention.
2 shows the hardware configuration. This recording device is a so-called
Event-type keyboard keys for electronic musical instruments
And key event data representing key release.
Recorded together with event occurrence timing (time interval) data
And records the recorded key event data with the timing data.
-Playback and output at time intervals based on data. The record is a key
Input from a performance information generator such as a computer or computer.
Key based on key event data and played back
The event data is transmitted to a computer or a sound source. Ma
In addition, reproduction data is obtained by combining input data and reproduction data.
Overdubbing is also possible to record on the original track from which
Noh.
Key event data input and output terminals
Are provided, and each terminal has a MIDI
(Musical Instrument Digital Interface) Standard
(Hereinafter referred to as MIDI channel)
16) are set for each. In other words, this
Recording device has 8 × 16 = 128 input and output
With input channels and 128 input devices (e.g.
For example, the keyboard of an electronic musical instrument and 128 output devices (for example,
(For example, an electronic musical instrument).
[0014] 64 recording tracks are set.
Each track has one desired input channel.
And output channels can be assigned. Also,
Each track records data for 32 keys being pressed simultaneously
can do.
Therefore, this recording device is equivalent to 1
28 instruments are connected at all times, and 6
You can select four instruments and record and play the performance
it can. Also, as long as the sound source connected to the output terminal allows.
As a result, 32 sounds are reproduced for each track,
Up to 32 × 64 = 2048 sounds can be generated simultaneously.
(Explanation of the configuration of the recording apparatus in FIG. 1)
In addition, the central processing unit (CPU) 10
It is for controlling the movement of the body.
Memory 14 and a cash register via
Star group 16, sequencer memory 18, input device 20, output
Force device 22, switch group 24, and tempo generator 26
Is connected.
The program memory 14 has a read-only memory.
A control for the CPU 10 constituted by a memory (ROM) or the like
The program is stored. The register group 16 includes the CP
Each of the items generated when U10 executes the control program
For temporarily storing seed data
For example, in a predetermined area in random access memory (RAM)
Provided.
A register group prepared for this recording device
The registers that make up the 16 are shown in alphabetical order
It is as follows. In the following, each register is special
Unless otherwise noted, the contents (data etc.) are shown.
1. CSX: Constructing the input / output information table (Fig. 6)
Register TBL (0-63, 1-5)
Cursor x coordinate (corresponding to recording track number)
2. CSY: Key for TBL (0-63, 1-5) designation
Sol y coordinates (corresponding to input / output information)
3. FLG: Sequence data processing distinction flag
4. IN1 to IN3: Input data from the input device (key
Code etc.) Buffer
5. IKCBUF (0 to 63, 0 to 31): Input terminal
Key press information buffer for each track (input side key buffer
A)
6. INCH: MIDI channel of input data (0 to 0)
15)
7. INTRM: Input terminal information of input data (0 to 7)
8. i: Control variable
9. j: Control variable
10. JOB: Performance mode (O: STOP, 1: PLA)
Y, 2: RECRD)
11. KC: Key code (7 bits)
12. LEN: Event time interval
13. LNEST: LEN remaining time to write
14. LNSAM: Elapsed time since the previous key event occurred
15. OKCBUF (0 to 63, 0 to 31): Output terminal
Key press information buffer for each track (output side keyboard buffer
A)
16. OLDCNT: RECCNT (Write time register
Old data)
17. OUT1 to OUT3: Output data to output device
Fa
18. OUTCH: MIDI channel for output data (0
~ 15)
19. OUTTRM: Output terminal information of output data (0 to 0)
7)
20. PIRQMSK: Masks the playback interrupt signal PLAYIRQ.
Sking (1: mask, 0: interrupt allowed)
21. RD1 to RD3: Events read from internal memory
Data buffer
22. RECCNT: Counter for writing when performance information is input
The value of IMA RECTIMER (Fig. 5)
23. RPT: Sequence data read pointer (read below)
Called a pointer)
24. SONGEND: Last address of the sequence performance data
25. SONGTOP: Start address of sequence performance data
26. TBL (0-63, 0-31): In / out of each track
Power state setting register
27. TCH: Touch information of input key data
28. TRKIN: Track No. as input data
29. TRKRD: Track N as internal memory data
o.
30. TRKWT: Latest writing track No.
31. WPT: Pointer for writing sequence data
Pointer)
The sequencer memory 18 has, for example, a random
It consists of an access memory (RAM) for key events, etc.
This is for recording performance information. This sequencer
The data recorded in the memory 18 is as shown in FIG.
The key-on, key-off and 3-byte long
"Time interval" data, 2-byte "track chain"
"Data" and 1-byte "end mark"
is there. The first byte of each data is the seed of the data.
It is an identification mark that indicates the type.
The "key-on" and "key-off" data
X in the identification marks 9X and 8X is the MID of the data.
Shows the I channel. "Key on" and "Key off"
The second byte of data is the “key code”, the third byte
Represents "touch" information. "End mark" is a parameter
-An identification mark F2H (hexadecimal notation,
In the following, "H" is added to indicate that it is a hexadecimal number.)
Only 1-byte data. "Time interval" data is
The identification mark is F4H, and the second byte is the time interval.
Upper 7 bits, 3rd byte is lower 7 bits of time interval
Represents "Track change" data is an identification mark.
Is FFH and has track data in the second byte.
This is 2-byte data.
FIG. 2 is a schematic diagram of an operation panel of the recording apparatus.
Show a view. The operation panel shown in FIG.
Point to the output information setting register TBL (0 to 63, 1 to 5)
Cursor movement switches 30, 32, 34,
36, Regis designated by cursor CSX and CSY
To change the data in the data TBL (csx, csy)
Increment (INC) switch 38 and decrement
(DEC) switch 40, the performance mode of this recording device
(PLAY) and recording (RECORD) to specify
D) and stop (STOP) switches 42, 44, 4
6, and other controls 48 such as a tempo setting switch
Is arranged. These switches 30 to 48 are
The switch group 24 shown in FIG.
The input device 20 shown in FIG.
As shown in the figure, the input is performed through the eight input terminals Ti1 to Ti8.
Temporarily stores performance information and inputs it according to a command from the CPU 10.
Input buffer consisting of FIFO type registers that output sequentially
INBUF0 to INBUF7, one of the input terminals Ti1
~ When performance information is input to Ti8, it is detected and
OR gate 6 for generating input interrupt signal INPUT IRQ
2. Input buffer INB storing input performance information
Encoder 6 for detecting the numbers of UF0 to INBUF7
4 and its number until the input performance information is read
Equipped with an input interrupt number register INIRQNO to store
I do.
As shown in FIG. 4, the output device 22
Connected between the tabus 12 and the eight output terminals T01 to T08.
Output buffers OUTBUF0 to OUTBUF7
I have.
The tempo generator 26 operates as shown in FIG.
Generates a clock φ with a frequency corresponding to the set tempo value.
Clock setter 70, an 8-bit
Bit increment counter 72, counter 72 is 0
Every time (00H) is counted, the recording interrupt signal RECIRQ
Gate 74 for outputting the count value and the count value output of the counter 72
Latch timer (hereinafter, write timer)
RECTIMER, from sequencer memory 18
When time interval data is read, the time interval value
Separately stored in 7-order bits and lower 7-bits
Registers PLYTMH and PLYTML, registers for
PLYTMH and PLYTML are used to set the above time interval value.
Deck to downcount clock φ after reset
The count output of the increment counter 76 and the counter 76 is 0
Output the playback interrupt signal PLAYIRQ when
Playback interrupt signal PLAY at the time of stop 78, etc.
Register to set "1" when masking IRQ
When the data 80 and the register 80 are set to "1"
Inverter for inhibiting output of interrupt signal PLAYIRQ
And a gate 82 and an AND gate 84.
FIG. 6A shows the input / output of the register group 16.
The state setting register TBL (x, y) is displayed as a table.
FIG. In FIG. Ha see
The number of the recording track set in the
In processing, it is represented by the value of the cursor CSX. INP
The UT has an input channel for the data to be recorded on that track.
Channel, input terminal number (CSY = 1 column) and
And its MIDI channel (CSY = 2 column)
It is. OUTPUT is the data read from that track.
Output terminal number, and the output terminal number (CSY = 3
Column) and its MIDI channel (CSY = 4
Column). Track mode (CSY = 5 column)
Specifies the processing content for that track. Each track
6 (b) and 6 (c) show the processing contents in the mode.
Shown in
In FIGS. 6 (b) and 6 (c), the track
Mode O (stop) reads and writes to the track
Output the input data for the track.
To indicate that 1 (play) is for the track
It does not write or output input data, but the performance mode
If playback or recording (JOB = 1 or 2)
Internal data for the rack (sequence performance data)
Indicates playback and sending to the output terminal. 2 (rec) is
Input data for the track regardless of the performance mode
Is sent to the output terminal and the performance mode is recorded (JO
If B = 2), the input data is written and
The performance mode is re-executed for the internal data for the track.
Output terminal if raw or recorded (JOB = 1 or 2)
Is transmitted to
(Explanation of the operation of the recording device in FIG. 1)
Referring to the flowcharts of FIGS. 8 to 27, the recording of FIG.
The operation of the sound device will be described.
[0028]1. Main processing
Referring to FIG. 8, when the device is powered on, C
PU 10 is a control program stored in program memory 14.
The operation is started according to the program (step 100). Ma
First, in steps 101 and 102,
16 is initialized. That is, in step 101, the output side
Key code buffer OKCBUF (0 to 63, 0 to 3)
1), input side key buffer IKCBUF (0-6)
3, 0-31), input / output state setting register TBL (0-31)
63, 0-31), regeneration interrupt masking register PIR
Set QMSK and play mode register JOB
clear. These registers have ROM or
Set a preset value read from external memory
You may make it. In step 102, the sequence
The first address SONGTOP and the last address S of the performance data
Set ONGEND from an external memory or the like.
After the initialization is completed, the INC / DEC switch
Processing (step 110), UP / DOWN switch processing
(Step 130) LEFT / RIGHT switch processing
(Step 140), the PLAY switch on process (step 140)
Step 150), REC switch on processing (step 1)
60) and STOP switch-on processing (step 17)
0) Each subroutine is called and executed, and then
Other processing (step 190) is performed,
A series of processing consisting of steps 110 to 190 is repeatedly executed.
Run.
[0030]2. INC / DEC switch processing
The INC switch 38 and the DEC switch 40 of FIG.
Is also used to change the input / output state TBL (csx, csy).
It is.
Referring to FIG. 9, in step 111, I
NC switch 38 and DEC switch 40 are turned on
Check whether or not. Any of these switches 38 and 40
If neither is on, the process returns to the main processing (FIG. 8).
On the other hand, if either of the switches 38 and 40 is on,
Then, at step 112, the performance mode JOB and the cursor
Check the y coordinate CSY. Performance mode is not stopped (JO
BH0) and the cursor specification is less than or equal to the track mode.
If outside (CSYH5), return to main processing (Fig. 8)
You. This allows input / output channels during playback or recording.
Changing the channel is prohibited.
If the performance mode is stopped (JOB = 0),
The track mode (CSY
= 5), the process proceeds to step 113. Step 113
Then, cursor y coordinate CSY and input / output information register TBL
Check the contents of (csx, csy). The cursor is tiger
Cook mode (CSY = 5) and cursor x coordinate
The mode of the track specified by CSX is the recording mode (T
If BL (csx, 5) = 2), go to step 115
Otherwise, go to step 114. Step 1
In 14, whether the switch turned on is 38 or 40
Of the input / output information register TBL (csx, csy) according to
After incrementing or decrementing the volume,
Return to the processing (FIG. 8).
In step 114, TBL (csx,
csy)
0-7 when CSY = 1 or 3
0-15 when CSY = 2 or 4
0-2 when CSY = 5
Increase or decrease in the range. For example, TBL (csx, 5) = 2
Set to 0 when incremented.
As a result of the inspection in step 113, CS
When Y = 5 and TBL (csx, 5) = 2,
When switch 38 or 40 is ON, track number CSX
Track mode for a track from record mode
If you want to change to another mode,
In switches 115 to 126, the switch 38 or 40 is turned off.
If there is a key that is being pressed at the time of
Perform
That is, in step 115, the control variable i is
Set to 0, input track CSX in step 116
Key to the side key code buffer IKCBBUF (csx, i)
Check if the code is stored. Stored
Otherwise, the processing of steps 117 to 124 is not executed.
Proceed directly to step 125.
On the other hand, if the key code is stored,
Input key-off data of key code Data buffer IN
1 to IN3 (step 117).
Clear KCBUF (csx, i) (step 11)
8). In step 117, the key-off touch is performed.
Input customary 40H as information Data buffer IN3
Is set to Subsequently, the input / output information register TBL
To CSX track output terminal and MIDI
Read channel and output terminal register OUTTRM
And to the output channel register OUTCH (switch
Step 119), the input data buffers IN1 to IN
Key data stored in the MIDI channel
Only data is converted to data OUTCH and output data
Buffer OUT1 to OUT3 (step 12).
0), output data OUT1 to OUT1
After outputting OUT3 (step 121), step 1 is executed.
At 22 the performance mode is confirmed. Here, the performance mode is recorded.
If it is a record (JOB = 2), follow the instruction of the write pointer.
Key set in the input data buffer IN1 to IN3
-Write off-data to the sequencer memory 18
(Step 123) The write pointer is advanced by 3 counts (step
After step 124), the process proceeds to step 125. On the other hand,
The performance mode of the loop 122 must be record (JOB = 2)
In this case, the processing of steps 123 and 124 is skipped and the
Proceeding directly from step 122 to step 125.
In step 125, the control variable i is set
And in the next step 126, the value of the control variable i becomes 3
It is determined whether or not 1 has been exceeded. If it is 31 or less,
Returning to step 116, the next key code buffer IKCBU
A key-off process for F (csx, i) is performed. one
On the other hand, if it exceeds 31
Inspection and key-off processing of all input side key buffer
Is completed, the process proceeds to step 114, and the
In the input / output information register TBL (csx, csy)
Of the switch that turned on the volume is 38 or 40
After incrementing or decrementing
Return to the processing (FIG. 8).
[0038]3. UP / DOWN switch processing
UP switch 34 and DOWN switch 36 in FIG.
Is the cursor x-axis on the input / output state table of FIG. 6 (a).
This is for moving the CSX up and down.
Referring to FIG. 10, in step 131,
Inspect UP switch 34 and DOWN switch 36
You. And either of these switches 34, 36
If the switch is on, set the on switch to 34 or 36.
Cursor x-axis CSX in the range of 0 to 63
Incremented or decremented (step 13
2) Later, both switches 34 and 36 are turned on.
If not, the main processing (step 8
Return to figure).
[0040]4. LEFT / RIGHT switch processing
The LEFT switch 30 and the RIGHT switch shown in FIG.
The switch 32 is positioned on the input / output state table shown in FIG.
This is for moving the y-axis CSY right and left.
Referring to FIG. 11, in step 141,
LEFT switch 30 and RIGHT switch 32
inspect. And any of these switches 30 and 32
If it is on, is the switch turned on 30?
The cursor y-axis CSY ranges from 1 to 5 according to
Increment or decrement (step
142) After that, both switches 30 and 32 are turned on.
If not, the main processing (the first
Return to FIG. 8).
[0042]5. PLAY switch on processing
Referring to FIG. 13, in step 151, the reproduction mode is set.
It is determined whether or not the switch 42 has been turned on. If you turn on
If not, the process returns to the main process (FIG. 8). one
On the other hand, if it is turned on, the play mode registration is performed in step 152.
Set the job to 1 and set the song
After executing the port process (FIG. 14), the main process (FIG. 8)
Return to figure).
[0043]6. REC switch on processing
Referring to FIG. 12, in step 161 the recording mode is set.
It is determined whether the switch 44 has been turned on. If you turn on
If not, the process returns to the main process (FIG. 8). one
On the other hand, if it is turned on, the play mode registration is performed in step 162.
Set 2 to the data JOB, and
After executing the port process (FIG. 14), the main process (FIG. 8)
Return to figure).
[0044]7. Song start processing
The reproduction switch 42 or the recording switch 44 in FIG.
Each time the performance mode register JOB
Or 2 and then start the song at step 200
Execute the process. In this song start process,
Registers used for playback and recording are preset.
After that, the sequence performance data is read from the sequencer memory 18.
Read the identification mark which is the first byte of
Key-on, key-off, track chain according to the mark
Reading and reading of data such as page, time interval and end mark
And processing according to these data. Note that this
Data reading is performed by time interval data or end mark.
Repeated until taken.
Referring to FIG. 14, first, at step 20
1 sets the read pointer RPT to the beginning of the sequence performance data.
Sequence write pointer WPT to address SONGTOP
To the address next to the last address SONGEND of the performance data.
Reset and reset the value of the write pointer WPT at this time.
As the top address of the sequence performance data SONGTOP
To remember. In addition, the reproduction interrupt mask PIRQMSK
Clear to enable playback interrupt PLAYIRQ (step
202), the write timer RECTIMER (FIG. 5)
The output value is stored in the write time register RECCNT (step
203), clear the elapsed time register LNSAM
(Step 204).
Next, the reading point from the sequencer memory 18 is read.
1-byte data addressed by the
Then, it is stored in the flag FLG (step 205).
Sequence performance stored in the sequencer memory 18
The first byte of data is an identification mark indicating the type of data.
(See FIG. 7). In step 206, the flag FL
Determine the content of G and change the track according to the determination result
(Step 210), key-on event (Step 22)
0), key-off event (step 240), time interval
(Step 260) and end mark (Step 2)
The process branches to each data reading process of 70). The track
Change (step 210), key-on event (step
220), key-off event (step 240)
And after executing the other processes (step 280)
Returning to step 205, the next data reading process is executed.
The time interval processing (step 260) or
After executing the mark process (step 270), the original
It returns to the main processing (FIG. 8).
[0047]8. Track change processing
The first data of the sequence performance data is usually track data.
Change data (FFH ). 14th or 23rd
In step 206 of FIG.
If the identification mark is FFH, the
A lock change process (FIG. 15) is executed.
Referring to FIG. 15, first, read pointer R
From the sequencer memory 18 based on the PT address specification
Read 2-byte track change data and read 1 byte
Are stored in the read data buffers RD1 and RD2,
Moves the read pointer RPT to the next read address by 2 counts
(Steps 211 and 212). Then, the buffer R
The track number in D2 is stored in the track number register TR.
After storing in the KRD, the current read track TRKRD and
Compare with write track TRKWT (step 21)
3,214). If they are the same, the original processing (first
(4 or 23). If they are different,
Sequencer memory based on address specification of inter WPT
18 to 2-byte track change data RD1, RD
2 and write pointer WPT to the next write address
2 counts forward and the write track number TRKWT
Changed to Member TRKRD (Steps 215 to 217)
Thereafter, the processing returns to the original processing (FIG. 14 or 23).
[0049]9. Key-on event processing
In step 206 of FIG. 14 or FIG.
If the identification mark 9XH is stored in the LG, the step
Execute key-on event processing 220 (FIG. 16).
You. Referring to FIG. 16, first, the read pointer RPT
3-byte key from the sequencer memory 18
-Read data and read 1 byte at a time Data buffer R
D1 to RD3 and store the pointer RPT in the next read address.
3 counts up to the address (steps 221 and 22)
2). Next, the read key data RD1 to RD3
Based on the write pointer WPT.
And the pointer WPT to the next write address
After moving forward, the track mode of the current read track
Determine whether TBL (TRKRD, 5) is in stop mode (step
223-225). No more processing in stop mode
Is unnecessary, so the original processing (14th or 2nd
Return to FIG. 3).
In the case of reproduction or recording, the input / output
Read data RD1 to RD3 should be sent from the status register
Output terminal TBL (TRKRD, 3) and output MIDI channel
Read Tnel TBL (TRKRD, 4) and register each
OUTTRM and OUTCH are stored in step 22
Enter the key data RD1 to RD3 read in 1.
Output MIDI channel only for MIDI channel XH
Create and output key-on data replaced with OUTCH
The data is stored in the data buffers OUT1 to OUT3 and the output data
OUT1 to OUT3 are sent to the output terminal OUTTRM
(Steps 226 to 228).
Output side key buffer OKCB
Any of the free UF (TRKRD, 0 to 31)
Key code RD2 (= OUT2) was written to
229) After that, return to the original process (Fig. 14 or 23).
Return.
[0052]10. Key-off event processing
In step 206 of FIG. 14 or FIG.
If the identification mark 8XH is stored in the LG, the step
Execute key-off event processing at 240 (FIG. 17)
You. Referring to FIG. 17, steps 241 to 248 are performed.
That the data to be processed is a key-off event
Exactly the same as steps 221 to 228 in FIG.
Is performed. In step 249,
Output side key code buffer OKCBUF (TRKRD, 0 to 3
Key code RD2 (= OUT2) of 1) is written
Is cleared and the original processing (14th or
Return to FIG. 23).
[0053]11. Time interval data processing
In step 206 of FIG. 14 or FIG.
If the identification mark stored in the LG is F4H,
The time interval data processing of FIG.
You. Referring to FIG. 18, based on read pointer RPT,
Read the 3-byte time interval data and
Are stored in the read data buffers RD1 to RD3,
The RPT is advanced by 3 counts to the next read address and read.
The time intervals RD2 and RD3 taken are stored in the reproduction timer register P.
Set to LYTMH, PLYTML (Fig. 5)
Time intervals RD2, R which are 2-byte data of 7 bits each
Converts D3 to 14-bit data and registers remaining time
Stored in LNEST (steps 261 to 264)
Thereafter, the processing returns to the original processing (FIG. 14 or 23).
[0054]12. End mark processing
14 or 23.
If the identified mark is F2H, the process proceeds to step 2.
06 and the end mark processing of step 270 (18th
(Figure). This end mark is 1 byte of data
It is. With reference to FIG.
The pointer RPT is sent one count to the next read address,
In step 272, the performance mode is playback (JOB = 1).
Is determined. If it is playback, stop the performance mode (J
OB = 0), and enter based on the write pointer WPT.
Write the mark F2H and write the pointer WPT to the next
One count is advanced to the address (steps 273 to 27)
5) Then, the processing returns to the original processing (FIG. 14 or 23).
At step 272, the performance mode is reproduced.
If not, it is a record. In this case, step 276 is repeated.
Set 1 to the raw interrupt mask register PIRQMSK
Prohibit reading of playback interrupt, ie, sequence performance data
After that, the process returns to the original processing (FIG. 14 or 23). Playing
When the mode is recording, only playback is prohibited and recording is stopped.
To continue until switch 46 (FIG. 2) is turned on
It is.
[0056]13. STOP switch on processing
Referring to FIG. 20, in step 171 a stop switch is set.
It is determined whether or not 46 (FIG. 2) is turned on. If
If not, return to the main process (Fig. 8)
You. On the other hand, if it is on, the walk key of step 300
An off process (FIG. 21) is executed.
[0057]14. Walk-off processing
This walk-off process is performed in playback or recording mode.
Playback sound is being generated when the stop switch is turned on.
Key-off processing is performed for the key code. Specifically
Are provided on each of the 64 tracks.
A total of 64 x 32 = 2048 output side keyboard covers
Scan the file and search for the one that contains the key code.
Then, key-off processing is performed for the key code. Ma
Also, for tracks with a track mode of 0, the input sound is also
Since the playback sound is not pronounced, there may be a key code that is sounding.
Absent. Therefore, in step 302, the track mode
0 track is detected, and scanning for that track is performed.
Processing time is shortened by skipping.
Referring to FIG. 21, at step 301, the
Step 0 is set to the control variable i for specifying the rack.
No. 02 Track mode TBL of track i
Check (i, 5). Other than stop, ie play or record
If it is a record, control variables for buffer specification in step 303
j is set to 0, and at step 304 the output side key code
The key code is stored in the buffer OKCBUF (i, j).
It is determined whether or not it has been performed. The key code is stored
Then, at step 305, the output terminal TBL of the track i
(I, 3) and the output MIDI channel TBL (i, 3).
4) to read the registers OUTTRM and
OUTCH, and in step 306 output MIDI channel
Channel is OUTCH and key code is OKCBUF
Create key-off data (i, j) and output data
The data is stored in the buffers OUT1 to OUT3. In addition,
Clear buffer OKCBUF (i, j) in step 307
Then, at step 308, the key-off data OUT1 to OUT0
After sending UT3 to the output terminal OUTTRM,
In step 309, the control variable j is incremented.
0 means that all of the output side key buffer of the track
Then, it is determined whether the inspection is completed. Not finished
If so, return to step 304 and proceed to the next key of the track.
Check the code buffer. On the other hand, if it is finished
In step 311, the control variable i is incremented, and
Whether search of all 64 tracks is completed in step 312
Determine whether or not. If not, go to step 302
Return and repeat keycode search for next track. on the other hand
If the writing has been completed, the key-off writing process of step 320 (the
22), and then STOP switch-on processing
(FIG. 20).
[0059]15. Key-off write processing
This key-off write processing is stopped in the recording mode.
Switch 46 (FIG. 2) is turned on,
Only key-on data has been written to key 18 and key-off has not yet been performed.
If no data has been written, i.e.
If there is a key in the key, key-off data of the key being pressed
Is created and written in the memory 18. Specifically
Is a total of 2048 input sides with 32 tracks of 64 tracks each
Scans the key code buffer and stores the key code
Search for what is left as it is and key off for that key code
Data is created and written to the memory 18.
Referring to FIG. 22, in step 321
Check the performance mode JOB. This key-off writing process
Because it is necessary only in the recording mode (JOB = 2)
If not in recording mode,
The process returns to the walk-off process (FIG. 21). Recording mode
If it is, the control variable i is set to 0 in step 322,
At step 323, the track mode TBL of the track i
It is determined whether or not (i, 5) is in the recording mode. Tiger
If the lock mode is not the record mode,
Skip the processing of steps 324 to 331
Then, the process proceeds to step 332. Track mode is recording mode
If it is not, set the control variable j to 0 in step 324
Then, at step 325, the input side key buffer IKC
Whether the CODE is stored in BUF (i, j)
Is determined. If no key code is stored,
Steps 326 to 329 are skipped and step 330 is executed.
Proceed to. If the key code is stored, step 326 is executed.
To create key-off data for that key code and read it
Are stored in the data buffers RD1 to RD3.
Clear buffer IKCBUF (i, j) and step
At 328, the sequencer memo is written based on the write pointer WPT.
Write key-off data RD1 to RD3 to the
At step 329, the write pointer WPT is set to the next write address.
After proceeding three counts up to step 330, the control variable j
Is incremented, and at step 331, all of track i
It is determined whether the inspection of the buffer of the copy has been completed. Unprocessed
If the processing buffer remains, return to step 325 and
Code for the buffer IKCBUF (i, j)
Inspect for presence. On the other hand, 32
If inspection has been completed for all buffers,
In step 332, the control variable i is incremented.
At 33, the key code is pressed for all 64 tracks.
Determines whether the search and key-off data writing has been completed.
Set. If not finished, return to step 323 and go up
Repeat the above processing, and if it is completed, the original walkthrough
Returning to the processing (FIG. 21), the STOP on processing is further performed.
(FIG. 20).
[0061]16. STOP ON processing (continued)
Referring to FIG. 20, in step 173, the performance mode is set.
The register JOB is set to 0, and the playback
Check whether the built-in mask register PIRQMSK is 1
Check. If it is 1, seek before turning on the stop switch.
Playback of performance data and transfer to new performance data area
Has been completed (see step 276 in FIG. 19). At 0
If there is any unposted data, step 175
-The remaining data in 181 is the end of the new performance data
To be added.
That is, in step 175, the write track
Compare TRKWT and read track TRKRD,
The sequencer based on the write pointer WPT
Track change data to read track in memory 18
(2 bytes) is written (steps 176 to 177),
Pointer WPT is advanced by 2 counts to the next write address
After (step 178), the process proceeds to step 179. on the other hand,
The write track TRKWT and the read track TRKRD
If they match, step 175 directly proceeds to step 179
Proceed to.
Thereafter, in step 179, the sequencer
Address specified by the read pointer RPT in the memory 18
Until F2H (end mark) is read from the
Of the old performance data area addressed by the read pointer RPT
Writes new performance data addressed by the write pointer WPT.
To the data area (steps 180 to 181). En
If a mark is detected, the process proceeds to step 182, where the write port
End to sequencer memory 18 based on inter WPT
The mark F2H is written, and the sequence is executed at step 183.
Register the last address WPT of the performance data in the register SONGEND.
Then, the process returns to the main processing (FIG. 8).
[0064]17. Play timer interrupt processing
In the recording device shown in FIG.
Hour, time interval data read from the sequencer memory 18
The decrement counter 76 of the tempo generator 26
(FIG. 5) is preset (step 263). Ten
The port generator 26 counts down the clock φ by the counter 76.
When the count value output reaches OH, the reproduction interrupt signal P
Generate LAYIRQ. The CPU 10 receives the reproduction interrupt signal.
No. PLAYIRQ based on the playback interrupt processing of step 400
(FIG. 23). With this, this recording device
In the case of being recorded in the sequencer memory 18,
Event data is displayed at intervals (event timing).
Read.
That is, referring to FIG.
At 401, the performance mode JOB is determined. Of performance data
Since reading is not performed when stopped, the performance mode is stopped (J
If OB = 0), the original processing is to cancel the interrupt as it is
Return to. On the other hand, the performance mode is not stopped (JOB ≠
0), the write time register RECC in step 402
Add (LNEST-LNSAM) to NT. here
In LNRES, when recording (JOB = 2), the previous playback
Key event data is inserted between the interruption and the current playback interruption.
Time, if read, the time read from the previous playback interrupt
The remaining time after key event data input for the interval LEN
LNSAM indicates the progress after inputting this key event data.
Time.
Subsequently, the register LNSAM is cleared.
(Step 403), the remaining time LNRES is set to the time interval
After setting to the register LEN (step 404),
To the sequencer memory 18 based on the write pointer WPT
Mark F4H, upper 7 bits of register LEN and
3 bytes consisting of the lower 7 bits of the register LEN
Write the interval data (step 405), and
Advance the counter WPT by 3 counts to the next write address.
Step 406).
In step 407, the write track number T
RKWT is compared with the read track number TRKRD,
If it is, cut the writing track in the same way as the reading track.
To change, the track number TR is stored in the register TRKWT.
Stores KRD, identification mark FFH and new track number
2-byte track change data consisting of TRKWT
And write the pointer WPT to the next write address 2
The operation proceeds (steps 408 to 410). Step 4
07, the write track and the read track are the same.
If so, the processing of steps 408 to 410 is skipped.
Subsequently, the event data at the current timing
-Data and time interval data or data until the next event
The read mark is read.
Exactly the same as in the start process (Fig. 14)
Here, the same step numbers are assigned and the description is omitted.
[0069]18. Recording timer interrupt processing
In the recording device shown in FIG.
The increment counter 72 (FIG. 5) changes the clock φ to 25.
Recording interrupt signal RECIR generated every time 6 counts
Execute the following interrupt processing (step 500) based on Q
I do. Referring to FIG. 24, in step 501, the performance mode is set.
-Check the JOB. Recording timer interrupt is the recording mode
Since the processing is necessary only in the mode, the performance mode
If not (JOB = 2), the interrupt is immediately released. one
On the other hand, if it is a record, the register LNSA
Stores the elapsed time since the last key event data input in M
I do. That is, this register LNSAM has a counter
Each time 72 (Fig. 5) overflows, the above key is
The elapsed time after the input of the vent data is stored. Steps
RECC of (100H-RECCNT) in 502
In NT, after the key event data is input, the counter 72
This is the term for calculating the time until the overflow.
After the calculation, it is cleared (step 503).
In step 504, the elapsed time LNSAM is calculated
It is determined whether 3FFFFH has been exceeded. This recording device
Means that the time interval counter (76 in FIG. 5) is 14
Time interval is the maximum value of 14 bits.
If it exceeds 3FFFH, it must be
This is for recording the data by dividing it into several time interval data. did
Therefore, if the elapsed time LNSAM is 3FFFH or less,
Release the interrupt as it is. On the other hand, if you exceed 3FFFH,
3FF each from LNSAM and LNRES
FH is subtracted (steps 505 and 506), and the pointer W
3-byte data indicating time interval 3FFFFH based on PT
Write data F4H, 7FH, 7FH (step 50).
7), count pointer WPT to next write address 3
After proceeding, the process returns to the original process.
[0071]19. Input interrupt processing
Any of the input devices 20 (FIG. 3) of the recording device of FIG.
Key event data is input to the input terminals Ti1 to Ti8
Then, this data is stored in the input data registers INBUF0 to INBUF0.
Stored in INBUF7 and from OR gate 62
An interrupt signal INPUT IRQ is generated. CPU 10
Of step 600 based on the interrupt signal INPUT IRQ of
Execute input interrupt processing.
Referring to FIG. 25, first, the input interrupt number
Terminal number n input from register INIRQNO
Is read and stored in the input terminal register INTRM.
Step 601), 3 bytes from the register INBUFn
The key event data is read and the input buffer IN1 ~
Each byte is stored in IN3 (step 602). Sa
In addition, the MIDI channel included in the identification mark IN1
To register INCH, key code IN2 and touch
Store information IN3 in registers KC and TCH, respectively
(Steps 603 and 604), the input / output status table
(FIG. 6). 0-63 recording tracks
Input terminal TBL (i, 1) and MIDI channel
Flannel TBL (i, 2) are respectively INTRM and IN
CH and the track mode TBL (i, 5) is
Search for the recording mode (= 2) (step 6)
05-608). Here, No. From track 0
To find a track that meets the above criteria,
The process proceeds from step 606 to step 611.
At step 611, the detected track number
The number i is stored in the register TRKIN. Then,
Rack output terminal TBL (TRKIN, 3) and output MID
Read the I channel TBL (TRKIN, 4)
OUTTRM and OUTCH (step 61)
2), MIDI channels of input data IN1 to IN3
The output data OUT1 to OUTCH obtained by replacing the data with OUTCH
OUT3 is created (step 613), and the output data
Is sent to the output terminal OUTRM, and then the step 620 is executed.
Executes the input-side key buffer processing (FIG. 26).
You.
[0074]20. Input side key code processing
Referring to FIG. 26, in step 621, the input data is
Either key-on or key-off event data
Is determined. If it is a key-on event, step 62
2 is empty among 32 buffers of track TRKIN
The key code KC (= IN2)
Thereafter, the processing returns to the original processing (step 625 in FIG. 25). Ki
-If it is an off event, track TR in step 623
Same as key code KC among 32 buffers of KIN
After clearing the stored data,
It returns to the process (step 625 in FIG. 25).21. Input interrupt processing (continued)
Referring to FIG. 25, in step 625, performance mode J
Check OB. Writing of input data is recorded (JOB =
2) It must be in recording mode because it is performed only at the time.
In this case, the interrupt is immediately released and the process returns to the original processing. Meanwhile,
If it is in the recording mode, proceed to step 631 to proceed to the previous key event.
The data write time RECCNT is set in the register OLDRC.
After writing to NT, at step 632, write counter
The current time indicated by the timer RECTIMER (Fig. 5) is recorded.
Write to the register RECCNT. Next, LNSAM +
(RECCNT-OLDRCNT) calculated and time interval
It is stored in the register LEN (step 633), and LNRE
ST-LEN is calculated and the remaining time register LNRES is calculated.
(Step 634), and clears the register LNSAM.
(Step 635). Further, the write pointer W
3 bytes of time in the sequencer memory 18 based on PT
The interval data is written (step 636), and the pointer W
PT is advanced by 3 counts to the next data write address (scan
Step 637) After that, the write track number T of the input data
RKIN and current write track number TRKWT
Compare.
The write track TRKIN for input data is
If it is different from the current write track TRKWT, the write track
Change TRKWT to TRKIN, and write pointer W
2-byte track chain in memory 18 based on PT
Write data (FFH and TRKWT)
Advances the counter WPT by 2 counts to the next write address
(Steps 639 to 641). On the other hand, writing input data
The track TRKIN and the current writing track TRKWT
Are the same, the processing of steps 639 to 641 is skipped.
Step. Then, based on the write pointer WPT,
Write 3-byte input data IN1 to IN3 to 18
The write pointer WPT to the next write address
After proceeding the count (steps 642 and 643), release the interrupt.
Then, the processing returns to the original processing.
[0076]22. Explanation of one operation example
FIG. 27 shows an operation example of the recording device of FIG. here
Then key event data K1 , KTwo , KThree And KFour Or
Playback data (former sequence data) shown in FIG.
Ni key event data KA And KB Input data consisting of
(B) New sequence data obtained by over-recording data
The operation when recording data is based on changes in the data in each register.
Will be described.
* Recording start and key event data K1
Processing
When the recording switch 44 is turned on, the processing is turned on.
Through the song start process (FIG. 13).
), And in step 203, the write time register REC
Store the value 0 of the write timer RECTIMER in CNT,
Clear elapsed time register LNSAM in step 204
I do. Next, key-on or key-off event processing
(Fig. 16 or 17), and key event data K
1 From the old sequence data area (Step 2)
21) and writing to the new sequence data area (step
223). Return to the song start process
This time, the process proceeds to the time interval data processing (FIG. 18).
Raw timer PLAYTIMER and remaining time register L
Set NRES to 8 which is the time interval data.
(Steps 263 and 264). Dozens of steps above
Processing is essentially from a macro standpoint as a performance sound
It is executed in a short time so as to be regarded as simultaneous. The following keys
The processing of event data is executed instantly when viewed from a macro perspective.
It is.
* Key event data KA Processing
Key event data KA Is entered, input interrupt processing
(Fig. 25) to read data KH (step
602), and then the write time register RECCNT is old.
Data 0 is saved to old write time register OLDRCNT
And then update to the new RECTIMER value (write time) 5.
New (steps 631, 632). More key events
To K1 To KA Time interval LEN = LNSAM +
(RECCNT-OLDRCNT) = 0 + (5-0) =
5 and KA To KTwo Remaining time until LNEST = old
Calculate LNEST-LEN = 8-5 = 3 and calculate elapsed time
LNSAM cleared (steps 633-635)
After that, time interval data LEN and input key event data
Write KH to the new sequence data area (step
636, 642).
* Key event data KTwo Processing
Playback timer PLAYTIMER drops preset value 8
When the counted value reaches 0, the reproduction interruption processing (second
3). Then, the write time RECCNT is changed to the old one.
RECCNT + (LNEST-LNSAM = 5 + (3
−0) = 8, update LNSAM, clear
K as the interval LENA To KTwo Remaining time LNR until
Set EST = 3 and set new time interval LEN = 3
After writing to the area (steps 402-405),
-Proceed to event processing (Fig. 16 or 17)
Vent data KTwo Read and write (step 2)
21, 223). Further, return to step 205 in FIG.
This time, the process proceeds to the time interval data processing (FIG. 18).
Raw timer PLAYTIMER and remaining time register L
Set 5 which is the time interval data to NEST
(Steps 263 and 264).
* Key event data KThree Processing
This data KThree Is the data KTwo Line in the same way as
Be done. That is, the write time RECCNT is changed to the old REC.
CNT + (LNEST-LNSAM = 8 + (5-0)
= 13, clear LNSAM, and more time
K as other LENTwo To KThree Remaining time LNRES until
Set T = 5 and set time interval LEN = 5 to new data
(Steps 402 to 405)
Proceed to venting (Fig. 16 or 17)
Data KThree To read and write (step 22)
1,223). Further, returning to step 205 in FIG.
This time, the process proceeds to the time interval data processing (FIG. 18).
Raw timer PLAYTIMER and remaining time register L
NRES is set to 250, which is the time interval data.
(Steps 263 and 264).
* Record interruption processing
The recording timer RECTIMER is a self-propelled 8-bit counter.
This counter counts up to 255 and
When the count value becomes 0, the recording timer interrupt (Fig. 24) is executed.
Run. Here, the elapsed time LNSAM is replaced by the old LNSAM
+ (100H-old RECCNT) = 0 + (256-1
3) Update to = 243 and clear RECCNT.
* Key event data KB Processing
This data KB Processing is KA Is executed in the same way as sand
That is, data KB Is read (step 602) and written
The old data 0 of the time register RECCNT is changed to the old write time
Save to register OLDRCCNT and register RECCN
Set a new RECTIMER value (write time) 1 to T
(Steps 631, 632), and event KThree To KB
Time interval LEN = LNSAM + (RECCNT−
(OLDRCNT) = 243 + (1-0) = 244 and
KB To KFour Remaining time until LNEST = old LNRE
ST-LEN = 250-244 = 6 is calculated and the elapsed time
LNSAM cleared (steps 633-635)
After that, the time interval data LEN = 244 and the input key
Data KB To the new sequence data area
(Steps 636, 642).
* Key event data KFour Processing
This data KFour Is the data KThree Line in the same way as
Be done. That is, the write time RECCNT is changed to the old REC.
CNT + (LNEST-LNSAM = 1 + (6-0)
Update to = 7, clear LNSAM, and time interval
K as LENB To KFour Remaining time up to LNEST
= 6, set the time interval LEN = 6 to the new data area
(Steps 402 to 405)
Process (Fig. 16 or 17) and key event
Data KFour (Step 221)
223). Further, returning to step 205 in FIG.
This time, the process proceeds to the time interval data processing (FIG. 18),
Ima PLAYTIMER and remaining time register LNR
Set the time interval data of 10 to EST
(Steps 263, 264).
As described above, in this embodiment, the reproduction
When recording performance sounds, the timing information
Because calculations are based on data,
When using the recording timer value at the time of recording as the
Such multiplexing does not increase the playing time.
[0085]
The present invention is limited to the above embodiment.
It is not specified, and applied with various modifications as follows
can do.
For example,
1. In the above, it is stored in the sequencer memory 18
The case where the sequence data is one song has been described,
It may be several songs.
2. I used keypress information as sequence data,
Other event information, such as a change, can also be used.
3. I / O key buffer IKCBUF, OKC
BUF is prepared for each track, but it is prepared for each terminal or channel.
You may prepare for every channel etc.
4. The clock may be supplied externally.
5. You can have any number of tracks.
6. In the above embodiment, the display is omitted for simplification.
However, if necessary, a means for displaying necessary information should be provided.
Is also good.
7. Edit, delete, copy, modify, etc.
It is easy to add a cut function.
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る多重録音装置のハ
―ドウエア構成図である。
【図2】 操作パネル外観図である。
【図3】 入力装置のより詳細を示す回路図である。
【図4】 出力装置のより詳細を示す回路図である。
【図5】 テンポ発生器のより詳細を示す回路図であ
る。
【図6】 入出力状態設定の説明図である。
【図7】 シ―ケンスデ―タフォ―マット図である。
【図8】 メイン処理のフロ―チャ―トである。
【図9】 INC/DECスイッチ処理のフロ―チャ―
トである。
【図10】 UP/DOWNスイッチ処理のフロ―チャ
―トである。
【図11】 LEFT/RIGHTスイッチ処理のフロ
―チャ―トである。
【図12】 PLAYスイッチオン処理のフロ―チャ―
トである。
【図13】 RECスイッチオン処理のフロ―チャ―ト
である。
【図14】 ソングスタ―ト処理のフロ―チャ―トであ
る。
【図15】 トラックチェンジ処理のフロ―チャ―トで
ある。
【図16】 キ―オンイベント処理のフロ―チャ―トで
ある。
【図17】 キ―オフイベント処理のフロ―チャ―トで
ある。
【図18】 時間間隔デ―タ処理のフロ―チャ―トであ
る。
【図19】 エンドマ―ク処理のフロ―チャ―トであ
る。
【図20】 STOPスイッチオン処理のフロ―チャ―
トである。
【図21】 オ―ルキ―オフ処理のフロ―チャ―トであ
る。
【図22】 キ―オフ書込処理のフロ―チャ―トであ
る。
【図23】 再生タイマ割込処理のフロ―チャ―トであ
る。
【図24】 記録タイマ割込処理のフロ―チャ―トであ
る。
【図25】 入力割込処理のフロ―チャ―トである。
【図26】 入力側キ―コ―ド処理のフロ―チャ―トで
ある。
【図27】 第1図の装置における一動作例を示す説明
図である。
【符号の説明】
10:CPU、12:バスライン、14:プログラムメモリ、
16:レジスタ群、18:シ―ケンサメモリ、20:入力装
置、22:出力装置、24:スイッチ群、26:テンポ発生
器、42:再生スイッチ、44:記録スイッチ、46:停止ス
イッチ、IKCBUF:入力側キ―コ―ドバッファ、O
KCBUF:出力側キ―コ―ドバッファ、TBL(csx
,csy ):入出力状態設定レジスタ。BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a hardware configuration diagram of a multiplex recording apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is an external view of an operation panel. FIG. 3 is a circuit diagram showing the input device in more detail. FIG. 4 is a circuit diagram showing more details of the output device. FIG. 5 is a circuit diagram showing more details of a tempo generator. FIG. 6 is an explanatory diagram of input / output state setting. FIG. 7 is a sequence data format diagram. FIG. 8 is a flowchart of a main process. FIG. 9 is a flowchart of an INC / DEC switch process.
It is. FIG. 10 is a flowchart of an UP / DOWN switch process. FIG. 11 is a flowchart of a LEFT / RIGHT switch process. FIG. 12 is a flowchart of a PLAY switch on process.
It is. FIG. 13 is a flowchart of a REC switch on process. FIG. 14 is a flowchart of a song start process. FIG. 15 is a flowchart of a track change process. FIG. 16 is a flowchart of key-on event processing. FIG. 17 is a flowchart of a key-off event process. FIG. 18 is a flowchart of time interval data processing. FIG. 19 is a flowchart of an end mark process. FIG. 20 is a flowchart of a STOP switch on process.
It is. FIG. 21 is a flowchart of an walk-off process. FIG. 22 is a flowchart of a key-off writing process. FIG. 23 is a flowchart of a reproduction timer interrupt process. FIG. 24 is a flowchart of a recording timer interrupt process. FIG. 25 is a flowchart of an input interrupt process. FIG. 26 is a flowchart of the input side key code processing. FIG. 27 is an explanatory diagram showing an operation example of the apparatus in FIG. 1; [Description of References] 10: CPU, 12: bus line, 14: program memory,
16: register group, 18: sequencer memory, 20: input device, 22: output device, 24: switch group, 26: tempo generator, 42: playback switch, 44: record switch, 46: stop switch, IKCBUF: Input side key code buffer, O
KCBUF: Output side key code buffer, TBL (csx
, Csy): I / O status setting register.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10H 1/00 101 - 102 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on front page (58) Field surveyed (Int. Cl. 6 , DB name) G10H 1/00 101-102
Claims (1)
録した演奏情報を外部へ出力する演奏記録再生装置にお
いて、 外部から複数パートの演奏情報を入力する入力端子と、 前記入力端子から入力された演奏情報を記録する記録手
段であって前記複数パートの演奏情報を記録可能なもの
と、 それぞれが演奏情報を出力する複数の出力端子と、 入力された演奏情報を出力する出力端子を前記複数パー
トの各パート毎にそれぞれ設定する第1の設定手段と、 記録されている演奏情報を出力する出力端子を前記複数
パートの各パート毎に設定する第2の設定手段と、 前記記録手段に記録された演奏情報の再生を指示する再
生指示手段と、 前記入力端子から入力される演奏情報の記録を指示する
記録指示手段と、 前記再生指示手段により再生が指示されている時には、
前記記録手段に記録されている演奏情報を前記第2の設
定手段での設定に基づく出力端子から出力し、前記記録
指示手段により記録が指示されている時には、前記入力
端子より入力される演奏情報を前記第1の設定手段での
設定に基づく出力端子から出力するとともに、前記記録
手段に記録されている演奏情報を前記第2の設定手段で
の設定に基づく出力端子から出力する出力手段とを備え
たことを特徴とする演奏記録再生装置。 2.演奏情報を記録も再生も禁止する停止モードと演奏
情報の再生を可能とする再生モードとの少なくとも2つ
のモードを有し、 前記設定手段は、前記入力グループと出力グループに加
え、前記モードのうち1つのモードを各パート毎に設定
可能であり、 前記出力手段は、再生が指示されているときには前記設
定手段によって設定される出力グループのなかで、停止
モードに設定されているパートについては出力端子から
出力せずに、少なくとも再生モードに設定されているパ
ートについて出力端子から出力することを特徴とする請
求項1に記載の演奏記録再生装置。 3.演奏情報を記録も再生も禁止する停止モードと演奏
情報の記録が可能な記録モードとの少なくとも2つのモ
ードを有し、 前記設定手段は、前記入力グループと出力グループに加
え、前記モードのうち1つのモードを各パート毎に設定
可能であり、 前記出力手段は、記録が指示されているときには、前記
入力端子から入力される演奏情報および前記記録手段に
記録されている演奏情報のなかで、停止モードに設定さ
れているパートについては出力端子から出力せずに、少
なくとも記録モードに設定されているパートについて出
力端子から出力することを特徴とする請求項1に記載の
演奏記録再生装置。 4.外部から入力された演奏情報を記録するとともに記
録した演奏情報を外部へ出力する演奏記録再生装置にお
いて、 それぞれが複数パートの演奏情報を1つの入力グループ
として入力可能な複数の入力端子と、 外部から入力された演奏情報を記録する記録手段であっ
て複数パートの演奏情報を記録可能なものと、 それぞれが複数パートの演奏情報を1つの出力グループ
として出力可能な複数の出力端子と、 前記入力端子より入力される演奏情報と前記記録手段に
記録されている演奏情報とを出力する出力グループを出
力端子別のグループとして設定する設定手段であって、
前記出力グループを前記入力グループとは独立に設定可
能なものと、 記録された演奏情報の再生を指示する再生指示手段と、 入力される演奏情報の記録を指示する記録指示手段と、 前記再生指示手段により再生が指示されているときに
は、前記記録手段に記録されている演奏情報を前記設定
手段での設定に基づき、前記出力端子から複数のパート
で構成される出力グループとして出力し、前記記録指示
手段により記録が指示されているときには、前記入力端
子より入力される演奏情報と前記記録手段に記録されて
いる演奏情報とを前記設定手段での設定に基づき、前記
出力端子から複数のパートで構成される出力グループと
して出力する出力手段とを備えたことを特徴とする演奏
記録再生装置。 5.演奏情報を記録も再生も禁止する停止モードと演奏
情報の再生を可能とする再生モードとの少なくとも2つ
のモードを有し、 前記設定手段は、前記入力グループと出力グループに加
え、前記モードのうち1つのモードを各パート毎に設定
可能であり、 前記出力手段は、再生が指示されているときには前記設
定手段によって設定される出力グループのなかで、停止
モードに設定されているパートについては出力端子から
出力せずに、少なくとも再生モードに設定されているパ
ートについて出力端子から出力することを特徴とする請
求項4に記載の演奏記録再生装置。 6.演奏情報を記録も再生も禁止する停止モードと演奏
情報の記録が可能な記録モードとの少なくとも2つのモ
ードを有し、 前記設定手段は、前記入力グループと出力グループに加
え、前記モードのうち1つのモードを各パート毎に設定
可能であり、 前記出力手段は、記録が指示されているときには、前記
入力端子から入力される演奏情報および前記記録手段に
記録されている演奏情報のなかで、停止モードに設定さ
れているパートについては出力端子から出力せずに、少
なくとも記録モードに設定されているパートについて出
力端子から出力することを特徴とする請求項4に記載の
演奏記録再生装置。(57) [Claims] A performance recording / reproducing apparatus for recording performance information input from outside and outputting the recorded performance information to the outside, comprising: an input terminal for inputting performance information of a plurality of parts from outside; and a performance information input from the input terminal. Recording means for recording the performance information of the plurality of parts, a plurality of output terminals each for outputting the performance information, and an output terminal for outputting the input performance information to each part of the plurality of parts First setting means for setting each of the plurality of parts; second setting means for setting an output terminal for outputting recorded performance information for each of the plurality of parts; and performance information recorded in the recording means. Playback instructing means for instructing playback of the music piece, recording instructing means for instructing recording of performance information inputted from the input terminal, and playback instructing by the playback instructing means. By the time being,
The performance information recorded in the recording means is output from an output terminal based on the setting by the second setting means. When recording is instructed by the recording instruction means, the performance information inputted from the input terminal is outputted. And output means for outputting the performance information recorded in the recording means from an output terminal based on the setting in the second setting means, while outputting the output information from the output terminal based on the setting in the first setting means. A performance recording / reproducing device comprising: 2. It has at least two modes: a stop mode for inhibiting recording and playback of performance information and a playback mode for enabling playback of performance information. In addition to the input group and the output group, the setting means includes: One mode can be set for each part, and the output means outputs an output terminal for a part set to the stop mode in an output group set by the setting means when reproduction is instructed. 2. The performance recording / reproducing apparatus according to claim 1, wherein at least a part set in a reproduction mode is output from an output terminal without being output from the reproduction mode. 3. There are at least two modes: a stop mode in which neither performance information is recorded nor reproduced, and a recording mode in which performance information can be recorded. The setting means includes one of the modes in addition to the input group and the output group. One mode can be set for each part. When recording is instructed, the output means stops the performance information input from the input terminal and the performance information recorded in the recording means. 2. The performance recording / reproducing apparatus according to claim 1, wherein a part set in a recording mode is output from an output terminal without outputting a part set in a mode from an output terminal. 4. A performance recording / reproducing apparatus for recording performance information input from outside and outputting the recorded performance information to the outside, comprising: a plurality of input terminals each capable of inputting performance information of a plurality of parts as one input group; Recording means for recording input performance information, capable of recording performance information of a plurality of parts; a plurality of output terminals each capable of outputting the performance information of the plurality of parts as one output group; Setting means for setting an output group for outputting performance information input from the input means and performance information recorded in the recording means as a group for each output terminal,
An output group that can be set independently of the input group; reproduction instruction means for instructing reproduction of recorded performance information; recording instruction means for instructing recording of input performance information; When reproduction is instructed by the means, the performance information recorded in the recording means is output from the output terminal as an output group composed of a plurality of parts based on the setting by the setting means, and the recording instruction is output. When recording is instructed by the means, the performance information input from the input terminal and the performance information recorded in the recording means are composed of a plurality of parts from the output terminal based on the setting by the setting means. Output means for outputting as an output group to be performed. 5. It has at least two modes: a stop mode for inhibiting recording and playback of performance information and a playback mode for enabling playback of performance information. In addition to the input group and the output group, the setting means includes: One mode can be set for each part, and the output means outputs an output terminal for a part set to the stop mode in an output group set by the setting means when reproduction is instructed. 5. The performance recording / reproducing apparatus according to claim 4, wherein at least a part set in a reproduction mode is output from an output terminal without being output from the output terminal. 6. There are at least two modes: a stop mode in which neither performance information is recorded nor reproduced, and a recording mode in which performance information can be recorded. The setting means includes one of the modes in addition to the input group and the output group. One mode can be set for each part. When recording is instructed, the output means stops the performance information input from the input terminal and the performance information recorded in the recording means. 5. The performance recording / reproducing apparatus according to claim 4, wherein the part set in the mode is not output from the output terminal, but at least the part set in the recording mode is output from the output terminal.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8352613A JP2894306B2 (en) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | Performance recording and playback device |
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---|---|---|---|
JP8352613A JP2894306B2 (en) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | Performance recording and playback device |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62024867A Division JPH0797270B2 (en) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | Performance recording / playback device |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30956098A Division JP3307598B2 (en) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | Performance recording and playback device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09190182A JPH09190182A (en) | 1997-07-22 |
JP2894306B2 true JP2894306B2 (en) | 1999-05-24 |
Family
ID=18425251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8352613A Expired - Fee Related JP2894306B2 (en) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | Performance recording and playback device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2894306B2 (en) |
-
1996
- 1996-12-16 JP JP8352613A patent/JP2894306B2/en not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
「キーボード・マガジン別冊デジタル・ミュージック・マガジンNo.1」株式会社リットーミュージック,株式会社新人社,昭和60年6月30日,P.136−137,P.142 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09190182A (en) | 1997-07-22 |
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---|---|---|---|
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